JP2009156428A - シール組立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】シールの組立性を向上させると共に、汎用的なシールであってもシール組立時のリップ反転を防止して所望の密封性が確保できるシール組立方法を提供する。
【解決手段】シール組立治具16が、外周に傾斜角αが形成された案内部17と、この案内部17の大径部17aから所定の段差を介して小径に形成された円筒状の固定部18とを備え、この固定部18にスリンガ12が外嵌されて位置決め固定されると共に、ラジアルリップ14b、14cの内径より僅かに小径に設定された案内部17の小径部17bからこの案内部17に沿ってシール板11が外挿され、スリンガ12の嵌合部12aの外径より大径に設定された案内部17の大径部17aを越えてスリンガ12の嵌合部12aに外嵌されることにより、シール板11とスリンガ12とが予め一体化される。
【選択図】図2

Description

本発明は、雨水や泥水等の異物が多量に存在する環境下で使用され、車輪を回転自在に支承する車輪用軸受装置のシール組立治具、特に、芯金と複数のシールリップを有するシール部材からなる車輪用軸受装置のシール組立方法に関するものである。
自動車の車輪を懸架装置に対して回転自在に支持する車輪用軸受装置は、雨水や泥水等に直接曝される環境下にあるため、この雨水や泥水等が軸受内部に浸入しないように強固な密封性を有するシールが装着されている。こうした厳しい環境下で使用される車輪用軸受装置において、さらなる長寿命化が要求されるようになっているが、市場回収品の軸受損傷状況を検証すると、剥離等の本来の軸受寿命よりも、シール不具合による損傷が多くを占めている。ここで、密封性が高いシールの代表的なものとして、所謂パックシールと称される複合型のシールが一般的に使用されている。
このシールは、固定側部材に装着され、サイドリップと複数のラジアルリップを有する環状のシール板と、このシール板に対向配置されて回転側部材に装着され、各シールリップが摺接する断面L字状のスリンガとからなる。この種のシールは、サイドリップのシメシロを一定に保つために予めシール板とスリンガとを一体化した後、車輪用軸受に装着されている。然しながら、両者を組み立てる際、ラジアルリップがスリンガの角部に接触し、ラジアルリップが反転(まくれ込み)したり、リップ先端が損傷したりする可能性がある。これでは、シール機能が低下して軸受の耐久性に影響を及ぼすことになる。こうした問題を解決したものとして、図8に示すシールが知られている。
このシールは、回転側部材50に固定されたスリンガ51と、固定側部材52に固定された環状のシール体53とからなり、このシール体53をスリンガ51に摺接させて両部材間を密封している。スリンガ51は、回転部材50に密着嵌合する小径円筒部54aと、この小径円筒部54aから径方向外方(非密封側)に傾斜し、かつ回転部材50に非接触の傾斜段部54cと、この傾斜段部54cから軸方向に延び、小径円筒部54aと略平行の大径円筒部54bと、この大径円筒部54bから径方向外方に延びるフランジ部55とを有している。
シール体53は、軸方向(密封側)に傾斜し、スリンガ51の小径円筒部54aに所定のシメシロをもって摺接する内リップ53aと、軸方向(非密封側)に傾斜し、スリンガ51の大径円筒部54bに所定のシメシロをもって摺接する外リップ53bと、径方向外方(非密封側)に傾斜し、スリンガ51のフランジ部55に所定のシメシロをもって摺接するサイドリップ53cとを有している。そして、外リップ53bの内径がスリンガ51の小径円筒部54aと非接触もしくは軽接触となる寸法に形成されている。これにより、シール体53とスリンガ51とを組み立てる際、外リップ53bは小径円筒部54aに干渉することなく傾斜段部54cに沿って上方に押し上げられながら反転することなくスリンガ51の大径円筒部54bに所定のシメシロをもって摺接することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−338534号公報
