JP2009137010A - ディスク用旋盤、ディスクの加工方法、及び、ディスク移送用媒体 - Google Patents

ディスク用旋盤、ディスクの加工方法、及び、ディスク移送用媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】効率的に、且つ、安全に、量産化を促し、特に、無人化を可能にする。
【解決手段】第1主軸台2の他に第2主軸台3が追加される。第2主軸台3を第1主軸台2に対して相対的に主軸台ガイド7で案内して概ね水平方向に移動させる。サーボモータ34は、第2主軸台3を駆動する。第1主軸台2の第1面盤6にワークWを固定し、第1刃物台14の第1刃物15でワークWの第1面側を加工し、第1主軸台2に対して相対的に第2主軸台3を移動させ、第1主軸台2からワークWを第2主軸台3の第2面盤11に渡して、ワークWの第1面側と反対の側である第2面側を第2刃物台17の第2刃物18で加工する。反対面の加工のためにワークWを180度反転する必要がなく、4トンの重いワークWの反転作業とその作業に伴う危険性がなく、生産効率が向上する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ディスク用旋盤、ディスクの加工方法、及び、ディスク移送用媒体に関し、特に、ガスタービンのロータ本体を効率的に、且つ、安全に旋削作業を行うことができるディスク用旋盤、ディスクの加工方法、及び、ディスク移送用媒体に関する。
電力の需給を拡大するために、発電用タービン、特にガスタービンの需要の拡大化が要請される。ガスタービンのロータは、ロータ本体であるディスクと、そのディスクに根付けされて円周上に取り付けられる羽根・ブレードから構成されている。そのディスクは、大きくて重い(例示:直径2300mm、軸方向長さ400mmであり、質量4トン)。そのディスクは、ブレードが取り付けられる大径部とその大径部の両側の小径部とを備えている。このようなロータは、精密に旋削加工される。両側の小径部の旋削のために、ワークは反転されて加工されていた。大きくて重いワークのそのような反転作業は、重くて大きいワークをクレーンで吊りながら、人手により旋盤に対して反転等の位置間移動を行っていた。このような移動作業は、危険を伴うとともにその危険の回避のために多大な作業工程と作業時間を要している。このような旋削加工は、従来、竪旋盤(立旋盤、又は、縦旋盤であり、主軸の回転軸心線が鉛直方向に向いているレース又はミル)で行われていた。立旋盤を用いる際のワークの反転作業は、特に、危険を伴うとともにその危険の回避のために多大な作業工程と作業時間を要している。更に、立旋盤では切り屑の処理に問題がある。
簡易に反転的旋削が可能であることが、タービンの量産化のために望まれ、1台の旋盤の稼動効率の向上、特に、監視作業をなくして加工工場の無人化が求められる。
本発明の課題は、効率的に、且つ、安全に、量産化を促すために反転作業が簡易であり、特に、無人化が可能であるディスク用旋盤、ディスクの加工方法、及び、ディスク移送用媒体を提供することにある。
その課題を解決するための手段が、下記のように表現される。その表現中に現れる技術的事項には、括弧()つきで、番号、記号等が添記されている。その番号、記号等は、本発明の実施の複数・形態又は複数の実施例のうちの少なくとも1つの実施の形態又は複数の実施例を構成する技術的事項、特に、その実施の形態又は実施例に対応する図面に表現されている技術的事項に付せられている参照番号、参照記号等に一致している。このような参照番号、参照記号は、請求項記載の技術的事項と実施の形態又は実施例の技術的事項との対応・橋渡しを明確にしている。このような対応・橋渡しは、請求項記載の技術的事項が実施の形態又は実施例の技術的事項に限定されて解釈されることを意味しない。
本発明によるディスク用旋盤は、第1主軸台(2)と、第1主軸台(2)に対向する第2主軸台(3)と、第2主軸台(3)を第1主軸台(2)に対して相対的に案内して概ね水平方向に移動させる主軸台ガイド(7)と、主軸台ガイド(7)上で第2主軸台(3)を第1主軸台(2)に対して相対的に駆動するサーボモータ(34)と、第1主軸台(2)に取り付けられる第1面盤(5)と、第2主軸台(3)に取り付けられる第2面盤(11)と、第1面盤(5)に取り付けられるワーク(W)を加工する第1刃物(15)を着脱自在に取り付ける第1刃物台(14)と、第2面盤(11)に取り付けられるワーク(W)を加工する第2刃物(18)を着脱自在に取り付ける第2刃物台(17)と、第1面盤(5)にワーク(W)を把持する第1チャック(6)と、第2面盤(11)にワーク(W)を把持する第2チャック(12)と、サーボモータ(34)と第1チャック(6)と第2チャック(12)との駆動を制御する自動制御装置(43)とを含む。
