JP2009152809A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】静電気の影響によってマイクロホンが雑音を拾うことを防止する。
【解決手段】電子機器1は、マイクロホン12a,12bの外面を覆い、導電性を有するとともにグランド接続されたシールド部材14と、該シールド部材を該電子機器の内側から支える支持部材16とを有する。支持部材は、導電性を有し、かつグランド接続されている。また、電子機器は、マイクロホンを保持するマイク保持部材13を有し、支持部材は、マイクロホンを露出させる開口を有するとともにマイク保持部材の外周を覆う。
【選択図】図2
【解決手段】電子機器1は、マイクロホン12a,12bの外面を覆い、導電性を有するとともにグランド接続されたシールド部材14と、該シールド部材を該電子機器の内側から支える支持部材16とを有する。支持部材は、導電性を有し、かつグランド接続されている。また、電子機器は、マイクロホンを保持するマイク保持部材13を有し、支持部材は、マイクロホンを露出させる開口を有するとともにマイク保持部材の外周を覆う。
【選択図】図2
Description
本発明は、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、ICレコーダ、携帯電話等のマイクロホンを内蔵した電子機器に関する。
マイクロホンを備えた電子機器では、外部からの静電気の影響によりマイクロホンが雑音を拾うことを回避する必要がある。このため、特許文献1には、外装カバーの開口部とマイクロホンとの間に、グランド接続(接地)されたシールド部材(金属網)を配置したマイクロホン装置が開示されている。シールド部材をグランド接続することで、静電気の影響が除去され、マイクロホンが雑音を拾うことが防止される。
一方、ビデオカメラ等の電子機器ではデザインが重視され、マイクロホンの前面の外観部に、アルミニウム等の金属多孔板や金属網により作られたシールド部材が取り付けられる場合が多い。ただし、金属多孔板や金属網の面積が大きくなると強度が不足してしまい、外力が加わると凹む等、変形し易い。このため、金属多孔板や金属網を電子機器の内側から支える静圧受け部材を配置することがある。
特開2005−086231号公報
しかしながら、シールド部材のグランド接続が不安定になったり、シールド部材によって除去しきれない静電気の影響があったりすると、マイクロホンが雑音を拾うことを確実に防止できない。
本発明は、静電気の影響によってマイクロホンが雑音を拾うことをより効果的に防止できるようにした電子機器を提供する。
本発明の一側面としての電子機器は、マイクロホンの外面を覆い、導電性を有するとともにグランド接続されたシールド部材と、該シールド部材を該電子機器の内側から支える支持部材とを有する。そして、支持部材は、導電性を有し、かつグランド接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、シールド部材に加えて、これを支える支持部材にも導電性を持たせて、かつグランド接続する。これにより、支持部材にもシールド効果を与えることができる。このため、マイクロホンの周辺には、シールド部材と支持部材からなる2重のシールド構造が設けられることになる。したがって、シールド部材のグランド接続が不安定になったりシールド部材だけでは除去しきれない静電気の影響があったりする場合でも、支持部材のシールド効果によってマイクロホンが雑音を拾うことを効果的に防止できる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1には、本発明の実施例である電子機器としてのビデオカメラ(撮像装置)の外観を示す。カメラ本体1には、撮像光学系を収容した撮像レンズ部6、該撮像レンズ部6のズーム倍率を変更するズームレバー2、静止画撮像を行うためのフォトボタン3、音声を取り込むマイク部4、画像を表示するディスプレイユニット7が設けられている。また、カメラ本体1の内部には、画像や音声を記録したり再生したりする記録再生部が設けられている。5は使用者が該ビデオカメラを保持するためのグリップベルトである。
図2には、マイク部4を分解して示す。ステレオマイクロホン12は、左マイクロホン12a及び右マイクロホン12bにより構成されており、各マイクロホンは、マイク保持部材としてのマイクラバー13に組み込まれている。マイクラバー13はゴムにより形成されており、マイクロホン12a,12bが受ける雑音や外部からの振動を低減させる役割を有する。
14は金属網により形成されたシールド部材としてのマイクメッシュである。マイクメッシュ14は、目隠しクロス15とともに、支持部材であるマイクメッシュベース16とマイク部外観カバー17とにより挟まれて保持されている。マイクメッシュベース16は、マイクメッシュ14に外力(静圧)が作用した場合にマイクメッシュ14が変形しないように、マイクメッシュ14をビデオカメラ本体1の内側から支えている。
マイクロホン12a,12bが組み込まれたマイクラバー13は、マイクメッシュベース16とマイクプレート18とにより挟まれ、マイクプレート18の孔に裏側から挿入されたビス19によってマイクメッシュベース16がマイクプレート18に固定される。
マイクプレート18は、ビデオカメラ本体1のGND(グランド)に接続され、接地されている。マイクガスケット20は、マイクメッシュ14とマイクプレート18の両方に接するように取り付けられている。
図3には、マイク部外観カバー17を除いたマイク部4の組み立て状態を示している。マイクメッシュ14(及び目隠しクロス15)は、マイクロホン12a,12bの外面(前面)を覆っている。
マイクメッシュ14とマイクプレート18によってマイクガスケット20を挟み込むことで、マイクメッシュ14のグランド接続(接地)が行われる。グランド接続されたマイクメッシュ14は、静電気をビデオカメラ本体1にアースして、マイクロホン12a,12bに雑音が発生することを防止するシールド効果を発揮する。
