JP2009151760A - オブジェクト間競合指標計算方法およびシステム - Google Patents

オブジェクト間競合指標計算方法およびシステム Download PDF

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Abstract

【課題】 オブジェクト間の競合指標を計算するための方法とシステムを提供する。
【解決手段】 オブジェクト間の競合指標を計算するための方法は、第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとを取得するステップと、関係インスタンスリポジトリに格納されるすべての関係インスタンスから、第1および第2のオブジェクトに関連付けられた関係インスタンスを選択するステップと、選択した関係インスタンスに基づいて、第1および第2のオブジェクト間の外延的競合指標Soutを第1および第2のオブジェクト間の競合指標として計算するステップとを備える。
【選択図】 図13

Description

本発明は情報処理に関し、特に、競合相手の自動マイニング/発見を行うための、2オブジェクト(製品/企業等)間における競合指標の計算方法およびシステムに関する。
近年、人々が取得できる情報量は急激に増大している。しかし、特にネットワークと通信技術の急速な発達を背景に、情報量と処理時間に対する要求は年々高まっていることから、大量化、多種多様化、分散化といった情報特性がますます顕著となってきている。情報を手動で処理することは多数の用途で不可能なので、情報の抽出、マイニング、比較、測定、評価といったネットワーク技術とコンピュータ技術を利用して情報処理を行うことが不可欠である。これらのコンピュータ技術のうち、オブジェクト(製品/企業等)間の競合指標を自動的に解析・計算する情報処理技術は特に重要視されている。
現代の競合環境では、ほぼすべての企業が、特に経営判断上不可欠な情報として、競合相手は誰で、どこにいて、何をしているかを知りたがっている。しかし、競合相手が世界中に散在し、市場のプレーヤーと製品が常に変化しているグローバル環境では、競合相手を見つけて監視することは、多大な時間と労力を要するとりわけ困難な作業となる。
「ビジネスインテリジェンス(BI)」は、生データを情報/知識に変換して、エンタプライズユーザのビジネス決定を支援することを目的とする、広範な技術とアプリケーションを包括する用語である。「競合インテリジェンス(CI)」は、BIよりも狭義な用語であり、特に、外部ビジネス環境に関する情報の収集、解析、管理を示すために使用される。これらの研究/ビジネス分野は確立されてから何年も経つが、現在のところ競合情報を取得する方法は3つしかない。これらの方法とは、1)競合企業の社員や顧客とのインタビューや交流を通した実地調査、2)Googleなどのウェブ検索エンジンを利用して必要な情報を収集し、人手を介して結果を閲覧して要約する方法、3)Yahoo Finance、D&B、infoUSA、Hoovers、and OneSourceなどの公開ソースや購読ソースを利用する方法、である。1)と2)は人間の活動/労力に全面的に頼るため、困難で時間がかかり、しかも収集できる情報の範囲は限られている。3)については、企業情報を蓄積した商用データベースはいくつかあるが、データの規模が小さすぎるという難点がある。例えば、ほとんどのデータベースは単一言語で、コンテンツは金融情報のみ(Yahoo Finance、D&Bなど)か国内企業のみ(infoUSAなど)にとどまっている。また、これらの商用データベースに蓄積される情報は人手を介して更新されるため、特に世界規模のビジネス環境では、購読者/ユーザが競合に関連する情報をリアルタイムでかつ大規模に収集することは非常に困難であり、ときには不可能でさえある。
競合相手を発見して監視する作業は人手で行うにはきわめて困難であることを考慮すると、競合相手(企業/製品など)間の競合指標を計算するための高効率な競合解析が強く求められていることは明らかである。
本発明で提案される競合指標計算の解決策は、2つのオブジェクト(ドキュメント/レコード)間の類似度指標計算からアイデアを得ているので、関連の類似度指標計算の手法と解決策を以下に要約する。
基本的に、2つのオブジェクト間の類似度指標計算を目的として開発された方法とシステムは、コンテンツベースの手法、引用ベースの手法、ハイブリッド手法の3種類に大別できる。
コンテンツベースの手法は、さらに、ベクトル空間モデル(VSM)ベースの方法と属性値ベースの方法の2種類に分類される。VSMベースの方法は、主に、2つの全文ドキュメント間の類似度指標を計算する用途に適用されている。その基本的な概念とは、1)各ドキュメントを単語頻度ベクトルに分割し、2)全ドキュメントに含まれる全単語を集めた語彙をシステム内に構築し、3)各ドキュメントを、その語彙に対するベクトルとして表現し、4)特定の類似度測定指標(類似度の測定方法は多数あるが、そのうち最も多用されているのは、高次元仮想空間内のベクトル間の角度を計算する余弦測定方法である)を適用して、2つのドキュメント間の類似度を測定する、というものである。属性値ベースの類似度スコアリング方法は、主に、固定の共通スキーマを有する構造的ドキュメント/レコードを対象とする。この類似度測定方法は、VSMベースの方法と同様に、1)ドキュメントを属性値(各属性はドキュメント/レコードの1つの側面を記述する)のベクトルとして表現し、2)各属性値に関して類似度距離を計算し(このプロセスでは、多種多様な類似度測定指標を利用することができる)、3)類似度指標への貢献度に基づいて属性を分類し、4)分類した属性に加重方針を適用して、ドキュメント/レコードの類似度をその属性値の類似度の加重和として算出する、というステップで構成される。
引用ベースの手法では、2つのオブジェクト間(ウェブドキュメント等)の類似度指標がハイパーリンク/引用情報に基づいて計算される。ハイパーリンク/引用解析はドキュメント(ウェブページ)集合の全体に対して実行されるため、純粋な属性/語ベクトルモデルベースの類似度指標計算方法の結果が改善する。
ハイブリッド手法では、コンテンツだけでなく、全オブジェクト間のリンク構造も考慮して、2つのオブジェクト間の類似度指標が計算される。類似度指標計算で使用される基本的特徴は、ハイパーリンク構造、テキスト情報、DOM構造の類似度などである。リンク構造から得た類似度重みは、テキスト情報とDOM構造の類似度によって調整される。
類似度計算のための一般的な解決策に加えて、下記特許の特定モジュールも本発明に関連しているので、ここに、あらゆる趣旨においてその全体を援用する。
米国特許No.5731991 米国特許No.20050004880A1 米国特許No.20050192930A1 米国特許No.2004068413
ただし、競合指標計算に適用する場合には、これらの既存の解決策は以下のような短所を抱える。
第一に、既存の解決策は、2つのドキュメント/レコード間の類似度計算に特化して提案されたものである。競合計算の目的(問題)と類似度計算のそれは直感的には似通っているが、この2つは異なる。概念上は、競合関係は類似度関係の部分集合であり、換言すれば、類似度は競合の十分にして不必要な条件だと言うことができる。2つの対象が類似していることは、必ずしも相競合することを意味しない。これは、具体的には次のように説明することができる。すなわち、1)ターゲットとするオブジェクトが異なる。上記の関連技術は主に2つの自由形式テキストまたは構造的ドキュメント/オブジェクトの間の類似度計算に取り組んでいるのに対し、競合計算は相競合すると思われる2つの対象に関連する。2)ターゲットとする関係が異なる。競合度と類似度の定義は異なっており、競合関係は「1つのオブジェクトの存在/発展が別のオブジェクトにマイナスの影響を及ぼす関係」と定義される。そのため、2つの対象間の競合上の力関係を測定するためには、競合度に関する具体的な方針が必要とされる。
コンテンツベースの手法の場合、類似度計算用の現在の解決策はすべて、ターゲットとなるオブジェクトは同じスキーマを有する(すなわち、すべて全文形式か特定のデータ構造を有する)と想定している。VSMモデルベースの方法は、比較対象の一方が構造的もしくは半構造的プロファイルを有する状況に対応しておらず、属性値ベースの方法は、比較対象の一方が全文プロファイルを有するか、双方が異種の構造的プロファイルを有する状況に対応していない。しかし、現実には、比較対象のオブジェクトが異なる情報ソース(異種データベースや異なるウェブサイト等)から取得される可能性は高く、その場合は既存の解決策を適用することはできない。また、類似度計算(内包的意味解析による計算)では比較対象のオブジェクトのコンテンツのみが考慮されるため、その結果は、他者の明示的に表現されたコメントの観点が内部で考慮されないという理由から、客観性と包括性に欠けるものとなる可能性がある。
引用ベースの手法とハイブリッド手法では、ハイパーリンク/引用はソースと宛先オブジェクト間の参照または推奨関係を示すため、これはある意味では、他者によって表現された黙示的な意味とみなすことができる。この理由から、類似度計算は、比較対象オブジェクトのコンテンツだけでなく、オブジェクト間のリンク/引用構造も利用して実行される。しかし、ハイパーリンクや引用の意味は明示的に示されず、情報はすべて構文的に利用されるため、これは黙示的・外延的な意味解析とみなすことができる。ここでも、第三者のコメントからの明示的に表現された観点は、内部で考慮されない。
さらに、上記の特許は、共通した固定的な属性/特徴構造を有する特定の製品カテゴリにしか適用できず、これらの特許で採用される方法はカテゴリ類似度指標の計算には適用できない。また、2オブジェクト(製品/企業等)間の比較は、競合の強さを特定できるほどに包括的ではない。したがって、上述した既存の技術では競合指標を導出することは不可能である。
本発明は、従来技術で提案される既存の方法が抱える上記および他の不備と短所を鑑みて取り組まれたものである。本発明は、2オブジェクト(製品/企業等)間の競合指標を得るための方法およびシステムを提供することを目的とする。本発明は、内包的競合指標計算、外延的競合指標計算、および統合(複合的)競合指標計算という3つの態様を有する。これらの態様はいずれも、本発明の競合指標計算方法の典型的な実施例とみなすことができる。
外延的競合指標計算の実施例では、外延的基準、すなわち、第三者情報ソース(ニュースやブログのウェブサイト等)によって明示的に表現された競合関係を利用して競合解析が実行される。当該技術分野でよく知られたテキストマイニング技術や情報抽出技術を利用して、ニュースやブログのウェブサイトから複数タイプの関係インスタンスを抽出することが可能である。
本発明の1つの態様によれば、オブジェクト間外延的競合指標計算方法であって、第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとを取得するステップと、関係インスタンスリポジトリに格納されるすべての関係インスタンスから、第1および第2のオブジェクトに関する関連付けられた関係インスタンスを選択するステップと、選択した関連付けられた関係インスタンスに基づいて、第1および第2のオブジェクト間の外延的競合指標を計算するステップとを有することを特徴とするオブジェクト間外延的競合指標計算方法が提供される。1つの実施例においては、第1および第2のオブジェクト間の外延的競合指標を計算するステップは、関係インスタンスリポジトリに格納される全関係インスタンスが属するドキュメント総数に占める、第1および第2のオブジェクトに関する関連付けられた関係インスタンスが属するドキュメント数の比率を、第1および第2のオブジェクト間の外延的競合指標として計算するステップを備えることができる。
本発明の他の態様によれば、オブジェクト間外延的競合指標を計算するシステムであって、第1のオブジェクトAと第2のオブジェクトBとを取得するオブジェクト取得手段と、関係インスタンスを格納するための関係インスタンスリポジトリと、関係インスタンスリポジトリに格納されるすべての関係インスタンスから、第1および第2のオブジェクトに関する関係インスタンスを選択する関係インスタンス選択手段と、選択した関係インスタンスに基づいて、第1および第2のオブジェクト間の外延的競合指標を計算する外延的競合指標計算手段とを備えることを特徴とするオブジェクト間外延的競合指標計算システムが提供される。上記と同様に、外延的競合指標計算手段は、関係インスタンスリポジトリに格納される全関係インスタンスが属するドキュメント総数に占める、第1および第2のオブジェクトに関する関係インスタンスが属するドキュメント数の比率を、第1および第2のオブジェクト間の外延的競合指標として計算するように構成することができる。
本発明では、外延的競合指標計算に関連して、内包的基準を使用してオブジェクトプロファイルを比較することにより、2つのオブジェクト間の競合強度を測定する、内包的競合指標計算のための解決策も開示される。具体的には、オブジェクト間内包的競合指標計算方法であって、複数の属性から成る第1および第2のプロファイルを各々有する第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとを取得するステップと、オントロジ情報を参照して第1および第2のプロファイルを正規化するステップと、正規化された第1および第2のプロファイルに基づいて、第1および第2のオブジェクト間の内包的競合指標を計算するステップとを備えることを特徴とするオブジェクト間内包的競合指標計算方法が提供される。場合によっては、オントロジ情報を共通属性名語彙とし、異なるオブジェクトのプロファイルを直接的に比較して、競合指標を得ることもできる。まず、第1および第2のプロファイルは、対応するオントロジ情報を使用して正規化される。この正規化は、共通属性名語彙を参照して統一プロファイル構造を生成し、第1および第2のプロファイルに含まれる属性を、前記統一プロファイル内の対応する属性に整合させることによって実行される。その後、整合化された第1および第2のプロファイル内の対応属性の対を対象に競合部分指標を計算し、その競合部分指標の加重和を計算することによって、最終競合指標が得られる。さらに、オントロジ情報をオブジェクトカテゴリツリーとし、ツリー内の各ノードを1つのオブジェクトカテゴリで表し、かつオブジェクトカテゴリツリーには、1つ以上の代表的プロファイルを含めることもできる。この場合は、異なるオブジェクトのプロファイルを間接的に比較して、内包的競合指標が得られる。まず、第1および第2のプロファイルは、対応するオントロジ情報を使用して正規化される。この正規化は、第1および第2のプロファイルを、オブジェクトカテゴリツリーの1つ以上のノードにそれぞれマッピングすることで実行される。その後、オブジェクトカテゴリツリーのノード対における意味的距離と、プロファイルが対応ノード対に関連づけされる確率とを参照して、最終内包的競合指標が得られる。
