JP2009163183A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動画擬似輪郭及び動画ボケを防止することができるプラズマディスプレイ装置を提供することを課題とする。
【解決手段】1つの表示ラインを2本の表示電極からなる表示電極対で構成し、偶数表示ラインの前記表示電極対と奇数表示ラインの前記表示電極対とが交互に配列されたプラズマディスプレイパネル(10)と、前記プラズマディスプレイパネルの上下に隣接する1つの偶数表示ライン及び1つの奇数表示ラインを1組として同一表示データを基に表示するために前記表示電極に電圧を供給する駆動回路(20,30)と、画像信号を基に画像の動きを検出する動き検出回路(140)と、前記画像の動きに応じて、前記1組みを構成する前記偶数表示ラインのサステインパルス数及び前記奇数表示ラインのサステインパルス数の比率を決定する比率決定回路(160,170)とを有するプラズマディスプレイ装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、プラズマディスプレイ装置に関する。
プラズマディスプレイ装置は、サブフレーム法により階調表現しているため、動画擬似輪郭、又は早い動きでの動画ボケが発生する。
特許文献1には、パネル部と、奇数フレームと偶数フレームとで構成されるインターレース信号の処理手段と、1フレーム期間を複数個のサブフレームに分割し、前記パネル部の上下に隣接する2つのセルを1つの組として、前記インターレース信号の1水平走査ラインに対応する信号で駆動する駆動部とを有し、前記駆動部は、前記複数のサブフレームのうちの少なくとも1つのサブフレームでの、前記2つのセルの各々の発光強度を異ならせるように駆動することを特徴とするプラズマディスプレイモジュールが記載されている。
図15は、特許文献1のプラズマディスプレイモジュールの駆動方法を示す図である。奇数フレーム及び偶数フレームのそれぞれにおいて上下の隣接する2ラインOL及びELを組みとして同一データを書き込む。サブフレームSFは、リセット期間Tr、アドレス期間Ta及びサステイン期間Tsを有する。サステイン期間Tsの発光期間が輝度に相当する。ラインOLが全点灯したときの輝度はLであり、ラインELが全点灯したときの輝度がR×Lである。この発光強度比Rを0から1のいずれかの割合とすることにより輝度を向上させることができる。
また、下記の特許文献2には、同じ方向に隣接して伸び、各表示セルの発光動作を行う表示電極と、各表示セルを分離する隔壁とを備え、前記表示電極のすべての間で表示ラインが形成されるドットマトリクス型ACプラズマディスプレイパネルをインターレース方式で駆動する駆動方法であって、インターレース信号の1ラインのデータを、隣接する2ラインで同時に表示し、奇フィールドと偶フィールドで、前記2ラインの表示重心をずらすことを特徴とするプラズマディスプレイパネルの駆動方法が記載されている。
図16は、特許文献2のプラズマディスプレイパネルの駆動方法を示す図である。奇数フィールドと偶数フィールドとで、前記隣接する2ラインの組みを1ラインずらしたライン同士で組みにすることにより垂直解像度の低下を抑制することができる。
国際公開第2007/004305号パンフレット 特開2003−233346号公報
本発明の目的は、動画擬似輪郭及び動画ボケを防止することができるプラズマディスプレイ装置を提供することである。
本発明のプラズマディスプレイ装置は、1つの表示ラインを2本の表示電極からなる表示電極対で構成し、偶数表示ラインの前記表示電極対と奇数表示ラインの前記表示電極対とが交互に配列されたプラズマディスプレイパネルと、前記プラズマディスプレイパネルの上下に隣接する1つの偶数表示ライン及び1つの奇数表示ラインを1組として同一表示データを基に表示するために前記表示電極に電圧を供給する駆動回路と、画像信号を基に画像の動きを検出する動き検出回路と、前記画像の動きに応じて、前記1組みを構成する前記偶数表示ラインのサステインパルス数及び前記奇数表示ラインのサステインパルス数の比率を決定する比率決定回路とを有し、前記駆動回路は、前記決定された比率のサステインパルス数のサステインパルスを前記表示電極に供給することを特徴とする。
画像の動きに応じてサステインパルス数の比率を決定することにより、動画擬似輪郭及び動画ボケを防止することができる。
