JP2009148082A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ゲインを最適な値に調整(チューニング)して画像品質を向上させる画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】誤差検出部において周波数誤差があるか否かを判断する(ステップS6)。周波数誤差があると判断される場合には、さらに目標誤差範囲内であるか否かを判断する(ステップS7)。目標誤差範囲内であると判断される場合(ステップS7においてY)には、Pゲインを減少させる(ステップS8)。目標誤差範囲内で無い場合(ステップS7においてN)には、Pゲインを増加する(ステップS13)。そして、設定されたゲインに基いて周波数PID演算処理を実行する。
【選択図】図6

Description

この発明は画像形成装置に関し、特に、駆動機構にDCブラシレスモータが用いられている画像形成装置に関する。
複写機やプリンタやそれらの複合機であるMFP(Multi Function Peripheral)などの画像形成装置において、駆動構成にDCブラシレスモータ、ACモータあるいはステッピングモータをそれぞれ目的に応じて選択して用いられている場合がある。
駆動構成にDCブラシレスモータを用いる場合、DCブラシレスモータのモータ制御基板内でハード的にフィードバックゲインおよび位相補償定数等が設定されている場合がある。
図9は、従来のDCブラシレスモータの構成を説明する図である。
図9を参照して、制御基板1000内のコントロール回路1005は、目標速度(回転数)に設定するために指令信号であるコントロール信号(クロック信号)を出力する。モータ制御基板1010内のモータドライバ回路1020は、コントロール信号(クロック信号)の入力を受けて目標速度となるようにDCブラシレス(DCBL)モータ部1015に供給する電流を制御する。そして、モータ制御基板1010内において、DCブラシレスモータが一定回転するようにフィードバック制御が実行される。
図10は、モータ制御基板内の構成を説明する図である。
図10を参照して、モータ制御基板内においては、DCブラシレスモータ部1015と、モータドライバ回路1020が設けられるとともに、抵抗素子および容量素子を外付けでモータドライバ回路1020と接続できるように設計されている。
DCブラシレスモータ部1015は、モータ1016と、モータ1016の回転速度(回転数)を検出するためのFGセンサ1017とを含む。FGセンサ1017は、モータ1016の回転子の回転速度(回転数)に従う磁束変化に基いて回転信号であるFG信号(FGパルス)を生成する。
FGパルス周波数=モータ回転数(rpm)÷60×FGパルス数
ここで、FGパルス数は、モータ1回転当たりのいわゆるFGパターンから出力されるパルス数である。
モータドライバ回路1020は、モータ1016の回転信号であるFGセンサ1017からのFGパルスを検出する速度検出部1025と、速度検出部1025の検出結果を受けてFGパルスの周波数と目標速度に対応するコントロール回路から入力されるコントロール信号(クロック信号)との周波数偏差信号を生成する速度偏差信号生成部1022と、速度検出部1025の検出結果を受けてFGパルスの位相とコントロール回路から入力されるコントロール信号(クロック信号)の位相との位相偏差信号を生成する位相偏差信号生成部1024と、オペアンプAMPと、オペアンプAMPの出力信号を受けて電流供給部1028に供給する電流量を設定するためのPWM(Pules Width Modulation)信号を生成するPWMチョッパ部1026と、PWMチョッパ部1026のPWM信号に従ってモータ1016に供給する電流を調整する電流供給部1028とを含む。
オペアンプAMPは、外付けで抵抗素子および容量素子を接続することにより比例積分回路を形成する。具体的には、抵抗素子R1,R2が速度偏差信号生成部1022および位相偏差信号生成部1024とオペアンプの入力ノードとの間にそれぞれ並列に設けられる。また、抵抗素子R3と容量素子C1とが直列に接続され、オペアンプの入力ノードと出力ノードとの間に接続される。また、並列に容量素子C2が入力ノードと出力ノードとの間に接続される。オペアンプの他方の入力ノードは基準電圧Vrefの供給を受ける。
当該構成により、比例積分回路1030が形成されいわゆるフィードバック制御手法の一つであるPI(propotional and integral)制御が実行される。
具体的には、速度偏差信号および位相偏差信号が加算されて偏差が増幅され、PWMチョッパ部1026のPWM信号のDUTY比が調整されてモータ1016に供給される電流量が制御される。
従来のDCブラシレスモータにおいては、例えば回転数に応じて、部品を変更して比例積分回路のゲインチューニングが実行されていた。図示しないが例えば比例積分回路1030を形成する外付けの抵抗素子および容量素子の抵抗値を切り替える回路等を設けてゲインチューニングを実行していた。
