JP2009160957A - Handle device for automotive board - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、例えば、自動車のラゲージルーム内に設置されるフロアボードなどに応用できるハンドル装置に関するものである。 The present invention relates to a handle device that can be applied to, for example, a floor board installed in a luggage room of an automobile.
一般に、自動車のラゲージルームには、そのフロア側に収納室を画成して、該収納室の開口部をフロアボードで開閉できる構成となっている。 Generally, a luggage room of an automobile has a structure in which a storage room is defined on the floor side and an opening of the storage room can be opened and closed with a floor board.
そして、このフロアボードの開閉に際しては、特許文献1乃至特許文献4に示す如く、フロアボード側に起伏可能なハンドルを設けて、当該ハンドルを握ってフロアボード自体を持ち上げることにより、収納室を開放できる構成のものや、特許文献5乃至特許文献11に示す如く、このハンドルにロック機構を併設して、通常時は、フロアボード側から延びたロック片が車体側の係合孔に係合して、収納室を閉塞状態にロックし、ハンドル操作時は、ロック片を係合孔から後退させて、フロアボードの閉塞ロック状態を解除できる構成のものが存在していた。
然し乍ら、ハンドルだけを使用する特許文献1乃至特許文献4に係る装置にあっては、自動車の走行振動などで、フロアボード自体が不用意に開放したり或いは移動する恐れがあり、ロック機構を併設する特許文献5乃至特許文献11に係る装置にあっては、このような心配はないが、今度は、特に、特許文献5乃至特許文献7に係る装置にあっては、ワイヤーやコ字状のピンを使用する関係で、自ずと、構造が複雑となって、コスト高となる恐れがあり、特許文献8乃至特許文献9に係る装置にあっては、ロック機構をフロアボード側ではなく、床面を構成する車体側に設ける関係で、フロアボード自体を持ち上げるために、別のハンドルや手掛手段などが必要となるので、同様に、構造が複雑となって、コスト高となる恐れがある。
However, in the devices according to
又、特許文献10乃至特許文献11に係る装置にあっては、装置自体をフロアボートの貫通孔に表側から挿入して、装置の周囲に形成された爪やネジを使用して、貫通孔の孔縁に固定する関係で、フロアボードの裏側に装置構造に起因する凹凸形状が現れて見栄えが悪くなると共に、ハンドルを支持するボディ側にロック片やリターンスプリング等を組み付けなければならないので、組み付け作業が困難となる恐れがあった。尚、この場合には、ボディ側にリターンスプリングを装着した状態を得て、ロック片を当該リターンスプリングの付勢力に抗して押し込んだ状態を維持しながら、ハンドルを所定位置に位置決めして、そのまま、支軸を押し込まなくてはならないので、高い熟練技術が要求されることとなる。
Further, in the devices according to
本発明は、斯かる各従来の自動車用ボードのハンドル装置が抱える課題を有効に解決するために開発されたもので、請求項1記載の発明は、ボードに開設された貫通孔の孔縁を上下方向から挟んだ状態で相互に固定されるアッパーボディとロアボディとを備える自動車用ボードのハンドル装置であって、アッパーボディは、該アッパーボディに沿う不使用位置とアッパーボディから立ち上がる使用位置との間を回動するハンドルと、該ハンドルの下面からアッパーボディの開口を介して下方に延びるタブとを有して、上記ボードの貫通孔に表側から挿入され、ロアボディは、ロック片を出没可能に支持する支持壁と、該支持壁に形成されて上記タブを支持壁内に臨ましめる操作窓と、ロック片を突出方向に付勢するスプリングとを有して、ボードの裏側から貫通孔を覆った状態で装着されることを特徴とする。
The present invention was developed in order to effectively solve the problems of each of the conventional automotive board handle devices, and the invention according to
請求項2記載の発明は、請求項1を前提として、ロック片は、ハンドル側のタブを受け入れる凹部と、該タブが当接してロック片をスプリングの付勢力に抗して後退させる当接壁部と、凹部を挟んで該当接壁部と反対側に設けられて当接壁部と同一高さに設定された防御壁部とを有することを特徴とする。 According to a second aspect of the present invention, on the premise of the first aspect, the lock piece has a recess for receiving a tab on the handle side, and an abutment wall that abuts the tab and retreats the lock piece against the urging force of the spring. And a defense wall provided on the opposite side to the corresponding wall part across the recess and set to the same height as the contact wall part.
