JP2009147455A - 映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】予め設定されたメニュー画面などの表示項目が常に視聴者から見やすくなるように,該表示項目の表示位置や表示サイズを自動設定することのできる映像表示装置を提供すること。
【解決手段】液晶表示部1に表示される映像を視聴する視聴者の位置P10をリモコン受光部31〜34による受光レベルに基づいて検出し,その位置P10からメニュー画面などの予め設定された表示項目が見やすくなるように表示位置や表示サイズを自動的に設定するように構成されている。例えば,位置P10のように液晶表示部1から見て左方向に視聴者が居る場合には,メニュー画面M10が,視聴者側から見て液晶表示部1の右側に寄せて表示される。
【選択図】図5

Description

本発明は,入力された映像信号に基づいて映像を表示する映像表示装置に関し,特に,メニュー画面などの予め定められた表示項目についての表示位置や表示サイズを視聴者が見やすいように調整するための技術に関するものである。
テレビジョン受像機やディスプレイ装置など,入力された映像信号に基づいて映像を表示する映像表示装置では,当該映像表示装置に関する各種の設定を行う場合,その設定を行うためのメニュー画面が映像表示部(液晶パネルなど)に表示される。また,映像表示部で表示中の映像に重なるようにスーパーインポーズ形式で前記メニュー画面を表示する機能が知られている。一般に,前記メニュー画面の表示位置や表示サイズは予め定められている。
ところが,視聴者の位置によって,その視聴者から見やすい画面上の位置は異なるため,メニュー画面の表示位置を固定しておくことは望ましくない。特に,映像表示部が大型化しつつある近年では,視聴者の位置によって画面の見え方が大きく変わる。例えば,視聴者が映像表示部の右端部に居る場合には,該映像表示部の左端部の表示映像が見づらいことがある。また,視聴者から映像表示部までの距離が近いときには,その映像表示部の表示画面全体を見渡すことができない場合もある。
一方,例えば特許文献1には,スーパーインポーズ形式で表示する画像の表示位置や表示サイズを,ユーザ操作によって自由に変更することのできる構成が開示されている。この技術を用いれば,視聴者は,自己の位置から見やすいようにメニュー画面の表示位置や表示サイズを変更することが可能である。
特開平7−162750号公報
しかしながら,前記特許文献1の技術では,メニュー画面の表示位置や表示サイズを変更するための操作を視聴者が行う必要がある。そのため,視聴者は,映像表示部との位置関係が変わる度に,メニュー画面の表示位置や表示サイズを変更するという煩雑な作業を行わなければ,該メニュー画面を見やすい状態に維持することができないという問題があった。
従って,本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,予め設定されたメニュー画面などの表示項目が常に視聴者から見やすくなるように,該表示項目の表示位置や表示サイズを自動設定することのできる映像表示装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は,入力された映像信号に基づいて映像を表示する映像表示部と,前記映像表示部に表示される映像に関して少なくとも表示位置及び/又は表示サイズを設定する表示形態設定手段とを備えてなる映像表示装置に適用されるものであって,前記映像表示部に表示される映像を視聴する視聴者の位置を検出する視聴者位置検出手段を備えている。そして,本発明に係る前記映像表示装置は,前記表示形態設定手段が,予め設定された表示項目の前記映像表示部上の表示位置や表示サイズを,前記視聴者位置検出手段によって検出された視聴者の位置に応じて設定することを特徴として構成される。
本発明によれば,視聴者の位置に応じて前記表示項目の前記映像表示部上の表示位置や表示サイズが自動的に設定されるため,視聴者が移動する度に前記表示項目の表示が見やすくなるように同設定をするための視聴者による煩雑な操作を省くことが可能となる。なお,本発明は,前記映像表示部の表示領域が大型化するほど好適である。
具体的には,視聴者の位置と,該位置から前記表示項目が見やすい前記映像表示部上の表示位置や表示サイズとを対応づけた表示設定情報が予め記憶された表示設定情報記憶手段を設けておくことが考えられる。そして,前記表示形態設定手段は,前記視聴者位置検出手段によって検出された視聴者の位置と,前記表示設定情報記憶手段に記憶された前記表示設定情報とに基づいて,前記表示項目の映像表示部上の表示位置や表示サイズを設定するように構成される。これにより,視聴者の位置から常に見やすい状態で前記表示項目を表示させることが可能である。
