JP2009162544A - エンコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】ベース機器の回転部に対して取付けられる回転符号部と、ベース機器の非回転部に対して固定される検出部とを精度良く位置合わせして装着することが容易なエンコーダを提供する。
【解決手段】回転符号部17と、検出部40と、検出部40が固定されてベース機器11の非回転部に取付可能な枠体19とを備え、回転符号部17を枠体19に係止可能な符号部係止手段45と、枠体19と連結され、符号部係止手段45により係止された回転符号部17の回転軸Lに沿ってスライド可能な芯出し部材20とを備え、枠体19に係止された回転符号部17を回転部に同軸に連結した状態で、芯出し部材20を枠体19に対してスライドさせて非回転部に固定して、その状態で、回転符号部17との係止を解除して枠体19を芯出し部材20に対してスライドさせて非回転部に固定する。
【選択図】図2

Description

この発明は、ベース機器に装着されてベース機器の回転部と非回転部との相対回転を検出するエンコーダに関する。
従来、モータ等のベース機器に装着されてベース機器の回転部と非回転部との相対回転を検出するエンコーダが多数知られている。
例えば、下記特許文献1では、光透過パターンを有する回転板を挟んで、発光素子及び受光素子の一方が取付けられたベース部材と、他方が取付けられた支持部材とを備え、ベース部材と支持部材との間を特定の構造で接続して構成された光学式のエンコーダが提案されている。
このエンコーダでは、ベース機器の回転部に回転板を取付けると共に、ベース部材及び支持部材をベース機器の非回転部に取付けた状態で、回転部と共に回転する回転板の光透過パターンを発光素子及び受光素子により検出することで回転角度が検出される。また、回転板を固定するボスに永久磁石が固定されていて、永久磁石の回転を磁気センサにより検出することで回転数が検出される。
このエンコーダをベース機器に装着するには、発光素子及び受光素子の一方が取付けられたベース部材をベース機器の筐体等の非回転部に固定し、回転板を支持するボスを回転部に取付け、発光素子及び受光素子の他方が取付けられた支持部材をベース部材に固定し、各部の位置合わせを精度よく行うことで装着される。
位置合わせは、例えば、発光素子と受光素子との間の相対位置、ベース機器の回転部に取付た回転板と発光素子及び受光素子との間の相対位置、発光素子及び受光素子により検出される回転角度の原点と磁気センサにより検出される磁極の原点との間の相対位置など、種々の関係において行われる。このエンコーダでは、ベース部材と支持部材とが所定の位置関係で接合可能に構成されているため、発光素子と受光素子との間の相対位置はベース部材に支持部材を固定することで精度良く位置合せすることが可能となっている。
特開2003−315103
しかしながら、従来のエンコーダでは、発光素子、受光素子、磁気センサー等の検出部は、ベース部材や支持部材に固定されて、ベース機器の筐体等の非回転部に固定される。一方、検出パターンを有する回転板や永久磁石等の回転符号部は、ベース機器の回転部に取付けられる。そのため、検出部と回転符号板とをそれぞれ位置合わせを精度良く行いつつ固定しなければならず、エンコーダをベース機器に装着するのに手間を要するという問題点があった。
この発明は、ベース機器の回転部に対して取付けられる回転符号部と、ベース機器の非回転部に対して固定される検出部とを精度良く位置合わせして装着することが容易なエンコーダを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、検出用パターンを有し、ベース機器の回転部に取付可能な回転符号部と、前記検出用パターンを検出可能な検出部と、該検出部が固定されて前記ベース機器の非回転部に取付可能な枠体とを備え、前記回転部と前記非回転部との相対回転を検出可能なエンコーダにおいて、前記回転符号部と前記検出部とが所定の相対検出位置となるように、前記回転符号部を前記枠体に係止可能な符号部係止手段と、前記枠体と連結され、前記符号部係止手段により係止された前記回転符号部の回転軸に沿ってスライド可能な芯出し部材とを備え、前記枠体に係止された前記回転符号部を前記回転部に同軸に連結した状態で、前記芯出し部材を前記枠体に対してスライドさせて前記非回転部に固定可能であると共に、前記芯出し部材を前記非回転部に固定した状態で、前記回転符号部との係止を解除して前記枠体を前記芯出し部材に対してスライドさせて前記非回転部に固定可能に構成したことを特徴とする。