図11は、回転数に従ってゲインチューニングする場合を説明する図である。
図11に示されるように、従来においては回転数に従って比例積分制御であるPI制御の比例項Pのゲイン(以下、Pゲインとも称する)についてゲインHとゲインLとを切り替える方式を採用していた。本例においては、例えば1500rpm以上か未満かに従って、ゲインを切り替える方式を採用していた。
しかしながら、このような2段階でゲインチューニングした場合、ゲイン切り替えの低回転領域ではゲイン過多になり、画像品質が悪化したり、画像形成装置の駆動時の騒音が大きくなるという問題がある。
また、特開2002−245278号公報においては、用途に見合った駆動テーブルを選択して、選択された駆動テーブルのパラメータを用いてモータに対してフィードバック制御であるPID(propotional integral and differential)制御する方式が開示されている。
特開2002−345278号公報
しかしながら、上記公報においては、駆動中にゲインチューニングする方式については何ら開示されていない。また、経時変化により負荷変動した場合であっても適切なゲインにチューニングすることはできない。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、ゲインを最適な値に調整(チューニング)して画像品質を向上させる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項に係る画像形成装置は、直流ブラシレスモータと、直流ブラシレスモータを駆動させるために、直流ブラシレスモータに目標速度に従う指令信号に応じた電流を供給するモータドライバ回路と、モータドライバ回路から出力される回転信号の入力を受けて、モータドライバ回路が目標速度に追従するようにPID演算制御処理により出力する指令信号を調整する制御回路とを備える。制御回路は、目標速度を示す基準パルス信号と回転信号である回転パルス信号との比較に基いて目標誤差を検知して、検知した誤差に基いてPID演算制御処理で用いるゲインを調整する。
好ましくは、制御回路は、目標速度に対応して変化する所定の線形関数を用いてゲインを調整する。
好ましくは、制御回路は、目標誤差が所定の範囲内であるか否かを判断して、判断結果に基いてゲインを調整する。
特に、制御回路は、目標誤差が所定の範囲内である場合には、ゲインの値を小さくし、目標誤差が所定の範囲外である場合には、ゲインの値を大きくする。
特に、ゲインの値は、ゲイン最小値とゲイン最大値の範囲内で設定される。
好ましくは、制御回路は、目標速度に対応して予め設けられた複数のゲイン値に基いて、ゲインを調整する。
本発明の他の請求項に係る画像形成装置は、直流ブラシレスモータと、直流ブラシレスモータを駆動させるために、直流ブラシレスモータに目標速度に従う指令信号に応じた電流を供給するモータドライバ回路と、モータドライバ回路から出力される回転信号の入力を受けて、モータドライバ回路が目標速度に追従するようにPID演算制御処理により出力する指令信号を調整する制御回路とを備え、制御回路は、駆動シーケンスに従ってPID演算制御処理で用いるゲインを調整する。
上記画像形成装置は、制御回路において、目標速度を示す基準パルス信号と回転信号である回転パルス信号との比較に基いて目標誤差を検知して、検知した誤差に基いてPID演算制御処理で用いるゲインを調整するため駆動中にPID演算処理で用いるゲインを適切な値にチューニングして画像品位を向上させることができる。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
本実施の形態においては、本発明にかかる画像形成装置をタンデム方式のデジタルカラー複写機(以下、複写機という)で適用する場合について説明する。
しかしながら、本発明にかかる画像形成装置は複写機に限定されず、駆動機構にDCブラシレスモータが用いられる画像形成装置であれば、プリンタやファクシミリ装置やそれらの複合機であるMFP(Multi Function Peripheral)などであってもよい。また、印刷方式もタンデム方式に限定されるものではなく、さらにデジタル方式に限定されるものでもない。さらに、カラー機でなくモノクロ機であってもよい。
カラータンデム方式の画像形成装置は、各々現像器を含んだ4色の作像部が中間転写体である中間転写ベルトに沿って列設されて構成され、それぞれに形成された各色のトナー画像を上記中間転写ベルトに転写し(一次転写)、各色トナーの重ね合わせにより多色画像を形成する。さらに、中間転写ベルト上で重ね合わされた画像を印刷媒体である用紙上に転写し(二次転写)、定着工程を経て出力する。
