JP2009137729A - 原紙自動給送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コルゲート原紙の紙継ぎ工程の準備作業を自動化し、作業効率化を有効に実現し得る原紙自動給送装置を提供する。
【解決手段】スプライサの直近に配列される複数の送りローラを含むアッパローラユニット100と、アッパローラユニット100の各送りローラと対をなすように配列される複数の送りローラを含むロアローラユニット200と、アッパローラユニット100及びロアローラユニット200を平行に装架保持し得る支持機構とを有する。送りローラ間にコルゲート原紙を挿通させてスプライサに給送する。
【選択図】図1

Description

本発明は、段ボール製造工程においてコルゲートマシンもしくは装置のスプライサにコルゲート原紙を供給する際、その準備作業に好適な原紙自動給送装置に関する。
従来より段ボールシートの生産するコルゲートマシンにおいて、原紙ロールから繰り出される原紙を紙加工コルゲートマシンに供給する際、スプライサ装置を介して原紙が供給される。この種のスプライサ装置では、原紙ロールから繰り出されたロール原紙に、別の原紙ロールから繰り出される新原紙をスプライサヘッドにより紙継ぎするようになっている。
ここで、例えば図13に示すように段ボールシートを生産するコルゲートマシンのシングルフェーサ部まわりの構成例を示している。図において、シングルフェーサ1の前後、即ちシート搬送方向の上流側及び下流側にはロール原紙3,4を巻き戻して供給するようにしたミルロールスタンド2が設置されている。なお、ロール原紙3は現在生産に使用されているものであり、また、ロール原紙4はロール原紙3が使い切れた場合等、そのロール原紙3に代わって直ちにシングルフェーサ1へ送り込めるように待機しているロール原紙である。
ロール原紙3とロール原紙4を入れ替える際には、ブリッジ5に取り付けられている紙継ぎ装置(図示せず)のスプライサ6によって旧原紙(ロール原紙3)の後端に、新原紙(ロール原紙4)の先端部が重ね合わされて紙継ぎされるようになっている。この紙継ぎ工程の詳細については説明を省略するが、スプライサ6によって自動化されている。
ここで、コルゲータ原紙の紙継ぎのために行われる準備作業について、図14において概略説明する。図13に示した装置の例で説明すると先ず、図14(A)において作業者が新原紙ロールから新原紙(ロール原紙4)を引き上げてスプライサ6の挿入口に入れ込む。次に、図14(B)においてその回された新原紙をスプライサ6から抜き出し、抜き出された新原紙の先端をきれいに切り、更に旧原紙(ロール原紙3)と同じ幅にするように幅切りする。そして、図14(C)において両面テープ7を新原紙に貼りその保護テープを剥がし、抜き出された新原紙をスプライサ6に入れ込む。
特開2003−182895号公報
上述した例のようにコルゲータ原紙の紙継ぎ工程自体はスプライサで自動化されるが、その準備作業については自動化されず、人間の作業となっている。即ち、上述したように現状では、コルゲータ原紙の紙継ぎのための準備作業において、作業者が新原紙ローラから新原紙を引き上げてスプライサに入れ込み、更にスプライサから抜き出された新原紙の先端を幅切りする。そして、両面テープを新原紙に貼りその保護テープを剥がし、抜き出された新原紙を再度スプライサに入れ込むという作業を行わなければならない。
このようにコルゲートマシンにおいて、スプライサで紙継ぎを行うためにコルゲート原紙を供給するための準備作業は、かなりの手間、労力及び時間を要し、設備稼働率に著しい影響を及ぼす。
なお、特許文献1等には紙継ぎ工程の準備作業の一部を自動化する方法等が開示されている。
本発明はかかる実情に鑑み、特にコルゲート原紙の紙継ぎ工程の準備作業を自動化し、作業効率化を有効に実現し得る原紙自動給送装置を提供することを目的とする。
本発明の原紙自動給送装置は、コルゲート装置におけるスプライサにコルゲート原紙を自動供給する原紙自動給送装置であって、前記スプライサの直近に配列される複数の送りローラを含むアッパローラユニットと、前記アッパローラユニットの各送りローラとそれぞれ対をなすように配列される複数の送りローラを含むロアローラユニットと、前記アッパローラユニット及び前記ロアローラユニットを平行に装架保持し得る支持機構とを有し、 前記アッパローラユニット及び前記ロアローラユニットのそれぞれ前記送りローラ間に前記コルゲート原紙を挿通させて前記スプライサに給送するようにしたことを特徴とする。
