JP2009135486A - はんだ接合方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】鉛フリー化はんだ材において、箔化が容易であり、かつ300℃を少し超える温度でのはんだ付け性が良好であること。また、鉛を含む従来のはんだ材と同等以上の耐熱性および接合強度でウェハ同士を接合すること。
【解決手段】鉛を含まないSn−Sb系やSn−Ag系のはんだ材の微粉末と、極性の弱いイソプロピルアルコール等の溶剤と、この溶剤に可溶で、かつ一端にカルボキシル基(−COOH)を有するコハク酸等の炭化水素化合物とを混合してスラリー状とし、これを鉛フリー化はんだ材として、スピンコーティング法、吹き付け法、ローラ塗布法、印刷法などによりウェハ表面に塗布する。そして、ウェハを複数枚積層し、加圧しながら加熱してはんだ付けをおこない、耐熱性を向上させる。さらに、再度、加圧しながら加熱してはんだ接合層を合金化し、耐熱性および接合強度の向上を図る。
【選択図】なし

Description

本発明は、鉛フリー化はんだ材およびはんだ接合方法に関し、特に複数枚の半導体ウェハがはんだ接合された構成のウェハ積層体の製造に適用して好適な技術に関する。
鉛をベースにした錫系のはんだ材は、柔らかい鉛を含むため、数〜数十μm程度の厚さの箔化が容易であるという特性を有する。そのため、このはんだ材は、従来より、半導体装置のはんだ付けなどに多用されている。しかし、鉛による環境汚染を抑制するため、2004年あるいは2007年には、使用可能なはんだ材は、鉛を含まないはんだ材、すなわち鉛フリー化はんだ材に完全に切り替わると言われており、鉛フリー化はんだ材の開発が進められている。
現段階において、鉛フリー化はんだ材として、Sn−Ag系はんだ材やSn−Sb系はんだ材が知られている。また、本出願人は、ウェハ積層体を製造する際のウェハの接合方法として、ウェハとウェハの間にアルミニウム層、またはアルミニウム層とニッケル層を挟み、加圧状態で加熱することにより、ウェハ同士を接合する方法について、先に出願している(たとえば、特許文献1参照。)。
特開平11−97618号公報
しかしながら、Sn−Ag系はんだ材やSn−Sb系はんだ材では、鉛を含まないため、箔化が困難であるという問題点がある。また、これらのはんだ材では、固相線温度が240〜250℃と低いため、はんだ耐熱処理(260℃×10秒(3回))時に封止樹脂内ではんだ材が完全に溶融してしまい、それが再凝固する際にボイド層が形成されることにより、接合強度が低くなるという問題点がある。また、はんだ材を箔化する代わりに、はんだクリームを用いることが考えられるが、300℃を少し超える程度の高温処理時にフラックス等の活性剤が炭化してしまい、はんだ付け性が悪くなるという問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、箔化が容易で、かつ300℃を少し超える温度での炭化によるはんだ付け性の悪化を回避することができる鉛フリー化はんだ材を提供するとともに、その鉛フリー化はんだ材を用いることによって、鉛を含む従来のはんだ材と同等以上の耐熱性および接合強度で接合することができるはんだ接合方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明にかかる鉛フリー化はんだ材は、水、アルコールまたはエーテルからなる溶剤に、該溶剤に可溶で、かつ一端にカルボキシル基を有し、フラックスの代わりとなる炭化水素化合物と、鉛を含まないはんだ材の微粉末原料とを混ぜ、混練してスラリー状とした鉛フリー化はんだ材を、ローラ塗布法、スピンコーティング法、印刷法または吹き付け法を含むはんだ塗布方法によりウェハ表面に均一に塗布し、それを複数枚重ね合わせ、該ウェハ群を、はんだ融点の30〜120℃、好ましくは80℃程度高い温度で、1〜10MPa、好ましくは1.5〜5MPaの圧力で、加圧、加熱することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明にかかるはんだ接合方法は、上述した鉛を含まないはんだ材をはんだ槽に入れてはんだ浴とし、該はんだ浴中に、複数枚のウェハを互いの間に隙間をあけた状態で保持して浸漬し、その状態で超音波を作用させるとともに、前記ウェハ群を揺動させて、前記隙間中にはんだをいきわたらせたウェハ群を、はんだ融点の30〜120℃、好ましくは80℃程度高い温度で、1〜10MPa、好ましくは1.5〜5MPaの圧力で、加圧、加熱することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明にかかる鉛フリー化はんだ材は、鉛を含まないはんだ材の微粉末原料を、該はんだ材の固相線温度以下で、かつ前記固相線温度よりも10℃低い温度以上の温度で薄板状に焼結した焼結体であることを特徴とする。