JP2008122507A - 画面表示処理装置、映像表示装置、osd表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】マルチ映像画面表示機能とOSD機能とを備えたテレビジョン受像機において、アクティブな映像がメニュー表示の裏に隠れてしまう事態を回避する。
【解決手段】ディスプレイ上に同時に表示される複数の映像のうちアクティブな映像を判定し(ステップS1)、アクティブな映像の位置情報を取得する(ステップS2)。アクティブな映像に対して画面上の余白位置を判定し(ステップS3)、メニュー表示の配置位置を決定する(ステップS4)。アクティブな映像の位置情報に基づき、アクティブな映像との重なりを避けてディスプレイ上にメニュー表示をOSD表示する(ステップS5)。これにより、メニュー表示はアクティブな映像と重ならないので、アクティブな映像がメニュー表示の裏に隠れてしまう事態が回避される。
【選択図】図2
【解決手段】ディスプレイ上に同時に表示される複数の映像のうちアクティブな映像を判定し(ステップS1)、アクティブな映像の位置情報を取得する(ステップS2)。アクティブな映像に対して画面上の余白位置を判定し(ステップS3)、メニュー表示の配置位置を決定する(ステップS4)。アクティブな映像の位置情報に基づき、アクティブな映像との重なりを避けてディスプレイ上にメニュー表示をOSD表示する(ステップS5)。これにより、メニュー表示はアクティブな映像と重ならないので、アクティブな映像がメニュー表示の裏に隠れてしまう事態が回避される。
【選択図】図2
Description
本発明は、液晶テレビ、プラズマテレビ、ブラウン管テレビなどのテレビジョン受像機その他の映像表示装置と、この映像表示装置に適用される画面表示処理装置およびOSD表示方法に関するものである。
従来、この種の映像表示装置においては、画面上の映像表示領域にOSD表示(オンスクリーン表示)を行う際に、映像がOSD(On Screen Display)の裏に隠れてしまってユーザビリティ(作業性、使い勝手)が低下する不具合を避けるべく、OSDが映像に重ならないように制御する映像処理方法(以下、従来技術1と称する。)が提案されていた(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2003−131656号公報
特開平7−274140号公報
しかし、従来技術1では、映像が1つである1映像画面表示が前提となっており、映像が2つ以上であるマルチ映像画面表示は想定されていない。したがって、マルチ映像画面表示に従来技術1を単に適用したとしても、複数の映像のうち、どの映像が操作対象になっているか(アクティブであるか)については考慮されない。その結果、映像が2つ以上になると、その分だけOSD表示の領域が限られるため、例えば、何らかの設定メニューをOSD表示するときに、映像がOSDの裏に隠れた状態で設定を行わないといけない場合が生じる。
本発明は、こうした課題を解決することが可能な、画面表示処理装置、映像表示装置、OSD表示方法を提供することを目的とする。
本発明に係る画面表示処理装置は、ディスプレイ上に複数の映像を同時に表示する機能とOSD機能とを備えた映像表示装置に適用される画面表示処理装置であって、前記ディスプレイ上に同時に表示される複数の映像のうちアクティブな映像を判定するアクティブ判定手段と、前記アクティブな映像との重なりを避けて前記ディスプレイ上にOSDを表示するように指令する画面配置手段とが設けられていることを特徴とする。
また、本発明に係る画面表示処理装置では、前記アクティブな映像の位置情報を取得する位置情報取得手段が設けられ、前記画面配置手段は、前記位置情報に基づいて前記OSDの配置位置を決定することを特徴とする。
また、本発明に係る画面表示処理装置では、前記ディスプレイ上の映像表示領域に対する余白位置を判定する余白位置判定手段が設けられ、前記画面配置手段は、この判定結果に基づいて前記OSDの配置位置を決定することを特徴とする。
また、本発明に係る画面表示処理装置では、前記画面配置手段は、前記OSDを前記複数の映像のうち非アクティブな映像に重ねて表示するように指令することを特徴とする。