また、本発明の原紙自動給送装置において、前記支持機構は、前記アッパローラユニットを格納可能に支持するアッパパラレル機構及び前記ロアローラユニットを格納可能に支持するロアパラレル機構からなり、これらのローラユニットを平行に装架保持した際には各対の送りローラ同士を一定圧で接触させるように設定されていることを特徴とする。
また、本発明の原紙自動給送装置において、前記ロアローラユニットの前記ロアパラレル機構は、折畳み式に格納可能に構成されていることを特徴とする。
また、本発明の原紙自動給送装置において、前記アッパローラユニットの各送りローラ相互間及び前記ロアローラユニットの各送りローラ相互間はそれぞれ連結手段を介して、同期回転するように連結されることを特徴とする。
また、本発明の原紙自動給送装置において、少なくとも前記原紙の先端部の位置を検出する原紙位置センサと、前記原紙の先端部を所定形状に成形するカッタとを有し、前記原紙の給送途中で前記原紙位置センサによって位置検出すると共に、前記カッタによって前記原紙の先端部を成形することを特徴とする。
本発明によれば、新原紙を引いて途中で紙先端と紙幅を切ってスプライサに入れ込むという原紙の送紙・幅切り装置を実現する。コルゲータ原紙の紙継ぎ準備工程を自動化することで、人手による作業を実質的に省略することができ、この工程を効率的に行うことができる。また、本発明装置は、原紙を紙継ぎ後に新原紙ローラからスプライサまで原紙連続搬送の障害にならないように自動格納することができ、使用性及び取扱性等の極めて優れている。
以下、図面に基づき本発明による原紙自動給送装置の好適な実施の形態を説明する。なお、従来技術の説明に供した図13等を適宜参照するものとする。
図1は、本発明の実施形態における原紙自動給送装置10の全体構成を示している。なお、図1(A)は原紙自動給送装置10の平面図、図1(B)は側面図である。本発明装置は、ここで図13を参照してスプライサ6のシート搬送方向で前後両側に2基設置され(なお、図1(B)においてはシート搬送方向手前もしくは上流側の一方のみ図示されている)、ミルロールスタンド2に支持されるロール原紙3,4の至近位置に配置される。
原紙自動給送装置10は、略箱型の架台11内に収容され、使用時には図示のように架台11内に装架される。本発明装置の基本構成において、スプライサ6の直近に配列される複数の送りローラを含むアッパローラユニット100と、アッパローラユニット100の各送りローラとそれぞれ対をなすように配列される複数の送りローラを含むロアローラユニット200と、アッパローラユニット100及びロアローラユニット200を平行に装架保持し得る支持機構とを有する。
上記支持機構は、アッパローラユニット100を格納可能に支持するアッパパラレル機構300及びロアローラユニット200を格納可能に支持するロアパラレル機構400からなり、これらのローラユニット100,200を平行に装架保持した際には各対の送りローラ同士を一定圧で接触させるように設定されている。
アッパローラユニット100は矩形状の枠体101の内側に、相互に平行に配置された複数(この例では3つ)の送りローラ102(102A,102B,102C)が回転可能に支持される。各送りローラ102は少なくとも外表面付近が樹脂製(典型的にはウレタン)であり、図3にも示されるように回転軸103を介して枠体101に支持される。また、各送りローラ102は同径同大であり、原紙給送方向(図3、矢印F)に沿って面一化して配置される。
隣接し合う回転軸103は図3に示されるように、タイミングベルト104を介して相互に連結され、これにより全ての送りローラ102が同期回転するようになっている。なお、各回転軸103にはタイミングベルト104と噛合するタイミングプーリが取り付けられている。これらの送りローラ102の駆動機構については図示されていないが、いずれかの送りローラ102、典型的には両端に配置された送りローラ102の一方の回転軸103が、動力伝達手段(タイミングベルトあるいはチェーン等であってよい)を介して駆動モータと連結される。この駆動モータの作動により各送りローラ102が回転駆動される。なお、該駆動モータは、アッパローラユニット100の適所に搭載することも可能である。
