JP2009160853A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録ヘッドを回動して用紙搬送路に対向する位置から維持回復機構に対向する位置まで移動するときに、ノズルメニスカスの破壊を抑えつつヘッドのノズル面と搬送面との干渉を防止できない。
【解決手段】液滴を吐出する記録ヘッド5m、5c、5k、5yと、ヘッド51に対向して用紙Pを搬送する搬送ベルト43と、用紙搬送方向に沿って搬送ベルト43の脇に配置され、ヘッド51の維持回復を行う維持回復手段6m、6c、6k、6yとを備え、記録ヘッド5m、5c、5k、5yは搬送ベルト43に対向する位置と維持回復手段6m、6c、6k、6yに対向する位置との間で回動可能に支持され、記録ヘッド5m、5c、5k、5yが維持回復のために回動されるとき、搬送ベルト43を押下して記録ヘッド5m、5c、5k、5yに対向する部分を下降させる押圧ローラ44を揺動可能に備えた。
【選択図】図6

Description

本発明は画像形成装置に関し、特に液滴を吐出する記録ヘッド及びその維持回復手段を備える画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写装置、プロッタ、これらの複合機等の画像形成装置として、例えばインク液滴を吐出する記録ヘッドを用いた液体吐出記録方式の画像形成装置としてインクジェット記録装置などが知られている。この液体吐出記録方式の画像形成装置は、記録ヘッドからインク滴を、搬送される用紙に対して吐出して、画像形成(記録、印字、印写、印刷も同義語で使用する。)を行なうものであり、記録ヘッドが主走査方向に移動しながら液滴を吐出して画像を形成するシリアル型画像形成装置と、記録ヘッドが移動しない状態で液滴を吐出して画像を形成するライン型ヘッドを用いるライン型画像形成装置がある。
なお、本願において、「画像形成装置」は、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体にインクを着弾させて画像形成を行う装置を意味し、また、「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。また、「インク」とは、インクと称されるものに限らず、記録液、定着処理液、液体などと称されるものなど、画像形成を行うことができるすべての液体の総称として用いる。また、「用紙」とは、材質を紙に限定するものではなく、上述したOHPシート、布なども含み、インク滴が付着されるものの意味であり、被記録媒体、記録媒体、記録紙、記録用紙などと称されるものを含むものの総称として用いる。
このような液体吐出装置を備えて画像を形成する画像形成装置においては、インク滴を吐出する記録ヘッドの性能を維持回復する維持回復機構が備えられる。このヘッドの維持回復機構(装置)は、記録ヘッドのノズル面(ノズルが形成された面)を高い密閉性を保って覆うための保湿用キャップ部材、ノズルから増粘したインクを吸引して排出するための吸引ポンプなどの吸引手段に接続される吸引用キャップ(保湿用キャップと兼用されることもある。)、ノズル面に付着したインクを拭き取って除去するためのワイパ部材(ワイパ、ワイパブレード)、ワイパ部材を清掃するワイパクリーナ(ワイパ清掃部材)、画像形成に寄与しない液滴を吐出する空吐出を行なうための空吐出受けなどで構成される。
ところで、液滴を吐出するノズルを用紙のほぼ全幅にわたって配列したノズル列を有するライン型記録ヘッドを備えるライン型画像形成装置においては、記録ヘッドの維持回復を行う維持回復機構もノズル列長さ相当分の長さが必要になることから、維持回復機構の小型化、簡素化が要請されている。
従来のライン型画像形成装置として、例えば特許文献1には複数のライン型ヘッドと維持回復機構(メンテナンス機構、クリーニング機構)とを用紙搬送方向に沿って交互に配置し、ヘッドと維持回復機構が相対的に水平移動と垂直移動とを行う構成が記載されている。
特開2004−268477号公報