図1は、本発明にかかる画像形成装置が適用される、本実施の形態にかかる複写機1のハードウェア構成の概略を示す模式的断面図である。複写機1は、タンデム方式のデジタルカラー複写機であって、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、およびブラック(K)の4色のトナーを順次重ね合わせることによってカラー画像を形成する。
図1を参照して、本実施の形態にかかる複写機1は、画像読取部10と、用紙搬送部20と、画像形成部30と、用紙格納部40とを含む。
画像読取部10は、原稿をセットするための戴荷台3と、原稿台ガラス11と、戴荷台3にセットされた原稿を原稿台ガラス11に自動的に1枚ずつ搬送する搬送部2と、読取られた原稿を排出するための排出台4とを含む。さらに、原稿読取部10は、図示しないスキャナを含む。スキャナは、スキャンモータによって原稿台ガラス11と平行移動する。スキャナには、原稿を照射する露光ランプ、原稿からの反射光の向きを変える反射ミラー、反射ミラーからの光路を変えるミラー、反射光を集光するレンズ、および受光した反射光に応じて電気信号を発生する3列(R,G,B)のCCD(Charge Coupled Device
)などの光電変換素子が含まれる。
搬送部2によって搬送された原稿は原稿台ガラス11上にセットされ、スキャナが原稿台ガラス11と平行に移動するとき露光走査される。原稿からの反射光は光電変換素子によって電気信号に変換され、画像形成部30に入力される。
画像形成部30は、複数のローラ32,33,34により弛まないように懸架され、これらのローラが図1中で反時計回り(図1中の矢印A方向)に回転することで、所定速度で同方向に回転する無端ベルトである中間転写ベルト31と、中間転写ベルト31に沿って所定間隔で配置されるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、およびブラック(K)各色トナーに対応する作像部21Y,21M,21C,21K(これらを代表させて作像部21とする)と、各作像部21に含まれる現像器と、感光体と中間転写ベルト31を介して対をなす転写ローラ25Y,25M,25C,25K(これらを代表させて転写ローラ25とする)と、中間転写ベルト31に転写されたトナー像が用紙に転写された後に定着させる定着器36と、図示しないがCPU(Central Processing Unit)などを含むコントローラ100と、コントローラ100で実行されるプログラムなどを記憶するメモリ101とを含む。
用紙格納部40は、印刷媒体である用紙Sを収納する給紙カセット41を含み、用紙搬送部20は、給紙カセット41から用紙Sを搬送するためのローラ42,43,35,37、および印刷された用紙を排出する排紙トレイ38を含む。
コントローラ100は、図示しない操作パネル等から入力される指示信号に基づいてメモリ101からプログラムを読出して実行し、上記各部を制御する。また、コントローラ100は内部にタイマなどの計時手段を備えて、所定時間が計時されたときにプログラムを実行してもよい。なお、コントローラ100およびメモリ101は画像形成部30以外の画像読取部10や用紙搬送部20などに備えられてもよい。
コントローラ100は上記プログラムを実行することで、画像読取部10や外部装置などから入力された画像信号に対して所定の画像処理を施し、イエロー、マゼンタ、シアン、およびブラックの各色に色変換したデジタル信号を作成する。コントローラ100で作成された、上記画像を形成するための、シアン用の画像色データ、マゼンタ用の画像色データ、イエロー用の画像色データ、およびブラック用の画像色データは、各色に応じてコントローラ100から作像部21の露光器に出力される。
露光器が、コントローラ100から入力された画像データに基づいて、感光体にレーザビームを出力することで、均一に帯電された感光体の表面が画像データに応じて露光され、静電潜像が形成される。現像ローラには現像バイアス電圧が印加されて、感光体の潜像電位との間に電位差が発生する。その状態において電荷を帯びたトナーが供給されることによって、感光体の表面にトナー像が形成される。感光体の表面に形成されたトナー像は、定電圧もしくは定電流の転写ローラ25によって、像担持体である中間転写ベルト31に転写される。これを一次転写と言う。
中間転写ベルト31に一次転写されたトナー像は、ローラ34によって、給紙カセット41から搬送された用紙Sに転写される。これを二次転写と言う。用紙に二次転写されたトナー像は、定着器36によって用紙に定着され、電子写真画像として排紙トレイ38に排紙される。
複写機1の上記構成のうち、駆動機構として、たとえば作像部21内の感光体や各種のローラを駆動させる機構や定着器36を駆動させる機構や用紙搬送部20のローラ42,43,35,37を駆動させる機構などにDCブラシレスモータが用いられ得る。本発明においては、DCブラシレスモータがいずれの駆動機構で用いられるかについては限定されず、いずれで用いられていてもよい。また、その他の機構で用いられていてもよい。