この場合には、この焼結体を、複数のウェハ間に挟み、該ウェハ群を真空雰囲気中ではんだ材の固相線温度よりも50〜80℃高い温度に加熱してはんだ焼結体を溶融することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明にかかるはんだ接合方法は、はんだ接合後に、ウェハ群を24時間、200℃に保持して固相拡散をおこなうことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明にかかるはんだ接合方法では、予め、前記ウェハの表面を、Au、またはAuと同様に酸化しにくく、かつはんだ付け可能な金属で被覆しておくことを特徴とする。
本発明によれば、箔化が容易で、かつ高温での炭化によるはんだ付け性の悪化が起こらない鉛フリー化はんだ材が得られる。また、この鉛フリー化はんだ材を用いることによって、鉛を含む従来のはんだ材と同等以上の耐熱性および接合強度で接合することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。本発明にかかる鉛フリー化はんだ材は、鉛を含まない微粉末のはんだ材と、極性の弱いアルコール等の溶剤と、この溶剤に可溶で、かつ一端にカルボキシル基(−COOH)を有する炭化水素化合物とを混合したものである。炭化水素化合物の溶解量は、たとえば溶剤100gに対して10g程度、またはそれよりも少ないのが適当である。
原料となるはんだ材は、SnをベースとしたSn−Sb系やSn−Ag系のはんだ材、たとえばSn−30Sb−30Agはんだ材やSn−20Ag−5Cuはんだ材などである。粉末の中心径は、40μm以下、好ましくは10μm以下である。溶剤は、たとえば比較的安全性の高いイソプロピルアルコールである。また、他のアルコールはもちろん、水やエーテルなどを溶剤として用いることもできる。イソプロピルアルコールの化学式はつぎのとおりである。
Figure 2009135486
炭化水素化合物は、溶剤に溶けてスラリー状となり、かつ融点が200℃程度であるとよい。好ましくは脂肪族系の炭化水素化合物であるとよい。一般に、アルキル基をRとすると、R−COOHで表される有機酸のうち、アルキル基Rの大きいものや、芳香族のものは、水に不溶性であるため、腐食性が比較的弱く、また金属との反応生成物(金属石けん)の融点が一般に低いので、フラックスとして作用し、金属表面へのはんだ付けが容易となる。
そこで、本発明にかかる鉛フリー化はんだ材では、アルキル基Rにおける炭素Cの数は1〜3程度であるのが適当である。なお、アルキルカルボン酸がフラックスとして作用するため、本発明にかかる鉛フリー化はんだ材には、松やに等のフラックスは不要である。また、上述した有機酸は、好ましくは高温で水素と炭酸系のガスに分解し易い化学構造を有しており、融点以下の温度で昇華するという特性を有しているとよい。そうすれば、はんだ付け温度(たとえば300℃程度)で炭素が焼きついてはんだ付け部位に残渣として残ることがない。
以上の点を踏まえると、有機物としてコハク酸が適当である。コハク酸の化学式はつぎのとおりである。
Figure 2009135486
また、フマル酸が適当である。フマル酸の化学式はつぎのとおりである。
Figure 2009135486
また、リンゴ酸が適当である。リンゴ酸の化学式はつぎのとおりである。
Figure 2009135486
また、オキサル酢酸が適当である。オキサル酢酸の化学式はつぎのとおりである。
Figure 2009135486
また、ピルビン酸が適当である。ピルビン酸の化学式はつぎのとおりである。
Figure 2009135486
また、アラニンが適当である。アラニンの化学式はつぎのとおりである。
Figure 2009135486
