JP2009144478A - 建物 - Google Patents

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Abstract

【課題】車庫スペースを有効活用することができる建物を提供すること。
【解決手段】住宅10には、居室や廊下などの居住スペース11に隣接させて車庫12が設けられている。車庫12は、住宅10に一体的に設けられた付属車庫となっている。車庫12は固定仕切壁13,14,15により仕切られてなり、車庫スペース16を有している。この場合に、車庫スペース16にはガイド用レール31が設けられているとともに、ガイド用レール31に沿って移動可能なように複数の可動仕切壁21が設けられている。当該複数の可動仕切壁21を移動させることにより、車庫スペース16が複数のスペースに仕切られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、固定仕切壁により周面が規定された車庫スペースを有する付属車庫を備えた、又は固定仕切壁により周面が規定された車庫スペースを有する車庫からなる建物に関するものである。
従来より、建物内に車庫が設置された車庫付き建物が知られている。建物に対して敷地の広さに余裕がない場合、建物から独立した車庫を敷地内に設置することが困難になると考えられるが、付属車庫が採用されることで、建物と同じ敷地内に車庫を設置することが可能となる。
上記のような付属車庫として例えば特許文献1では、ユニット建物に付属車庫を適用した構成が開示されている。当該ユニット建物では、車庫部と居室部との境界に間仕切壁が設けられた建物ユニットが用いられており、従来のように別個の車庫設置のための工事施工を行う必要がなく、ユニット建物の特徴である工期短縮等の利点が阻害されないようになっている。
特開平8−253971号公報
ここで、自動車の買い替えサイクルは建物の建て替えサイクルに比べ短いものであり、これに対応させるべく付属車庫の車庫スペースは様々な大きさの自動車に対応可能なように比較的広く確保されている。当該事情において、住人の所有する自動車が車庫スペースの広さに比べ小さいものとなることがあり、このような場合、車庫スペースの一部は空きスペースとなる。また、付属車庫の車庫スペースは自動車が出庫した場合にも、空きスペースとなる。
なお、上記のように車庫スペースに空きスペースが生じることはユニット建物以外の建物においても同様であり、さらにまた付属車庫以外の車庫においても同様である。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、車庫スペースを有効活用することができる建物を提供することを目的とするものである。
以下、上記課題を解決するのに有効な手段等につき、必要に応じて作用、効果等を示しつつ説明する。
第1の発明は、固定仕切壁により周面が規定された車庫スペースを有する付属車庫を備えており、又は固定仕切壁により周面が規定された車庫スペースを有する車庫からなる建物であって、前記車庫スペース内において移動可能に設けられ、前記車庫スペースを複数のスペースに仕切る可動仕切壁を備えている。
本構成によれば、車庫スペースにおいて空きスペースが生じた場合にはそのスペースを可動仕切壁により仕切ることで、車庫スペースの車両出入口側のスペースに対して離間されたスペースを形成することが可能となる。これにより、上記空きスペースを屋内スペースとして活用し易くなり、当該空きスペースの有効活用を図ることができる。
なお、単一の可動仕切壁により車庫スペースを複数のスペースに仕切る機能が果たされる構成としてもよく、複数の可動仕切壁により車庫スペースを複数のスペースに仕切る機能が果たされる構成としてもよい。
第2の発明では、前記可動仕切壁は、前記車庫スペース内において車両出入口から連続した外側スペースと、当該外側スペースを介して前記車両出入口から離間された内側スペースと、に仕切ることが可能なように設けられているとともに、前記車庫スペース内に車両が入庫する場合に、前記車庫スペースを仕切らない位置又は前記外側スペースにおいて前記車両を駐車するためのスペースが確保される位置に配置可能に設けられている。これにより、可動仕切壁により車庫スペースを複数のスペースに仕切ることを可能とした構成において、車両の入庫に応じて車庫スペース内に車両の駐車スペースを確保することができる。
第3の発明では、前記可動仕切壁は、前記車庫スペース内から車両が出庫した場合に、前記内側スペースを形成する位置又は前記内側スペースを拡張する位置に配置可能に設けられている。これにより、車両の出庫に応じて、空きスペースを内側スペースとして可動仕切壁により仕切ることができ、車両が出庫している状況における車庫スペースの有効活用を図ることができる。
第4の発明では、前記車両の入出庫を検知する検知手段と、前記可動仕切壁を移動させる駆動手段と、前記検知手段の検知結果に基づいて、前記可動仕切壁が前記車両の入庫状況に対応した位置に移動するように前記駆動手段を駆動制御する駆動制御手段と、を備えている。本構成を上記第2の発明に適用した場合、可動仕切壁により車庫スペースを複数のスペースに仕切ることを可能とした構成において、車両の入庫に応じて自ずと車庫スペース内に車両の駐車スペースが確保されることとなり、利便性が向上する。また、本構成を上記第3の発明に適用した場合、車両が出庫し車庫スペースが空きスペースとなった場合には自ずと、内側スペースが形成される又は内側スペースが拡張される。これにより、空きスペースを屋内スペースとして活用し易くした構成において、可動仕切壁による空きスペースの仕切動作が車両の出庫に応じて行われるため、利便性が向上する。
第5の発明では、前記可動仕切壁は、前記車庫スペース内において車両出入口と当該車両出入口に対向する固定仕切壁との間で移動可能に設けられており、さらに前記車両出入口を向く側の壁面に表示部を備えており、前記車庫スペース内に入庫する車両の幅方向の駐車位置を明示するように前記表示部を表示制御する表示制御手段をさらに備えている。これにより、可動仕切壁は車庫スペースを複数のスペースに仕切る機能だけでなく駐車支援を行う機能をも有することとなり、可動仕切壁の多機能化が図られる。
第6の発明では、前記可動仕切壁は、前記車庫スペース内において車両出入口から連続した外側スペースと、当該外側スペースを介して前記車両出入口から離間された内側スペースと、に仕切ることが可能なように設けられており、前記可動仕切壁が前記内側スペースを形成するように移動する場合又は前記可動仕切壁が前記内側スペースを拡張するように移動する場合の少なくとも一方において、当該可動仕切壁の移動に合わせて所定の収容領域から引き出され、前記内側スペースの床面を上方から覆う床材を備えている。これにより、空きスペースとして可動仕切壁により仕切られる内側スペースの床面には床材が敷かれることとなるため、上記空きスペースを屋内スペースとして活用し易くなる。また、床材は可動仕切壁の移動に合わせて引き出され、当該床材を敷くための作業を要することなく、上記効果を得ることができる。
