JP2009141644A - 画像データ管理装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 適切な位置情報および時刻情報を、画像データに付加する。
【解決手段】 一定間隔で実行されるインタラプト処理においては、GPS制御部23が、GPSを用いて現在位置および現在時刻を算出して、GPS・DB26に格納する。画像データの受け入れのときに、GPSを用いた現在位置および現在時刻が可能なときには、解析・補間処理部23は、算出された位置および時刻を、画像データと関連付けて、画像DB27に格納する。その一方、GPSを用いた現在位置および現在時刻の算出ができなかった場合には、解析・補間処理部23は、GPS・DB26に格納された位置および時刻を、画像データに関連付けて、画像DB27に格納する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像データを管理する画像データ管理装置および管理方法に関する。
ディジタルカメラの画像データやディジタルビデオの動画による画像データに、撮影時刻を付加することは以前より行われている。近年、GPS装置を用いて撮影された位置を取得し、その位置を画像データや映像データに付加する技術が提案されている。
たとえば、特許文献1には、GPS装置を備えたディジタルカメラにおいて、画像データにGPS装置により得られた現在位置および現在時刻を付加して格納する技術が開示されている。また、特許文献2においては、画像データに関連付けている位置および時刻に基づいて、画像データを都市名ごとに分類し、任意の基点からの距離と時間の組み合わせによって、アルバムビューワー上に表示する技術が開示されている。
特開平10−56609号公報 特開2006−120058号公報
屋内などGPS電波の受信信号強度が小さい場合には、現在位置や現在時刻の取得が困難である場合がある。特許文献1では、現在位置の取得が出来なかった場合に、以前のGPS装置による位置の取得から一定時間以内であれば、当該以前の位置を現在位置として、画像データに、現在位置および現在時刻を関連付けて記憶するように構成されている。
しかしながら、特許文献1に開示された技術においては、一定時間を経過してしまった場合には、画像には位置情報を付加することができないという問題点がある。また、一定時間が経過していない場合にも、装置が撮影者と共に高速に移動した場合には、画像に関連付けられた位置が、実際の撮影位置と大きくずれてしまう場合もある。
本発明は、適切な位置情報および時刻情報を、画像データに付加することができる画像データ管理装置を提供することを目的とする。
本発明の目的は、画像データを受け入れ、受け入れた画像データに時刻および位置を関連付けて記憶する画像データ管理装置であって、
GPS衛星からの電波を受信し、当該電波に含まれる情報を取得するGPS受信手段と、
一定の時間間隔で、前記GPS受信手段を動作させて、前記電波に含まれる情報を取得させ、当該取得された情報に基づいて、現在位置および現在時刻を算出して、算出された位置および時刻を第1のデータベースに格納するとともに、
前記画像データの受け入れに応答して、前記GPS受信手段を動作させて、前記電波に含まれる情報を取得させ、当該取得された情報に基づいて、現在位置および現在時刻を算出して、算出された位置および時刻を前記第1のデータベースに格納するGPS制御手段と、
前記画像データの受け入れに応答して、前記画像データと、前記GPS制御手段により算出された位置および時刻とを関連付けて、第2のデータベースに格納する画像データ格納手段と、を備え、
前記画像データ格納手段が、前記画像データの受け入れのときに、前記GPS制御手段による現在時刻および現在位置の算出ができなかった場合に、前記第1のデータベース中の最新の時刻および位置を、前記画像データに関連付けて、前記第2のデータベースに格納し、
前記画像データの受け入れのときに、前記GPS制御手段による現在時刻の算出ができなかった場合に、前記第1のデータベース中の最新の時刻に関連付けられた位置、および、前記GPS制御手段により算出された時刻を、前記画像データに関連付けて、前記第2のデータベースに格納するように構成されたことを特徴とする画像データ管理装置により達成される。
好ましい実施態様においては、前記画像データの受け入れのときに、前記GPS制御手段による現在位置の算出ができなかった場合に、前記第1のデータベース中の時刻および位置、並びに、前記GPS制御手段により算出された時刻にしたがって、当該算出された時刻における位置を推定する位置推定手段を備え、
