JP2009144327A - 差圧扉 - Google Patents

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Abstract

【課題】遮蔽板と面板間に指等を挟みこむ虞がない差圧扉を提供する。
【解決手段】面板に開口窓を形成するとともに、前記窓に対して離接可能に遮蔽板を配設し、遮蔽板を開口窓の開口に当接させることによって室内外を密封し、遮蔽板を窓の開口から離反させることによって室内外を連通させるようにした差圧扉において、面板に軸を回転自在に貫設し、前記軸の端部に遮蔽板開閉ハンドルを固設するとともに、軸に遮蔽板を連係させ、遮蔽板開閉ハンドルを操作することによって、遮蔽板を窓に対して離接させるようにしたことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、扉に関するもので、詳しくは、室内外に差圧がある場合に使用される差圧扉に関するものである。
例えば、室内に有害物質を置いている場合に、室内の有毒ガスが室外に漏れないようにするために、室内の圧力を室外よりも低く(負圧・減圧)して室外の空気が室内に入ることがあってもその逆が起きないようにしている。このような室における差圧扉は、面板全体が大きくなると差圧が作用するため、場合によっては300〜400kg重/m2が人力では開け難い。
そのため、このような差圧扉には、面板の一部に開口窓を形成するとともに、この開口窓を遮蔽板によって密閉して室内外の密閉を確保しておき、差圧扉を開く際に、遮蔽板を開口窓から離反させることによって小窓を開放し、それによって室内外の圧力差を小さくして差圧扉を容易に開けることができるようにしている(例えば、特許文献1)。
特開平10−131642号公報(図1および図2参照)
ところで、特許文献1に開示されている差圧調整窓では、窓本体(遮蔽板)に配設したつまみ等を持って引き上げることによって窓本体を開き、窓本体に配設したカウンタウエイトによって窓本体を閉成させている。
したがって、このような窓本体を備えた差圧扉では、操作者の意図に反してつまみが手から外れた場合、窓本体にも差圧がかかっているので窓本体は勢いよく差圧扉にぶつかることになり、指等を挟み込んで怪我をする虞があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、指等を挟みこむ虞がない安全な差圧扉を提供することを目的としている。
請求項1の差圧扉は、面板に開口窓を形成するとともに、前記窓に対して離接可能に遮蔽板を配設し、前記遮蔽板を前記窓の開口に当接させることによって室内外を密封し、前記遮蔽板を前記窓の開口から離反させることによって室内外を連通させるようにした差圧扉において、前記面板に軸を回転自在に貫設し、前記軸の端部に遮蔽板開閉ハンドルを固設するとともに、前記軸に前記遮蔽板を連係させ、前記ハンドルを操作することによって、前記遮蔽板を前記窓に対して離接させるようにしたことを特徴とする。
この発明において、軸と遮蔽板との連係は、リンク、歯車列、ワイヤー、カム等を単独または組み合わせることによって行なうことができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の差圧扉において、2枚の面板によって中空部を画成し、前記中空部に遮蔽板を配設したことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の差圧扉において、前記遮蔽板開閉ハンドルの軸をスクリューロッドとし、該スクリューロッドにスライドブロックを螺合させるとともに、前記スライドブロックを前記遮蔽板に連係させ、前記遮蔽板操作ハンドルを操作することによって、前記ブロックを螺進させ、それによって前記遮蔽板を作動させるようにしたことを特徴とする。
この発明において、ブロックと遮蔽板との連係は、遮蔽板をブロックに直接連結させるほか、リンク、ワイヤー等を介して行なうこともできる。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の差圧扉において、前記遮蔽板の上端を揺動自在に配設するとともに、前記遮蔽板の下端を前記スライドブロックにピンを介して連係させたことを特徴とする。
