JP2009141129A - フレキシブルプリント配線板およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】折り曲げ部の折り曲げ加工が容易であり、フレキシブルプリント配線板が使用される電子機器に対応した任意の形状に容易に変形させて使用することができるフレキシブルプリント配線板およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】フレキシブルプリント配線板は、基材2と、導体により形成された配線5bを有する入力配線部を備えている。また、入力配線部には、折り曲げ部が設けられている。そして、基材2の、折り曲げ部の折り曲げ位置45の部分に、0.6mm以下の径Rを有する孔部30が形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子機器の部品として用いられるフレキシブルプリント配線板およびその製造方法に関する。
近年、電子機器の小型化・軽量化の要請から、電子機器分野においては、様々な電子部品が実装されたフレキシブルプリント配線板が使用されている。例えば、液晶パネルやプラズマディスプレイパネル等の電子機器においては、ベースとなる基材の表面に導体を設けるとともに、導体により形成された導体回路パターンを有する回路部と、導体により形成された配線パターンを有する配線部とを備えるフレキシブルプリント配線板が使用されている。
次に、従来のフレキシブルプリント配線板の一例を、図面を参照して説明する。図9、図10に示すように、フレキシブルプリント配線板60は、絶縁性の基材50と、基材50の表面上に設けられ、所定の導体回路パターン49を有するとともに、電子部品が搭載される回路部(または、電子部品搭載部)51が形成された導体52と、当該導体52の表面に設けられ、導体52上に積層された接着剤層71と、その上に積層された樹脂フィルム72により構成された絶縁層であるカバーレイフィルム53と、導体52により形成され、回路部51から引き出された配線54を有する入力配線部55、および出力配線部56を備えている。また、このフレキシブルプリント配線板60においては、図9、図10に示すように、入力配線部55に、配線54に接続された入力端子部58が設けられるとともに、出力配線部56に、配線54に接続された出力端子部57が設けられている。そして、このフレキシブルプリント配線板60を液晶パネル等の電子機器に使用する場合は、一般に、異方導電性フィルムや半田付けにより、配線54の先端に形成された端子部(例えば、出力端子部57)を被接続部材である電子機器の導体パターンに接続する構成となっている。
また、一般に、フレキシブルプリント配線板が使用される電子機器において、フレキシブルプリント配線板を折り曲げて使用するための折り曲げ部が設けられたものが提案されている。より具体的には、図9に示すように、入力配線部55には折り曲げ部80が設けられており、入力端子部58を電子機器の導体パターンと電気的に接続する際に、当該折り曲げ部80を折り曲げることにより、入力端子部58と電子機器の導体パターンとの位置合わせを行い、入力端子部58を電子機器の導体パターンと電気的に接続する構成となっている。また、同様に、図9に示すように、出力配線部56には折り曲げ部81が設けられており、出力端子部57を電子機器の導体パターンと電気的に接続する際に、当該折り曲げ部81を折り曲げることにより、出力端子部57と電子機器の導体パターンとの位置合わせを行い、出力端子部57を電子機器の導体パターンと電気的に接続する構成となっている。
また、金型によるプレス打ち抜き加工を施すことにより、折り曲げ部80,81の折り曲げ位置90,91に孔部を形成して、折り曲げ位置90,91に、折り曲げ加工を行う際の指標を設ける方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−245451号公報
しかし、上記従来の金型によるプレス打ち抜き加工による方法では、金型の構造が複雑であり、例えば、金型に設けられた複数のポンチ(抜刃)間の間隔や、ポンチの径に制約があるため、折り曲げ位置90,91において、径の大きな孔部(0.6mmより大きな径を有する孔部)しか形成することができない場合があり、また、金型の構造上、孔部を形成する位置に制約があるため、配線54のパターン形状によっては、配線54に隣接して孔部を形成することができない場合があった。