然しながら、こうした従来のシールは、組立時の外リップ53bの反転防止には有効であるが、スリンガ51の円筒部54に微小な段差を有する小径円筒部54aと大径円筒部54bを形成することはコスト高騰を招く要因となるだけでなく、シールスペースが増し、設計自由度が規制されて現実的ではない。さらに、必然的にスリンガ51の円筒部54と回転側部材50との嵌合面が小さくなって嵌合部の気密性が低下する恐れがあり、長期間に亘って充分な密封性を確保するのは難しい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、シールの組立性を向上させると共に、汎用的なシールであってもシール組立時のリップ反転を防止して所望の密封性が確保できるシール組立方法を提供することを目的としている。
係る目的を達成すべく、本発明のうち請求項1記載の発明は、固定側部材となる外方部材の端部に内嵌される芯金、およびこの芯金に接合され、回転側部材に所定のシメシロを介して摺接される複数のラジアルリップを有するシール部材からなるシールをシール組立治具を用いて車輪用軸受に組み立てるシール組立方法において、前記シール組立治具が、外周に所定の傾斜角が形成された案内部と、この案内部の大径部から所定の段差を介して小径に形成された円筒状の固定部とを備え、前記案内部の大径部が、前記回転側部材の外径より所定の段差を有する大径に設定され、前記案内部の小径部が、前記ラジアルリップの内径より僅かに小径に設定されると共に、前記シール組立治具の固定部に嵌合されて前記回転側部材が位置決め固定されると共に、前記シールが前記シール組立治具の案内部に沿って外挿され、この案内部の大径部を越えて前記回転側部材に外嵌される。
このように、芯金と回転側部材に所定のシメシロを介して摺接される複数のラジアルリップを有するシール部材とからなるシールをシール組立治具を用いて組み立てる車輪用軸受のシール組立方法において、シール組立治具が、外周に所定の傾斜角が形成された案内部と、この案内部の大径部から所定の段差を介して小径に形成された円筒状の固定部とを備え、案内部の大径部が、回転側部材の外径より所定の段差を有する大径に設定され、案内部の小径部が、ラジアルリップの内径より僅かに小径に設定されると共に、シール組立治具の固定部に嵌合されて回転側部材が位置決め固定されると共に、シールがシール組立治具の案内部に沿って外挿され、この案内部の大径部を越えて回転側部材に外嵌されるので、シールの組立性を向上させると共に、汎用的なシールであってもシール組立時のリップ反転を防止して所望の密封性が確保できる車輪用軸受を提供することができる。
また、請求項2に記載の発明は、前記シールが、前記芯金およびサイドリップとラジアルリップを有するシール部材からなる環状のシール板と、このシール板に対向配置され、回転側部材となる内輪に外嵌され、前記ラジアルリップが摺接する円筒状の嵌合部、およびこの嵌合部から径方向外方に延び、前記サイドリップが摺接する立板部を有するスリンガとを備え、当該シールを前記車輪用軸受に装着する前、前記シール組立治具の固定部に前記スリンガが外嵌されて位置決め固定されると共に、前記ラジアルリップの内径より僅かに小径に設定された前記シール組立治具の案内部の小径部からこの案内部に沿って前記シール板が外挿され、前記スリンガの嵌合部の外径より大径に設定された前記案内部の大径部を越えて前記スリンガの嵌合部に外嵌されることにより、前記シール板とスリンガとが予め一体化されるので、シールの組立性を向上させると共に、汎用的なパックシールであってもシール組立時のリップ反転を防止して所望の密封性を確保することができる。
また、請求項3に記載の発明は、前記ラジアルリップが内輪に摺接されると共に、この内輪に前記固定部が内嵌され、前記案内部の大径部が、当該内輪の外径より所定の段差を有する大径に設定されているので、ラジアルリップが案内部上を押し上げられて抵抗なくシールが外挿されると共に、案内部上を外挿されてきたシールが内輪の外径面にスムーズに移行される。