また、本発明に係る映像表示装置は、上記画面表示処理装置の画面配置手段からの指令を受けてOSD表示する機能を有することを特徴とする。
また、本発明に係るOSD表示方法は、ディスプレイ上に複数の映像を同時に表示する機能とOSD機能とを備えた映像表示装置に適用されるOSD表示方法であって、前記ディスプレイ上に同時に表示される複数の映像のうちアクティブな映像を判定するアクティブ判定工程と、前記アクティブな映像との重なりを避けて前記ディスプレイ上にOSDを表示する画面配置工程とを含むことを特徴とする。
また、本発明に係るOSD表示方法では、前記アクティブな映像の位置情報を取得する位置情報取得工程を含み、前記画面配置工程において、前記位置情報に基づいて前記OSDの配置位置を決定することを特徴とする。
また、本発明に係るOSD表示方法では、前記ディスプレイ上の映像表示領域に対する余白位置を判定する余白位置判定工程を含み、前記画面配置工程において、この判定結果に基づいて前記OSDの配置位置を決定することを特徴とする。
また、本発明に係るOSD表示方法では、前記画面配置工程において、前記OSDを前記複数の映像のうち非アクティブな映像に重ねて表示することを特徴とする。
また、本発明に係る画面表示処理装置では、前記アクティブな映像の位置情報を取得する位置情報取得手段が設けられ、前記画面配置手段は、前記位置情報に基づいて前記OSDの配置位置を決定することを特徴とする。
また、本発明に係る画面表示処理装置では、前記ディスプレイ上の映像表示領域に対する余白位置を判定する余白位置判定手段が設けられ、前記画面配置手段は、この判定結果に基づいて前記OSDの配置位置を決定することを特徴とする。
また、本発明に係る画面表示処理装置では、前記画面配置手段は、前記OSDを前記複数の映像のうち非アクティブな映像に重ねて表示するように指令することを特徴とする。
また、本発明に係る映像表示装置は、上記画面表示処理装置の画面配置手段からの指令を受けてOSD表示する機能を有することを特徴とする。
また、本発明に係るOSD表示方法は、ディスプレイ上に複数の映像を同時に表示する機能とOSD機能とを備えた映像表示装置に適用されるOSD表示方法であって、前記ディスプレイ上に同時に表示される複数の映像のうちアクティブな映像を判定するアクティブ判定工程と、前記アクティブな映像との重なりを避けて前記ディスプレイ上にOSDを表示する画面配置工程とを含むことを特徴とする。
また、本発明に係るOSD表示方法では、前記アクティブな映像の位置情報を取得する位置情報取得工程を含み、前記画面配置工程において、前記位置情報に基づいて前記OSDの配置位置を決定することを特徴とする。
また、本発明に係るOSD表示方法では、前記ディスプレイ上の映像表示領域に対する余白位置を判定する余白位置判定工程を含み、前記画面配置工程において、この判定結果に基づいて前記OSDの配置位置を決定することを特徴とする。
また、本発明に係るOSD表示方法では、前記画面配置工程において、前記OSDを前記複数の映像のうち非アクティブな映像に重ねて表示することを特徴とする。
本発明によれば、マルチ映像画面表示時において、アクティブな映像がOSDの裏に隠れてしまう事態を回避することができる。したがって、アクティブな映像を見ながらOSD表示に従って容易に調整や確認の作業をすることが可能となり、ユーザビリティが向上する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
<第1の実施の形態>
図1は本発明に係るテレビジョン受像機の第1の実施の形態を示すブロック図、図2は画面表示プログラムの一例を示すフローチャート、図3は同一画面内に2つの映像が表示されている場合の映像位置情報を示す模式図、図4はアクティブな映像に対する画面上の余白のある位置を判定する手順を示す模式図、図5は一方の映像がアクティブな場合の表示状態を例示する模式図、図6は図5とは異なる他方の映像がアクティブな場合の表示状態を例示する模式図である。