ここに,前記表示項目は,例えば当該映像表示装置に関する各種の設定を行うためのメニュー画面であることが考えられる。
ところで,前記視聴者位置検出手段による視聴者の位置検出手法としては,例えば,当該映像表示装置に無線信号を送信することによって当該映像表示装置の遠隔操作を行う遠隔操作器の位置を検出することで視聴者の位置を検出することが考えられる。
さらに具体的には,前記遠隔操作器から送信される無線信号を前記映像表示部の水平方向や垂直方向における異なる位置で受信する複数のリモコン受信手段と,前記リモコン受信手段各々による前記無線信号の受信強度を検出する受信強度検出手段とを備えてなり,前記視聴者位置検出手段が,前記受信強度検出手段で検出された前記リモコン受信手段各々による前記無線信号の受信強度に基づいて前記遠隔操作器の位置を検出するものであることが考えられる。
例えば,前記リモコン受信手段に,水平方向や垂直方向における異なる方向の所定範囲に無線通信の指向性を有する複数の受信部を設けておき,前記受信強度検出手段で,前記受信部各々による前記無線信号の受信強度を検出すれば,前記視聴者位置検出手段は,前記リモコン受信手段ごとに前記受信強度検出手段で検出された複数の前記受信部による無線信号の受信強度の比に基づいて該リモコン受信手段から前記遠隔操作器に対する角度を検出し,異なる前記リモコン受信手段についての検出角度に基づいて前記遠隔操作器の位置を検出することが可能である。
ここに,前記遠隔操作器は,例えば赤外線によって無線信号を送信するものであることが考えられる。
ところで,視聴者が移動する場合には,その視聴者と前記映像表示部との距離や位置関係が変化することになる。そこで,前記表示形態設定手段は,視聴者の移動に伴って前記表示項目の表示位置や表示サイズを随時変更する構成であってもよい。
本発明によれば,視聴者の位置に応じて予め設定された前記表示項目の前記映像表示部上の表示位置や表示サイズが自動的に設定されるため,視聴者が移動する度に前記表示項目の表示が見やすくなるように同設定をするための視聴者による煩雑な操作を省くことが可能となる。なお,本発明は,前記映像表示部の表示領域が大型化するほど好適である。
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態について説明し,本発明の理解に供する。なお,以下の実施の形態は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係る映像表示装置Xの外観図,図2は前記映像表示装置Xのシステム構成の概略を示すブロック図,図3は前記映像表示装置Xに設けられたリモコン受光部31を説明するための図,図4は前記映像表示装置Xにおいて実行される表示形態制御処理の手順の一例を説明するためのフローチャート,図5及び図6は前記表示形態制御処理による表示結果の一例を説明するための図である。
ここに,本発明の実施の形態に係る映像表示装置Xは,例えば,アンテナ等により受信されたテレビジョン放送信号に基づく映像を表示するテレビジョン受像機や,パーソナルコンピュータに用いられるディスプレイ装置などである。なお,前記映像表示装置Xが,テレビジョン受像機である場合には,一般的なテレビジョン受像機に設けられるディジタルチューナやスピーカーなどの構成部品を備えるが,ここではそれらの説明を省略する。
まず,図1及び図2を用いて,前記映像表示装置Xの概略構成について説明する。
本発明の実施の形態に係る映像表示装置Xは,図1及び図2に示すように,液晶表示部1(映像表示部の一例),リモコン(遠隔操作器)2,リモコン受光部31〜34,映像処理部11,制御回路12,モニターマイコン13などを備えている。
前記映像処理部11は,外部から入力される映像信号に対して各種信号処理を行った後,その映像信号を前記液晶表示部1に出力し,該液晶表示部1に映像を表示させる。前記液晶表示部1は,前記映像処理部11から入力された映像信号に基づいて映像(例えば放送番組の映像)を表示する液晶パネルなどである。
また,前記映像処理部11は,前記液晶表示部1で表示中の映像に,前記制御回路12から指定された情報の映像(画像)をスーパーインポーズする(重ね合わせる)OSD機能を備えている。前記OSD機能は,例えば前記映像表示装置Xに関する各種の設定を行うためのメニュー画面の表示や,表示中の映像に関する情報(例えば,テレビ番組のチャンネル)の表示などに用いられる。
