JP2009168951A - 医療問診トレーニングシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】モニター画面を用いて患者キャラクタに設定されている病気の症状を獲得するための医療問診の手順を、モニター画面を用いて学習できるようにした医療問診トレーニングシステムを提供する。
【解決手段】病名に基づく症状データが予め定められた患者キャラクタの画像を表示する表示手段と、前記患者キャラクタに対する使用者の問診音声を入力する音声入力手段と、前記音声入力手段により入力される音声をデータ化して、当該音声データからキーワードを認識する音声認識手段と、前記認識したキーワードから問診の質問内容を特定する質問特定手段と、前記患者キャラクタに対して前記特定した質問に対応する回答データを基に音声を生成する音声出力生成手段と、前記患者キャラクタに対して症状を入力するカルテ入力手段と、前記カルテ入力手段により入力される症状を、前記患者キャラクタの予め定められた病名に基づく症状データと比較して前記使用者の問診を評価する問診内容評価手段を有することを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は,モニター画面を用いる医療問診トレーニングシステムに関する。
医療技術の一環として,患者に対する問診行為は的確な患者の病気を診断し,適切な投薬,施術を施す上で重要な行為である。
かかる問診行為における患者との会話における手順の稚拙さ,質問内容の不適切さから患者に不快感あるいは苦痛を与え,的確な病気の判断の情報が得られないという場合も生じる。
そして,かかる問診行為は,一定のトレーニングによって技術の向上が期待できる。しかし、これまで,かかるトレーニングとして,医者自身が患者との実際の問診の機会を積み重ね,あるいは,経験ある医者の問診に同席して学習するといった対応が専らであった。
コンピュータを利用してかかる問診をトレーニングできることが望まれている。これまで、コンピュータを利用して遊戯者(使用者)が、画面に表示されたキャラクタとの対話を行う技術として、特許文献1に記載の発明が知られている。かかる特許文献1に記載の発明では、グラフィックベースのキャラクタ型対話エージェントによる情報提供システムにおいて、そのエージェントの振る舞いをユーザ(使用者)のパーソナリティに対応させて動的に変化させて、ユーザのニーズに即した情報の提供を行なうものである。
また、医療面談を含む実際の人間とのコミュニケーションを訓練する技術を提示するものとして特許文献2に記載の発明がある。かかる特許文献2に記載の発明は、画面に表示される電脳クライアントが、面談者(使用者)の発信する情報を受けて、言葉や表情などを面談者に返し、これにより相手の心理深層と表層にどのような差異が生じているかを使用者に知見させるというものである。
特開2005−196645号公報 特開2004−212687号公報
しかし、上記何れの特許文献1,2に記載の発明も遊戯者(使用者)の操作により画面上のキャラクタに影響を与えることはできても、予め定められているキャラクタの症状を遊戯者の操作によって、遊戯者が獲得するという技術ではない。
したがって,本発明の目的は,モニター画面を用いて患者キャラクタに設定されている病気の症状を獲得するための医療問診の手順を、モニター画面を用いて学習できるようにした医療問診トレーニングシステムを提供することにある。
上記の目的を達成する本発明に従う医療問診トレーニングシステムは,病名に基づく症状データが予め定められた患者キャラクタの画像を表示する表示手段と、前記患者キャラクタに対する使用者の問診音声を入力する音声入力手段と、前記音声入力手段により入力される音声をデータ化して、当該音声データからキーワードを認識する音声認識手段と、前記認識したキーワードから問診の質問内容を特定する質問特定手段と、前記患者キャラクタに対して前記特定した質問に対応するデータを基に音声の回答を生成する音声出力生成手段と、前記患者キャラクタに対して症状を入力するカルテ入力手段と、前記カルテ入力手段により入力される症状を、前記患者キャラクタの予め定められた病名に基づく症状データと比較して前記使用者の問診を評価する問診内容評価手段を、有することを特徴とする。
前記の問診内容評価手段は、その一態様として前記使用者が前記患者キャラクタに対する一の問診と前記問診に対する前記患者キャラクタの回答の組を1単位時間として記憶し、前記問診に要した単位時間数を評価する問診時間評価手段を有することを特徴とする。