また、請求項4に記載の発明のように、前記案内部の大径部と前記スリンガの嵌合部または前記内輪との段差が、片側で0.3mm以下に設定されると共に、前記案内部の小径部が前記ラジアルリップの内径よりも直径で0.6mm以下の小径に設定されていれば、シールが案内部上を抵抗なく外挿されると共に、案内部上を外挿されてきたシール板がスリンガの嵌合部または内輪にスムーズに移行される。
また、請求項5に記載の発明のように、前記案内部の傾斜角が5〜30°の範囲に設定されていれば、シールリップに大きな抵抗が生じることなくスムーズなシール組立を行うことができると共に、シール組立治具が大型化することなく、シールの組立時間を短縮することができる。
また、請求項6に記載の発明のように、前記案内部の大径部の角部に円弧状の面取りが形成されていれば、シールのスリンガまたは内輪への移行時、ラジアルリップの損傷を防止することができる。
また、請求項7記載の発明のように、前記シールの各リップに予めグリースが塗布されていれば、ラジアルリップが案内部上を押し上げられてシールをスムーズに外挿させることができると共に、組立後の馴らし運転時等に各リップが摩耗や異常発熱するのを防止することができる。
また、請求項8に記載の発明のように、前記スリンガの内側面または前記内輪の外径面に予めグリースが塗布されていても良いし、また、また、請求項9に記載の発明のように、前記シール組立治具の案内部に予めグリースが塗布されていても良い。これにより、各リップに塗布されたグリースが、シールの外挿により擦り取られるのを防止することができる。
また、請求項10に記載の発明のように、前記グリースが軸受内部に封入されるグリースと同一仕様であれば、稠度変化等を起こして劣化やグリース漏れを発生するのを防止することができる。
本発明に係るシール組立方法は、固定側部材となる外方部材の端部に内嵌される芯金、およびこの芯金に接合され、回転側部材に所定のシメシロを介して摺接される複数のラジアルリップを有するシール部材からなるシールをシール組立治具を用いて車輪用軸受に組み立てるシール組立方法において、前記シール組立治具が、外周に所定の傾斜角が形成された案内部と、この案内部の大径部から所定の段差を介して小径に形成された円筒状の固定部とを備え、前記案内部の大径部が、前記回転側部材の外径より所定の段差を有する大径に設定され、前記案内部の小径部が、前記ラジアルリップの内径より僅かに小径に設定されると共に、前記シール組立治具の固定部に嵌合されて前記回転側部材が位置決め固定されると共に、前記シールが前記シール組立治具の案内部に沿って外挿され、この案内部の大径部を越えて前記回転側部材に外嵌されるので、シールの組立性を向上させると共に、汎用的なシールであってもシール組立時のリップ反転を防止して所望の密封性が確保できる車輪用軸受を提供することができる。
固定側部材となる外方部材の端部に内嵌される芯金、およびこの芯金に接合され、サイドリップとラジアルリップを有するシール部材からなる環状のシール板と、このシール板に対向配置され、回転側部材となる内輪に外嵌され、前記ラジアルリップが摺接する円筒状の嵌合部、およびこの嵌合部から径方向外方に延び、前記サイドリップが摺接する立板部を有するスリンガとを備えたシールをシール組立治具を用いて車輪用軸受に組み立てるシール組立方法において、前記シール組立治具が、外周に所定の傾斜角が形成された案内部と、この案内部の大径部から所定の段差を介して小径に形成された円筒状の固定部とを備え、前記車輪用軸受に装着する前、前記シール組立治具の固定部に前記スリンガが外嵌されて位置決め固定されると共に、前記ラジアルリップの内径より僅かに小径に設定された前記案内部の小径部からこの案内部に沿って前記シール板が外挿され、前記スリンガの嵌合部の外径より大径に設定された前記案内部の大径部を越えて前記スリンガの嵌合部に外嵌されることにより、前記シール板とスリンガとが予め一体化される。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るシールが装着される車輪用軸受装置を示す縦断面図、図2は、シールの組立方法を示す説明図、図3は、本発明に係るシール組立治具を示す説明図である。なお、以下の説明では、車両に組み付けた状態で車両の外側寄りとなる側をアウター側(図1の左側)、中央寄り側をインナー側(図1の右側)という。