さらに、統合競合指標計算の実施例においては、内包的競合指標計算と外延的競合指標計算の結果を動的に統合することにより、2つのオブジェクト(製品/企業等)間の統合競合指標を生成することができる。最終競合指標の客観性と包括性を確保するため、まず、外延的競合指標計算で抽出された関係インスタンスのデータ品質が解析され、これにより信頼性の有無もしくは信頼度が判定される。この結果は、統合競合指標計算で使用する重み付け係数を割り当てる際に利用される。続いて、外延的競合指標と、オブジェクトの各対の内包的競合指標とを結合するための適応型メカニズムを適用して、内包的意味解析の結果と外延的意味解析の結果の両方を反映した最終統合競合指標が導出される。この結合プロセスにおいて、内包的競合指標と外延的競合指標との間に矛盾が生じた場合には、調整可能ポリシーによって処理することができる。調整可能ポリシーは、主に、時間に関連する統計情報と、その情報ソースの信頼性とに基づいてこの処理を行う。
本発明によれば、新しい定義に基づいた、よく知られた類似度指標とは異なる2つのオブジェクト(製品/企業等)間の競合指標を計算することができる。
外延的競合指標は第三者(他者が発信したニュースやブログ等)で明示的に表現された関係インスタンスから生成されるため、結果として得られる競合指標は内包的競合指標計算の結果よりも客観的である。
さらに、統合競合指標計算においては、内包的競合指標計算と外延的競合指標計算とを結合するための動的メカニズムが使用されるため、情報ソースの品質を最大限に活用することができる(知識由来解析)。最終統合競合指標には、オブジェクトプロファイルの類似度だけでなく、第三者が発信したコメントも反映されるため、統合競合解析では、純粋な内包的競合解析(コンテンツベース競合解析)や外延的競合解析方法に比較して、より包括的な結果を得ることができる。
さらに、外延的または統合競合指標計算においては、競合指標に加えて、ウェブ上のニュースやブログに付加されたタイムスタンプを関係インスタンスにマッピングし、さらには最終競合指標にもマッピングできるため、競合関係の時間的(時間依存)解析もサポートされる。関係インスタンスには、これに加えてロケーションや産業ドメインなどの付加的情報も含まれるため、これらを活用すれば特定の市場を対象とした様々な解析も可能になる。
本発明の上記および他の特徴と利点は、図面を参照しながら下記の詳細な説明を読むことによりさらに明白となるであろう。ただし、本発明の範囲は、本書で説明する特定の具体例または実施例に限定されないことに留意されたい。
本発明の上記および他の特徴と利点は、図面を参照しながら下記の詳細な説明を読むことにより、より完全に理解することができる。
本発明による、内包的競合指標を計算するための内包的競合指標計算システムの構造的ブロック図である。 図1に示す内包的競合指標計算システムの動作の一例を示すフローチャート図である。 共通属性名語彙に基づいて属性を整合化することによりプロファイルの正規化を実行する、直接方式の内包的競合指標計算システムの詳細なブロック図である。 図3に示すシステムの動作を示すフローチャート図である。 内包的競合指標計算における属性整合化プロセスの例である。 図3の競合部分指標計算装置の詳細を示すブロック図である。 属性部分指標計算の方法としてVSMベースの方法を選択した場合の競合部分指標計算装置のブロック図である。 プロファイルをオブジェクトカテゴリツリー内のノードにマッピングすることによりプロファイルの正規化を実行する、間接方式の内包的競合指標計算システムの詳細なブロック図である。 図8に示すシステムの動作を示すフローチャート図である。 オブジェクトカテゴリツリーと、オブジェクトカテゴリツリー内のノード構造に対応する代表的プロファイルの階層を示す概略図である。 間接モードの内包的競合指標計算において、プロファイルをオブジェクトカテゴリツリー内のノードにマッピングすることにより競合指標を計算する場合のプロセスの一例を示す。 本発明による、外延的競合指標を計算するための外延的競合指標計算システムの構造的ブロック図である。 図12に示す外延的競合指標計算システムの動作の一例を示すフローチャート図である。 外延的競合指標計算手段の内部構造を詳細に示した、本発明の外延的競合指標計算システムの一例の詳細なブロック図である。 図14に示した、外延的競合指標を計算するための外延的競合指標計算システムの動作を示すフローチャート図である。 関連付けられた関係インスタンス内の付加情報に基づいて、オブジェクト間の外延的競合の強さに関する時間的解析、エリア解析、またはドメイン解析を実行するための関係インスタンスフィルタ手段を備える、本発明による外延的競合指標計算システムの他の例を示す詳細なブロック図である。 本発明による、統合競合指標を計算するための統合競合指標計算システムの構造的ブロック図である。 図17に示す統合競合指標計算システムにおける結合モジュールの一例を示す詳細なブロック図である。 図18に示す結合モジュールの内包的競合指標と外延的競合指標とを結合するプロセスを示すフローチャート図である。 本発明の実装に使用されるコンピュータシステムの概略ブロック図である。
前述したように、競合関係は、既知の類似度関係とは異なる、まったく新たに定義された関係である。さらに、従来技術で提案される類似度計算のための現在の解決策では、ごく少数の例外を除いて、ターゲットとするオブジェクト(ドキュメント/製品)は同じスキーマを有すると想定される。例えば、VSMベースの方法は、比較対象の一方が構造的もしくは半構造的プロファイルを有する状況に対応しておらず、属性値ベースの方法は、比較対象の一方が全文プロファイルを有するか、双方が異種の構造的プロファイルを有する状況に対応していないため、既存の解決策を適用することはできない。これらの事実を鑑みて、本発明では、2オブジェクト(製品/企業等)間の競合指標を得るための方法およびシステムが提供される。本発明は、内包的競合指標計算、外延的競合指標計算、および統合(複合的)競合指標計算という、異なる基準に基づく3つの態様を有する。
(内包的競合指標計算)
内包的競合指標計算は、内包的基準に基づいて(すなわち、異なるオブジェクトのプロファイルを比較して、これらのオブジェクト間の競合の強さを評価することにより)オブジェクト間の競合指標を計算するための方法である。内包的競合指標計算は、さらに、直接方式と間接方式の2種類に分類できる。直接方式では、正規化プロセスの直後にオブジェクトプロファイルを比較することにより、競合指標が計算される。間接方式では、オブジェクトカテゴリツリーを媒介してオブジェクトプロファイルを比較することにより、競合指標が計算される。最初に、図1〜11を参照して、内包的競合指標計算について説明する。
図1は、本発明の内包的競合指標計算システム100の構造的ブロック図である。図1に示すように、システム100の主要部分は内包的競合解析モジュール10であり、このモジュールは、オブジェクト取得手段101と、正規化手段102と、内包的競合指標計算手段103とを含む。システム100はさらに、オントロジ情報ベース104と、オブジェクトデータベース105と、内包的競合指標データベース106とを含み、このうちオブジェクトデータベース105は、ウェブ等の情報ソースから収集されたオブジェクト(製品プロファイル等)を格納する。オントロジ情報ベース104は、競合指標計算のために、内包的競合解析モジュール10によって参照されるオントロジ情報(背景知識)を格納するように構成されている。オントロジ情報は、関心ドメイン内の対象の分類に関する当該ドメインの共通の理解であり、手動または(半)自動的な方法で予め設定することができる。例えば、オントロジ情報には共通属性名語彙1041とオブジェクトカテゴリツリー1042を含めることができるが、これについては後述する。内包的競合指標データベース106は、計算された内包的競合指標を格納するために使用される。
図2は、図1に示すシステム100の動作の一例を示すフローチャート図である。このプロセスは、比較対象の第1および第2のオブジェクトがオブジェクトデータベース105から取得されるステップ201から始まる。第1および第2のオブジェクトは、第1のプロファイルAおよび第2のプロファイルBに基づいてそれぞれ特徴づけられる。これらのオブジェクトは、たとえ同じカテゴリのオブジェクトでも、複数のソースから収集された可能性がある。その場合は、これらのオブジェクトに対応する第1のプロファイルAと第2のプロファイルBは、全文構造と異種構造のような異なる構造を有することになる。ここでは、例えば、A=(A1−V1,A2−V2,…,Am−Vm)およびB=(B1−V1,B2−V2,...,Bn−Vn)のような属性値集合を使用してこれらのプロファイルを指定する。ここで、AiはプロファイルA内のi番目の属性、ViはプロファイルA内のi番目の属性の値である。同様に、BiはプロファイルB内のi番目の属性、ViはプロファイルB内のi番目の属性の値である。基本的には、値は属性を記述する目的で使用され、デジタル数字、デジタル数字とアルファベット(場合によっては、漢字や句読点)を組み合わせた混合文字列、テキスト等から成る。全文プロファイルは、1対の属性値のみを有する特殊ケースの構造的プロファイルとして扱われる。次に、ステップ202において、競合指標計算をスムーズに行えるように、オントロジ情報ベース104から取り出したオントロジ情報(共通属性名語彙1041、オブジェクトカテゴリツリー1042等)を参照して第1のプロファイルAと第2のプロファイルBが正規化される。正規化ステップ(詳細は後述する)は、(1)共通属性名語彙1041を参照して統一プロファイル構造を決定し、第1のプロファイルAおよび第2のプロファイルBの構造を統一プロファイルのそれに整合させる(以下、「直接方式」という)、または(2)第1のプロファイルAおよび第2のプロファイルBをオブジェクトカテゴリツリー1042にマッピングする(以下「間接方式」という)、のうちいずれかによって実行できる。その後、ステップ203において、正規化された第1および第2のプロファイルA、Bを使用して、第1および第2のオブジェクト間の内包的競合指標を計算する。
以下では、図3〜7を参照して、直接方式の内包的競合指標計算について説明する。ただし、ここで説明する実施例は例示を唯一の目的とするものであり、本発明はこれら特定の実施例に限定されるものではない。図3は、直接方式の内包的競合指標計算システム300のブロック図を示す。この図に示すように、プロファイルは、共通属性名語彙に基づいてプロファイルの属性を整合化する方法、すなわち直接方式で正規化される。
図3に示すように、本実施例においては、共通属性名語彙1041はオントロジ情報とみなされる。正規化手段102は、判定装置301と、統一プロファイル構造生成装置302と、整合化装置303とを含む。内包的競合指標計手段103は、競合部分指標計算装置304と競合指標計算装置305とを含む。さらに、システム300は、ドメインに固有な競合加重戦略を策定するための競合加重方針ベース306も含む(詳細は後述する)。
以下では、まず、図4を参照してシステム300の動作について説明する。
図2と同様に、このプロセスは、オブジェクト取得手段101が比較対象の第1および第2のオブジェクトをオブジェクトデータベース105から取得するステップ401から始まる。第1および第2のオブジェクトはそれぞれ、第1のプロファイルA=(A1−V1,A2−V2,…,Am−Vm)と第2のプロファイルB=(B1−V1,B2−V2,...,Bn−Vn)を有する。次に、ステップ402において、判定装置301は、第1および第2のプロファイルA、Bのタイプを判定する。この動作により、第1および第2のプロファイルA、Bの構造が解析され、全文プロファイルか構造的プロファイルかが判定され、構造的プロファイルの場合、そのスキーマは何かが判定される。その後、ステップ403において、統一プロファイル構造生成装置302は判定装置301から構造解析の結果を受け取り、共通属性名語彙1041を参照して、統一プロファイル構造(C1,C2,…Cs)、すなわちA=(C1−V1,C2−V2,…,Cs−Vs)およびB=(C1−V1,C2−V2,...,Cs−Vs)を決定する。この決定された統一プロファイル構造と、共通属性名語彙1041とに基づいて、整合化装置303は第1および第2のプロファイルA、Bの構造を認識して、第1および第2のプロファイルA、B内の属性の構造を統一プロファイル内の対応する属性の構造に整合させる(ステップ404)。図5は、属性整合化プロセスの一例である。この例では、比較対象のプロファイルは2種類のプリンタに関連し、「印刷速度」、「用紙サイズ」、「OS」、および「ノイズレベル」という属性を含む。図に示すように、第1のプロファイルAと第2のプロファイルBの属性の構造は、統一プロファイルの構造に基づいて整合化される。
その後、ステップ405において、整合化された第1および第2のプロファイルA、Bが競合部分指標計算装置304に送られ、各属性の部分指標が計算される。図6に、競合部分指標計算装置304の構造を示す。競合部分指標計算装置304は、属性タイプ判定装置601と、部分指標測定方法セレクタ602と、部分指標計算機603とを含む。図に示すように、最初に、Ai=Ci−ViおよびBi=Ci−Viという2つの属性(値)が属性タイプ判定装置601に入力される。ここで、属性Aと属性Bはそれぞれ第1のプロファイルAと第2のプロファイルBに属し、その構造が整合化される。前述したように、各属性値はオブジェクト(製品等)の1つの側面に関する指定であり、そのうち、属性名はオブジェクトのどの側面が記述されているかを示し、値は属性を説明するコンテンツを含む。属性のコンテンツは単一の値でも複数の値でもよく、属性値は単純なデータタイプでも複合的なデータタイプでもよい。競合部分指標計算の方法は、データタイプによって異なるのが一般的である。通常、単一値の属性はさらに、1)値が記号属性(例:列挙型データまたはプレーンテキスト)の場合、および2)値が数値属性(例:浮動)の場合、という2つのケースに分けられる。記号属性(例:全文)のケースでは、競合部分指標の計算にはVSMベースの方法がよく使用され、数値の属性のケースでは、競合部分指標の計算に属性値ベースの方法が使用される。複数値属性は、値の集合を有する属性を処理する際に採用されるが、これもやはり、1)複数値がシーケンス属性の場合、および2)複数値が非シーケンス属性の場合、という2つのケースに分けられる。現実の実装では、複数値属性のための競合指標計算方法が、単一値属性が備える単一値属性用の関数にアクセスして利用することもできる。属性のコンテンツとデータタイプの判定については、関連技術で提案される多数の類似度測定方法を利用できるので、ここでは詳細な説明を省略する。また、上記のケースはあくまで例示であり、本発明は様々なデータタイプ定義を利用して異なる方法で実装することが可能である。
次に、部分指標測定方法セレクタ602が選択した測定方法に基づき、部分指標計算機603を使用して、属性A、B間の競合部分指標c(A,B)が計算される。
前述したように、属性の値が全文コンテンツのケースでは、属性間の競合部分指標計算としてVSMベースの類似度計算方法を採用することができる。以下では、これについて、図7を参照しながら詳細に説明する。基本的には、VSMは、全ドキュメントの集合に出現する用語(単語)の特徴ベクトルとしてドキュメントを表現する。例えば、いくつかの実施例では、中国語または日本語のドキュメントを処理する際には、対応する特徴ベクトルを生成する前に、まずドキュメントに含まれる用語(単語)に対してドメインおよび品詞(POS)解析を実行して、解析結果に基づいて加重戦略を適用する必要がある。ドキュメント間の類似度は、こうした特徴ベクトルをベースとするいくつかの類似度測定方法(例:余弦測定方法、ジャカール測定方法)の1つを使用して測定される。