図1は、本発明の実施形態によるプラズマディスプレイ装置の構成例を示すブロック図である。A/Dコンバータ110は、入力アナログ画像信号A1をデジタル画像信号A2に変換し、タイミング信号A3及びパリティ信号A4を出力する。中間調生成回路120は、入力画像信号A2を限られたビット数の点灯パターンで表示するために、誤差拡散やディザ処理にて中間調を生成する。例えば、中間調生成回路120は、整数部及び小数部を有する入力画像信号A2の小数部を誤差拡散し、整数部からなる画像信号をサブフレーム(SF)変換回路130に出力する。サブフレーム変換回路130は、中間調生成回路120から出力された画像信号を各サブフレームの点灯パターンに変換する。サブフレームについては、後に図12(A)を参照しながら説明する。動き検出回路140は、入力画像信号A2中の動いた画素を動きとして検出する。動き量判定回路150は、動き検出回路140で検出された動いた画素の数、又は動いた画素の動きの速さに応じて、動き量判定信号MVを決定する。動き量判定信号MVは、動いた画素の数が多いほど、又は動いた画素の動きが速いほど大きな値となる。静止画の場合は、動き量判定信号MVは0となる。発光強度比算出処理回路160は、タイミング信号A3を入力し、動き量判定信号MVの値に応じて発光強度比を算出する。サステイン数配分回路170は、発光強度比算出処理回路160で算出した発光強度比に応じて、サブフレーム毎に隣接する2ラインにサステインパルス数を配分する。駆動信号生成回路180は、サステイン数配分回路170により配分されたサステインパルス数を基に、隣接する2ラインの組みを同時点灯するための駆動信号を生成する。選択スイッチ190は、パリティ信号A4に応じて、垂直同期信号毎に1ラインずらす選択スイッチであり、奇数フレームと偶数フレームとでは1ラインずらす処理を行い、Y電極ドライバ20に出力する。Y電極ドライバ20は、駆動信号生成回路180が生成する駆動信号に応じて、プラズマディスプレイパネル10のY電極に電圧を供給する。X電極ドライバ30は、駆動信号生成回路180が生成する駆動信号に応じて、プラズマディスプレイパネル10のX電極に電圧を供給する。アドレスドライバ40は、サブフレーム変換回路130が変換する点灯パターンに応じて、プラズマディスプレイパネル10のアドレス電極に電圧を供給する。プラズマディスプレイパネル10は、アドレス電極、X電極及びY電極の電圧に応じて放電及び発光する。
図10は、プラズマディスプレイパネル10、Y電極ドライバ20及びX電極ドライバ30及びアドレスドライバ40の構成例を示す図である。制御回路50は、図1のプラズマディスプレイパネル10、Y電極ドライバ20、X電極ドライバ30及びアドレスドライバ40以外の回路に対応する。
Y電極ドライバ20は、表示電極のうちY電極(スキャン電極、走査電極)Y1、Y2、…を駆動する回路であり、スキャン回路(even)21、スキャン回路(odd)22、及びサステイン回路23を有する。以下、Y電極Y1、Y2、…の各々を又はそれらの総称をY電極Yiともいい、iは添え字を意味する。
スキャン回路21、22は、線順次走査して表示すべき行を選択するためのスキャンパルスを生成する回路からなり、サステイン回路23は、サステイン放電(維持放電)を繰り返すためのサステインパルス(維持放電パルス)を生成する回路からなる。スキャン回路21、22、及びサステイン回路23により複数のY電極Yiに所定の電圧が供給される。
スキャン回路(even)21は、表示ラインのうち偶数表示ラインに係る偶数番目のY電極Y2、Y4、…に対応して設けられ、Y電極Y2、Y4、…に駆動電圧を供給する。スキャン回路(even)21は、少なくとも偶数表示ラインを点灯させる偶数フレームでは、アドレス期間においてスキャンパルスをY電極Y2、Y4、…に順に印加し、サステイン期間においてサステイン回路23からのサステインパルスをY電極Y2、Y4、…に印加するよう動作する。
また、同様に、スキャン回路(odd)22は、奇数表示ラインに係る奇数番目のY電極Y1、Y3、Y5、…に対応して設けられ、Y電極Y1、Y3、Y5、…に駆動電圧を供給する。スキャン回路(odd)22は、少なくとも奇数表示ラインを点灯させる奇数フレームでは、アドレス期間においてスキャンパルスをY電極Y1、Y3、…に順に印加し、サステイン期間においてサステイン回路23からのサステインパルスをY電極Y1、Y3、…に印加するよう動作する。
また、スキャン回路(even)21とサステイン回路23とはスイッチSW1を介して接続され、スキャン回路(odd)22とサステイン回路23とはスイッチSW2を介して接続されている。スイッチSW1、SW2は、制御回路50からの制御信号等に基づいて、独立してオン/オフ制御される。
スイッチSW1、SW2により、サステイン回路23からの出力をスキャン回路21、22に供給するか否か、より詳細にはスイッチSW1によってサステイン回路23からの出力を偶数番目のY電極Y2、Y4、…に印加するか否か、及びスイッチSW2によって奇数番目のY電極Y1、Y3、…に印加するか否かをそれぞれ独立して切り替えることができる。また、スイッチSW1、SW2をオフ状態にすることにより、偶数番目のY電極Y2、Y4、…、及び奇数番目のY電極Y1、Y3、…を独立してハイインピーダンス状態とさせることができる。