この発明によれば、回転符号部を枠体に係止する符号部係止手段と、枠体と連結され、符号部係止手段により係止された回転符号部の回転軸に沿ってスライド可能な芯出し部材とを備えているので、枠体に係止された回転符号部をベース機器の回転部に同軸に連結した状態で、芯出し部材を枠体に対してスライドさせてベース機器の非回転部に固定すれば、芯出し部材をベース機器の回転部に対して所定の位置に固定することができる。その状態で、回転符号部との係止を解除して枠体を芯出し部材に対してスライドさせて非回転部に固定すれば、ベース機器の回転部に対して枠体を所定の位置に固定することができる。そのため、ベース機器の回転部に取付けられる回転符号部に対して枠体を所定の位置に固定することが可能である。
そして、回転符号部と検出部とが所定の相対検出位置となるように符号部係止手段により係止可能であるので、回転符号部に対して枠体を所定の位置に固定すれば、回転符号部と検出部とを所定の相対検出位置で固定することができる。従って、ベース機器の回転部に対して取付けられる回転符号部と、ベース機器の非回転部に対して固定される検出部とを精度良く位置合わせして容易に装着することが可能である。
以下、この発明の実施の形態について、図1乃至図12を用いて説明する。
この実施の形態のエンコーダ10は、光学式のモジュラー型エンコーダであり、各種のベース機器に装着されて、ベース機器の回転部と非回転部との相対回転角度や相対回転数等の回転量を検出するものである。ここでは、モータ11に装着されて、モータ軸13とモータ筐体15との回転量を検出する例について説明する。
エンコーダ10は、図1及び図2に示すように、モータ軸13に取付可能な回転符号部17と、回転符号部17の回転を検出可能な検出部40と、回転符号部17を収容して検出部40が固定された枠体19と、モータ筐体15に固定可能で、枠体19のモータ筐体15側となる基端部26側にスライド可能に連結された芯出し部材20とを備えている。
回転符号部17は、図2及び図3に示すように、モータ軸13に連結及び固定して取付可能なボス部29と、光学的な検出パターンを有してボス部29の周囲に固定された光学符号板31と、磁気的な検出パターンを有してボス部29の端部に固定された磁気符号体33とを備えている。
ボス部29には、回転符号部17の回転軸Lに沿ってモータ軸13と同軸に連結可能な連結孔27が設けられている。連結孔27は、モータ軸13が回転軸Lに沿う方向に嵌合可能となっている。連結孔27は、基端部26側から挿入されたモータ軸13の頂部が縮径部27aに当接した位置で固定可能となっている。
ボス部29の側周面は、全長にわたり断面円形を呈し、一方の端部近傍にフランジ状の符号板固定部37が設けられ、光学符号板31が回転軸Lと直交する方向に環状に固定されている。また、符号板固定部37近傍には大径胴部29aが設けられると共に、基端部26側に大径胴部29aより小径の小径胴部29bが設けられている。更に、ボス部29の側周面の基端部26側の所定部位には、環状溝39が設けられている。この環状溝39は、後述する高さ係止片59が係止可能に形成されている。
符号板固定部37に固定された光学符号板31には、所定の光学的な検出パターンが回転軸Lを中心に精度よく環状に設けられている。また、ボス部29の端部に固定された磁気符号体33には、周方向に磁極が1乃至複数回変化するように磁気的な検出パターンが設けられている。これらの光学符号板31の検出パターンの原点と磁気符号体33の検出パターンの原点とは一致するように調整されている。
次に、枠体19は、図1乃至図3に示すように、枠体本体23と、枠体本体23に固定された支持部25とを備え、内部に回転符号部17の収容部21が設けられている。収容部21は、回転符号部17を回転軸Lに沿う方向に所定量移動可能な大きさとなっている。
枠体本体23には、回転符号部17のボス部29を回転軸Lに沿う方向に嵌合することで係止し、回転符号部17の回転軸Lと直交する方向の移動を阻止可能な嵌合孔45が設けられている。嵌合孔45は、全長にわたり断面円形を呈し、基端部26側にボス部29の小径胴部29bを嵌合可能な小径孔部45bが形成され、支持部25側に小径孔部45bより大径の大径孔部45aが設けられている。大径孔部45aの支持部25側の端部にボス部29の大径胴部29aが嵌合可能となっている。大径孔部45a及び小径孔部45bと大径胴部29a及び小径胴部29bとは、回転符号部17が回転軸Lに沿って基端部26側へ相対移動することにより嵌合可能であり、回転符号部17が回転軸Lに沿って支持部25側へ相対移動することにより離脱可能となっている。