第7の発明では、前記可動仕切壁は、前記車庫スペース内を移動する場合に前記車庫スペースの床面の清掃を可能とする清掃手段を備えている。これにより、可動仕切壁は車庫スペースを複数のスペースに仕切る機能だけでなく移動に際して車庫スペースの床面を清掃する機能をも有することとなり、可動仕切壁の多機能化が図られる。
第8の発明では、前記車庫スペースの天井部又は床部に、前記可動仕切壁の移動をガイドするガイド用レールを備えている。これにより、可動仕切壁の移動はガイド用レールに沿って行われ、可動仕切壁の配置を良好に行うことができる。
第9の発明では、前記ガイド用レールは、前記天井部又は前記床部において所定方向に延びるレールと当該所定方向に対して交差する方向に延びるレールとが組み合わされていることによりグリッド状に形成されている。これにより、可動仕切壁の移動がガイド用レールに沿って行われる構成において、可動仕切壁を配置する位置の自由度が高められ、車庫スペースを複数のスペースに仕切る場合の態様の多様化が図られる。
なお、前記ガイド用レールは、車両出入口を基準として前記車庫スペースの奥行き方向に延びる奥行き方向レールを複数列備えているとともに、当該奥行き方向に対して直交する方向に延びる幅方向レールを複数列備えており、これら奥行き方向レートと幅方向レールとがそれぞれ交差していることにより前記グリッド状に形成された構成としてもよい。
第10の発明では、前記ガイド用レールは、前記車庫スペースの天井部に設けられており、前記可動仕切壁は前記ガイド用レールに吊り下げ状態でガイドされる吊り下げ部を備え、その吊り下げ部を含む上下方向軸線を中心として前記可動仕切壁が回動可能とされている。本構成によれば、ガイド用レールに沿って移動可能であるとともに、縦軸回動可能に設けられているため、可動仕切壁により車庫スペースを複数のスペースに仕切る場合に可動仕切壁の配置位置及び向き等の調整の自由度が高められ、車庫スペースを複数のスペースに仕切る作業を円滑に行うことができる。また、可動仕切壁はガイド用レールに吊り下げられているため、上記のように縦軸回動も可能とした構成において、可動仕切壁は自重により鉛直方向に起立した姿勢が維持される。
第11の発明では、前記可動仕切壁は、前記車庫スペースの床部との当接により前記可動仕切壁をその配置されている位置において固定する固定位置と、当該固定を行わない固定解除位置とに移動可能に設けられた固定部材を備えている。本構成によれば、可動仕切壁を所望の位置に移動させた後に固定部材を固定位置に移動させることで、当該可動仕切壁をその配置された位置にて固定することができる。これにより、天井部に設けられたガイド用レールに可動仕切壁が吊り下げられた構成において、可動仕切壁の配置を良好に行うことができる。
第12の発明では、前記固定部材は、前記可動仕切壁の幅方向の全体又は略全体に亘って形成されており、前記固定位置において前記可動仕切壁と前記床部との間の隙間を閉塞又は略閉塞するものである。天井部に設けられたガイド用レールに可動仕切壁が吊り下げられた構成においては、当該可動仕切壁と車庫スペースの床面との間には隙間が生じることとなる。これに対して本構成によれば、可動仕切壁をその配置された位置にて固定した状態においては、可動仕切壁と車庫スペースの床面との間の隙間が閉塞又は略閉塞される。これにより、可動仕切壁により仕切られたスペース間の通気性を低減させることが可能となる。よって、例えば駐車スペースに対して空きスペースを可動仕切壁により仕切るようにした場合に、駐車スペースに停車している車両から排出された排気ガスが上記空きスペース側に流入しづらくなる。
第13の発明では、前記ガイド用レールが天井部にて上記のようにグリッド状に形成された構成において、前記車庫スペースの床部に、前記ガイド用レールに対応させてグリッド状に形成された固定用溝を備え、前記固定部材を前記固定位置に移動させた場合に当該固定部材が前記固定用溝内に入り込むことにより前記可動仕切壁が固定される。本構成によれば、可動仕切壁の固定に際して固定用溝に固定部材が入り込む構成であり、固定部材が入り込んだ状態においては固定部材と固定用溝の内面とが当接することで可動仕切壁の移動が規制される。これにより、固定部材が平坦な床面に接することで固定が行われる構成に比べ、可動仕切壁の固定を強固に行うことが可能となる。
第14の発明では、前記可動仕切壁は複数設けられており、それら複数の可動仕切壁が側部同士を重ね合わせるように配置されることで前記車庫スペース内が複数のスペースに仕切られる構成であり、前記可動仕切壁の側部は、前記車庫スペース内を複数のスペースに仕切る場合に、隣り合う可動仕切壁の側部同士が当該可動仕切壁の厚み方向に重なり合うように形成されている。本構成によれば、隣り合う可動仕切壁間の境界は、可動仕切壁の厚み方向に貫通するのではなく、可動仕切壁の幅方向に迂回した形状となる。これにより、当該境界の通気性を低減させることが可能となる。よって、例えば駐車スペースに対して空きスペースを可動仕切壁により仕切るようにした場合に、駐車スペースに停車している車両から排出された排気ガスが上記空きスペース側に流入しづらくなる。
第15の発明では、前記可動仕切壁の少なくとも一方の側部には、前記車庫スペース内を複数のスペースに仕切る場合に、前記可動仕切壁の厚み方向に重なり合う各側部により挟み込まれた状態となるパッキンを備えている。本構成によれば、境界部分にはパッキンが設けられているため、当該境界の通気性をより低減させることが可能となる。これにより、例えば駐車スペースに対して空きスペースを可動仕切壁により仕切るようにした場合に、駐車スペースに停車している車両から排出された排気ガスが上記空きスペース側に流入しづらくなる。
第16の発明では、前記可動仕切壁は、前記車庫スペース内において車両出入口から連続した外側スペースと、当該外側スペースを介して前記車両出入口から離間され且つ前記車庫スペースに隣接した屋内スペースへ通じる屋内側出入口から連続した内側スペースとに仕切ることが可能なように設けられている。本構成によれば、車庫スペースにおける空きスペースとして可動仕切壁により仕切られた内側スペースは屋内側出入口から連続したスペースであるため、当該内側スペースを屋内スペースとして活用し易くなる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明に関わる第1の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、住宅10の一階部分における構成の一部を示す横断面図である。