前記推定された位置および前記算出された時刻が、前記画像データに関連付けられて前記第2のデータベースに格納される。
より好ましい実施態様においては、前記位置推定手段が、前記第1のデータベース中の最新およびその一つ以前の時刻および位置から、移動方向および移動速度を算出し、当該移動方向および移動速度、並びに、前記最新の時刻と前記算出された時刻との時間差に基づいて、前記位置を推定する。
別の好ましい実施態様においては、前記画像データ格納手段が、前記GPS制御部により算出された位置以外の位置を仮位置として、また、算出された時刻以外の時刻を仮時刻として、前記第2のデータベースに格納するように構成され、
前記一定の時間間隔で前記GPS受信手段が動作するときに、前記位置推定手段が、前記画像データに、前記仮位置或いは仮時刻が関連付けられている場合、前記GPS制御手段により算出された位置および時刻、前記第1のデータベースに記憶された位置および時刻に基づいて、前記画像データに関連付けるべき位置或いは時刻を算出するように構成されている。
より好ましい実施態様においては、前記位置推定手段が、前記GPS制御手段により算出された位置と、前記第1のデータベースに記憶された、当該算出された位置より一つ以前に算出され格納された位置との平均を、前記推定位置として算出し、かつ、前記GPS制御手段により算出された時刻と、前記第1のデータベースに記憶された、当該算出された時刻より一つ以前に算出された時刻との平均を、前記推定時間として算出する。
別の好ましい実施態様においては、前記位置推定手段が、前記GPS制御手段により算出された位置と、前記第1のデータベースに記憶された、当該算出された位置より一つ以前に算出され格納された位置との差、前記GPS制御手段により算出された時刻と、前記第1のデータベースに記憶された、当該算出された時刻より一つ以前に算出され格納された時刻との間の時間差、並びに、前記第2のデータベースに格納された、前記画像データに関連付けられた時刻と、当該算出された時刻より一つ以前に算出され格納された時刻との間の時間差に基づいて、前記推定位置を算出する。
より好ましい実施態様においては、前記位置推定手段が、前記推定位置と、前記仮位置との間の平均を、第2の推定位置として算出する。
本発明によれば、適切な位置情報および時刻情報を、画像データに付加することができる画像データ管理装置を提供することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の第1の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる画像管理装置の構成を示すブロックダイヤグラムである。本実施の形態において、画像管理装置は、ディジタルカメラに装着し、ディジタルカメラの画像を取り込んでファイルするようになっている。
図1に示すように、本発明の実施の形態にかかる画像管理装置10は、CPU12、GPS装置14、記憶装置16、表示装置18、入力装置20および外部インタフェース(I/F)22を有する。
CPU12は、記憶装置16に記憶されたプログラムを読み出し、プログラムにしたがって、GPS装置14を制御して、GPS衛星の軌道情報や時刻情報を取得させ、また、GPS装置14により得られた情報にしたがって、現在時刻や画像管理装置の現在位置を算出する。
GPS装置14は、GPS衛星からのGPS電波を受信し、受信したGPS電波を復調して、GPS電波に含まれる種々の情報(GPS衛星の衛星軌道の軌道情報や時刻情報)を取り出す。
記憶装置16は、外部I/F22を介して与えられた画像データ、処理において生じたデータ、プログラムなどを記憶する。表示装置18は、たとえば、液晶表示装置である。また、入力装置20は、操作キーを含み、使用者からの指示を受け付ける。
また、本実施の形態において、外部I/F22は、ディジタルカメラ(図示せず)と接続され、ディジタルカメラにより画像が撮影されると、撮影された画像データを受け入れるようになっている。
図2は、本発明の実施の形態にかかる画像管理装置10の機能ブロックダイヤグラムである。図2に示すように、画像管理装置10は、機能面からは、GPS装置14を制御して、GPS装置14から得た情報に基づいて、現在位置や現在時刻を算出するGPS制御部23と、GPS制御部23により得られた位置や時刻に基づいて補間処理により位置や時刻を推定する解析・補間処理部24と、外部I/F22を介して与えられ、或いは、画像データベース(画像DB)27から読み出された画像データに処理を施すデータ処理部25と、GPS制御部23により得られた現在位置や現在時刻を記憶するGPSデータベース(GPS・DB)26と、画像データを記憶する画像DB27と、を有する。