また、アスパラギン酸が適当である。アスパラギン酸の化学式はつぎのとおりである。
Figure 2009135486
また、マレイン酸が適当である。マレイン酸の化学式はつぎのとおりである。
Figure 2009135486
また、イタコン酸が適当である。イタコン酸の化学式はつぎのとおりである。
Figure 2009135486
また、クエン酸が適当である。クエン酸の化学式はつぎのとおりである。
Figure 2009135486
また、cis−アコニット酸が適当である。cis−アコニット酸の化学式はつぎのとおりである。
Figure 2009135486
また、イソクエン酸が適当である。イソクエン酸の化学式はつぎのとおりである。
Figure 2009135486
また、オキサルコハク酸が適当である。オキサルコハク酸の化学式はつぎのとおりである。
Figure 2009135486
また、α−ケトグルタル酸が適当である。α−ケトグルタル酸の化学式はつぎのとおりである。
Figure 2009135486
また、グルタミン酸が適当である。グルタミン酸の化学式はつぎのとおりである。
Figure 2009135486
また、フマル酸が適当である。フマル酸の化学式はつぎのとおりである。
Figure 2009135486
また、乳酸が適当である。乳酸の化学式はつぎのとおりである。
Figure 2009135486
また、シュウ酸が適当である。シュウ酸の化学式はつぎのとおりである。
Figure 2009135486
また、マロン酸が適当である。マロン酸の化学式はつぎのとおりである。
Figure 2009135486
また、アジピン酸が適当である。アジピン酸の化学式はつぎのとおりである。
Figure 2009135486
また、酒石酸が適当である。酒石酸の化学式はつぎのとおりである。
Figure 2009135486
以上例示したアルキルカルボン酸を単独で用いてもよいし、いずれか2つ以上を混合して用いてもよい。たとえば、溶液であるピルビン酸と、結晶性粉末であるコハク酸との混合物を用いてもよい。
図1〜図3は、本発明にかかるはんだ接合方法を適用して製造されるウェハ積層体の製造プロセスの概略を説明するための図であり、ウェハ積層体の断面構成を示している。図1に示すように、まず、複数枚のウェハ11を鉛フリー化はんだ層12を介して積層し、ウェハ−はんだ材積層体10を形成する。
ついで、ウェハ−はんだ材積層体10を加圧しながら加熱することにより鉛フリー化はんだ層12を溶融し、図2に示すように、はんだ接合層22を介してウェハ11をはんだ接合してなるウェハ接合体20を得る。このときのはんだ付け条件は、はんだ融点の30〜120℃、好ましくは80℃程度高い温度で、1〜10MPa、好ましくは1.5〜5MPaの圧力である。このような条件とした理由は、30℃がウェハ全体が接合される最低温度であり、120℃が接合にボイドが発生し接合強度が著しく低下し始める温度だからである。また、1MPaがウェハ全体が接合される圧力であり、10MPaがウェハが割れる圧力だからである。この加圧、加熱処理によって、はんだ接合層22の耐熱性が向上する。
ついで、上述したはんだ付け条件よりも温度および圧力がともに少し高い条件で、ウェハ接合体20を再び加圧しながら加熱することによりはんだ接合層22からはんだ成分を除去して合金化し、図3に示すように、合金層32を介してウェハ11を接合してなるウェハ積層体30を得る。この合金化処理によって、ウェハ積層体30の耐熱性および接合強度がさらに向上する。さらに、たとえば200℃で24時間の固相拡散をおこない、低融点相をなくす。
図1に示すウェハ−はんだ材積層体10を得る方法としてつぎの3つの方法がある。第1の方法は、スラリー状の鉛フリー化はんだ材をウェハに塗布し、それを複数枚重ね合わせる方法である。図4に示すように、まず、容器41に、たとえば30Sb−30Ag−残部Snはんだ材や20Ag−5Cu−残部Snはんだ材等の微粉末およびコハク酸で飽和したイソプロピルアルコール溶液を用意し、撹拌器42でよくかき混ぜる。その後、上澄液43を捨て、容器41の底に沈んだスラリー状はんだ44を得る。