図1は本発明に係るテレビジョン受像機の第1の実施の形態を示すブロック図、図2は画面表示プログラムの一例を示すフローチャート、図3は同一画面内に2つの映像が表示されている場合の映像位置情報を示す模式図、図4はアクティブな映像に対する画面上の余白のある位置を判定する手順を示す模式図、図5は一方の映像がアクティブな場合の表示状態を例示する模式図、図6は図5とは異なる他方の映像がアクティブな場合の表示状態を例示する模式図である。
テレビジョン受像機1は、図1に示すように、チューナ2、外部入力端子8、入力切替部3、映像信号/音声信号処理部4、映像/音声出力部5、リモコン13、スピーカ15、ディスプレイ16、画面表示処理装置14を備えている。画面表示処理装置14は、CPU(中央演算処理装置)9、映像表示状態管理部6、映像表示位置管理部7、OSD情報格納部10、OSD表示部11、映像合成処理部12、プログラム格納部17、画面位置情報格納部18、リモコン信号受信部19から構成されている。
そして、チューナ2は、テレビジョン信号を受信する機能を具備している。また、外部入力端子8には、図1に示すように、DVD(デジタル多用途ディスク)プレーヤ、HDR(ハードディスクレコーダ)、VTR(ビデオテープレコーダ)などの外部機器22を接続することができる。また、入力切替部3は、チューナー入力と外部入力とを切り替え、いずれかのAV信号(音声・映像信号)を映像信号/音声信号処理部4に出力する機能を具備している。また、映像信号/音声信号処理部4は、入力切替部3からのAV信号に基づき、映像/音声出力部5にAV信号を出力する機能を具備している。また、映像/音声出力部5は、映像信号/音声信号処理部4からのAV信号に基づき、スピーカ15に音声信号を出力するとともに、映像合成処理部12に映像信号を出力する機能を具備している。
また、CPU9は、図1に示すように、映像表示状態管理部6、映像表示位置管理部7、OSD表示部11に対して種々の制御信号を出力するとともに、テレビジョン受像機1のシステム全体の各種制御を行う。また、映像表示状態管理部6は、CPU9からの制御信号に基づき、映像信号/音声信号処理部4と協働して映像表示状態を管理する機能を具備している。また、映像表示位置管理部7は、CPU9からの制御信号に基づき、映像信号/音声信号処理部4と協働して映像表示位置を管理する機能を具備している。また、OSD情報格納部10には、OSD情報(具体的には、OSD表示用キャラクタ、表示する文字列、色情報、初期表示位置情報など)が読み出し自在に格納されている。また、OSD表示部11には、リモコン13からの操作指令等に基づくCPU9からの制御信号に基づき、OSD情報格納部10からのOSD情報と映像表示位置管理部7からのOSD表示位置情報とが入力される。さらに、映像合成処理部12は、CPU9からの制御信号に基づき、映像/音声出力部5からの映像信号にOSD表示部11からのOSD信号を重ね合わせて合成し、その合成映像信号をディスプレイ16に出力する機能を具備している。
また、プログラム格納部17には、図2に示す画面表示プログラムPRG1が格納されている。
また、画面位置情報格納部18には、ディスプレイ16上に表示されている映像20について、その表示位置情報が格納されている。例えば、図3に示すように、ディスプレイ16上に2つの映像20(20A、20B)が同時に表示されている場合、一方(図3左側)の映像20Aについては、矩形の左上頂点の座標(X1,Y1)および右下頂点の座標(X2,Y2)が格納されており、他方(図3右側)の映像20Bについては、矩形の左上頂点の座標(X3,Y3)および右下頂点の座標(X4,Y4)が格納されている。
また、リモコン信号受信部19は、リモコン13からの信号を受信してCPU9に出力する機能を具備している。
さらに、リモコン13には、テレビジョン受像機1の各種制御用のボタン(図示せず)とともに、図1に示すように、アクティブな映像を特定するための操作切替ボタン13a、OSD(ここでは、以下メニュー表示として説明する。)を表示するためのOSD表示ボタン13bが設けられている。