また、枠体本体23には、回転符号部17のボス部29の一部を露出するための開口部57が設けられている。この開口部57により、必要に応じ、収容部21内での回転符号部17の位置を確認したり、開口部57から工具を挿入して、種々の操作を行えるようになっている。
開口部57の下端には、回転軸Lに略直交する方向にスライド溝61が設けられ、着脱可能な高さ係止片59がスライド可能に装着されている。この高さ係止片59は、回転符号部17のボス部29を嵌合孔45に嵌合した状態で、先端部をボス部29の環状溝39に挿入して係止することで、回転符号部17の回転軸Lに沿う高さ方向の移動を阻止することができる。
高さ係止片59は、例えば、スライド溝61と高さ係止片59とに互いに弾性係止可能な凹部及び凸部等を設け、これらを係止することで、高さ係止片59が装着された状態から容易に離脱しないように構成されてもよい。
枠体本体23の外周面には、芯出し部材20に連結するための小径外周部18が基端部26側に設けられている。この小径外周部18は回転符号部17の回転軸Lに沿って一定断面形状に形成されている。
枠体19の支持部25は、枠体本体23の基端部26とは反対側の端部に、精度良く位置決めされて固定されている。ここでは、枠体本体23の端面と支持部25の端面とに複数位置にそれぞれ嵌合凹部42を設け、各嵌合凹部42に嵌合ピン43を嵌合させることで位置決め固定されている。
支持部25の外側面には、図示しないプリント基板等が支持されている。プリント基板には、例えば、検出部40の作動回路や検出信号の処理回路等が設けられ、各種の電気部品が実装されているが、詳細な図示は省略されている。
このような枠体19には、光学符号板31に設けられた光学的な検出パターンと、磁気符号体33に設けられた磁気的な検出パターンとを、それぞれ検出するための検出部40が設けられている。
光学的な検出パターンの検出部40は、枠体本体23の嵌合孔45に対して径方向に離間した所定の位置に設けられた発光部47と、支持部25の回転符号部17と対向する面の発光部47に対向する所定の位置に設けられた受光部53とを有する。発光部47及び受光部53は、嵌合孔45に嵌合された状態の回転符号部17の回転軸Lに対し、検出に適した所定の面方向の位置である相対検出位置となるように固定されている。
発光部47は、枠体本体23の基端部26側に固定された分割基板48と、この分割基板48により給電されて発光可能な発光素子49と、発光素子49の光を導光する導光孔52と、発光素子49からの光を略平行光にして光学符号板31を照射するレンズ51とを備えている。受光部53は、光学符号板31の検出パターンを透過した光を受光して、検出値を処理回路に伝達するように構成されている。
磁気的な検出パターンの検出部40は、支持部25の回転符号部17のボス部29と対向する位置に設けられた磁気センサ55を有する。この磁気センサ55は、嵌合孔45に嵌合された状態の回転符号部17の回転軸Lに対し、検出に適した所定の相対検出位置となるように固定されている。磁気センサ55は、磁気符号体33の磁極変化を検出して、図示しないプリント基板の処理回路等に伝達するように構成されている。
次に、芯出し部材20は、図1乃至図4に示すように、モータ筐体15に当接して枠体19とは別に固定可能な固定底部22と、固定底部22から筒状に立上がった連結摺動部24とを備えている。
連結摺動部24は、枠体19の小径外周部18と相対摺動可能に嵌合することで連結しており、枠体19と芯出し部材20とが嵌合孔45に嵌合された回転符号部17の回転軸Lに沿ってスライド可能となっている。
連結摺動部24の開口端側の内周面には、略環状に環状小突起24fが設けられている。環状小突起24fは、枠体19と芯出し部材20とをスライドさせて相対位置が収縮させた状態で、枠体本体23の小径外周部18に設けられた環状小溝部19aに弾性係止可能となっている。