また、特許文献2には記録ヘッドをノズル列の外側にノズル列と略直行する方向の回転中心を設け、記録ヘッドの一端を、回転中心を中心として用紙の搬送面に対して上下動を伴いながら略平行に回転移動可能に支持し、搬送面の脇に配置された維持回復機構によって維持回復を行うようにすることが記載されている。
特開2000−301710号公報
しかしながら、特許文献1に記載のように維持回復動作時に記録ヘッド又は維持機構を移動させる構成では、並行に記録ヘッド又は維持回復機構を移動させると、画像形成装置本体が移動スペースを確保するために大型になったり、ハーネスやインク供給チューブ等を移動すると機構が複雑になるという課題がある。
また、特許文献2に記載のように記録ヘッドをノズル列と直交する回転中心に用紙搬送面と並行に上下動を伴いながら回転移動させる構成にあっては、記録ヘッドを回転移動させるときに用紙搬送面を形成する搬送ベルトとの干渉を避けることができるものの、記録ヘッドが上下動するために、記録ヘッドに対して水頭差で負圧を発生させる構成にした場合、水頭差が変化し、記録ヘッドのノズルのメニスカスが破壊されて吐出不良が発生するという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、装置本体を大型にすることなく、維持回復機構や画像形成部の構成を複雑にすることなく、しかも、記録ヘッドのメニスカス破壊による吐出不良を生じることなく維持回復を行えるようにすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
液滴を吐出する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドに対向して用紙を搬送する搬送ベルトと、
用紙搬送方向に沿って前記搬送ベルトの脇に配置され、前記記録ヘッドの維持回復を行う維持回復手段と、を備え、
前記記録ヘッドは前記搬送ベルトに対向する位置と前記維持回復手段に対向する位置との間で回動可能に支持され、
前記記録ヘッドが回動されるとき、前記搬送ベルトの前記記録ヘッドに対向する部分を下降させる手段を備えている
構成とした。
ここで、前記搬送ベルトに当接して押し下げる押下位置と前記搬送ベルトから離間する退避位置との間で揺動可能に配置された押圧ローラを備えている構成とできる。
また、前記搬送ベルトは少なくとも駆動ローラと従動ローラとの間に掛け回され、用紙搬送方向下流側のローラが昇降可能に配置されている構成とできる。
また、前記搬送ベルトは少なくとも駆動ローラと従動ローラとの間に掛け回され、前記記録ヘッドに対向する領域の用紙搬送方向上流側及び下流側に配置されて前記搬送ベルトを内側から支持する少なくとも2つの補助ローラを備え、前記2つの補助ローラは昇降可能に配置されている構成とできる。
また、前記搬送ベルトは少なくとも駆動ローラと従動ローラとの間に掛け回され、前記記録ヘッドに対向する領域の用紙搬送方向下流側に配置されて前記搬送ベルトを内側から支持する第1補助ローラと、前記駆動ローラと従動ローラ間で前記ヘッドユニットに対向しない側で前記搬送ベルトを内側から支持する第2補助ローラとを備え、前記第1補助ローラ及び前記第2補助ローラが一体的に前記駆動ローラを支点として回動可能に配置されている構成とできる。
また、複数の記録ヘッドと複数の維持回復手段とを備え、前記搬送手段の両側に少なくとも1つの維持回復手段が配置されている構成とできる。
また、複数の記録ヘッドと複数の維持回復手段とを備え、前記複数の維持回復手段のうち黒色の液滴を吐出するヘッドユニットに対応する維持回復手段が前記搬送手段に近い位置に配置されている構成とできる。
また、複数のカラーの液滴を吐出するカラー用記録ヘッドユニットと、黒色の液滴を吐出するブラック用記録ヘッドと、前記各記録ヘッドユニット及び記録ヘッドにそれぞれ対応する各維持回復手段とを備え、前記カラー用記録ヘッドユニットに対応する維持回復手段とブラック用記録ヘッドに対応する維持回復手段とは、前記搬送手段の異なる側にそれぞれ配置されていることを特徴とする画像形成装置。
