JP2009134903A - 面発光装置、表示装置および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】光の利用効率を向上させるとともに、薄型化することが可能な面発光装置を提供する。
【解決手段】この面発光装置20は、光出射面21aを有する導光板21と、導光板21の厚み方向と略直交する主発光面23aを有し、導光板21の内部に配置されるLEDチップ23と、LEDチップ23の主発光面23aに対向する位置に配置されるとともに、LEDチップ23の主発光面23aに対して傾斜した反射面25cおよび25dを有し、かつ、LEDチップ23からの光をA方向に反射する反射部25aと、反射部25aのA方向の側方に配置されるとともに、A方向と略直交する面に対して傾斜した反射面25fおよび25gを有し、かつ、反射部25aからの光を導光板21の内側に反射する反射部25bとを備えている。
【選択図】図2

Description

この発明は、面発光装置、表示装置および電子機器に関し、特に、光源および導光板を含む面発光装置、表示装置および電子機器に関する。
従来、光源および導光板を含み、液晶表示装置のバックライトとして機能する面発光装置が知られている。
図13は、従来の一例による面発光装置の構造を示した断面図である。従来の一例による面発光装置100では、図13に示すように、光出射面101aを有する導光板101と、導光板101の背面101b側に配置された反射シート102と、導光板101の縁部の側方に配置された光源103と、光源103を収納するパッケージ104と、パッケージ104が実装されたFPC(Flexible Printed Circuit)105とを備えている。また、導光板101の光出射面101a側には、液晶表示パネル110が配置されている。
この従来の面発光装置100では、導光板101は、約0.4mm〜約0.6mmの厚みを有する。光源103は、導光板101の厚み方向と平行に延びる主発光面103aを有する。そして、光源103の主発光面103aから出射した光は、導光板101の内部に向かって進行する。
従来の面発光装置100では、上記のように、光源103は、主発光面103aが導光板101の厚み方向と平行に延びるように配置されているので、光源103の主発光面103aの高さやパッケージ104の高さに合わせて、導光板101の厚みを大きくする必要があった。このため、面発光装置100を薄型化するのが困難であるという不都合があった。
この不都合を解消するために、光源を導光板の内部に配置するとともに、光源の主発光面を導光板の厚み方向と略直交するように配置した面発光装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図14は、上記特許文献1に開示された面発光装置の構造を示した断面図である。図15は、図14の矢印D方向の矢視断面図である。上記特許文献1には、図14に示すように、光出射面201aおよび背面201bを有する導光板201と、導光板201の縁部の背面201b側の内部に配置された発光素子(光源)202と、発光素子202が実装されたフレキシブル基板203と、導光板201の縁部の光出射面201a側に配置された反射シート204とを備えた面発光装置200が開示されている。また、導光板201の光出射面201a側には、液晶表示パネル210が配置されている。
この面発光装置200では、発光素子202は、導光板201の厚み方向と略直交する主発光面202aを有する。反射シート204は、発光素子202の主発光面202aに対向する位置に、発光素子202の主発光面202aと平行に配置されている。そして、発光素子202の主発光面202aから出射した光は、反射シート204側に進行する。
上記特許文献1の面発光装置200では、発光素子202を、導光板201の縁部の内部に配置するとともに、発光素子202の主発光面202aを、導光板201の厚み方向と略直交するように配置しているので、発光素子202の主発光面202aを導光板201の厚み方向と平行になるように配置する場合や、発光素子202の主発光面202aを導光板201の厚み方向と略直交させた状態で、発光素子202を導光板201の光出射面201a側または背面201b側の外部に配置する場合に比べて、面発光装置200を薄型化することが可能である。
特開2001−67917号公報
しかしながら、上記特許文献1の面発光装置200では、反射シート204は、発光素子(光源)202の主発光面202aと平行に配置されているので、図15に示すように、発光素子202の主発光面202aから略垂直に出射した光(P101)は、反射シート204に反射されて発光素子202の主発光面202aやフレキシブル基板203に向かって進行する。このため、発光素子202の主発光面202aから略垂直に出射した光は、発光素子202の主発光面202aやフレキシブル基板203で吸収される。