ここで、図2(C)を参照して、回転軸103はベアリングホルダ105を介して支持されるが、スプリング106の弾力によりプッシュロッド107を介して下方に付勢されている。そして、スプリング106の弾力に抗して適度に上下動可能となっている。この場合、スプリング106の弾力は、アジャストスクリュ108によって強弱調整可能である。ベアリングホルダ105には、ベアリング脱落防止板109やベアリングホルダ固定具110等が付属する。
このように回転軸103の支持部まわりを上下方向に微動可能に構成し、且つ適度な弾力で弾性支持する。後述するように各送りローラ102はロアローラユニット200の送りローラと対をなして配置されるが、各対の送りローラ同士間に常に適正な接触圧を確保することができる。
更に、原紙の給送口となる送りローラ102Aの手前側近には、図3に示されるように原紙巻込み防止用シャフト111が該送りローラ102Aと平行に配置される。また、隣接し合う送りローラ102相互間には、原紙脱落防止用ガイド板112が配設される。これらの部材を含むアッパローラユニット100は、全体として一体的に構成される。
次に、アッパローラユニット100を支持するアッパパラレル機構300は、相互に平行な一対のリンク301を有する。各リンク301の上端はそれぞれ、架台11の適所に回動可能に支持され、その下端は、ベアリングホルダ302を介して枠体101と結合する。これらのリンク301と架台11とにより平行リンク機構が構成され、この平行リンク機構を介してアッパローラユニット100は図2(B)、矢印Bのように回動可能に支持される。
なお、リンク駆動機構として図示されていないが、リンク301の支軸を回動付勢可能な駆動モータを備え、この駆動モータの作動によりリンク301を回動駆動することも可能である。
次に、主に図4〜図6を参照して、ロアローラユニット200について説明する。ロアローラユニット200は全体として矩形状の枠体201の内側に、相互に平行に配置された複数(この例では3つ)の送りローラ202(202A,202B,202C)が回転可能に支持される。なお、枠体201は後述するように、略中央部付近で折畳み可能になっている。各送りローラ202は少なくとも外表面付近が樹脂製(典型的にはウレタン)であり、図6にも示されるように回転軸203を介して枠体201に支持される。また、各送りローラ202は同径同大であり、原紙給送方向(図6、矢印F)に沿って面一化して配置される。
隣接し合う回転軸203は図6等に示されるように、タイミングベルト204を介して相互に連結され、これにより全ての送りローラ202が同期回転するようになっている。なお、各回転軸203にはタイミングベルト204と噛合するタイミングプーリが取り付けられている。これらの送りローラ202の駆動機構については図示されていないが、いずれかの送りローラ102、典型的には両端に配置された送りローラ102の一方の回転軸203が、動力伝達手段(タイミングベルトあるいはチェーン等であってよい)を介して駆動モータと連結される。この駆動モータの作動により各送りローラ202が回転駆動される。なお、該駆動モータは、ロアローラユニット200の適所に搭載することも可能である。
更に、原紙の給送口となる送りローラ202Aの手前側近には、図6等に示されるように原紙巻込み防止用シャフト205が該送りローラ202Aと平行に配置される。また、隣接し合う送りローラ202相互間には、原紙脱落防止用ガイド板206が配設される。これらの部材を含むアッパローラユニット200は、全体として一体的に構成される。
ここで、枠体201は原紙給紙方向の略中央部付近で、枠体201A及び枠体201Bに分割構成され、回転軸203Aを介して連結される。この回転軸203Aは受動回転関節機能を有し、即ち枠体201A及び枠体201Bが回転軸203Aを介して折畳み可能に連結される。
次に、ロアローラユニット200を支持するロアパラレル機構400は、枠体201と架台11を連結するリンク401を有する。このリンク401は、受動回転関節402を介して相互に連結されたリンク401A及びリンク401Bからなり、一方のリンク401Aは受動回転関節403を介して枠体201Aと連結する。なお、図4(B)に示されるように受動回転関節402にはストッパ404が付設されており、このストッパ404によってリンク401を直線状に保持すると共に、リンク401が受動回転関節402を介して山折りなる、即ち上方(図4(B)では紙面右上方向)へ折曲するのを規制する。つまりリンク401は図4(B)等において、リンク401A及びリンク401Bが谷折りとなる方向にのみ折曲可能である。