また、連結摺動部24には、枠体本体23の小径外周部18に設けられた回転軸Lに沿う縦溝部23aに対応する位置に、縦突起部24cが設けられており、縦溝部23aに縦突起部24cが配置されることで、枠体19と芯出し部材20との相対回転が阻止されている。この縦突起部24cには、芯出し部材20を枠体19とは別にモータ筐体15に固定するための固定用孔24dが設けられている。
更に、連結摺動部24には、枠体19の開口部57に対応する位置に切欠き部24bが設けられており、枠体19及び芯出し部材20との相対位置が収縮された状態で、開口部57を閉塞しないと共に、高さ係止片59の着脱を可能にしている。
芯出し部材20の固定底部22は、枠体19の基端部26が内側面に当接可能に構成されており、基端部26を当接させることで枠体19が高さ方向の所定位置に配置されるようになっている。この固定底部22には、モータ軸13が貫通可能な貫通孔22aが設けられ、また、枠体19と芯出し部材20とを合わせて螺子によりモータ筐体15に固定するための固定用孔22eが設けられている。
次に、このような構成を有するエンコーダ10をモータ11に装着する方法について説明する。
装着前には、図1及び図2に示すように、回転符号部17のボス部29が枠体19の嵌合孔45に嵌合されると共に、高さ係止片59がスライド溝61に装着されて先端が環状溝39に係止している。そのため、回転符号部17は、回転軸Lに沿う高さ方向の移動、回転軸Lに直交する面方向の移動、回転軸L周りの回転方向の移動の何れもが阻止された状態で、枠体19に係止されている。この状態で回転符号部17と各検出部40とが所定の相対検出位置となっている。また、枠体19と芯出し部材20との相対位置が収縮された状態で環状小突起24fと小径外周部18の環状小溝部19aとが弾性係止されている。
装着時には、図5及び図6に示すように、芯出し部材20をモータ筐体15に対向させ、モータ軸13を回転符号部17のボス部29の連結孔27に挿入して同軸に連結し、モータ軸13の頂部を回転符号部17の連結孔27の縮径部27aに当接させる。この状態で、支持部25の貫通孔25a及び磁気符号体33の貫通孔33aから固定螺子65をボス部29の固定用孔30に挿入してモータ軸13に螺合し、回転符号部17をモータ軸13に固定して取付ける。
このとき、回転符号部17のボス部29は嵌合孔45に嵌合されていると共に高さ係止片59が環状溝39に係止している。そのため、枠体19に設けられた発光部47及び受光部53並びに磁気センサ55と回転符号部17とは所定の相対検出位置で維持されている。
次いで、図7及び図8に示すように、芯出し部材20の連結摺動部24の環状小突起24fを小径外周部18の環状小溝部19aから離脱させ、枠体19に対して芯出し部材20をスライドさせて芯出し部材20を小径外周部18に沿ってモータ筐体15側へ移動させ、固定底部22をモータ筐体15に当接させる。そして、枠体19の縦溝部23aから固定用螺子67を芯出し部材20の縦突起部24cの固定用孔24dへ挿入し、枠体19を固定することなく、芯出し部材20をモータ筐体15に固定する。このとき、モータ軸13に回転符号部17が固定され、この回転符号部17が枠体19に嵌合されているので、芯出し部材20は枠体19の小径外周部18に案内されることで、モータ軸13に対して精度よく所定の位置に固定することができる。
その後、図9及び図10に示すように、高さ係止片59を離脱させ、高さ係止片59と回転符号部17のボス部29の環状溝39との係止状態を解除することで、嵌合孔45に嵌合されたボス部29を離脱可能にする。この状態で、枠体19を芯出し部材20に対してスライドさせて枠体19を連結摺動部24に沿ってモータ筐体15側へ移動させる。このとき、枠体19に対して回転符号部17は回転軸Lに沿って平行に支持部25側に相対移動される。すると、ボス部29の大径胴部29a及び小径胴部29bが嵌合孔45の大径孔部45a及び小径孔部45bから離脱して、ボス部29と嵌合孔45との間の嵌合状態が解除される。
そして、枠体19の基端部26を芯出し部材20の固定底部22に当接させると、回転符号部17が枠体19内で所定の高さに配置される。具体的には、回転符号部17が嵌合孔45と嵌合状態から離脱して非接触状態となり、光学符号板31が発光部47及び受光部53に対して検出に適した高さ方向の位置である所定の相対検出高さに配置されると共に、磁気符号体33が磁気センサ55に対して検出に適した所定の相対検出高さに配置される。