GPS制御部23、解析・補間処理部24およびデータ処理部25の機能はCPU12により実現される。GPS・DB26および画像DB27の機能は、記憶装置16により実現される。
以下、上記構成の画像管理装置において実行される処理について説明する。図3および図4は、本実施の形態にかかる画像管理装置において実行される処理を示すフローチャートである。
図3に示すように、CPU12は、記憶装置16のワークエリアのデータなどをイニシャライズし(ステップ301)、画像データを取得したか否かを判断する(ステップ302)。たとえば、本実施の形態にかかる画像管理装置10を装着したディジタルカメラにおいてシャッターがオンされると画像データが生成され、当該画像データが、画像管理装置10の外部I/F22に与えられ、ステップ302においてYesと判断される。
ステップ302でYesと判断された場合には、CPU12は、GPS装置14を起動し(ステップ303)、位置測定が可能か否かを判断する(ステップ304)。より詳細には、GPS制御部23(図2)は、GPS装置14が所定の受信信号強度で4つのGPS衛星からの電波を受信しているか否かを判断する。
本実施の形態においては、周知の手法で4つのGPS衛星からのGPS電波に含まれる軌道情報および時刻情報に基づいて、画像管理装置10の現在位置および現在時刻を算出している。4つのGPS衛星のそれぞれの時刻情報が示す時刻をt(i=1〜4)、GPS衛星の位置を(x,y,z)、画像管理装置の現在位置を(x,y,z)、画像管理装置における4つのGPS衛星の時刻情報の受信時刻をtとすると、以下の式が成立する。なお、GPS衛星の位置は、軌道情報から得ることができる。
r’ =(x−x)+(x−y)+(z−z)
ここに、r’=r−cδ,r=c(t−t
(cは光速、δは画像管理装置における誤差)
4つのGPS衛星からのGPS電波に基づいて、GPS衛星の位置時刻(x,y,z)および時刻tを取得することにより、画像管理装置の位置(x,y,z)および誤差δを算出することができる。画像管理装置の時刻tから誤差δを差し引くことで、正確な現在時刻を得ることができる。
ステップ304においてYesと判断された場合には、GPS制御部23は、GPS装置14から取得した4つの衛星の軌道情報および時刻情報に基づいて、画像管理装置10の現在位置および現在時刻を算出し、現在位置および現在時刻をGPS・DB26に記憶する(ステップ305)。また、解析・補間処理部24は、画像データと、現在位置および現在時刻とを関連付けて画像DB27に記憶する(ステップ306)。
たとえば、使用者による入力装置20の入力により時間順ソートが指定されていた場合(ステップ307でYes)には、データ処理部25は、画像DB27を検索して、画像データに付加された現在時刻に基づいて、当該現在時刻の順に画像データをソートして、表示装置18の画面上に表示する(ステップ308)。
また、使用者による入力装置20の入力により位置順ソートが指定されたいた場合には(ステップ309でYes)、画像DB27を検索して、画像データに付加された位置(緯度および経度)に基づいて、画像データをソートして、表示装置18の画面上に表示する(ステップ310)。位置順ソートでは、たとえば、緯度の小さい順で画像データをソートし、かつ、同じ緯度であれば経度の小さい順とすれば良い。
次に、ステップ304でNo、つまり、位置測定が不可能と判断された場合には、GPS制御部23は、GPS装置14により時刻情報の取得は可能であったか否かを判断する(ステップ401)。ステップ401でYesと判断された場合には、GPS制御部23は、時刻情報を取得し、また、解析・補間処理部24が、取得された時刻情報、並びに、GPS・DB26に記憶された位置および時刻に基づいて位置補間処理を実行する(ステップ402)。なお、時刻情報は、少なくとも1つのGPS衛星からのGPS電波から取得できれば良い。
図5は、本実施の形態にかかる位置補間処理を示すフローチャートである。解析・補間処理部24は、GPS・DB26から、前回の処理において取得された位置および時刻、並びに、前々回の処理において取得された位置および時刻を取得する(ステップ501)。GPS・DB26では、たとえば、ステップ305に関して記載したように、現在時刻および現在位置が格納される。したがって、ステップ501では、GPS・DB26において、時刻が最新、および、2番目に新しいようなデータを見出せば良い。