X電極ドライバ30は、表示電極のうちX電極(維持電極)X1、X2、…を駆動する回路であり、サステイン回路31を有する。以下、X電極X1、X2、…の各々を又はそれらの総称を、X電極Xiともいい、iは添え字を意味する。サステイン回路31は、サステイン放電(維持放電)を繰り返すためのサステインパルスを生成する回路からなり、X電極Xiに所定の電圧を供給する。X電極Xiは、一端がX電極ドライバ30に共通接続されている。
アドレスドライバ40は、表示すべき列を選択する回路からなり、複数のアドレス電極A1、A2、…に所定の電圧を供給する。以下、アドレス電極A1、A2、…の各々を又はそれらの総称を、アドレス電極Ajともいい、jは添え字を意味する。
制御回路50は、外部から入力される表示データ、クロック信号、水平同期信号、及び垂直同期信号などに基づいて制御信号を生成する。制御回路50は、生成した制御信号をY電極ドライバ20、X電極ドライバ30、及びアドレスドライバ40に供給し、これらドライバ20、30、40を制御する。
プラズマディスプレイパネル10では、表示電極対を構成するY電極Yi及びX電極Xiが水平方向に並列に延びる行を形成し、アドレス電極Ajが垂直方向に延びる列を形成する。Y電極Yi及びX電極Xiは、垂直方向にかつ互いに平行に所定の配置パターンで配置される。アドレス電極Ajは、Y電極Yi及びX電極Xiに略垂直な方向に配置される。Y電極Yi及びアドレス電極Ajは、i行j列の2次元行列を形成する。
ここで、本実施形態におけるプラズマディスプレイパネル10では、1つの表示ラインに対して2本の電極(1対のY電極YiとX電極Xi)からなる表示電極対を配置し、隣接する表示ラインで表示電極が共有されない。すなわち、pを自然数として、Y電極Y(2p−1)とX電極X(2p−1)との組で表示ラインにおける奇数表示ラインが構成され、Y電極Y(2p)とX電極X(2p)との組で偶数表示ラインが構成される。例えば、Y電極Y1とX電極X1との組で1番目の表示ラインが構成され、Y電極Y2とX電極X2との組で2番目の表示ラインが構成される。
セルCijは、Y電極Yi及びアドレス電極Ajの交点並びにそれに対応して隣接するX電極Xiにより形成される。このセルCijが、例えば赤色、緑色、青色のサブピクセルに対応し、これら3色のサブピクセルで1画素が構成される。パネル10は2次元配列された複数の画素の点灯により画像を表示する。Y電極ドライバ20内のスキャン回路21、22とアドレスドライバ40によってどこのセルを点灯させるかを決め、Y電極ドライバ20内のサステイン回路23とX電極ドライバ30内のサステイン回路31によって繰り返し放電を行うことにより表示動作が行われる。
図11は、本実施形態におけるプラズマディスプレイパネル10の構成例を示す分解斜視図である。
前面ガラス基板11上に、バス電極(金属電極)12と透明電極13からなる表示電極(サステイン電極ともいう。)が形成されている。表示電極(12、13)は、図10に示したY電極Yi及びX電極Xiに対応する。表示電極(12、13)の上には、誘電体層14が設けられ、さらにその上には、MgO(酸化マグネシウム)保護膜15が設けられている。すなわち、前面ガラス基板11に配置された表示電極(12、13)は、誘電体層14に覆われており、さらにその表面がMgO保護膜15に覆われている。
前面ガラス基板11と対向して配置された背面ガラス基板16上に、表示電極(12、13)と直交する方向に(交差するように)アドレス電極17R、17G、17Bが形成されている。アドレス電極17R、17G、17Bは、図10に示したアドレス電極Ajに対応する。アドレス電極17R、17G、17Bの上には、誘電体層18が設けられる。
さらに誘電体層18上には、格子状に配置された、すなわち放電空間をセル毎に区画する閉鎖型の隔壁(リブ)19、及びカラー表示のための赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の可視光を発光する蛍光体層PR、PG、PBが形成されている。対をなす表示電極(12、13)間の面放電で生じる紫外線によって蛍光体層PR、PG、PBを励起して各色が発光する。
隔壁19は、アドレス電極17R、17G、17Bが延びる方向に形成された縦隔壁(縦リブ)と、表示電極(12、13)が延びる方向に形成された横隔壁(横リブ)とからなる。すなわち、本実施形態によるプラズマディスプレイパネル10は、閉鎖型隔壁構造を有する。
蛍光体層PR、PG、PBは、アドレス電極17Rの上方に赤色に発光する蛍光体層PRが形成され、アドレス電極17Gの上方に緑色に発光する蛍光体層PGが形成され、アドレス電極17Bの上方に青色に発光する蛍光体層PBが形成されている。言い換えれば、セル対応の隔壁19内面に塗布されている赤色、緑色、青色の蛍光体層PR、PG、PBに対応するようにしてアドレス電極17R、17G、17Bが配置されている。