このとき、枠体19は、モータ軸13に固定された回転符号部17との係止状態が解除されるが、芯出し部材20の連結摺動部24に連結されているため、枠体19と回転符号部17との面方向の相対位置は変化せず、枠体19に固定された各検出部40とモータ軸13に固定された回転符号部17とは所定の相対検出位置で維持される。
そして、図11及び図12に示すように、枠体19の支持部25及び枠体本体23並びに芯出し部材20に貫通して設けられた固定用孔25b、23b、22eに固定用螺子69を挿入して、モータ筐体15に螺合させることにより、枠体19と芯出し部材20とを合わせてモータ筐体15に固定する。これにより、枠体19がモータ筐体15に取付けられ、エンコーダ10の装着を完了することができる。
このように装着されたエンコーダ10では、モータ軸13が回転駆動されると、モータ軸13に取付けられた回転符号部17が一体に従動回転し、この回転時の回転角度が光学符号板31により精度良く検出され、また、回転数が磁気符号体33により精度良く検出される。これらにより検出された各回転量が、支持部25に固定されている図示しないプリント基板の回路に伝達されて処理され、これに基づく検出信号が生成されて各種の処理部等に伝達される。
以上のようなエンコーダ10によれば、回転符号部17を嵌合して係止する嵌合孔45を枠体19に備えると共に、枠体19と連結され、嵌合孔45に嵌合された回転符号部17の回転軸Lに沿ってスライド可能な芯出し部材20を備えているので、枠体19に係止された回転符号部17をモータ軸13に同軸に連結した状態で、芯出し部材20を枠体19に対してスライドさせてモータ筐体15に固定すれば、芯出し部材20をモータ軸13に対して所定の位置に固定することができる。その状態で、回転符号部17との嵌合を解除して枠体19を芯出し部材20に対してスライドさせてモータ筐体15に固定すれば、モータ軸13に対して枠体19を所定の位置に固定することができる。そのため、モータ軸13に取付けられる回転符号部17に対して枠体19を所定の位置に精度よく固定することが可能である。
そして、枠体19の嵌合孔45により回転符号部17と検出部45とが所定の相対検出位置に配置されていたため、回転符号部17に対して枠体19を所定の位置に固定すれば、回転符号部17と検出部45とを所定の相対検出位置で固定することができる。
従って、モータ11のモータ軸13に対して取付けられる回転符号部17と、モータ筐体15に対して固定される検出部40とを精度良く位置合わせして容易に装着することが可能である。
また、このエンコーダ10では、回転符号部17の縮径部27aがモータ軸13に当接する位置で回転符号部17をモータ軸13に固定し、枠体19の基端部26が芯出し部材20の固定底部22に当接する位置で枠体19をモータ筐体15に固定することで、回転符号部17が検出部40に対して所定の相対検出高さに配置されるように構成されているので、エンコーダ10を前記のようにモータ11に装着すれば、検出部40に対する回転符号部17の高さ方向の位置合せを行うことができ、装着が容易である。
更に、このエンコーダ10では、芯出し部材20の連結摺動部24が枠体19の小径外周部18に摺動可能に連結しているので、回転符号部17の回転軸Lから遠い位置に設けることができると共に、より大きく設け易く、芯出し部材20と枠体19とのスライド時の位置ズレを防止し易い。
また、このエンコーダ10では、枠体19及び芯出し部材20が相対位置を収縮させた状態で互いに弾性係止可能となっているため、エンコーダ10をモータ11に装着するまでの間、枠体19と芯出し部材20とを一体化した状態で小型化でき、取扱いが容易である。
更に、このエンコーダ10では、連結摺動部24に縦突起部24cを設けると共に、枠体本体23に小径外周部18を設けて、枠体19と芯出し部材20との相対回転を阻止するように構成したので、嵌合孔45における回転符号部17の嵌合を解除して枠体19をモータ筐体15に固定するまでの間に、回転符号部17と枠体19との間の相対回転によるズレが生じることを防止できる。
また、このエンコーダ10では、回転符号部17を回転軸Lに沿う方向に嵌合可能な嵌合孔45を備え、回転符号部17が検出部40に対して所定の相対検出高さに配置されることで、嵌合孔45の嵌合状態が解除されるので、回転符号部17を所定の相対検出高さに配置すれば、回転符号部17を回転可能にできる。そのため、回転符号部17の係止及び解除を行うための構成を簡単にできると共に、エンコーダ10の装着がより容易である。