さらに,前記映像処理部11は,前記液晶表示部1に表示させる映像に関して少なくとも表示位置や表示サイズなどを調整する表示形態調整機能を備えている。例えば,前記映像処理部11は,前記メニュー画面を表示する際に,前記制御回路12からの指示に基づいてそのメニュー画面の表示位置や表示サイズを調整する。
前記制御回路12は,演算手段であるCPU12a,そのCPU12aによって実行される制御プログラムが予め格納される記憶手段であるROM12b(EPROM),前記CPU12aが実行する処理において読み書き(参照又は書き込み)される各種データを記憶するフラッシュメモリ等の不揮発メモリ12c等を備え,当該映像表示装置X全体を制御するものである。
前記リモコン2は,視聴者による前記リモコン2に対する操作入力情報を,所定の信号伝送プロトコルに従って赤外線による無線信号で送信することにより,前記映像表示装置Xの遠隔操作を行うリモート操作器である。
例えば,前記リモコン2に設けられたメニューキーが操作されると,該リモコン2からメニュー画面の表示を要求するためのメニュー表示要求信号が送信される。これにより,前記映像表示装置Xでは,前記液晶表示部1に前記メニュー画面が表示され,視聴者は,前記メニュー画面に従って表示画面の色の濃淡や時計設定などの初期設定を行う。
前記リモコン受光部31〜34は,前記液晶表示部1の外周の四隅に設けられ,前記リモコン2から照射される赤外線を受光することにより,該リモコン2から送信された無線信号を受信する。ここで,前記リモコン受光部31及び34と,前記リモコン受光部32及び33との各々は,前記リモコン2から送信される無線信号を前記液晶表示部1の水平方向における異なる位置で受信するものである。また,前記リモコン受光部31及び32と,前記リモコン受光部33及び34との各々は,前記リモコン2から送信される無線信号を前記液晶表示部1の垂直方向における異なる位置で受信するものである。
前記リモコン受光部31〜34各々で受信された無線信号は,前記モニターマイコン13に入力される。前記モニターマイコン13は,前記リモコン受光部31〜34から入力される無線信号をデコード(復号)して前記制御回路12に入力するものである。これにより,前記制御回路12では,前記無線信号に対応する処理が実行される。
ここで,図3を用いて,前記リモコン受光部31〜34各々の構成について説明する。なお,ここでは前記リモコン受光部31を例に挙げて説明し,該リモコン受光部31と同様に構成された前記リモコン受光部32〜34の説明を省略する。
ここに,図3(a)は前記映像表装置Xを上方から見た要部模式図,図3(b)は前記映像表装置Xを側方から見た要部模式図,図3(c)はリモコン受光部31に設けられた受光素子31a,31bの受光レベルを示す図,図3(d)はリモコン受光部31に設けられた受光部31c,31dの受光レベルを示す図である。
図3(a),(b)に示すように,前記リモコン受光部31は,異なる方向の所定範囲に無線通信の指向性を有する4つの受光素子31a〜31d(受信部の一例)を有している。
具体的に,図3(a)に示すように,前記受光素子31a,31bは,水平方向における異なる方向の所定範囲に指向性を有するように向けられている。このとき,前記受光素子31a,31bは,前記液晶表示部1の表示面に垂直な方向を基準に指向範囲(受光範囲)が左右対称となるように配置されている。
また,図3(b)に示すように,前記受光素子31c,31dは,垂直方向における異なる方向の所定範囲に指向性を有するように向けられている。このとき,前記受光素子31c,31dは,前記液晶表示部1の表示面に垂直な方向を基準に指向範囲(受光範囲)が上下対称となるように配置されている。
このように,前記リモコン受光部31では,前記受光素子31a〜31d各々の指向範囲が異なる方向に向けられているため,該リモコン受光部31に対して赤外線を照射する前記リモコン2の位置によって,前記受光素子31a〜31d各々で受光される赤外線の受光レベルが変化する。
なお,前記受光素子31a〜31d各々により受信された無線信号は,前記モニターマイコン13に入力される。なお,前記リモコン受光部32〜34についても同様に,受光素子32a〜32d,33a〜33d,34a〜34dを有しており,これらにより受信された無線信号も前記モニターマイコン13に入力される。
ここで,前記モニターマイコン13は,前記リモコン受光部31〜34各々に設けられた前記受光素子31a〜31d,32a〜32d,33a〜33d,34a〜34d各々による赤外線の受光レベル(信号強度)を検出する機能を有している。前記モニターマイコン13で検出された受光レベルは,前記制御回路12に入力される。ここに,前記モニターマイコン13が受信強度検出手段の一例である。