この発明において、ブロックにピンを立設させ、そのピンを遮蔽板に連係させてもよく、遮蔽板にピンを立設し、そのピンをブロックの凹部等に連係させて行なってもよい。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の差圧扉において、差圧扉開閉ハンドルにロック手段を配設し、前記ロック手段を前記遮蔽板開閉ハンドルに連係させ、前記遮蔽板開閉ハンドルが前記遮蔽板の開放位置にあるときに前記ロック手段のロック状態を解除するようにしたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の差圧扉において、前記ロック手段を、前記差圧扉開閉ハンドルの軸と前記スライドブロックとの間にスライドバーを配設し、該スライドバーの一端を前記差圧扉開閉ハンドルに連係させ、前記スライドバーの他端を前記スライドブロックまで延設させるとともに、前記スライドブロックを、前記スライドブロックが前記遮蔽板の閉鎖位置にあるとき、前記スライドブロックの側面が前記スライドバーの他端に対向し、前記スライドブロックが前記遮蔽板の開放位置にあるとき、前記スライドブロックの側面から外れた位置になるように移動範囲を設定し、前記遮蔽板を開放した後に前記差圧扉開閉ハンドルの操作が可能になるように構成したことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項記載の差圧扉において、前記面板に小窓を形成し、前記小窓に、前記遮蔽板の開閉を表示する表示板を出没自在に配設するとともに、前記表示板を前記軸に連携させ、前記軸の回転運動で前記表示板を作動させるようにしたことを特徴とする。
この発明において、軸またはブロックと表示板との連係は、リンク、歯車列、ワイヤー、カム等を単独または組み合わせることによって行なうことができる。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の差圧扉において、一端に前記表示板を連結し、他端にカムプレートを配設してなるスライドロッドを前記小窓から前記スライドブロックの側面間に配設し、前記スライドブロックにピンを立設し、該ピンを前記カムプレートに形成した溝カムに挿嵌させたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、遮蔽板を軸に連係させているので、遮蔽板が勢いよく開口窓にぶつかることがおきないため、遮蔽板によって指が面板に挟まれる虞はない。
請求項2記載の発明によれば、遮蔽板は面板内に位置されるので遮蔽板によって指が面板に挟まれる虞はさらに低くなり、外観に優れ、機構が保護される。
請求項3記載の発明によれば、遮蔽板の重力等によっては、ブロックが移動されることはなく、遮蔽板は、その位置が維持される。即ち、差圧扉を開閉させる間、開口窓を開いた状態に維持されるので、差圧扉の開閉がより容易になる。
また、遮蔽板の作動が確実になり、しかも構造が単純になる。
請求項4記載の発明によれば、遮蔽板の作動がより確実になり、しかも構造がより単純になる。
請求項5記載の発明によれば、差圧扉開閉の開放は、遮蔽板が閉鎖状態の場合
不可能であり、遮蔽板が開放状態になって初めて可能になるため、遮蔽板が閉鎖状態での差圧扉の開成を防止する。
請求項6記載の発明によれば、差圧扉開閉ハンドルの作動のロックおよび解除がより確実になり、しかも構造が単純になる。
請求項7記載の発明によれば、遮蔽板の開閉状態を容易に目視することができ、差圧扉を閉めた状態で、遮蔽板を開放したままになる等の誤操作を防止することができる。
請求項8記載の発明によれば、表示板の作動が確実になり、しかも構造が単純になる。
以下、本発明に係る差圧扉を、図面を参照しながら説明する。
〈実施例1〉
実施例1について、図1〜図4を用いて説明する。
図1は本発明の実施例1に係る差圧扉の全体を示した正面図、図2は図1の開口窓近傍の縦断面側面図で、遮蔽板の動作を説明する図、図3は図1の差圧扉の開口窓近傍を図面の裏側から拡大して見た部分拡大正面図、図4は実施例1に係る差圧扉の機構部を概念的に示した斜視図である。