そして、図5に示すように、ガイド穴51より真空引きして真空チャック52にウェハ11を固定し、それをモータ53により回転させながら、吐出ノズル54からウェハ表面にスラリー状はんだ44を滴下してスピンコーティングする。あるいは、スピンコーティングに代えて、図6に示すように、回転するウェハ11の表面に噴霧ノズル61からスラリー状はんだ44を吹き付けるようにしてもよい。また、図7に示すように、下送りガイドローラ71によりウェハ11を送りながら、吐出ノズル54から吐出されたスラリー状はんだ44を、上塗布ローラ72によりウェハ表面に塗布するようにしてもよい。いずれの方法によっても、ウェハ表面にスラリー状はんだ44を、特に限定しないが、たとえば5〜30μmの厚さで積層するのが適当である。
ウェハ表面にスラリー状はんだ44を均一に積層したら、1.33322×10-2Pa以下の真空雰囲気、H2雰囲気、または5〜50%のH2と残りがN2よりなる混合ガス雰囲気中で、スラリー状はんだ44の融点近くの温度(200〜230℃)に加熱して、スラリー状はんだ44に含まれているアルコールや有機物を完全に除去する。それによって、図8に示すように、ウェハ表面に、はんだ粉結体層81が軽く融着した積層体が得られる。このはんだ粉結体層81の厚さは、特に限定しないが、たとえば5〜30μmであるのが適当である。
また、上述した飽和溶液を用いる代わりに、つぎのようにしてもよい。図9に示すように、容器41にイソプロピルアルコールとコハク酸を、たとえばイソプロピルアルコール3部に対してコハク酸7部の割合で入れ、撹拌器42でよくかき混ぜる。これに、Snをベースとし、かつ鉛を含まないSn−Sb系やSn−Ag系のはんだ材の粉末を、90wt%の重量比で入れ、撹拌器42でよく混合する。なお、イソプロピルアルコールとコハク酸との割合は、イソプロピルアルコールが1wt%以上に対してコハク酸が1wt%以上で、かつ、はんだ材に対して総量で10wt%以下であればよい。
このようにして得られたスラリー状はんだ94は、上述した飽和溶液を用いた場合よりも粘性が高いので、図10に示すように、印刷法によりウェハ表面にスラリー状はんだ94を積層する。すなわち、真空チャック52に固定したウェハ11上に印刷マスク101を載せ、その上からスラリー状はんだ94をスキージ102により塗り広げることにより、ウェハ11上に印刷はんだ層103が形成される。なお、図10において符号104は乳剤である。
そして、加熱処理をおこなって、印刷はんだ層103に含まれているアルコールや有機物を完全に除去する。このときの雰囲気は、上述した飽和溶液を用いた場合と同じである。処理温度は、印刷はんだ層103の融点以上の温度である。このようにして、図8に示すようなウェハ11とはんだ粉結体層81とからなる積層体が得られる。この場合も、はんだ粉結体層81の厚さは、特に限定しないが、たとえば5〜30μmであるのが適当である。
上述したスピンコーティング法、吹き付け法、ローラ塗布法、印刷法などにより作製した、図8に示す積層体を、複数枚重ね合わせることによって、図1に示すウェハ−はんだ材積層体10が得られる。はんだ粉結体層81は鉛フリー化はんだ層12に相当する。
図1に示すウェハ−はんだ材積層体10を得る第2の方法は、複数枚のウェハを、互いの間に隙間をあけた状態ではんだ浴中に浸漬する方法である。この方法によれば、一度で複数枚のウェハを積層したウェハ−はんだ材積層体10が得られる。図11に示すように、ヒータ111および超音波発振子112を備えたはんだ槽113に、本発明にかかる鉛フリー化はんだ材よりなるはんだ浴114を満たす。
そして、図12に示すように、円筒状の治具121内に、複数枚のウェハ11を互いの間に隙間をあけて立てた状態で入れ、治具121に蓋122をし、これを図11のはんだ浴114に浸漬する。その際に、超音波発振子112を作動させるとともに、治具121を揺動させて、ウェハ11の間の隙間にはんだが均一に入り込むようにする。その後、はんだ浴114から治具121を引き上げることによって、均一な厚さの鉛フリー化はんだ層12を介して複数枚のウェハ11が積層されたウェハ−はんだ材積層体10が得られる。
この第2の方法では、ウェハ11の間に隙間を設けるために、たとえば隣り合うウェハ11の外周部位の一部の間にスペーサ片123を挟む。このスペーサ片123は、はんだ浴114と同じ組成の合金または単一金属よるなる所望の厚さの薄板でできている。スペーサ片123の厚さは、20〜100μm、好ましくは40μmであり、楔効果を保てる程度である。また、ウェハ列の両外側にダミーウェハを並べる。