ワーク(W)は、第1主軸台(2)に取り付けられて加工され、加工されたワーク(W)は第1主軸台(2)に対して相対的に移動する第2主軸台(3)に受け渡されて反対の面が加工される。反対面の加工のためにワーク(W)を180度反転する必要がなく、重いワーク(W)の反転作業とその作業に伴う危険性がなく、生産効率が向上する。ワーク(W)が特に3トン以上、又は、4トン以上の質量を持つガスタービン用ロータの一部分である場合に、その生産効率が飛躍的に向上する。
更に、クレーンと、第1面盤(6)と第2面盤(12)の少なくともいずれかとクレーンとの間に介設されワーク(W)を移送する移送媒体(48)とが追加される。移送媒体(48)は、クレーンで移送され、クレーンと第1面盤(6)又は第2面盤(12)との間の受け渡しには、人手作業が介入することがある。この人手作業には、ワークの反転は必要ではない。
本発明による旋盤は、互いに相対的に移動する2つの面盤(5,11)と、面盤(5,11)との間でワーク(W)を受け渡しする移送媒体(48)とを含み、2つの面盤(5,11)は互いに接近してワーク(W)を反転させずに受け渡し、移送媒体(48)は水平方向に向く軸心線のまわりに回転し、面盤(5,11)のうちの1つはワークの片側面を研削し、面盤(5,11)のうちの他の1つはワークの他の片側面を研削する。重量物体の受け渡しが移送媒体と面盤の両方で行われるので、その受け渡し作業が安全に実行される。
本発明によるディスクの加工方法は、第1主軸台(2)の第1面盤(6)にワーク(W)を固定すること、ワーク(W)を第1刃物台(14)の第1刃物(15)でワーク(W)の第1面(56)側を加工すること、第1主軸台(2)に対して相対的に第2主軸台(3)を移動させること、第1主軸台(2)からワーク(W)を第2主軸台(3)の第2面盤(11)に渡すこと、ワーク(W)を第2面盤(11)に固定すること、ワーク(W)の第1面(56)側と反対の側である第2面(58)側を第2刃物台(17)の第2刃物(18)で加工することとを含む。反転作業がなく、作業が効率的であり、且つ、安全である。クレーンでワーク(W)を第1面盤(5)まで移送すること、クレーンでワーク(W)を第2面盤(11)から移送することが更に含まれる。
本発明によるディスク移送用媒体は、概ね水平方向に回転軸心線が向く第1主軸台(2)の第1面盤(5)までワークを移送する移送用媒体であり、ワーク(W)はタービンロータのディスクであり、本体(49)と、本体(49)に形成されクレーンに支持される支持部分(51)と、本体(49)に設けられディスクをクランプするクランプ(54)とを含む。このような媒体の使用により、第1主軸台(2)と第2主軸台(3)との間の加工領域に、安全に、且つ、容易に、ワーク(W)を移送することができる。支持部分(51)はピンが通される穴(55)を有し、ピンがクレーンに支持される。ピンの使用により、クレーンに吊られたワーク(W)の90度の反転が人手によっても容易である。このような、移送用媒体は、ワーク(W)を加工する加工機の主軸台(2,3)まで移送される。加工機は、第1主軸台(2)と、第2主軸台(3)を含み、第1主軸台(2)と第2主軸台(3)とは、相対的にガイド(7)により前進後退が可能であり、ワーク(W)は、第1主軸台(2)と第2主軸台(3)との間で受け渡しされる。
本発明によるディスク用旋盤、ディスクの加工方法、及び、ディスク移送用媒体は、生産効率が向上し、且つ、作業が安全である。補助的に使用する移送媒体をクレーンのような重量体搬送機により移送して水平(横)型旋盤と移送媒体との間でワーク、特に、両面加工されるワークの受け渡しが容易、且つ、安全であり、結果的に生産効率が向上する効果がある。このような効果は、3トン以上のタービンロータの両面加工に特に認められる。