請求項3記載の発明は、請求項1乃至請求項2を前提として、ハンドルは、1本のシャフトの両端を介してアッパーボディ側に軸支され、タブは、ハンドルの手掛部から見て該シャフトを越えた反対側に位置していることを特徴とする。
In the invention described in
請求項4記載の発明は、請求項3を前提として、ハンドルの下面には、その手掛部から軸支部を経て手掛部の反対側端まで連続する縦壁が設けられ、タブは、手掛部の反対側端の縦壁とシャフトの間に位置して、当該縦壁と一体に連続して設けられていることを特徴とする。 According to a fourth aspect of the present invention, on the premise of the third aspect, the lower surface of the handle is provided with a vertical wall extending from the handle portion to the opposite end of the handle portion through the shaft support portion, It is located between the vertical wall at the opposite end of the hanging portion and the shaft, and is provided integrally with the vertical wall.
請求項5記載の発明は、請求項2を前提として、タブを受け入れるロック片の凹部を画成する側壁は窪んでいることを特徴とする。 According to a fifth aspect of the present invention, on the premise of the second aspect, the side wall defining the concave portion of the lock piece for receiving the tab is recessed.
請求項6記載の発明は、請求項1を前提として、アッパーボディは、上面が開放された箱状の本体と、該本体の上端縁に形成されたフランジとを有して、本体の周壁にボードの厚さ方向に延びる複数のリブを突設すると共に、本体自体はボードの貫通孔と相似形を呈し、上記リブは、ボードの貫通孔の孔縁に食い込む大きさに突出していることを特徴とする。
The invention described in
請求項7記載の発明は、請求項1を前提として、アッパーボディとロアボディの一方又は双方に、両ボディの接近位置を規制する当接規制部を設けると共に、アッパーボディ側にネジ受けボスを設け、ロアボディ側のネジ挿通孔を設けて、アッパーボディとロアボディとをネジ止めする際に、ネジ止め前には、上記当接規制部が作用して、該ネジ受けボスとネジ挿通孔との間に隙間が発生し、ネジ止め後には、ネジ受けボスとネジ挿通孔とが当接することを特徴とする。 According to a seventh aspect of the invention, on the premise of the first aspect, one or both of the upper body and the lower body is provided with a contact restricting portion for restricting the approach position of both bodies, and a screw receiving boss is provided on the upper body side. When the upper body and the lower body are screwed by providing a screw insertion hole on the lower body side, before the screwing, the contact restricting portion acts, and the gap between the screw receiving boss and the screw insertion hole And a screw receiving boss and the screw insertion hole come into contact with each other after screwing.
請求項8記載の発明は、請求項1を前提として、アッパーボディとロアボディのいずれか一方に複数のガイド羽を有するピンを設け、他方に該ピンを複数のガイド羽と一緒に挿入する筒体を設けて、アッパーボディとロアボディとを相互に位置決めすることを特徴とする。 According to the eighth aspect of the present invention, on the premise of the first aspect, a cylindrical body in which a pin having a plurality of guide wings is provided on one of the upper body and the lower body and the pins are inserted together with the plurality of guide wings on the other side. And the upper body and the lower body are positioned relative to each other.
依って、請求項1記載の発明にあっては、ボードの貫通孔がその裏側からロアボディによって完全に覆われるので、ボードを開放しても、見栄えが害される恐れがなくなるばかりか、その組み付けに際しても、アッパーボディとロアボディとをボードの貫通孔の孔縁を上下方向から挟んだ状態をもって相互に固定するだけで良いので、組み付け作業も誰でもが簡単に行なうことが可能となる。