治具121および蓋122は、たとえばステンレスでできている。治具121の中へはんだ浴114が均一に流れ込むようにするため、たとえば図13に示すように、治具121の側面131および底面132には、直径5〜10mmの貫通孔133が均一に開けられている。また、蓋122にも同様に貫通孔133が開けられている。あるいは、貫通孔133の代わりに、たとえば図14に示すように、治具121の側面141に幅5〜10mmのスリット142が均等な間隔で設けられていてもよい。また、たとえば図15に示すように、治具121を、側板を設けずに、底板151と柱となる複数本の棒状部材152で構成し、蓋122を被せることによって篭になる構成としてもよい。
図1に示すウェハ−はんだ材積層体10を得る第3の方法は、特に図示しないが、スラリー状の鉛フリー化はんだ材を用いずに、スラリー状の鉛フリー化はんだ材の原料として用いたSn−Sb系やSn−Ag系のはんだ微粉末の焼結体を作製し、それをウェハ間に挟む方法である。焼結温度は、用いたはんだ材の固相線温度以下で、かつ固相線温度よりも10℃低い温度以上の温度、たとえば200℃である。この温度で加熱しながらはんだ微粉末の圧粉体を加圧し、焼結体を得る。焼結体の厚さは0.1〜1mmである。この焼結体をウェハ間に挟んで積層したウェハ−はんだ材積層体10を加圧しながら1.33322×10-2Pa以下の真空雰囲気中で固相線温度よりも50〜80℃高い温度に加熱すると、焼結体が溶融し、ウェハ同士がはんだ接合される。
以上のようにしてウェハ−はんだ材積層体10が得られたら、つぎにウェハ−はんだ材積層体10を加圧しながら加熱して、図2に示すウェハ接合体20を得る。そのためには、たとえば図16に示すように、加熱加圧はんだ付け装置160を用いる。この装置の上側プレス体161の上面均一加熱加圧板162と下側プレス体163の下面均一加熱加圧板164との間に、ウェハ−はんだ材積層体10を挟む。そして、プレスアーム165により上側プレス体161を下降させて、ウェハ−はんだ材積層体10を加圧する。この状態で、上下のプレス体161,163にそれぞれ埋め込まれたヒータ166,167により、ウェハ−はんだ材積層体10を加熱する。なお、この加熱は誘導加熱としてもよい。
あるいは、ウェハ−はんだ材積層体10を加圧するために、図17および図18にそれぞれ平面図および側面図を示すように、加圧積層治具170を用いてもよい。この場合、治具170の底板171と天板172との間にウェハ−はんだ材積層体10を挟む。そして、底板171と天板172とをつなぐ柱となる複数本の棒状部材173の頂部のねじ切り部に螺合させたナット174を締めて、ウェハ−はんだ材積層体10を加圧する。
上述した加圧積層治具170を用いた場合には、たとえば図19に示すように、ベルトコンベア炉190のベルト191上に、ウェハ−はんだ材積層体10を加圧した状態の加圧積層治具170を並べ、それを、回転体192によるベルト191の送りによって、ヒータ193の下を移動させて加熱するようにしてもよい。あるいは、図20に示すように、真空加熱機200を用い、その真空チャンバー201内の試料ステージ202上に、ウェハ−はんだ材積層体10を加圧した状態の加圧積層治具170を置き、イオンポンプ203およびクライオポンプ204によりチャンバー201内を真空引きし、ヒータ205により加熱する。このとき、チャンバー201内にH2やN2などの不活性ガスを導入してもよい。
以上のようにしてウェハ接合体20が得られたら、つぎにウェハ接合体20を再び加圧しながら加熱して、図3に示すウェハ積層体30を得る。そのためには、たとえば再び図16に示す加熱加圧はんだ付け装置160を用いる。これによって、ウェハ接合体20のはんだ接合層22からはんだ成分が除去されて合金層32が形成される。
この合金層32は、ウェハ11の両側の表面層に設けられたたとえばNi−P層216(図21参照)中のNi元素と、たとえば20Ag−5Cu−残部Snはんだ材のSnとが反応して、Ni3Sn4という合金を生成することによりできる。本発明者らが調べたところ、合金化する前のウェハ接合体20では、そのはんだ接合層22の厚さは10〜30μmであったが、合金化した後のウェハ積層体30における合金層32の厚さは10μm以下であった。