この車輪用軸受装置は駆動輪用で、内方部材1と外方部材10、および両部材1、10間に収容された複列の転動体(ボール)6、6とを備え、第3世代と称される構成をなしている。内方部材1は、ハブ輪2と、このハブ輪2に所定のシメシロを介して圧入された内輪3とからなる。
ハブ輪2は、アウター側の端部に車輪(図示せず)を取り付けるための車輪取付フランジ4を一体に有し、外周に一方(アウター側)の内側転走面2aと、この内側転走面2aから軸方向に延びる円筒状の小径段部2bが形成され、内周にはトルク伝達用のセレーション(またはスプライン)2cが形成されている。また、車輪取付フランジ4の周方向等配位置にハブボルト5が植設されている。内輪3は、外周に他方(インナー側)の内側転走面3aが形成され、ハブ輪2の小径段部2bに所定のシメシロを介して圧入固定されている。
ハブ輪2はS53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中高炭素鋼で形成され、内側転走面2aをはじめ、後述するシール8のシールランド部となる車輪取付フランジ4のインナー側の基部4aから小径段部2bに亙って高周波焼入れによって58〜64HRCの範囲に表面が硬化処理されている。一方、内輪3および転動体6はSUJ2等の高炭素クロム鋼で形成され、ズブ焼入れによって芯部まで58〜64HRCの範囲に硬化処理されている。
外方部材10は、外周に懸架装置を構成するナックル(図示せず)に取り付けられるための車体取付フランジ10bを一体に有し、内周に内方部材1の内側転走面2a、3aに対向する複列の外側転走面10a、10aが一体に形成されている。これら両転走面10a、2aおよび10a、3a間には保持器7を介して複列の転動体6、6が転動自在に収容されている。この外方部材10はS53C等の炭素0.40〜0.80wt%を含む中高炭素鋼で形成され、少なくとも複列の外側転走面10a、10aが、高周波焼入れによって58〜64HRCの範囲に表面が硬化処理されている。
また、外方部材10と内方部材1との間に形成される環状空間の開口部にはシール8、9が装着され、軸受内部に封入された潤滑グリースの外部への漏洩と、外部から雨水やダスト等が軸受内部に浸入するのを防止している。なお、ここでは、転動体6にボールを使用した複列アンギュラ玉軸受を例示したが、これに限らず、転動体6に円錐ころを使用した複列円錐ころ軸受であっても良い。
シール8、9のうちアウター側のシール8は、外方部材10に装着され、断面円弧状に形成された車輪取付フランジ4のインナー側の基部4aに摺接する一体型のシールで構成されている。一方、インナー側のシール9は、図2に拡大して示すように、外方部材10の端部内周に圧入される環状のシール板11と、このシール板11に対向配置され、内輪3の外径に圧入されるスリンガ12とを備えている。シール板11は、芯金13と、この芯金13に加硫接着等で一体に接合されたシール部材14とからなる。
芯金13は冷間圧延鋼鈑(JIS規格のSPCC系等)をプレス加工にて断面略L字状に形成されている。また、シール部材14は合成ゴム等の弾性部材からなり、先端部が径方向外方に傾斜して形成され、後述するスリンガ12の立板部12bに所定のシメシロを介して摺接するサイドリップ14aと、スリンガ12の嵌合部12aに摺接するグリースリップ14bと中間リップ14cとを一体に有している。
スリンガ12は、強磁性体の鋼鈑、例えば、フェライト系のステンレス鋼鈑(JIS規格のSUS430系等)や防錆処理された冷間圧延鋼鈑(JIS規格のSPCC系等)からプレス加工によって断面略L字状に形成され、内輪3の外径に圧入される円筒状の嵌合部12aと、この嵌合部12aから径方向内方に延びる立板部12bとを有している。そして、スリンガ12における立板部12bのインナー側の側面には、ゴム等のエラストマにフェライト等の磁性体粉が混入された磁気エンコーダ15が加硫接着等によって一体に接合されている。この磁気エンコーダ15は、周方向に交互に磁極N、Sが着磁され、車輪の回転速度検出用のロータリエンコーダを構成している。