テレビジョン受像機1は以上のような構成を有するので、図3に示すように、ディスプレイ16上に2つの映像20A、20Bが同時に表示されているとき、つまり2映像画面同時表示のときには、ユーザ(視聴者)がリモコン13の操作切替ボタン13aを押すたびに、2つの映像20A、20Bが交互にアクティブとなる。すなわち、例えば、一方の映像20Aがアクティブ(他方の映像20Bが非アクティブ(インアクティブ))であるときに、操作切替ボタン13aを1回押すと、他方の映像20Bがアクティブ(一方の映像20Aが非アクティブ)となり、さらに操作切替ボタン13aを1回押すと、一方の映像20Aがアクティブ(他方の映像20Bが非アクティブ)に戻る。こうした映像20のアクティブ/非アクティブ切替は、リモコン13からの信号に基づいてCPU9が映像表示状態管理部6に指令するため、映像表示状態管理部6は、いずれの映像20がアクティブであるかを常に認識している。ここで、アクティブな映像20とは、複数映像表示画面上で映像や音声等の調整が可能な対象映像として操作切替ボタン13aにより特定された映像を意味する。
そして、いずれかの映像20(例えば、20A)がアクティブとなった状態で、ディスプレイ16上にメニュー表示を行う際には、ユーザは、リモコン13のOSD表示ボタン13bを押す。すると、リモコン13からOSD表示信号が出力され、リモコン信号受信部19を介してCPU9に入力される。これを受けてCPU9は、図2に示す画面表示プログラムPRG1をプログラム格納部17から読み出し、以下に述べる手順により、この画面表示プログラムPRG1に基づいて画面表示動作を実行する。
まず、CPU9は、映像表示状態管理部6に対して、映像20のアクティブ判定を指令する。これを受けて映像表示状態管理部6は、いずれの映像20がアクティブであるかを判定する(ステップS1)。例えば、映像20Aがアクティブである場合、映像表示状態管理部6は、この映像20Aがアクティブであると判定する。また、映像20Bがアクティブである場合、映像表示状態管理部6は、この映像20Bがアクティブであると判定する。
次に、CPU9は、映像表示位置管理部7に対して、アクティブな映像20の位置情報の取得を指令する。これを受けて映像表示位置管理部7は、アクティブな映像20の位置情報を画面位置情報格納部18から読み出して取得する(ステップS2)。例えば、映像20Aがアクティブである場合、映像表示位置管理部7は、この映像20Aの位置情報、具体的には矩形の左上頂点の座標(X1,Y1)および右下頂点の座標(X2,Y2)を取得する。
次に、CPU9は、映像表示位置管理部7に対して、アクティブな映像20に対して画面上の余白位置の判定を指令する。これを受けて映像表示位置管理部7は、アクティブな映像20の位置情報に基づき、このアクティブな映像20に対して画面上の余白位置を判定する(ステップS3)。すなわち、映像表示位置管理部7は、図4に示すように、横方向については、アクティブな映像20の左上からディスプレイ16の左端までの距離L1と、アクティブな映像20の右下からディスプレイ16の右端までの距離L2とを演算し、これらの距離L1、L2を互いに比較し、大きい方の横領域を決定する。また、縦方向については、アクティブな映像20の左上からディスプレイ16の上端までの距離L3と、アクティブな映像20の右下からディスプレイ16の下端までの距離L4とを演算し、これらの距離L3、L4を互いに比較し、大きい方の縦領域を決定する。そして、横方向と縦方向を組み合わせることにより、ディスプレイ16の左上、右上、左下、右下のいずれかの領域に、アクティブな映像20に対する画面上の余白位置があると判定する。例えば、横方向について距離L2が距離L1より大きく(L1<L2)、かつ縦方向について距離L3が距離L4より大きい場合(L4<L3)には、ディスプレイ16の右上の領域に、アクティブな映像20に対する画面上の余白位置があると判定する。
次に、CPU9は、この判定結果に基づき、映像や音声等の設定用のメニュー表示21の配置位置を決定する(ステップS4)。例えば、ディスプレイ16の右上の領域に、アクティブな映像20に対する画面上の余白位置がある場合、CPU9は、ディスプレイ16の右上の領域をメニュー表示21の配置位置と決定する。