具体的に,図3(a)〜(d)を参照しつつ,前記リモコン2の位置による前記リモコン受光部31の受光素子31a〜31d各々による受光レベルの変化について説明する。
まず,図3(a),(c)を参照しつつ,前記リモコン2の水平位置の変化による受光レベルの変化を考える。
図3(a)に示すように,前記リモコン2が水平位置P1にある場合,該リモコン2は,前記受光素子31aの指向範囲に含まれているが,前記受光素子31bの指向範囲からは外れている。そのため,図3(c)に示すように,前記リモコン2から照射される赤外線の受光レベルは,前記受光素子31bに比べて前記受光素子31aの方が大きくなる。
また,図3(a)に示すように,前記リモコン2が水平位置P2にある場合,該リモコン2は,前記受光素子31a,31b各々の指向範囲に含まれる。従って,図3(c)に示すように,前記受光素子31a,31b各々による受光レベルはほぼ同じである。
一方,図3(a)に示すように,前記リモコン2が水平位置P3にある場合,該リモコン2は,前記受光素子31bの指向範囲に含まれているが,前記受光素子31aの指向範囲からは外れることになる。
そのため,図3(c)に示すように,前記リモコン2から照射される赤外線の受光レベルは,前記受光素子31aに比べて前記受光素子31bの方が大きくなる。
このように,前記リモコン受光部31では,前記受光素子31a及び前記受光素子31bによる受光レベルの比は,前記リモコン2から前記リモコン受光部31に対する赤外線の照射角度によって異なる。
従って,前記受光素子31a及び前記受光素子31bの受光レベルの比によって,前記液晶表示部1から前記リモコン2に対する水平方向の角度を検出することが可能である。
次に,図3(b),(d)を参照しつつ,前記リモコン2の垂直位置の変化による受光レベルの変化を考える。
図3(b)に示すように,前記リモコン2が垂直位置P4にある場合,該リモコン2は,前記受光素子31cの指向範囲に含まれているが,前記受光素子31dの指向範囲からは外れている。そのため,図3(d)に示すように,前記リモコン2から照射される赤外線の受光レベルは,前記受光素子31dに比べて前記受光素子31cの方が大きくなる。
また,図3(b)に示すように,前記リモコン2が水平位置P5にある場合,該リモコン2は,前記受光素子31c,31d各々の指向範囲に含まれる。従って,図3(d)に示すように,前記受光素子31c,31d各々による受光レベルはほぼ同じである。
一方,図3(b)に示すように,前記リモコン2が水平位置P6にある場合,該リモコン2は,前記受光素子31dの指向範囲に含まれているが,前記受光素子31cの指向範囲からは外れることになる。
そのため,図3(d)に示すように,前記リモコン2から照射される赤外線の受光レベルは,前記受光素子31cに比べて前記受光素子31dの方が大きくなる。
このように,前記リモコン受光部31では,前記受光素子31c及び前記受光素子31dによる受光レベルの比は,前記リモコン2から前記リモコン受光部31に対する赤外線の照射角度によって異なる。
従って,前記受光素子31c及び前記受光素子31dの受光レベルの比によって,前記液晶表示部1から前記リモコン2に対する垂直方向の角度を検出することが可能である。
以下,図4に示すフローチャートを参照しつつ,前記制御回路12(のCPU12a)によって実行される表示形態制御処理の手順について説明する。なお,以下に示すS1,S2,…は,処理手順(ステップ)の識別符号を表す。
まず,前記制御回路12は,前記リモコン2から無線信号を受信したか否かを判断する(S1)。具体的に,前記制御回路12は,前記リモコン受光部31〜34から前記モニターマイコン13への無線信号の入力の有無に基づいて判断を行う。なお,前記リモコン2から無線信号を受信するまでの間,処理は当該ステップS1で待機される。
一方,前記リモコン2から無線信号を受信したと判断されると(S1のYes側),処理はステップS2に移行する。
ステップS2では,前記制御回路12は,前記リモコン2から受信された無線信号が,表示位置や表示サイズなどの表示形態を自動的に調整するべきものであると予め設定された表示項目(以下「自動調整表示項目」という)の表示を伴う内容であるか否かを判断する。
ここでは,前記メニュー画面が,前記自動調整表示項目として予め設定されているものとする。なお,前記メニュー画面は自動調整表示項目の単なる一例に過ぎず,例えば,前記映像表示装置Xがテレビジョン受像機である場合には,表示中のテレビ番組のチャンネル表示や,テレビ番組の内容表示,番組録画の予約設定画面などの表示項目を前記自動調整表示項目として設定しておくことも可能である。