シール部材14のグリースリップ14bは、アウター側(軸受内方側)に傾斜して形成され、中間リップ14cはインナー側(軸受外方側)に傾斜して形成されている。そして、それぞれスリンガ12の嵌合部12aに所定のシメシロを介して摺接している。
本実施形態では、シール9を軸受に装着する前に予めシール板11とスリンガ12が一体化される。そして、シール板11とスリンガ12の位置関係を保った状態でシール9が軸受に装着される。これにより、サイドリップ14aのシメシロが変動することなく、また、磁気エンコーダ15と回転速度センサ(図示せず)とのエアギャップを所望の設定値にセットすることができる。
シール組立治具16は、外周に所定の傾斜角αが形成された案内部17と、この案内部17の大径部17aより所定の段差δ0(半径)だけ小径に形成された円筒状の固定部18とを備えている。
次に、図2を用いてシール9の組立方法を詳細に説明する。
1. 先ず、シール組立治具16の固定部18にスリンガ12が位置決め固定される。
2.シール板11はシール組立治具16の案内部17に沿って矢印方向に外挿され、案内部17の大径部17aを越えてスリンガ12の嵌合部12aに外嵌される。この場合、少なくともシール板14の各リップ14a、14b、14cに予めグリースを塗布しておくことが好ましい。これにより、シール板14をスムーズに外挿させることができると共に、組立後の馴らし運転時等に各リップ14a、14b、14cが摩耗や異常発熱するのを防止することができる。なお、塗布するグリースは、稠度変化等を起こして劣化やグリース漏れを発生しないように、軸受内部に封入されるグリースと同一仕様のグリースが好ましいが、少なくとも基油が同一仕様のものでも良い。また、ここでは、シール板14の各リップ14a、14b、14cにグリースを塗布したが、スリンガ12および案内部17にグリースを塗布するようにしても良い。これにより、各リップ14a、14b、14cに塗布されたグリースが、シール板11の外挿により擦り取られるのを防止することができる。
ここで、図3に示すように、シール組立治具16の案内部17の傾斜角αは45°以下に設定されている。この傾斜角αが45°を超えると、中間リップ14cが反転あるいは損傷する恐れがある。実際には、スムーズなシール組立を行うためには5〜30°の範囲が好ましい。傾斜角αが30°を超えると中間リップ14cに生じる抵抗が大きくなり、また、5°未満では、案内部17が長くなってシール組立治具16が大型化すると共に、シール組立に時間がかかり好ましくない。
また、案内部17の大径部17aの外径d1は、スリンガ12の嵌合部12aの外径dsoより所定の段差δが片側(半径)で0〜0.3mmだけ大径に設定されている(d1=dso+2δ)。すなわち、固定部18の外径d3は、スリンガ12の嵌合部12aの内径dsiと同一径に設定され(d3=dsi)、スリンガ12の嵌合部12aの板厚をtとした時、d3=d1−2δ0=d1−2(δ+t)に設定されている。また、案内部17の小径部17bの外径d2は、シール板14(中間リップ14c)の内径d0よりも直径で0〜0.6mmだけ小径に設定されている。これにより、グリースリップ14bと中間リップ14cが案内部17上を押し上げられて抵抗なくシール板14が外挿されると共に、案内部17上を外挿されてきたシール板14がスリンガ12の嵌合部12aにスムーズに移行される。なお、このシール板14のスリンガ12への移行時、グリースリップ14bおよび中間リップ14cの損傷を防止するため、案内部17の大径部17aの角部は円弧状の面取り部19が形成されている。
なお、ここでは、インナー側のシール9として汎用的なパックシールを例示したが、これに限らず、シール組立時に反転する恐れのある、すなわち、二股状のラジアルリップやインナー側に傾斜して形成されたラジアルリップを有するシール板からなるパックシールに適用することができる。特に、リップの緊迫力を増大させたガータスプリング付きラジアルリップには好適である。
本実施形態では、このようなシール組立治具16を採用することにより、シール9の組立性を向上させると共に、汎用的なパックシールであってもシール組立時のリップ反転を防止して所望の密封性を確保することができる。