次いで、解析・補間処理部24は、前回に取得された位置および時刻と、前々回に取得された位置および時刻とに基づいて、これらの間の移動方向および移動速度を算出する(ステップ502)。解析・補間処理部24は、今回取得した時刻(現在時刻)と、前回に取得された時刻との時間差、および、ステップ502で算出された移動方向および移動速度とにより、今回の推定位置を算出する(ステップ503)。
図8は、ステップ502およびステップ503を説明する図である。図8において、地点Aは、前々回の処理で取得された位置、地点Bは、前回の処理で取得された位置である。ステップ502において、移動方向および移動速度が算出される。移動方向は、前回に取得された位置(座標)と前々回に取得された位置(座標)との差をとったベクトルを算出することにより得ることができる。また、移動速度は、当該ベクトルの大きさを、前回に取得された時刻と前々回に取得された時刻との時間差で除算することにより算出することができる。移動方向および移動速度によって、単位時間当たりの移動ベクトルaが求められる。図8における符号801は、移動ベクトルaに、前回に取得された時刻と前々回に取得された時刻との時間差|a|を乗算したものに相当する。
ステップ503においては、今回取得された現在位置と前回に取得された時刻との時間差|b|の時間差|a|に対する比(|b|/|a|)を算出し、当該比と、移動ベクトルとの積(|b|/|a|)・a(符号802参照)で特定される地点Cを、現在位置と推定する。この推定された現在位置を、「仮位置」と称する。
位置補間処理が終了すると、解析・補間処理部24は、画像データと、算出された仮位置および現在時刻とを関連付けて、画像DB27に記憶する(ステップ403)。位置補間処理が行われた場合は、GPS制御部23により現在時刻は得られるが、位置は補間により算出された仮位置となる。
次に、ステップ401でNoと判断された場合について説明する。ステップ401でNo、つまり、測位によって現在位置および現在時刻、或いは、現在時刻を取得できなかった場合には、解析・補間処理部24は、GPS・DB26から、前回に取得されGPS・DB26に格納された現在位置および現在時刻を読み出す(ステップ404)。ここでは、GPS・DB26において、時刻が最新であるようなデータを見出せば良い。
次いで、読み出された位置を仮位置として、また、読み出された時刻を仮時刻として、画像データと、仮位置および仮時刻とを関連付けて、画像DB27に記憶する(ステップ405)。つまり、ステップ401でNoと判断された場合には、位置および時刻が、双方とも、GPS・DB26に記憶されていた仮のものとなる。
ステップ403或いはステップ405が終了すると、ステップ307に進む。
画像DB27は、たとえば、画像データに、時刻、および、位置(緯度および経度)が付加された形態である(図9参照)。本実施の形態では、仮時刻フラグ(符号901参照)および仮位置フラグ(符号902参照)を設け、仮位置として位置を格納する場合には、当該仮位置フラグを「1」にセットし、また、仮時刻として時刻を格納する場合には、仮時刻フラグを「1」にセットすれば良い。
次に、本実施の形態にかかる画像管理装置におけるインタラプト処理について説明する。インタラプト処理は、所定の時間間隔で定期的に実行される測位処理であり、これにより、GPS・DB26に、最新の現在位置および現在時刻を格納することが可能となる。また、この処理により、仮位置や仮時刻を、より正確な位置および時刻に修正することができる。
図6および図7は、本実施の形態にかかるインタラプト処理を示すフローチャートである。インタラプト処理が開始されると、GPS装置14が起動される(ステップ601)。次いで、GPS制御部23は、位置測定可能か否かを判断する(ステップ602)。ステップ602でNoと判断された場合には、GPS装置14を停止して(ステップ603)処理を終了する。
ステップ602でYesと判断された場合には、GPS装置14からの情報に基づいて、GPS制御部23は現在位置および現在時刻を算出して(ステップ604)、得られた現在位置および現在時刻をGPS・DB26に格納する(ステップ605)。