図4には、図3のマイク部4からマイクメッシュ14を除いた状態を示す。図中の16cは、マイクメッシュ14の左右端部が係合する係合部である。
ここで、マイクメッシュベース16は、導電性を有する。導電性を有するとは、金属等の導電性材料により形成されている場合、導電性の成分を含んだ非金属等の材料により形成されている場合及び樹脂により形成された部材の表面に導電性塗料が塗布されたり導電膜が形成されたりする場合を含む。
導電性を有するマイクメッシュベース16は、同じく導電性を有するビス19及びマイクプレート18を介してグランド接続が行われる。このように、導電性を有するマイクメッシュベース16がグランド接続されることにより、マイクメッシュベース16も上述したシールド効果を発揮する。
マイクメッシュベース16には、マイクラバー13に組み込まれたマイクロホン12a,12bを露出させるため孔(開口)16a,16bが形成されている。マイクメッシュベース16は、マイクメッシュ14に作用する外力(静圧)を受けることができるように、孔16aの部分を除きマイクラバー13の外周(前面、左右側面及び上下面)を覆っている。また、マイクメッシュベース16の孔16a,16bの周囲部分がマイクロホン12a,12bを取り囲むことにより、マイクロホン12a,12bに対するシールド効果が得られる。
以上のような構成によれば、マイクメッシュベース16が、マイクメッシュ14とともにシールド効果を有することで、マイクロホン12a,12bに対する二重のシールド構造が形成される。このため、マイクメッシュ14のグランド接続が不安定になったりマイクメッシュ14だけでは除去しきれない静電気の影響があったりする場合でも、マイクメッシュベース16のシールド効果によりマイクロホン12a,12bが雑音を拾う可能性を低くできる。つまり、静電気の影響による雑音を効果的に除去することができる。
特に、マイクメッシュベース16は、マイクロホン12a,12bの前面を除くマイクラバー13の外周を大きく覆っているため、高いシールド効果を発揮することができる。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
例えば、上記実施例では、シールド部材として金属網(メッシュ材)であるマイクメッシュ14を用いた場合について説明したが、金属多孔板や、導電性の成分を含む非金属材料により形成されたシールド部材を用いてもよい。
また、シールド部材(マイクメッシュ14)、支持部材(マイクメッシュベース16)及びマイクロホン12a,12b等の各構成要素の具体的な形状や取り付け方法は、上記実施例のものに限らず、任意に変更可能である。
さらに、上記実施例では、ビデオカメラについて説明したが、本発明は、マイクロホンを内蔵したデジタルスチルカメラ(撮像装置)、ICレコーダ、携帯電話等の各種電子機器に適用することができる。
1 ビデオカメラ本体
4 マイク部
11 マイクワイヤー
12 ステレオマイクロホン
12a 左マイクロホン
12b 右マイクロホン
13 マイクラバー
14 マイクメッシュ
15 目隠しクロス
16 マイクメッシュベース
17 マイク部外観カバー
18 マイクプレート
19 ビス
20 マイクガスケット
4 マイク部
11 マイクワイヤー
12 ステレオマイクロホン
12a 左マイクロホン
12b 右マイクロホン
13 マイクラバー
14 マイクメッシュ
15 目隠しクロス
16 マイクメッシュベース
17 マイク部外観カバー
18 マイクプレート
19 ビス
20 マイクガスケット
Claims (2)
- マイクロホンを備えた電子機器であって、
前記マイクロホンの外面を覆い、導電性を有するとともにグランド接続されたシールド部材と、
前記シールド部材を該電子機器の内側から支える支持部材とを有し、
前記支持部材は、導電性を有し、かつグランド接続されていることを特徴とする電子機器。 - 前記マイクロホンを保持するマイク保持部材を有し、
前記支持部材は、前記マイクロホンを露出させる開口を有するとともに前記マイク保持部材の外周を覆うことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007328063A JP2009152809A (ja) | 2007-12-19 | 2007-12-19 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007328063A JP2009152809A (ja) | 2007-12-19 | 2007-12-19 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009152809A true JP2009152809A (ja) | 2009-07-09 |
Family
ID=40921441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007328063A Pending JP2009152809A (ja) | 2007-12-19 | 2007-12-19 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009152809A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016019124A (ja) * | 2014-07-08 | 2016-02-01 | 株式会社オーディオテクニカ | バウンダリーマイクロホンおよびバウンダリープレート |
-
2007
- 2007-12-19 JP JP2007328063A patent/JP2009152809A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016019124A (ja) * | 2014-07-08 | 2016-02-01 | 株式会社オーディオテクニカ | バウンダリーマイクロホンおよびバウンダリープレート |
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