本実施の形態にかかる複写機1では、コントローラ100内のCPU200でDCブラシレスモータの駆動が制御される。
図2は、コントローラ100内のCPU200によりDCブラシレスモータの駆動が制御される構成を説明する図である。
図2を参照して、CPU200に示される機能は、CPU200がメモリ101からプログラムを読出して実行することによって主にCPU200に形成される機能であるが、その中の少なくとも一部が図1に示されたハードウェア構成によって形成されてもよい。
そして、CPU200により制御されるモータ部60と、モータ部60のモータ(DCブラシレスモータ)62を駆動するためのモータドライバ回路50とがハードウェア構成として示されている。
モータ部60は、モータ62と、モータ62の回転子の回転速度に従う磁束変化に基いて回転信号であるFGパルスを生成するFGセンサ64とを含む。
モータドライバ回路50は、CPU200からのコントロール信号の入力を受けて、PWM(Pules Width Modulation)信号を生成するPWMチョッパ部54と、PWMチョッパ部54のPWM信号に従ってモータ62に供給する電流を調整する電流供給部52とを含む。
CPU200は、FGセンサ64からのFGパルスを検出するパルス検出部215と、外部から入力される目標速度信号(周期時間信号)とパルス検出部215において検出されるFGパルスとを比較して、誤差値を検出する誤差検出部205と、入力される誤差値に従って比例項P、積分項Iおよび微分項Dに対して演算処理するPID演算処理部210と、誤差値に基いてPID演算処理する際のゲインを調整するゲイン調整部225と、PID演算処理した結果をモータドライバ回路に出力するための信号を生成する信号出力部220とを含む。
なお、図示しないがコントローラ100に内蔵された発振回路等を用いてクロック信号を生成し、当該クロック信号に基いて目標速度信号である周期時間信号が生成されCPU200に入力されるものとする。CPU200内部で目標速度信号である周期時間信号を生成することも可能であるし、コントローラ100の外部から入力することも可能である。なお、目標速度信号である周期時間信号を生成するために必要な情報は、メモリ101に格納されているものとする。
図3は、本発明の実施の形態に従うサーボ機構のブロック線図を説明する図である。
図3を参照して、ここで示されるようにフィードバック制御系で構成される。具体的には、目標速度信号に対応する、CPU内部のクロック信号のカウント期間に相当する周期時間信号が入力されて、現在のモータのFGパルスの立ち下がりから立ち上がりまでの期間をCPU内部のクロックでカウントしたカウント数に基いて速度偏差(誤差)を算出し、当該速度偏差(誤差)が速度PIDブロック70に与えられる。
そして、速度PIDブロック70からPID演算処理された処理結果がデジタルフィルタである信号出力部220に含まれているローパスフィルタ72を介してモータ出力指示としてモータブロック74に与えられる。ローパスフィルタ72は、ノイズ除去手段として設けられている。なお、ここでは、デジタルフィルタとしては、FIRフィルタあるいはIIRフィルタあるいはノッチフィルタで形成されているものとする。
そして、モータブロック74から回転速度(N(rpm))が出力される。そして、フィードバック処理としてモータブロック74からの回転速度がFGブロック76によりFGパルスに変換される。そして、上述したようにFGパルスの立ち下がりから立ち上がりまでの期間をCPU内部のクロックでカウントしたカウント数に基いて、目標速度信号と実際の速度を示すFGパルスとの間の速度偏差が算出される。
図4は、モータブロック74の内部のブロック線図である。
図4を参照して、ローパスフィルタ72を介して入力されるモータ出力指示がPWMチョッピングゲインにより電圧値に変換される。
そして、誘起電圧係数KEにより算出されたフィードバック電圧とPWMチョッピングゲインにより変換された電圧値の差分を算出して、電圧値の差分値に基いて駆動巻線インピーダンス(1/Ra)/(1+sτE)により電流に変換される。そして、変換された電流値とトルク定数KTにしたがって出力トルクに変換される。そして、出力トルクは、回転子イナーシャ(kj/sTM)により回転速度に変換される。変換された回転速度は、上述したように誘起電圧係数KEによりフィードバック電圧に変換される。
図5は、本発明の実施の形態に従う回転速度(回転数)に従って調整するゲインを説明する図である。
図5を参照して、本例においては、一例として回転数に従ってPID制御の比例項であるPゲインが調整される方式について説明する。
具体的には、回転数に従って変化する上限Pゲインおよび下限Pゲインを規定する線形関数が設定されているものとする。
一例として、上限Pゲインは線形関数L4に従うものとする。また下限Pゲインは線形関数L5に従うものとする。なお、この上限あるいは下限Pゲインは、回転数に従ってゲイン過多あるいはゲイン過少とならない範囲に設定されているものとする。