解析・補間処理部24は、画像DB27に格納されている画像データ中、仮位置および仮時刻が関連付けられているような画像データの有無を判断する(ステップ606)。図9に示すように、仮位置フラグおよび仮時刻フラグにより仮位置および仮時刻をそれぞれ示すような形態であれば、仮位置フラグが「1」でありかつ仮時刻フラグが「1」であるような画像データを見出せば良い。
ステップ606でYesと判断された場合には、解析・補間処理部24は、今回のインタラプト処理により取得された位置および時刻と、仮位置および仮時刻とに基づいて、位置および時刻を補間する(ステップ607)。なお、ステップ606でYesと判断されるような画像データは、画像データの取得時にGPS装置14およびGPS制御部23により位置および時刻の双方とも受信できなかった場合に相当する(図4のステップ401でNoと判断される)。したがって、この画像データには、処理の際にGPS・DB26において、最新であるような時刻を仮時刻として、また、当該時刻と関連付けられた位置を仮位置として画像データに関連付けられている。したがって、仮位置および仮時刻とは、GPS・DB26において、前回の測位により得られた時刻および位置に相当するため、前回取得された時刻および位置とも称する。
ステップ607の補間処理では、たとえば、今回取得された時刻Tと、前回取得された時刻Tt−1との平均値(T+Tt−1)/2として算出することができる。また、今回取得された位置(x、y、z)と、前回取得された位置(xt−1、yt−1、zt−1)の平均値((x+xt−1)/2,(y+yt−1)/2,(z+zt−1)/2)と算出することができる。
解析・補間処理部24は、仮位置および仮時刻に代えて、算出された位置および時刻を、画像データと関連付けて、また、仮位置フラグおよび仮時刻フラグを「0」にクリアして、画像DB27に格納する(ステップ608)。ステップ607〜608の処理は、仮位置および仮時刻が関連付けられた全ての画像データに対して実行される。
前回に取得された位置と今回取得された位置との間の位置、および、前回に取得された時刻と今回取得された時刻との間の時刻を、位置および時刻とすることにより、仮位置および仮時刻が得られた時点より後の位置および時刻を考慮した、より適切な位置の推定が可能となる。
ステップ606でNoと判断された場合には、解析・補間処理部24は、画像DB27中、仮位置のみが関連付けられているような画像データの有無を判断する(ステップ701)。図9に示すように、仮位置フラグおよび仮時刻フラグにより仮位置および仮時刻をそれぞれ示すような形態であれば、仮位置フラグが「1」でありかつ仮時刻フラグが「0」であるような画像データを見出せば良い。
ステップ701でYesと判断された場合には、今回取得された位置および時刻と、前回に取得された位置および時刻と、画像DB27の画像データに関連付けられていた時刻とに基づいて、第1の補間位置を算出する(ステップ702)。
ステップ703の第1の補間位置の算出についてより詳細に説明する。図10は、本実施の形態にかかる第1の補間位置の算出例を説明する図である。図10において、地点A、B、Cは、図8に示すものと同様である。
図10では、地点Aの位置をPt−2、地点Aでの時刻をTt−2、地点Bの位置をPt−1、地点Bでの時刻をTt−1とする。なお、実際の位置は座標(x,y,z)を含むが、説明を簡易にするためこれを単にPを用いて表している。また、図5の補間処理により得られた地点Cの仮位置をP、その時刻をTとする。時刻Tは測位により得られたものである。また、今回の測位により得られた地点Dの位置をP、その時刻をTとする。第1の補間位置による地点Eは、前回の測位により取得された位置と、今回の測位により取得された位置とを結ぶ直線上にあり、かつ、前回に取得された時刻と仮位置を算出したときの時刻との時間差の、前回に取得された時刻と今回取得された時刻との時間差に対する比を考慮した位置となる。地点Eの位置をP’とすると、位置P’は以下のようなものとなる。
P’=((T−Tt−1)/(T−Tt−1))・(P−Pt−1
第1の補間位置は、前回の測位により取得された位置と、今回の測位により取得された位置とを結ぶ直線上を使用者が移動していると推定した位置となる。
次いで、解析・補間処理部24は、第1の補間位置と、仮位置とに基づいて、第2の補間位置を算出する(ステップ703)。図11は、本実施の形態にかかる第2の補間位置の算出例を示す図である。図11において、地点Eが、第1の補間位置に相当し(位置:P’)であり、地点Cが仮位置に相当する(位置P)。本実施の形態では、地点Fを第2の補間位置とすると、第2の補間位置P”は、以下のようなものとなる。