図7は、属性タイプが全文と判定されたケースにおいて、属性A、Bの部分指標を計算する方法としてVSMベースの方法が選択された場合を例にとって、競合部分指標計算装置のブロック図を示したものである。図7に示すように、この例では、部分指標計算機603は、ベクトル生成装置701と、VSMベース部分指標計算機702と、前処理装置704とを含む。まず、全文属性A、Bが前処理装置704に入力され、そこで、競合の評価には不要な、固有名詞、製品/企業名等の名前エンティティが最初に削除される。これにより、競合指標計算の精度を向上させることができる。続いて、前処理された属性A、Bはベクトル生成装置701に入力され、全文属性A、Bを表す単語ベースのベクトルが生成される。ここでは、競合指標計算の精度をさらに向上させるために、ドメイン/POS解析モジュール703と競合加重方針ベース306とを組み込むこともできる。また、全文属性A、Bに含まれる各単語の関連するドメインおよびPOSに対するドメイン/POS解析モジュール703の解析結果に基づき、競合加重方針ベース306に格納される競合加重係数のルールテーブルを使用して、異なる競合加重係数(重み)を異なる単語に割り当てることができる。全文(構造的)プロファイルにおいては、競合係数は各単語(属性)に関連づけられる。この関連づけは、競合指標計算における単語(属性)の重要性を表す際に使用される。これにより、コンテキストを意識した競合加重方針を適用して最終的な精度を高めることが可能になる。例えば、セキュリティソフトウェアドメインにある2つの製品を比較する際には、「ファイアウォール、スパム、侵入、ウィルス」の各単語の係数値(加重値)はドメインに関連のない単語よりも高くなる。ドメイン/POS解析モジュール703の解析では、前置詞、接続詞、補助的単語、句読点、代名詞、感嘆詞、様式語、擬音語は最終指標に影響しないので、競合係数はゼロに設定される。現実の実装では、競合加重方針ベース306に格納される競合加重係数のルールテーブルは、手動で構築することも、あるいは、サードパーティウェブサイトから入手したオントロジ的製品情報(構造的プロファイル内の重みの大きい属性値に出現した単語)に基づいて、キーワード抽出等の自動的な方法で構築することも可能である。ただし、本発明はこれらの具体例には限定されず、競合加重係数のルールテーブルを生成するための他の方法も同様に使用できる。
その後、ベクトル生成装置701によって生成された全文属性A、Bを表す単語ベースのベクトルは、VSMベース部分指標計算機702に入力され、既存のVSMベースの方法を使用して、属性AおよびB間の部分指標c(A,B)が生成される。
次に、図4に戻ると、ステップ406において、整合化済みの第1および第2のプロファイルA、Bに含まれるすべての属性の部分指標が、競合指標計算装置305に入力され、第1および第2のオブジェクト間の最終競合指標が計算される。計算された競合指標は、図3に示すように、競合指標データベース106に格納される。競合指標計算装置305は、個々の属性の部分指標に基づき、任意の既知の方法を用いて最終競合指標を得ることができる。本実施例の競合指標計算装置305は、部分指標の加重和を計算することにより、最終競合指標を取得する。また、本実施例においては、共通属性名語彙1041に基づいて、異なる重みが個々の属性に予め割り当てられ、競合加重方針ベース306に格納される。したがって、第1および第2のオブジェクトの競合指標は、以下のような形で実現される。
Figure 2009151760
ここで、AとBは、s個の属性を含んだ共通構造を有する2つのプロファイルである。また、A=(A,...,A)およびB=(B,..,B)であり、c(A,B)は2つのプロファイルに含まれるi番目の属性の競合部分指標であり、wはi番目の属性に割り当てられた重みである。前述したように、競合加重方針は競合加重方針ベース306から取り込まれる。図4のプロセスはこれで終了する。
以下では、図8〜11を参照して、間接方式の内包的競合指標計算について説明する。図8は、プロファイルをオブジェクトカテゴリツリー内のノードにマッピングすることによりプロファイルの正規化を実行する(間接方式)、内包的競合指標計算システム800の詳細なブロック図である。本実施例では、直接方式とは異なり、図8に示すようにオブジェクトカテゴリツリー1042がプロファイルを正規化するためのオントロジ情報として使用される。正規化手段102は、マッピング装置801のみを含む。このマッピング装置801は、オブジェクト取得手段101から第1のオブジェクトと第2のオブジェクトを受け取り、対応する第1および第2のプロファイルA、Bをオブジェクトカテゴリツリー1042内の1つ以上のノードにマッピングする。本実施例においては、内包的競合指標計算手段103は、マッピング確率計算装置802と、意味的距離取得装置803と、競合指標計算装置804とを含み(各装置については後述)、第1および第2のオブジェクト間の内包的競合指標計算を行えるように構成される。
図9に、図8に示すシステム800の動作を示すフローチャート図を示す。図4に示す第1の実施例と同様に、プロセス900は、第1および第2のプロファイルA、Bを有する第1および第2のオブジェクトがオブジェクトデータベース105から取得されるステップ901から始まる。続いてステップ902において、第1および第2のプロファイルA、Bがオブジェクトカテゴリツリー1042内の1つ以上のノードにマッピングされる。
図10は、オブジェクトカテゴリツリー102と、オブジェクトカテゴリツリー102内のノード構造に対応する代表的プロファイルの階層1002を示す概略図である。図11は、第2の実施例による競合指標計算の一例を示す。前述したように、オブジェクトカテゴリツリー102は、関心ドメイン内のオブジェクト(製品等)の分類に関する当該ドメインの共通の理解であり、各ノードは1つのカテゴリを表す。図10に示すように、ドメインのルートカテゴリはCであり、C01およびC02という2つのサブカテゴリを含む。サブカテゴリC01はサブカテゴリC011をさらに含み、サブカテゴリC02は2つのサブカテゴリC021およびC022をさらに含む。実際の用途では、オブジェクトカテゴリツリー102は、予め自動的または半自動的な既知の方法で取得することができる。例えば、図11に示すように、セキュリティソフトウェアドメインにおいては、オブジェクトカテゴリツリー102のルートノードは「セキュリティソフトウェア」カテゴリに対応し、「セキュリティソフトウェア」カテゴリは、「ファイアウォール」カテゴリ、「アンチスパム」カテゴリ、「アンチウィルス」カテゴリという3つの葉ノードをさらに含む。当然ながら、オブジェクトカテゴリツリー102の構造は図示した例に限定されず、異なるドメインのユーザは、個々の要件に応じて異なるオブジェクトカテゴリツリーを設定することができる。図10に戻ると、この図には、オブジェクトカテゴリツリー102の構造に対応する代表的プロファイルの階層1002が示されている。代表的プロファイルの階層1002の各ノードは、オブジェクトカテゴリツリー102内の対応するノードのオブジェクトカテゴリに含まれる1つ以上の代表的プロファイルを含む。代表的プロファイルには、対応ノードにあるオブジェクトカテゴリを記述するための関連のキーワードのすべてが含まれる。各ノードの代表的プロファイルは言語依存であり、1つの特定言語に対応する各ノードには1つの代表的プロファイルが存在する。代表的プロファイルで構成される代表的プロファイル階層1002は、予め自動的または半自動的な既知の方法で取得することができる。
その後、図9のステップ902に戻り、取得された第1および第2のプロファイルA、Bがオブジェクトカテゴリツリー102内の1つ以上のノードにマッピングされる。これは既存のVSMベースの方法によって実行できる。本発明の一実施例では、このマッピングプロセスは、代表的プロファイル階層1002内の代表的プロファイルを媒体として利用することで実行される。すなわち、従来のVSMベースの方法を使用して、第1および第2のプロファイルA、Bの各々のコンテンツを代表的プロファイル階層1002内の代表的プロファイルと比較して、対応するオブジェクトが属する1つ以上(実装により異なる)のカテゴリを判定することにより、プロファイル(AまたはB)と、オブジェクトカテゴリツリー102内の対応する位置にあるノード/カテゴリとの類似度が計算される。
比較対象のプロファイルA、Bのカテゴリ判定後、そのマッピング結果は競合指標計算手段103に送られ、そこで第1および第2のオブジェクト間の競合指標が計算される。図9に示すように、競合指標計算のプロセスには3つの主要ステップ(ステップ903、904、905)が含まれる。まず、ステップ903において、第1および第2のプロファイルA、Bが異なるノードにマッピングされる確率が計算される。図11に示すように、製品Aが「ファイアウォール」カテゴリのノードにマッピングされる確率は0.7、製品Bが「アンチウィルス」カテゴリのノードにマッピングされる確率は0.6、製品Cが「アンチウィルス」カテゴリのノードにマッピングされる確率は0.7である。続いて、ステップ904において、オブジェクトカテゴリツリー102内のノード間の意味的距離が取得される。意味的距離は、対応するノードのオブジェクトカテゴリ間の類似度を特徴づけるために使用される。意味的距離は、既存の類似度指標計算方法を用いて予め計算し、オントロジ情報ベース104に格納しておくことができる。ここで、カテゴリc1、c2間の距離をdc(cl,c2)とすると、この2つのカテゴリ間の類似度はcom(cl,c2)=1−dc(cl,c2)として定義される。この2つのカテゴリ間の意味的距離は、オブジェクトカテゴリツリー102上の個々の位置に基づいて計算される。一般に、ここでは「上位階層のカテゴリ間の距離は下位階層のカテゴリ間の距離よりも大きいため、上位階層カテゴリ間の類似度は下位階層カテゴリ間の類似度よりも低い」という基本概念が使用される。また、「兄弟」間の距離は「父と息子」間の距離よりも大きいとみなされる。
次に、ステップ905において、第1および第2のプロファイルA、Bが対応するノードにマッピングされる確率およびステップ903、904で取得されたこれらノード間の意味的距離を参照することにより、第1および第2のオブジェクト間の競合指標が計算される。ここで、(1)第1および第2のプロファイルA、Bがそれぞれ1つのノード(カテゴリ)にマッピングされる、および(2)プロファイルA、Bが複数のノードにマッピングされる、という2つの典型的なケースについて考察する。プロファイルA、Bがそれぞれ1つのノード(カテゴリ)にマッピングされるケースでは、第1および第2のプロファイルA、Bが対応するノードにマッピングされる確率は1である。そのため、予め計算された2カテゴリ間の意味的距離は、各カテゴリに属する第1および第2のオブジェクト間の競合の測定に直接利用される。すなわち、製品AはカテゴリC011にのみ、製品BはカテゴリC021にのみマッピングされ、カテゴリC011、C021間の意味的距離は0.1とすると、製品Aと製品B間の競合指標は0.1となる。プロファイルA、Bが複数のカテゴリにマッピングされるケースでは、競合指標は、第1および第2のプロファイルA、Bが対応するノードにマッピングされる確率に基づき、余弦測定方法を利用して計算することができる。この場合は、プロファイルA、Bに対して2つのカテゴリベクトルd、dを設定し、1つのカテゴリベクトルの各エレメントが、対応するカテゴリにプロファイルがマッピングされる確率を表すようにする。そして、ステップ203において、余弦測定方法(dA×dB)(|dA||dB|)を使用して、第1および第2のプロファイルA、Bを有する第1および第2のオブジェクト間の競合指標を計算する。ここで注意を要するのは、異なるノード間の意味的距離が省略されていることである。しかし、競合指標計算の精度を高めるために、異なるノード間の意味的距離も適切な方法を使用して統合できることは、当業者には容易に理解されるであろう。
例えば、図11に示す例においては、製品Aが「ファイアウォール」カテゴリのノードにマッピングされる確率は0.7、製品Bが「アンチウィルス」カテゴリのノードにマッピングされる確率は0.6、製品Cが「アンチウィルス」カテゴリのノードにマッピングされる確率は0.7である。「ファイアウォール」ノードと「アンチウィルス」ノード間の意味的距離の事前計算により0.1が得られたとすると、(異なるカテゴリに属する)製品A、B間の内包的競合指標は0.7×0.6×0.1=0.042となり、(同じカテゴリに属する)製品B、C間の内包的競合指標は0.7×0.6=0.42となる。ただし、内包的競合指標の計算方法はこの例に限定されないことに留意されたい。図9のプロセスはこれで終了する。
前述したように、代表的プロファイル階層1002の異なるノードに位置する代表的プロファイルは各言語に依存するため、異なるオブジェクトに関するプロファイルA、Bの言語は異なる可能性がある。
(外延的競合指標計算)
内包的競合指標計算と比較すると、外延的競合指標計算は、外延的基準を採用して、第三者情報ソース(ニュースやブログのウェブサイト等)によって明示的に発信された競合関係インスタンスを解析して外延的競合指標を取得する点が異なる。異なるオブジェクト(製品/企業等)間の競合関係は、競合関係インスタンスを使用して記述できる。例えば、関係インスタンスには、「製品Aと製品Bは、今年のハイテク製品優秀賞を競い合っている」とか「A社とB社は、協力して新世代製品を開発している」といった情報が記録される。一部の実施例では、当該技術分野でよく知られたテキストマイニング技術や情報抽出技術を利用して、ニュースやブログのウェブサイトから関係インスタンスを抽出することが可能である。また、異なるオブジェクト間の外延的競合指標は、競合関係インスタンスを解析することで導出できることも明らかである。
図12は、本発明による、外延的競合指標を計算するための外延的競合指標計算システム1200の構造的ブロック図である。図12に示すように、システム1200の主要部分は外延的競合解析モジュール120であり、このモジュールは、オブジェクト取得手段1201と、関係インスタンス選択手段1202と、外延的競合指標計算手段1203とを含む。また、システム1200は、関係インスタンスリポジトリ1204と、オブジェクトデータベース1205と、インスタンス選択ルールベース1206と、競合強度係数ベース1207と、情報ソースオントロジ情報ベース1208と、外延的競合指標データベース1209とをさらに備え、このうち、オブジェクトデータベース1205は、外延的競合解析モジュール120の解析および処理対象となる、ウェブ等の情報ソースから収集されたオブジェクト(製品プロファイル等)を格納する。関係インスタンスレポジトリ1204は、複数の情報ソース(ニュースやブログのウェブサイト等)から抽出した関係インスタンスを格納する。インスタンス選択ルールベース1206は、関係インスタンス選択ルールの集合を格納する。競合強度係数ベース1207は、関係インスタンスリポジトリ1204内の様々なインスタンスに対応する競合固有強度係数を格納する。ニュース/ブログウェブサイトにおいては様々な言語の現象や記述パターンを利用して関係が指定されているため(これはオブジェクト間の競合強度に対する読者の感じ方に大きく影響する)、関係インスタンスのタイプによって異なる強度係数が割り当てられるのが一般的である。これらの強度係数は、予め競合強度係数ベース1207に格納しておくことができる。また、情報ソースオントロジ情報ベース1208には、関係インスタンスの抽出元となった情報ソースの信頼度値を格納できる。外延的競合指標データベース1209は、計算された外延的競合指標を格納するために使用される。