また、初期時あるいは通常時においては線形関数L1に従ってPゲインが設定されるものとする。
当該線形関数の設定方式としては、最低回転数(例えば600rpm)と、最高回転数(例えば2500rpm)の回転変動をモニタリングして、最適なPゲインをそれぞれ算出し、最低回転数と、最高回転数のPゲインに基いて、線形関数L1を規定することが可能である。
そして、一例として、線形関数L1に基いて、線形関数L1を基準に所定量増減させた線形関数L2〜L5を規定することが可能である。
図6は、本発明の実施の形態に従うゲイン調整方式を説明するフロー図である。
図6を参照して、まず目標速度が設定される(ステップS0)。具体的には、目標速度信号(周期時間信号)が入力される。
次に、モータの速度が目標速度に追従する誤差範囲と考えられる目標誤差範囲を設定する(ステップS1)。当該範囲は、予め定められた範囲に設定することも可能であるし、目標速度(回転数)に従って範囲を調整することも可能である。例えば、当該範囲については、メモリ101に格納されているものとする。
次に、上限・下限Pゲインを設定する(ステップS2)。上限Pゲインおよび下限Pゲインは、上述したように図4に従う線形関数L4およびL5により目標速度(回転数)に従って算出されるものとする。
そして、モータ駆動を開始する(ステップS3)。開始時においては、目標速度(回転数)となるようにコントロール信号がCPU200から出力されるものとする。例えば、メモリ101において、目標速度とコントロール信号のレベルとの対応テーブル等を記憶させておいて、対応テーブルを参照して入力された目標速度信号に対応するコントロール信号のレベルに設定することが可能である。
そして、次に速度誤差の検出を開始し(ステップS4)、FGパルスの速度誤差(速度偏差)を検出する(ステップS5)。具体的には、パルス検出部215で検出したFGパルスを誤差検出部205に出力し、誤差検出部205において、CPU内部のクロック信号のカウント期間に相当する周期時間信号が入力されて、現在のモータのFGパルスの立ち下がりから立ち上がりまでの期間をCPU内部のクロックでカウントしたカウント数とのカウント数差に基く速度誤差の演算処理を実行する。
そして、誤差検出部205において速度誤差があるか否かを判断する(ステップS6)。なお、速度誤差については目標値とのある程度の誤差余裕(マージン)を見て、誤差余裕を越える範囲の誤差が有る場合に速度誤差があると判断することも可能である。
そして、誤差検出部205は、ステップS6において速度誤差があると判断される場合には、さらに目標誤差範囲内であるか否かを判断する(ステップS7)。
ステップS7において目標誤差範囲内であると判断される場合(ステップS7においてY)には、Pゲインを減少させる(ステップS8)。すなわち、目標誤差範囲内であると判断された場合、誤差が小さいため誤差値を増幅させて信号変化量を大きくするPゲインを増加させるよりもPゲインを小さくして誤差値を減少させて信号変化量を小さくして目標速度に高速に追従するように調整する。具体的には、誤差検出部205は、ゲイン調整部225に所定量のPゲインの調整を指示する。
次に、調整した値が下限ゲインより小さくなるか判定する(ステップS9)。具体的には、ゲイン調整部225は、誤差検出部205からのPゲインの調整指示(Pゲイン減少指示)に基づき現在設定されているPゲインの値から所定量のPゲイン減少させた場合に、下限ゲインより小さくなるか否かを判断する。
そして、下限ゲインより小さくなると判断される場合には、ゲイン調整部225は、PID演算処理部210のゲイン値を上述した下限ゲインに設定する(ステップS10)。
なお、下限ゲインを設けている理由は、それ以下に下限ゲインを設定するとゲイン過少となり、外乱等が入力された場合に目標速度を維持することができなくなるためである。
そして、次に、設定されたゲインに基いて速度PID演算処理が実行される(ステップS12)。
一方、ステップS9において、下限ゲインより小さくないと判定された場合には、ゲイン調整部225は、現在のゲインの値から所定量減少させたゲインに設定する(ステップS11)。そして、当該設定されたゲインに基いて速度PID演算処理が実行される(ステップS12)。
ステップS7において、目標誤差範囲内で無い場合(ステップS7においてN)には、Pゲインを増加する(ステップS13)。すなわち、目標誤差範囲内でないと判断された場合、誤差が未だ過大であるため誤差値を増幅させて信号変化量を大きくするためにPゲインを増加させる。具体的には、誤差検出部205は、ゲイン調整部225に所定量のPゲインの調整を指示する。
そして、調整した値が上限ゲインより大きくなるか否か判定する(ステップS14)。具体的には、ゲイン調整部225は、誤差検出部205からのPゲインの調整指示(Pゲイン増加指示)に基づき現在設定されているPゲインの値から所定量のPゲイン増加させた場合に、上限ゲインより大きくなるか否かを判断する。
