JP2009151562A - 渋滞緩和システム - Google Patents

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Abstract

【課題】後続車両間の減速の伝播に着目し、確実に渋滞を緩和することができる渋滞緩和システムを提供する。
【解決手段】渋滞要因があるか否かを判定する渋滞判定部31と、渋滞判定手段において渋滞要因があると判定した場合には、渋滞要因発生地点Pに向かう車両2Aの各後続車両2B〜2Eに対して事前に減速制御を行わせる加減速制御部22と、を備え、加減速制御部22は、渋滞要因発生地点Pからの距離が車両2Bよりも遠い車両2Cに対して、車両2Bの減速量と比べて小さい減速量で減速制御させることで、すなわち、車両2Cに対して、渋滞要因発生地点Pに到着するまでに達成すべき目標速度を小さな減速量で達成させることで、車両2Cより更に後ろの車両に対して減速の影響の伝播を少なくすることができる。従って、交通の渋滞を確実に緩和することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、交通の渋滞を緩和する渋滞緩和システムに関するものである。
従来、交通の渋滞を緩和するシステムとして、例えば、任意の車両が回避動作を行う場合に、路側に設置されたセンサによって後続の各車両を監視し、任意の車両の回避動作が後続の各車両に及ぼす影響を推定して、渋滞の発生が予測される場合には後続車両の車載制御装置に対して路車間通信システムを介して減速指示を送出するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−306194号公報
しかしながら、従来の渋滞緩和システムにあっては、後続車両に具体的な減速指示を行わないため、交通の渋滞を緩和することができない場合がある。例えば、先頭車両に続き、後続車両である第1〜第3の後続車両が順に走行している場合、第1の後続車両の減速量が第2の後続車両の減速量に影響し、第2の後続車両の減速量が第3の後続車両の減速量に影響する。このように、前方の後続車両の減速の影響が積算された形で伝播してしまうため、交通の渋滞は緩和されない。
そこで、本発明はこのような技術課題を解決するためになされたものであって、後続車両間の減速の伝播に着目し、確実に渋滞を緩和することができる渋滞緩和システムを提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、車両の渋滞を緩和させる渋滞緩和システムであって、渋滞要因があるか否かを判定する渋滞判定手段と、渋滞判定手段で渋滞要因があると判定した場合には、渋滞要因発生地点に向かう任意の車両からみた複数の後続車両に対して事前に減速制御を行わせる減速手段と、を備え、減速手段は、渋滞要因発生地点からの距離が第1の後続車両よりも遠い第2の後続車両に対して、第1の後続車両の減速量と比べて小さい減速量で減速制御させることを特徴として構成される。
この発明によれば、渋滞要因があるか否かを判定し、渋滞要因があると判定した場合には、この渋滞要因が発生する地点に向かう任意の車両(先行車両)の後続車両に対して減速制御を行わせ、特に、第1の後続車両よりも渋滞要因発生地点からの距離が遠い第2の後続車両に対しては、第1の後続車両の減速量よりも小さい減速量で減速制御させる。このように、渋滞要因発生地点からの距離が遠い第2の後続車両に対して、すなわち、渋滞要因発生地点に到着するまで時間的余裕がある第2の後続車両に対して、渋滞要因発生地点に到着するまでに達成すべき目標速度を小さな減速量で達成させることで、第2の後続車両が受ける第1の後続車両の減速による影響を少なくすることができる。よって、第1の後続車両から第2の後続車両への減速の伝播が抑制され、第2の後続車両より更に後ろの車両に対して減速の伝播を少なくすることができる。従って、交通の渋滞を確実に緩和することができる。
ここで、渋滞緩和システムにおいて、減速手段は、渋滞要因発生地点からの距離が遠い後続車両ほど小さい減速量で減速制御させることが好適である。
このように構成することで、先頭車両側から順に後続車両への減速の伝播を抑制することができるので、渋滞要因発生地点から遠い後続車両ほど緩やかな速度変化となり、減速の伝播の収束性を向上させて、交通の渋滞を確実に緩和することができる。