特に限定しないが、上述したようにウェハ11は多層構造となっている。図21に、その製造プロセスを簡単に示す。まず、シリコンウェハ211を用意し[図21(a)]、その両面に燐をドーピングして、その表面層にn+層を形成する。ついで、ウェハ211の片面を研削し、その研削面にホウ素をドーピングする。その後、高温の拡散処理をおこない、ウェハ11の一方の面にn+層212を形成するとともに、もう一方の面にp+層213を形成する[図21(b)]。
つづいて、ウェハ11の両面にNi−Pの無電解めっきを施してNi−P層214を形成する[図21(c)]。そして、熱処理をおこなって、Ni−Si層215を形成し[図21(d)]、その表面にNi−P層216を形成する。さらに、Ni−P層216の表面にAu層217を形成して、ウェハ11ができあがる[図21(e)]。なお、Au層217に代えて、Auと同様に酸化しにくく、かつはんだ付け可能な金属の層をウェハ11の最表面に設けてもよい。
つぎに、各種ウェハ積層体を用いて本発明者らがおこなった引張り強度の試験の結果について説明する。試験対象のウェハ積層体として、つぎの1〜4の実施例と、比較として従来例を用いた。実施例1は、30Sb−30Ag−残部Snはんだ材およびコハク酸で飽和したイソプロピルアルコール溶液からなるスラリー状の鉛フリー化はんだ材を用いた、合金化する前のウェハ接合体20である。
実施例2は、イソプロピルアルコール3部とコハク酸7部と30Sb−30Ag−残部Snはんだ材との混合物からなるスラリー状の鉛フリー化はんだ材を用いた、合金化する前のウェハ接合体20である。実施例3は、30Sb−30Ag−残部Snはんだ材の微粉末を焼結して用いた、合金化する前のウェハ接合体20である。実施例4は、20Ag−5Cu−残部Snはんだ材を原料とするスラリー状の鉛フリー化はんだ材を用いた、合金化した後のウェハ積層体30である。
従来例は、ウェハ同士をPbSn系のはんだ箔により接合したものである。引張り試験をおこなうにあたっては、各種ウェハ積層体の積層したウェハ数を20とした。そして、各種ウェハ積層体をワイヤソーによりおおよそ0.5mm角のチップに切断し、その両端にリード線をはんだ付けし、引張り試験機(島津製作所製EZ−Test)を用いた。その結果を図22に示す。
図22からわかるように、実施例1〜4のいずれも従来例と同等程度か、それ以上の強度を有していた。特に、合金化した実施例4では、強度が大幅に向上した。また、特に図示しないが、初期的電気特性および信頼性に関しても、実施例1〜4のいずれも従来例との差異は見られなかった。
上述した実施の形態によれば、鉛を含まないSn系のはんだ材の微粉末をコハク酸等とともにイソプロピルアルコール等の溶剤に混ぜてスラリー状のはんだ材とすることにより、はんだ材の箔化が容易であり、かつ松やに等のフラックスを含まないため、高温での炭化によりはんだ付け性が悪化するのを回避することができる。また、この鉛フリー化はんだ材を用いることによって、鉛を含む従来のはんだ材と同等以上の耐熱性および接合強度を得ることができる。
以上において本発明は、上述した実施の形態に限らず、種々変更可能である。たとえば、上述した溶剤や有機物は一例であり、また、その量なども一例であるため、本発明は上記記載に限定されるものではない。また、スラリー状の鉛フリー化はんだ材の塗布方法として、上述したローラ塗布法、スピンコーティング法、印刷法または吹き付け法以外にも、筆による塗布方法や、ディスペンサーを用いた方法などを採用することができる。
本発明にかかるはんだ接合方法を適用して製造されるウェハ積層体の製造段階における構成を示す断面図である。 本発明にかかるはんだ接合方法を適用して製造されるウェハ積層体の製造段階における構成を示す断面図である。 本発明にかかるはんだ接合方法を適用して製造されるウェハ積層体の製造段階における構成を示す断面図である。 本発明にかかるスラリー状の鉛フリー化はんだ材を調整している状態を模式的に示す断面図である。 図4で調整したスラリー状の鉛フリー化はんだ材を塗布している状態を模式的に示す断面図である。 図4で調整したスラリー状の鉛フリー化はんだ材を塗布している状態を模式的に示す断面図である。 図4で調整したスラリー状の鉛フリー化はんだ材を塗布している状態を模式的に示す断面図である。 