図13は、図12に示す外延的競合指標計算システムの動作プロセス1300の一例を示すフローチャート図である。プロセス1300は、内包的競合指標の計算プロセスと同様に、オブジェクト取得手段1201がオブジェクトデータベース1205から第1のオブジェクトAと第2のオブジェクトBを取得するステップ1301から始まる。続いてステップ1302において、関係インスタンス選択手段1202が、関係インスタンスリポジトリ1204に格納された関係インスタンスから、インスタンス選択ルールベース1206によって与えられた関係インスタンス選択ルールに基づいて、第1および第2のオブジェクトA、Bに関連付けられた関係インスタンスを選択する。ある実施例では、関係インスタンスの選択(フィルタリング)は直感的な方法で行われる。これは、関係インスタンスにオブジェクト(例:製品)A、Bの名前かまたは製造者(例:製品A、Bを製造する企業)が出現したら、それをオブジェクトA、Bに関連付けられた関係インスタンスとみなす方法である。ただし、ここで説明する関係インスタンス選択ルールは例示のみを目的とするものであり、本発明はこれらのルールに限定されるものではない。用途に応じて他の関係インスタンス選択ルールを考案または提供することが可能なことは、当該技術に精通した当業者には明らかである。関係インスタンス選択手段1202が第1および第2のオブジェクトA、Bに関連付けられた関係インスタンスを選択した後、ステップ1303において、外延的競合指標計算手段1203が、選択された連関係インスタンスに基づいてオブジェクトA、B間の外延的競合指標を計算する。これでプロセス1300は終了する。
図14は、外延的競合指標計算手段1203の内部構造を詳細に示した、本発明の外延的競合指標計算システムの一例の詳細なブロック図である。図15は、図14に示した、外延的競合指標を計算するための外延的競合指標計算システムの動作プロセス1500を示すフローチャート図である。図14に示す外延的競合指標計算手段1203の内部構造と図15に示す動作プロセス1500は、外延的競合指標計算を説明するための一例にすぎず、本発明を限定するものではないことに留意されたい。外部から取り込んだ関係インスタンスに基づいてオブジェクトの外延的競合指標を計算するための他の方法と構造は、当業者であれば容易に考案することができる。実際の用途においては、外延的競合指標計算手段1203を構成する内部要素の追加、除去、結合、部分結合を適宜行うことができ、図15に示すプロセスについても、ステップの追加、除去、順序の入れ替えを行うことが可能である。
図14を参照すると分かるように、外延的競合指標計算手段1203は、図12に示すシステムと同じ要素に加えて、関係カテゴリ判定装置1401、競合パラメータ選択装置1402、競合強度計算装置1403、最大強度選択装置1404、および外延的競合指標計算機1405をさらに備えることができる。最大強度選択装置1404(任意のモジュールとして破線で示す)は、関係インスタンス選択手段1202が選択した第1および第2のオブジェクトA、Bに関連付けられた関係インスタンスが同じ情報ソースドキュメント(例:ニュースやブログのウェブサイト上にある同一のドキュメント)に属する可能性がある場合にのみ使用する。同じオブジェクト対の複数の関連付けられた関係インスタンスが同一の情報ソースドキュメントに属する場合には、競合の強さが最大の関係インスタンスのみが最終外延的競合指標計算に使用される。最大強度選択装置1404とその機能については後述する。
競合パラメータ選択装置1402は、選択されたオブジェクトA、Bに関連付けられた関係インスタンスの内容に基づいて、競合強度係数ベース1207および情報ソースオントロジ情報ベース1208から対応する競合パラメータを取得するように構成される。競合パラメータは、(1)競合強度係数ベース1207に格納される競合の強度係数W(A、B)(この係数は、関係インスタンスに関する異なる言語の現象および記述パターンに対応して設定される)と、(2)競合強度係数ベース1207に格納される、情報ソースの信頼度値C(iはドキュメントを識別する索引)とを含む。
次に、図15を参照しながら、図14に示す外延的競合指標計算システム1400の動作プロセスについて詳細に説明する。前述と同様に、このプロセスは、オブジェクト取得手段1201が第1および第2のオブジェクトをオブジェクトデータベース1205から取得するステップ1501から始まる。続いてステップ1502において、関係インスタンス選択手段1202が、関係インスタンスリポジトリ1204から、第1および第2のオブジェクトA、Bに関連付けられた関係インスタンスを選択する。前述したように、ある実施例では、関係インスタンスの選択(フィルタリング)は直感的な方法で行われる。これは、関係インスタンスにオブジェクト(例:製品)A、Bの名前かまたは製造者(例:製品A、Bを製造する企業)が出現したら、それをオブジェクトA、Bに関連付けられた関係インスタンスとみなす方法である。ただし、ここで説明する関係インスタンス選択ルールは例示のみを目的とするものであり、本発明はこれらのルールに限定されるものではない。用途に応じて他の関係インスタンス選択ルールを考案または提供することが可能なことは、当該技術に精通した当業者には明らかである。
続くステップ1503において、外延的競合指標計算手段1203の関係カテゴリ判定装置1401が、選択された各関連付けられた関係インスタンスのカテゴリを判定する。この判定においては、後に実行される適切な競合パラメータの取得に備えて、各関連付けられた関係インスタンスの言語記述パターンと、関係インスタンスが属する情報ソースドキュメントの索引とが判定される。関係インスタンスリポジトリ1204に格納する各関係インスタンスは、一般に、R=(関係タイプ、重みID、ニュースID)のようなトリプレット形式で表現することができる。関係タイプは、関係インスタンスの関係タイプを表すために使用される。関係タイプは、競合関係、協力関係などを集めたグループから選択することができる。関係インスタンス選択手段1202がオブジェクトA、Bに関連付けられた関係インスタンスを選択する際には、競合関係タイプの関係インスタンスのみが選択される。重みIDは、関係インスタンスの言語記述パターンを識別するために使用される。言語記述パターンはそれぞれ異なる競合強度係数に対応するため、この重みIDパラメータは競合強度係数の索引として使用することができる。ニュースIDは、関係インスタンスが属する情報ソースドキュメントを表すために使用される。情報ソースドキュメントはそれぞれ異なる信頼度値を有するため、このニュースIDパラメータは情報ソースの信頼度値の索引として使用することができる。したがって、競合パラメータ選択手段1402は、関係タイプとニュースIDとをそれぞれ、オブジェクトA、Bに対応する競合パラメータ(すなわち、関連付けられた各関係インスタンスに対応する、競合の強度係数W(A、B)と情報ソースの信頼度値C)を得るために競合強度係数ベース1207と情報ソースオントロジ情報ベース1208とを検索する際の索引として使用することができる。
続いてステップ1505において、競合強度計算装置1403が関連付けられた関係インスタンスの競合強度値を計算する。ある実施例では、競合強度は、S(A、B)=W(A、B)×Cとして計算できる。ここで、iは関連付けられた関係インスタンスが属する情報ソースドキュメントを識別する索引である。オブジェクトA、Bに関連付けられた複数の関係インスタンスが同一の情報ソースドキュメントに属する場合には、最大の競合指標値を有する関連付けられた関係インスタンスのみが計算で考慮され、他の関連付けられた関係インスタンスは除外される。具体的には、ステップ1506において、オブジェクトA、Bに関連付けられた複数の関係インスタンスが同一の情報ソースドキュメントに属するかどうかが判定される。同一の情報ソースドキュメントに属する場合には、最大強度選択装置1404がステップ1507において、各情報ソースドキュメントi内のオブジェクトA、Bに関する競合強度値のうち最大のものが選択される。これは、以下の式で表される。
Figure 2009151760
ここで、jは、オブジェクトA、Bが属する情報ソースドキュメントi内における、オブジェクトA、Bに関連付けられた異なる各関係インスタンスの番号を表す。オブジェクトA、Bに関連付けられた各関係インスタンスが異なる情報ソースドキュメントに属する場合、すなわち、オブジェクトA、Bに関連付けられた関係インスタンスが各情報ソースドキュメントに1つずつしか含まれない場合には、最大強度選択装置1404は省略され、その関連付けられた関係インスタンスに対応する競合強度値S(A、B)が直接、最終外延的競合指標の計算に使用される。
ある実施例によれば、ステップ1508におけるオブジェクトA、B間の外延的競合指標は、次の式のよって計算される。
Figure 2009151760
ここで、Nは関係インスタンスリポジトリに格納されるすべての関係インスタンスが属する情報ソースドキュメントの総数、S(A、B)はオブジェクトA、Bに関連付けられた関係インスタンスの情報ソースドキュメントi内における最大競合強度値、S´はすべての関連付けられた関係インスタンス(オブジェクトA、Bに関連する関係インスタンスと関連しない関係インスタンスの両方を含む)の情報ソースドキュメントi内における最大競合強度値をそれぞれ表す。具体的には、S´は以下のように表すことができる。
Figure 2009151760
ただし、外延的競合指標の計算方法は上記の式(3)に限定されず、他の計算方法も考案可能なことは当業者には明らかである。例えば、人間が判断しやすい意味のある値を得たい場合は、以下のような、対数形式の式(3)を採用することもできる。
Figure 2009151760
さらに、外延的競合指標計算において異なる言語の現象または記述パターンが計算結果に及ぼす影響を考慮せず、関連付けられた関係インスタンスのすべてが同じ競合強度値1を有すると想定すると、上記の式(3)の分子を、オブジェクトA、Bに関連付けられた関係インスタンスが属する情報ソースドキュメント数に単純化し、分母は、関係インスタンスリポジトリ内に格納されるすべての関係インスタンスが属する情報ソースドキュメントの総数に単純化してもよい。これにより、オブジェクトA、B間の外延的競合指標Soutを、情報ソースドキュメントの総数に占める、オブジェクトA、Bに関連付けられた関係インスタンスが属する情報ソースドキュメント数の比率、すなわち、全情報ソースドキュメントにおける関連付けられた関係インスタンスの出現頻度として計算することが可能になる。そのため、いくつかの実施例では、オブジェクトA、Bに関連付けられた関係インスタンスの全情報ソースドキュメントにおける出現頻度は、オブジェクトA、B間の外延的競合指標の特徴付けに使用するこができる。ただし、前述は外延的競合指標計算の一例として示したにすぎず、本発明の範囲を限定するものではない。
ステップ1508におけるオブジェクトA、B間の外延的競合指標Soutの計算が完了すると、図15に示すプロセス1500が完了する。
ニュース/ブログ等の抽出された関係インスタンスは、時間、場所/エリア、産業ドメイン等の関連の付加情報を伴うので、オブジェクト間の1つの関係は、R(A,B)=(関係タイプ,重みID,ドメイン,エリア,時間,ニュースID)のようにすると完全に表現することができる。ドメイン、エリア、時間は、関係インスタンスに関連する産業ドメイン、エリア、時間を表す。例えば、ドメインでA社とB社が「携帯電話」のドメインで競合していることを表し、エリアで製品Aと製品Bが中国で競合していることを表し、時間で製品Aと製品Bが2002年〜2003年に競合したことを表す、といったことが可能である。このようにすると、ビジネス上の意思決定から生じる多様な要件に対応して、さらに詳細な競合解析を実行できるようになる。
図16は、本発明の外延的競合指標計算システム1600の一例の詳細なブロック図である。図14に示すシステム1400と比較すると、システム1600は、関連付けられた関係インスタンスに含まれる付加情報に基づいて、オブジェクト間における外延的競合の強さに対して時間、エリア、ドメインの解析を行うための関係インスタンスフィルタ手段1601とユーザインターフェース手段1602とを備える点が異なる。ユーザインターフェース手段1602では、ユーザが時間、エリア、ドメインに関するフィルタルールを入力することができる。関係インスタンスフィルタ手段1601は、入力されたフィルタルールに基づいて、関係インスタンス選択手段1202によって選択された関連の関係インスタンスをさらにフィルタリングして、特定の要件を満たす関係インスタンスを取得することができる。例えば、特定のエリア(例:中国)で競合しているオブジェクト間の関係インスタンスをフィルタリングで抽出したり、特定の期間(例:2005年)に競合していたオブジェクト間の関係インスタンスをフィルタリングで抽出したりすることができる。これにより、異なるオブジェクト間の外延的競合解析をより詳細な方法で実行し、異なるユーザの要件に回答することが可能になる。
関係インスタンスにおける時間に関連する情報の場合は、外延的競合指標計算から、最終競合指標と共に対応するタイムスタンプが生成されるため、これにより競合関係の時間的(時間依存)解析をサポートすることができる。これにより、例えば、オブジェクトA、Bがある期間中に競合し、その後パートナーになった、といったことを知ることができる。
さらに、産業ドメインオントロジを構築している場合は、産業ドメイン情報も競合関係計算の重要な要因とみなすことができる。複数ドメインは階層を形成しているため、基本的には、抽出された関係インスタンスをドメイン階層の全体(ドメインと下位ドメイン間)に対して、上方向と下方向の2方向に伝播させることができる。下方向に伝播させる場合の好適な実施例は、S(A,B,dj)=S(A,B,D)である。ここで、ドメインdjはドメインDの子ドメインである。同様に、上方向に伝播させる場合の好適な実施例は、S(A,B,D)=MaxS(A,B,dj)となる。そのため、産業ドメインオントロジで示される複数のドメイン間の階層を対象に、異なるドメインにおけるオブジェクト間の競合指標を計算することが可能となる。
同様に、関係インスタンスに付随する場所またはエリア関連の情報の場合には、適切な推論を実行することにより、関連のオブジェクト(例:企業または製品)間に競合関係が存在する市場エリアについてのより詳細な情報が生成される。
(統合競合指標計算)
本発明の実施例による統合競合指標計算においては、上記の内包的および外延的競合指標計算を統合または結合するための動的メカニズムが提供される。最終統合競合指標には、オブジェクトプロファイルの類似度だけでなく、第三者が発信したコメントも反映されるため、統合競合指標計算の結果は、純粋な内包的競合解析(コンテンツベース競合解析)や外延的競合解析方法に比較して、より包括的な内容となる。