図1に示すように、建物としての住宅10には、居室や廊下などの居住スペース11に隣接させて車庫(ガレージ)12が設けられている。車庫12は、住宅10に一体的に設けられた付属車庫(インナガレージ)となっている。車庫12は固定仕切壁13,14,15により仕切られてなり、車庫スペース16を有している。換言すれば、車庫12は固定仕切壁13〜15により周面が規定されて設けられた車庫スペース16を有している。車庫スペース16は平面視で四角形状又は矩形状のスペースであり、自動車(車両)の駐車が可能な広さを有している。
車庫12には、車庫スペース16と屋外との間を出入するための屋外側出入口17が形成されている。なお、図示は省略するが、屋外側出入口17は一の固定仕切壁に対して形成されており、さらに屋外側出入口17には周知のシャッタ装置が設けられている。屋外側出入口17を通じて、車庫スペース16に対する車両の入出庫が行われる。また、車庫スペース16を仕切る固定仕切壁13〜15のうち屋外側出入口17と対向する固定仕切壁13には、車庫12に隣接した居住スペース11と車庫スペース16との間を出入するための屋内側出入口18が形成されており、屋内側出入口18には開閉扉19が設けられている。
車庫12は、車庫スペース16を必要に応じて複数のスペースに仕切るための車庫スペース活用システム20を備えている。そこで、以下に当該車庫スペース活用システム20について詳細に説明する。なお、以下の説明では、図1に加え図2及び図3も適宜参照する。図2は車庫スペース活用システム20を説明するための説明図、図3(a),(b)は車庫スペース活用システム20の可動仕切壁21を説明するための説明図であり、図3(a)は可動仕切壁21及びその周囲の構成の縦断面を示し、図3(b)は可動仕切壁21の横断面を示す。
図1に示すように、車庫スペース16には複数の可動仕切壁21が設けられている。各可動仕切壁21は全て同一のものであり、板状の壁パネル22を備えている。壁パネル22の高さ寸法は、車庫スペース16の床面23から天井面24までの距離と略同一、詳細にはそれよりも若干短くなっている。壁パネル22の上面には、図2等に示すように、ガイド用部材25が設けられており、当該ガイド用部材25は車庫スペース16の天井面24に設けられたガイド用レール31内に入り込んでいる。
ガイド用レール31は、車庫スペース16内において可動仕切壁21の移動をガイドするためのものである。当該ガイド用レール31として、図1の二点鎖線で示すように、屋内側出入口18と屋外側出入口17との間の奥行き方向の全体に亘って直線的に延びるよう形成された奥行き方向レール32を備えているとともに、当該奥行き方向に対して直交する車庫スペース16の幅方向の全体に亘って直線的に延びるよう形成された幅方向レール33を備えている。
奥行き方向レール32は車庫スペース16の幅方向に等間隔で複数本(具体的には、6本)並設されており、これら奥行き方向レール32は全て平行となっている。また、幅方向レール33は車庫スペース16の奥行き方向に等間隔で複数本(具体的には、11本)並設されており、これら幅方向レール33は全て平行となっている。そして、各奥行き方向レール32と各幅方向レール33とは直交している。つまり、ガイド用レール31は、図1の二点鎖線で示すように、天井面24を格子状(グリッド状)に区画するようにして形成されている。ちなみに、奥行き方向レール32間の距離Xは、幅方向レール33間の距離Yと同一となっている。また、壁パネル22の幅寸法Wは、奥行き方向レール32間の距離X(又は幅方向レール33間の距離Y)を自然数倍(具体的には、2倍)した大きさと同一又はそれよりも若干小さい程度となっている。
ガイド用レール31は床面23に向けて開放された溝状に形成されている。そして、当該ガイド用レール31の溝内に可動仕切壁21の上記ガイド用部材25が入り込んでおり、可動仕切壁21は基本的にガイド用レール31に吊り下げられた状態となっている。
当該構成について詳細には、ガイド用部材25は、図3(a)に示すように、壁パネル22の幅方向の中央において当該壁パネル22の上面から上方に突出させて設けられた軸部26と、当該軸部26の先端に固定された円盤27と、を備えており、円盤27の軸線は軸部26と同一軸線上に位置している。円盤27はガイド用レール31内に入り込んでおり、当該ガイド用レール31には円盤27が抜け落ちないように、床面23に向けて開放された側を幅狭とする段差部34が形成されている。また、段差部34上に円盤27の底面が載った状態となっており、この状態において壁パネル22の下端面は床面23に達しておらず、上記のとおり可動仕切壁21は基本的にガイド用レール31に吊り下げられた状態となっている。なお、ガイド用レール31の一端には着脱用の開口が形成されており、当該開口を通じてガイド用レール31への可動仕切壁21の装着及びガイド用レール31からの可動仕切壁21の離脱が行われる。
ガイド用レール31内において円盤27は摺動自在となっており、これにより可動仕切壁21はガイド用レール31に沿って移動可能となっている。具体的には、可動仕切壁21は奥行き方向レール32に沿って移動可能であるとともに、幅方向レール33に沿って移動可能である。また、ガイド用部材25において軸部26の長さ寸法は壁パネル22の上端面の位置がガイド用レール31よりも若干下方の位置となるように設定されているため、奥行き方向レール32及び幅方向レール33の任意の位置において、可動仕切壁21はガイド用部材25の軸部26の延びる方向を回動軸として縦軸回動可能となっている。また、奥行き方向レール32と幅方向レール33との交差部分に可動仕切壁21を移動させることで、いずれか一方のレール32,33に沿って移動する状態から他方のレール32,33に沿って移動する状態に切り替えることができる。
なお、ガイド用レール31内における円盤27の摺動を円滑なものとするために、円盤27の周面又はガイド用レール31の内周面の少なくとも一方に低摩擦層をコーティングしてもよく、両者のうち少なくとも一方を低摩擦材料により形成してもよい。また、ガイド用部材25は上記のものに限定されることはなく、例えばガイド用部材25として、ガイド用レール31の段差部34上を転がる車輪を備えた構成としてもよい。
次に、可動仕切壁21をガイド用レール31に沿って移動させた後に車庫スペース16内において固定するための構成を説明する。
図2に示すように、車庫スペース16の底面には固定用レール35が形成されている。固定用レール35はガイド用レール31を車庫スペース16の床面23に対して鉛直下方に投影させた位置に形成されている。つまり、固定用レール35はガイド用レール31と同様に奥行き方向レールと幅方向レールとを備えており、固定用レール35の奥行き方向レールはガイド用レール31の奥行き方向レール32と上下に対向しているとともに、固定用レール35の幅方向レールはガイド用レール31の幅方向レール33と上下に対向している。固定用レール35は上方に開放された溝状に形成されている。