また、発光素子202の主発光面202aからA方向に傾きをもって出射した光(P102)は、導光板201の縁部において、反射シート204およびフレキシブル基板203で反射を繰り返して導光板201の側面に到達し、導光板201の側面から外側に漏れる(出射する)。
以上のように、上記特許文献1の面発光装置200では、発光素子202から出射する光の利用効率を向上させることが困難であるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の目的は、光の利用効率を向上させるとともに、薄型化することが可能な面発光装置、表示装置および電子機器を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面による面発光装置は、光出射面を有する導光板と、導光板の厚み方向と略直交する主発光面を有し、導光板の内部に少なくとも一部が配置される光源と、光源の主発光面に対向する位置に配置されるとともに、光源の主発光面に対して傾斜した第1反射面を有し、かつ、光源からの光を導光板の縁部に沿った第1の方向に反射する第1反射部材と、第1反射部材の第1の方向の側方に配置されるとともに、第1の方向と略直交する面に対して傾斜した第2反射面を有し、かつ、第1反射部材からの光を導光板の内側に反射する第2反射部材とを備える。
この第1の局面による面発光装置では、上記のように、光源の主発光面に対向する位置に配置されるとともに、光源の主発光面に対して傾斜した第1反射面を有し、かつ、光源からの光を導光板の縁部に沿った第1の方向に反射する第1反射部材と、第1反射部材の第1の方向の側方に配置されるとともに、第1の方向と略直交する面に対して傾斜した第2反射面を有し、かつ、第1反射部材からの光を導光板の内側に反射する第2反射部材とを備えている。このように構成することによって、光源の主発光面から略垂直に出射した光を、第1反射部材の第1反射面で反射させることにより、第1の方向に進行させることができる。そして、第1反射部材により第1の方向に進行した光、および、光源の主発光面から第1の方向に傾きをもって出射した光を、第2反射部材の第2反射面で反射させることにより、導光板の内側に進行させることができる。これにより、光源の主発光面から略垂直に出射した光や、光源の主発光面から第1の方向に傾きをもって出射した光が、光源の主発光面などで吸収されたり、導光板の側面から外側に漏れる(出射する)のを抑制することができる。その結果、光源から出射する光の利用効率を向上させることができる。
また、第1の局面による面発光装置では、上記のように、導光板の厚み方向と略直交する主発光面を有し、導光板の内部に少なくとも一部が配置される光源を設けることによって、光源の主発光面を導光板の厚み方向と平行になるように配置する場合や、光源の主発光面を導光板の厚み方向と略直交させた状態で、光源を導光板の光出射面側または背面側の外部に配置する場合に比べて、面発光装置を薄型化することができる。
上記第1の局面による面発光装置において、好ましくは、第1反射部材の第1反射面の光源の主発光面に対する傾斜角度をθ1とし、導光板の屈折率をnとすると、{180−arcsin(1/n)}/2>θ1>{arcsin(1/n)}/2の関係を満たす。このように構成すれば、例えば、光源が導光板の光出射面側に配置されており、第1反射部材が導光板の背面側に配置されているとすると、光源の主発光面から略垂直に出射した光は、以下のように進行する。具体的には、θ1<45°の場合、光源の主発光面から略垂直に出射した光は、第1反射部の第1反射面により反射されて、2θ1の入射角で、導光板の光出射面に向かって進行(入射)する。この入射角2θ1が、2θ1>arcsin(1/n)の関係(θ1>{arcsin(1/n)}/2の関係)を満たすことにより、光源の主発光面から略垂直に出射した光は、導光板の光出射面および背面で全反射を繰り返しながら、第1の方向に進行する。その一方、θ1>45°の場合、光源の主発光面から略垂直に出射した光は、第1反射部の第1反射面により反射されて、180°−2θ1の入射角で、導光板の背面に向かって進行(入射)する。この入射角180°−2θ1が、180°−2θ1>arcsin(1/n)の関係({180−arcsin(1/n)}/2>θ1の関係)を満たすことにより、光源の主発光面から略垂直に出射した光は、導光板の背面および光出射面で全反射を繰り返しながら、第1の方向に進行する。このように、光源の主発光面から略垂直に出射した光を、全反射させながら第1の方向に進行させることができる。これにより、光源の主発光面から略垂直に出射した光が、導光板の縁部において、導光板の主発光面および背面から外側に漏れる(出射する)のを抑制することができるので、光源から出射する光の利用効率をより向上させることができる。また、光源の主発光面から略垂直に出射した光が、導光板の縁部において、導光板の主発光面および背面から外側に漏れる(出射する)のを抑制することができるので、導光板の縁部周辺の部分の輝度が、導光板の縁部周辺以外の部分の輝度よりも大きくなるのを抑制することができるので、輝度の均一性を向上させることができる。