さらに、前記問診内容評価手段は、前記患者キャラクタに対する問診の質問内容に対応する前記患者キャラクタの感情値の変動を求める患者感情評価手段を有することを特徴とする。
また、前記問診内容評価手段は、更に前記患者キャラクタに対する問診の質問内容に基づき、前記患者キャラクタとコミュニケーション評価値を求めるコミュニケーション評価手段を有することを特徴とする。
さらに又、一態様として、前記問診内容評価手段における問診時間評価手段による問診時間評価、前記患者感情評価手段による感情値、及び前記コミュニケーション評価手段によるコミュニケーション評価値に基づき、前記患者キャラクタに対する問診内容を総合して判定する総合評価出力手段を有することを特徴とする。
上記の特徴により、本発明によりコンピュータを利用して問診をトレーニングできるシステムが提供可能である。そして、病名に基づく症状が予め定められた患者キャラクタを増やすことにより、より多様な病気の患者に対応できる問診をトレーニングすることが可能にできる。
以下に図面に従い、本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明が適用された医療問診トレーニングシステムの概観斜視図である。装置本体1には、医療問診トレーニングを受ける医学生等である医療問診トレーニングシステムの使用者(以降、単に使用者という)に向かう方向に表示面を有する第1(メイン)と第2(サブ)の2つの表示部2,3、音声入力するためのマイク4、更に第1の表示部2に表示される患者アニメーションが発する音声を表示するスピーカ5を有している。第2の表示部3は、タッチパネル入力機能を有し、入力手段としての役割も有する。したがって、タッチパネル入力用ペン6が用意されている。
中央部に備えられているカメラ7は、その利用について本発明の実施とは直接に関係しないが、例えば、問診中の医学生(使用者)の映像を撮影し、装置本体1内の記録装置に保存して、再度表示して問診の振り返りを行なうために利用し、あるいは指導教授や他の医学生がトレーニングの様子を観察できるようにすることにも利用できる。
具体的には、問診の評価結果表示後に、当該問診の撮影映像を見るメニュー(項目)を追加して、振り返りとして見られるようにする構成や、初期画面で撮影映像を見るためのメニュー表示を行い、かかるメニューを選択した場合には撮影映像一覧の表示を行って確認することが可能である。
図2は、装置本体1内に収容され、本実施例を実現するためのコンピュータ装置の構成例ブロック図である。
図2において、各機能部は共通バス10を通してデータの授受を行う。ROM11は、各種固定記憶メモリ装置が使用可能であり、後に説明する本発明を実施するためのプログラム及びプログラムデータが格納されている。
RAM12は、プログラム実行中のデータが一時格納される。入力アンプ13Aを通して音声入力手段であるマイク13Bが接続され、出力アンプ14Aを通してスピーカ14Bが接続される。
グラフィック処理プロセッサ15により生成される画像はポリゴンで形成され、テクスチャーメモリ16に保持されるテクスチャが貼り付けられ、ビデオメモリ17に描画される。ビデオメモリ17に描画された画像データは順次読み出されて第1(メイン)と第2(サブ)の2つの表示部2,3に表示される。
CPU18は、ROM11に格納されたプログラムの実行により音声認識処理手段20、メイン制御手段21、及び問診内容評価手段22としての機能を有する。
CPU18における音声認識処理手段20により、ROM11に格納される音声認識プログラムによって音声入力手段により入力される使用者の音声をデータ化してキーワードを認識する。
メイン制御手段21の一機能として、音声認識処理手段により認識したキーワードから問診の質問内容を特定する質問特定手段を有する。
質問特定手段は、キーワードの組み合わせのテンプレートに基づき、対応する使用者の質問内容を特定する。このテンプレートは、プログラムデータの一部に含まれている。
例えば、1「患者名」、2「どうぞ」、3「お入り」及び4「ください」の4つのキーワードの組み合わせのテンプレートに基づき、使用者の質問内容が「(xx)さんお入りください。」という、診察室への患者(xx)を誘導するは内容であると特定する。