図1に示した差圧扉1は、右側辺部上下がヒンジ2によって、室の出入り口等に形成された枠体3に取付けられている。この差圧扉1は部屋の外側と内側に置かれる2枚の面板4を図1で紙面の垂直方向に有し(図2参照)、図で面板4の左側辺中間部に軸5が回転自在に貫設されている。そして、軸5の面板4、4間に位置する部位には、爪6が固設されている。また、軸5を挟むようにして、スライドロッド7が上下方向に延設され、それらのスライドロッド7は、軸5に連係されている。そして、軸5の両端には、差圧扉開閉ハンドル8が固設され、このハンドル8を操作することによって軸5が回動し、軸5に固設された爪6が回動され、該爪6が枠体3の穴3aに嵌入され、それによって差圧扉1の左辺が枠体3に係止され、同時にスライドロッド7が上方および下方に移動され、それらの端部7aが枠体3の穴3bに嵌入され、それによって差圧扉1の上下辺が枠体3に係止され、差圧扉1は閉じる。
この差圧扉1には、面板4の中央に円形の開口窓9が形成されており、該開口窓9には、手指等が入らないようにパンチメタル等の多孔板10が張られている。外側の面板4の内側面における開口窓9を囲む部位には、図2に示すように、円筒体11が内方に向けて立設されており、その先端にはパッキン12が配設されている。
一方、この差圧扉1のフレームを構成する横桟1aには、図2に示したように、ヒンジ13を介して遮蔽板14が揺動自在に吊り下げられている。そして、この遮蔽板14がパッキン12に当接すると差圧扉1の内外を密封して、外側からの空気の部屋内への進入を阻止する。また、遮蔽板14がパッキン12から離反すると、外側からの空気が開口窓9から進入し、内側扉の開口窓9を通って部屋内へ入る。これにより、差圧扉1の内外の圧力差が徐々に無くなっていく。
次に、遮蔽板14をパッキン12に当接したりパッキン12から離反させる機構について図2〜図4を用いて説明する。
面板4における開口窓9の下方には、スクリューロッド15が貫設されている。このスクリューロッド15には、スライドブロック16が螺設されている。このスライドブロック16は、図示しないガイドによって回転不能としているのでスクリューロッド15の回転により軸芯と平行方向に移動するようになる。
スクリューロッド15の両端部には、遮蔽板開閉ハンドル17が固設されている。したがって、ハンドル17を回転させると、スライドブロック16がスクリューロッド15に沿って図2(a)で右方向に移動し始める。スライドブロック16の両側面16a、16aには、それぞれ2本のピン18、18(図3)がそれぞれ立設されており、各側面の2本のピン18、18の間に遮蔽板14(図4)の下端部が挟み込まれている。そこでスライドブロック16がスクリューロッド15に沿って移動すると、スライドブロック16に立設されたピン18もスクリューロッド15に沿って移動し、遮蔽板14の下端に当接するようになる。
さらにハンドル17を回転し続けるとピン18は遮蔽板14の下端を押しながら進み、横桟1aに吊り下げられている遮蔽板14はヒンジ13を中心に旋回していき、これによって遮蔽板14がパッキン12から離反し始め、面板4の開口窓9が開放される。図2(b)は面板4の開口窓9が開放された状態を示している。面板4の開口窓9が開放されると、外側からの空気が開口窓9のパンチメタル多孔板10の隙間から進入し、図2(b)に矢印Hで示した方向に進んで、内側扉の開口窓9の多孔板10の隙間を通って部屋内へ入り、差圧扉1の内外の圧力差が徐々に無くなっていく。差圧扉1の内外の圧力差が小さくなれば、やがて人力で差圧扉1が開けられるようになる。
このように実施例1によれば、人の手指の入らない差圧扉1内の空間で遮蔽板14が開閉するので、指を挟みこむ虞がなくなる。
〈実施例2〉
実施例2は遮蔽板14が開ききって初めて差圧扉1が開くようにしたものである。以下、実施例2について、図5〜図8を用いて説明する。
図5は、実施例2に係る差圧扉の全体を示した正面図、図6は図5の開口窓近傍の縦断面側面図で、スライドバーの動作を説明する図、図7は図6の差圧扉の開口窓近傍を図面の裏側から拡大して見た部分拡大正面図、図8は実施例2に係る差圧扉の機構部を概念的に示した斜視図である。