ここで,前記無線信号が前記自動調整表示項目の表示を伴うものでなければ(S2のNo側),当該表示形態制御処理は終了され,前記映像表示装置Xでは,その無線信号に従った処理が実行される。
一方,前記無線信号が前記自動調整表示項目の表示を伴うものである場合には(S2のYes側),処理はステップS3に移行する。ここでは,前記リモコン2のメニューキーが押下されることにより,前記自動調整表示項目である前記メニュー画面の表示が要求されたものとする。
次に,ステップS3(S31〜S36)では,前記制御回路12は,前記リモコン受光部31〜34各々による受光レベルに基づいて,前記リモコン2の位置を検出することにより,前記液晶表示部1に表示される映像を視聴する視聴者の位置を検出するための処理を実行する。ここに,係る処理を実行するときの前記制御回路12が視聴者位置検出手段の一例である。なお,前記リモコン受光部31〜34は,前記リモコン2からの遠隔操作に用いられるリモコン受光部とは別に設けたものであってもよい。
なお,視聴者の位置を検出するための手法はこれに限られるものではない。例えば,超音波センサなどを用いて視聴者の位置を検出することが考えられる。また,視聴者の眼球に赤外線を照射してその反射光を検出する視線検出技術などを利用してもかまわない。
以下,前記ステップS3で実行されるステップS31〜S36について説明する。
(ステップS31〜S34)
まず,前記制御回路12は,前記モニターマイコン13に入力された前記リモコン受光部31の受光素子31a〜31d各々による受光レベルに基づいて,前記リモコン受光部31から見た前記リモコン2の水平方向及び垂直方向の角度を検出する(S31)。
具体的には,前述したように,前記受光素子31a,31bの受光レベルの比によって,前記リモコン2の水平方向の角度を検出し,前記受光素子31c,31dの受光レベルの比によって,前記リモコン2の垂直方向の角度を検出する。
その後,前記制御回路12は,同様に,前記リモコン受光部32〜34から見た前記リモコン2の水平方向及び垂直方向の角度を検出する(S32〜S34)。
ここで,前記リモコン2の位置の検出は,後述するように前記リモコン受光部31〜34のうちのいずれか3つのリモコン受光部を用いて行うことが可能であるため,前記リモコン受光部31〜34のいずれか3つのリモコン受光部から見た前記リモコン2の水平方向及び垂直方向の角度だけを検出してもよい。例えば,前記リモコン受光部31〜34に設けられた受光素子の受光レベルの平均値が高いものから順に3つのリモコン受光部を用いることが考えられる。
(ステップS35)
そして,ステップS35では,前記制御回路12は,前記ステップS31,33で検出された前記リモコン受光部31,34から見た前記リモコン2の水平方向の角度に基づいて,三角測量の手法で前記リモコン2の水平方向の位置を検出する。これにより,前記液晶表示部1から見た視聴者の水平方向の位置及び前記液晶表示部1と視聴者との距離が特定される。
具体的には,前記リモコン受光部31から見た前記リモコン2の方向と,前記リモコン受光部34から見た前記リモコン2の方向との交点が,前記リモコン2の水平方向の位置となる。なお,前記ステップS32,33で検出された前記リモコン受光部32,33から見た前記リモコン2の水平方向の角度に基づいて検出してもよい。
(ステップS36)
一方,ステップS36では,前記制御回路12は,前記ステップS33,34で検出された前記リモコン受光部33,34から見た前記リモコン2の垂直方向の角度に基づいて,三角測量の手法で前記リモコン2の垂直方向の位置を検出する。これにより,前記液晶表示部1から見た視聴者の垂直方向の位置及び前記液晶表示部1と視聴者との距離が特定される。
具体的には,前記リモコン受光部33から見た前記リモコン2の方向と,前記リモコン受光部34から見た前記リモコン2の方向との交点が,前記リモコン2の垂直方向の位置となる。なお,前記ステップS31,32で検出された前記リモコン受光部31,32から見た前記リモコン2の垂直方向の角度に基づいて検出してもよい。
このように,前記ステップS3(S31〜S36)において前記リモコン2の位置を検出することによって視聴者の位置が検出されると,前記制御回路12は,その視聴者の位置に応じて,前記液晶表示部1上の前記メニュー画面の表示位置及び表示サイズを自動的に設定する(S4,S5)。具体的に,前記制御回路12は,前記制御回路12のROM12bなど(表示設定情報記憶手段の一例)に予め記憶された表示設定情報と,銭ステップS3で検出された視聴者の位置とに基づいて前記設定を行う。ここに,前記表示設定情報は,視聴者の位置と,該位置から前記メニュー画面が見やすい前記液晶表示部1上の表示位置や表示サイズとを対応づけたものである。