また別の例では、1「腹痛」、2「ほか」、3「何か症状は」、4「ありますか」の4つのキーワードの組み合わせのテンプレートに基づき、使用者の質問が「腹痛のほかに、何か症状はありますか」という質問内容であると特定する。さらに、質問特定手段は、前回の患者キャラクタの回答内容を記憶し、今回の使用者の発言(音声入力)が患者に対する「あいづち」や「共感」であるかを特定して、問診内容評価手段22にて回数をカウントする。
メイン制御手段21の他の機能として、音声出力生成手段と患者キャラクタ表示手段を有する。音声出力生成手段は、上記の質問特定手段により特定される質問内容に対して、シナリオテーブルに従って対応する患者キャラクタの所定の回答を求め、求められた回答を音声に変換してスピーカ14Bに出力する。患者キャラクタ表示手段は、患者キャラクタと、上記の音声出力と同様のメッセージを第1の表示部2に表示する。なお、患者キャラクタ表示手段において、患者キャラクタが辛そうにしている場合は重篤病態であることを表現する。この場合、患者キャラクタ表示手段は、重篤病態の患者キャラクタが患部を摩る動作や顔色の悪い表示を行い、ある程度の症状が外見から分かるように表示される。
また別の例では、音声認識処理手段によって、音声入力が開始されたと判断した場合、患者キャラクタが正面(使用者の方向)を向き、うなずくしぐさを表示する。または、患者を安心させるキーワードや、不安にさせるようなキーワードを予め定め、音声認識処理手段によって該当するキーワードが音声入力されたと判断した場合は、患者キャラクタの表情を変化させることもできる。これらにより、実際に患者キャラクタが使用者の話を聞いているような表現ができる。
かかる使用者により第1の表示部2に表示される患者キャラクタ(以降、単位患者と表記する)に対して問診を行い、これに対する患者の回答を得る処理を繰り返す。これにより、使用者は、患者に予め設定されている病名を判定する症状を得ることができる。
さらに、使用者は、第2の表示部3のタッチパネル機能によるカルテ入力手段を用いて、第2の表示部3に表示されるカルテ画像上の所定位置に得られた患者の症状を入力する。
さらにCPU18による問診内容評価手段22は、前記カルテ入力手段により入力される症状を、前記患者に予め定められた病名に基づく症状と比較し、使用者の問診を評価する。
問診内容評価手段22は更に上記評価結果に基づき、使用者の問診トレーニングの成績を評価する。その結果をメイン制御手段21により第1の表示部2に表示する。
ここで、他の実施例として、上記ROM11に含まれる本発明を実施するプログラム及びプログラムデータ、メイン制御手段21、問診内容評価手段22をサーバ側に持たせて、複数の装置本体1とサーバとを接続し、上述した問診内容評価の処理を実行するシステムとすることもできる。 これにより、上記プログラム及びプログラムデータの追加や更新を行う際、サーバ側のみ更新を行えば済むので、容易にバージョンアップ作業ができる。
図3は、上記実施例構成の医療問診トレーニングシステムの処理の概略フローである。図3の処理の事前処理として、メイン制御手段21によりトレーニングシステムの紹介、必要により使用者の認証を行う処理手順が事項される。しかし、図3では、かかる事前処理は本発明の特徴について必須の構成ではないので、簡単化のために図示省略している。
図3において、トレーニングシステムの使用が開始されると、面接メニュー(ステップS1)が開始される。
この面接メニューにおいて、メイン制御部21により第1の表示部2にユーザ(使用者)情報を表示する。一方、第2の表示部3に問診対象を選択する画面を表示する。
図4は、かかる面接メニュー(ステップS1)における第1、第2の表示部2,3の表示例である。
図4Aは、RAM12に保持されている使用者の過去トレーニング結果の情報に基づく第1の表示部2の表示例であり、使用者の過去10回の平均と過去10回の評価を表示している。
図4Bは、問診トレーニングプログラムの実行のための初期設定を行う画面例である。
図4Bに示す例では、患者選択フィールド100、病名選択フィールド110を有している。
患者選択フィールド100に実施例としてそれぞれ年代の異なる3人の患者がリストされている。患者リストの何れかの患者を第2の表示部3のタッチパネル機能により指定して選択できる。この患者リストの順序は、ランダムボタン101の押下により、メイン制御手段21によりランダム化できる。
病名選択リスト110には、実施例として4つの病名がリストされている。病名リストの何れかの病名を第2の表示部3のタッチパネル機能により指定して選択できる。この病名の順序もランダムボタン111の押下により、メイン制御手段21によりランダム化できる。