Therefore, in the invention described in
請求項2記載の発明にあっては、防御壁部が当接壁部と同一高さに設定されている関係で、この防御壁部でロアボディ側に形成されるロック片の出没窓を閉塞できるので、異物の侵入を防止して、見栄えの向上が期待できると共に、ロック片の出没に対しても、上下方向のガタツキを防止することが期待できる。又、当接壁部を高くしてハンドル側のタブを当接させることが可能となるので、タブの突出量を小さくする選択も可能となり、このように選択した時には、その回転半径を小さくして、ハンドルの回動角度に対してロック片の引き込み量を小さくすることにより、操作時のハンドルの回動角度を90°に近づける等大きく立ち上がらせることが可能となって、重いボードでも安定して持ち上げることができるようにすることも可能となる。
In the invention according to
請求項3記載の発明にあっては、シャフトを手前側にタブを向こう側に配置したので、シャフトの両端、つまり、貫通シャフトの2箇所で、ハンドルをアッパーボディ側に軸支することが可能となり、強度が高く動きも滑らかにできる。
In the invention of
請求項4記載の発明にあっては、ハンドルを持ち上げる手の力は、連続する縦壁によって、手掛部から軸支部へ伝えられ、シャフトからアッパーボディを経てボードに伝えられるので、ハンドルは、高い強度をもって破損することがない。同様に、ハンドルを回動させる手の力は、連続する縦壁によって、手掛部からタブまで伝えられるので、捻じれたり撓んだりせずに伝えられて、ロック解除も確実に行なえる。
In the invention of
請求項5記載の発明にあっては、ロック片のタブを受け入れる凹部の側壁を窪ませて、アッパーボディとロアボディとの可及的な接近を可能としたので、請求項2と同様に、操作時のハンドルの回動角度を90°に近づける等大きく立ち上がらせることが可能となって、重いボードでも安定して持ち上げることができる。
In the invention according to
請求項6記載の発明にあっては、アッパーボディをボードの表側からその貫通孔内に簡単に挿入することができると共に、リブの貫通孔の孔縁に対する食い込みで、所定の保持力が得られるので、ロアボディを装着するまでの間、アッパーボディをボード側に仮止めすることにより、両ボディのボードに対する組み付けが容易となる。
In the invention according to
請求項7記載の発明にあっては、アッパーボディとロアボディをネジ止めすると、ネジ受けボスとネジ挿通孔との間に発生していた隙間分、両ボディを撓ませると同時にボードを圧縮して、両ボディとボードとがガタツクことなく確実に固定される。
In the invention according to
請求項8記載の発明にあっては、アッパーボディとロアボディとを精度良く位置決めできると共に、特に、ガイド羽を有するピン側では、射出した樹脂が冷却・固化する際に、所謂引けが発生し難い。
In the invention described in
本発明は、ボードに開設された貫通孔の孔縁を上下方向から挟んだ状態で相互に固定されるアッパーボディとロアボディとを備える自動車用ボードのハンドル装置を前提として、アッパーボディは、該アッパーボディに沿う不使用位置とアッパーボディから立ち上がる使用位置との間を回動するハンドルと、該ハンドルの下面からアッパーボディの開口を介して下方に延びるタブとを有して、上記ボードの貫通孔に表側から挿入され、ロアボディは、ロック片を出没可能に支持する支持壁と、該支持壁に形成されて上記タブを支持壁内に臨ましめる操作窓と、ロック片を突出方向に付勢するスプリングとを有して、ボードの裏側から貫通孔を覆った状態で装着されることにより、ボード裏側の見栄えの向上と、組み付け作業性の向上を図らんとするものである。 The present invention is based on the premise of a handle device for an automotive board comprising an upper body and a lower body that are fixed to each other in a state where a hole edge of a through hole provided in the board is sandwiched from above and below. A through-hole in the board having a handle rotating between a non-use position along the body and a use position rising from the upper body, and a tab extending downward from the lower surface of the handle through the opening of the upper body. The lower body is inserted from the front side, and the lower body urges the lock piece in the protruding direction, a support wall that removably supports the lock piece, an operation window that is formed on the support wall and faces the tab in the support wall. It has a spring and is mounted with the through hole covered from the back side of the board, improving the appearance of the back side of the board and improving assembly workability. It is intended to.