図に一致対応して、本発明によるディスク用旋盤の実施の形態は、ベッド上に主軸台が設けられている。そのベッド1の上に、図1に示されるように、主軸台が配置される。その主軸台は、第1主軸台2と第2主軸台3とを備えている。図2に示されるように、第1主軸台2の主軸ヘッド(図に現れず)の第1出力軸4に第1面盤5が同軸上に取り付けられている。第1面盤5は、4つ爪から形成される第1チャック6を備えている。
第1主軸台2は、ベッド1上に移動自在に設けられ第1主軸台2に対して配置されている。図3に示されるように、ベッド1の上面に主軸台ガイド7が固定されている。第2主軸台3は、その下方部分8が主軸台ガイド7に嵌まりこみそれに案内されて、X軸方向に移動可能である。図2と図4に示されるように、第1主軸台2の主軸ヘッド(図に現れず)の第2出力軸9に第2面盤11が同軸上に取り付けられている。X軸方向は、第2面盤11の回転軸心線に一致している。第2主軸台3の第2面盤11は、4つ爪から形成される第2チャック12を備えている。
主軸台ガイド7の側方に第1Y軸方向刃物台ガイド13が、図4に示されるように、ベッド1の上に固定されて設けられている。第1刃物台14は、第1Y軸方向刃物台ガイド13に嵌まり込んで案内されてY軸方向に往復運動することができる。Y軸は、水平方向に向きX軸に直交し、XY平面は水平面を形成している。第1刃物台14には、工具交換自在に第1刃物15が第1面盤5に向かうように取り付けられている。
主軸台ガイド7の側方に第2Y軸方向刃物台ガイド16が、図4に示されるように、ベッド1の上に固定されて設けられている。第2刃物台17は、第2Y軸方向刃物台ガイド16に嵌まり込んで案内されてY軸方向に往復運動することができる。第2刃物台17には、工具交換自在に第2刃物18が第2面盤11に向かうように取り付けられている。
図2と図4に示されるように、第1Y軸方向刃物台用サーボモータ19が第1刃物台14に取り付けられている。第1刃物台14は、第1Y軸方向刃物台用サーボモータ19により駆動されるボールねじ軸(図示されず)によりNC駆動される。第2Y軸方向刃物台用サーボモータ21が第2刃物台17に取り付けられている。第2刃物台17は、第2Y軸方向刃物台用サーボモータ21により駆動されるボールねじ軸(図示されず)によりNC駆動される。
主軸台ガイド7の側方に第1心押し台22が、ベッド1の上に固定されて設けられている。第1心押し台22は、第1押し台本体23と第1心押し部分24とを備えている。第1押し台本体23は、その中に油圧動装置25を有し、油圧動装置25は油圧ユニット26から供給される圧油の給排によりY軸方向に駆動される。第1心押し部分24は、第1心押し棒27を備えている。第1心押し棒27は、油圧動装置25の中に配置されている油圧回路(図示されず)により、X軸方向に駆動される。
主軸台ガイド7の側方に第2心押し台28が、ベッド1の上に固定されて設けられている。第2心押し台28は、第1押し台本体29と第2心押し部分31とを備えている。第1押し台本体29は、その中に油圧動装置32を有し、油圧動装置32は既述の油圧ユニット26から供給される圧油の給排によりY軸方向に駆動される。第2心押し部分31は、第2心押し棒33を備えている。第2心押し棒33は、油圧動装置32の中に配置されている油圧回路(図示されず)により、X軸方向に駆動される。
第2主軸台駆動用サーボモータ34が、第2主軸台3の後面側に取り付けられている。図2と図3に示されるように、主軸台ガイド7と下方部分8との間に第2主軸台駆動用ボールねじ軸35がX軸方向に向いて配置されている。第2主軸台3の下方部分は、第2主軸台駆動用ボールねじ軸35にボールを介して螺合してX軸方向に往復運動する。第1主軸台2も、第2主軸台3と同様に第2主軸台駆動用ボールねじ軸35により往復運動するように構成され得る。
第1刃物台14は、図4に示されるように、ベッド1の上に、第1X軸方向移動台36を介して設けられている。第1X軸方向移動台36は、第1X軸方向刃物台ガイド37に案内されてX軸方向に往復駆動される。第1X軸方向移動台36と第1X軸方向刃物台ガイド37との間には、ボールねじ軸(図示されず)が介設されている。そのボールねじ軸は、第1X軸方向刃物台用サーボモータ38により回転駆動される。
第2刃物台17は、図4に示されるように、ベッド1の上に、第2X軸方向移動台39を介して設けられている。第2X軸方向移動台39は、第2X軸方向刃物台ガイド41に案内されてX軸方向に往復駆動される。第2X軸方向移動台39と第2X軸方向刃物台ガイド41との間には、ボールねじ軸(図示されず)が介設されている。そのボールねじ軸は、第2X軸方向刃物台用サーボモータ42により回転駆動される。