ここで、リンク201Bは能動回転関節405を介して架台11に支持される。また、リンク401Bは能動回転関節405の下方に位置する能動回転関節406を介して架台11に支持される。これらの能動回転関節405,406は後述するように、図6の矢印Cのように回転し、これによりリンク201B及びリンク401Bを回動させるようになっている。
能動回転関節405及び能動回転関節406の駆動機構として、架台11に横架されたそれらの回転軸405a,406aには図4(A)に示すようにタイミングプーリ407,408が取り付けられている。この例では架台11の下端付近に駆動機構の駆動軸409を有し、この駆動軸409にはタイミングプーリ407,408に対応するタイミングプーリ410,411が取り付けられている。タイミングプーリ407及びタイミングプーリ410間にはタイミングベルト412が巻回され(図5)、タイミングプーリ408及びタイミングプーリ411間にはタイミングベルト413が巻回される(図4)。
上記の場合、駆動軸409は、図示しない動力伝達手段(タイミングベルトあるいはチェーン等であってよい)を介して駆動モータと連結される。この駆動モータの作動により駆動軸409を回転し、その結果、能動回転関節405及び能動回転関節406を回転駆動することができる。
本発明装置は更に、原紙の先端部の位置を検出する原紙位置検出手段500と、原紙の先端部を所定形状に成形する原紙成形手段600とを有し、原紙の給送途中で原紙位置検出手段500によって位置検出すると共に、原紙成形手段600によって原紙の先端部を成形する。
この例では例えばアッパローラユニット100において、図2(A)に示されるように原紙位置検出手段500としてロール原紙の先端位置を検出するセンサ501と、そのロール原紙が給送途中の所定位置に到達したのを検出するセンサ502とが配設される。これらのセンサ501,502は枠体101を利用して、その適所に設けることができる。
センサ501,502は具体的には、例えば給送されるロール原紙の上下両側に配置された投受光素子により構成される。投受光素子間をロール原紙が通過することで、受光素子がON/OFF作動し、この出力信号によりロール原紙の先端位置を検出する。
また、原紙成形手段600としてはロール原紙をその給送方向と直交方向に切削成形するカッタ601と、原紙を給送しながら旧原紙と幅を合わせて幅切りを行う一対のカッタ602とを備える。これらのカッタ601,602は枠体101を利用して、その適所に設けることができる。
カッタ601,602は具体的には、例えば超音波カッタを使用することができる。図7に示すように各カッタ601,602は刃先601a,602aを有し、その振動数は数万回/秒(例えば4万回/秒程度)、振幅は数十ミクロン(例えば30〜40ミクロン程度)とする。なお、刃先601a,602aの断面形状として、三角形や四角形等使用可能であり、ロール原紙の性状等に応じて適宜使い分けることができる。
カッタ601,602は、ロール原紙の給送方向と直交方向に移動可能に搭載される。例えば図7に示されるように支持ブラケット603を介して、カッタ移動機構604に搭載支持される。カッタ移動機構604としては、例えばリニアモーション機構等を用いることができ、カッタ601,602の刃先601a,602aをロール原紙に当てながら所定タイミングでロール原紙の給送方向と直交方向に移動される。
上記の場合、アッパローラユニット100及びロアローラユニット200のそれぞれ駆動モータや、アッパパラレル機構300及びロアパラレル機構400のそれぞれ駆動モータ、更に原紙成形手段600としてのカッタ601,602のカッタ移動機構等はそれぞれ、図示しない駆動制御部に接続されている。そして各駆動モータ等は、この駆動制御部により所定のタイミングで所定の作動をするように駆動制御されるようになっている。
本発明の原紙自動給送装置10は上記のように構成されており、次にその作用を説明する。前述したように本発明では新原紙を引いて、途中で紙先端と紙幅を切ってスプライサに入れ込む工程を自動化するものである。スプライサに前後両側に設置された2台の原紙自動給送装置10において、自動的に紙継ぎの交代を行わせる。