プラズマディスプレイパネル10は、前面ガラス基板11と背面ガラス基板16を、保護膜15と隔壁19が接するように封着し、その内部(前面ガラス基板11と背面ガラス基板16との間の放電空間)にNe−Xe等の放電ガスを封入して構成される。
図12(A)及び(B)を参照して、プラズマディスプレイパネル10の駆動方法について説明する。図12(A)は、プラズマディスプレイパネル10の駆動方法の一例を説明するための図である。1つのフレーム(奇数フレーム若しくは偶数フレーム)は、複数のサブフレーム(SF)から構成される。図12(A)では作画の都合上、1つのフレームが6個のサブフレームSF1、SF2、SF3、SF4、SF5、SF6からなる構成を図示しているが、通常は10個〜12個のサブフレームからなる構成が一般的である。
各サブフレームSF1〜SF6は、リセット期間、アドレス期間、及びサステイン期間で構成される。リセット期間において、電極上の壁電荷状態を初期化し、アドレス期間において表示データに基づいて壁電荷状態を調整して点灯させようとするセルを選択し、サステイン期間で表示データに対応したセルを点灯させる(表示データに応じて選択されたセルを放電発光させる)。どのサブフレームSF1〜SF6で点灯させるかを選択することにより、階調表現が実現される。
図12(B)は、一般的なプラズマディスプレイパネルのインターレース駆動の一例を説明するための図である。図12(B)では作図の都合上、奇数フレーム及び偶数フレームは4個のサブフレームからなる構成としている。奇数フレームでは、奇数表示ラインを点灯させ偶数表示ラインを非点灯とする。偶数フレームでは、偶数表示ラインを点灯させ、奇数表示ラインを非点灯とする。
図2は、一般的な動画時の視線の動きを説明する図である。横軸は画素の位置を示す。縦軸は時間tを示す。時間tの経過と共に、第1のサブフレームSF1、第2のサブフレームSF2、第3のサブフレームSF3、第4のサブフレームSF4、第5のサブフレームSF5が順次表示される。点灯領域Ponは、各サブフレームの画素において、表示データ「1」により点灯する領域を示す。非点灯領域Poffは、各サブフレームの画素において、表示データ「0」により点灯しない領域を示す。第1の画素は、(SF1,SF2,SF3,SF4,SF5)=(1,1,1,1,0)と表される階調である。第2の画素は、(SF1,SF2,SF3,SF4,SF5)=(0,0,0,0,1)と表される階調である。各サブフレームの四角の時間幅は、サステイン期間Tsの発光期間に対応する。このとき、画像が動くと視線VWが図のように各画素のサブフレームを横切るので、人間の目の網膜上には(SF1,SF2,SF3,SF4,SF5)=(1,1,1,1,1)と知覚され、明るい階調が見えることによる階調の乱れが発生する。いわゆる動画擬似輪郭が発生してしまう問題が生じる。
図3は、本実施形態の動画時の視線の動きを説明する図である。横軸及び縦軸は図2と同様である。この場合は、各サブフレームのサステイン期間Tsが短縮されるので、図2と同じ速さで画像が動いた場合、視線VWが図のように各画素のサブフレームを横切るので、人間の目の網膜上には(SF1,SF2,SF3,SF4,SF5)=(1,1,1,1,0)と知覚されるので、階調の乱れ(動画擬似輪郭)は発生しない。以下、各サブフレームのサステイン期間Tsの短縮方法の詳細を図4〜図6を参照しながら説明する。
図4及び図5は、本実施形態による発光強度比の制御例を示す図である。以下、発光強度比として発光輝度比を例に説明する。1本の奇数ラインOL及びそれに隣接する1本の偶数ラインELの組みを1組みとして、1ラインの画像信号を基に表示を行う。各ラインは、リセット期間Tr、アドレス期間Ta及びサステイン期間Tsを有する。図4は静止画の場合の制御を示し、図5は動画の場合の制御を示す。
図4に示すように、発光強度比算出処理回路160は、動き量判定信号MVを基に静止画であると判断したときには、偶数ラインELと奇数ラインOLとの発光輝度比を0対1に設定する。サステイン数配分回路170は、上記の発光輝度比になるように奇数ラインOL及び偶数表示ラインELのサステインパルス数を配分する。プラズマディスプレイパネル10では、奇数ラインOLのみがサステイン期間Tsで点灯する。奇数ラインOLのサステイン期間Tsのサステインパルス数はm+nである。サステインパルス数は輝度に対応する。これは、通常のインターレース駆動と同様である。