かかる患者リスト及び病気リストのランダム化により、使用者は、複数の組み合わせにより設定される問診シナリオによるトレーニングを実行することが可能である。
図4Bにおいて、更にサポートモードをON又はOFFに選択するフィールド123が表示されている。サポートモードをONとすることにより、問診トレーニング実行中、問診についての助言情報を得ることが可能である。
更に、図4Bにおいて、エンロール実行ボタン124を押下することにより、音声認識処理手段20により、使用者は音声認識をより確実にするために、自身の音声パターンを登録することができる。
最後に決定ボタン125を押下することにより、問診メニュー処理(ステップS1)が完了する。
問診メニュー処理(ステップS1)が終わると、問診処理(ステップS2)に移行する。
問診処理(ステップS2)においては、メイン制御手段21がシナリオテーブルを参照しながら処理が進行する。
ここで上記した問診メニュー処理(ステップS1)において表示される複数の患者名の患者のそれぞれに予め病名に基づく症状が定められ、プログラムデータの一部としてROM11に記憶されている。
そして、病名に基づく症状は、使用者の問診内容と対応してシナリオテーブルに予め設定されている。図5A,図5Bは、シナリオテーブルの一部を表示する図である。
実施例として、図4に示した20代,40代、60代の患者と関連して4つの病例について、面談シナリオが構成されている。
図5Aは、20代の患者を診察室への入室を促す場面(導入部)のシナリオテーブルの一部を示す図である。図5Bは、20代の患者が、過敏性大腸の症状を有している場合についての面談シナリオテーブルの一部を示す図である。
図5A,図5Bにおいて、シナリオ番号(I)順に医者(使用者)の発言(II)に対応して、当該発言が患者に自由な回答発言を求めるオープン形式か、「ハイ」又は「イイエ」の返事を求めるクローズ形式かの区別(III)と、問診展開における何れの項目であるか(図5には、導入部と、腹痛に関する質問の部の一部が対応している)(IV)と、サポートモードをONにしたとき(図4参照)、第1の表示部2に表示される補足説明(V)と、患者応答(VI)がそれぞれリストされている。
図5Aにおいて、例えば、シナリオ番号00001として、診察室から患者に対し、「(○○)さんお入りください」の呼びかけ(I)をする。これに対し、患者の応答(回答)(VI)が規定されている。
患者の応答(VI)は、また、患者の感情値[問診を行う使用者に対して不安を持っているか(不安A,B)、通常状態であるか(通常A)、あるいは安心感、好意的感情状態(好意A,B)であるか]に対応して応答の仕方が異なるように設定されている。感情値が低い場合は不安Aや不安Bの応答が選択されやすくなり、感情値が高い場合は好意Aや好意Bの応答が選択されやすくなる。かかる応答に対応する音声データは、プログラムデータの一部に含まれており、音声出力生成手段によって出力される。
シナリオテーブルの一部に、患者に対する質問に対して患者の感情値の変化値(VII)を記述している。かかる患者の感情値の変化値(VII)は、メイン制御手段21の一機能である問診時間評価手段22により、使用者の患者に対する質問内容により感情値が変化する。
例えば、問診の質問の一つ一つで変化し、予め設定されている感情値に対応して、患者にとって不安にさせるような質問の場合は、感情値が低下し、反対に患者が安心するような質問に対しては、感情値が増加するように設定されている。
図5A,図5Bのリストにおいて、複数回用とは、使用者が患者に対して同じ問い掛けを複数回繰り替えしている場合の応答である。かかる場合は、感情値がマイナスになるように設定されている。
上記のようなシナリオテーブルを用い、メイン制御手段21は、問診シナリオを進行する(ステップS2)。
図6は、問診シナリオ実行(ステップS2)において、患者が使用者の呼び掛けに応答して診察室に入室する際の画像である。図6Aには第1の表示部2に患者アニメーション画像が表示される。
一方、図6Bは、第2の表示部3に表示されるカルテの表面(患者情報と問診表内容)が表示される。なお、ここで表示されているカルテは記入前の状態である。
カルテ表示画面上のめくるボタン30部分をタッチペン6でタッチすると、メイン制御手段21は、グラフィックプロセッサ15をカルテの裏面の画像を生成するように制御し、第2の表示部3にカルテの裏面を表示する。