図17は、本発明による、統合競合指標を計算するための統合競合指標計算システム1700の構造的ブロック図である。図18は、図17に示す統合競合指標計算システムにおける結合モジュール1704の一例を示す詳細なブロック図である。図19は、内包的競合指標と外延的競合指標とを結合するプロセスを示すフローチャート図である。
まず、図17を参照すると、統合競合指標計算システム1700の主要部分は、統合競合解析モジュール170と、統合競合解析モジュール170に備えられる複数のデータベースであることが分かる。これらのデータベースとは、オブジェクトデータベース1705、内包的競合指標データベース1706、外延的競合指標データベース1707、情報ソースオントロジ情報ベース1708、重み係数ベース1709、および統合競合指標データベース1710である。統合競合解析モジュール170は、オブジェクト取得モジュール1701と、内包的競合解析モジュール1702と、外延的競合解析モジュール1703と、結合モジュール1704とを含む。内包的競合解析モジュール1702には、図1に示す内包的競合指標計算システム100の内部構造を採用できるが、本発明はこれに限定されない。本発明の内包的競合解析モジュール1702を実装するためには、他のよく知られた内包的競合指標計算技術も使用できることは、当業者には理解されるであろう。外延的競合解析モジュール1703には、図12に示す外延的競合指標計算システム1200の内部構造を採用することができるが、本発明はこれに限定されない。本発明の外延的競合解析モジュール1703を実装するためには、他のよく知られた外延的競合指標計算技術も使用できることは、当業者には理解されるであろう。
図17に示すように、オブジェクト取得モジュール1701は最初にオブジェクトデータベース1705から第1のオブジェクトAと第2のオブジェクトBを取得する。オブジェクトA、Bはそれぞれ、オブジェクトA、B間の内包的競合指標Sinと外延的競合指標Soutを計算するために、内包的競合解析モジュール1702と外延的競合解析モジュール1703に入力される。計算された内包的競合指標Sinと外延的競合指標Soutは、それぞれ、内包的競合指標データベース1706と外延的競合指標データベース1707に格納される。続いて、結合モジュール1704が、内包的競合指標データベース1706と外延的競合指標データベース1707からオブジェクトA、B間の内包的競合指標Sinと外延的競合指標Soutとを取得し、内包的および外延的競合指標をある種の動的メカニズムと結合して最終統合競合指標を生成する。生成されたオブジェクトA、B間の統合競合指標は、統合競合指標データベース1710に格納される。
次に、図18と図19を参照して、結合モジュール1704の構造と動作プロセスを説明する。
図18に示すように、この例では、結合モジュール1704は、データ品質解析装置1801と、重み係数取得装置1802と、統合競合指標計算機1803とを含む。図19に示すように、内包的競合解析モジュール1702および外延的競合解析モジュール1703によって計算された内包的競合指標Sinと外延的競合指標Soutは、結合モジュール1704に入力される(ステップ1901)。続いて、ステップ1902において、データ品質解析装置1801が、外延的競合解析モジュール1703から得た第1および第2のオブジェクトA、Bに関連付けられた関係インスタンスに対して、データ品質解析を実行する。具体的には、データ品質解析装置1801は、情報ソースオントロジ情報ベース1708内の各情報ソースの信頼度値に基づいて、外延的競合解析モジュール1703から供給された関連付けられた関係インスタンスのデータ品質を解析する。
外延的意味解析結果と内包的意味解析結果の間に矛盾がある可能性がある場合には、データ品質の評価が部分指標(すなわち、内包的および外延的指標)の結合プロセスにおいて重要な役割を果たす。例えば、外延的競合解析によればある2つの企業の間に強い競合関係が存在しているのに、両社の間に類似した特徴がほぼ皆無である(すなわち、内包的解析結果によれば互いに競合していない)といったこともありうる。このようなケースに対処するため、外延的および内包的意味解析結果の間の矛盾を均衡化するための動的メカニズムが採用されている。この動的メカニズムは、(1)データ品質評価結果(すなわち、対応する情報ソースの信頼度)、および(2)付加情報の統計的解析、によってこれを行う。付加情報には時間情報、ドメイン情報、市場(エリア)情報が含まれ、異なるドメイン、市場エリア、および期間を分割することによって、より正確な競合解析結果を導出することが可能となる。例えば、A社およびB社という2つの企業は、ある市場においてある時期に競合していたが、うち1社が現在はその市場から撤退しているために、もはや競合はない、という状況の場合でも、動的メカニズムによって対応することができる。
図19に戻ると、ステップ1902において関連付けられた関係インスタンスに対するデータ品質解析の結果を判定した後に、ステップ1903において、統合戦略が決定される。例えばある例では、重み係数取得装置は、重み係数ベース1709から、内包的および外延的競合指標にそれぞれ使用するための重み係数WinおよびWoutを取得する。その後ステップ1904において、統合競合指標計算機1803が、決定された統合戦略(すなわち、取得された重み係数)を内包的および外延的競合指標SinおよびSoutに適用して統合競合指標Sを計算する。この例では、競合強度Sは以下の式によって計算することができる。
S=Sin×Win+Sout×Wout (6)
前述の方法により、部分指標の結合を動的に調整することが可能になる。ただし、適応型の重み係数によって競合部分指標を調整するこの方法は一例として示したにすぎない。当業者であれば、実際の適用事例においては、外延的および内包的意味解析結果間の矛盾を均衡化するために他の統合戦略も使用できることは容易に理解できる。
最後に、統合競合指標計算機1803によって計算された統合競合指標Sがオブジェクト取得モジュール1701に格納される(図18参照)。
さらに、内包的および外延的競合解析結果として得られる競合指標には、時間情報、産業ドメイン情報、場所/エリア情報等の付加的な情報も含まれるため、統合競合指標計算では、上記の外延的競合指標計算と同様に、オブジェクト間の競合を対象に複数次元(時間、ドメイン、エリア)の解析もまた実行できることに留意する必要がある。
前述では、本発明による内包的、外延的、および統合競合指標計算について説明してきた。図20は、本発明の実装に使用されるコンピュータシステム2000の概略ブロック図である。この図に示すように、コンピュータシステム2000は、CPU2001と、ユーザインターフェース2002と、周辺機器2003と、メモリ2005と、恒久的記憶装置2006と、これらの構成要素を相互に接続する内部バス2004とを含む。メモリ2005は、情報抽出モジュール、競合解析モジュール、オブジェクト収集モジュール、アプリケーションモジュールに関連する競合インテリジェンス、オペレーティングシステム(OS)等をさらに含む。恒久的記憶装置2006は、オントロジ情報ベース、オブジェクトデータベース、重み付け方針ベース、関係インスタンスリポジトリ、競合指標データベース等の、本発明に関連する各種データベースを格納する。図内では、本発明に関連する部分は太線で囲んで示している。このうち、競合解析モジュールは、図1に示す内包的競合解析モジュールか、図12に示す外延的競合解析モジュールか、図17に示す統合競合解析モジュールのいずれかである。さらに、恒久的記憶装置2006に他の記憶装置を含めることもできる。
上記では、添付図面を参照して、本発明による異なるオブジェクト(製品/企業等)間の内包的、外延的、および統合(結合)競合指標計算について説明してきた。上記の説明から明らかなように、本発明の効果は以下のとおりである。
直接方式による内包的競合指標計算においては、異なるオブジェクトを表すプロファイルは、対応する属性を整合化することにより直接的に比較される。そのため、類似度計算領域の単語ベース(VSMベース)の方法と属性ベースの方法を結合するための柔軟なメカニズムが提供される。このメカニズムは、構造的(属性値)および非構造的(プレーンテキスト)プロファイルを有する異種対象を処理できる本発明の競合指標計算アルゴリズムを実現する。さらに、直接的なプロファイル比較方法では、プロファイルのデータ品質を最大限に利用して最終競合指標の精度を高めることができる。
さらに、間接的な内包的競合指標計算によって、グローバル環境の競合相手発見に伴う言語障壁が克服される。また、競合スコアリングのための媒体として共通の分類階層(オブジェクトカテゴリツリー)が使用されるため、プロファイルを1対1で比較する場合に比較して効率が大幅に高まる。間接方式による競合指標計算方法においては、異言語情報検索の領域で広く採用されている直接的なクエリー/ドキュメント翻訳が行われないため、それに起因する関連技術の短所(翻訳ベースの方法の場合は、未知の用語の翻訳が必要になることと処理が複雑なこと、コーパスベースの方法の場合は、十分な並列コーパスを入手できないこと、等)が回避される。
外延的競合指標の計算方法およびシステムを使用すれば、外延的競合指標は第三者(他者が発信したニュースやブログ等)で明示的に表現された関係インスタンスから生成されるため、結果として得られる競合指標は内包的競合指標計算の結果よりも客観的である。
さらに、統合競合指標計算においては、内包的競合指標計算と外延的競合指標計算を結合するための動的メカニズムが提供されるため、それによって、情報ソースの品質を最大限に利用することが可能である(知識由来解析)。最終統合競合指標には、オブジェクトプロファイルの類似度だけでなく、第三者が発信したコメントも反映されるため、統合競合解析では、純粋な内包的競合解析(コンテンツベース競合解析)や外延的競合解析方法に比較して、より包括的な結果を得ることができる。
さらに、外延的または統合競合指標計算においては、競合指標に加えて、ウェブ上のニュースやブログに付加されたタイムスタンプを関係インスタンスにマッピングし、さらには最終競合指標にもマッピングできるため、競合関係の時間的(時間依存)解析もサポートされる。関係インスタンスには、これに加えてロケーションや産業ドメインなどの付加情報も含まれるため、これらを活用すれば特定の市場を対象とした様々な解析も可能になる。
本発明の競合指標計算方法は、現在の類似度指標計算技術の精度を高めるために類似度計算にも適用できることに留意する必要がある。
上記では、添付図面を参照して本発明の特定の実施例について説明してきたが、本発明は添付図面に示した特定の構成および処理に限定されるものではない。例えば、異なる属性間の競合部分指標計算プロセスにおいては、VSMベースの方法および属性値ベースの方法に加えて、当該技術分野で既知の類似度測定技術も使用できる。これらの既存の方法や技術に関する説明は、簡素化のため省略されている。
また、上記の実施例では、いくつかの具体的なステップを例示したが、本発明の方法のプロセスはこれらのステップに限定されるものではない。これらのステップは、本発明の精神と実質的な特性から逸脱することなく変更、修正、補完が可能であり、また一部ステップについては順序の入れ替えも可能なことは、当業者には理解されるであろう。
本発明の各要素は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはその組み合わせで実装され、システム、サブシステム、そのコンポーネントもしくはサブコンポーネント内で利用される。ソフトウェアで実装された場合、本発明の各要素はプログラムもしくはコードセグメントとして必要なタスクを実行するために使用される。プログラムまたはコードセグメントは、機械読取り可能な媒体に格納することも、あるいは、伝送媒体もしくは通信リンクを介して搬送波内に具現化されたデータ信号により伝送することもできる。「機械読取り可能な媒体」には、情報を格納または伝送できるあらゆる媒体が含まれる。機械読取り可能な媒体の例としては、電子回路、半導体記憶装置、ROM、フラッシュメモリ、消去可能ROM(EROM)、フロッピーディスク、CD−ROM、光ディスク、ハードディスク、光ファイバー媒体、無線周波数(RF)リンク等が挙げられる。コードセグメントは、インターネット、イントラネット等のコンピュータネットワークを介してダウンロードすることもできる。
上記では本発明を特定の実施例を参照して説明したが、本発明は上記の特定の実施例や、図面に示した特定の構成に限定されるものではない。例えば、図示した一部のコンポーネントは、互いに組み合わせて1つのコンポーネントとしたり、1つのコンポーネントを複数のサブコンポーネントに分割したり、他の既知のコンポーネントを追加したりすることもできる。また、動作プロセスも同様に、例に示されたものに限定されない。本発明はその精神と主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形態で実装できることは、当該技術に精通した当業者により理解されるであろう。したがって、本発明の実施例はあらゆる点において例示的であり、限定的なものではない。本発明の範囲は前述の説明よりむしろ付記した特許請求の範囲に示されており、各請求項と等価な意味と範囲に含まれるあらゆる変更がそれに包含される。
10:内包的競合解析モジュール
101:オブジェクト取得手段
102:正規化手段
103:内包的競合指標計算手段
104:オントロジ情報ベース
105:オブジェクトデータベース
106:内包的競合指標データベース
1041:共通属性名語彙
1042:オブジェクトカテゴリツリー
301:判定装置
302:統一プロファイル構造生成装置
303:整合化装置
304:競合部分指標計算装置
305:競合指標計算装置
306:競合加重方針ベース
601:属性タイプ判定装置
602:部分指標測定方法セレクタ
603:部分指標計算機
701:ベクトル生成装置
702:VSMベース部分指標計算機
703:ドメイン/POS解析モジュール
704:前処理装置
801:マッピング装置
802:マッピング確率計算装置
803:意味的距離取得装置
804:競合指標計算装置
120:外延的競合解析モジュール
1201:オブジェクト取得手段
1202:関係インスタンス選択手段
1203:外延的競合指標計算手段
1204:関係インスタンスリポジトリ
1205:オブジェクトデータベース
1206:インスタンス選択ルールベース
1207:競合強度係数ベース
1208:情報ソースオントロジ情報ベース
1209:外延的競合指標データベース
1401:関係カテゴリ判定装置
1402:競合パラメータ選択装置
1403:競合強度計算装置
1404:最大強度選択装置
1405:外延的競合指標計算機
1601:関係インスタンスフィルタ手段
1602:ユーザインターフェース手段
170:統合競合解析モジュール
1701:オブジェクト取得手段
1702:内包的競合解析モジュール
1703:外延的競合解析モジュール
1704:結合モジュール
1705:オブジェクトデータベース
1706:内包的競合指標データベース
1707:外延的競合指標データベース
1708:情報ソースオントロジ情報ベース
1709:重み係数ベース
1710:統合競合指標データベース
1801:データ品質解析装置
1802:重み係数取得装置
1803:統合競合指標計算機
2001:CPU
2002:ユーザインターフェース
2003:周辺機器
2004:内部バス
2005:メモリ
2006:恒久的記憶手段