以下、本発明を図示する好適な実施例に基づいて詳述すれば、該実施例に係る自動車用ボードのハンドル装置は、自動車のラゲージルームのフロア側に設けられた収納室を開閉するフロアボードを対象として開発されたもので、図1に示す如く、上記フロアボードBに開設された貫通孔Hの孔縁を上下方向から挟んだ状態で相互にネジ41止めされるアッパーボディ1とロアボディ21とを備える構成となっている。
DETAILED DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS The present invention will be described in detail below with reference to a preferred embodiment. An automotive board handle device according to this embodiment is a floor board that opens and closes a storage room provided on the floor side of a luggage room of an automobile. As shown in FIG. 1, the
そして、前者のアッパーボディ1に関しては、図2乃至図4にも示す如く、上面側が開放された薄箱状の本体2と、該本体2の上端縁に形成された環状のフランジ3とから成り、中央が窪んだ本体2は、その底部内面に後述するハンドル12の切欠部13と合致する凸壁4を立設すると共に、その対向する両側部に1本のシャフト5の両端部を嵌合する一対の軸受孔6を形成し、且つ、ハンドル12が軸支される側の底部に後述するハンドル12のタブ17の係入を許容する開口7を開設する構成となっている。
As shown in FIGS. 2 to 4, the former
又、底部外面側に後述するロアボディ21のピン27を挿入する一対の円筒体8と、後述するロアボディ21のネジ挿通孔28と対応する一対のネジ受けボス9とを垂設すると共に、該円筒体8とネジ受けボス9の反対側の底部外面に一対の第1リブ10を設けて、当該各第1リブ10と上記円筒体8の端面をロアボディ21側の底部に当接させることにより、アッパーボディ1とロアボディ21の接近位置を規制する構成となっている。従って、第1リブ10と円筒体8は、両ボディ1・21の当接規制部としての役割を果たすことともなる。
In addition, a pair of
更に、アッパーボディ1の本体2は、フロアボードBに開設される貫通孔Hと相似形を呈して、その全周壁にフロアボードBの厚さ方向に延びる複数の第2リブ11を一定の間隔をおいて突設するものとするが、当該第2リブ11は、フロアボードBの貫通孔Hの孔縁に食い込む大きさに突出させる構成を採用している。従って、アッパーボディ1をフロアボードBの表側からその貫通孔H内に簡単に挿入することができると共に、第2リブ11の貫通孔Hの孔縁に対する食い込みにより、所定の保持力が得られるので、ロアボディ21を装着するまでの間、アッパーボディ1をフロアボードB側に仮止めすることにより、フロアボードBに対する組み付けが容易となる。
Furthermore, the
又、このアッパーボディ1の本体2に1本のシャフト5を介して軸支されるハンドル12は、アッパーボディ1の底部に沿う不使用位置とアッパーボディ1から立ち上がる使用位置との間を回動するもので、図5乃至図8にも示す如く、その略中央に上記凸壁4と合致する矩形状の切欠部13を形成すると共に、その手掛部12aと反対側の両側縁に上記シャフト5の端部を嵌合する軸受孔14を形成した一対の取付片15を設ける一方、ハンドル12の下面側に手掛部12aから軸支部を経て手掛部12aの反対側端まで連続する縦壁16を設けて、該手掛部12aの反対側端に位置している該縦壁16に上記開口7から下方に延びるタブ17を一体に連続して突設する構成となっている。尚、このタブ17は、図7のBに示す如く、内面側が垂直面形状17aを呈し、その先端から基端に向って肉厚が拡がる形状となっている。従って、アッパーボディ1をロアボディ21側に真直ぐに押し込めるので、ロック片30を少し後退させるだけで、容易に組み付けることが可能となる。
Further, the
後者のロアボディ21に関しては、図9乃至図10にも示す如く、やはり、上面側が開放された薄箱状の本体22と、該本体22の上端縁に形成された環状のフランジ23とから成り、中央が窪んだ本体22の略中央部には、後述するロック片30を出没可能に支持する逆コ字状を呈する支持壁24を一体に設けて、該支持壁24の上面側に後述するロック片30のストッパー爪35を移動可能に遊嵌する一対のガイド溝25を形成すると共に、上記ハンドル12側のタブ17を支持壁24の内部に臨ましめる操作窓26を開設する一方、当該支持壁24の両側に、上記アッパーボディ1側の各円筒体8内に挿入される複数のガイド羽を有する一対のピン27を立設すると共に、上記アッパーボディ1側のネジ受けボス9と対応する一対のネジ挿通孔28を開設し、且つ、支持壁24と対向する本体22の側部にロック片30の出没窓29を開設する構成となっている。
As shown in FIGS. 9 to 10, the latter
尚、この場合に、上記した第1リブ10と円筒体8の端面とがロアボディ21の底部に当接して、アッパーボディ1とロアボディ21の接近位置が規制されている時には、上記ネジ挿通孔28とネジ受けボス9間に隙間が生じており、該ネジ挿通孔28を介してネジ受けボス9にネジ41が捩じ込まれた時には、ネジ挿通孔28とネジ受けボス9とが初めて当接するように設定して、アッパーボディ1とロアボディ21をネジ止めすると、ネジ受けボス6とネジ挿通孔28との間に発生していた上記隙間分、両ボディ1・21を撓ませると同時にフロアボードBを圧縮して、両ボディ1・21とフロアボードBとがガタツクことなく確実に固定できる構成となっている。