上記第1の局面による面発光装置において、好ましくは、第2反射部材の第2反射面の第1の方向と略直交する面に対する傾斜角度をθ2とし、導光板の屈折率をnとすると、{180−arcsin(1/n)}/2>θ2>{arcsin(1/n)}/2の関係を満たす。このように構成すれば、例えば、第1反射部材により反射された光が第1の方向の一方側から他方側に進行するとすると、第2反射部材により反射された光は、以下のように進行する。具体的には、θ2<45°の場合、第2反射部材により反射された光は、第2反射部の第2反射面により反射されて、2θ2の入射角で、導光板の一方側面に向かって進行(入射)する。この入射角2θ2が、2θ2>arcsin(1/n)の関係(θ2>{arcsin(1/n)}/2の関係)を満たすことにより、第2反射部材により反射された光は、導光板の一方側面および他方側面で全反射を繰り返しながら、導光板の内側に進行する。その一方、θ2>45°の場合、第2反射部材により反射された光は、第2反射部の第2反射面により反射されて、180°−2θ2の入射角で、導光板の他方側面に向かって進行(入射)する。この入射角180°−2θ2が、180°−2θ2>arcsin(1/n)の関係({180−arcsin(1/n)}/2>θ2の関係)を満たすことにより、第2反射部材により反射された光は、導光板の他方側面および一方側面で全反射を繰り返しながら、導光板の内側に進行する。このように、第2反射部材により反射された光を、全反射させながら導光板の内側に進行させることができる。これにより、第2反射部材により反射された光が、導光板の縁部において、導光板の側面(一方側面および他方側面)から外側に漏れる(出射する)のを抑制することができるので、光源から出射する光の利用効率をより向上させることができる。
上記第1の局面による面発光装置において、好ましくは、第1反射部材の第1反射面は、光源からの光を第1の方向の一方側および他方側にそれぞれ反射する一対の反射面を含む。このように構成すれば、一対の反射面を、屈曲した状態で配置することができる。これにより、第1反射部材の第1反射面を、光源からの光を第1の方向の、例えば一方側のみに反射する1つの反射面により構成する場合に比べて、第1反射部材の厚みを小さくすることができる。その結果、面発光装置を薄型化することができる。また、第1反射部材の第1反射面を、光源からの光を第1の方向の一方側および他方側にそれぞれ反射する一対の反射面により構成することによって、光源からの光を、第1の方向の一方側および他方側に分散させた状態で進行させることができる。これにより、輝度の均一性を向上させることができる。
上記第1反射部材の第1反射面が一対の反射面を含む面発光装置において、好ましくは、第1反射部材は、一対の反射面の交線が光源の主発光面の第1の方向の中心に対向するように配置されている。このように構成すれば、光源の主発光面から出射した光を、一対の反射面により、第1の方向の一方側および他方側に均等に反射することができるので、輝度の均一性をより向上させることができる。
上記第1の局面による面発光装置において、好ましくは、導光板は、光出射面に対向配置された背面を有し、第1反射部材の少なくとも一部、および、第2反射部材の少なくとも一部は、導光板の光出射面と背面との間に配置されている。このように構成すれば、面発光装置をより薄型化することができる。
上記第1の局面による面発光装置において、好ましくは、光源、第1反射部材および第2反射部材は、熱融着により、導光板に一体的に設けられている。このように構成すれば、光源の少なくとも一部、第1反射部材の少なくとも一部、および、第2反射部材の少なくとも一部を、容易に、導光板の内部(光出射面と背面との間)に配置することができるので、面発光装置を、容易に、薄型化することができる。
上記第1の局面による面発光装置において、好ましくは、導光板は、光出射面に対向配置された背面を有し、導光板の背面には、第2反射部材により反射された光を光出射面側に導くとともに光出射面から外側に出射させる凸部または凹部が形成されている。このように構成すれば、第2反射部材により反射された光を、容易に、導光板の光出射面から外側に出射させることができるので、光源から出射する光の利用効率を、容易に、向上させることができる。
上記第1の局面による面発光装置において、好ましくは、導光板は、透明または半透明の樹脂により構成されている。このように構成すれば、光源から出射した光が導光板の内部で吸収されるのを抑制することができるので、光源から出射する光の利用効率をより向上させることができる。
この発明の第2の局面による表示装置は、請求項1〜9のいずれか1項に記載の面発光装置と、面発光装置により照明される表示パネルとを備える。このように構成すれば、光の利用効率を向上させるとともに、薄型化することが可能な表示装置を得ることができる。