そして,その設定された表示位置及び表示サイズで前記メニュー画面を前記液晶表示部1に表示させるための指示を前記映像処理部11に対して行う(S6)。これにより,前記映像処理部11は,前記ステップS4,S5で設定された表示位置及び表示サイズで,前記液晶表示部1に前記メニュー画面を表示させる。このとき前記映像表示部11による表示処理は,前記OSD機能を用いたものであっても,該OSD機能を用いないものであってもよい。
以下,視聴者が図5及び図6に示す位置P10,P11に居る場合の表示位置及び表示サイズの設定例について説明する。ここに,図5及び図6の(a)は前記映像表示装置Xを上方から見た要部模式図,(b)は前記映像表示装置Xを側方から見た要部模式図,(c)は視聴者側から見た前記液晶表示部1の表示例を示す図である。
まず,図5を用いて視聴者が位置P10に居る場合について説明する。図5(a),(b)に示すように,前記位置P10は,前記液晶表示部1から見て中央よりも左方向,且つ中央よりも下方向に偏った位置である。
この場合,視聴者から見ると,前記液晶表示部1の右寄り,且つ下寄りの位置が最も見やすい位置となる。そのため,前記制御回路12は,前記メニュー画面の水平方向の表示位置を,視聴者から見て前記液晶表示部1の右寄りの位置となるように設定し,前記メニュー画面の垂直方向の表示位置を,視聴者から見て前記液晶表示部1の下寄りの位置となるように設定する(ステップS4)。
また,視聴者は,前記液晶表示部1に近いほど該液晶表示部1の全体を見渡しにくくなる。そのため,視聴者が前記液晶表示部1に近い場合に,前記メニュー画面を大きく表示させると,視聴者がそのメニュー画面を見づらくなる。一方,視聴者が前記液晶表示部1から離れるほど,視聴者から見える前記液晶表示部1上の映像のサイズは小さくなって見づらくなる。
そこで,前記制御回路12は,視聴者から前記液晶表示部1までの距離に応じて,前記メニュー画面を見やすくなるように該メニュー画面の表示サイズを自動的に設定する(ステップS5)。具体的には,視聴者の位置が前記液晶表示部1に近いほど,前記メニュー画面のサイズが小さく,遠いほど大きくなるように設定される。
そして,前記メニュー画面の表示位置及び表示サイズが調整されると,図5(c)に示すように,前記液晶表示部1に表示される前記メニュー画面M10は,視聴者側から見て右下端部に寄せられ,視聴者が前記メニュー画面全体を見ることができるような小さいサイズで表示される(ステップS6)。
次に,図6を用いて視聴者が位置P11である場合について説明する。
図6(a),(b)に示すように,前記位置P11は,前記液晶表示部1から見て中央よりも右方向,且つ中央よりも上方向に偏った位置である。また,前記位置P11は,前記位置P10よりも前記液晶表示部1から遠い位置である。
この場合,視聴者から見ると,前記液晶表示部1の左寄り,且つ上寄りの位置が見やすい位置となる。そのため,前記制御回路12は,前記メニュー画面の水平方向の表示位置を,視聴者から見て前記液晶表示部1の左寄りの位置となるように設定し,前記メニュー画面の垂直方向の表示位置を,視聴者から見て前記液晶表示部1の上寄りの位置となるように設定する(ステップS4)。
また,前述したように,前記制御回路12は,視聴者から前記液晶表示部1までの距離に応じて,前記メニュー画面を見やすくなるように該メニュー画面の表示サイズを自動的に設定する(ステップS5)。ここでは,前記位置P11が,前記位置P10よりも前記液晶表示部1から遠いため,前記メニュー画面の表示サイズは,前記位置P10のときよりも大きく設定される。
このように設定された表示位置及び表示サイズで前記メニュー画面の表示例を図6(c)に示している。図6(c)に示すように,前記液晶表示部1に表示される前記メニュー画面M11は,視聴者側から見て左上端部に寄せられ,視聴者が見やすいように大きいサイズで表示される(ステップS6)。
以上説明したように,前記映像表示装置Xでは,前記制御回路12によって前記表示形態制御処理が実行されることにより,視聴者の位置に応じてその視聴者から見やすくなるように,前記メニュー画面などの前記自動調整表示項目の表示位置や表示サイズなどが自動的に設定される。ここに,係る表示形態制御処理を実行するときの前記制御回路12が表示形態設定手段に相当する。