従って、折り曲げ部80,81において、折り曲げ位置90,91に孔部を形成することができない場合があるため、折り曲げ部80,81を折り曲げる際に、折り曲げ部80,81の折り曲げ位置90,91に応力を集中させることができず、折り曲げ部80,81の折り曲げ加工が困難になるとともに、折り曲げ部80,81の戻り(スプリングバック)が大きくなってしまう。その結果、折り曲げ部80,81の折り曲げ加工が困難になるため、入力端子部57および出力端子部58を電子機器の導体パターンと電気的に接続する際に、入力端子部57および出力端子部58と電子機器の導体パターンとの位置合わせが困難になり、入力端子部57および出力端子部58を電子機器の導体パターンと電気的に接続する際の、作業性が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、フレキシブルプリント配線板が使用される電子機器に対応した任意の形状に容易に変形させて使用することができるフレキシブルプリント配線板およびその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、基材と、基材の表面上に設けられた導体と、導体により形成された配線を有する配線部と、配線部に設けられた折り曲げ部とを備えるフレキシブルプリント配線板において、基材の、折り曲げ部の折り曲げ位置の部分に、0.6mm以下の径を有する孔部が形成されていることを特徴とする。なお、ここで言う「径」とは、孔部の直径のことを言う。
同構成によれば、上記従来のフレキシブルプリント配線板の場合とは異なり、折り曲げ位置において、径の小さな孔部を形成することができる。従って、配線のパターン形状に依存することなく、折り曲げ位置において、当該配線に隣接して確実に孔部を形成することが可能になる。そうすると、折り曲げ部を折り曲げる際に、折り曲げ部の折り曲げ位置に応力を集中させることができるとともに、折り曲げ部を折り曲げる際の反発力が軽減され、戻り(スプリングバック)を小さくすることができるため、折り曲げ部の折り曲げ加工が容易になる。その結果、例えば、配線部に、電子機器の導体パターンに接続される端子部を設けるとともに、折り曲げ部により、端子部と電子機器の導体パターンとの位置合わせを行い、端子部を電子機器の導体パターンと電気的に接続する際に、端子部と電子機器の導体パターンとの位置合わせが容易になり、端子部を電子機器の導体パターンと電気的に接続する際の、作業性を向上させることが可能になる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のフレキシブルプリント配線板であって、孔部が複数個形成されるとともに、隣接する孔部の外周間の間隔が0.6mm以下であることを特徴とする。
同構成によれば、折り曲げ部を折り曲げる際に、折り曲げ部の折り曲げ位置に応力を効果的に集中させることができるとともに、折り曲げ部を折り曲げる際の反発力が更に軽減され、戻り(スプリングバック)を効果的に小さくすることができるため、折り曲げ部の折り曲げ加工が一層容易になる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のフレキシブルプリント配線板であって、孔部が、ドリリング、レーザー照射、およびNCパンチングからなる群より選ばれる少なくとも1種の方法により形成されていることを特徴とする。同構成によれば、折り曲げ位置において、径の小さな孔部を容易に形成することが可能になる。また、径の小さな孔部を位置精度良く形成することができるため、配線に隣接して孔部を容易に形成することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のフレキシブルプリント配線板であって、配線のピッチが、0.9mm以下であることを特徴とする。
同構成によれば、狭いピッチにより配線が形成されたフレキシブルプリント配線板においても、折り曲げ部を折り曲げる際の反発力が軽減され、戻り(スプリングバック)を小さくすることができ、折り曲げ部の折り曲げ加工が容易になる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のフレキシブルプリント配線板であって、導体の表面上に絶縁層が設けられるとともに、絶縁層の、折り曲げ部の折り曲げ位置の部分に、0.6mm以下の径を有する他の孔部が形成されていることを特徴とする。なお、ここで言う「径」とは、他の孔部の直径のことを言う。
同構成によれば、折り曲げ部を折り曲げる際に、折り曲げ部の折り曲げ位置に応力を一層効果的に集中させることができるとともに、折り曲げ部を折り曲げる際の反発力が更に軽減され、戻り(スプリングバック)を一層効果的に小さくすることができるため、折り曲げ部の折り曲げ加工が一層容易になる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のフレキシブルプリント配線板であって、他の孔部が複数個形成されるとともに、隣接する他の孔部の外周間の間隔が0.6mm以下であることを特徴とする。
同構成によれば、折り曲げ部を折り曲げる際に、折り曲げ部の折り曲げ位置に応力をより一層効果的に集中させることができるとともに、折り曲げ部を折り曲げる際の反発力が更に軽減され、戻り(スプリングバック)をより一層効果的に小さくすることができるため、折り曲げ部の折り曲げ加工がより一層容易になる。