固定用レール35に対応させて、図3(a)に示すように、可動仕切壁21には固定部材36が設けられている。固定部材36は、可動仕切壁21における壁パネル22の底面において上方に凹ませて形成された収容溝37から出没可能に設けられている。詳細には、収容溝37は壁パネル22の底面において壁パネル22の幅方向の略全体に亘って形成されており、これに対応させて固定部材36も壁パネル22の幅方向の略全体に亘って形成されている。なお、収容溝37及び固定部材36が壁パネル22の幅方向の全体に亘って形成された構成としてもよい。
固定部材36は、収容溝37内に収容された収容位置と、収容溝37から下方に突出した突出位置とにスライド移動可能に設けられている。この場合に、可動仕切壁21は、固定操作手段として、壁パネル22の一方のパネル面から外方に突出するようにして設けられた操作レバー38と、壁パネル22に内蔵されたリンク機構39と、を備えており、操作レバー38はリンク機構39を介して固定部材36と連結されている。操作レバー38を上方又は下方に手動操作することにより、固定部材36を収容位置又は突出位置に移動させることができる。
固定部材36の全体が固定用レール35の上方に位置している状態において固定部材36の位置が突出位置となることで、当該固定部材36が固定用レール35内に入り込む。この状態においては可動仕切壁21を縦軸回動させようとしても、固定部材36が固定用レール35の内周面に当接することで、当該縦軸回動が規制される。また、固定部材36の位置を固定用レール35の底部に当接した状態とすることで、固定部材36と固定用レール35の底部との摩擦により可動仕切壁21のガイド用レール31に沿った移動が規制される。これにより、可動仕切壁21をガイド用レール31に沿って移動させた後に車庫スペース16において固定することができる。
次に、可動仕切壁21を用いて車庫スペース16を複数のスペースに仕切った状態について説明する。以下の説明では、図2及び図3に加え図4も適宜参照する。図4(a),(b)は車庫スペース16を複数のスペースに仕切った状態を説明するための説明図である。なお、図4(a),(b)においては、便宜上、ガイド用レール31及び固定用レール35を省略して示す。
可動仕切壁21は、既に説明したように、車庫スペース16内に複数設けられている。具体的には、可動仕切壁21は5枚設けられている。車庫スペース16を複数のスペースに仕切る場合には、図4(a),(b)に示すように、複数の可動仕切壁21を側部同士が接するように並べることでスペースの仕切りが行われる。この場合、各可動仕切壁21の相互の連結は合决り部41を用いて行われている。
詳細には、可動仕切壁21における壁パネル22の側部は、図2に示すように、壁パネル22の厚みを約半分切除したような形状となっている。つまり、壁パネル22の側部には、一方のパネル面に対して面一となっているのに対して他方のパネル面に対して段差状となった合决り部41が一体形成されている。この場合、その段差寸法は、壁パネル22の厚み寸法の半分となっている。合决り部41は壁パネル22の両側部にそれぞれ形成されているが、各合决り部41において段差対象となっているパネル面はそれぞれ異なっている。そして、図3(b)に示すように、各可動仕切壁21の連結は、対応する合决り部41同士が壁パネル22の厚み方向に重なり合うように行われている。これにより、隣接する可動仕切壁21の境界が、可動仕切壁21の幅方向に迂回した形状となり、可動仕切壁21を用いて車庫スペース16を複数のスペースに仕切った場合の両スペース間の通気性を低減することが可能となる。なお、可動仕切壁41の連結方法は、合决りはぎと、実はぎと、を合わせることで行うようにしてもよい。
また、両側部にある合决り部41のうち少なくとも一方には、図3(b)に示すように、可動仕切壁21の連結に際して他の合决り部41と重なり合う面に、合成ゴムなどの弾性体により形成されたパッキン42が設けられている。当該パッキン42は合决り部41の縦方向の全体に亘って設けられており、各可動仕切壁21を連結した場合には重なり合う各合决り部41によりパッキン42が挟み込まれ、当該パッキン42が圧縮された状態となる。これにより、通気性を低減させる効果が高められている。
上記のように各可動仕切壁21が連結される構成において、図4(a)に示すように、可動仕切壁21の幅寸法は、当該可動仕切壁21を横並びで複数(具体的には、3枚)連結した場合に、車庫スペース16の幅寸法と同一又はそれよりも若干小さい寸法となるように設定されている。したがって、図4(a)に示すように可動仕切壁21を配置することで、車庫スペース16を2つのスペース45,46に仕切ることができる。
仕切られた2つのスペース45,46のうち、一方は屋外側出入口17に通じる外側スペース45であり、自動車47をスペース内において駐車させることが可能な広さを有している。また、他方は、固定仕切壁13,15と可動仕切壁21とにより仕切られてなり、屋内側出入口18に通じる内側スペース46である。この場合、上記のように可動仕切壁21が配置されていることにより、内側スペース46は外側スペース45に対して隔離されており、内側スペース46を外側スペース45とは別空間として利用することができる。これにより、車庫スペース16の一部である内側スペース46を屋内スペースとして活用し易くなる。内側スペース46は倉庫、作業室又は食品庫などとして有効活用することができ、外側スペース45から内側スペース46内に配置された物を視認することができないため、外観上も良好なものとなる。
なお、車庫スペース16に駐車される自動車の大きさや、車庫スペース16の利用目的に応じて、図4(b)に示すように可動仕切壁21を配置することによっても、車庫スペース16を2つのスペース45,46に仕切ることができる。この場合、外側スペース45は、自動車などの四輪車の駐車スペースと、自転車などの二輪車48の駐車スペースとを有している。
ここで、上記のとおり並設される可動仕切壁21の連結部分は上記のとおり通気性を低減させる構成が設けられている。さらに、上記のとおり可動仕切壁21における壁パネル22の高さ寸法は車庫スペース16の床面23から天井面24までの距離と略同一となっているとともに、可動仕切壁21の固定状態においては当該可動仕切壁21の幅方向の全体に亘って形成された固定部材36が壁パネル22の底面から下方に突出し固定用レール35内に入り込んだ状態となる。つまり、車庫スペース16の床面23及び天井面24に対する可動仕切壁21との間の隙間も極力生じないように構成されている。したがって、外側スペース45と内側スペース46との間の通気性が低減されている。これにより、外側スペース45に停車している自動車47からの排気ガスが内側スペース46内に極力入り込まないようになっている。
以上詳述した本実施の形態によれば、以下の優れた効果を奏する。