本発明に係る画像形成装置によれば、記録ヘッドは搬送ベルトに対向する位置と維持回復手段に対向する位置との間で回動可能に支持され、記録ヘッドが回動されるとき、搬送ベルトの記録ヘッドに対向する部分を下降させる手段を備えているので、装置本体を大型にすることなく、維持回復機構や画像形成部の構成を複雑にすることなく、しかも、記録ヘッドのメニスカス破壊による吐出不良を生じることなく維持回復を行えるようになる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の一例について図1ないし図4を参照して説明する。なお、図1は同画像形成装置の全体構成を説明する概略構成図、図2は同装置の平面説明図、図3は維持回復状態の要部平面説明図、図4は同じく概略側面説明図である。
この画像形成装置はライン型画像形成装置であり、装置本体1と、用紙Pを積載し給紙する給紙トレイ2と、印刷された用紙Pを排紙積載する排紙トレイ3と、用紙Pを給紙トレイ2から排紙トレイ3まで搬送する搬送ユニット4と、搬送ユニット4によって搬送される用紙Pに液滴を吐出し印字する各色の液滴を吐出する記録ヘッド5c、5m、5k、5y(色を区別しないときは「記録ヘッド」5という。他の部材についても同様とする。)と、印刷終了後又は所要のタイミングで記録ヘッド5c、5m、5k、5yの維持回復を行う維持回復手段(機構)6c、6m、6k、6yと、各記録ヘッド5に各色のインクを供給するインクタンク7となどを備えている。
装置本体1は、図示しない前後側板及びステーなどで構成されており、給紙トレイ2上に積載されている用紙Pは、分離ローラ21及び給紙ローラ22によって1枚ずつ搬送ユニット4に給紙される。
搬送ユニット4は、用紙搬送方向上流側に配置された駆動ローラ41と、用紙搬送方向下流側に配置された従動ローラ42と、これらのローラ41、42間に掛け回された無端状の搬送ベルト43とを備えている。この搬送ベルト43の表面には複数の図示しない穴が形成されており、搬送ベルト43の下部には用紙Pを吸引する図示しない吸引ファンが配置されている。また、駆動ローラ41、従動ローラ42上部には、それぞれ搬送ガイドローラ44、45が図示しないガイドに保持されて、自重にて搬送ベルト43に当接している。
駆動ローラ41は図示しないモータにより回転されることで搬送ベルト43が周回移動し、用紙Pは搬送ベルト43上に吸引ファンにより吸い付けられ、搬送ベルト43の周回移動によって搬送される。なお、従動ローラ42、搬送ガイドローラ44、45は搬送ベルト43に従動して回転する。
搬送ユニット4の上部には用紙Pに印字する液滴を吐出する記録ヘッド5が水平方向に回動可能に配置されている。ここでは、用紙搬送方向上流側から順次、マゼンタ(M)の液滴を吐出する記録ヘッド5m、シアン(C)の液滴を吐出する記録ヘッド5c、ブラック(K)の液滴を吐出する記録ヘッド5k、イエロー(Y)の液滴を吐出する記録ヘッド5yが配置されている。
各記録ヘッド5は、それぞれ、液滴を吐出する複数(ここでは10個)のヘッド51をヘッド保持部材50に千鳥状に配列して用紙幅相当分のノズル列を有するライン型ヘッドとしたものである。
そして、各記録ヘッド5のヘッド保持部材50は搬送ベルト43の外側に配置された支軸52に支持されて、支軸52が図示しない駆動モータなどで回転駆動されることによって、記録ヘッド5は、図2に示すように搬送ベルト43に対向する位置(ホーム位置)と、図3に実線で示すように維持回復機構6に対向する位置(維持回復位置)との間で、搬送ベルト43と略平行に揺動可能に配置されている。
ここで、用紙搬送方向下流側の記録ヘッド5k、5yは、図3の矢示A方向に回動され、記録ヘッド5m、5cは、図3の矢示B方向に回動され、これに対応して、搬送ベルト43の用紙搬送方向と直交する方向の一側部側には記録ヘッド5k、5yの維持回復を行う維持回復機構6k、6yが配置され、搬送ベルト43の用紙搬送方向と直交する方向の他側部側には記録ヘッド5m、5cの維持回復を行う維持回復機構6m、6cが配置されている。維持回復機構6は、記録ヘッド5の各ヘッド51のノズル面(ノズルが形成された面)をキャッピングするキャップ部材60やノズル面を清掃する図示しないワイパ部材、キャップ部材60内を吸引する図示しない吸引ポンプなどを備えている。