先ず、例えば図1(B)に示したように一方の原紙自動給送装置10において、ミルロールスタンド2に支持されたロール原紙4が引き出され、その先端がアッパローラユニット100及びロアローラユニット200間に挿入される。この場合、アッパローラユニット100及びロアローラユニット200はそれぞれアッパパラレル機構300及びロアパラレル機構400により、格納状態から図1(B)のように展開される。アッパローラユニット100の送りローラ102A,102B,102Cとロアローラユニット200の送りローラ202A,202B,202Cとが上下で対をなして配列され、ロール原紙4の先端は、送りローラ102A及び送りローラ202A間に挿入される。
アッパローラユニット100及びロアローラユニット200の各送りローラ102及び送りローラ202が図8のように回転駆動され、これにより挿入されたロール原紙3はアッパローラユニット100及びロアローラユニット200間に引き込まれ、給送されていく。
その際、ロール原紙4の先端位置は検出するセンサ501によって検出され、この検出信号に基づき各送りローラ102及び送りローラ202が一旦回転停止する。このときカッタ601がロール原紙4をその給送方向Fと直交方向に切削する。その後、各送りローラ102及び送りローラ202が再び回転開始し、給送されるロール原紙4の先端位置が検出するセンサ502によって検出される。そして次に、図9に示されるようにロール原紙4を給送しながらカッタ602を駆動することで、旧原紙と幅を合わせてロール原紙4の幅切りが行なわれる。
上記のようにコルゲータ原紙の紙継ぎ準備工程を自動化することで、人手による作業を実質的に省略することができ、この工程を効率的に行うことができる。
なお、幅切りされたロール原紙4は、スプライサに送り込まれ、一定量送り込まれた時点で再び停止する。そして、別の装置によって旧紙の末端と継ぎ合わせるためにロール原紙4の先端部所定部位に両面テープが貼着されるようになっている。
原紙自動給送装置10において、上述のように給送及び幅切り工程が終了するとアッパローラユニット100及びロアローラユニット200は格納される。この格納時の作動について、図10〜図12等を参照して説明する。
給送及び幅切り工程において前述したようにアッパローラユニット100の各送りローラ102とロアローラユニット200の各送りローラ202はそれぞれ上下で対をなして配列されている。給送及び幅切り工程が終了すると、図10に示されるようにロアパラレル機構400の能動回転関節405及び能動回転関節406が矢印のように回転される。なお、アッパローラユニット100は展開状態に維持しておいてもよい。
能動回転関節405及び能動回転関節406の回転により、図11に示されるように枠体201B及びリンク401Bが下方に回動(反時計方向)され、これにより枠体201A及びリンク401Aが図示のように作動する。更に、能動回転関節405及び能動回転関節406が回転すると、図12に示されるように枠体201A,201B及びリンク401A,201Bは鉛直方向に揃うように格納される。
ロール原紙3,4とスプライサ6の間に原紙を継いで連続的にスプライサ6に供給する際、そのままでは特にロアローラユニット200及びロアパラレル機構400が原紙の搬送経路に障害となってしまう。本発明では上記のようにロアパラレル機構400を介してロアローラユニット200をコンパクトに格納することで原紙の搬送経路を適正に確保することができる。
なお、装置の点検や清掃等のためにアッパローラユニット100を上方に格納することができる。その際、アッパパラレル機構300のリンク301が図2(B)、矢印Bのように回動し、アッパローラユニット100が格納される。
以上、本発明を実施形態とともに説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
例えばアッパローラユニット100の各送りローラ102やロアローラユニット200の各送りローラ202の数量等は必要に応じて増減することができる。