In this case, when the
又、当該ロアボディ21の支持壁24に支持されるロック片30は、図11にも示す如く、その先端側にハンドル12側のタブ17を受け入れる凹部31と、該タブ17が当接してロック片30をスプリング34の付勢力に抗して後退させる当接壁部32と、凹部31を挟んで該当接壁部32と反対側に設けられて当接壁部32と同一高さに設定された防御壁部33を有して、常時は、スプリング34の付勢力で、自身のストッパー爪35が支持壁24のガイド溝25の端縁にぶつかるまで突出方向に付勢され、逆に、ハンドル12側のタブ17が操作窓26から凹部31内に臨んだ状態の下で、ハンドル12を回動させると、タブ17が当接壁部32に当接して、ロック片30をスプリング34のばね圧に抗して後退させる構成となっている。
Further, as shown in FIG. 11, the
従って、本実施例の下では、防御壁部33が当接壁部32と同一高さに設定されているので、この防御壁部33でロアボディ21側に形成されたロック片30の出没窓29を閉塞できるので、異物の侵入を防止して、見栄えの向上が期待できると共に、ロック片30の出没に対しても、上下方向のガタツキを防止することが期待できる。又、当接壁部32を高くしてハンドル12側のタブ17を当接させることが可能となるので、タブ17の突出量を小さくする選択も可能となり、このように選択した時には、その回転半径を小さくして、ハンドル12の回動角度に対してロック片30の引き込み量を小さくすることにより、操作時のハンドル12の回動角度を90°(実施例では、約70°)に近づける等大きく立ち上がらせることが可能となって、重いフロアボードBでも安定して持ち上げることが可能となる。
Therefore, under the present embodiment, the
更に、ロック片30のタブ17を受け入れる凹部31を画成する側壁36は、図11のBに示す如く、下方向に窪んだテーパー形状を呈し、該側壁36の窪み36a内に既述したハンドル12の対応する縦壁16を入り込ませる構成となっているので、これによっても、アッパーボディ1とロアボディ21との可及的な接近が可能となり、同様に、操作時のハンドル12の回動角度を90°に近づける等大きく立ち上がらせることが可能となって、重いフロアボードBでも安定して持ち上げることができる。
Furthermore, the
依って、斯かる2分割されたアッパーボディ1とロアボディ21とをフロアボードBに相互にネジ41止めで固定する場合には、まず、アッパーボディ1の本体2側にハンドル12を1本のシャフト5の両端で回動可能に軸支する状態を得て、そのフランジ3がフロアボードBの表面に当接するまで、該アッパーボディ1の本体2をフロアボードBの貫通孔H内に表側から挿入すると、第2リブ11が貫通孔Hの孔縁に食い込むので、これにより、一旦、アッパーボディ1がフロアボードB側に仮止めされる。この場合、アッパーボディ1の本体2が貫通孔Hと相似形を呈しているので、貫通孔Hに対する挿入が容易となる。
Therefore, when the
そこで、今度は、ロアボディ21の支持壁24にスプリング34とロック片30を組み込む状態を得て、そのフランジ23がフロアボードBの裏面に当接するまで、ロアボディ21をフロアボードBの貫通孔Hを覆うように裏側から装着すると、ロアボディ21側のピン27がアッパーボディ1側の円筒体8内に挿入されて、両ボディ1・21が確実に位置決めされると同時に、ハンドル12のタブ17が支持壁24の操作窓26からロック片30の凹部31内に係入し、且つ、第1リブ10と円筒体8の端面がロアボディ21の底部に当接して、両ボディ1・21の接近位置が規制されるので、アッパーボディ1のフランジ3とロアボディ21のフランジ23とで、フロアボードBの貫通孔Hの孔縁が確実に挟持されることとなる。
Therefore, this time, the state in which the
尚、この状態にあっては、既述した如く、アッパーボディ1側のネジ受けボス9とロアボディ21側のネジ挿通孔28とは対峙することとなるが、両者9・28間には若干の隙間が発生している。
In this state, as described above, the
従って、最後に、フロアボードBの裏側から、ネジ41をネジ挿通孔28から差し込んで、該ネジ41をネジ受けボス9に捩じ込めば、これにより、各自のフランジ3・23でフロアボードBの貫通孔Hの孔縁を挟んだ状態をもって、アッパーボディ1とロアボディ21とが相互に固定されることとなるが、この状態にあっては、フロアボードBの裏側では、貫通孔H内に挿入されたアッパーボディ1の本体2の底部側がロアボディ21によって完全に隠蔽されることとなるので、従来のものと比べると、フロアボードBの裏側の見栄えが頗る向上することとなる。
Therefore, finally, if the
又、アッパーボディ1とロアボディ21の組み付け作業に際しても、ロアボディ21側のピン27をアッパーボディ1側の円筒体8内に挿入すると、両ボディ1・21が確実に位置決めされるので、斯かる状態を得て、ネジ41止めすれば良いので、組み付け作業も頗る容易となる。尚、ピン27は、断面十字状を呈している関係で、ロアボディ21の表面側に所謂引けが発生し難い。
Further, when the
そして、実際の使用に際して、フロアボードBでラゲージルーム側の収納室の開口部を閉塞している状態にあっては、図12に示す如く、ロック片30の先端部がスプリング34の付勢力で外方に突出して、ラゲージルームのフロアパネルPに設けられている係合孔Paに係合することとなるので、これにより、フロアボードBは、収納室を閉塞する状態をもって、フロアパネルP側にロックされることとなる。