この場合、少なくとも黒用記録ヘッド5kの維持回復を行う維持回復機構6kは搬送ベルト43に近い側に位置して配置している。これにより、通常使用頻度が高い黒用の記録ヘッド5kの維持回復動作を行う場合、用紙搬送方向下流側の記録ヘッド5k、5yを回動するだけでよくなり、黒用の記録ヘッド5kの維持回復動作に要する時間を短縮できる。つまり、黒用記録ヘッド5kを記録ヘッド5c又は5mの位置に配置すると、まず、用紙搬送方向下流側の2つの記録ヘッドを矢示A方向に回動した後、黒用記録ヘッド5kの回動を行って維持回復動作を行い、その後、黒用記録ヘッド5kをホーム位置に戻してから、用紙搬送方向下流側の2つの記録ヘッドをホーム位置に戻すことになって、維持回復動作に要する時間が長くなることになる。
次に、この画像形成装置における維持回復時に搬送ベルト43を下降させる手段について図5及び図6を参照して説明する。なお、図5は画像形成時の搬送ユニットの状態を示す側面説明図、図6は維持回復時の搬送ユニットの状態を示す側面説明図である。
前述したように、搬送ベルト43は駆動ローラ41と従動ローラ42との間に掛け回されて配置されている。従動ローラ42は図示しないバネ等により駆動ローラ41から離れる方向に付勢されて搬送ベルト43に所定のテンションを付与している。
そして、従動ローラ42の用紙搬送方向下流側に、搬送ベルト43に上方から当接して駆動ローラ41と従動ローラ42との間で記録ヘッド5に対向する側の搬送ベルト43を下方に押圧する押圧ローラ(コロを含む意味で用いる。)46を備えている。この押圧ローラ46は、他端部が支軸48で揺動可能に軸支された支持アーム47の先端部に回転可能に保持されており、図5に示す搬送ベルト43から離間する退避位置と図6に示す搬送ベルト43に当接して押し下げる押下位置との間で揺動可能に配置されている。
このように構成したので、搬送ベルト43で用紙Pを搬送しながら画像を形成する画像形成時には、記録ヘッド5m、5c、5k、5yは図2に示すホーム位置にあり、押圧ローラ46は図5に示す退避位置にあって、搬送ベルト43は駆動ローラ41と従動ローラ42との間で記録ヘッド5m、5c、5k、5yに対して水平状態に維持されている。これにより、搬送ベルト43で搬送される用紙Pに対して記録ヘッド5m、5c、5k、5yから液滴を吐出して画像を形成することができる。
これに対して、記録ヘッド5の維持回復動作を行うときには、まず、押圧ローラ46を図6に示すように押下位置まで矢示D方向に回動して搬送ベルト43を押し下げる。このとき、従動ローラ42は搬送ベルト43の押し下げ量に応じて付勢力に抗して矢示方向E方向に移動する。これにより、搬送ベルト43の駆動ローラ41から用紙搬送方向下流側の部分が下降して、搬送ベルト43の記録ヘッド5m、5c、5k、5yと対向する部分が下降することになり、記録ヘッド5m、5c、5k、5yと搬送ベルト43との間のギャップが広がる。
その後、記録ヘッド5m、5c、5k、5yを図3に示すように矢示A、B方向に回動して維持回復機構6m、6c、6k、6yに対向する維持回復位置に移動し、維持回復機構6m、6c、6k、6yによって維持回復動作を行う。
ここで、記録ヘッド5m、5c、5k、5yが搬送ベルト外の維持回復機構6m、6c、6k、6yに対向する維持回復位置に移動するとき、記録ヘッド5m、5c、5k、5yと搬送ベルト43との間のギャップが広がっているので、記録ヘッド5m、5c、5k、5yと搬送ベルト43が干渉するおそれがなくなる。そして、記録ヘッド5m、5c、5k、5yは水平方向に回転するだけで上下動をしないので、記録ヘッド5の各ヘッド51のノズルのメニスカスが破壊されることが防止される。
このように、記録ヘッドは搬送ベルトに対向する位置と維持回復手段に対向する位置との間で回動可能に支持され、記録ヘッドが回動されるとき、搬送ベルトの記録ヘッドに対向する部分を下降させる手段を備えることで、装置本体を大型にすることなく、維持回復機構や画像形成部の構成を複雑にすることなく、しかも、記録ヘッドのメニスカス破壊による吐出不良を生じることなく維持回復を行えるようになる。