Claims (26)

  1. オブジェクト間外延的競合指標計算方法であって、
    第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとを取得するステップと、
    関係インスタンスリポジトリに格納されるすべての関係インスタンスから、前記第1および第2のオブジェクトに関する関連付けられた関係インスタンスを選択するステップと、
    選択した前記関連付けられた関係インスタンスに基づいて、前記第1および第2のオブジェクト間の外延的競合指標Soutを計算するステップと
    を有することを特徴とするオブジェクト間外延的競合指標計算方法。
  2. 前記第1および第2のオブジェクト間の外延的競合指標Soutを計算するステップが、前記関係インスタンスリポジトリに格納される全関係インスタンスが属するドキュメント総数に占める、前記第1および第2のオブジェクトに関する前記関連付けられた関係インスタンスが属するドキュメント数の比率を、第1および第2のオブジェクト間の外延的競合指標Soutとして計算するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載のオブジェクト間外延的競合指標計算方法。
  3. 前記第1および第2のオブジェクトに関する選択された前記関連付けられた関係インスタンスのそれぞれが、異なる情報ソースドキュメントに属し、
    前記第1および第2のオブジェクト間の外延的競合指標Soutを計算するステップが、
    前記第1および第2のオブジェクトに関する選択された前記関連付けられた関係インスタンスのそれぞれの関係カテゴリを決定するステップと、
    決定した関係カテゴリに基づいて、前記関連付けられた関係インスタンスの各々に対応する競合強度係数Wi(A, B)、および前記関連する関係インスタンスが属する情報ソースドキュメントの信頼度値Ci(iは関連する関係インスタンスが属する情報ソースドキュメントを示す)を取得するステップと、
    各前記関連付けられた関係インスタンスについて、競合強度Si(A,
    B) = Wi(A, B) ×Ciを計算するステップと、
    前記関係インスタンスリポジトリに格納された全ての関係インスタンスが属するすべての情報ソースドキュメントに基づいて、前記第1および第2のオブジェクト間の外延的競合指標Sout