本発明によれば、後続車両間の減速の伝播に着目し、確実に渋滞を緩和することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る渋滞緩和システムは、車両を加減速させて交通渋滞を緩和させるシステムであって、例えば道路の車両合流地点等、交通渋滞が発生しやすい地点において好適に採用されるものである。
最初に、図1を用いて本実施形態に係る渋滞緩和システムの構成を説明する。図1は本発明の実施形態に係る渋滞緩和システムの構成を示すブロック図である。
図1に示す渋滞緩和システム1は、同一構成の複数の車両2R(R:文字列)と、これらの車両2Rに対して走行に関する情報を提供する路側通信装置3とを備えている。
まず、車両2Rの構成を説明する。車両2Rは、例えば、自動運転機能を有する車両であって、ECU(ElectronicControl Unit)20、アクチュエータ23及び表示部24を備えている。ここで、ECU20は、電子制御する自動車デバイスのコンピュータであり、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random AccessMemory)、及び、入出力インターフェイスなどを有して構成される。そして、ECU20は、通信制御部21及び加減速制御部22を備えている。なお、以下では説明理解の容易性を考慮して、複数の車両2Rの中で、その1つである車両2Nを基準とし、車両2N以外の車両2Rを車両2M(M≠N)と表現して説明する。
車両2Nの通信制御部21は、他の車両2Mと通信する車車間通信、及び、路側通信装置3と通信する路車間通信を行う機能を有している。具体的には、車両2Nの通信制御部21は、車両2Mとの車車間通信において、例えば、車両2Mの車速等の走行情報や、車両2Mの車長等の車両諸元情報、車両2Mが認識している道路情報や交通情報、車両2Mが路側通信装置3と通信した際に受信した情報等を受信する機能と、車両2Mの走行制御に関する情報、例えば、車両2Mの加減速量情報を送信する機能とを有している。また、車両2Nの通信制御部21は、路車間通信において、例えば、車両2N,2Mの走行制御に関する情報、具体的には車両2N,2Mの加減速量情報を路側通信装置3から受信する機能と、車両2Nの車速等の走行情報や車長等の車両諸元情報に加えて、車車間通信で受信した車両2Mの走行情報や車両諸元情報を路側通信装置3へ送信する機能とを有している。さらに、通信制御部21は、路側通信装置3から受信した車両2Nの加減速量情報を加減速制御部22及び表示部24へ出力する機能を有している。
加減速制御部22は、通信制御部21から出力された車両2Nの加減速量情報に基づいて、アクチュエータ23を制御する信号を生成する機能を有している。また、加減速制御部22は、生成した制御信号をアクチュエータ23へ出力する機能を有している。アクチュエータ23は、車両2の走行を制御する機械的な構成要素であり、例えば、加速制御を行う電子スロットルや、減速制御を行う油圧式ブレーキ等である。アクチュエータ23は、加減速制御部22から出力された制御信号に基づいて車両走行を制御する機能を有している。
また、表示部24は、通信制御部21から出力された車両2Nの加減速量情報を運転者に報知する機能を有しており、例えばディスプレイ装置が用いられる。なお、表示部24は、車両2N,2Mに要求される性能等を勘案し、必要に応じて備えればよい。
次に、路側通信装置3の構成を説明する。路側通信装置3は、路側に配置され、路側通信装置3の配置された地点を通過する車両2Rと通信する機能を有しており、例えば、双方向通信機能を有する光ビーコンが用いられる。この路側通信装置3は、通信制御部30、渋滞判定部31、加減速量演算部32を備えて構成されている。
通信制御部30は、車両2Rと通信する路車間通信、及び、他の路側通信装置3と通信する路路間通信を行う機能を有している。ここで、車両2Nが路側通信装置3の配置された地点を通過する車両であるとして、路路間通信を行う機能を具体的に説明する。通信制御部30は、通信対象の車両2N及び他の車両2Mの走行制御に関する情報、例えば、後述の加減速量演算部32から出力された車両2N,2Mの各加減速量情報を、車両2Nへ送信する機能を有している。さらに、通信制御部30は、車両2N,2Mの車速等の走行情報、車長等の車両諸元情報等を車両2Nから受信する機能を有している。また、通信制御部30は、路路間通信をすることで、例えば車両の速度や位置情報を含む交通情報や、道路情報を他の路側通信装置3と共有する機能を有している。さらに、通信制御部30は、車両2Nから受信した情報、及び、他の路側通信装置3と共有した交通情報や道路情報を路側通信装置3が有するメモリに格納する機能を有している。