また、搬送ベルトに当接して押し下げる押下位置と搬送ベルトから離間する退避位置との間で揺動可能に配置された押圧ローラを備えている構成とすることで、従動ローラのテンション付勢力に抗する移動だけで足り、従動ローラや駆動ローラを変位させる必要がなく、搬送ベルトを下降させる構成が簡単になる。
次に、本発明の第2実施形態について図7及び図8を参照して説明する。なお、図7は画像形成時の搬送ユニットの状態を示す側面説明図、図8は維持回復時の搬送ユニットの状態を示す側面説明図である。
まず、駆動ローラ41及び従動ローラ42と搬送ベルト43との関係では、搬送ベルト43の記録ヘッド5側の部分が略水平になる(記録ヘッド5のノズル面と平行になる)ように駆動ローラ41と従動ローラ42とを配置している。
そして、記録ヘッド5m、5c、5k、5yに対向する搬送ベルト43の領域で、記録ヘッド5の用紙搬送方向上流側と下流側で搬送ベルト43を内側から支持する下降手段を構成する2つの補助ローラ141、142を、図7に示す上昇位置と図8に示す下降位置との間で昇降可能に配置している。
ここで、これら2つの補助ローラ141、142は、図7に示す上昇位置では、駆動ローラ41と従動ローラ42とを結ぶ線Sよりも搬送ベルト43が記録ヘッド5側に近づく位置、即ち搬送ベルト43を記録ヘッド5側に持ち上げた位置になり、記録ヘッド5m、5c、5k、5yに対向する搬送ベルト43の領域での搬送ベルト43の平面性を保持する。
また、これら2つの補助ローラ141、142は、図8に示す下降位置では、駆動ローラ41と従動ローラ42とを結ぶ線Sと同じか、これよりも記録ヘッド5側から遠ざかった位置まで下降する。このとき、搬送ベルト43は、従動ローラ42が付勢力で矢示G方向に移動することから、結果的に図8に示す位置まで下降することになり、記録ヘッド5と搬送ベルト43との間のギャップが広がる。
したがって、画像形成時には2つの補助ローラ141、142を図7に示す上昇位置にしておき、維持回復動作を行うときには2つの補助ローラ141、142を図8に示す矢示F方向に下降させて下降位置にした後、記録ヘッド5m、5c、5k、5yをホーム位置から維持回復位置に回動することによって、記録ヘッド回動時の搬送ベルト43との干渉を防止することができる。これにより、前記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
次に、本発明の第3実施形態について図9及び図10を参照して説明する。なお、図9は画像形成時の搬送ユニットの状態を示す側面説明図、図10は維持回復時の搬送ユニットの状態を示す側面説明図である。
まず、駆動ローラ41及び従動ローラ42と搬送ベルト43との関係では、搬送ベルト43が用紙搬送方向上流側から下流側に向かって傾斜するように駆動ローラ41と従動ローラ42とを配置している。つまり、駆動ローラ41を従動ローラ42よりも高い位置に配置している。
そして、記録ヘッド5の用紙搬送方向下流側に搬送ベルト43を内側から支持する第1の補助ローラ143と、駆動ローラ41と従動ローラ42間で記録ヘッド5に対向しない側で搬送ベルト43を内側から支持する第2の補助ローラ144とを配置している。これらの第1、第2の補助ローラ143、144は一体的に駆動ローラ41を支点として、図9に示す上昇位置と図10に示す下降位置との間で回動可能に配置されている。
ここで、第1の補助ローラ143が図9に示す上昇位置にあるとき、駆動ローラ41と第1の補助ローラ143との間では搬送ベルト43が記録ヘッド5のノズル面に対して平行な状態で保持される。また、第1の補助ローラ143が図10に示す下降位置にあるとき、搬送ベルト43は駆動ローラ41から従動ローラ42に向かって斜め下方に傾斜した状態になり、記録ヘッド5と搬送ベルト43との間のギャップが広がる。