請求項7に記載の発明は、請求項5または請求項6に記載のフレキシブルプリント配線板であって、他の孔部が、ドリリング、レーザー照射、およびNCパンチングからなる群より選ばれる少なくとも1種の方法により形成されていることを特徴とする。同構成によれば、折り曲げ位置において、径の小さな他の孔部を容易に形成することが可能になる。また、径の小さな他の孔部を位置精度良く形成することができるため、配線に隣接して他の孔部を容易に形成することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載のフレキシブルプリント配線板であって、折り曲げ部に設けられた絶縁層が、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂、およびエポキシ樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種を主成分とするカバーコートであることを特徴とする。
同構成によれば、折り曲げ部に設ける絶縁層として、剛性の大きなカバーレイフィルムを設ける場合に比し、折り曲げ部の戻り(スプリングバック)を小さくすることができる。その結果、折り曲げ部の折り曲げ加工がより一層容易になる。
請求項9に記載の発明は、基材と、基材の表面上に設けられた導体と、導体により形成された配線を有する配線部と、配線部に設けられた折り曲げ部とを備えるフレキシブルプリント配線板の製造方法において、基材の、前記折り曲げ部の折り曲げ位置の部分に、ドリリング、レーザー照射、およびNCパンチングからなる群より選ばれる少なくとも1種の方法により、0.6mm以下の径を有する孔部を形成する工程と、導体に前記配線を形成して、前記配線部に前記配線を設ける工程とを少なくとも備えることを特徴とする。
同構成によれば、上記従来の金型によるプレス打ち抜き加工による方法とは異なり、折り曲げ位置において、径の小さな孔部を形成することができる。従って、配線のパターン形状に依存することなく、折り曲げ位置において、配線に隣接して確実に孔部を形成することが可能になる。そうすると、折り曲げ部を折り曲げる際に、折り曲げ部の折り曲げ位置に応力を集中させることができるとともに、折り曲げ部を折り曲げる際の反発力が軽減され、戻り(スプリングバック)を小さくすることができるため、折り曲げ部の折り曲げ加工が容易になる。その結果、例えば、配線部に、電子機器の導体パターンに接続される端子部を設けるとともに、折り曲げ部により、端子部と電子機器の導体パターンとの位置合わせを行い、端子部を電子機器の導体パターンと電気的に接続する際に、端子部と電子機器の導体パターンとの位置合わせが容易になり、端子部を電子機器の導体パターンと電気的に接続する際の、作業性を向上させることが可能になるフレキシブルプリント配線板を提供することができる。また、ドリリング、レーザー照射、およびNCパンチングからなる群より選ばれる少なくとも1種の方法により孔部を形成するため、折り曲げ位置において、径の小さな孔部を容易に形成することが可能になる。さらに、径の小さな孔部を位置精度良く形成することができるため、配線に隣接して孔部を容易に形成することができる。
本発明によれば、折り曲げ部の折り曲げ加工が容易であり、フレキシブルプリント配線板が使用される電子機器に対応した任意の形状に容易に変形させて使用することができるフレキシブルプリント配線板を提供することができる。
以下に、本発明の好適な実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るフレキシブルプリント配線板の概略構成を示す表面側の平面図であり、図2は、図1のA−A断面図である。なお、本実施形態においては液晶パネルやプラズマディスプレイパネル等の電子機器に使用されるフレキシブルプリント配線板を例に挙げて説明する。
このフレキシブルプリント配線板1は、図1、図2に示すように、柔軟な樹脂フィルムにて形成された絶縁性の基材2の片面に導体5を設けた、いわゆる片面板であって、当該導体5を覆うように、その片面に絶縁層7を設けたものである。
また、フレキシブルプリント配線板1には、図1に示すように、導体5により形成され、例えば、チップコンデンサー、チップ抵抗、コネクター等の電子部品が電気的に接続される導体回路パターン5aを有する回路部20が設けられている。また、図1に示すように、フレキシブルプリント配線板1は、導体5により形成され、回路部20から引き出された配線5bを有する入力配線部21と出力配線部22を備えている。なお、配線5bは、所定の配線パターンにより形成されており、当該配線のピッチZが0.9mm以下となるように形成されている。また、図1に示すように、出力配線部22には、位置決め用のピン穴であるアライメントマーク17が設けられている。