車庫スペース16に可動仕切壁21を設けたことにより、車庫スペース16において空きスペースが生じた場合にはそのスペースを可動仕切壁21により仕切ることができ、車庫スペース16の屋外側出入口17に対して離間された内側スペース46を形成することが可能となる。これにより、上記空きスペースを屋内スペースとして活用し易くなり、当該空きスペースの有効活用を図ることができる。また、当該内側スペース46として、外側スペース45を介して屋外側出入口17から離間され且つ車庫スペース16に隣接した居住スペース11へ通じる屋内側出入口18から連続したスペースを形成することで、当該内側スペース46を屋内スペースとして活用し易くなる。
可動仕切壁21を車庫スペース16の天井面24に設けられたガイド用レール31に吊り下げた状態で設け、さらにその吊り下げられた状態においてガイド用レール31に沿って移動可能であるとともに縦軸回動可能に設けた。これにより、可動仕切壁21により車庫スペース16を複数のスペースに仕切る場合に可動仕切壁21の配置位置及び向き等の自由度が高められ、車庫スペース16を複数のスペースに仕切る作業を円滑に行うことができる。また可動仕切壁21はガイド用レール31に吊り下げられた状態であるため、上記のように縦軸回動も可能とした構成において可動仕切壁21は自重により鉛直方向に起立した姿勢が維持され、移動操作や回動操作を比較的安定した状態で行うことができる。
ガイド用レール31はグリッド状に形成されているため、車庫スペース16内において可動仕切壁21を配置する位置の自由度を高めることができ、車庫スペース16を複数のスペースに仕切る場合の態様の多様化が図られる。
(第2の実施の形態)
本実施の形態では、車庫スペース活用システムの構成が上記第1の実施の形態と異なっている。そこで、以下に本実施の形態における車庫スペース活用システム50について説明する。図5(a),(b)は本実施の形態における車庫スペース活用システム50を説明するための説明図、図5(c)は車庫スペース活用システム50の可動仕切壁52を説明するための説明図である。
図5(a)に示すように、上記第1の実施の形態と同様に、車庫スペース51内には可動仕切壁52が設けられている。但し、本実施の形態における可動仕切壁52は位置の変更に際して可動仕切壁52が手動操作されるのではなく、車庫側コントローラ53の制御に基づいて駆動手段によって駆動されることで可動仕切壁52が移動する。
詳細には、図5(b)に示すように、車庫スペース51には複数の可動仕切壁52が横並びで連結固定させて設けられており、これら複数の可動仕切壁52により、車庫スペース51は屋外側出入口54に通じた外側スペース55と、屋内側出入口56に通じた内側スペース57とに仕切られている。各可動仕切壁52は全て同一のものとなっている。なお、単一の可動仕切壁52により仕切る構成としてもよい。各可動仕切壁52の壁パネル61の上端部には、図5(c)に示すように、上方に突出した突出部62が形成されており、当該突出部62は車庫スペース51の天井面63を構成する天井部64内に入り込んでいる。
天井部64には可動仕切壁52を移動させるための駆動手段が内蔵されている。当該駆動手段は、車庫スペース51の奥行き方向に延びるよう設けられた搬送部としての搬送ベルト65と、当該搬送ベルト65を動作させる電動モータ等の駆動部66とを備えており、駆動部66により搬送ベルト65が搬送状態とされることで、可動仕切壁52が車庫スペース51の奥行き方向に移動するようになっている。この場合、搬送ベルト65は正逆両側に搬送可能となっているため、可動仕切壁52は屋外側出入口54に向けて移動可能であるとともに、屋内側出入口56に向けて移動可能となっている。なお、搬送ベルト65は可動仕切壁52に1対1で対応させて設けられており、各搬送ベルト65による搬送は相互に同期して行われる。
ここで、本実施の形態では、可動仕切壁52の移動に際して内側スペース57の床面71上に床材72が敷かれる構成となっている。詳細には、居住スペース73の床面74が、グランドレベルである車庫スペース51の床面71よりも高い位置であるフロアレベルとなっていることに対応させて、車庫スペース51には固定ステップ75が設けられている。そして、この固定ステップ75には、床材72が巻かれた床材用ドラム76が内蔵されている。当該床材用ドラム76は固定ステップ75内において回動可能に支持されており、さらに床材72を巻き取る方向に付勢されている。また、床材用ドラム76に巻かれた床材72の一端は可動仕切壁52の下端部に固定されている。
上記構成においては、可動仕切壁52が屋外側出入口54に向けて移動するのに合わせて、床材用ドラム76に対して上記付勢力に対抗する力が付与されることで、床材用ドラム76から床材72が引き出される。これにより、図5(a)に示すように、内側スペース57の床面71上に床材72が敷かれた状態となる。また、可動仕切壁52が屋内側出入口56に向けて移動するのに合わせて、床材72において床材用ドラム76が引き出されている部位は除々に床材用ドラム76に巻かれていく。上記のように床材72が設けられていることにより、屋内スペースとして利用される内側スペース57において車庫スペース51の床面71が露出しないようにすることが可能となり、内側スペース57を屋内スペースとして活用し易くなる。また、床材72を敷く上で特別な作業を要しない。
ちなみに、可動仕切壁52の下端部には、清掃手段として清掃用ブラシ77が設けられており、当該清掃用ブラシ77の先端は車庫スペース51の床面71に接触している。これにより、可動仕切壁52の移動に合わせて車庫スペース51の床面71を掃除することができる。また、本構成によれば、可動仕切壁52の多機能化が図られる。
可動仕切壁52は上記各機能の他に車庫スペース51内における駐車支援機能を有している。詳細には、図5(a)に示すように、可動仕切壁52の壁パネル61にはLED基板81が内蔵されている。LED基板81の一方の基板面には、発光手段として複数のLED82が搭載されている。LED基板81はLED82が搭載された面が屋外側出入口54を向くように設置されており、図5(c)に示すように、各LED82は壁パネル61の外側を向くパネル面に形成された開口を通じて露出している。
各LED82は縦方向に複数段設けられているとともに、可動仕切壁52の幅方向に複数列設けられている。これらLED82により可動仕切壁52の外側を向くパネル面には表示面が形成されており、車庫スペース51に自動車83が入庫する場合には所定のLED82から光が照射されることにより、自動車83の運転者に対して幅方向の駐車位置が明示される。また、本構成によれば、可動仕切壁52の多機能化が図られる。
可動仕切壁52における上述した各動作は、住宅10に設けられた車庫側コントローラ53による制御に基づいて実行される。ここで、当該車庫側コントローラ53による制御に関する構成を説明する。
車庫側コントローラ53は、車庫スペース51に隣接する居住スペース73に設けられている。但し、これに限定されることはなく、車庫スペース51内に車庫側コントローラ53が設置されていてもよい。車庫側コントローラ53は、CPU等の制御部91と、ROM又はRAM等の記憶部92とを備えている。