In actual use, when the floor board B is closing the opening of the storage room on the luggage room side, the tip of the
逆に、収納室の開口部を開放する場合には、図13に示す如く、ハンドル12を上方へ約70°の角度をもって回動すると、これと連動して、タブ17もロック片30の凹部31内で回動しながら、当接壁部32に当接して、ロック片30をスプリング34の付勢力に抗して後退させるので、これにより、ロック片30の先端部がフロアパネルPの係合孔Paから外れる結果、後は、ハンドル12を握りながら、フロアボードBを持ち上げれば、収納室を簡単に開放することが可能となる。
Conversely, when opening the opening of the storage chamber, as shown in FIG. 13, when the
尚、この場合においては、既述した如く、ロック片30の当接壁部32を高くしてハンドル12側のタブ17を当接させることが可能となるので、タブ17の突出量を小さくできる結果、その回転半径を小さくして、ハンドル12の回動角度に対してロック片30の引き込み量を小さくすることにより、操作時のハンドル12の回動角度を90°近くに立ち上がらせることが可能となって、重いフロアボードBでも安定して持ち上げることができることとなる。
In this case, as described above, the
本発明に係る自動車用ボードのハンドル装置は、ボードの裏側をロアボディで隠蔽することにより、ボード裏側の見栄えを向上すると共に、ボードに対するアッパーボディとロアボディの組み付けが容易となるので、これを自動車のラゲージルーム内に設置されるフロアボードなどに応用すれば、頗る好都合なものとなる。 The handle device for an automobile board according to the present invention improves the appearance of the board back side by concealing the back side of the board with the lower body, and facilitates the assembly of the upper body and the lower body to the board. If it is applied to floorboards installed in luggage rooms, it will be very convenient.
B フロアボード(ボード)
H 貫通孔
1 アッパーボディ
2 本体
3 フランジ
4 凸壁
5 シャフト
6 軸受孔
7 開口
8 円筒体(当接規制部)
9 ネジ受けボス
10 第1リブ(当接規制部)
11 第2リブ(リブ)
12 ハンドル
12a 手掛部
13 切欠部
14 軸受孔
15 取付片
16 縦壁
17 タブ
17a 垂直面形状
21 ロアボディ
22 本体
23 フランジ
24 支持壁
25 ガイド溝
26 操作窓
27 ピン
28 ネジ挿通孔
29 出没窓
30 ロック片
31 凹部
32 当接壁部
33 防御壁部
34 スプリング
35 ストッパー爪
36 側壁
36a 窪み
P フロアパネル
Pa 係合孔
B Floor board (board)
H Through-
9 Screw receiving
11 Second rib (rib)
12
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Family
ID=40964095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007339070A Pending JP2009160957A (en) | 2007-12-28 | 2007-12-28 | Handle device for automotive board |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009160957A (en) |
KR (1) | KR20090072953A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8876177B2 (en) | 2010-09-17 | 2014-11-04 | Piolax Inc | Handle system |
US11306520B2 (en) * | 2017-11-13 | 2022-04-19 | Piolax, Inc. | Handle device |
-
2007
- 2007-12-28 JP JP2007339070A patent/JP2009160957A/en active Pending
-
2008
- 2008-11-28 KR KR1020080119924A patent/KR20090072953A/en not_active Application Discontinuation
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8876177B2 (en) | 2010-09-17 | 2014-11-04 | Piolax Inc | Handle system |
US11306520B2 (en) * | 2017-11-13 | 2022-04-19 | Piolax, Inc. | Handle device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR20090072953A (en) | 2009-07-02 |
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