この発明の第3の局面による電子機器は、請求項10に記載の表示装置を備える。このように構成すれば、光の利用効率を向上させるとともに、薄型化することが可能な電子機器を得ることができる。
以上のように、本発明によれば、光の利用効率を向上させるとともに、薄型化することが可能な面発光装置、表示装置および電子機器を容易に得ることができる。
図1は、本発明の一実施形態による面発光装置を備えた携帯電話の全体構成を示した正面図である。図2は、本発明の一実施形態による面発光装置を含む液晶表示装置の構造を示した断面図である。図3〜図12は、図2に示した面発光装置の詳細構造を説明するための図である。図1〜図12を参照して、本発明の一実施形態による面発光装置20を備えた携帯電話1の構造について説明する。
本発明の一実施形態による面発光装置20を備えた携帯電話1は、図1に示すように、面発光装置20を含む液晶表示装置10と、液晶表示装置10を収納する上部筐体2と、下部筐体3と、上部筐体2および下部筐体3の間に配置されたヒンジ部4とを備えている。このヒンジ部4により、携帯電話1が折り畳み可能になっている。上部筐体2には、受話用のスピーカ6が設けられている。下部筐体3には、複数の操作ボタン7と、送話用のマイク8とが設けられている。なお、携帯電話1は、本発明の「電子機器」の一例であり、液晶表示装置10は、本発明の「表示装置」の一例である。
液晶表示装置10は、図2に示すように、液晶表示パネル11aおよび11bと、液晶表示パネル11aおよび11bを挟み込む偏光板12aおよび12bと、液晶表示パネル11aおよび11bの背面側に配置されたレンズシート13および拡散シート14と、拡散シート14の背面側に配置され、バックライトとして機能する面発光装置20とによって構成されている。なお、液晶表示パネル11aおよび11bは、本発明の「表示パネル」の一例である。
面発光装置20は、導光板21、反射シート22、複数のLEDチップ23、FPC24および反射部材25によって構成されている。なお、LEDチップ23は、本発明の「光源」の一例である。
導光板21は、約0.1mm〜約0.3mmの厚みに形成されており、透明で優れた光透過性を有するアクリル樹脂からなる。なお、導光板21は、光透過性および成形性が優れた材料であれば、アクリル樹脂以外の、例えば、ポリカーボネートなどの材料を用いることも可能である。
導光板21は、LEDチップ23からの光を液晶表示パネル11aおよび11b側に出射する光出射面21aと、光出射面21aに対向配置された背面21bと、A方向(図3参照)の一方側(矢印A1方向側)に配置された一方側面21c(図3参照)と、A方向の他方側(矢印A2方向側)に配置された他方側面21d(図3参照)とを有している。なお、一方側面21cおよび他方側面21dは、本発明の「第1の方向と略直交する面」の一例である。
背面21bには、図2に示すように、反射部材25の後述する反射部25bにより反射された光を光出射面21a側に導くとともに光出射面21aから外側に出射させるプリズムパターン21eが形成されている。このプリズムパターン21eは、図2および図3に示すように、A方向に延びる複数の凹部21fによって形成されている。具体的には、図2に示すように、凹部21fには、背面21bに対して所定の角度だけ傾斜した傾斜面21gが形成されている。そして、反射部材25の後述する反射部25bなどにより反射された光は、凹部21fの傾斜面21gに反射されることにより、光出射面21a側に導かれるとともに、光出射面21aから外側に出射する。なお、A方向は、本発明の「第1の方向」の一例である。
反射シート22は、導光板21の背面21b側に配置されており、導光板21の背面21bから出射した光を、導光板21側に反射する機能を有する。
複数のLEDチップ23およびFPC24は、導光板21の縁部の光出射面21a側に配置されており、反射部材25は、導光板21の縁部の背面21b側に配置されている。
また、複数のLEDチップ23は、図3に示すように、A方向(導光板21の縁部に沿った方向)に所定の間隔を隔てて配置されている。また、複数のLEDチップ23は、図2に示すように、導電パターン(図示せず)が形成されたフィルム状のFPCに実装されている。具体的には、LEDチップ23は、電極(図示せず)がFPC24の導電パターン(図示せず)に直接ボンディングされている。すなわち、LEDチップ23は、FPC24にフリップチップボンディングされている。なお、LEDチップ23とFPC24との電気的な接続は、Auワイヤーなどを用いたワイヤーボンディングにより行ってもよい。また、LEDチップ23の主発光面23a上には、蛍光体(図示せず)が塗布されている。この蛍光体は、LEDチップ23の主発光面23aに塗布されず、拡散シート14などに含有させていてもよい。