制御部91の出力側は、可動仕切壁52を移動させるための駆動部66と電気的に接続されているとともに、可動仕切壁52のLED基板81と電気的に接続されている。なお、駆動部66やLED基板81に対する通信は有線通信に限定されることはなく、赤外線,Bluetooth(登録商標)などによる無線通信を用いて行うようにしてもよい。制御部91から出力される移動用の駆動信号に応じて駆動部66が動作することで可動仕切壁52が移動するとともに、制御部91から出力される発光用の駆動信号に応じてLED基板81が動作することでLED82から光が照射される。つまり、制御部91は可動仕切壁52を移動させるべく駆動部66を駆動制御する駆動制御手段としての機能を有しているとともに、LED基板81を発光制御する表示制御手段としての機能を有している。なお、各機構ごとに個別に制御部を設けてもよい。
制御部91の入力側は、車庫スペース51に設けられた通信機93と電気的に接続されている。通信機93は自動車83の車両側コントローラ94から送信される各種情報を受信可能となっており、通信機93にて受信した情報は制御部91に出力される。また、制御部91の入力側は、可動仕切壁52に設けられた障害物検知センサ95と電気的に接続されている。障害物検知センサ95は例えば超音波センサなどからなり、可動仕切壁52を基準として外側及び内側における人や物等の障害部の有無を検知する機能を有している。障害物検知センサ95における検知結果の情報は制御部91に出力される。制御部91は通信機93及び障害物検知センサ95から入力した情報に基づいて、駆動部66やLED基板81を制御する。
車庫側コントローラ53の記憶部92は、制御部91にて実行される各種処理の制御プログラムを予め記憶している。また、記憶部92は、車庫スペース51内にある自動車83の種類を識別するための登録車両情報、可動仕切壁52の待機位置の情報及びLED82の発光パターンの情報を記憶するための機能を有している。
登録車両情報は自動車83の車両側コントローラ94から送信される識別用情報に対応したものであり、車庫側コントローラ53に設けられた操作部96が住人によって操作されることにより登録される。このように登録車両情報を記憶することにより、住人が複数の自動車83を所有している場合に、制御部91にて各自動車83に対応した制御を実行することが可能となる。
可動仕切壁52の待機位置の情報には、車庫スペース51内に自動車83が入庫している場合の入庫時位置情報と、車庫スペース51内に自動車83が入庫していない場合の出庫時位置情報とが含まれており、これら各情報は車庫側コントローラ53の操作部96が住人によって操作されることにより登録される。この場合、入庫時位置情報は、自動車83の駐車を可能とする広さが外側スペース55に確保されるようにするための可動仕切壁52の入庫時位置(図6(a)参照)の情報である。また、出庫時位置情報は、上記入庫時位置よりも内側スペース57が広く確保されるようにするための可動仕切壁52の出庫時位置(図6(c)参照)の情報である。当該待機位置の情報は、登録車両情報に対応させて記憶されている。
LED82の発光パターンの情報は、LED82から照射される光による駐車支援に際して照射対象とするLED82の種類を特定するための情報であり、車両側コントローラ94の操作部96が住人によって操作されることにより登録される。この場合、発光パターンの情報は、自動車83の幅及び高さに対応させて任意に設定可能となっている。当該発光パターンの情報は、登録車両情報に対応させて記憶されている。
次に、制御部91にて実行される車庫用処理に基づく、車庫スペース51内における可動仕切壁52の動作の様子について説明する。図6(a)〜(c)は自動車83の出庫時における可動仕切壁52の動作の様子を説明するための説明図、図7(a)〜(c)は自動車83の入庫時における可動仕切壁52の動作の様子を説明するための説明図、図8は制御部91にて実行される車庫用処理を示すフローチャートである。なお、車庫用処理は定期的に起動される。
先ず、車庫スペース51から自動車83が出庫する場合の様子について説明する。
制御部91では、車庫スペース51から自動車83が出庫したか否かを判定する(図8のステップS11)。具体的には、通信機93にて自動車83から動作開始情報を入力し、その後に動作終了情報を入力していない状態で当該自動車83の識別用情報を入力しなくなったか否かを判定する。動作開始情報とは自動車83の電源(エンジン)がON操作された場合に当該自動車83から送信される情報であり、動作終了情報とは自動車83の電源(エンジン)がOFF操作された場合に当該自動車83から送信される情報であり、識別用情報とは自動車83の電源(エンジン)のON中において当該自動車83から送信される情報である。なお、動作開始情報,動作終了情報及び識別用情報の入力の有無は、車庫用処理と別に定期的に起動される処理内にて特定されている。
図6(a)の状態から図6(b)の状態となることで、制御部91では車庫スペース51から自動車83が出庫したと判定する。なお、図6(a)及び図6(b)の状態においては、可動仕切壁52は入庫時位置にあり、外側スペース55に比べ内側スペース57は狭くなっている。
制御部91では、自動車83が出庫したと判定した場合、続いて、可動仕切壁52を基準として外側に障害物が存在しているか否かを判定する(図8のステップS12)。具体的には、可動仕切壁52の入庫時位置から出庫時位置の移動範囲内に障害物が存在していないことに対応した検知結果を障害物検知センサ95から入力しているか否かを判定する。障害物が存在していると判定した場合には、制御部91では障害物が存在しているか否かの判定を繰り返し実行する。なお、この際、住宅に設けられたスピーカや表示器などにより、住人に対して障害物が存在していることを報知するようにしてもよい。
障害物が存在していない場合又は障害物が取り除かれた場合には、仕切壁移動処理(図8のステップS13)を実行した後に、本車庫用処理を終了する。この仕切壁移動処理では、記憶部92に記憶されている出庫時位置情報に基づいて可動仕切壁52の移動方向及び移動量を特定し、その特定した情報に対応した駆動信号を駆動部66に出力する。これにより、図6(c)に示すように、可動仕切壁52が出庫時位置に移動する。この出庫時位置では、外側スペース55に比べ内側スペース57が広くなっている。
次に、車庫スペース51に自動車83が入庫する場合の様子について説明する。
制御部91では、車庫スペース51から自動車83が出庫していないと判定した場合には、車庫スペース51への自動車83の入庫が開始されるか否かを判定する(図8のステップS14)。具体的には、通信機93にて自動車83から識別用情報及び動作開始情報を入力していない状態において、識別用情報の入力が開始されたか否かを判定する。自動車83の入庫が開始されないと判定した場合には、そのまま本車庫用処理を終了する。