更に、自動制御装置43、工具自動交換装置、切り粉排出装置、冷却装置等が設けられる。自動制御装置43は、第1面盤5の回転・停止・回転速度、第2面盤11の回転・停止・回転速度、第2主軸台駆動用サーボモータ34の回転速度・正負の回転総数、第1Y軸方向刃物台用サーボモータ19の正負の回転総数、第2Y軸方向刃物台用サーボモータ21の正負の回転総数、第1心押し部分24の前進後退位置、第2心押し棒33の前進後退位置、第1X軸方向刃物台用サーボモータ38の回転・停止・回転速度、第2X軸方向刃物台ガイド41の回転・停止・回転速度、第1チャック6の開閉、第2チャック12の開閉をそれぞれに制御する。
図5は、荒削り後のワークWを示している。ワークWは、円板状の中心部分44と両側の小径部45,46とから形成されている。両小径部45,46には、軸方向に中心穴47が開けられている。ワークWの質量は、既述の通り、標準品平均として約4トンである。図6は、ワークWの移動用のために開発された本発明によるディスク移送用媒体であるワーク搬送媒体48を示している。ワーク搬送媒体48は、ベース49と、クレーンに吊り下げられる両側の吊下部51と、両側の吊下部51の間に配置される底板52と、底板52に貼合されている敷き板53と、4つの油圧駆動クランプ54とから形成されている。
敷き板53は、ワークを保護する。両側の吊下部51には、ピン(図示されず)が通される穴55が開けられている。ワークWは、水平状態の敷き板53の中心領域に載置され、4隅に配置されている4つの油圧駆動クランプ54により手動的に油圧クランプされる。両側の中心穴51に通されるピンがクレーン(図示されず)により吊り下げられる。ワークは、ピンの軸心線のまわりに人手により容易に90度回転され得て、ワークWは容易に鉛直方向に向くことができる。
図1に示されるように、第1刃物台14、第1押し台本体23等はカバー55により覆われる。カバー55の上に一人の作業員が乗り全作業を監視し、ワーク搬送媒体48を用いた反転作業と面盤に対する取り付け作業を自ら行う。下記ステップにより一人の作業員の監視下で、自動制御装置43が持つプログラムにより概ね自動加工が実行される。
ステップ1(手動):荒削りされた、又は、鋳造されたワークWが、クレーンで搬送されて来て図6に示される水平状態のワーク搬送媒体48(反転機ともいわれる)に載置される。ビルトインタイプの油圧回路で動作する油圧駆動クランプ54により、ワークWが手動により4箇所でクランプされる。クレーンでワーク搬送媒体48を吊り下げ、人手によりワーク搬送媒体48を90度回転して鉛直方向に向け、ワークWをワーク搬送媒体48と同体に第1面盤5の方に移送し開いた第1チャック6の間に位置させ、第1面盤5の取付面に軽く接触させる。この手動操作は、自動化され得る。
ステップ2(自動):自動制御装置43は、第1心押し台22の油圧動装置25を定位置間でY軸方向に前進させ、次いで、第1心押し部分24と同体に第1心押し棒27をX軸方向に前進させ、第1心押し棒27でワークWをに第1面盤5の取付面に接触させる。次ぎに、第1心押し棒27は後退する。
ステップ3(自動):自動制御装置43は、第1チャック6を内側方向・半径方向に駆動して、ワークWをに第1面盤5に固定する。
ステップ4(手動):作業員は、クレーンでワーク搬送媒体48を退去させる。この退去は、自動化され得る。
ステップ5(自動):自動制御装置43は、第1心押し台22を動作させ第1心押し棒27をワークWに押し付ける。第1主軸台2を始動して、ワークWの振れを調整する。
ステップ6(自動):自動制御装置43は、第1Y軸方向刃物台用サーボモータ19と第1X軸方向刃物台用サーボモータ38を駆動して第1刃物台14のX軸方向の前進後退とY軸方向の前進後退を制御することにより、第1刃物15のX軸方向の前進後退とY軸方向の前進後退を制御して、図7に示される加工面56を旋削加工する。このような旋削加工は、複数の加工の工程含み、仕上げ加工を含む。この旋削加工は、中心面57の片側の加工面について実行される。
ステップ7(自動):自動制御装置43は、第2主軸台駆動用サーボモータ34を駆動して第2主軸台3を第1主軸台2に向かわせて前進させ、第2面盤11の第2チャック12を動作させてワークWを第2チャック12に把持させる。自動制御装置43は、第1面盤5の第1チャック6を動作させその把持を解消し、次ぎに、第2主軸台3を元の加工位置に復帰させる。