また、入力配線部21には、配線5bに接続された入力端子部15が設けられるとともに、出力配線部22には、配線5bに接続された出力端子部16が設けられている。そして、この入力端子部15と出力端子部16を液晶パネル等の被接続部材である電子機器の導体パターン(不図示)と電気的に接続すべく、絶縁層7を形成せずに入力端子部15と出力端子部16を外部に露出させた構成となっている。
また、図1に示すように、フレキシブルプリント配線板1の入力配線部21には折り曲げ部40が設けられており、入力端子部15を電子機器の導体パターンと電気的に接続する際に、当該折り曲げ部40を折り曲げ位置45で折り曲げることにより、入力端子部15と電子機器の導体パターンとの位置合わせを行い、入力端子部15を電子機器の導体パターンと電気的に接続する構成となっている。
また、同様に、図1に示すように、フレキシブルプリント配線板1の出力配線部22には折り曲げ部41が設けられており、出力端子部16を電子機器の導体パターンと電気的に接続する際に、当該折り曲げ部41を折り曲げ位置46で折り曲げることにより、出力端子部16と電子機器の導体パターンとの位置合わせを行い、出力端子部16を電子機器の導体パターンと電気的に接続する構成となっている。
また、図2に示すように、接続信頼性を高めるために、入力端子部15と出力端子部16の表面をめっき層11により被覆する構成としている。このめっき層11は、環境への配慮から、鉛を含有しないめっき層を使用することが好ましく、また、入力端子部15、出力端子部16と電子機器の導体パターン間の接続信頼性の低下を防止するとの観点から、鉛を含有しないめっき層11として、金めっき層を使用することができる。
導体5の表面へのめっき処理は、無電解めっき法、または電解めっき法により行われ、金めっき層を設ける際には、露出した導体5の表面に対して、まず、拡散防止層としてのニッケルめっき層を形成した後、当該ニッケルめっき層の表面上に金めっき層を形成する方法が採用される。また、このフレキシブルプリント配線板1を液晶パネル等の電子機器に使用する場合は、異方導電性フィルムや半田付けにより、配線5bの先端に形成された入力端子部15、出力端子部16を、電子機器の導体パターン部に接続する構成となっている。
基材2を構成する樹脂フィルムとしては、柔軟性に優れた樹脂材料からなるものが使用される。かかる樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエステルフィルム等の、フレキシブルプリント配線板用として汎用性のある樹脂のフィルムがいずれも使用可能である。また、特に、柔軟性に加えて高い耐熱性や機械的強度をも有しているのが好ましく、かかる樹脂フィルムとしては、例えば、ポリアミド系の樹脂フィルム、ポリイミド、ポリアミドイミドなどのポリイミド系の樹脂フィルム、耐熱性ポリエステルフィルム、およびポリエチレンナフタレ−ト等が好適に使用される。なお、基材2の厚みとしては、10μm〜150μmが好ましい。厚みが10μm未満の場合は、十分な機械的強度が得られない場合があり、また、150μmよりも大きい場合は、フレキシブルプリント配線板1の柔軟性が低下する場合があるからである。
また、所定の導体回路パターン5a、配線5bを有する導体5を構成する金属箔としては、銅箔が好適に使用される。また、この金属箔を、常法によりエッチングして、加工することにより、導体回路パターン5a、および配線5bを有する導体5が形成されている。
また、絶縁層7としては、カバーレイフィルムを使用する構成としており、当該カバーレイフィルムは、図2に示すように、導体5を覆うべく、導体5の表面上に積層された接着剤層9と、当該接着剤層9の表面上に積層された樹脂フィルム10により構成されている。樹脂フィルム10としては、上述の基材2を構成する樹脂フィルムと同様のものを使用することができる。なお、上述の基材2の場合と同様の理由により、樹脂フィルム10としては、10μm〜150μmの厚みを有するものを使用することが好ましい。また、接着剤層9を構成する接着剤としては、柔軟性や耐熱性に優れたものが好ましく、かかる接着剤としては、例えば、ナイロン系、エポキシ樹脂系、ブチラール樹脂系、アクリル樹脂系などの、各種の樹脂系の接着剤が挙げられる。さらに、これらの接着剤樹脂中にセラミック系フィラーやゴム系フィラーを分散させて使用することもできる。このカバーレイフィルムは、ラミネート処理により、導体5の表面上に設けられる。
ここで、本発明のフレキシブルプリント配線板1においては、基材2の、折り曲げ部40,41の折り曲げ位置45,46の部分に、所定の径を有する孔部が形成されている点に特徴がある。以下、図面を参照して、本特徴について説明する。