そして、上限ゲインより大きくなると判断される場合には、上限ゲインに設定する(ステップS15)。なお、上限ゲインを設けている理由は、それ以上に上限ゲインを設定するとゲイン過多となり、画像品質が悪化したり、画像形成装置の駆動時の騒音が大きくなることを防止するためである。
そして、当該設定されたゲインに基いて速度PID演算処理を実行する(ステップS12)。
ステップS14において、上限ゲインより大きくならないと判定された場合には、ゲイン調整部225は、現在のゲインの値から所定量増加させたゲインに設定する(ステップS16)。そして、当該設定されたゲインに基いて速度PID演算処理を実行する(ステップS12)。
そして、速度PID演算処理された結果と前回時の速度PID演算処理した演算結果とを加算処理する(ステップS17)。そして、PID演算処理部210の処理結果である加算結果に基いて信号出力部220からモータドライバ回路に対してコントロール信号が出力指示される(ステップS18)。
一方、ステップS6において、誤差検出部205において速度誤差が無いと判定された場合には、ステップS17に進む。この場合、速度誤差が無いため新たな誤差演算結果は無いすなわち0として前回時の速度PID演算処理した演算結果と加算処理される。すなわち前回時と同じ結果が出力される。
そして、加算結果に基いてモータドライバ回路に対してコントロール信号が出力指示される。
そして、モータの停止指示が入力された否かが判断され(ステップS19)、モータの停止指示が入力されるまで上述のステップS4〜S19の処理を繰り返す。
そして、モータの停止指示が入力された場合、終了する(ステップS20)。なお、一例としてモータの停止指示は、目標速度信号の入力が停止した場合にモータの停止指示が入力されたと判断することが可能である。なお、特に、モータの停止指示は目標速度信号の入力に従うものではなく、モータの停止指示を認識できさえすればいずれの手段を用いることも可能である。
本発明の実施の形態に従うゲイン調整方式に従うことにより、駆動中にPID演算処理で用いるゲインを適切な値にチューニングすることが可能である。
したがって、ゲイン過多、ゲイン過少による回転むらの悪化等を防ぐとともに最適なゲインチューニングを実行することにより画像品位を向上させることができる。
また、経時変化により負荷変動が発生した場合であっても、負荷変動が大きい場合には、ゲインを上げ、負荷変動が小さい場合にはゲインを下げて適切なゲインにチューニングするため安定した速度制御を実現することが可能である。
また、外乱の入力に対しても適切なゲインにチューニングされるため外乱に強いサーボ制御を実現することが可能である。
また、図5においては、回転数に従ってPゲインを調整する方式について説明したが、回転数のみならず駆動シーケンスに従ってPゲインを調整することも可能である。
例えば、画像形成中は、線形関数L2に従ってPゲインを高ゲインに設定して突発負荷変動による回転変動を抑制し、画像品位を向上させ、画像形成後は、線形関数L3に従ってPゲインを低ゲインに設定して駆動音の低減を図ることができる。
また、比例項Pのゲインのみならず積分項Iのゲインおよび微分項Dのゲインについても同様に調整可能である。具体的には、比例項P、積分項I、微分項Dのゲインにおいては相関関係を有するものとする。例えば、比例項P、積分項I、微分項Dのゲインの比を予め設けておくことにより、比例項Pのゲイン調整とともに積分項I、微分項Dのゲイン調整も可能である。
(実施の形態の変形例)
図7は、本発明の実施の形態の変形例に従うサーボ機構のブロック線図を説明する図である。
図7を参照して、ここで示されるようにフィードバック制御系で構成される。具体的には、現在のモータのFGパルスとの速度偏差が速度PIDブロックに与えられるともに、現在のモータのFGパルスとの位相偏差が位相PIDブロック78に与えられる。
そして、速度PIDブロック70からPID演算処理された処理結果と、位相PIDブロック78からPID演算処理された処理結果とが加算処理されデジタルフィルタであるローパスフィルタ72を介してモータブロック74に与えられる。
モータブロック74からの速度信号(N(r/m))が出力され、モータブロック74の速度がFGブロック76によりFGパルスに変換されて目標速度信号に基く偏差(誤差)が算出される。
すなわち、本発明の実施の形態の変形例に従う構成は、位相PIDブロック78をさらに設けた構成である。位相PIDブロック78を設けて位相偏差をさらに加算処理することによりさらに精度の高いサーボ制御が可能である。
図8は、本発明の実施の形態の変形例に従うゲイン調整方式を説明するフロー図である。
図8を参照して、図6のフロー図と異なる点は、ステップS20〜ステップS27を新たに追加した点である。また、ステップS17をステップS17#に置換した点が異なる。