    (Nは、前記関係インスタンスリポジトリに格納された全ての前記関係インスタンスが属する情報ソースドキュメントの総数を示し、S’は、情報ソースドキュメントiにおける全ての関係インスタンスについて最大の競合強度値を示し、AとBは、前記第1および第2のオブジェクトをそれぞれ示す)
    Figure 2009151760
    の式に従って計算するステップと
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のオブジェクト間外延的競合指標計算方法。
  4. 前記第1及び第2のオブジェクトに関する前記関連付けられた関係インスタンスのそれぞれが、同じ情報ソースドキュメントに属することが可能であり、
    前記第1および第2のオブジェクト間の外延的競合指標Soutを計算するステップが、
    前記第1および第2のオブジェクトに関する選択された前記関連付けられた関係インスタンスのそれぞれの関係カテゴリを決定するステップと、
    決定した関係カテゴリに基づいて、前記関連付けられた関係インスタンスの各々に対応する競合強度係数Wi(A, B)、および前記関連する関係インスタンスが属する情報ソースドキュメントの信頼度値Ci(iは関連する関係インスタンスが属する情報ソースドキュメントを示す)を取得するステップと、
    各前記関連付けられた関係インスタンスについて、競合強度Si(A,
    B) = Wi(A, B) ×Ciを計算するステップと、
    各前記情報ソースドキュメントiにおける、前記第1及および第2のオブジェクトに関する最大の競合強度値Si(A,
    B)を、

    Figure 2009151760
    の式に従って選択するステップと、
    前記関係インスタンスリポジトリに格納された全ての関係インスタンスが属するすべての情報ソースドキュメントに基づいて、前記第1および第2のオブジェクト間の外延的競合指標Sout