本実施形態では、複数のLEDチップ23、FPC24および反射部材25は、熱融着により、導光板21に一体的に設けられている。具体的には、導光板21は、熱プレスにより、LEDチップ23と反射部材25の後述する反射部25aとが配置される部分に窪みが形成される。そして、導光板21に、LEDチップ23が実装されたFPC24、および、反射部材25を重ね合わせ、熱プレスにより、導光板21と、複数のLEDチップ23、FPC24および反射部材25とを熱融着させる。これにより、複数のLEDチップ23、FPC24および反射部材25が、導光板21に一体的に設けられる。
また、LEDチップ23は、導光板21の光出射面21aと背面21bとの間に配置されている。すなわち、LEDチップ23は、全体が導光板21の内部に埋め込まれている。
また、本実施形態では、LEDチップ23は、主発光面23aが導光板21の光出射面21aおよび背面21bと略平行になるように配置されている。すなわち、LEDチップ23は、主発光面23aが導光板21の厚み方向と略直交するように配置されている。
また、本実施形態では、反射部材25は、導光板21の光出射面21aと背面21bとの間に配置されている。
ここで、本実施形態では、図4および図5に示すように、反射部材25は、複数のLEDチップ23(図4参照)の主発光面23a(図2参照)に対向する位置にそれぞれ配置された複数の反射部25aと、複数の反射部25aのA方向の側方に配置された複数の反射部25bとによって構成されている。なお、反射部25aは、本発明の「第1反射部材」の一例であり、反射部25bは、本発明の「第2反射部材」の一例である。
本実施形態では、反射部25aは、図5および図6に示すように、二等辺三角形状の断面を有するとともに、LEDチップ23(図6参照)の主発光面23aに対向配置された一対の反射面25cおよび25dを含んでいる。このように、反射面25cおよび25dは、屈曲した状態で配置されている。なお、一対の反射面25cおよび25dは、本発明の「第1反射面」および「一対の反射面」の一例である。
また、図8に示すように、一対の反射面25cおよび25dのB方向(A方向と直交する方向)の長さL1は、LEDチップ23のB方向の長さL2よりも大きい。また、一対の反射面25cおよび25dを合わせたA方向の長さL3は、LEDチップ23のA方向の長さL4よりも大きい。
また、反射部25aは、図6に示すように、一対の反射面25cおよび25dの交線(二等辺三角形状の頂点)25eが、LEDチップ23の主発光面23aのA方向の中心に対向するように配置されている。
また、一対の反射面25cおよび25dは、LEDチップ23の主発光面23aや導光板21の背面21bに対して傾斜している。具体的には、反射面25cは、A方向の一方側(矢印A1方向側)に向かうに従って導光板21の背面21bに近づくように傾斜している。そして、反射面25cは、LEDチップ23の主発光面23aから略垂直に出射した光(P1)を、A方向の一方側(矢印A方向側)に反射する機能を有する。また、反射面25dは、A方向の他方側(矢印A2方向側)に向かうに従って導光板21の背面21bに近づくように傾斜している。そして、反射面25dは、LEDチップ23の主発光面23aから略垂直に出射した光(P1)を、A方向の他方側(矢印A2方向側)に反射する機能を有する。
このように、一対の反射面25cおよび25dを、屈曲した状態で配置し、LEDチップ23の主発光面23aからの光を、一対の反射面25cおよび25dにより、矢印A1方向側および矢印A2方向側に反射するように構成することによって、例えば図12に示すように、反射部25hを、LEDチップ23からの光(P11)を矢印A1方向側のみに反射する1つの反射面25iにより形成する場合に比べて、反射部25aの厚みを小さくすることが可能である。
また、本実施形態では、図6に示すように、一対の反射面25cおよび25dは、導光板21の光出射面21aおよび背面21bに対する傾斜角度(LEDチップ23の主発光面23aに対する傾斜角度)をθ1とし、導光板21の屈折率をnとすると、{180−arcsin(1/n)}/2>θ1>{arcsin(1/n)}/2の関係を満たすように形成されている。
具体的には、θ1<45°の場合、LEDチップ23の主発光面23aから略垂直に出射した光(P1)は、反射面25cおよび25dにより反射されて、α1(=2θ1)の入射角で、導光板21の光出射面21aに向かって進行(入射)する。この入射角α1(=2θ1)が、α1(=2θ1)>arcsin(1/n)の関係(θ1>{arcsin(1/n)}/2の関係)を満たすことにより、LEDチップ23の主発光面23aから略垂直に出射した光(P1)は、導光板21の光出射面21aおよび背面21bで全反射を繰り返しながら、A方向の一方側(矢印A1方向側)または他方側(矢印A2方向側)に進行する。