図7は、更に問診時のアニメーション画像の例である。図7Aは、第1の表示部2に表示される患者が着席した状態のアニメーション画像を示している。図7Bは、めくるボタン30をタッチペン6でタッチすることにより裏返されたカルテの裏面を第2の表示部3に表示している画像である。
図7Aにおいて、サポートアイコン31が表示されている。初期設定画(図4B参照)においてサポートモードフィールド123でサポートをONにしたときに、シナリオテーブルに予め定めた必要なシナリオ場面でサポートアイコン31が表示される。
サポートアイコン31が表示されると、第2の表示部3の画面にサポートボタン32が押せる(タッチペン6による指示を有効にする)ように表示される。
サポートボタン32にタッチすると、対応するシナリオ場面において、第1の表示部2にヘルプウインドウが表示され、そこに図5に示した対応する補足説明(V)が、表示される。これにより、使用者は、表示される補足説明(V)を読んで、どのような点に留意して問診を続ければよいかのアドバイスを受ける(ヘルプを聞く)ことができる。
すなわち、図8は、プログラムデータに含まれるヘルプテーブルの一部を示す図である。
図8におけるフラグとは、患者に対して問診を行った項目(入室、着席、辛そうなど)を記憶するものである。図8における項目は、患者に対する問診順序に従って、上から順番に設定されている。項目に該当する問診を行った場合にフラグをONに設定する。例外として、「フラグを立てる」(図8では「辛そう」)に該当する項目の説明を表示した場合は、問診をしなくてもフラグがONになるように設定している。この構成により、ヘルプウインドウには、フラグがOFFに設定されている順序の早いフラグ項目の説明から表示される。
また、図8における「フラグNG」は、予め設定された別項目のフラグがONの場合に、当該項目の説明は表示しないよう(フラグをON)にする。さらに、「ターン開始」は、フラグ設定と確認を始めるターン数(質問回数)を示し、「ターン終了」は、問診内容に関わらずフラグがONに設定されるターン数を示す。この「フラグNG」と、「ターン開始」、「ターン終了」により、例えば、使用者が患者に対して主訴を聞いた後あるいは問診の後半部に、患者に対して挨拶や辛いかどうかを確認するように促す説明がヘルプウインドウに表示されなくなり、対応するシナリオ場面にふさわしい説明がヘルプウインドウに表示される。
図7で説明したように、第1の表示部2にサポートアイコン31が表示されるときに、サポートボタン32をタッチすると、対応するシナリオ場面において、図8の対応するフラグ位置の説明が第1の表示部2に表示され、問診トレーニングを補助する補足説明(V)を聞くことができる。
さらに、図7Bにおいて、カルテ裏面が表示されている状態で、めくるボタン30をタッチすると再びカルテ表面が表示される。
図7Aにおいて、文字表示欄33には、使用者により聞き取りの誤認を避けるべく、患者の発言が文字で表示される。
また、図6B,図7Bで、第2の表示部3の画面にシステムボタン34が表示される。システムボタン34にタッチすると、システム関連のメニューが表示される。システム関連のメニューにおいて、例えば、音声の音量変更、サポート切替え等の設定入力が可能になる。
ここで、記入完了ボタン35をタッチすると、問診が終了しカルテ評価(ステップS3)に移行する。
図9は、カルテ評価(ステップS3)における表示部2,3の画面であり、図9Aにおいて、第1の表示部2において患者のアニメーション画像が消え、背景が暗く表示されている。
ここで、カルテについてさらに説明する。病例ごとにベースとなる予め用意されたテンプレートをプログラムデータの一部として有している。一例として「胃アニサキス」のテンプレートを示すと次のようである。
(時間 いつから)(発症の様子 どのように)(主訴)を訴えている。
痛みは、(主訴の部位 どこに痛みが)の(主訴の性質 どのような痛み)で(経過)。
(放散痛の有無、場所)。
(随伴症状 冷汗)。(随伴症状 熱)。(随伴症状 痒み)。
(随伴症状 嘔気、嘔吐)。(随伴症状 食欲不振)。(随伴症状 便通の異常)。
今回の腹痛の前に(発病の原因となるような食事)。
同じ食事をした人は、腹痛を訴えていない。
(対処)
(既往歴)
上記の( )の部分を選択すると、第2の表示部3に表示されるカルテに2,3個のプルダウン選択肢が表示される。