従って,視聴者は,表示位置や表示サイズなどを調整するという煩雑な操作を行うことなく,常に見やすい状態で前記メニュー画面などの前記自動調整表示項目の表示を見ることができる。
なお,本実施の形態では,前記メニュー画面の表示位置を上下及び左右の両方向に調整する場合を例に挙げて説明したが,上下又は左右のいずれか一方向だけを調整する構成であってもよく,この場合には,その方向における異なる位置に複数のリモコン受光部を設けておけばよい。
また,前記液晶表示部1が大型である場合には,該液晶表示部1の四隅に前記リモコン受光部31〜34を設けているだけでは,前記リモコン2からの無線信号を3つ以上のリモコン受光部で受信することができない場合が考えられる。そのため,前記液晶表示部1が大型である場合には,該液晶表示部1の周りに設けるリモコン受光部の数を増加させて(例えば6個や8個など),少なくとも3つ以上のリモコン受光部で前記リモコン2からの無線信号を受信することができるように構成することが望ましい。
さらに,前記液晶表示部1の水平方向の中央部近傍に一つだけリモコン受光部を設けておき,該リモコン受光部から見て左方向,右方向,又は中央方向のいずれの方向に前記リモコン2が存在するか,即ち視聴者が前記リモコン受光部から見てどの方向に居るかを検出し,その方向に応じて前記液晶表示部1上における前記自動調整表示項目の表示位置を右,左,中央の3段階に切り換える簡易な構成であってもよい。
ここに,図7は,前記メニュー画面の表示中に前記映像表示装置Xと視聴者との位置関係が変化する場合の前記液晶表示部1上のメニュー画面の表示例を説明するための図である。また,図7の(a)は前記映像表示装置Xを上方から見た要部模式図,(b)は前記映像表示装置Xを側方から見た要部模式図,(c)は視聴者側から見た前記液晶表示部1の表示例を示す図である。
図7に示すように,視聴者が前記位置P10で前記リモコン2を操作して前記メニュー画面M10を表示させた後,前記位置P11まで移動すると,該位置P11からは前記メニュー画面M10が見にくくなる。例えば,視聴者が,前記映像表示装置Xの近くに座った状態(位置P10)から,立ち上がって該映像表示装置Xから離れる場合(位置P11)が想定される。また,逆に,前記位置P11で前記メニュー画面M11を表示させた後,前記位置P10まで移動した場合にも同様に,その位置P10からは前記メニュー画面M11が見にくくなる。
そこで,前記メニュー画面の表示中に視聴者が移動する場合には,その移動に追随して該メニュー画面の表示位置や表示サイズを随時変更することが望ましい。以下,本実施例では,このような構成について説明する。
まず,前記制御回路12は,前記ステップS6(図4参照)の後で,前記リモコン2のメニューキーが押下された状態が継続しているか否かを判断する。ここで,前記メニューキーの押下状態が継続していないと判断された場合には,メニュー画面の表示位置及び表示サイズが確定される。
一方,前記制御回路12は,前記メニューキーの押下状態が継続していると判断した場合には,処理を前記ステップS3に戻す。これにより,前記ステップS3では,前述したように前記リモコン2の位置を特定するための処理が実行され,続くステップS4,S5において,メニュー画面の表示位置及び表示サイズが設定される。そして,前記ステップS6では,その調整後の表示位置及び表示サイズでメニュー画面が表示される。
このように,前記制御回路12が,前記リモコン2のメニューキーが押下されている間,前記ステップS3〜S6の処理を繰り返し実行することによって,図7(c)に示すように,前記リモコン2の移動,即ち視聴者の移動に伴って前記メニュー画面の表示位置及び表示サイズを随時変更させることが可能である。これにより,視聴者は,前記リモコン2のメニューキーを押下しながら移動することで,その移動後の位置においても見やすい状態を維持することができる。
なお,ここでは前記メニューキーの押下状態を継続する場合を例に挙げたが,該メニューキーとは別に移動キーを設けておき,該移動キーの押下状態が継続している場合に上記の処理が実行されることも他の実施例として考えられる。もちろん,前記リモコン2の位置を検出する方法とは別の検出方法で視聴者の位置を検出する場合には,その検出手法によって視聴者の位置の変化を検出して,前記メニュー画面の表示位置及び表示サイズを随時調整すればよい。
本発明は,テレビジョン受像機やディスプレイ装置などの映像表示装置に利用可能である。