したがって、画像形成時には第1、第2の補助ローラ143、144を図9に示す上昇位置にしておき、維持回復動作を行うときには第1、第2の補助ローラ143、144を図10に示す矢示H方向に回動して下降位置にした後、記録ヘッド5m、5c、5k、5yをホーム位置から維持回復位置に回動することによって、記録ヘッド回動時の搬送ベルト43との干渉を防止することができる。これにより、前記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
この場合、搬送ベルト43の記録ヘッド5に対向する側を支持する第1の補助ローラ143が下降することで、搬送ベルト43の記録ヘッド5に対向しない側を支持する第2の補助ローラ144も下降するので、搬送ベルト43のテンションが変わらないことから、従動ローラ42は実質的に移動しない。
なお、前記第2実施形態と組み合わせて、記録ヘッド側に2つの補助ローラを配置し、記録ヘッド側と反対側にも補助ローラを配置して、これら3つの補助ローラを上昇位置と下降位置とで回動させる(変位させる)構成とすることもできる。
次に、本発明の第4実施形態について図11及び図12を参照して説明する。なお、図11は画像形成時の搬送ユニットの状態を示す側面説明図、図12は維持回復時の搬送ユニットの状態を示す側面説明図である。
ここでは、搬送ベルト43を掛け回している従動ローラ43を図11に示す上昇位置と図12に示す下降位置との間で回動可能に配置し、搬送ユニット4全体が駆動ローラ41を支点として上昇位置と下降位置との間で回動可能とている。従動ローラ42側を回動させることで、モータなどの駆動系を回動させる必要がなくなり、駆動ローラ41側を回動させる場合に比べて構成が簡単になる。
したがって、画像形成時には図11に示す上昇位置にしておき、維持回復動作を行うときには搬送ユニット4を図12に示す矢示J方向に回動して下降位置にした後、記録ヘッド5m、5c、5k、5yをホーム位置から維持回復位置に回動することによって、記録ヘッド回動時の搬送ベルト43との干渉を防止することができる。これにより、前記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
次に、本発明の第5実施形態について図13を参照して説明する。なお、図13は搬送ユニット部分の要部平面説明図である。
ここでは、用紙搬送方向上流側にカラー用の記録ヘッド5m、5c、5yを、最下流側に黒用の記録ヘッド5kをそれぞれ配置している。そして、記録ヘッド5m、5c、5y用の維持回復機構6m、6c、6yは搬送ベルト43の一側部側に配置し、記録ヘッド5k用の維持回復機構6kは搬送ベルト43の他側部側に配置している。
これにより、カラー用の記録ヘッド5m、5c、5yを回動することなく、黒用の記録ヘッド5kを単独で回動して維持回復動作を行うことができ、黒用記録ヘッド5kの維持回復動作の時間を短縮できる。
次に、本発明の第6実施形態について図14を参照して説明する。なお、図14は搬送ユニット部分の要部平面説明図である。
ここでは、用紙搬送方向上流側にカラー用のヘッド列51m、51c、51yを1つのヘッド保持部材50aに配置した1つの記録ヘッド5aを、最下流側に黒用の記録ヘッド5kをそれぞれ配置している。そして、記録ヘッド5aの各ヘッド列51m、51c、51y用の維持回復機構6m、6c、6yは搬送ベルト43の一側部側に配置し、記録ヘッド5k用の維持回復機構6kは搬送ベルト43の他側部側に配置している。
このように構成しても、カラー用の記録ヘッド5aを回動することなく、黒用の記録ヘッド5kを単独で回動して維持回復動作を行うことができ、黒用記録ヘッド5kの維持回復動作の時間を短縮できる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の全体構成を説明する概略構成図である。 同装置の平面説明図である。 同じく維持回復状態の要部平面説明図である。 同じく概略側面説明図である。 同装置の画像形成時の搬送ユニットの状態を示す側面説明図である。 同じく維持回復時の搬送ユニットの状態を示す側面説明図である。 本発明の第2実施形態における画像形成時の搬送ユニットの状態を示す側面説明図である。 同じく維持回復時の搬送ユニットの状態を示す側面説明図である。 本発明の第3実施形態における画像形成時の搬送ユニットの状態を示す側面説明図である。 同じく維持回復時の搬送ユニットの状態を示す側面説明図である。 本発明の第4実施形態における画像形成時の搬送ユニットの状態を示す側面説明図である。 同じく維持回復時の搬送ユニットの状態を示す側面説明図である。 本発明の第5実施形態における搬送ユニット部分の要部平面説明図である。 本発明の第6実施形態における搬送ユニット部分の要部平面説明図である。