渋滞判定部31は、通信制御部30によってメモリに格納された交通情報や道路情報を参照し、車両2Nが走行する道路において渋滞要因があるか否かを判定する機能を有している。また、渋滞判定部31は、渋滞要因があるか否かの判定結果を加減速量演算部32へ出力する機能を有している。
加減速量演算部32は、渋滞判定部31から出力された判定結果を入力し、渋滞要因があるとした判定結果の場合には、通信制御部30によってメモリに格納された交通情報や道路情報を参照して車両2N,2Mの各加減速量を算出し、算出した各加減速量に基づく加減速情報を通信制御部30へ出力する機能を有している。
次に、本実施形態に係る渋滞緩和システム1の動作について説明する。図2は、本実施形態に係る渋滞緩和システム1の動作を示すシーケンス図、図3は路側通信装置の動作を示すフローチャート、図4は車両の動作を示すフローチャートである。なお、シーケンスは図面の上方から下方へ時系列で記載されている。
まず、図2を用いて渋滞緩和システム1の動作概要について説明する。なお、説明理解の容易性を考慮して、図5に示す道路及び交通状態を用いて渋滞緩和システム1の動作を説明する。図5は、渋滞が発生しやすい地点の交通状態の一例であって、渋滞緩和システムの動作を説明するための概要図である。
渋滞緩和システム1の路側通信装置3は、通信制御部30の路路間通信機能によって、所定の間隔で他の路側通信装置3と情報共有を行う(図2(a))。例えば、図5に示す2車線の本線道路に設置された路側通信装置3Aは、交通情報や道路情報等を、本線道路に合流する道路に設置された路側通信装置3Bと共有する。共有した情報は、例えば、路側通信装置3のメモリに格納される。
また、車両2Nは、通信制御部21の車車間通信機能によって、所定の間隔で付近の車両2Mと情報共有を行う(図2(a))。例えば、図5に示す本線道路を走行する車両2A〜2E間において、交通情報や道路情報を共有する。
このような状況下において、路側通信装置3は、路側通信装置3の設置地点を通過する車両が存在するか否かを所定の間隔で確認する。例えば、路側通信装置3が設置された地点付近の道路に対して近赤外線の光を投光し、投光された範囲に車両2Nが進入すると(図2(b))、路側通信装置3は車両側が有する情報を車両2Nに要求する(図2(c))。車両2Nは、要求を受けて車両側の情報を路側通信装置3へ送信する(図2(d))。路側通信装置3は、受信した車両側の情報、及び他の路側通信装置が有する情報に基づいて演算処理を行い、演算した走行情報を車両2Nへ送信する(図2(e))。車両2Nは、受信した走行情報に基づいて走行制御処理を行うと共に、車両2Mに受信した走行情報を送信し、車両2Mは、受信した走行情報を周囲の車両2Mへ順次送信する(図2(f))。
このように、運転支援システム1においては、路側通信装置3と車両2Nとが互いに通信すると共に、車両2Nから車両2Mへ情報送信することによって、車両2R全体の走行制御を行う。
次に、図3を用いて路側通信装置3の動作について詳細に説明する。図3の制御処理は、例えば所定のタイミングで繰り返し実行される。
まず、路側通信装置3の渋滞判定部31が、渋滞要因判定処理を行う(S10)。S10の処理では、渋滞判定部31が、メモリに格納された交通情報、道路情報に基づいて渋滞が発生する要因を予測し、渋滞要因があるか否かを判定する。
以下、図5を用いて具体的に説明する。図5では、車両2A〜車両2Eが、合流ポイントPが存在する本線道路を合流ポイントPに向かって走行し、車両4Aが、本線道路に合流する合流道路を合流ポイントPに向かって走行している。ここで、説明理解の容易性を考慮し、車両2A,2B,2C,2D,2Eの速度V2A,V2B,V2C,V2D,V2E、及び、車両4Aの速度V4Aは同一、車両2A〜車両2E及び車両4Aの車長LCARは同一、車両2A〜車両2E間の車間距離Xは同一、安全確保に必要な最低車間距離XMINは同一であるとする。また、例えば、合流地点や交差点等は、渋滞が発生する可能性のある渋滞要因発生地点として予め設定され、道路情報に含まれているものとする。そして、車両2A〜車両2Cが本線道路の路側通信装置3Aの設置地点を既に通過しており、車両2Dが路側通信装置3Aの設置地点を通過する際に、合流道路の路側通信装置3Bが車両4Aを検知したとする。