図5に示すように、発光強度比算出処理回路160は、動き量判定信号MVを基に動画であると判断したときには、動き量判定信号MVに応じて偶数ラインELと奇数ラインOLとの発光輝度比をn対mに設定する。サステイン数配分回路170は、上記の発光輝度比になるように奇数ラインOL及び偶数表示ラインELのサステインパルス数を配分する。奇数ラインOLのサステインパルス数はm、偶数ラインELのサステインパルス数はnである。プラズマディスプレイパネル10では、サステイン期間Tsにおいて、奇数ラインOLはサステイン数mで点灯し、偶数ラインELはサステイン数nで点灯する。奇数ラインOL及び偶数ラインELのサステインパルス数の合計はm+nである。静止画の場合も、動画の場合も、奇数ラインOL及び偶数ラインELの2本の組みのサステインパルス数の合計はm+nであり、輝度(階調値)は同じである。
上記のように、動き量判定信号MVに応じて、偶数ラインELと奇数ラインOLとの発光輝度比をn対mに設定する。静止画の場合、n対mは0対1になる。発光輝度比にかかわらず、奇数ラインOL及び偶数ラインELの組みのサステインパルス数の合計はm+nであり、輝度は同じである。
図6は、本実施形態による発光輝度比に応じた1フレームの構成例を示す図である。例として、1フレーム内のサブフレームSF1〜SF5を示す。各サブフレームは、リセット期間Tr、アドレス期間Ta及びサステイン期間Tsを有する。図6の上段は図4に示す静止画の奇数ラインOLの1フレームを示し、図6の下段は図5に示す動画の奇数ラインOLの1フレームを示す。静止画の奇数ラインOLはサステインパルス数がm+nと多いので、サステイン期間Tsが長くなり、1フレームも長くなる。これに対し、動画の奇数ラインOLはサステインパルス数がmと少ないので、サステイン期間Tsが短くなり、1フレームも短くなる。すなわち、動画の奇数ラインOLのサステインパルス数はmと少ないので、サステイン期間Tsに空き時間が生じ、後ろに続く各サブフレームを順次前詰めとする。その結果、図3に示したように、各サブフレームのサステイン期間は短縮され、動画擬似輪郭を防止することができる。
図7は、図1の動き量判定回路150の処理例を示す図である。動き量判定回路150は、動きの速さに応じて動き量判定信号MVを出力する。動き量判定回路150は、動きを検出した画素の中で動きが最大である画素の速さに応じて動き量判定信号MVを決定する。なお、動き検出回路140の誤検出や画像信号へのノイズの混入を考慮して、動き量判定回路150は、動きの大きな画素が所定個数以上存在する場合にその速さの代表値に応じて動き量判定信号MVを決定してもよい。
図8は、図1の動き量判定回路150の他の処理例を示す図である。動き量判定回路150は、動いた画素の数に応じて動き量判定信号MVを出力する。動き量判定回路150は、動きを検出した画素の個数が所定値以上ある場合に、その個数に応じて動き量判定信号MVを決定する。
なお、動き量判定信号MVは、上記の図7で示される動き量判定信号と、図8で示される動き量判定信号とに各々所定の係数を乗じた合計値としてもよい。
図9は、図1の発光強度比算出処理回路160の処理例を示す図である。発光強度比算出処理回路160は、動き量判定信号MVに応じて発光輝度比を決定する。具体的には、発光強度比算出処理回路160は、動き量判定信号MVが大きいほど発光輝度比を大きくするように制御している。発光輝度比は、0〜1の値であり、図4及び図5の偶数ラインELと奇数ラインOLとの発光輝度比であるn対m(=n/m)に対応する。図4の静止画の場合、発光輝度比は0になり、n対mは0対1になる。これに対し、動きが最も大きい動画の場合、発光輝度比は1になり、n対mは1対1になり、最もサステイン期間Tsを短くすることができる。
図13は、本実施形態におけるプラズマディスプレイ装置の駆動波形の一例を示す図である。図13には、奇数フレームを構成する複数のサブフレームのうちの1つのサブフレーム分において、X電極Xi、Y電極Yi、アドレス電極Ajに係る駆動波形の一例を示している。図13において、Aはアドレス電極Ajに印加される電圧波形、XはX電極Xiに印加される電圧波形、Yoは奇数表示ラインのY電極Yiに印加される電圧波形、Yeは偶数表示ラインのY電極Yiに印加される電圧波形を示している。
リセット期間では、セルCijの初期化を行う。リセット期間においては、Y電極Yi(Yo及びYe)に正極性の鈍波を一斉に印加して壁電荷を形成し、続いて負極性の鈍波を一斉に印加してセルCijの壁電荷量を調整する。
アドレス期間では、Y電極Yiに順次スキャンパルスを印加し、そのスキャンパルスに対応してアドレス電極Ajにデータに従いアドレスパルスを印加することにより(アドレス指定により)、各セルCijの発光又は非発光を選択するスキャン動作を行う。本実施形態におけるアドレス期間においては、奇数フレームの場合には奇数表示ラインである(2n+1)番目のラインと偶数表示ラインである(2n+2)番目のラインとに対して同時にスキャン動作を行い、対応するセルに同一のデータを書き込む。また、偶数フレームの場合には偶数表示ラインである(2n+2)番目のラインと奇数表示ラインである(2n+3)番目のラインとに対して同時にスキャン動作を行い、対応するセルに同一のデータを書き込む。