特に、芯出し部材20と枠体17とが回転軸Lに沿う方向にスライドするため、芯出し部材20をモータ筐体15に固定した後、枠体17を回転軸Lに沿う方向にスライドさせるだけで、回転符号部17と嵌合孔45との嵌合状態を解除することができて特別な操作が不要であるため、装着時の操作を簡単にすることができる。
更に、このエンコーダ10によれば、嵌合孔45に嵌合された回転符号部17と係止及び解除可能な高さ係止片59を備え、高さ係止片59が係止されることで、回転符号部17の回転軸Lに沿う方向の移動が阻止されるので、回転符号部17を嵌合孔45に嵌合した状態で確実に維持することができる。そのため、装着前には取り扱いが容易であり、装着時には、回転符号部17とモータ軸13との連結や芯出し部材20のモータ筐体15への固定が行い易い。
更に、この実施の形態では、発光部47及び受光部53からなる検出部40と磁気センサ55からなる検出部40とが設けられているが、これらが同じ枠体19に固定されているので、予め互いに所定の相対位置に固定すれば、それぞれを回転符号部17の検出に適した所定の相対検出位置に配置することができ、装着時の位置合わせの手間が大幅に解消できる。
また、この実施の形態では、回転符号部17全体が枠体19の収容部21内に収容されているので、回転符号部17の破損を防止し易い。更に、支持部25が光学符号板31の上面を覆うように枠体本体23に固定されて、収容部21の上面側が閉塞されているので、光学符号板31の表面に塵埃などの付着を防止できる。
なお、上記実施の形態は、この発明の範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施の形態では、エンコーダ10をモータ11に装着した例について説明したが、モータ11に限定されることはなく、回転部を有するベース機器であればエンコーダ10を同様に装着することが可能である。
また、上記実施の形態では、芯出し部材20として、連結摺動部24内に枠体19の小径外周部18を摺動可能に収容した例について説明したが、例えば芯出し部材20に回転軸Lに沿う突出部を設けて該突出部を枠体19に摺動可能に収容するように構成するなど、適宜変更可能である。
更に、上記では、芯出し部材20として、固定底部22連結摺動部24とを備えたものについて説明したが、枠体19とスライド可能に連結されるものであればよく、例えば固定底部22が存在せず、略筒状に連結摺動部24を形成したものであっても使用可能である。
また、上記では、モータ軸13に連結された回転符号部17を固定するために、ボス部29の頂部から回転軸Lに沿って固定螺子65により固定したが、何ら限定されるものではなく、例えば、ボス部29に回転軸Lと直交方向に固定螺子を装着し、開口部57側から固定することも可能である。
更に、上記では、回転符号部17を枠体19に係止する手段として、嵌合孔45と高さ係止片59とを設けたが、一方であってもよく、他の構成により回転符号部17を枠体19に係止することも可能である。
また、上記実施の形態では、枠体19内に回転符号部17全体が収容された例について説明したが、枠体19は回転符号部17を係止できて検出部40を固定可能であればよく、枠体19内に回転符号部17が収容されないものであってもよい。
更に、上記では、支持部25を枠体本体23に固定することで枠体19を構成したが、枠体19の構造や形状は適宜変更可能であり、検出部を固定可能であると共に、回転符号部を係止可能なものであればよい。例えば、枠体19が1部材からなるものや、3部材以上を組み合わせたものであってもよい。また、開口部57の位置、大きさ、数等も適宜変更可能であり、開口部57を複数有するものであってもよい。
また、上記では、回転符号部17として、光学符号板31と、磁気符号体33とを備えた例について説明したが、一方だけであってもよく、更に、他の方式による検出パターンを備えたものであってもよい。また、光学符号板31の検出部40として、光学符号板31を介して発光部47と受光部53とを配置した透過型の例について説明したが、発光部47と受光部53とが同じ側に配置された反射型の検出部40としてもよい。