ステップ8(自動):自動制御装置43は、第2面盤11の第2チャック12を内側方向・半径方向に駆動して、ワークWを第2面盤11に固定する。
ステップ9(自動): 自動制御装置43は、第2心押し台28を動作させ第2心押し棒33をワークWに押し付ける。第2主軸台3を始動してワークWの振れを調整する。
ステップ10(自動):
自動制御装置43は、第2Y軸方向刃物台用サーボモータ21と第1X軸方向刃物台用サーボモータ38を駆動して第2刃物台17のX軸方向の前進後退とY軸方向の前進後退を制御することにより、第2刃物18のX軸方向の前進後退とY軸方向の前進後退を制御して、図7に示される加工面58を旋削加工する。このような旋削加工は、複数の加工の工程を含み、仕上げ加工を含む。この旋削加工は、中心面57の他の片側の加工面58について実行される。
ステップ11(自動):自動制御装置43は、第2心押し棒33と第2刃物18を退去させる。
ステップ12(手動+自動):仕上げ加工されたワークWに対して既述のクレーンによりワーク搬送媒体48を移送する。油圧駆動クランプ54により、ワークWが手動により4箇所でアンチクランプされる。ワーク搬送媒体48は第2チャック12の把持を解消する。ワーク搬送媒体48がクレーンで吊り下げられ、ワークは仕上げ品置き場に搬送される。この搬送は、完全に自動化され得る。
このようなステップ1〜ステップ11が、繰り返される。第2刃物台17で第1ワークの加工が実行されている間に、又は、第2刃物台17で第1ワークの加工が開始される前に、第2ワークが第1面盤5に把持され、第1ワークが第2刃物台17により加工されている間に、第2ワークが第1刃物台14により加工されることが可能である。
立型旋盤では、クレーンの把持部分と面盤との間の受け渡しの間のワークを重力に抗して支持することが極めて困難であるが、本発明による横型旋盤ではそのような受け渡しの際の困難がなく安全に作業が遂行され、両側の加工機の間での受け渡しで重力に抗する作業がなくて安全であり、加工機とクレーンの把持部特に専用の移送媒体との間に受け渡しが容易である。2つの水平型旋盤の使用により、加工能率が格段に上昇する。
図1は、本発明によるディスク用旋盤の実施の形態を示す射軸投影図である。 図2は、本発明によるディスク用旋盤の実施の既述の形態を示す平面図である。 図3は、図1のあり位置の側面断面図である。 図4は、図1の正面図である。 図5は、ワークの射軸投影図である。 図6は、移送媒体の射軸投影図である。 図7は、ワークを示す正面図である。
符号の説明
2…第1主軸台
3…第2主軸台
5…第1面盤
6…第1チャック
7…主軸台ガイド
11…第2面盤
12…第2チャック
14…第1刃物台
15…第1刃物
17…第2刃物台
18…第2刃物
34…サーボモータ
43…自動制御装置
48…移送媒体
51…支持部分
54…クランプ
55…穴
56…第1面
58…第2面
W…ワーク

Claims (5)

  1. 概ね水平方向に回転軸心線が向く加工機の主軸台の面盤までワークを移送する移送用媒体であり、
    前記ワークはタービンロータのディスクであり、
    本体と、
    前記本体に形成されクレーンに支持される支持部分と、
    前記本体に設けられ前記ディスクをクランプするクランプ
    とを含むディスク移送用媒体。
  2. 請求項1において、
    前記支持部分はピンが通される穴を有し、
    前記ピンが前記クレーンに支持される
    ディスク移送用媒体。
  3. 請求項2において、
    前記穴は概ね水平方向に延びている
    ディスク移送用媒体。
  4. 請求項1において、
    前記加工機は、
    他の主軸台を更に含み、
    前記主軸台と前記他の主軸台とは、相対的にガイドにより前進後退が可能であり、
    前記ワークは、前記主軸台と前記他の主軸台との間で受け渡しされる
    ディスク移送用媒体。
  5. 請求項2又は3において、
    前記ワークは前記ピンの軸心線まわりに回転する
    ディスク移送用媒体。
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