図7(a)に示すように、登録対象の自動車83が屋外において屋外側出入口54周辺に到達した場合には、制御部91では自動車83の入庫が開始されると判定する。自動車83の入庫が開始されると判定した場合、続いて誘導開始処理を実行する(図8のステップS15)。誘導開始処理では、記憶部92に記憶されているLED82の発光パターンの情報に基づいて、照射状態とするLED82を特定し、LED基板81に対して特定結果に対応した駆動信号の出力を開始する。なお、LED82の発光パターンの情報が複数種の自動車83に対応させて記憶されている場合には、自動車83から受信した識別用情報に対応した登録車両情報を特定し、その特定した登録車両情報に対応した発光パターンの情報に基づいてLED基板81に駆動信号を出力する。これにより、図7(b)に示すように、対応するLED82が照射状態となり、当該LED82からの光により幅方向の駐車位置の支援が開始される。
続いて、制御部91では、可動仕切壁52を基準として内側に障害物が存在しているか否かを判定する(図8のステップS16)。具体的には、可動仕切壁52の出庫時位置から入庫時位置の移動範囲内に障害物が存在していないことに対応した検知結果を障害物検知センサ95から入力しているか否かを判定する。障害物が存在していると判定した場合には、制御部91では障害物が存在しているか否かの判定を繰り返し行う。なお、この際、住宅に設けられたスピーカや表示器などにより、住人や自動車83の運転者に対して障害物が存在していることを報知するようにしてもよい。
障害物が存在していない場合又は障害物が取り除かれた場合には、仕切壁移動処理(図8のステップS17)を実行する。この仕切壁移動処理では、記憶部92に記憶されている入庫時位置情報に基づいて可動仕切壁52の移動方向及び移動量を特定し、その特定した情報に対応した駆動信号を駆動部66に出力する。なお、入庫時位置情報が複数種の自動車83に対応させて記憶されている場合には、自動車83から受信した識別用情報に対応した登録車両情報を特定し、その特定した登録車両情報に対応した入庫時位置情報に基づいて駆動部66に駆動信号を出力する。これにより、図7(b)に示すように、可動仕切壁52が入庫時位置に移動する。
制御部91では、続いて、外側スペース55への入庫が完了したか否かを判定する(図8のステップS18)。具体的には、通信機93にて自動車83から動作終了情報を受信したか否かを判定する。動作終了情報を受信していないと判定した場合には、制御部91では入庫が完了したか否かの判定を繰り返し行う。
図7(c)に示すように自動車83の入庫が完了した場合には、誘導終了処理(図8のステップS19)を実行した後に、本車庫用処理を終了する。誘導終了処理では、LED基板81へ駆動信号を出力している状態を解除する。これにより、照射状態となっているLED82は非照射状態となり、可動仕切壁52による駐車支援が停止される。
以上詳述した本実施の形態によれば、以下の優れた効果を奏する。
可動仕切壁52により車庫スペース51を外側スペース55と内側スペース57とに仕切ることを可能とした構成において、自動車83の入庫に応じて車庫スペース51内に自動車83の駐車スペースが確保されることとなり、車庫スペース51の利便性が向上する。また、自動車83が出庫し車庫スペース51が空きスペースとなった場合には自ずと、内側スペース57が拡張される。これにより、空きスペースを屋内スペースとして活用し易くした構成において、可動仕切壁52による空きスペースの仕切動作が自動車83の出庫に応じて行われるため、利便性が向上する。
(他の実施の形態)
本発明は上記各実施の形態の記載内容に限定されず、次のように実施しても良い。
(1)上記第2の実施の形態における車庫スペース活用システム50の変形例を、図9に示す。図9に示す車庫スペース活用システム100では、上記第2の実施の形態における車庫スペース活用システム50と同様に可動仕切壁101を備えており、可動仕切壁101の移動に合わせて、車庫スペース102の内側スペース103の床面104に床材105,106が敷かれるようになっている。但し、本構成においては、床材用ドラム107,108は可動仕切壁101に内蔵されている。また、床材用ドラム107,108は複数設けられており、これら床材用ドラム107,108は可動仕切壁101の壁パネル109内において上下に並設されている。このうち、下側の床材用ドラム107には下地用床材105が巻かれており、上側の床材用ドラム108には仕上げ用床材106が巻かれており、各ドラム107,108は対応する床材105,106を巻き取る方向に付勢されている。
これらの各床材105,106の端部は共に居住スペース110の床部111に固定されており、可動仕切壁101が屋外側出入口に向けて移動するのに合わせて、各床材用ドラム107,108に対して上記付勢力に対抗する力が付与されることで、各床材用ドラム107,108から各床材105,106が引き出される。また、可動仕切壁101が屋内側出入口に向けて移動するのに合わせて、床材105,106において床材用ドラム107,108が引き出されている部位は除々に床材用ドラム107,108に巻かれていく。なお、本可動仕切壁101においては、清掃手段として清掃用ブラシ112に加え、ブロア113が内蔵されており、清掃機能が高められている。但し、ブロア113に代えて、吸引式のクリーナを設けてもよい。また、床材用ドラムを車庫スペース102の床部に収納し、そこから床材が引き出される構成としてもよい。
(2)上記各実施の形態において、複数ある可動仕切壁21,52のうち少なくとも1枚に出入口用の開口を形成するとともに、当該開口を開閉するための扉体を設置する構成としてもよい。本構成によれば、車庫スペース内において仕切られた外側スペースと内側スペースとの間の行き来を行い易くなる。
(3)上記第2の実施の形態のように可動仕切壁を車庫スペースの奥行き方向にのみ移動可能とした構成を、上記第1の実施の形態に対して適用してもよい。この場合、可動仕切壁により仕切られた外側スペースと内側スペースとの広さの調整は手動操作で行われることとなる。但し、この手動操作に際して、内側スペースの床面上には床材が敷かれることとなり、さらには車庫スペースの床面の清掃が行われることとなる。
(4)上記第1の実施の形態において、ガイド用レール31の配置形状はグリッド状でなくてもよい。但し、可動仕切壁21を配置する位置の自由度を高めるという観点からは、グリッド状とすることが好ましい。また、固定用レール35を不具備としてもよく、固定部材36が車庫スペース16の平坦な床面23と当接することで可動仕切壁21が固定される構成としてもよい。さらには可動仕切壁21の下端部に、床面23上を転がる車輪を設けてもよく、その車輪を回転可能状態と回転不可状態とに切り替え可能な構成としてもよい。なお、可動仕切壁の下端部に車輪を設ける構成を、上記第2の実施の形態における可動仕切壁52に対して適用してもよい。また、ガイド用レールを天井部ではなく床部に設け、そのガイド用レールに沿って可動仕切壁を移動させる構成としてもよい。