P”=(P+P’)/2
第1の補間位置は、仮位置に関連付けられた時刻を考慮しているが、当該仮位置を考慮していない。したがって、仮位置と第1の補間位置の中間の第2の補間位置を算出することで、仮位置を考慮した位置を取得している。
解析・補間処理部24は、仮位置に代えて、算出された第2の補間位置を、画像データと関連付けて、また、仮位置フラグを「0」にクリアして、画像DB27に格納する(ステップ608)。ステップ702〜704の処理は、仮位置のみが関連付けられた全ての画像データに対して実行される。
本実施の形態によれば、一定の時間間隔で実行されるインタラプト処理において、GPS制御部23が、GPS装置により取得された情報に基づいて、現在位置および現在時刻を算出し、これらをGPS・DB26に格納しておく。画像データの取得時に、GPS制御部23により現在位置および現在時刻が得られなかった場合や、現在時刻しか得られなかった場合にも、GPS・DBに格納されている時刻および位置を画像データに関連付けて画像DB27に格納することができる。これにより、GPSを利用した位置および時刻が得られない場合であっても、画像データに位置や時刻が付加されていない状態となることを防止することができる。
また、本実施の形態によれば、GPS制御部23が時刻のみを算出できた場合には、GPS・DB26に記憶された位置と、当該位置と関連付けられた時刻および算出された時刻との間の時間差に基づいて位置が推定される。したがって、GPSを用いて得られた時刻からの経過時間を考慮した位置を得ることが可能となる。
より詳細には、GPS・DB26に記憶された位置および時刻に基づいて、移動方向および移動速度を算出し、移動方向および移動速度と時間差とに基づいて位置を推定する。これにより、移動を考慮したより正確な位置の推定が可能となる。
さらに、本実施の形態によれば、画像データに関連付けられた時刻や位置が仮位置の場合には、インタラプト処理において得られた位置および時刻に基づいて、仮時刻や仮位置にかわる新たな位置や時刻を推定する。仮位置や仮時刻が得られた時点より後の位置および時刻に基づいて位置を推定することができるため、より適切な位置の推定が可能となる。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
たとえば、前記実施の形態においては、画像管理装置はディジタルカメラに装着されているが、他の装置、たとえば、ディジタルビデオや携帯電話に装着されても良い。
また、前記実施の形態において、測定された時刻および仮位置が画像データに関連付けられている場合に、インタラプト処理において、第1の補間位置を算出した後、さらに第2の補間位置を算出している。しかしながら、第1の補間位置を、画像データに関連付けるべき位置として画像DB27に格納しても良い。
図1は、本実施の形態にかかる画像管理装置の構成を示すブロックダイヤグラムである。 図2は、本発明の実施の形態にかかる画像管理装置の機能ブロックダイヤグラムである。 図3は、本実施の形態にかかる画像管理装置において実行される処理を示すフローチャートである。 図4は、本実施の形態にかかる画像管理装置において実行される処理を示すフローチャートである。 図5は、本実施の形態にかかる位置補間処理を示すフローチャートである 図6は、本実施の形態にかかるインタラプト処理を示すフローチャートである。 図7は、本実施の形態にかかるインタラプト処理を示すフローチャートである。 図8は、図5のステップ502およびステップ503を説明する図である。 図9は、本実施の形態にかかる画像DBのデータ構成例を示す図である。 図10は、本実施の形態にかかる第1の補間位置の算出例を説明する図である。 図11は、本実施の形態にかかる第2の補間位置の算出例を説明する図である。
符号の説明
10 画像管理装置
12 CPU
14 GPS装置
16 記憶装置
18 表示装置
20 入力装置
22 外部I/F
23 GPS制御部
24 解析・補間処理部
25 データ処理部
26 GPS・DB
27 画像DB

Claims (7)

  1. 画像データを受け入れ、受け入れた画像データに時刻および位置を関連付けて記憶する画像データ管理装置であって、
    GPS衛星からの電波を受信し、当該電波に含まれる情報を取得するGPS受信手段と、
    一定の時間間隔で、前記GPS受信手段を動作させて、前記電波に含まれる情報を取得させ、当該取得された情報に基づいて、現在位置および現在時刻を算出して、算出された位置および時刻を第1のデータベースに格納するとともに、