図5〜図8において、実施例2の差圧扉1は、差圧扉開閉用の軸5とスライドブロック16との間にスライドバー26が配設されているのが特徴である。このスライドバー26は、図示しないガイドによって、水平方向に移動可能に支持されている。スライドバー26(図8)の一端には、斜め方向に延びる長孔(溝カム)27(図8)が形成されている。スライドバー26の他端はスライドブロック16の側面16b(図7)に対向するように位置されており、スライドバー26の他端面には、軸の径よりも大きな幅を有するスリット28(図7)が形成さている。一方、軸5(図8)には、舌片29(図8)が固設され、該舌片の先端にピン30(図8)が植設されている。そして、ピン30は、スライドバー26の長孔27に挿嵌されている。
そして、スライドブロック16が遮蔽板14の閉鎖位置(図6(a))にあるとき、スライドバー26の他端は、スライドブロック16の側面16b(図7)に対向する位置にある。この状態を図6(a)では、実線で四角形で示すスライドブロック16の背後側にあるスライドバー26が点線の細長い四角形で描かれている。したがって、この状態で、差圧扉開閉ハンドル8を開方向に操作しようとしても、舌片29、ピン30を介してスライドバー26の他端がスライドブロック16の側面16bに当接するため、差圧扉開閉ハンドル8を回すことができない。
一方、スライドブロック16が遮蔽板の開放位置(図6(b))にあるとき、スライドバー26の他端は、スライドブロック16から外れた位置にある。この状態を図6(b)では、実線で四角形で示すスライドブロック16の左側にあるスライドバー26が実線の細長い四角形で描かれている。したがって、この場合には、スライドバー26はスライドブロック16方向へ移動が可能となるので、差圧扉開閉ハンドル8を回すことが可能になる。
このように、実施例2によれば、遮蔽板14が開ききって初めて差圧扉1が開くようになる。
〈実施例3〉
実施例3は差圧扉内に収納されて外から見えない状態にある遮蔽板が、今、どの状態にあるのか、「開」状態か「閉」状態かを、簡単に判るようにしたものである。以下、実施例3について、図9〜図11を用いて説明する。
図9は、実施例3に係る差圧扉の全体を示した正面図、図10は図9の要部を拡大して示した部分拡大正面図、図11は実施例3に係る差圧扉の機構部を概念的に示した斜視図である。
図9〜図11において、19はスライドロッド、20は表示板、21は文字、22はカムプレート、23は長孔(溝カム)、24はピン、25は小窓である。
実施例3の差圧扉1は、スライドロッド19が上下動可能に支持されているのが特徴である。このスライドロッド19の上端には、表示板20(図11)が配設されている。この表示板20には、「閉鎖」および「開放」の文字21が上下に描かれている。
また、スライドロッド19の下端にはカムプレート22が配設されている。このカムプレート22には、斜め方向に延びる長孔(溝カム)23が形成されている。
そして、長孔23には、スライドブロック16の側面16aに立設させたピン24が挿嵌されている。
また、面板4の表示板20が位置する差圧扉1の部位には、小窓25(図9、図10)が形成されて、差圧扉1の外側(および室内側)から表示板20が見えるようにしている。
そして、スライドブロック16が移動されると、ピン24と長孔23とのカム作用によってスライドロッド19が上方または下方に移動され、表示板20の「閉鎖」または「開放」の文字21を面板4の小窓25から露出される。
そこで、差圧扉1が閉成状態では、図11でスライドブロック16がスクリューロッド15の一番手前に来ているので、カムプレート22は最下端にまで下がっている。したがって、小窓25には、表示板20の文字「閉鎖」が露出されている。
この状態から、遮蔽板開閉ハンドル17を回すと、図11でスライドブロック16がスクリューロッド15の手前から向こう側に移動し始め、ピン24もこれに伴って向こう側に移動するので、カムプレート22の長孔23がピン24によって向こう側に押されるので、水平方向に移動できないカムプレート22は上方へ上がり始める。遮蔽板開閉ハンドル17を回し続けると、小窓25にはやがて表示板20の文字「開放」が現れる。
このように、実施例3によれば、差圧扉1の内に収納されて外から見えない状態にある遮蔽板14が、今、どの状態にあるのか、「開」状態か「閉」状態かが、簡単に判るようになる。