図3は、図1のB−B断面図であり、図4は、図1のC−C断面図である。図3に示すように、折り曲げ位置45においては、基材2の、折り曲げ位置45の部分に、0.6mm以下の径Rを有する孔部30が少なくとも1つ以上(本実施形態においては7個)形成されている。そして、本実施形態のごとく、複数個の孔部30が形成される場合は、孔部30の間隔D(即ち、隣接する孔部30の外周30a間の間隔)が0.6mm以下となるように設定されている。即ち、基材2の、折り曲げ位置45の部分に、0.6mm以下の径Rを有する孔部30が少なくとも1つ以上形成されるとともに、孔部30が複数個形成される場合は、当該孔部30のピッチP(=孔部30の径R+孔部30の間隔D)が1.2mm以下で形成されている点に特徴がある。
また、同様に、折り曲げ位置46においても、図4に示すように、基材2の、折り曲げ位置46の部分に、0.6mm以下の径Rを有する孔部30が少なくとも1つ以上(本実施形態においては12個)形成されている。そして、本実施形態のごとく、複数個の孔部30が形成される場合は、孔部30の間隔Dが0.6mm以下で形成されている。即ち、基材2の、折り曲げ位置46の部分に、0.6mm以下の径Rを有する孔部30が少なくとも1つ以上形成されるとともに、孔部30が複数個形成される場合は、当該孔部30のピッチP(=孔部30の径R+孔部30の間隔D)が1.2mm以下で形成されている点に特徴がある。
なお、孔部30の径Rを0.6mm以下としたのは、径Rを0.6mm以上とすると、上記従来技術の場合と同様に、配線5bのパターン形状によっては、折り曲げ位置45,46において、当該配線5bに隣接して確実に孔部30を形成することができない場合があるためである。また、複数個の孔部30を形成する場合に、孔部30の間隔Dを0.6mm以下としたのは、折り曲げ部40,41の折り曲げ位置45,46の部分に形成することができる孔部30の数を増加することができるため、折り曲げ部40,41を折り曲げる際に、折り曲げ部40,41の折り曲げ位置45,46に応力を効果的に集中させることができるからである。
このような構成により、上記従来の金型によるプレス打ち抜き加工を施すフレキシブルプリント配線板60とは異なり、折り曲げ位置45,46において、径の小さな孔部30を形成することができる。従って、配線5bのパターン形状に依存することなく、折り曲げ位置45,46において、当該配線5bに隣接して確実に孔部30を形成することが可能になる。
従って、折り曲げ部40,41を折り曲げる際に、折り曲げ部40,41の折り曲げ位置45,46に応力を集中させることができるとともに、折り曲げ部40,41を折り曲げる際の反発力が軽減され、戻り(スプリングバック)を小さくすることができるため、折り曲げ部40,41の折り曲げ加工が容易になる。その結果、入力端子部15および出力端子部16を電子機器の導体パターンと電気的に接続する際に、入力端子部15および出力端子部16と電子機器の導体パターンとの位置合わせが容易になり、入力端子部15および出力端子部16を電子機器の導体パターンと電気的に接続する際の、作業性を向上させることが可能になる。
特に、孔部30を複数個形成するとともに、隣接する孔部30の外周30a間の間隔Dを0.6mm以下に設定することにより、折り曲げ部40,41を折り曲げる際に、折り曲げ部40,41の折り曲げ位置45,46に応力を効果的に集中させることができるとともに、折り曲げ部40,41を折り曲げる際の反発力が更に軽減され、戻り(スプリングバック)を効果的に小さくすることが可能になる。
なお、孔部30としては、折り曲げ部40,41の折り曲げ加工を容易にすることができるものであれば、どのような形状を有するものでも良く、例えば、図5に示す断面略円形状を有するもののほか、図6、図7に示す断面略楕円形状や断面略矩形状を有するものを形成することができる。
また、ここで言う「径R」とは、孔部30の直径のことを言う。より具体的には、図5に示すように、断面略円形状を有する孔部30の場合は、径Rは、その直径のことを言い、また、図6、図7に示すように、断面略楕円形状、または断面略矩形状を有する孔部30の場合は、径Rは、その長径のことを言う。
次に、フレキシブルプリント配線板1の製造方法の一例を説明する。フレキシブルプリント配線板1の製造工程としては、まず、柔軟な樹脂フィルムにて形成された基材2の表面上に、銅箔などの金属箔からなる導体5を積層した積層体を作製する。より具体的には、例えば、導体5のもとになる金属箔の片面に、基材2のもとになるホットメルトタイプの樹脂フィルムを、高温高圧下でラミネートして貼り合わせる方法(ラミネーション法)、あるいは樹脂の前駆体(モノマー、オリゴマー、プレポリマーなど)を含む塗布液を塗布して、乾燥、固化させた後、必要に応じて硬化反応させて基材2を形成する方法(キャスティング法)や、基材2の片面に、例えば、無電解めっき、真空蒸着、スパッタリングなどを利用して導電層を形成し、次いで、電解めっきを行うことにより導体5を形成するめっき法などを使用して、基材2の表面上に導体5を積層した積層体を作製する。