最後に、CPU9は、リモコン13からの操作指令に対応したOSD情報をOSD情報格納部10から読み出し、表示位置情報とともに、OSD表示部11に出力する。映像合成処理部12は、映像/音声出力部5からの映像出力とOSD表示部11からのメニュー表示情報とを合成してディスプレイ16に出力する(ステップS5)。これにより、ディスプレイ16上にはアクテイブな映像と、アクテイブな映像に対する余白位置にメニュー表示21がOSD表示される。
このとき、メニュー表示21は、ディスプレイ16上の所定の配置位置、つまりアクテイブな映像に対する余白位置にOSD表示されるので、アクティブな映像20と重なることはない。例えば、一方の映像20Aがアクティブな場合、メニュー表示21は、図5に示すように、このアクティブな映像20Aとは重ならない。また、他方の映像20Bがアクティブな場合、メニュー表示21は、図6に示すように、このアクティブな映像20Bとは重ならない。
このように、メニュー表示21はアクティブな映像20と重ならないので、アクティブな映像20がメニュー表示21の裏に隠れてしまう事態を回避することができる。したがって、ユーザはアクティブな映像20を見ながらメニュー表示21で容易に設定作業を行うことが可能となり、ユーザビリティが向上する。こうしたユーザビリティの向上は、特にアクティブな映像20を見ながら決めるべき項目(例えば、アクティブな映像20の明るさ、色合い、コントラストなど)を設定するときに重宝する。
ここで、画面表示プログラムPRG1に基づく画面表示動作が終了する。
<その他の実施の形態>
上述の実施の形態においては、操作対象であるアクティブな映像20との重なりを避けてメニュー表示21をOSD表示させる場合について説明したが、メニュー表示21のOSD表示を行う際に、図5に示すように、アクティブな映像20Aとの重なりを避けるのみならず、操作対象外である非アクティブな映像20Bの上に重ねるようにしても構わない。この場合、CPU9は、アクティブな映像20Aおよび非アクティブな映像20Bの位置情報に基づき、アクティブな映像20Aとの重なりを避けつつ、非アクティブな映像20Bの上に重なるように、メニュー表示21の配置位置を決定する。すると、非アクティブな映像20Bがメニュー表示21の裏に隠れるので、2つの映像20A、20Bのいずれがアクティブであるのかが明確となり、ユーザビリティが一層向上する。
上述の実施の形態においては、操作対象であるアクティブな映像20との重なりを避けてメニュー表示21をOSD表示させる場合について説明したが、メニュー表示21のOSD表示を行う際に、図5に示すように、アクティブな映像20Aとの重なりを避けるのみならず、操作対象外である非アクティブな映像20Bの上に重ねるようにしても構わない。この場合、CPU9は、アクティブな映像20Aおよび非アクティブな映像20Bの位置情報に基づき、アクティブな映像20Aとの重なりを避けつつ、非アクティブな映像20Bの上に重なるように、メニュー表示21の配置位置を決定する。すると、非アクティブな映像20Bがメニュー表示21の裏に隠れるので、2つの映像20A、20Bのいずれがアクティブであるのかが明確となり、ユーザビリティが一層向上する。
上述の実施の形態においては、マルチ映像画面表示の一例として2映像画面同時表示を取り上げて説明したが、2映像画面同時表示以外のマルチ映像画面表示(例えば、4映像画面同時表示、9映像画面同時表示など)に本発明を同様に適用することも勿論できる。
上述の実施の形態においては、OSDとして設定用のメニュー表示21を取り上げて説明したが、OSDは設定用のメニュー表示21に限定されるわけではない。例えば、チャンネル番号表示や、オンタイマー、オフタイマー、録画予約などの設定確認用や、アクティブな映像20の関連情報やEPG等であっても構わない。
上述の実施の形態においては、映像表示装置の一例としてテレビジョン受像機1を取り上げて説明したが、ディスプレイ16上に複数の映像20を同時に表示する機能とOSD機能とを備えているものである限り、テレビジョン受像機1以外の映像表示装置(例えば、メディアプレーヤ、ポータブルAVプレーヤ、パーソナルコンピュータ、ゲーム機、携帯電話など)に本発明を同様に適用することも可能である。
1……テレビジョン受像機(映像表示装置)