具体的には、速度誤差の検出を開始(ステップS4)した後、FGパルスの位相誤差を検出する(ステップS20)。具体的には、パルス検出部215で検出したFGパルスを誤差検出部205に出力し、誤差検出部205において、目標速度信号に対するFGパルスの位相誤差の検出を実行する。
次に、位相誤差があるか否かを判断する(ステップS21)。なお、位相誤差については目標値とのある程度の誤差余裕(マージン)を見て、誤差余裕を越える範囲の誤差が有る場合に位相誤差があると判断することも可能である。
そして、誤差検出部205は、ステップS21において位相誤差があると判断される場合には、次に目標誤差範囲内であるか否かを判断する(ステップS22)。
ステップS22において目標誤差範囲内であると判断される場合(ステップS22においてY)には、上述したのと同様にPゲインを減少させる(ステップS23)。すなわち、目標誤差範囲内であると判断された場合、誤差が小さいため誤差値を増幅させて信号変化量を大きくするPゲインを増加させるよりもPゲインを小さくして誤差値を減少させて信号変化量を小さくして目標速度に高速に追従するように調整する。
次に、調整した値が下限ゲインよりも小さいか否かを判定する(ステップS24)。
そして、下限ゲインよりも小さいと判断される場合には、ゲイン調整部225は、下限ゲインに設定する(ステップS25)。
そして、当該設定されたゲインに基いて位相PID演算処理を実行する(ステップS27)。
ステップS24において、下限ゲインよりも小さくないと判定された場合には、減少させたゲインに設定する(ステップS26)。そして、当該ゲインに基いて位相PID演算処理を実行する(ステップS27)。
ステップS22において、目標誤差範囲内で無い場合(ステップS22においてN)には、Pゲインを増加する(ステップS28)。
すなわち、目標誤差範囲内でないと判断された場合、誤差が未だ過大であるため誤差値を増幅させて信号変化量を大きくするためにPゲインを増加させる。
そして、次に調整した値が上限ゲインよりも大きいか否かを判定する(ステップS29)。
そして、上限ゲインよりも大きいと判断される場合には、上限ゲインに設定する(ステップS30)。
そして、当該ゲインに基いて位相PID演算処理を実行する(ステップS27)。
ステップS29において、上限ゲインよりも大きくないと判定された場合には、増加させたゲインに設定する(ステップS31)。そして、当該ゲインに基いて位相PID演算処理を実行する(ステップS27)。
そして、位相PID演算処理された結果と速度PID演算処理された結果とを加算処理する(ステップS17#)。なお、速度誤差が無い場合には前回時の速度PID演算処理した演算結果が用いられ、位相誤差が無い場合には、前回時の位相PID演算処理した演算結果が用いられるものとする。
そして、PID演算処理部210の処理結果である加算結果に基いて信号出力部220からモータドライバ回路に対してコントロール信号が出力指示される(ステップS18)。
一方、ステップS21において、位相誤差が無いと判定された場合には、ステップS17#に進む。この場合、位相誤差が無いため新たな演算結果は0として加算処理に進む。
すなわち、他の加算処理結果に基いてモータドライバ回路に対してコントロール信号が出力指示される。
そして、上述したようにモータの停止指示が入力されたか否かが判断され(ステップS19)、モータの停止指示が入力されない場合には、ステップS4に進み、停止するまで上述のステップの処理を繰り返す。
モータの停止指示が入力された場合、終了する(ステップS20)。
したがって、本発明の実施の形態の変形例に従う構成においては、位相PIDブロック78をさらに設けて、位相偏差をさらに加算処理することによりさらに精度の高いサーボ制御が可能である。
また、位相PIDブロックについてもゲインを駆動中に適切な値にチューニングすることにより、最適なゲインチューニングを実行することにより高速な速度制御を実行することが可能である。
なお、位相PIDブロックにおける比例項のPゲインと速度PIDブロックにおける比例項のPゲインの値は同一である必要は無く、それぞれの誤差特性に従って適切な値に設定されるものとする。また、図5においては、速度PIDブロックにおいて調整するPゲインについて説明したが、位相PIDブロックにおいて調整するPゲインを別に設けることも当然に可能である。
また、本例においては、線形関数を用いてPゲインを調整する方式について説明したが、線形関数に限られず、別の方式でPゲインを調整することも可能である。例えば、必要回転数に対応するPゲインについてのみ調整用のPゲインを複数設けて、ゲインチューニングを実行することも可能である。また、必要回転数に対応する調整用の複数のPゲインが格納された図示しないテーブルから参照して、ゲインチューニングを実行することも可能である。