このような場合において、渋滞判定部31は、道路情報から渋滞要因発生地点を認識すると共に、路側通信装置3Bを介して取得した車両4Aの位置、速度パターン(V4Aの時間変化)、車長LCAR、必要車間距離XMINと、車両2Dから取得した車両2A〜車両2Eの現在の位置、速度パターン(V2A,V2B,V2C,V2D,V2Eの各時間変化)、車長LCAR、必要車間距離XMIN等とに基づいて、合流ポイント(渋滞要因発生地点)Pにおいて、合流する車両4Aと車両2A〜車両2Eとが衝突するか、あるいは、合流する車両4Aとの間の車間距離が安全車間距離XMIN以下となる車両が存在するか算出する。渋滞判定部31は、減速制御する車両が存在しないと予測した場合には、渋滞要因がないと判定し、図3に示す制御処理を終了する。一方、減速制御する車両が存在すると予測した場合には、渋滞要因があると判定し、減速量演算処理へ移行する(S12)。
S12の処理は、加減速量演算部32が実行し、車両2Rの加減速量Wを演算する処理である。最初に、加減速量演算部32は、渋滞要因が発生する時刻を決定する。図5に示す車両4Aが合流ポイントPに到達する時刻に、車両2A〜車両2Eも合流ポイントPに到着する場合には、当該時刻が渋滞要因発生時刻Tとなる。そして、加減速量演算部32は、例えば、車両2A〜車両2Eのうち、渋滞要因発生地点に渋滞要因発生の時刻以降に最も早く到達する車両を先頭車両として定義し、先頭車両の後続に続く車両を後続車両と定義する。ここで、図5に示す場合においては、車両2Aが先頭車両であり、車両2B〜2Eが後続車両であるとする。加減速量演算部32は、先頭車両を決定すると、先頭車両の減速量から決定する。ここで、路車間通信を行うのは後続車両である車両2Dであるが、図2で説明したとおり、先頭車両である車両2Aは、車車間通信によって衝突発生時刻Tを知ることができるので、車両2Aが衝突発生時刻Tを知った時間を認識時刻Tとする。すると、車両4Aを安全に合流させるために、車両2Aが時刻Tから時刻Tの間に進むべき距離Lは、以下の式(1)で表される。
Figure 2009151562
例えば、時刻Tを基準(0s)とし、時刻Tを4s後、車速V4Aを90km/h、車長LCARを5m、最低車間距離XMINを20mとすると、車両2Aが進むべき距離Lは、式(1)を用いて75mとなる。車両2Aが進むべき距離Lを算出すると、次に、車両2Aに必要な減速度a2Aを求める。減速量a2Aは、以下の式(2)で求める。
Figure 2009151562
例えば、車速V2Aが車速V4Aと同一で90km/hであり、車両2Aが進むべき距離Lが75mとすると、減速度a2Aは−3.125m/sとなる。よって、合流する際の車両2Aの車速V2Aは45km/hとなり、この値が車両2Aの最小速度V2A_MINとなる。
そして、車両2Aは、車両4Aの合流の際に減速制御されるので、渋滞を発生させないためにも当初の車速90km/hかつ通常の車間距離30mに戻すための加速を行う必要がある。車両2Aが車両4Aを合流させた直後から加速するものとすると、通常状態に復帰するために必要な加速度b2Aは以下の式(3)で求める。
Figure 2009151562
例えば、車間距離Xを30mとすると、必要な加速度b2Aは、式3を用いて7.8m/sとなる。なお、式(3)においては、速度V4Aと速度V2Aが等しい場合であり、便宜的に速度V2Aに速度V4Aを代入して表示している。式(3)を用いて算出した加速度を用いて、車両2Aが通常の走行状態に復帰する時刻Tは、以下の式(4)で表される。
Figure 2009151562
例えば、加速度が7.8m/sとすると、式(4)により時刻Tは、5.6s後となる。時刻Tを求めると、車両2Aが時刻Tから時刻Tまでの間に進む距離Xを、以下の式(5)で表すことができる。
Figure 2009151562
これにより、例えば車両Aは、時刻Tから時刻Tまでの間に約105m進んでいると予測できる。なお、式(4)においては、速度V4Aと速度V2Aが等しい場合であり、便宜的に速度V2Aに速度V4Aを代入して表示している。
先頭車両の車両2Aが進む距離X及び時刻Tを算出後、後続車両の車両2B〜2Eについては、求めた時刻T後に、車間距離X及び車速V2B,V2C,V2D,V2Eを満たすように、減速及び加速を設定する。ここで、特に、後続車両は、渋滞要因発生地点から遠い車両ほど減速量Wが小さくなるように設定する。すなわち、車両2Bの減速量W2Bよりも車両2Cの減速量W2Cが小さく、車両2Cの減速量W2Bよりも車両2Dの減速量W2Dが小さく設定する。