(5)上記各実施の形態では、車庫スペース活用システムを平面視で四角形状の車庫スペースに適用したが、当該車庫スペース活用システムを適用する車庫スペースの形状は任意である。また、車庫スペース活用システムを、ユニット式建物の車庫付き建物に適用してもよい。また、車庫スペース活用システムを、車庫付き建物に設けられた付属車庫ではなく、建物本体に対して離間させて設けられた車庫に適用してもよい。
第1の実施の形態における住宅の構成を示す横断面図。 車庫スペース活用システムを説明するための説明図。 (a)可動仕切壁及びその周囲の構成を説明するための縦断面図、(b)可動仕切壁の構成を説明するための横断面図。 (a),(b)車庫スペースを複数のスペースに仕切った状態を説明するための住宅の横断面図。 (a)第2の実施の形態における車庫スペース活用システムを説明するための住宅の縦断面図、(b)車庫スペース活用システムを説明するための住宅の横断面図、(c)可動仕切壁の構成を説明するための斜視図。 (a)〜(c)自動車の出庫時における可動仕切壁の動作の様子を説明するための説明図。 (a)〜(c)自動車の入庫時における可動仕切壁の動作の様子を説明するための説明図。 車庫側コントローラにて実行される車庫用処理を示すフローチャート。 別の車庫スペース活用システムを説明するための説明図。
符号の説明
10…住宅、13〜15…固定仕切壁、16…車庫スペース、17…屋外側出入口、18…屋内側出入口、21…可動仕切壁、25…ガイド用部材、31…ガイド用レール、36…固定部材、45…外側スペース、46…内側スペース、51…車庫スペース、52…可動仕切壁、53…車庫側コントローラ、65…搬送ベルト、66…駆動部、72…床材、93…通信機。

Claims (12)

  1. 固定仕切壁により周面が規定された車庫スペースを有する付属車庫を備えており、又は固定仕切壁により周面が規定された車庫スペースを有する車庫からなる建物であって、
    前記車庫スペース内において移動可能に設けられ、前記車庫スペースを複数のスペースに仕切る可動仕切壁を備えていることを特徴とする建物。
  2. 前記可動仕切壁は、前記車庫スペース内において車両出入口から連続した外側スペースと、当該外側スペースを介して前記車両出入口から離間された内側スペースと、に仕切ることが可能なように設けられているとともに、前記車庫スペース内に車両が入庫する場合に、前記車庫スペースを仕切らない位置又は前記外側スペースにおいて前記車両を駐車するためのスペースが確保される位置に配置可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の建物。
  3. 前記可動仕切壁は、前記車庫スペース内から車両が出庫した場合に、前記内側スペースを形成する位置又は前記内側スペースを拡張する位置に配置可能に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の建物。
  4. 前記車両の入出庫を検知する検知手段と、
    前記可動仕切壁を移動させる駆動手段と、
    前記検知手段の検知結果に基づいて、前記可動仕切壁が前記車両の入庫状況に対応した位置に移動するように前記駆動手段を駆動制御する駆動制御手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項2又は3に記載の建物。
  5. 前記可動仕切壁は、前記車庫スペース内において車両出入口と当該車両出入口に対向する固定仕切壁との間で移動可能に設けられており、さらに前記車両出入口を向く側の壁面に表示部を備えており、
    前記車庫スペース内に入庫する車両の幅方向の駐車位置を明示するように前記表示部を表示制御する表示制御手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記載の建物。
  6. 前記可動仕切壁は、前記車庫スペース内において車両出入口から連続した外側スペースと、当該外側スペースを介して前記車両出入口から離間された内側スペースと、に仕切ることが可能なように設けられており、
    前記可動仕切壁が前記内側スペースを形成するように移動する場合又は前記可動仕切壁が前記内側スペースを拡張するように移動する場合の少なくとも一方において、当該可動仕切壁の移動に合わせて所定の収容領域から引き出され、前記内側スペースの床面を上方から覆う床材を備えていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載の建物。
  7. 前記車庫スペースの天井部又は床部には、前記可動仕切壁の移動をガイドするガイド用レールを備えていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1に記載の建物。
  8. 前記ガイド用レールは、前記天井部又は前記床部において所定方向に延びるレールと当該所定方向に対して交差する方向に延びるレールとが組み合わされていることによりグリッド状に形成されていることを特徴とする請求項7に記載の建物。
  9. 前記ガイド用レールは、前記車庫スペースの天井部に設けられており、
    前記可動仕切壁は前記ガイド用レールに吊り下げ状態でガイドされる吊り下げ部を備え、その吊り下げ部を含む上下方向軸線を中心として可動仕切壁が回動可能とされていることを特徴とする請求項7又は8に記載の建物。
  10. 前記可動仕切壁は、前記車庫スペースの床部との当接により前記可動仕切壁をその配置されている位置において固定する固定位置と、当該固定を行わない固定解除位置とに移動可能に設けられた固定部材を備えていることを特徴とする請求項9に記載の建物。
  11. 前記可動仕切壁は複数設けられており、それら複数の可動仕切壁が側部同士を重ね合わせるように配置されることで前記車庫スペース内が複数のスペースに仕切られる構成であり、
    前記可動仕切壁の側部は、前記車庫スペース内を複数のスペースに仕切る場合に、隣り合う可動仕切壁の側部同士が当該可動仕切壁の厚み方向に重なり合うように形成されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1に記載の建物。
  12. 前記可動仕切壁は、前記車庫スペース内において車両出入口から連続した外側スペースと、当該外側スペースを介して前記車両出入口から離間され且つ前記車庫スペースに隣接した屋内スペースへ通じる屋内側出入口から連続した内側スペースとに仕切ることが可能なように設けられていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1に記載の建物。
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