2……チューナ
3……入力切替部
4……映像信号/音声信号処理部
5……映像/音声出力部
6……映像表示状態管理部(アクティブ判定手段)
7……映像表示位置管理部(位置情報取得手段、余白位置判定手段)
8……外部入力端子
9……CPU
10……OSD情報格納部
11……OSD表示部(画面配置手段)
12……映像合成処理部
13……リモコン
13a……操作切替ボタン
13b……OSD表示ボタン
14……画面表示処理装置
15……スピーカ
16……ディスプレイ
17……プログラム格納部
18……画面位置情報格納部
19……リモコン信号受信部
20……映像
21……メニュー表示(OSD)
22……外部機器
PRG1……画面表示プログラム
2……チューナ
3……入力切替部
4……映像信号/音声信号処理部
5……映像/音声出力部
6……映像表示状態管理部(アクティブ判定手段)
7……映像表示位置管理部(位置情報取得手段、余白位置判定手段)
8……外部入力端子
9……CPU
10……OSD情報格納部
11……OSD表示部(画面配置手段)
12……映像合成処理部
13……リモコン
13a……操作切替ボタン
13b……OSD表示ボタン
14……画面表示処理装置
15……スピーカ
16……ディスプレイ
17……プログラム格納部
18……画面位置情報格納部
19……リモコン信号受信部
20……映像
21……メニュー表示(OSD)
22……外部機器
PRG1……画面表示プログラム
Claims (9)
- ディスプレイ上に複数の映像を同時に表示する機能とOSD機能とを備えた映像表示装置に適用される画面表示処理装置であって、
前記ディスプレイ上に同時に表示される複数の映像のうちアクティブな映像を判定するアクティブ判定手段と、
前記アクティブな映像との重なりを避けて前記ディスプレイ上にOSDを表示するように指令する画面配置手段と
が設けられていることを特徴とする画面表示処理装置。 - 前記アクティブな映像の位置情報を取得する位置情報取得手段が設けられ、
前記画面配置手段は、前記位置情報に基づいて前記OSDの配置位置を決定することを特徴とする請求項1に記載の画面表示処理装置。 - 前記ディスプレイ上の映像表示領域に対する余白位置を判定する余白位置判定手段が設けられ、
前記画面配置手段は、この判定結果に基づいて前記OSDの配置位置を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の画面表示処理装置。 - 前記画面配置手段は、
前記OSDを前記複数の映像のうち非アクティブな映像に重ねて表示するように指令することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画面表示処理装置。 - 請求項1乃至4のいずれかに記載の画面表示処理装置の画面配置手段からの指令を受けてOSD表示する機能を有することを特徴とする映像表示装置。
- ディスプレイ上に複数の映像を同時に表示する機能とOSD機能とを備えた映像表示装置に適用されるOSD表示方法であって、
前記ディスプレイ上に同時に表示される複数の映像のうちアクティブな映像を判定するアクティブ判定工程と、
前記アクティブな映像との重なりを避けて前記ディスプレイ上にOSDを表示する画面配置工程と
を含むことを特徴とするOSD表示方法。 - 前記アクティブな映像の位置情報を取得する位置情報取得工程を含み、
前記画面配置工程において、前記位置情報に基づいて前記OSDの配置位置を決定することを特徴とする請求項6に記載のOSD表示方法。 - 前記ディスプレイ上の映像表示領域に対する余白位置を判定する余白位置判定工程を含み、
前記画面配置工程において、この判定結果に基づいて前記OSDの配置位置を決定することを特徴とする請求項6または7に記載のOSD表示方法。 - 前記画面配置工程において、
前記OSDを前記複数の映像のうち非アクティブな映像に重ねて表示することを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載のOSD表示方法。
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