すなわち、本実施形態では、奇数表示ライン及び偶数表示ラインの隣接する各1ラインを1組としてスキャン動作を行い、2ラインの対応するセルに同じデータを書き込む。例えば、奇数フレームにおいては、図10に示したセルC11に書き込まれるデータがセルC21にも書き込まれ、セルC31に書き込まれるデータがセルC41にも書き込まれる。同様に、偶数フレームにおいては、図10に示したセルC21に書き込まれるデータがセルC31にも書き込まれ、セルC41に書き込まれるデータがセルC51にも書き込まれる。なお、奇数フレームの場合に(2n+1)番目のラインと(2n)番目のラインとに対して同時にスキャン動作を行い、偶数フレームの場合に(2n+2)番目のラインと(2n+1)番目のラインとに対して同時にスキャン動作を行うようにしても良い。
第1サステイン期間では、X電極Xi及びY電極Yi(Yo及びYe)間に互いに逆相のサステインパルスを印加し、アドレス期間において選択されたセルのX電極Xi及びY電極Yi(Yo及びYe)間でサステイン放電を行い、発光を行う。なお、第1サステイン期間において、Y電極Yo及びY電極Yeに印加されるサステインパルスは同相である。
続く、第2サステイン期間では、X電極Xi及び奇数表示ラインのY電極Yi(Yo)間に互いに逆相のサステインパルスを印加し、アドレス期間において選択されたセルのX電極Xi及びY電極Yi(Yo)間でサステイン放電を行い、発光を行う。一方、図13に示すように奇数フレームの第2サステイン期間では、スキャン回路(even)21とサステイン回路23とを接続するスイッチSW1がオフ状態とされ、偶数表示ラインのY電極Yi(Ye)はハイインピーダンスとなる。
なお、偶数フレームを構成するサブフレームにおいても同様であり、偶数フレームの第2サステイン期間では、スキャン回路(odd)22とサステイン回路23とを接続するスイッチSW2がオフ状態とされ、奇数表示ラインのY電極Yi(Yo)はハイインピーダンスとなる。
本実施形態によれば、奇数フレーム及び偶数フレームの第1サステイン期間においては、スイッチSW1及びSW2をともにオン状態にして、2ラインを1組として同時に表示動作を行わせる。ここで、組になる2ラインを1ラインとみなすと、奇数フレームと偶数フレームでは表示ライン位置のずれた表示となっている。したがって、第1サステイン期間においては、2ライン表示でのインターレース駆動が実現される。
また、奇数フレームの第2サステイン期間においては、スイッチSW1をオフ状態にし、偶数フレームの第2サステイン期間においては、スイッチSW2をオフ状態にする。このようにして、奇数フレームの第2サステイン期間では、偶数表示ラインのY電極Yi(Ye)をハイインピーダンス状態にして偶数表示ラインでの放電を抑制し、偶数フレームの第2サステイン期間では、奇数表示ラインのY電極Yi(Yo)をハイインピーダンス状態にして奇数表示ラインでの放電を抑制する。したがって、第2サステイン期間においては、1ライン表示でのインターレース駆動を実現することができる。
また、第1及び第2サステイン期間において、Y電極ドライバ20内のサステイン回路23によりY電極Yi(Ye、Yo)に印加する電圧波形、及びX電極ドライバ30内のサステイン回路31によりX電極Xiに印加する電圧波形は、それぞれ1種類となる。したがって、Y電極ドライバ20及びX電極ドライバ30には、サステイン回路23及びサステイン回路31として1相のものを1つずつ設ければ良いので、簡単な回路構成でインターレース駆動が実現可能となる。
以上のように、本実施形態では、第1サステイン期間で2ライン表示を行い、第2サステイン期間でインターレース駆動を行う。これにより、奇数表示ラインのY電極Yoには図5の奇数ラインOLのサステインパルス数mのサステインパルスを供給し、偶数表示ラインのY電極Yeには図5の偶数ラインELのサステインパルス数nのサステインパルスを供給することができる。
図14に本実施形態での駆動構成を示す。組になる2ラインの内、一方のラインのサステインパルス数をmとし他方のラインのサステインパルス数をnにすることができる。奇数フレームでは、(2n+1)番目のライン及び(2n+2)番目のラインを組みとして同一表示データ(画像信号)を基にアドレス期間Taでの書き込みを行い、(2n+3)番目のライン及び(2n+4)番目のラインを組みとして同一表示データ(画像信号)を基にアドレス期間Taでの書き込みを行う。偶数フレームでは、(2n+2)番目のライン及び(2n+3)番目のラインを組みとして同一表示データ(画像信号)を基にアドレス期間Taでの書き込みを行う。奇数フレームと偶数フレームとで組みにするラインを異ならせることにより、垂直解像度を高くすることができる。