選択肢の一つを選択すると、その( )内の文字列が選択した選択肢になる。選択し、決定した( )をもう一度選択すると、同じように選択肢が出る。
( )に表示される選択肢は以下のように記載されている。
(選択できる場所)A:選択肢1 B:選択肢2 C:選択肢3
(時間 いつから)A:今日の明け方から B:数ヶ月前から C:数日前から
(発症の様子 どのように)A:突然の B:徐々に始まった C:時々の
(主訴)A:腹痛 B:頭痛 C:下痢
上記で、各選択肢1はその選択部分に対応する正解となる。
図9Bには、カルテに記入された選択項目が、予め設定された病例に対応するテンプレートにおける選択枝1と比較して一致した場合に正解とされ、不一致のときに不正解として採点されたカルテの状態が示されている。
さらに、第2の表示部3のカルテ評価(ステップS3)の画面に評価ボタン36が表示される。評価ボタン36をタッチすると、総合評価(ステップS4)に移行する。
図10は、問診内容評価手段22により評価される総合評価(ステップS4)における第1、第2の表示部2,3の表示例である。第1の表示部2には、星の数によって、各項目の評価と全体の評価値が表示されている。第2の表示部3には、病名マップが表示される。
問診内容評価手段22により評価される各項目についての実施例を説明する。
[ヘルプ使用回数]
図10Aに示す評価におけるヘルプ使用回数は、カルテに一項目でも入力していれば、「カルテの正解率」で点数を計算する。カルテを全く入力していなければ、先に図4で説明したサポートモード123をONにした時に、問診実行の過程でヘルプアイコンが表示されたときに、図8に示したヘルプテーブルの項目(ヘルプメニュー)をどれだけ開いているかに基づき点数を計算する。
カルテを全く記入せずに、面接を終了し評価に移ってしまう場合がある為、「カルテを全く記入しない」場合には、「ヘルプテーブルの項目をどれだけ開いているか」で評価をする。
なお、「ヘルプテーブルの項目」はカルテの内容と一致している部分が多いため、評価内容はカルテをきちんと記入した場合と同様の評価になる。
上記「カルテの正解率」の点数計算式は、次のように表せる。
カルテの正解数÷選択欄数×100点
また、「ヘルプテーブルを開いているか」の点数計算方法は、評価用判定フラグリストに病状別に記入されているフラグがどれだけ聞いているかで決定される。
すなわち、聞いたフラグ÷リストに記入されているフラグ数×100点を星の数に対応させて表示する。
[患者感情]
患者の感情を害することなく問診を行なうことが好ましい。したがって、患者の感情値の変化を判定し、患者の感情を害することなく問診が行なわれたか否かを評価する。患者の感情値が高ければ高いほど良い評価とする。
感情値÷2をそのまま得点として、星の数に対応させて表示する。
問診の質問一つ一つで感情値が変化する。当然患者にとって答えにくいと設定された質問や、複数回同様の質問を行った場合などは感情値を減算し、患者が安心すると設定された質問を行った場合は感情値を加算する。
[面接時間]
次に、面接にかかった時間(ターン数)によって評価する。ターン数とは、使用者の問いかけと、これに対する患者の応答(回答)の組を1ターンとしたときの、組の数を指す。このターン数は、患者から上手く症状を聞き出すことや、次に待つ患者のことなどを考え、短くても、長すぎても好ましくない。したがって、実施例としてターン数の範囲を次のような点数配分とし、星の数に対応させて表示する。
また、通常病態と重篤病態で対応関係を別とする設定も可能である。重篤患者に対しては、画面に表示された患者キャラクタの動作等によって症状を判断できるため、面接時間を少なくする方が良い。
通常病態用:
0点 ターン数 1〜5(少なすぎる場合)、35〜99(多すぎる場合)
20点 ターン数 6〜8、 28〜34
40点 ターン数 9〜11、23〜27
60点 ターン数12〜13、20〜22
80点 ターン数14〜15、17〜19
100点 ターン数16〜17
重篤病態用:
0点 ターン数 1〜 2(少なすぎる場合)、21〜99(多すぎる場合)
20点 ターン数 3〜 4、19〜20
40点 ターン数 5〜 6、17〜18
60点 ターン数 7〜 8、15〜16
80点 ターン数 9〜10、13〜14
100点 ターン数11〜12
[コミュニケーション]
問診によって患者との間で信頼関係を築くことが好ましい。したがって、患者とのコミュニケーションを判定し、患者から信頼を得ることができたかを評価する。