上記の減速量Wの設定について、詳細を説明する。減速量Wは後続車両の車両2B〜2Eの減速度aに基づいて設定する。例えば、合流する車両4Aを1番目、合流を受け入れる車両2A〜2Eのうち、先頭から順に2番目、3番目、4番目…とする。そして、合流車両4Aが認識された時点での合流地点Pからの距離をX4A、合流を受け入れるn(n≧2)番目の車両が合流車両4Aを認識した時点での合流地点Pからの距離をX、各車両の車長が統一されていないとし、n番目の車両の車長をL、合流を受け入れるn番目の車両が合流車両4Aを認識した時点での車速をV、合流を受け入れるn番目の車両が合流車両4Aを認識した時点から合流車両4Aが合流地点Pに到達するまでに必要な時間をTとすると、合流を受け入れるn番目の車両の減速度aは以下の式(6)で表すことができる。
Figure 2009151562
式(6)により、各後続車両2B〜2Eの減速度aを決定し、減速度aに基づいて各後続車両2B〜2Eの減速量Wを決定する。S12の処理が終了すると、送信処理へ移行する(S14)。
S14の処理は、通信制御部30が実行し、車両2Nに対して、車両2Rの減速量Wを送信する処理である。例えば、図5に示す車両2Dに対して、S12の処理で生成した車両2A〜車両2Eの減速量Wを送信する。これにより、車両2Nは、事前に、すなわち、通常走行をしている際に目視等でブレーキを踏むと判断するよりも先に、渋滞要因の発生を知ることができる。S14の処理が終了すると、図3に示す制御処理を終了する。
以上で路側通信装置3の動作は終了する。次に、図4を用いて車両2Rの動作について詳細に説明する。図4の制御処理は、例えば所定のタイミングで繰り返し実行される。
まず、車両2Rの通信制御部21は、加減速量の受信処理から開始する(S20)。S20の処理において、通信制御部21は、路車間通信あるいは車車間通信によって、自車両の加減速量Wを受信する。例えば、図5に示す場合において、車両2Dの場合には、路側通信装置3から減速量Wを受信し、車両2A〜車両2C,車両2Eの場合には、車両2Dが車車間通信によって送信した減速量Wを、直接あるいは他車両を介して受信する。S20の処理が終了すると、加減速処理へ移行する(S22)。
S22の処理は、加減速制御部22が実行し、S20の処理で受信した加減速量に基づいて車両制御する処理である。加減速制御部22は、例えば、加減速量から速度パターンを生成し、生成した速度パターンに沿ってアクチュエータ23を制御する。例えば、図5に示すように、車両2B〜2Dについて時間に依存した速度パターン(図5(A)〜(D))を各車両で生成し、当該速度パターンに基づいて各車両がアクチュエータ23を制御する。図5に示す速度パターンにおいては、減速するタイミングが、車両2Dが最も早いタイミングであって(時刻T2D)、先頭車両に向かって順に、減速するタイミングが遅くなるように生成されている。S22の処理が終了すると、図4に示す制御処理が終了する。
以上説明した通り、図3及び図4に示す処理を行うことで、先頭車両に続く後続車両において、渋滞要因が発生する地点よりも遠い後続車両ほど小さい減速量とすることで、後ろの後続車両に対して減速の伝播を抑制し、結果、渋滞を緩和させることができる。
次に、本実施形態の作用効果について、図6を用いて説明する。図6は、本実施形態にかかる渋滞緩和システムが適用される例を示す概要図であって、(a)〜(g)の順に時系列の交通状態を示しており、(a)が0秒、(b)が1秒後、(c)が2秒後、(d)が3.8秒後、(e)が4.3秒後、(f)が6秒後、(g)が7.6秒後の交通状態を示している。
図6(a)に示すように、2つの道路が合流地点Pで合流している場合において、それぞれの道路には路側通信装置3A,3Bが配置されているとする。路側通信装置3Aが配置された道路には、3台の車両2A〜車両2Cが時速90kmで車間距離30mを保ちながら合流地点Pに向かって走行(巡航状態)しており、路側通信装置3Aが配置された道路には、車両4Aが時速90kmで合流地点Pに向かって走行しているとする。なお、各車両の車長は5mとする。また、車両2Cが路側通信装置3Aの設置地点を通過した際に、車両4Aも路側通信装置3Bの設置地点を通過したものとする。すると、路側通信装置3Bは、車両4Aが合流地点Pに向かっている情報を路側通信装置3Aへ送信し、路側通信装置3Aは、路側通信装置3Bが送信した情報を受信する。