符号の説明
1…装置本体
4…搬送ユニット
5m、5c、5k、5y…記録ヘッド
6m、6c、6k、6y…維持回復機構
41…駆動ローラ
42…従動ローラ
43…搬送ベルト
46…押圧ローラ(コロ)
50…ヘッド保持部材
51…ヘッド
52…支軸
141、142…保持ローラ
143…第1の補助ローラ
144…第2の補助ローラ

Claims (8)

  1. 液滴を吐出する記録ヘッドと、
    前記記録ヘッドに対向して用紙を搬送する搬送ベルトと、
    用紙搬送方向に沿って前記搬送ベルトの脇に配置され、前記記録ヘッドの維持回復を行う維持回復手段と、を備え、
    前記記録ヘッドは前記搬送ベルトに対向する位置と前記維持回復手段に対向する位置との間で回動可能に支持され、
    前記記録ヘッドが回動されるとき、前記搬送ベルトの前記記録ヘッドに対向する部分を下降させる手段を備えている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記搬送ベルトに当接して押し下げる押下位置と前記搬送ベルトから離間する退避位置との間で揺動可能に配置された押圧ローラを備えていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記搬送ベルトは少なくとも駆動ローラと従動ローラとの間に掛け回され、用紙搬送方向下流側のローラが昇降可能に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記搬送ベルトは少なくとも駆動ローラと従動ローラとの間に掛け回され、前記記録ヘッドに対向する領域の用紙搬送方向上流側及び下流側に配置されて前記搬送ベルトを内側から支持する少なくとも2つの補助ローラを備え、前記2つの補助ローラは昇降可能に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1に記載の画像形成装置において、前記搬送ベルトは少なくとも駆動ローラと従動ローラとの間に掛け回され、前記記録ヘッドに対向する領域の用紙搬送方向下流側に配置されて前記搬送ベルトを内側から支持する第1補助ローラと、前記駆動ローラと従動ローラ間で前記ヘッドユニットに対向しない側で前記搬送ベルトを内側から支持する第2補助ローラとを備え、前記第1補助ローラ及び前記第2補助ローラが一体的に前記駆動ローラを支点として回動可能に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、複数の記録ヘッドと複数の維持回復手段とを備え、前記搬送手段の両側に少なくとも1つの維持回復手段が配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、複数の記録ヘッドと複数の維持回復手段とを備え、前記複数の維持回復手段のうち黒色の液滴を吐出するヘッドユニットに対応する維持回復手段が前記搬送手段に近い位置に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、複数のカラーの液滴を吐出するカラー用記録ヘッドユニットと、黒色の液滴を吐出するブラック用記録ヘッドと、前記各記録ヘッドユニット及び記録ヘッドにそれぞれ対応する各維持回復手段とを備え、前記カラー用記録ヘッドユニットに対応する維持回復手段とブラック用記録ヘッドに対応する維持回復手段とは、前記搬送手段の異なる側にそれぞれ配置されていることを特徴とする画像形成装置。
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