発言に対するあいづち・共感・オープン/クローズの回数を基にそれぞれ点数化し、三つの点数を足した値で、評価し、星の数に対応させる。
これら、あいづち・共感・オープン/クローズの回指数は、問診ステップS2の過程で、問診内容評価手段22がカウントして保持している。
使用者によるあいづちや共感の有無により、使用者が患者の話をしっかりと聞いているか、あるいは患者の身になって問診を行っているかを判断できる。なお、あいづち、共感の回数が少ない場合は患者の話を理解していないと判断し、多すぎる場合は患者に対していい加減な対応をしていると判断する。よって、あいづち、共感は、適度な回数が良い。
オープン/クローズとは自由の発言回答を求める「開かれた質問」あるいは、「イエス」、「ノー」回答を求める「閉じた質問」のことであり、「開かれた質問」の比率が高いと良い点数とする。これは、患者に対して自由に発言回答を求めることにより、病気に対する考えや治療に対する希望を尋ねることができたかを評価するためである。
実施例として、「あいづち」の点数は、次のように計算される。
全体のターン数―(あいづち数×3)について、次の点数配分とする。
±2 点数25
±4 点数20
±6 点数15
±8 点数10
±10 点数 5
±11以上 点数 0
同様に「共感」の点数は、次のように計算される。
全体のターン数―(共感数×4)について、次の点数配分とする。
±2 点数35
±4 点数30
±6 点数20
±10 点数10
±15 点数 5
±20以上 点数 0
さらに、オープン/クローズの点数は、次のように計算される。
オープンの質問÷全体質問数について、次の点数配分とする。・
100〜30% 点数40
29〜25% 点数35
24〜20% 点数30
19〜15% 点数20
14〜10% 点数10
9〜 0% 点数 0
[総合評価]
上記の全ての評価項目の点数を足して4で割って得られる評価点数を求め、星の数に対応させて表示する。
例えば、星ひとつを20点、星半分を10点として対応させて表示する。
図10に戻り説明すると、第2の表示部3に表示されるアドバイスボタン37をタッチするとアドバイス判断手段により評価値に対応してあらかじめテーブル化され、プログラムデータとして保持されているアドバイステキストが読み出され、表示される。
終了ボタン38をタッチすると、終了メニュー(ステップS5)に移行し、図11に示す終了メニューが表示される。
図11Bの第2の表示部3の選択ボタンにより、「最初から始める」、「新たに問診を始める」、あるいは「問診を終了する」を選択できる。
本発明が適用された医療問診トレーニングシステムの概観斜視図である。 装置本体1内に収容され、本実施例を実現するためのコンピュータ装置の構成例ブロック図である。 実施例構成の医療問診トレーニングシステムの処理の概略フローである。 面接メニュー(ステップS1)における第1、第2の表示部2,3の表示例である。 20代の患者を診察室への入室を促す場面(導入部)のシナリオテーブルの一部を示す図である。 20代の患者が、過敏性大腸の症状を有している場合についての面談シナリオテーブルの一部を示す図である。 問診シナリオ実行(ステップS2)において、患者が使用者の呼び掛けに応答して診察室に入室する際の画像を示す図である。 問診時のアニメーション画像の例を示す図である。 プログラムデータに含まれるヘルプテーブルの一部を示す図である。 カルテ評価(ステップS3)における表示部の画面を示す図である。 問診内容評価手段22により評価される総合評価(ステップS4)における第1、第2の表示部2,3の表示例を示す図である。 終了メニューが表示される画面の示す図である。
符号の説明
1 装置本体
2 第1(メイン)表示部
3 第2(サブ)表示部
4、13B マイク
5、14B スピーカ
10 共通バス
11 ROM
12 RAM
13A 入力アンプ
14A 出力アンプ
15 グラフィック処理プロセッサ
16 テクスチャーメモリ
17 ビデオメモリ
18 CPU
20 音声認識処理手段
21 メイン制御手段
22 問診内容評価手段

Claims (9)

  1. 病名に基づく症状データが予め定められた患者キャラクタの画像を表示する表示手段と、
    前記患者キャラクタに対する使用者の問診音声を入力する音声入力手段と、
    前記音声入力手段により入力される音声をデータ化して、当該音声データからキーワードを認識する音声認識手段と、