また、車両2Cは、路側通信装置3Aを通過した車両2A,2Bの現在車速を路側通信装置3Aへ送信し、路側通信装置3Aは、車両2Cが送信した情報を受信する。そして、車両2A,2Bが車両4Aと衝突するか否かを判定する。図6に示す例においては、このままの走行では車両2Aが衝突すると判定する。そして、路側通信装置3Aは、車両2A〜車両2Cの減速量Wを算出し、車両2Cへ送信する。車両2Cは、路側通信装置3Aから減速量Wを受信すると、減速量Wに基づいて速度パターンを生成し、減速処理を開始すると共に、車両2Bに対して車車間通信によって車両2A,2Bの減速量Wを送信する(図6(b))。この動作により、車両2Cは89km/hとなる。
そして、車両2Bは車両2Cから減速量Wを受信し、受信した減速量に基づいて速度パターンを生成し、減速処理を開始すると共に、車両2Aに対して車車間通信によって車両2Aの減速量Wを送信する(図6(c))。車両2Bの減速量は車両2Cの減速量より大きいため、図6(c)においては、車両2Cが87km/h、車両2Bが85km/hとなる。
そして、車両2Aは車両2Bから減速量Wを受信し、受信した減速量に基づいて速度パターンを生成し、減速処理を開始する(図6(d))。車両2Aの減速量は車両2Bの減速量より大きいため、図6(d)においては、車両2Cが84km/h、車両2Bが78km/h、車両2Aが69.75km/hとなる。
次に、図6(e)に示す時刻になると、車両2Cは、減速制御から加速制御に変更し、車速が85km/hとなり、車両2B,2Aは減速制御を維持し、車両2Bが74km/h、車両2Aが64.125km/hとなる。
次に、図6(f)に示す時刻になると、車両2Cは、加速制御により車速が87km/hとなり、車両2Bは、減速制御から加速制御に変更し、車速が80km/hとなり、車両2Aは減速制御を維持し、45km/hとなる。そして、車両4Aが合流車線から車両2Aの前方に時速90kmを保ちながら合流する。この際、車両4Aと車両2Aとの車間距離は、当初の車両2A〜車両2C間の車間距離30mよりも小さく、安全が担保される最小の車間距離である20mとなり、最接近状態となる。
次に、図6(g)に示す時刻になると、車両2C,2B加速制御により車速が90km/hとなり、車両2Aは、減速制御から加速制御に変更し、車速が90km/hとなる。そして、車両2A〜車両2C間の車間距離が30mとなり、車両4Aと車両2Aとの車間距離も30mとなる。その後、車両2A〜車両2C及び車両4Aは巡航状態となる。
以上、第1実施形態の渋滞緩和システム1によれば、渋滞要因があるか否かを判定し、渋滞要因があると判定した場合には、渋滞要因発生地点Pに向かう車両2Aの後続車両である車両2B〜車両2Dに対して減速制御を行わせ、特に、車両2Bよりも渋滞要因発生地点からの距離が遠い車両2Cあるいは車両2Dに対しては、車両2Bの減速量Wよりも小さい減速量Wで減速制御させる。このように、渋滞要因発生地点Pからの距離が遠い車両2Cあるいは車両2Dに対して、すなわち、渋滞要因発生地点Pに到着するまで時間的余裕がある車両2Cあるいは車両2Dに対して、渋滞要因発生地点Pに到着するまでに達成すべき目標速度を小さな減速量で達成させることで、車両2Cあるいは車両2Dが受ける、車両Bの減速による影響を少なくすることができる。よって、車両Bから車両2Cあるいは車両2Dへの減速の伝播が抑制され、車両2Cあるいは車両2Dより更に後ろの車両に対して減速の伝播を少なくすることができる。従って、交通の渋滞を確実に緩和することができる。
また、通常走行時の加減速制御する場合、すなわち、目視等で危険あるいは合流必要性を認識して加減速制御する場合と比較して、より早いタイミングで渋滞要因の発生を知ることができる。これにより、渋滞要因発生地点Pに到着するまでの時間的余裕を大きく確保することができるので、渋滞要因発生地点Pに到着するまでに達成すべき目標速度をより小さな減速量で達成させることができるため、減速伝播の収束性を向上させ、結果、交通の渋滞を一層緩和することができる。
さらに、車両2Bより渋滞要因発生地点Pからの距離が遠い車両2Cは、車両2Bに比べて小さい減速量Wとすると共に、車両2Cより渋滞要因発生地点Pからの距離が遠い車両2Dは、車両2Cに比べて小さい減速量Wとすることで、後ろの車両に対して減速の影響の伝播を少なくすることが可能となり、交通の渋滞を確実に緩和することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る渋滞緩和システムは、第1実施形態に係る渋滞緩和システム1とほぼ同様に構成されるものであって、渋滞緩和システム1と比べ、路側通信装置3を備えていない点が相違する。なお、第2実施形態においては、第1実施形態と重複する部分は説明を省略し、相違点を中心に説明する。