本発明の実施形態における装置の全体構成を示す平面図及び側面図である。 本発明の実施形態におけるアッパローラユニットの構成例を示す平面図、側面図及び部分拡大図である。 本発明の実施形態におけるアッパローラユニットの斜視図である。 本発明の実施形態におけるロアローラユニットの構成例を示す平面図、側面図である。 本発明の実施形態におけるロアローラユニットの構成例を示す側面図である。 本発明の実施形態におけるロアローラユニットの斜視図である。 本発明の実施形態における原紙成形手段の構成例を示す斜視図である。 本発明の実施形態における装置の作用を示す斜視図である。 本発明の実施形態における装置の作用を示す斜視図である。 本発明の実施形態における装置格納時の作用を示す側面図である。 本発明の実施形態における装置格納時の作用を示す側面図である。 本発明の実施形態における装置格納時の作用を示す側面図である。 段ボールシートを生産するコルゲートマシンのシングルフェーサ部まわりの構成例を示す図である。 コルゲータ原紙紙継ぎの準備作業工程の例を示すそれぞれ斜視図である。
符号の説明
1 シングルフェーサ
2 ミルロールスタンド
3,4ロール原紙
6 スプライサ
10 原紙自動給送装置
11 架台
100 アッパローラユニット
101 枠体
102 送りローラ
103 回転軸
104 タイミングベルト
105 ベアリングホルダ
106 スプリング
107 プッシュロッド
108 アジャストスクリュ
109 ベアリング脱落防止板
110 ベアリングホルダ固定具
200 ロアローラユニット
201 枠体
202 送りローラ
203 回転軸
204 タイミングベルト
205 原紙巻込み防止用シャフト
206 原紙脱落防止用ガイド板
300 アッパパラレル機構
301 リンク
302 ベアリングホルダ
400 ロアパラレル機構
401 リンク
402 受動回転関節
403 受動回転関節
404 ストッパ
405,406 能動回転関節
500 原紙位置検出手段
501,502 センサ
600 原紙成形手段
601,602 カッタ

Claims (5)

  1. コルゲート装置におけるスプライサにコルゲート原紙を自動供給する原紙自動給送装置であって、
    前記スプライサの直近に配列される複数の送りローラを含むアッパローラユニットと、前記アッパローラユニットの各送りローラとそれぞれ対をなすように配列される複数の送りローラを含むロアローラユニットと、前記アッパローラユニット及び前記ロアローラユニットを平行に装架保持し得る支持機構とを有し、
    前記アッパローラユニット及び前記ロアローラユニットのそれぞれ前記送りローラ間に前記コルゲート原紙を挿通させて前記スプライサに給送するようにしたことを特徴とする原紙自動給送装置。
  2. 前記支持機構は、前記アッパローラユニットを格納可能に支持するアッパパラレル機構及び前記ロアローラユニットを格納可能に支持するロアパラレル機構からなり、これらのローラユニットを平行に装架保持した際には各対の送りローラ同士を一定圧で接触させるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の原紙自動給送装置。
  3. 前記ロアローラユニットの前記ロアパラレル機構は、折畳み式に格納可能に構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の原紙自動給送装置。
  4. 前記アッパローラユニットの各送りローラ相互間及び前記ロアローラユニットの各送りローラ相互間はそれぞれ連結手段を介して、同期回転するように連結されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の原紙自動給送装置。
  5. 少なくとも前記原紙の先端部の位置を検出する原紙位置センサと、前記原紙の先端部を所定形状に成形するカッタとを有し、前記原紙の給送途中で前記原紙位置センサによって位置検出すると共に、前記カッタによって前記原紙の先端部を成形することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の原紙自動給送装置。
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JP2003206059A (ja) * 2002-01-17 2003-07-22 Shizuoka Koki Kk スプライサーにおける紙継ぎ方法及びその方法に使用する装置

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