    前記画像データの受け入れに応答して、前記GPS受信手段を動作させて、前記電波に含まれる情報を取得させ、当該取得された情報に基づいて、現在位置および現在時刻を算出して、算出された位置および時刻を前記第1のデータベースに格納するGPS制御手段と、
    前記画像データの受け入れに応答して、前記画像データと、前記GPS制御手段により算出された位置および時刻とを関連付けて、第2のデータベースに格納する画像データ格納手段と、を備え、
    前記画像データ格納手段が、前記画像データの受け入れのときに、前記GPS制御手段による現在時刻および現在位置の算出ができなかった場合に、前記第1のデータベース中の最新の時刻および位置を、前記画像データに関連付けて、前記第2のデータベースに格納し、
    前記画像データの受け入れのときに、前記GPS制御手段による現在時刻の算出ができなかった場合に、前記第1のデータベース中の最新の時刻に関連付けられた位置、および、前記GPS制御手段により算出された時刻を、前記画像データに関連付けて、前記第2のデータベースに格納するように構成されたことを特徴とする画像データ管理装置。
  2. 前記画像データの受け入れのときに、前記GPS制御手段による現在位置の算出ができなかった場合に、前記第1のデータベース中の時刻および位置、並びに、前記GPS制御手段により算出された時刻にしたがって、当該算出された時刻における位置を推定する位置推定手段を備え、
    前記推定された位置および前記算出された時刻が、前記画像データに関連付けられて前記第2のデータベースに格納されることを特徴とする請求項1に記載の画像データ管理装置。
  3. 前記位置推定手段が、前記第1のデータベース中の最新およびその一つ以前の時刻および位置から、移動方向および移動速度を算出し、当該移動方向および移動速度、並びに、前記最新の時刻と前記算出された時刻との時間差に基づいて、前記位置を推定することを特徴とする請求項2に記載の画像データ管理装置。
  4. 前記画像データ格納手段が、前記GPS制御部により算出された位置以外の位置を仮位置として、また、算出された時刻以外の時刻を仮時刻として、前記第2のデータベースに格納するように構成され、
    前記一定の時間間隔で前記GPS受信手段が動作するときに、前記位置推定手段が、前記画像データに、前記仮位置或いは仮時刻が関連付けられている場合、前記GPS制御手段により算出された位置および時刻、前記第1のデータベースに記憶された位置および時刻に基づいて、前記画像データに関連付けるべき位置或いは時刻を算出するように構成されたことを特徴とする請求項2または3に記載の画像データ管理装置。
  5. 前記位置推定手段が、前記GPS制御手段により算出された位置と、前記第1のデータベースに記憶された、当該算出された位置より一つ以前に算出され格納された位置との平均を、前記推定位置として算出し、かつ、前記GPS制御手段により算出された時刻と、前記第1のデータベースに記憶された、当該算出された時刻より一つ以前に算出された時刻との平均を、前記推定時間として算出することを特徴とする請求項4に記載の画像データ管理装置。
  6. 前記位置推定手段が、前記GPS制御手段により算出された位置と、前記第1のデータベースに記憶された、当該算出された位置より一つ以前に算出され格納された位置との差、前記GPS制御手段により算出された時刻と、前記第1のデータベースに記憶された、当該算出された時刻より一つ以前に算出され格納された時刻との間の時間差、並びに、前記第2のデータベースに格納された、前記画像データに関連付けられた時刻と、当該算出された時刻より一つ以前に算出され格納された時刻との間の時間差に基づいて、前記推定位置を算出することを特徴とする請求項4に記載の画像データ管理装置。
  7. 前記位置推定手段が、前記推定位置と、前記仮位置との間の平均を、第2の推定位置として算出することを特徴とする請求項6に記載の画像データ管理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012235285A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Olympus Imaging Corp 表示装置および表示プログラム

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