本実施形態に係る渋滞緩和システムの車両の構成は、第1実施形態に係る渋滞緩和システム1の車両2Rとほぼ同様であり、車両にセンサを備え、車両側で渋滞要因の発生を検知する構成とされている点が相違する。例えば、先行車両及び対向車両の挙動を検知するミリ波センサや画像センサを備えている。また、ECU20は、センサが検知した情報に基づいて渋滞要因発生地点Pを予測し、予測した渋滞要因発生地点Pまでに自車両が減速する減速量を算出する機能を有している。算出方法は、第1実施形態の路側通信装置3の加減速量演算部32と同様である。そして、通信制御部21は、渋滞要因発生地点Pの位置情報を車車間通信によって、後続の車両へ通知する機能を有している。
次に、第2実施形態に係る渋滞緩和システムの動作について説明する。図7は、渋滞が発生しやすい地点の交通状態の一例であって、渋滞緩和システムの動作を説明するための概要図である。
図7に示すように、片側一方車線において、車両2A〜車両2Eが交差点Kに向かっており、その対向車線では、交差点Kにおいて右折しようとする車両4Aが存在するとする。また、車両2A〜車両2Eは、センサ等の情報により得られた各車間距離情報を共有しているものとする。このような場合、車両2Aは、センサ等の情報により最初に車両4Aの存在を認識すると、右折車認識情報を後続車両2Bへ送信する。車両2Bは、車両2Aから得られた情報に基づいて車両4Aの存在を認識すると、車両2Aとの車間距離に基づいて、車両2Aと車両2Bとの間にある領域Uを抜けるように車両4Aが右折してくるか否かを判定する。この判定はECU20で実行される。そして、ECU20が車両4Aは右折すると判定した場合には、交差点Kの位置情報を後続車両の車両2Cへ送信する。車両2Cは、同様に車両2Dへ情報を送信し、車両2Dは、同様に車両2Eへ情報を送信する。これにより、各車両2B〜2Eは、ほぼ同時刻tに交差点Kまでの距離を認識する。そして、各車両2B〜2Eは、車両4Aが安全に右折するために減速しなければならない地点(目標地点)までの距離を、前方の車両台数等を考慮して車両ごとに算出する。そして、各車両は、目標地点までの距離と、前方車両が目標地点までに到達する予測時間とに基づいて、自車両の減速量W2B,W2C,W2D,W2Eが最小となるように速度パターンを生成する。
これにより、交差点Kから遠い車両ほど、減速制御に掛けられる時間を長くすることができるので、例えば、図7(B)〜(E)に示すように、減速量を徐々に小さくした速度パターンが生成される。よって、交差点Kからの距離が遠い車両ほど、緩やかな速度変化の速度パターンとなり、減速の伝播を小さくすることができ、結果、交通の渋滞を緩和することができる。
以上、第2実施形態の渋滞緩和システムによれば、路側通信装置3を備えることなく、各車両の減速量を制御し、後続車両になるほど減速量を小さくして緩やかな速度変化とすることができるので、減速の伝播の収束性を向上させることができる。その結果、交通渋滞を緩和することができる。
なお、上述した各実施形態は本発明に係る渋滞緩和システムの一例を示すものである。本発明に係る渋滞緩和システムは、これらの実施形態に係る渋滞緩和システムに限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で、各実施形態に係る渋滞緩和システムを変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。
例えば、第1実施形態においては、路側通信装置3が生成した減速量に基づいて、先頭車両に続く後続車両の全てが減速制御を行う場合を説明し、第2実施形態においても、渋滞要因発生地点に基づいて、先頭車両に続く後続車両の全てが減速制御を行う場合を説明したが、全ての後続車両がそのような減速制御を行う必要は無く、例えば、車両2Bより渋滞要因発生地点Pから遠い車両2Dの減速量が、車両2Bの減速量より小さいという関係を満たしている場合には、車両2Dの前方車両である車両2Cが通常走行における減速制御を行ったとしても、車両2B及び車両2Dが事前に減速制御を開始することで、車両2D以降の後続車両に対して減速の伝播を抑制するため、結果、交通の渋滞を緩和することができる。