以上のように、本実施形態は、奇数フレーム及び偶数フレームのそれぞれにおいて上下の隣接する2ラインを組みとして同一表示データを書き込み、その点灯時の各発光強度比を0から1のいずれかの割合とするパネル10において、入力画像の動きを検出したら、輝度を変更することなく、上記発光強度比を0より大きい割合とすることにより、サステイン期間Tsを短縮することにより、動画擬似輪郭及び動画ボケを改善する。
本実施形態のプラズマディスプレイ装置は、1つの表示ラインを2本の表示電極(X電極及びY電極)からなる表示電極対で構成し、偶数表示ラインELの前記表示電極対と奇数表示ラインOLの前記表示電極対とが交互に配列されたプラズマディスプレイパネル10と、前記プラズマディスプレイパネル10の上下に隣接する1つの偶数表示ラインEL及び1つの奇数表示ラインOLを1組として同一表示データを基に表示するために前記表示電極に電圧を供給する駆動回路20,30と、画像信号A2を基に画像の動きを検出する動き検出回路140と、前記画像の動きに応じて、前記1組みを構成する前記偶数表示ラインELのサステインパルス数及び前記奇数表示ラインOLのサステインパルス数の比率を決定する比率決定回路(発光強度比算出処理回路及びサステイン数配分回路)160,170とを有する。前記駆動回路20,30は、前記決定された比率のサステインパルス数のサステインパルスを前記表示電極に供給する。
図14に示すように、前記1つの偶数表示ラインEL及び前記1つの奇数表示ラインOLを構成する組みは、奇数フレーム及び偶数フレームとで異なる。
前記比率決定回路160,170は、動画の場合は静止画の場合に比べて、前記1組みを構成する前記偶数表示ラインEL及び前記奇数表示ラインOLのサステインパルス数の差が小さくなるように前記比率を決定する。すなわち、図9の発光輝度比が大きくなるように前記比率を決定する。
また、図7に示すように、前記比率決定回路160,170は、前記画像の動きが速くなるに従い、前記1組みを構成する前記偶数表示ラインEL及び前記奇数表示ラインOLのサステインパルス数の差が小さくなるように前記比率を決定する。すなわち、図9の発光輝度比が大きくなるように前記比率を決定する。
また、図8に示すように、前記比率決定回路160,170は、前記画像内の動いた画素数が多くなるに従い、前記1組みを構成する前記偶数表示ラインEL及び前記奇数表示ラインOLのサステインパルス数の差が小さくなるように前記比率を決定する。すなわち、図9の発光輝度比が大きくなるように前記比率を決定する。
また、図4及び図5に示すように、前記1組みを構成する前記偶数表示ラインEL及び前記奇数表示ラインOLのサステインパルス数の合計は、前記表示データが同じであれば、前記サステインパルス数の比率にかかわらずに略同じである。例えば、サステインパルス数の合計はm+nであり、同一である。
また、図6に示すように、1フレームは複数の重み付けされたサブフレームSF1〜SF5を有する。前記複数のサブフレームSF1〜SF5は、サステインパルス数が少なくなるほど短くなる。前記複数のサブフレームSF1〜SF5は、前詰めで配置される。
また、図4に示すように、前記比率決定回路160,170は、静止画の場合、前記1組みを構成する前記偶数表示ラインEL及び前記奇数表示ラインOLのうちのいずれか一方の表示ラインのサステインパルス数が0になるように前記比率を決定する。
また、図13に示すように、前記駆動回路20,30は、前記表示ラインを構成する複数の表示セルCijのうちで点灯させる表示セルCijを選択するアドレス期間Taにおいて、前記1組を構成する偶数表示ラインEL及び奇数表示ラインOLにおいて同一列の表示セルCijを選択する。例えば、奇数番目のY電極Yo及びX電極Xoから構成される奇数表示ラインと偶数番目のY電極Ye及びX電極Xeから構成される偶数表示ラインにおいて、Y電極Yo及びY電極Yeには同時にスキャンパルスが印加され、同一列の表示セルCijが選択される。
画像の動きに応じてサステインパルス数の比率を決定することにより、動画擬似輪郭及び動画ボケを防止することができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の実施形態によるプラズマディスプレイ装置の構成例を示すブロック図である。 一般的な動画時の視線の動きを説明する図である。 本実施形態の動画時の視線の動きを説明する図である。 静止画の発光輝度比の制御例を示す図である。 動画の発光輝度比の制御例を示す図である。 本実施形態による発光輝度比に応じた1フレームの構成例を示す図である。 図1の動き量判定回路の処理例を示す図である。 図1の動き量判定回路の他の処理例を示す図である。 図1の発光強度比算出処理回路の処理例を示す図である。 本実施形態によるプラズマディスプレイ装置の構成例を示す図である。 本実施形態におけるプラズマディスプレイパネルの構成例を示す図である。 図12(A)及び(B)はプラズマディスプレイパネルの駆動方法について説明するための図である。 本実施形態におけるプラズマディスプレイ装置の駆動波形の一例を示す図である。 本実施形態における駆動構成を説明するための図である。 特許文献1のプラズマディスプレイモジュールの駆動方法を示す図である。 特許文献2のプラズマディスプレイパネルの駆動方法を示す図である。