その一方、θ1>45°の場合、図7に示すように、LEDチップ23の主発光面23aから略垂直に出射した光(P2)は、反射面25cおよび25dにより反射されて、α2(=180°−2θ1)の入射角で、導光板21の背面21bに向かって進行(入射)する。この入射角α2(=180°−2θ1)が、α2(=180°−2θ1)>arcsin(1/n)の関係({180−arcsin(1/n)}/2>θ1の関係)を満たすことにより、LEDチップ23の主発光面23aから略垂直に出射した光(P2)は、導光板21の背面21bおよび光出射面21aで全反射を繰り返しながら、A方向の一方側または他方側に進行する。
導光板21の屈折率nが、例えば1.49である場合、傾斜角度θ1は、68.92°>θ1>21.08°の関係を満たせばよい。また、傾斜角度θ1が小さくなるに従って、反射部25aの高さ(厚み)が小さくなり、導光板21を薄型化することが可能である。このため、傾斜角度θ1は、21.1°程度であることが望ましい。
一方、反射部25bは、図3および図5に示すように、反射部25aのA方向の側方に配置された一対の反射面25fおよび25gを含んでいる。なお、反射面25fおよび25gは、本発明の「第2反射面」の一例である。
一対の反射面25fおよび25gは、A方向と略直交する面(例えば、導光板21の一方側面21cや他方側面21d(図3参照))に対して傾斜している。具体的には、図8に示すように、反射面25fは、矢印B1方向に向かうに従って導光板21の一方側面21cに近づくように傾斜している。そして、反射面25fは、反射部25aの反射面25cに反射された光(P3)を、導光板21の内側(矢印B1方向側)に反射する機能を有する。同様に、反射面25gは、矢印B1方向に向かうに従って導光板21の他方側面21d(図3参照)に近づくように傾斜している。そして、反射面25gは、反射部25aの反射面25dに反射された光を、導光板21の内側(矢印B2方向側)に反射する機能を有する。
また、本実施形態では、一対の反射面25fおよび25gは、A方向と略直交する面(例えば、導光板21の一方側面21cや他方側面21d)に対する傾斜角度をθ2とし、導光板21の屈折率をnとすると、{180−arcsin(1/n)}/2>θ2>{arcsin(1/n)}/2の関係を満たすように形成されている。
具体的には、θ2>45°の場合、反射部25aの反射面25cにより反射された光(P3)は、反射部25bの反射面25fにより反射されて、α3(=180°−2θ2)の入射角で、導光板21の一方側面21cに向かって進行(入射)する。この入射角α3(=180°−2θ2)が、α3(=180°−2θ2)>arcsin(1/n)の関係({180−arcsin(1/n)}/2>θ2の関係)を満たすことにより、反射部25aの反射面25cにより反射された光(P3)は、導光板21の一方側面21cおよび他方側面21dで全反射を繰り返しながら、導光板21の内側(矢印B1方向側)に進行する。なお、反射部25aの反射面25dにより反射された光も、同様にして、全反射を繰り返しながら、導光板21の内側(矢印B1方向側)に進行する。
その一方、θ2<45°の場合、図9に示すように、反射部25aの反射面25cにより反射された光(P4)は、α4(=2θ2)の入射角で、導光板21の他方側面21dに向かって進行(入射)する。この入射角α4(=2θ2)が、α4(=2θ2)>arcsin(1/n)の関係(θ2>{arcsin(1/n)}/2の関係)を満たすことにより、反射部25aの反射面25cにより反射された光(P4)は、導光板21の他方側面21dおよび一方側面21cで全反射を繰り返しながら、導光板21の内側(矢印B1方向側)に進行する。なお、反射部25aの反射面25dにより反射された光も、同様にして、全反射を繰り返しながら、導光板21の内側(矢印B1方向側)に進行する。
導光板21の屈折率nが、例えば1.49である場合、傾斜角度θ2は、68.92°>θ1>21.08°の関係を満たせばよい。ここで、傾斜角度θ2がθ2>45°の場合、反射部25bに反射された光は、拡がるように進行する。その一方、傾斜角度θ2がθ2<45°の場合、反射部25bに反射された光は、絞られるように進行する。このため、θ2<45°の場合、図10に示すように、明るい部分(Q1)と暗い部分(Q2)との輝度の差が大きくなるので、傾斜角度θ2は、45°よりも大きい方が望ましい。また、傾斜角度θ2が45°よりも大きい場合、傾斜角度θ2が大きくなる程、輝度の均一性を向上させることが可能であるので、傾斜角度θ2は、68.9°程度であることがより望ましい。
また、傾斜角度θ2を、45°よりも大きくする(68.9°程度にする)ことによって、反射部25b(反射部材25)のB方向の長さを小さくすることが可能であるので、面発光装置20を小型化することが可能である。
また、反射部25aおよび25bに反射され導光板21の内側に進行した光は、図11に示すように、導光板21の背面21bに形成されたプリズムパターン21eの凹部21fにより、導光板21の光出射面21a側に導かれるとともに、光出射面21aから液晶表示パネル11aおよび11b(図2参照)側に出射する。