図4は、本発明に係るシールが装着される車輪用軸受を示す縦断面図、図5は、図4の要部拡大図、図6は、従来のシールの組立方法を示す説明図、図7は、本発明に係るシール組立方法を示す説明図である。なお、以下の説明では、車両に組み付けた状態で車両の外側寄りとなる側をアウター側(図4の左側)、中央寄り側をインナー側(図4の右側)という。また、前述した実施形態と同一部品同一部位あるいは同様の機能を有する部品や部位には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
この車輪用軸受20は、内周に複列の外側転走面10a、10aが一体に形成された外方部材(外輪)21と、外周に複列の外側転走面10a、10aに対向する内側転走面3aが形成された一対の内輪3と、両転走面10a、10a間に保持器7を介して転動自在に収容された複列の転動体6、6とを備えている。この車輪用軸受20は、一対の内輪3、3の小端面(正面側端面)が突合せ状態で衝合し、所謂背面合せタイプの複列アンギュラ玉軸受を構成している。
また、外方部材21と内輪3との間に形成された環状空間の開口部にはシール22、9が装着され、軸受内部に封入された潤滑グリースの漏洩と、外部からの雨水やダスト等が軸受内部に侵入するのを防止している。外方部材21はSUJ2等の高炭素クロム鋼で形成され、ズブ焼入れによって芯部まで58〜64HRCの範囲に硬化処理されている。
アウター側のシール22は、図5に拡大して示すように、外方部材21の端部内周に圧入される芯金23と、この芯金23に加硫接着等で一体に接合されたシール部材24とからなる一体型のシールで構成されている。
芯金23は冷間圧延鋼鈑(JIS規格のSPCC系等)をプレス加工にて断面略L字状に形成されている。また、シール部材24は合成ゴム等の弾性部材からなり、内径部に二股状に形成され、内輪3の外径面3aに所定のシメシロを介して摺接するダストリップ24aとグリースリップ24bとを一体に有している。そして、ダストリップ24aは、アウター側(軸受外方側)に傾斜して形成され、グリースリップ24bはインナー側(軸受内方側)に傾斜して形成されている。
従来、図6に示すように、この種のシール22は、外方部材21と内輪3との間に形成される環状空間の開口部に予めシール22を載置し、このシール22の端面を圧入治具(図示せず)によって押圧しながら外方部材21に圧入することによって装着されるが、この時、グリースリップ24bのシメシロや傾斜角によっては内輪3の面取り部3cに干渉して反転(まくれ込み)してしまう恐れがある。この場合、圧入過程でグリースリップ24bが復元して所定のシメシロが確保されることもあるが、図示するように、復元しなかった場合は、グリースリップ24bが反転したまま装着され、軸受トルクの増大と共に、グリースリップ24bの異常摩耗を来たし、所望の密封性を得ることができない。このような状態は目視では判別することができないため、細心の注意を払いながらシール22の芯合せをして装着する必要があった。
ここで、本実施形態では、シール組立治具25を用いてシール22が装着される。シール組立治具25は、図7に示すように、外周に所定の傾斜角αが形成された案内部26と、この案内部26の大径部26aより所定の段差δ1(半径)だけ小径に形成された円筒状の固定部27とを備えている。
次に、シール22の組立方法を詳細に説明する。
1. 先ず、内輪3にシール組立治具25の固定部27が内嵌され、軸受に対してシール組立治具25が同心状態に位置決め固定される。
2.シール22はシール組立治具25の案内部26に沿って矢印方向に外挿され、外方部材21に圧入される。この時、シール部材24のダストリップ24aとグリースリップ24bは、案内部26の大径部26aを越えて内輪3の外径面3bに外挿される。この場合、少なくとも各リップ24a、24bに予めグリースを塗布しておくことが好ましい。これにより、各リップ24a、24bをスムーズに外挿させることができると共に、組立後の馴らし運転時等に各リップ24a、24bが摩耗や異常発熱するのを防止することができる。