    (Nは、前記関係インスタンスリポジトリに格納された全ての前記関係インスタンスが属する情報ソースドキュメントの総数を示し、S’は、情報ソースドキュメントiにおける全ての関係インスタンスについて最大の競合強度値を示し、AとBは、前記第1および第2のオブジェクトをそれぞれ示す)
    Figure 2009151760
    の式に従って計算するステップと
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のオブジェクト間外延的競合指標計算方法。
  5. 前記第1および第2のオブジェクト間の前記外延的競合指標Soutを、


    Figure 2009151760
    の式によって計算することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のオブジェクト間外延的競合指標計算方法。
  6. 前記関係インスタンスが、さらに付加情報を含み、
    前記付加情報に基づいて前記第1および第2のオブジェクトに関する選択された前記関連付けられた関係インスタンスをフィルタリングし、前記付加情報が1以上の所定の条件を満たす前記関連付けられた関係インスタンスを選択するステップを含み、
    前記付加情報が、時間情報、領域情報およびドメイン情報の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1に記載のオブジェクト間外延的競合指標計算方法。
  7. 前記付加情報が、時間情報であり、
    選択された前記関連付けられた関係インスタンスをフィルタリングするステップが、特定の期間における前記第1および第2のオブジェクトに関する前記関連付けられた関係インスタンスを選択するステップを含むことを特徴とする請求項6に記載のオブジェクト間外延的競合指標計算方法。
  8. 前記付加情報が、エリア情報であり、
    前記選択された前記関連付けられた関係インスタンスをフィルタリングするステップが、特定のエリアと一致する前記第1および第2のオブジェクトに関する前記関連付けられた関係インスタンスを選択するステップを含むことを特徴とする請求項6に記載のオブジェクト間外延的競合指標計算方法。
  9. 前記付加情報が、ドメイン情報であり、
    前記選択された前記関連付けられた関係インスタンスをフィルタリングするステップが、特定のドメインと一致する前記第1および第2のオブジェクトに関する前記関連付けられた関係インスタンスを選択するステップを含むことを特徴とする請求項6に記載のオブジェクト間外延的競合指標計算方法。
  10. 前記第1および第2のオブジェクト間の内包的競合指標Sinを計算するステップと、
    前記内包的競合指標Sinを前記外延的競合指標Soutと結合することにより、前記第1および第2のオブジェクト間の競合指標として統合競合指標Sを導出するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のオブジェクト間外延的競合指標計算方法。
  11. 前記第1および第2のオブジェクトが、それぞれ、複数の属性で構成される第1のプロファイルと第2のプロファイルを有し、
    前記内包的競合指標Sinの計算ステップが、
    オントロジ情報を参照して前記第1のプロファイルおよび前記第2のプロファイルを正規化するステップと、
    正規化された前記第1のプロファイルおよび前記第2のプロファイルに基づいて、前記第1および第2のオブジェクト間の内包的競合指標Sinを計算するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載のオブジェクト間外延的競合指標計算方法。
  12. 前記内包的競合指標を外延的競合指標と結合するステップが、
    前記第1および第2のオブジェクトに関する前記関連付けられた関係インスタンスについて統合戦略を決定するためにデータ品質解析を行なうステップと、
    決定した統合戦略に従って統合競合指標Sを計算するステップと
    を含むことを特徴とする請求項10に記載のオブジェクト間外延的競合指標計算方法。
  13. 前記統合競合指標Sを計算するステップが、
    決定した統合戦略に従って、内包的競合指標および外延的競合指標に対応する内包的な重み係数および外延的な重み係数を取得するステップと、
    内包的競合指標と外延的競合指標の加重和を、統合競合指標S = Sin×Win+Sout×Wout
    として計算するステップと
    を含むことを特徴とする請求項12に記載のオブジェクト間外延的競合指標計算方法。
  14. オブジェクト間外延的競合指標を計算するシステムであって、
    第1のオブジェクトと第2のオブジェクトとを取得するオブジェクト取得手段と、
    関係インスタンスを格納する関係インスタンスリポジトリと、
    関係インスタンスリポジトリに格納されるすべての関係インスタンスから、前記第1および第2のオブジェクトに関する関連付けられた関係インスタンスを選択する関係インスタンス選択手段と、
    選択した前記関連付けられた関係インスタンスに基づいて、前記第1および第2のオブジェクト間の外延的競合指標Soutを計算する外延的競合指標計算手段と
    を備えることを特徴とするシステム。
  15. 前記外延的競合指標計算手段が、前記関係インスタンスリポジトリに格納される全関係インスタンスが属するドキュメント総数に占める、前記第1および第2のオブジェクトに関する前記関連付けられた関係インスタンスが属するドキュメント数の比率を、第1および第2のオブジェクト間の外延的競合指標Soutとして計算することを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  16. 前記第1および第2のオブジェクトに関する選択された前記関連付けられた関係インスタンスのそれぞれが、異なる情報ソースドキュメントに属し、
    前記外延的競合指標計算手段が、
    前記第1および第2のオブジェクトに関する選択された前記関連付けられた関係インスタンスのそれぞれの関係カテゴリを決定する関係カテゴリ判定部と、
    決定した関係カテゴリに基づいて、前記関連付けられた関係インスタンスの各々に対応する競合強度係数Wi(A, B)、および前記関連する関係インスタンスが属する情報ソースドキュメントの信頼度値Ci(iは関連する関係インスタンスが属する情報ソースドキュメントを示す)を取得する競合パラメータ選択部と、
    各前記関連付けられた関係インスタンスについて、競合強度Si(A,
    B) = Wi(A, B) ×Ciを計算する競合強度計算部と、
    前記関係インスタンスリポジトリに格納された全ての関係インスタンスが属するすべての情報ソースドキュメントに基づいて、前記第1および第2のオブジェクト間の外延的競合指標Sout

    (Nは、前記関係インスタンスリポジトリに格納された全ての前記関係インスタンスが属する情報ソースドキュメントの総数を示し、S’は、情報ソースドキュメントiにおける全ての関係インスタンスについて最大の競合強度値を示し、AとBは、前記第1および第2のオブジェクトをそれぞれ示す)
    Figure 2009151760
    の式に従って計算する外延的競合指標計算機と
    を備えることを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  17. 前記第1及び第2のオブジェクトに関する前記関連付けられた関係インスタンスのそれぞれが、同じ情報ソースドキュメントに属することが可能であり、
    前記外延的競合指標計算手段が、
    前記第1および第2のオブジェクトに関する選択された前記関連付けられた関係インスタンスのそれぞれの関係カテゴリを決定する関係カテゴリ判定部と、
    決定した関係カテゴリに基づいて、前記関連付けられた関係インスタンスの各々に対応する競合強度係数Wi(A, B)、および前記関連する関係インスタンスが属する情報ソースドキュメントの信頼度値Ci(iは関連する関係インスタンスが属する情報ソースドキュメントを示す)を取得する競合パラメータ選択部と、
    各前記関連付けられた関係インスタンスについて、競合強度Si(A,
    B) = Wi(A, B) ×Ciを計算する競合強度計算部と、
    各前記情報ソースドキュメントiにおける、前記第1及および第2のオブジェクトに関する最大の競合強度値Si(A,
    B)を、

    Figure 2009151760
    の式に従って選択する最大強度選択部と、
    前記関係インスタンスリポジトリに格納された全ての関係インスタンスが属するすべての情報ソースドキュメントに基づいて、前記第1および第2のオブジェクト間の外延的競合指標Sout

    (Nは、前記関係インスタンスリポジトリに格納された全ての前記関係インスタンスが属する情報ソースドキュメントの総数を示し、S’は、情報ソースドキュメントiにおける全ての関係インスタンスについて最大の競合強度値を示し、AとBは、前記第1および第2のオブジェクトをそれぞれ示す)
    Figure 2009151760
    の式に従って計算する外延的競合指標計算機と
    を備えることを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  18. 前記外延的競合指標計算機は、
    前記第1および第2のオブジェクト間の前記外延的競合指標Soutを、


    Figure 2009151760
    の式によって計算することを特徴とする請求項16又は請求項17に記載のシステム。
  19. 前記関係インスタンスが、さらに付加情報を含み、
    前記付加情報に基づいて前記第1および第2のオブジェクトに関する選択された前記関連付けられた関係インスタンスをフィルタリングし、前記付加情報が1以上の所定の条件を満たす前記関連付けられた関係インスタンスを選択する関係インスタンスフィルタ手段を備え、
    前記付加情報が、時間情報、領域情報およびドメイン情報の少なくとも1つであることを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  20. 前記付加情報が、時間情報であり、
    前記関係インスタンスフィルタ手段が、特定の期間における前記第1および第2のオブジェクトに関する前記関連付けられた関係インスタンスを選択することを特徴とする請求項19に記載のシステム。
  21. 前記付加情報が、エリア情報であり、
    前記関係インスタンスフィルタ手段が、特定のエリアと一致する前記第1および第2のオブジェクトに関する前記関連付けられた関係インスタンスを選択することを特徴とする請求項19に記載のシステム。
  22. 前記付加情報が、ドメイン情報であり、
    前記関係インスタンスフィルタ手段が、特定のドメインと一致する前記第1および第2のオブジェクトに関する前記関連付けられた関係インスタンスを選択することを特徴とする請求項19に記載のシステム。
  23. 前記第1および第2のオブジェクト間の内包的競合指標Sinを計算する内包的競合指標計算手段と、
    前記内包的競合指標Sinを前記外延的競合指標Soutと結合することにより、前記第1および第2のオブジェクト間の競合指標として統合競合指標Sを導出する結合手段と
    をさらに備えることを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  24. 前記第1および第2のオブジェクトが、それぞれ、複数の属性で構成される第1のプロファイルと第2のプロファイルを有し、
    前記内包的競合指標計算手段が、
    オントロジ情報を格納するオントロジ情報ベースと、
    オントロジ情報を参照して前記第1のプロファイルおよび前記第2のプロファイルを正規化する正規化部と、
    正規化された前記第1のプロファイルおよび前記第2のプロファイルに基づいて、前記第1および第2のオブジェクト間の内包的競合指標Sinを計算する内包的競合指標計算部と
    をさらに備えることを特徴とする請求項23に記載のシステム。
  25. 前記結合手段が、
    前記第1および第2のオブジェクトに関する前記関連付けられた関係インスタンスについて統合戦略を決定するためにデータ品質解析を行なうデータ品質解析部と、
    決定した統合戦略に従って統合競合指標Sを計算する統合競合指標計算機と
    を備えることを特徴とする請求項23に記載のシステム。
  26. 前記統合競合指標計算機が、
    決定した統合戦略に従って、内包的競合指標および外延的競合指標に対応する内包的な重み係数および外延的な重み係数を取得する重み係数取得部と、
    内包的競合指標と外延的競合指標の加重和を、統合競合指標S = Sin×Win+Sout×Wout
    として計算する統合競合指標計算部と
    を備えることを特徴とする請求項25に記載のシステム。
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