なお、上記の説明では、LEDチップ23の主発光面23aから略垂直に出射した光が反射部25aおよび25bにより反射されて導光板21の内側に進行する状態について説明したが、LEDチップ23の主発光面23aからA方向に傾きをもって出射した光も、同様に、反射部25aや25bにより反射されて導光板21の内側に進行する。そして、LEDチップ23の主発光面23aからA方向に傾きをもって出射した光は、反射シート22や、導光板21の背面21bのプリズムパターン21eなどに反射されることにより、導光板21の光出射面21a側に導かれるとともに、光出射面21aから液晶表示パネル11aおよび11b側に出射する。
本実施形態では、上記のように、反射部25aに、LEDチップ23の主発光面23aに対向する位置に、LEDチップ23の主発光面23aに対して傾斜した反射面25cおよび25dを設け、LEDチップ23からの光を、反射部25a(反射面25cおよび25d)により、A方向(導光板21の縁部に沿った方向)に反射させ、かつ、反射部25bに、反射部25aのA方向の側方に、A方向と略直交する面(例えば、導光板21の一方側面21cや他方側面21d)に対して傾斜した反射面25fおよび25gを設け、反射部25aからの光を、反射部25b(反射面25fおよび25g)により、導光板21の内側に反射させる。このように構成することによって、LEDチップ23の主発光面23aから略垂直に出射した光を、反射部25aの反射面25cおよび25dで反射させることにより、A方向に進行させることができる。そして、反射部25aによりA方向に進行した光、および、LEDチップ23の主発光面23aからA方向に傾きをもって出射した光を、反射部25bの反射面25fおよび25gで反射させることにより、導光板21の内側(矢印B1方向側)に進行させることができる。これにより、LEDチップ23の主発光面23aから略垂直に出射した光や、LEDチップ23の主発光面23aからA方向に傾きをもって出射した光が、LEDチップ23の主発光面23aなどで吸収されたり、導光板21の一方側面21cおよび他方側面21dから外側に漏れる(出射する)のを抑制することができる。その結果、LEDチップ23から出射する光の利用効率を向上させることができる。
また、本実施形態では、導光板21の厚み方向と略直交する主発光面23aを有し、導光板21の内部に配置されるLEDチップ23を設けることによって、LEDチップ23の主発光面23aを導光板21の厚み方向と平行になるように配置する場合や、LEDチップ23の主発光面23aを導光板21の厚み方向と略直交させた状態でLEDチップ23を導光板21の光出射面21a側または背面21b側の外部に配置する場合に比べて、面発光装置20を薄型化することができる。
また、本実施形態では、一対の反射面25cおよび25dのLEDチップ23の主発光面23aに対する傾斜角度(導光板21の光出射面21aおよび背面21bに対する傾斜角度)θ1とし、導光板21の屈折率をnとすると、{180−arcsin(1/n)}/2>θ1>{arcsin(1/n)}/2の関係を満たすように構成することによって、上述したように、LEDチップ23の主発光面23aから略垂直に出射した光を、全反射させながらA方向(矢印A1方向側または矢印A2方向側)に進行させることができる。これにより、LEDチップ23の主発光面23aから略垂直に出射した光が、導光板21の縁部において、導光板21の主発光面23aおよび背面21bから外側に漏れる(出射する)のを抑制することができるので、LEDチップ23から出射する光の利用効率をより向上させることができる。また、LEDチップ23の主発光面23aから略垂直に出射した光が、導光板21の縁部において、導光板21の主発光面23aおよび背面21bから外側に漏れる(出射する)のを抑制することができるので、導光板21の縁部周辺の部分の輝度が、導光板21の縁部周辺以外の部分の輝度よりも大きくなるのを抑制することができるので、輝度の均一性を向上させることができる。
また、本実施形態では、反射部25bの反射面25fおよび25gのA方向と略直交する面(例えば、導光板21の一方側面21cや他方側面21d)に対する傾斜角度をθ2とし、導光板21の屈折率をnとすると、{180−arcsin(1/n)}/2>θ2>{arcsin(1/n)}/2の関係を満たすように構成することによって、上述したように、反射部25bにより反射された光を、全反射させながら導光板21の内側(矢印B1方向側)に進行させることができる。これにより、反射部25bにより反射された光が、導光板21の縁部において、導光板21の一方側面21cおよび他方側面21dから外側に漏れる(出射する)のを抑制することができるので、LEDチップ23から出射する光の利用効率をより向上させることができる。