本実施形態では、前述した実施形態と同様、シール組立治具25の案内部26の傾斜角αは45°以下、この好ましくは、5〜30°の範囲に設定されている。また、案内部26の大径部26aの外径d4は、内輪3の外径diより所定の段差δ(片側)0〜0.3mmだけ大径に設定されている(d4=di+2δ)。すなわち、固定部27の外径d5は、内輪3の内径と同一径に設定され、内輪3の肉厚をTとした時、d5=d4−2δ0=d4−2(δ+T)に設定されている。また、小径部26bの外径d6は、シール22(グリースリップ24b)の内径d0よりも直径で0〜0.6mmだけ小径に設定されている。これにより、グリースリップ24bが案内部26上を押し上げられて抵抗なくシール22が外挿されると共に、案内部26上を外挿されてきたシール22が内輪3の外径面3bにスムーズに移行される。
以上、本発明の実施の形態について説明を行ったが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、あくまで例示であって、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明に係るシール組立方法は、芯金と複数のシールリップを有するシール部材からなる環状のシール板と、このシール板に対向配置され、シール部材の各リップが摺接するスリンガとを備えた複合型のシールを軸受に装着する前に、予めシール板とスリンガとを一体化するためのシール組立方法に適用することができる。
本発明に係るシールが装着された車輪用軸受装置を示す縦断面図である。 本発明に係るシールの組立方法を示す説明図である。 本発明に係るシール組立治具を示す説明図である。 本発明に係るシールが装着される車輪用軸受を示す縦断面図である。 図4の要部拡大図である。 従来のシールの組立方法を示す説明図である。 本発明に係るシール組立方法を示す説明図である。 従来の車輪軸受用シールを示す縦断面図である。
符号の説明
1・・・・・・・・・・・・・・・・内方部材
2・・・・・・・・・・・・・・・・ハブ輪
2a、3a・・・・・・・・・・・・内側転走面
2b・・・・・・・・・・・・・・・小径段部
2c・・・・・・・・・・・・・・・セレーション
3・・・・・・・・・・・・・・・・内輪
3b・・・・・・・・・・・・・・・外径面
4・・・・・・・・・・・・・・・・車輪取付フランジ
4a・・・・・・・・・・・・・・・基部
5・・・・・・・・・・・・・・・・ハブボルト
6・・・・・・・・・・・・・・・・転動体
7・・・・・・・・・・・・・・・・保持器
8、22・・・・・・・・・・・・・アウター側のシール
9・・・・・・・・・・・・・・・・インナー側のシール
10、21・・・・・・・・・・・・外方部材
10a・・・・・・・・・・・・・・外側転走面
10b・・・・・・・・・・・・・・車体取付フランジ
11・・・・・・・・・・・・・・・シール板
12・・・・・・・・・・・・・・・スリンガ
12a・・・・・・・・・・・・・・嵌合部
12b・・・・・・・・・・・・・・立板部
13、23・・・・・・・・・・・・芯金
14、24・・・・・・・・・・・・シール部材
14a・・・・・・・・・・・・・・サイドリップ
14b、24b・・・・・・・・・・グリースリップ
14c・・・・・・・・・・・・・・中間リップ
15・・・・・・・・・・・・・・・磁気エンコーダ
16、25・・・・・・・・・・・・シール組立治具
17、26・・・・・・・・・・・・案内部
17a、26a・・・・・・・・・・大径部
17b、26b・・・・・・・・・・小径部
18、27・・・・・・・・・・・・固定部
19、3c・・・・・・・・・・・・面取り部
20・・・・・・・・・・・・・・・車輪用軸受
24a・・・・・・・・・・・・・・ダストリップ
50・・・・・・・・・・・・・・・回転側部材
51・・・・・・・・・・・・・・・スリンガ
52・・・・・・・・・・・・・・・固定側部材
53・・・・・・・・・・・・・・・シール体
53a・・・・・・・・・・・・・・内リップ
53b・・・・・・・・・・・・・・外リップ
53c・・・・・・・・・・・・・・サイドリップ