次いで、基材2の、折り曲げ位置45,46の部分に、0.6mm以下の径Rを有する孔部30を少なくとも1つ以上形成する。また、複数個の孔部30を形成する場合は、孔部30の間隔Dが0.6mm以下となるように形成する。なお、本実施形態においては、孔部30の形成は、ドリリング、レーザー照射、およびNC(Numerical Control)パンチングからなる群より選ばれる少なくとも1種の方法により形成する構成としている。このような方法を使用することにより、折り曲げ位置45,46において、径の小さな孔部30を容易に形成することが可能になる。また、径の小さな孔部30を位置精度良く形成することができるため、配線5bに隣接して孔部30を容易に形成することができる。次いで、基材2の片面に積層された、銅箔などの金属箔を、常法によりエッチングして、導体回路パターン5a、配線5bを有する導体5を形成して、導体回路パターン5aを回路部20に設けるとともに、配線5bを入力配線部21および出力配線部22に設ける。
次いで、この導体回路パターン5a、および配線5b上に、入力端子部15、出力端子部16に相当する部分を除いて、接着剤層9付きの樹脂フィルム10をラミネート処理して、絶縁層7であるカバーレイフィルムを貼り合わせることにより、導体5の表面上にカバーレイフィルムを積層する。
そして、出力配線部22において、例えば、所定の配線パターンや導体回路パターンの追加、パンチング、ドリリング、レーザー照射、および金型加工等によりアライメントマーク17を形成することにより、フレキシブルプリント配線板1が製造されることになる。なお、CCDカメラ等において、アライメントマーク17を認識する際の、認識性の向上の観点から、アライメントマーク17の直径は、0.1〜1.0mmとすることが好ましい。
以上に説明した本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)本発明のフレキシブルプリント配線板1においては、基材2の、折り曲げ位置45,46の部分に、0.6mm以下の径Rを有する孔部30を形成する構成としている。従って、折り曲げ位置45,46において、配線5bに隣接して確実に孔部30を形成することが可能になるため、折り曲げ部40,41を折り曲げる際に、戻り(スプリングバック)を小さくすることができ、折り曲げ部40,41の折り曲げ加工が容易になる。その結果、入力端子部15および出力端子部16を電子機器の導体パターンと電気的に接続する際に、入力端子部15および出力端子部16と電子機器の導体パターンとの位置合わせが容易になり、入力端子部15および出力端子部16を電子機器の導体パターンと電気的に接続する際の、作業性を向上させることが可能になる。
(2)また、孔部30を複数個形成するとともに、隣接する孔部30の外周30a間の間隔Dを0.6mm以下に設定する構成としている。従って、折り曲げ部40,41を折り曲げる際に、折り曲げ部40,41の折り曲げ位置45,46に応力を効果的に集中させることができるとともに、折り曲げ部40,41を折り曲げる際の反発力が更に軽減され、戻り(スプリングバック)を効果的に小さくすることができるため、折り曲げ部40,41の折り曲げ加工が一層容易になる。
(3)また、孔部30を、ドリリング、レーザー照射、およびNCパンチングからなる群より選ばれる少なくとも1種の方法により形成する構成としている。従って、折り曲げ位置45,46において、径の小さな孔部30を容易に形成することが可能になる。また、径の小さな孔部30を位置精度良く形成することができるため、配線5bに隣接して孔部30を容易に形成することができる。
(4)また、狭いピッチ(0.9mm以下のピッチ)Zにより配線5bが形成されたフレキシブルプリント配線板1においても、折り曲げ位置45,46において、配線5bに隣接して確実に孔部30を形成することが可能になるため、折り曲げ部40,41を折り曲げる際の反発力を軽減して、戻り(スプリングバック)を小さくすることができ、折り曲げ部40,41の折り曲げ加工を容易にすることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の設計変更をすることが可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