本発明にかかるスラリー状の鉛フリー化はんだ材を塗布したウェハを模式的に示す断面図である。 本発明にかかるスラリー状の鉛フリー化はんだ材を調整している状態を模式的に示す断面図である。 図9で調整したスラリー状の鉛フリー化はんだ材を塗布している状態を模式的に示す断面図である。 本発明にかかるスラリー状の鉛フリー化はんだ材を満たしたはんだ槽を模式的に示す断面図である。 図11に示すはんだ槽のはんだ浴中にウェハを浸漬する際に使用される治具を模式的に示す断面図である。 図12に示す治具の外観の一例を模式的に示す斜視図である。 図12に示す治具の外観の他の例を模式的に示す斜視図である。 図12に示す治具の外観のさらに他の例を模式的に示す斜視図である。 本発明にかかるはんだ接合方法において使用される加熱加圧はんだ付け装置を模式的に示す断面図である。 本発明にかかるはんだ接合方法において使用される加圧積層治具を模式的に示す平面図である。 図17に示す加圧積層治具の側面図である。 本発明にかかるはんだ接合方法において使用されるベルトコンベア炉を模式的に示す断面図である。 本発明にかかるはんだ接合方法において使用される真空加熱機を模式的に示す断面図である。 本発明にかかるはんだ接合方法により接合されるウェハの製造プロセスを説明するための図である。 実施例および従来について引張り強度試験をおこなった結果を示す図である。
符号の説明
11 ウェハ
44,94 スラリー状はんだ(スラリー状の鉛フリー化はんだ材)
113 はんだ槽
114 はんだ浴
121 治具
122 蓋
133 貫通孔
142 スリット
151 底板
152 棒状部材
217 Au層

Claims (8)

  1. 水、アルコールまたはエーテルからなる溶剤に、該溶剤に可溶で、かつ一端にカルボキシル基を有し、フラックスの代わりとなる炭化水素化合物と、鉛を含まないはんだ材の微粉末原料とを混ぜ、混練してスラリー状とした鉛フリー化はんだ材を、ローラ塗布法、スピンコーティング法、印刷法または吹き付け法を含むはんだ塗布方法によりウェハ表面に均一に塗布することを特徴とするはんだ接合方法。
  2. 水、アルコールまたはエーテルからなる溶剤に、該溶剤に可溶で、かつ一端にカルボキシル基を有し、フラックスの代わりとなる炭化水素化合物と、鉛を含まないはんだ材の微粉末原料とを混ぜ、混練してスラリー状とした鉛フリー化はんだ材が表面に塗布されたウェハを複数枚重ね合わせ、該ウェハ群を、はんだ融点の30〜120℃、好ましくは80℃程度高い温度で、1〜10MPa、好ましくは1.5〜5MPaの圧力で、加圧、加熱することを特徴とする請求項1に記載のはんだ接合方法。
  3. 鉛を含まないはんだ材をはんだ槽に入れてはんだ浴とし、該はんだ浴中に、複数枚のウェハを互いの間に隙間をあけた状態で保持して浸漬し、その状態で超音波を作用させるとともに、前記ウェハ群を揺動させて、前記隙間中にはんだをいきわたらせることを特徴とするはんだ接合方法。
  4. 前記ウェハ群を、複数の貫通孔が均等に設けられた有底筒状の治具に入れ、該治具に蓋をして前記はんだ浴に浸漬することを特徴とする請求項3に記載のはんだ接合方法。
  5. 前記ウェハ群を、複数のスリットが均等に設けられた有底筒状の治具に入れ、該治具に蓋をして前記はんだ浴に浸漬することを特徴とする請求項3に記載のはんだ接合方法。
  6. 前記ウェハ群を、底板と該底板から上方に伸びる複数本の棒状部材とからなる篭状の治具に入れ、該治具に蓋をして前記はんだ浴に浸漬することを特徴とする請求項3に記載のはんだ接合方法。
  7. 前記ウェハ群の端にダミーウェハを並べることを特徴とする請求項3〜6のいずれか一つに記載のはんだ接合方法。
  8. 水、アルコールまたはエーテルからなる溶剤に、該溶剤に可溶で、かつ一端にカルボキシル基を有し、フラックスの代わりとなる炭化水素化合物と、鉛を含まないはんだ材の微粉末原料とを混ぜ、混練してスラリー状とした鉛フリー化はんだ材を介して重ね合わされた前記ウェハ群を、はんだ融点の30〜120℃、好ましくは80℃程度高い温度で、1〜10MPa、好ましくは1.5〜5MPaの圧力で、加圧、加熱することを特徴とする請求項3〜7のいずれか一つに記載のはんだ接合方法。
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