この発明の実施の形態のエンコーダを示す斜視図である。 この発明の実施の形態のエンコーダを示す図1のA−A断面図である。 この発明の実施の形態のエンコーダを示す図2のB−B断面図である。 この発明の実施の形態のエンコーダの芯出し部材を示す斜視図である。 この発明の実施の形態のエンコーダの装着手順を説明する図であり、回転符号部の取付時を示す斜視図である。 この発明の実施の形態のエンコーダの装着手順を説明する図であり、図5のC−C断面図である。 この発明の実施の形態のエンコーダの装着手順を説明する図であり、芯出し部材の取付時を示す斜視図である。 この発明の実施の形態のエンコーダの装着手順を説明する図であり、図7のD−D断面図である。 この発明の実施の形態のエンコーダの装着手順を説明する図であり、高さ係止片の離脱時を示す斜視図である。 この発明の実施の形態のエンコーダの装着手順を説明する図であり、図9のE−E断面図である。 この発明の実施の形態のエンコーダの装着手順を説明する図であり、枠体の固定時を示す斜視図である。 この発明の実施の形態のエンコーダの装着手順を説明する図であり、図1のF−F断面図である。
符号の説明
10 エンコーダ
11 モータ
13 モータ軸
15 モータ筐体
17 回転符号部
18 小径外周部
19 枠体
20 芯出し部材
22 固定底部
24 連結摺動部
27 連結孔
27a 縮径部
29 ボス部
31 光学符号板
33 磁気符号体
39 環状溝
40 検出部
45 嵌合孔
47 発光部
53 受光部
55 磁気センサ
57 開口部
59 高さ係止片

Claims (8)

  1. 検出用パターンを有し、ベース機器の回転部に取付可能な回転符号部と、前記検出用パターンを検出可能な検出部と、該検出部が固定されて前記ベース機器の非回転部に取付可能な枠体とを備え、前記回転部と前記非回転部との相対回転を検出可能なエンコーダにおいて、
    前記回転符号部と前記検出部とが所定の相対検出位置となるように、前記回転符号部を前記枠体に係止可能な符号部係止手段と、前記枠体と連結され、前記符号部係止手段により係止された前記回転符号部の回転軸に沿ってスライド可能な芯出し部材とを備え、
    前記枠体に係止された前記回転符号部を前記回転部に同軸に連結した状態で、前記芯出し部材を前記枠体に対してスライドさせて前記非回転部に固定可能であると共に、
    前記芯出し部材を前記非回転部に固定した状態で、前記回転符号部との係止を解除して前記枠体を前記芯出し部材に対してスライドさせて前記非回転部に固定可能に構成したことを特徴とするエンコーダ。
  2. 前記回転符号部は、前記ベース機器の前記回転部が固定される回転部固定位置を有し、
    前記芯出し部材は、前記枠体が固定される枠体固定位置を有し、
    前記回転部固定位置に前記回転部が固定されると共に、前記枠体固定位置に前記枠体が固定されることで、前記回転符号部が前記検出部に対して所定の相対検出高さに配置されることを特徴とする請求項1に記載のエンコーダ。
  3. 前記芯出し部材は、前記枠体の外周部に摺動可能に連結することを特徴とする請求項1又は2に記載のエンコーダ。
  4. 前記枠体と前記芯出し部材とを収縮させた状態で係止可能な収縮係止部を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載のエンコーダ。
  5. 前記枠体と前記芯出し部材との相対回転を阻止する回転係止部を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載のエンコーダ。
  6. 前記符号部係止手段は、前記枠体に設けられて前記回転符号部を回転軸に沿う方向に嵌合可能な符号部嵌合部を備え、
    前記回転符号部が前記検出部に対して所定の相対検出高さに配置された状態で前記符号部嵌合部の嵌合状態が解除されることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一つに記載のエンコーダ。
  7. 前記符号部係止手段は、前記符号部嵌合部に嵌合された前記回転符号部と係止及び解除可能な高さ係止片を備え、該高さ係止片が係止されることで、前記回転符号部の前記回転軸に沿う方向の移動が阻止されることを特徴とする請求項6に記載のエンコーダ。
  8. 前記検出部は、前記枠体の互いに異なる位置に複数固定されていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一つに記載のエンコーダ。
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