54・・・・・・・・・・・・・・・円筒部
54a・・・・・・・・・・・・・・小径円筒部
54b・・・・・・・・・・・・・・大径円筒部
54c・・・・・・・・・・・・・・傾斜段部
55・・・・・・・・・・・・・・・フランジ部
d0・・・・・・・・・・・・・・・シールの内径
d1、d4・・・・・・・・・・・・大径部の外径
d2、d6・・・・・・・・・・・・小径部の外径
d3、d5・・・・・・・・・・・・固定部の外径
di・・・・・・・・・・・・・・・内輪の外径
dsi・・・・・・・・・・・・・・スリンガの嵌合部の内径
dso・・・・・・・・・・・・・・スリンガの嵌合部の外径
t・・・・・・・・・・・・・・・・スリンガの嵌合部の板厚
T・・・・・・・・・・・・・・・・内輪の肉厚
α・・・・・・・・・・・・・・・・案内部の傾斜角
δ、δ0、δ1・・・・・・・・・・段差

Claims (10)

  1. 固定側部材となる外方部材の端部に内嵌される芯金、およびこの芯金に接合され、回転側部材に所定のシメシロを介して摺接される複数のラジアルリップを有するシール部材からなるシールをシール組立治具を用いて車輪用軸受に組み立てるシール組立方法において、
    前記シール組立治具が、外周に所定の傾斜角が形成された案内部と、
    この案内部の大径部から所定の段差を介して小径に形成された円筒状の固定部とを備え、
    前記案内部の大径部が、前記回転側部材の外径より所定の段差を有する大径に設定され、前記案内部の小径部が、前記ラジアルリップの内径より僅かに小径に設定されると共に、前記シール組立治具の固定部に嵌合されて前記回転側部材が位置決め固定されると共に、前記シールが前記シール組立治具の案内部に沿って外挿され、この案内部の大径部を越えて前記回転側部材に外嵌されることを特徴とするシール組立方法。
  2. 前記シールが、前記芯金およびサイドリップとラジアルリップを有するシール部材からなる環状のシール板と、
    このシール板に対向配置され、回転側部材となる内輪に外嵌され、前記ラジアルリップが摺接する円筒状の嵌合部、およびこの嵌合部から径方向外方に延び、前記サイドリップが摺接する立板部を有するスリンガとを備え、
    当該シールを前記車輪用軸受に装着する前、前記シール組立治具の固定部に前記スリンガが外嵌されて位置決め固定されると共に、
    前記ラジアルリップの内径より僅かに小径に設定された前記シール組立治具の案内部の小径部からこの案内部に沿って前記シール板が外挿され、前記スリンガの嵌合部の外径より大径に設定された前記案内部の大径部を越えて前記スリンガの嵌合部に外嵌されることにより、前記シール板とスリンガとが予め一体化される請求項1に記載のシール組立方法。
  3. 前記ラジアルリップが内輪に摺接されると共に、この内輪に前記固定部が内嵌され、前記案内部の大径部が、当該内輪の外径より所定の段差を有する大径に設定されている請求項1に記載のシール組立方法。
  4. 前記案内部の大径部と前記スリンガの嵌合部または前記内輪との段差が、片側で0.3mm以下に設定されると共に、前記案内部の小径部が前記ラジアルリップの内径よりも直径で0.6mm以下の小径に設定されている請求項1乃至3いずれかに記載のシール組立方法。
  5. 前記案内部の傾斜角が5〜30°の範囲に設定されている請求項1乃至4いずれかに記載のシール組立方法。
  6. 前記案内部の大径部の角部に円弧状の面取りが形成されている請求項1乃至5いずれかに記載のシール組立方法。
  7. 前記シールの各リップに予めグリースが塗布されている請求項1乃至6いずれかに記載のシール組立方法。
  8. 前記スリンガの内側面または前記内輪の外径面に予めグリースが塗布されている請求項1乃至7いずれかに記載のシール組立方法。
  9. 前記シール組立治具の案内部に予めグリースが塗布されている請求項1乃至8いずれかに記載のシール組立方法。
  10. 前記グリースが軸受内部に封入されるグリースと同一仕様である請求項7乃至9いずれかに記載のシール組立方法。
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