・上記実施形態においては、基材2の、折り曲げ位置45,46の部分に、孔部30を形成する構成としたが、本発明においては、少なくとも基材2に孔部30が形成されていれば良く、例えば、導体5の表面上に設けられた絶縁層7であるカバーレイフィルムにも、上述の孔部30と同様の他の孔部31を形成する構成としても良い。より具体的には、例えば、折り曲げ位置45においては、図8に示すように、カバーレイフィルムを構成する接着剤層9および樹脂フィルム10の、折り曲げ位置45の部分に、0.6mm以下の径rを有する他の孔部31を、少なくとも1つ以上(本実施形態においては7個)形成する。そして、複数個の他の孔部31を形成する場合は、上述の孔部30の場合と同様に、他の孔部31の間隔d(即ち、隣接する他の孔部31の外周31a間の間隔)が0.6mm以下となるように設定する。即ち、基材2の、折り曲げ位置45の部分に、0.6mm以下の径rを有する他の孔部31が少なくとも1つ以上形成されるとともに、他の孔部31が複数個形成される場合は、当該他の孔部31のピッチp(=他の孔部31の径r+孔部30の間隔d)が1.2mm以下で形成する構成とする。なお、折り曲げ位置46においても、図8に示す折り曲げ位置45と同様に、他の孔部31を形成することができる。また、図8に示すように、基材2に形成された孔部30と、絶縁層7に形成された他の孔部31が連設するように、他の孔部31を形成する構成としても良い。
また、孔部30の場合と同様に、他の孔部31としては、断面略円形状を有するもののほか、断面略楕円形状や断面略矩形状を有するものを形成することができる。また、ここで言う「径r」とは、他の孔部31の直径のことを言い、孔部30の場合と同様に、断面略円形状を有する他の孔部31の場合は、径rは、その直径のことを言い、また、断面略楕円形状、または断面略矩形状を有する他の孔部31の場合は、径rは、その長径のことを言う。
このような構成により、折り曲げ部40,41を折り曲げる際に、折り曲げ部40,41の折り曲げ位置45,46に応力を一層集中させることができるとともに、折り曲げ部40,41を折り曲げる際の反発力が更に軽減され、戻り(スプリングバック)を一層小さくすることができるため、折り曲げ部40,41の折り曲げ加工が一層容易になる。
特に、他の孔部31を複数個形成するとともに、隣接する他の孔部31の外周31a間の間隔dを0.6mm以下に設定することにより、折り曲げ部40,41を折り曲げる際に、折り曲げ部40,41の折り曲げ位置45,46に応力をより一層効果的に集中させることができるとともに、折り曲げ部40,41を折り曲げる際の反発力が更に軽減され、戻り(スプリングバック)をより一層効果的に小さくすることが可能になる。
また、絶縁層7に、上述の他の孔部31を形成する場合も、上述のドリリング、レーザー照射、およびNCパンチングからなる群より選ばれる少なくとも1種の方法を使用することにより、折り曲げ位置45,46において、径の小さな他の孔部31を容易に形成することが可能になる。また、径の小さな他の孔部31を位置精度良く形成することができるため、配線5bに隣接して他の孔部31を容易に形成することができる。
・また、上記実施形態においては、絶縁層7として、接着剤層9および樹脂フィルム10からなるカバーレイフィルムを使用する構成としたが、当該カバーレイフィルムの代わりに、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂、およびエポキシ樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種を主成分とするカバーコートを使用する構成としても良い。なお、この場合、少なくとも折り曲げ部40,41に設けられた絶縁層を、例えば、ポリイミド樹脂を主成分とするカバーコートにより形成する構成とすれば良く、折り曲げ部40,41以外の部分に上述のカバーレイフィルムを設ける構成としても良い。このような構成により、折り曲げ部40,41に剛性の大きなカバーレイフィルムを設ける場合に比し、折り曲げ部40,41の戻り(スプリングバック)を小さくすることができる。その結果、折り曲げ部40,41の折り曲げ加工がより一層容易になる。
なお、折り曲げ部40,41における折り曲げ性を向上させ、折り曲げ部40,41の折り曲げ加工をより一層容易にするとの観点から、カバーコートの厚みとしては、5μm〜35μmが好ましい。
また、折り曲げ部40,41にカバーコートを形成する際には、基材2の片面に積層された、銅箔などの金属箔を、常法によりエッチングして、導体回路パターン5a、配線5bを有する導体5を形成した後、当該導体5の表面上に、ポリイミド系の感光性カバーコートインクをスクリーン印刷等により塗布して乾燥させ、さらに露光現像することにより、導体5の表面上であって、折り曲げ部40,41に、ポリイミド樹脂からなるカバーコートを形成する。
また、絶縁層7であるカバーコートに、上述の他の孔部31を形成する場合も、上述のドリリング、レーザー照射、およびNCパンチングからなる群より選ばれる少なくとも1種の方法により、カバーコートの、折り曲げ位置45,46の部分に、0.6mm以下の径を有する他の孔部31を形成することができる。
・また、上記実施形態においては、フレキシブルプリント配線板1として、絶縁性の基材2の片面に導体5を設けた、いわゆる片面板を例に挙げて説明したが、柔軟な樹脂フィルムにて形成された絶縁性の基材の両面の各々に、2層の導体を設け、当該導体を覆うように、その両面に2層の絶縁層を設けた、いわゆる両面板において、本発明を適用する構成としても良い。