さらに、画像形成装置を制御するコントローラとしてコンピュータを機能させて、上述の制御を実行させるプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、上記プログラムは、コンピュータのオペレーションシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、上記プログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明にかかる画像形成装置が適用される、本実施の形態にかかる複写機1のハードウェア構成の概略を示す模式的断面図である。 コントローラ100内のCPU200によりDCブラシレスモータの駆動が制御される構成を説明する図である。 本発明の実施の形態に従うサーボ機構のブロック線図を説明する図である。 モータブロック74の内部のブロック線図である。 本発明の実施の形態に従う回転速度(回転数)に従って調整するゲインを説明する図である。 本発明の実施の形態に従うゲイン調整方式を説明するフロー図である。 本発明の実施の形態の変形例に従うサーボ機構のブロック線図を説明する図である。 本発明の実施の形態の変形例に従うゲイン調整方式を説明するフロー図である。 従来のDCブラシレスモータの構成を説明する図である。 モータ制御基板内の構成を説明する図である。 回転数に従ってゲインチューニングする場合を説明する図である。
符号の説明
1 複写機、3 戴荷台、2 搬送部、4 排出台、10 画像読取部、11 原稿台ガラス、20 用紙搬送部、21,21Y,21M,21C,21K 作像部、25,25Y,25M,25C,25K 転写ローラ、30 画像形成部、31 中間転写ベルト、32,33,34,35,37,42,43 ローラ、38 排紙トレイ、40 用紙格納部、41 給紙カセット、50,1020 モータドライバ回路、52 電流供給部、54 PWMチョッパ部、60 モータ部、62 モータ、64 FGセンサ、70 速度PIDブロック、72 ローパスフィルタ、74 モータブロック、76 FGブロック、78 位相PIDブロック、100 コントローラ、101 メモリ、200 CPU、205 誤差検出部、210 PID演算処理部、215 パルス検出部、220 信号出力部、225 ゲイン調整部、1000 制御基板、1005 コントロール回路、1010 モータ回路基板、1015 DCBLモータ部。

Claims (7)

  1. 直流ブラシレスモータと、
    前記直流ブラシレスモータを駆動させるために、前記直流ブラシレスモータに目標速度に従う指令信号に応じた電流を供給するモータドライバ回路と、
    前記モータドライバ回路から出力される回転信号の入力を受けて、前記モータドライバ回路が前記目標速度に追従するようにPID演算制御処理により出力する前記指令信号を調整する制御回路とを備え、
    前記制御回路は、前記目標速度を示す基準パルス信号と前記回転信号である回転パルス信号との比較に基いて目標誤差を検知して、検知した誤差に基いて前記PID演算制御処理で用いるゲインを調整する画像形成装置。
  2. 前記制御回路は、前記目標速度に対応して変化する所定の線形関数を用いて前記ゲインを調整する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御回路は、前記目標誤差が所定の範囲内であるか否かを判断して、判断結果に基いて前記ゲインを調整する、請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御回路は、前記目標誤差が所定の範囲内である場合には、前記ゲインの値を小さくし、前記目標誤差が所定の範囲外である場合には、前記ゲインの値を大きくする、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記ゲインの値は、ゲイン最小値とゲイン最大値の範囲内で設定される、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御回路は、前記目標速度に対応して予め設けられた複数のゲイン値に基いて、前記ゲインを調整する、請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 直流ブラシレスモータと、
    前記直流ブラシレスモータを駆動させるために、前記直流ブラシレスモータに目標速度に従う指令信号に応じた電流を供給するモータドライバ回路と、
    前記モータドライバ回路から出力される回転信号の入力を受けて、前記モータドライバ回路が前記目標速度に追従するようにPID演算制御処理により出力する前記指令信号を調整する制御回路とを備え、
    前記制御回路は、駆動シーケンスに従って前記PID演算制御処理で用いるゲインを調整する画像形成装置。
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