本発明の実施の形態に係る映像表示装置の外観図。 本発明の実施の形態に係る映像表示装置のシステム構成の概略を示すブロック図。 本発明の実施の形態に係る映像表示装置に設けられたリモコン受光部を説明するための図。 本発明の実施の形態に係る映像表示装置において実行される表示形態制御処理の手順の一例を説明するためのフローチャート。 本発明の実施の形態に係る映像表示装置において実行される表示形態制御処理よる表示結果の一例を説明するための図。 本発明の実施の形態に係る映像表示装置において実行される表示形態制御処理よる表示結果の一例を説明するための図。 メニュー画面の表示中に映像表示装置と視聴者との位置関係が変化する場合のメニュー画面の表示例を説明するための図。
符号の説明
1:液晶表示部(映像表示部の一例)
2:リモコン(遠隔操作器)
31〜34:リモコン受光部(リモコン受信手段の一例)
31a〜31d,32a〜32d,33a〜33d,34a〜34d:受光素子(受信部の一例)
11:映像処理部
12:制御回路
13:モニターマイコン
S1,S2,…:ステップ(処理手順)
X:映像表示装置

Claims (8)

  1. 入力された映像信号に基づいて映像を表示する映像表示部と,前記映像表示部に表示される映像に関して少なくとも表示位置及び/又は表示サイズを設定する表示形態設定手段とを備えてなる映像表示装置であって,
    前記映像表示部に表示される映像を視聴する視聴者の位置を検出する視聴者位置検出手段を備えてなり,
    前記表示形態設定手段が,予め設定された表示項目の前記映像表示部上の表示位置及び/又は表示サイズを,前記視聴者位置検出手段によって検出された視聴者の位置に応じて設定してなることを特徴とする映像表示装置。
  2. 視聴者の位置と,該位置から前記表示項目が見やすい前記映像表示部上の表示位置及び/又は表示サイズとを対応づけた表示設定情報が予め記憶された表示設定情報記憶手段を更に備えてなり,
    前記表示形態設定手段が,前記視聴者位置検出手段によって検出された視聴者の位置と,前記表示設定情報記憶手段に記憶された前記表示設定情報とに基づいて,前記表示項目の映像表示部上の表示位置及び/又は表示サイズを設定するものである請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 前記表示項目が,当該映像表示装置に関する各種の設定を行うためのメニュー画面である請求項1又は2のいずれかに記載の映像表示装置。
  4. 当該映像表示装置に無線信号を送信することによって当該映像表示装置の遠隔操作を行う遠隔操作器を更に備えてなり,
    前記視聴者位置検出手段が,前記遠隔操作器の位置を検出することにより視聴者の位置を検出するものである請求項1〜3のいずれかに記載の映像表示装置。
  5. 前記遠隔操作器から送信される無線信号を前記映像表示部の水平方向及び/又は垂直方向における異なる位置で受信する複数のリモコン受信手段と,前記リモコン受信手段各々による前記無線信号の受信強度を検出する受信強度検出手段とを更に備えてなり,
    前記視聴者位置検出手段が,前記受信強度検出手段で検出された前記リモコン受信手段各々による前記無線信号の受信強度に基づいて前記遠隔操作器の位置を検出するものである請求項4に記載の映像表示装置。
  6. 前記リモコン受信手段が,水平方向及び/又は垂直方向における異なる方向の所定範囲に無線通信の指向性を有する複数の受信部を備えてなり,
    前記受信強度検出手段が,前記受信部各々による前記無線信号の受信強度を検出するものであって,
    前記視聴者位置検出手段が,前記リモコン受信手段ごとに前記受信強度検出手段で検出された複数の前記受信部による無線信号の受信強度の比に基づいて該リモコン受信手段から前記遠隔操作器に対する角度を検出し,異なる前記リモコン受信手段についての検出角度に基づいて前記遠隔操作器の位置を検出するものである請求項5に記載の映像表示装置。
  7. 前記遠隔操作器が,赤外線によって無線信号を送信するものである請求項4〜6のいずれかに記載の映像表示装置。
  8. 前記表示形態設定手段が,視聴者の移動に伴って前記表示項目の表示位置及び/又は表示サイズを随時変更するものである請求項1〜7のいずれかに記載の映像表示装置。
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EP2779634A3 (en) * 2013-03-14 2015-10-28 LG Electronics, Inc. Video display apparatus and control method thereof

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