    前記認識したキーワードから問診の質問内容を特定する質問特定手段と、
    前記患者キャラクタに対して前記特定した質問に対応する回答データを基に音声を生成する音声出力生成手段と、
    前記患者キャラクタに対して症状を入力するカルテ入力手段と、
    前記カルテ入力手段により入力される症状を、前記患者キャラクタの予め定められた病名に基づく症状データと比較して前記使用者の問診を評価する問診内容評価手段を、
    有することを特徴とする医療問診トレーニングシステム。
  2. 請求項1において、
    前記問診内容評価手段は、前記使用者が前記患者キャラクタに対する一の問診と前記問診に対する前記患者キャラクタの回答の組を1単位時間として記憶し、前記問診に要した単位時間数を評価する問診時間評価手段を、
    有することを特徴とする医療問診トレーニングシステム。
  3. 請求項2において、
    前記問診内容評価手段は、さらに、前記患者キャラクタに対する問診の質問内容に対応する前記患者キャラクタの感情値を変動させて、患者感情を評価する患者感情評価手段を、
    有することを特徴とする医療問診トレーニングシステム。
  4. 請求項3において、
    前記問診内容評価手段は、さらに、前記患者キャラクタに対する問診の質問内容に基づき、前記患者キャラクタとコミュニケーション評価値を求めるコミュニケーション評価手段を、
    有することを特徴とする医療問診トレーニングシステム。
  5. 請求項4において、
    前記問診内容評価手段における問診時間評価手段による問診時間評価、前記患者感情評価手段による感情値、及び前記コミュニケーション評価手段によるコミュニケーション評価値に基づき、前記患者キャラクタに対する問診内容を総合して判定する総合評価出力手段を、
    有することを特徴とする医療問診トレーニングシステム。
  6. 請求項1において、
    前記予め定めた病名に対応して、問診により質問すべき項目と前記項目の順序を設定する手段と、
    前記使用者により質問された項目と、質問されていない項目とを記憶する手段とを有し、
    前記質問されていない項目の中で前記順序の早い項目についての情報を、前記使用者の選択に応じて出力する手段を、
    有することを特徴とする医療問診トレーニングシステム。
  7. 請求項4において、
    前記質問特定手段は、肯定又は否定のみの表現で回答できる質問か否かを区別して記憶し、前記コミュニケーション評価手段は、前記区別された質問数に応じて、前記コミュニケーション評価値を変化させる、
    ことを特徴とする医療問診トレーニングシステム。
  8. 前記質問特定手段は、前記患者キャラクタに対する問診内容が、前記患者キャラクタの発言に対するあいづち若しくは共感であるかを判定して記憶し、前記コミュニケーション評価手段は、前記判定されたあいづち若しくは共感の回数に応じて、前記コミュニケーション評価値を変化させる、
    ことを特徴とする医療問診トレーニングシステム。
  9. 請求項2において、
    前記患者キャラクタは、予め定められた病名に応じて重篤患者と通常患者とに区分され、
    前記問診時間評価手段は、前記問診に要した単位時間回数を評価する際に、前記患者キャラクタが重篤患者か通常患者かに応じて、問診時間評価を変更する、
    ことを特徴とする医療問診トレーニングシステム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011142381A (ja) * 2010-01-05 2011-07-21 Fujitsu Ltd オペレータ選定装置及びオペレータ選定プログラム
JP2012008226A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Morita Mfg Co Ltd 医療用実習装置、医療実習方法およびプログラム
JP2014026420A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Meijo University 薬物療法判断能力育成方法及び薬物療法判断能力育成プログラム
JP2015075615A (ja) * 2013-10-09 2015-04-20 学校法人 日本歯科大学 医療用実習装置

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