本発明の実施例1に係る差圧扉の全体を示した正面図である。 図1の開口窓近傍の縦断面側面図で、遮蔽板の動作を説明する図である。 図1の差圧扉の開口窓近傍を図面の裏側から拡大して見た部分拡大正面図である。 実施例1に係る差圧扉の機構部を概念的に示した斜視図である。 実施例2に係る差圧扉の全体を示した正面図である。 図5の開口窓近傍の縦断面側面図で、スライドバーの動作を説明する図である。 図6の差圧扉の開口窓近傍を図面の裏側から拡大して見た部分拡大正面図である。 実施例2に係る差圧扉の機構部を概念的に示した斜視図である。 図9は、実施例3に係る差圧扉の全体を示した正面図である。 図9の要部を拡大して示した部分拡大正面図である。 実施例3に係る差圧扉の機構部を概念的に示した斜視図である。
符号の説明
1 差圧扉
1a 横桟
2 ヒンジ
3 枠体
3a、3b 穴
4 面板
5 軸
6 爪
7 スライドロッド
7a 端部
8 差圧扉開閉ハンドル
9 開口窓
10 多孔板
11 円筒体
12 パッキン
13 ヒンジ
14 遮蔽板
15 スクリューロッド(軸)
16 スライドブロック
16a、16b 側面
17 遮蔽板開閉ハンドル
18 ピン
19 スライドロッド
20 表示板
21 文字
22 カムプレート
23 長孔(溝カム)
24 ピン
25 小窓
26 スライドバー
27 長孔(溝カム)
28 スリット
29 舌片
30 ピン

Claims (8)

  1. 面板に開口窓を形成するとともに、前記開口窓に対して離接可能に遮蔽板を配設し、前記遮蔽板を前記開口窓の開口に当接させることによって室内外を密封し、前記遮蔽板を前記開口窓の開口から離反させることによって室内外を連通させるようにした差圧扉において、
    前記面板に軸を回転自在に貫設し、前記軸の端部に遮蔽板開閉ハンドルを固設するとともに、前記軸に前記遮蔽板を連係させ、前記ハンドルを操作することによって、前記遮蔽板を前記開口窓に対して離接させるようにしたことを特徴とする差圧扉。
  2. 2枚の面板によって中空部を画成し、前記中空部に遮蔽板を配設したことを特徴とする請求項1記載の差圧扉。
  3. 前記遮蔽板開閉ハンドルの軸をスクリューロッドとし、該スクリューロッドにスライドブロックを螺合させるとともに、前記スライドブロックを前記遮蔽板に連係させ、前記遮蔽板操作ハンドルを操作することによって、前記ブロックを螺進させ、それによって前記遮蔽板を作動させるようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の差圧扉。
  4. 前記遮蔽板の上端を揺動自在に配設するとともに、前記遮蔽板の下端を前記スライドブロックにピンを介して連係させたことを特徴とする請求項3記載の差圧扉。
  5. 差圧扉開閉ハンドルにロック手段を配設し、前記ロック手段を前記遮蔽板開閉ハンドルに連係させ、前記遮蔽板開閉ハンドルが前記遮蔽板の開放位置にあるときに前記ロック手段のロック状態を解除するようにしたことを特徴とする請求項4記載の差圧扉。
  6. 前記ロック手段を、前記差圧扉開閉ハンドルの軸と前記スライドブロックとの間にスライドバーを配設し、該スライドバーの一端を前記差圧扉開閉ハンドルに連係させ、前記スライドバーの他端を前記スライドブロックまで延設させるとともに、前記スライドブロックを、前記スライドブロックが前記遮蔽板の閉鎖位置にあるとき、前記スライドブロックの側面が前記スライドバーの他端に対向し、前記スライドブロックが前記遮蔽板の開放位置にあるとき、前記スライドブロックの側面から外れた位置になるように移動範囲を設定し、前記遮蔽板を開放した後に前記差圧扉開閉ハンドルの操作が可能になるように構成したことを特徴とする請求項5記載の差圧扉。
  7. 前記面板に小窓を形成し、前記小窓に、前記遮蔽板の開閉を表示する表示板を出没自在に配設するとともに、前記表示板を前記軸に連携させ、前記軸の回転運動で前記表示板を作動させるようにしたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の差圧扉。
  8. 一端に前記表示板を連結し、他端にカムプレートを配設してなるスライドロッドを前記小窓から前記スライドブロックの側面間に配設し、前記スライドブロックにピンを立設し、該ピンを前記カムプレートに形成した溝カムに挿嵌させたことを特徴とする請求項7記載の差圧扉。
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