・また、基材2の片面に、接着剤層(不図示)を介して、導体5を設ける構成としても良い。この接着剤層を構成する接着剤としては、上述の接着剤層9を構成する接着剤と同様のものを使用することができる。
本発明の活用例としては、電子機器の部品として用いられるフレキシブルプリント配線板およびその製造方法が挙げられる。
本発明の実施形態に係るフレキシブルプリント配線板の概略構成を示す表面側の平面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 図1のC−C断面図である。 孔部の形状を説明するための図である。 孔部の形状を説明するための図である。 孔部の形状を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るフレキシブルプリント配線板の変形例を説明するための断面図である。 従来のフレキシブルプリント配線板の概略構成を示す表面側の平面図である。 図9のD−D断面図である。
符号の説明
1…フレキシブルプリント配線板、2…基材、5…導体、5a…導体回路パターン、5b…配線、7…絶縁層、9…接着剤層、10…樹脂フィルム、15…入力端子部、16…出力端子部、20…回路部、21…入力配線部、22…出力配線部、30…孔部、30a…孔部の外周、31…他の孔部、31a…他の孔部の外周、40…折り曲げ部、41…折り曲げ部、42…カバーレイフィルム、43…カバーコート、45…折り曲げ位置、46…折り曲げ位置、D…孔部の間隔、d…他の孔部の間隔、R…孔部の径、r…他の孔部の径

Claims (9)

  1. 基材と、
    前記基材の表面上に設けられた導体と、
    前記導体により形成された配線を有する配線部と、
    前記配線部に設けられた折り曲げ部と
    を備えるフレキシブルプリント配線板において、
    前記基材の、前記折り曲げ部の折り曲げ位置の部分に、0.6mm以下の径を有する孔部が形成されていることを特徴とするフレキシブルプリント配線板。
  2. 前記孔部が複数個形成されるとともに、隣接する前記孔部の外周間の間隔が0.6mm以下であることを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルプリント配線板。
  3. 前記孔部が、ドリリング、レーザー照射、およびNCパンチングからなる群より選ばれる少なくとも1種の方法により形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフレキシブルプリント配線板。
  4. 前記配線のピッチが、0.9mm以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のフレキシブルプリント配線板。
  5. 前記導体の表面上に絶縁層が設けられるとともに、前記絶縁層の、前記折り曲げ部の折り曲げ位置の部分に、0.6mm以下の径を有する他の孔部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のフレキシブルプリント配線板。
  6. 前記他の孔部が複数個形成されるとともに、隣接する前記他の孔部の外周間の間隔が0.6mm以下であることを特徴とする請求項5に記載のフレキシブルプリント配線板。
  7. 前記他の孔部が、ドリリング、レーザー照射、およびNCパンチングからなる群より選ばれる少なくとも1種の方法により形成されていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載のフレキシブルプリント配線板。
  8. 前記折り曲げ部に設けられた絶縁層が、ポリイミド樹脂、アクリル樹脂、およびエポキシ樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種を主成分とするカバーコートであることを特徴とする請求項5乃至請求項7のいずれか1項に記載のフレキシブルプリント配線板。
  9. 基材と、
    前記基材の表面上に設けられた導体と、
    前記導体により形成された配線を有する配線部と、
    前記配線部に設けられた折り曲げ部と
    を備えるフレキシブルプリント配線板の製造方法において、
    前記基材の、前記折り曲げ部の折り曲げ位置の部分に、ドリリング、レーザー照射、およびNCパンチングからなる群より選ばれる少なくとも1種の方法により、0.6mm以下の径を有する孔部を形成する工程と、
    前記導体に前記配線を形成して、前記配線部に前記配線を設ける工程と
    を少なくとも備えることを特徴とするフレキシブルプリント配線板の製造方法。
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