また、第1実施形態においては、減速制御する車両の中で、最初に後続車両が渋滞要因の発生を認識する場合を説明し、第2実施形態においては、最初に先頭車両が渋滞要因の発生を認識する場合を説明したが、各実施形態において、渋滞要因の発生を認識する順番には限定されることはなく、いずれの順番であっても減速の伝播の収束性を向上させることができ、結果、交通渋滞を緩和することができる。
また、第1実施形態において、車速が90km/hで、車間距離が30m以上離れない場合を最終的な巡航状態としているが、どちらか一方の条件を目標とする場合であってもよく、さらには、各車両において、最大減速度が閾値以上とならないこと、最大加速度が閾値以上とならないこと、最大車間距離が閾値以上あるいは閾値以下とならないこと、車速が閾値以上あるいは閾値以下とならないこと等の条件を組み合わせてもよい。この場合、閾値は固定でも可変でもよい。そして、減速度下限値を、ブレーキランプを点灯させない範囲とすることで、目視によって誘発される減速の伝播を防ぐことも可能となる。このブレーキランプを閾値とする場合には、先頭車両から制御対象となる車両までの距離や、車間距離等に応じて決定することで、より正確な制御が可能となる。そして、上述した条件は、制御対象の車両全体で統一する必要は無く、車両ごとに別々に設定してもよい。
また、第1及び第2実施形態においては、片側一車線の場合を説明したが、二車線以上であってもよい。二車線以上の場合には、隣の車線を走行する車両の挙動を考慮し、例えば車間距離を他車両の割り込みに応じて変化させる構成とすることで、より正確な制御が可能となる。
また、第1及び第2実施形態においては、車両4Aが合流する際、あるいは車両4Aが右折する際に、減速することでスペースを確保する例を説明したが、加速制御によって合流するスペースあるいは右折するスペースを確保してもよい。
また、第1及び第2実施形態においては、車両4Aが合流する際、あるいは車両4Aが右折する際に起こる渋滞について説明したが、渋滞発生地点はこれに限られない。
また、第1及び第2実施形態においては、車両2Rが自動運転機能を有する場合を説明したが、手動運転であってもよい。例えば、車両2Rが備える表示部24に減速量を表示したり、ブレーキ踏み込み量等を表示したりすることで、手動運転であっても減速制御させることができる。
さらに、第1及び第2実施形態においては、速度パターンを一度作成し、作成した速度パターンに則って走行制御する例を説明したが、当該速度パターンは動的に作成してもよく、当初生成した速度パターンと異なる速度パターンになった場合には、生成直後の速度パターンに則って制御を行えばよい。この場合、速度パターンはなめらかに変化することが好ましい。
第1実施形態に係る渋滞緩和システムを備える車両の構成概要を示すブロック図である。 図1の渋滞緩和システムの動作を示すシーケンス図である。 図1の路側通信装置の動作を示すフローチャートである。 図1の車両の動作を示すフローチャートである。 図1の渋滞緩和システムの動作を説明するための概要図である。 図1の渋滞緩和システムの作用効果を説明するための概要図である。 第2実施形態に係る渋滞緩和システムの動作を説明するための概要図である。
符号の説明
1…渋滞緩和システム、2R,2N,2M,4A…車両、3…路側通信装置、20…ECU、21…通信制御部、22…加減速制御部、30…通信制御部、31…渋滞判定部、32…加減速量演算部。

Claims (2)

  1. 車両の渋滞を緩和させる渋滞緩和システムであって、
    渋滞要因があるか否かを判定する渋滞判定手段と、
    前記渋滞判定手段で前記渋滞要因があると判定した場合には、渋滞要因発生地点に向かう任意の車両からみた複数の後続車両に対して事前に減速制御を行わせる減速手段と、
    を備え、
    前記減速手段は、前記渋滞要因発生地点からの距離が第1の後続車両よりも遠い第2の後続車両に対して、前記第1の後続車両の減速量と比べて小さい減速量で減速制御させること、
    を特徴とする渋滞緩和システム。
  2. 前記減速手段は、前記渋滞要因発生地点からの距離が遠い後続車両ほど小さい減速量で減速制御させることを特徴とする請求項1に記載の渋滞緩和システム。
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