符号の説明
10 プラズマディスプレイパネル
20 Y電極ドライバ
30 X電極ドライバ
40 アドレスドライバ
110 A/Dコンバータ
120 中間調生成回路
130 サブフレーム変換回路
140 動き検出回路
150 動き量判定回路
160 発光強度比算出処理回路
170 サステイン数配分回路
180 駆動信号生成回路
190 選択スイッチ

Claims (9)

  1. 1つの表示ラインを2本の表示電極からなる表示電極対で構成し、偶数表示ラインの前記表示電極対と奇数表示ラインの前記表示電極対とが交互に配列されたプラズマディスプレイパネルと、
    前記プラズマディスプレイパネルの上下に隣接する1つの偶数表示ライン及び1つの奇数表示ラインを1組として同一表示データを基に表示するために前記表示電極に電圧を供給する駆動回路と、
    画像信号を基に画像の動きを検出する動き検出回路と、
    前記画像の動きに応じて、前記1組みを構成する前記偶数表示ラインのサステインパルス数及び前記奇数表示ラインのサステインパルス数の比率を決定する比率決定回路とを有し、
    前記駆動回路は、前記決定された比率のサステインパルス数のサステインパルスを前記表示電極に供給することを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
  2. 前記1つの偶数表示ライン及び前記1つの奇数表示ラインを構成する組みは、奇数フレーム及び偶数フレームとで異なることを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイ装置。
  3. 前記比率決定回路は、動画の場合は静止画の場合に比べて、前記1組みを構成する前記偶数表示ライン及び前記奇数表示ラインのサステインパルス数の差が小さくなるように前記比率を決定することを特徴とする請求項1又は2記載のプラズマディスプレイ装置。
  4. 前記比率決定回路は、前記画像の動きが速くなるに従い、前記1組みを構成する前記偶数表示ライン及び前記奇数表示ラインのサステインパルス数の差が小さくなるように前記比率を決定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイ装置。
  5. 前記比率決定回路は、前記画像内の動いた画素数が多くなるに従い、前記1組みを構成する前記偶数表示ライン及び前記奇数表示ラインのサステインパルス数の差が小さくなるように前記比率を決定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイ装置。
  6. 前記1組みを構成する前記偶数表示ライン及び前記奇数表示ラインのサステインパルス数の合計は、前記表示データが同じであれば、前記サステインパルス数の比率にかかわらずに略同じであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイ装置。
  7. 1フレームは複数の重み付けされたサブフレームを有し、
    前記複数のサブフレームは、サステインパルス数が少なくなるほど短くなり、
    前記複数のサブフレームは、前詰めで配置されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイ装置。
  8. 前記比率決定回路は、静止画の場合、前記1組みを構成する前記偶数表示ライン及び前記奇数表示ラインのうちのいずれか一方の表示ラインのサステインパルス数が0になるように前記比率を決定することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイ装置。
  9. 前記駆動回路は、前記表示ラインを構成する複数の表示セルのうちで点灯させる表示セルを選択するアドレス期間において、前記1組を構成する偶数表示ライン及び奇数表示ラインにおいて同一列の表示セルを選択することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のプラズマディスプレイ装置。
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