また、本実施形態では、反射部25aに、LEDチップ23からの光を矢印A1方向側および矢印A2方向側にそれぞれ反射する一対の反射面25cおよび25dを設けることによって、LEDチップ23からの光を、矢印A1方向側または矢印A2方向側に分散させた状態で進行させることができる。これにより、輝度の均一性を向上させることができる。
また、本実施形態では、一対の反射面25cおよび25dの交線25eがLEDチップ23の主発光面23aのA方向の中心に対向するように、反射部25aを配置することによって、LEDチップ23の主発光面23aから出射した光を、一対の反射面25cおよび25dにより、矢印A1方向側または矢印A2方向側に均等に反射することができるので、輝度の均一性をより向上させることができる。
また、本実施形態では、反射部材25(反射部25aおよび25b)を、導光板21の光出射面21aと背面21bとの間に配置することによって、面発光装置20をより薄型化することができる。
また、本実施形態では、導光板21の背面21bに、反射部25bなどにより反射された光を光出射面21a側に導くとともに光出射面21aから外側に出射させる凹部21f(プリズムパターン21e)を設けることによって、反射部25bなどにより反射された光を、容易に、導光板21の光出射面21aから外側に出射させることができるので、LEDチップ23から出射する光の利用効率を、容易に、向上させることができる。
また、本実施形態では、導光板21を、透明のアクリル樹脂により構成することによって、LEDチップ23から出射した光が導光板21の内部で吸収されるのを抑制することができるので、LEDチップ23から出射する光の利用効率をより向上させることができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、本発明を、携帯電話に適用した例について示したが、本発明はこれに限らず、携帯電話以外の、例えば液晶テレビジョン受像機などに適用してもよい。
また、上記実施形態では、反射部25a(第1反射部材)と、反射部25b(第2反射部材)とを1つの反射部材25により形成した例について示したが、本発明はこれに限らず、第1反射部材と第2反射部材とを、別体で設けてもよい。
また、反射面25cおよび25dを、傾斜角度θ1が45°よりも大きくなるように形成してもよいし、反射面25fおよび25gを、傾斜角度θ2が45°よりも小さくなるように形成してもよい。
また、上記実施形態では、LEDチップ全体を、導光板の内部に埋め込んだ例について示したが、本発明はこれに限らず、LEDチップの少なくとも一部が、導光板の内部に埋め込まれていればよい。
また、上記実施形態では、LEDチップからの光が矢印A1方向側および矢印A2方向側にそれぞれ反射するように、反射部材を構成した例について示したが、本発明はこれに限らず、LEDチップからの光が矢印A1方向側または矢印A2方向側のいずれか一方に反射するように、反射部材を構成してもよい。
また、上記実施形態では、導光板の背面に凹部からなるプリズムパターンを形成した例について示したが、本発明はこれに限らず、導光板の背面に凸部からなるプリズムパターンを形成してもよい。また、凸部や凹部をシボ加工などにより形成することも可能である。
本発明の一実施形態による面発光装置を備えた携帯電話の全体構成を示した正面図である。 本発明の一実施形態による面発光装置を含む液晶表示装置の構造を示した断面図である。 図2に示した本発明の一実施形態による面発光装置の導光板および反射部材の構造を示した平面図である。 図2に示した本発明の一実施形態による面発光装置の導光板および反射部材の構造を示した斜視図である。 図2に示した本発明の一実施形態による面発光装置の反射部材の構造を示した斜視図である。 図2に示した本発明の一実施形態による面発光装置の反射部の傾斜角度θ1が45°よりも小さい状態を示した矢印C方向の矢視断面図である。 図2に示した本発明の一実施形態による面発光装置の反射部の傾斜角度θ1が45°よりも大きい状態を示した矢印C方向の矢視断面図である。 図2に示した本発明の一実施形態による面発光装置の反射部の傾斜角度θ2が45°よりも大きい状態を示した平面図である。 図2に示した本発明の一実施形態による面発光装置の反射部の傾斜角度θ2が45°よりも小さい状態を示した平面図である。 図2に示した本発明の一実施形態による面発光装置の反射部の傾斜角度θ2が45°よりも小さい状態を示した平面図である。 図2に示した本発明の一実施形態による面発光装置の反射部材により反射された光が導光板の光出射面から出射する状態を示した断面図である。 図2に示した本発明の一実施形態による面発光装置のLEDチップからの光を矢印A1方向側のみに反射する場合における反射部材の構造を示した矢印C方向の矢視断面図である。 従来の一例による面発光装置の構造を示した断面図である。 特許文献1に開示された面発光装置の構造を示した断面図である。 図14の矢印D方向の矢視断面図である。
符号の説明
1 携帯電話(電子機器)
10 液晶表示装置(表示装置)
11a、11b 液晶表示パネル(表示パネル)
20 面発光装置
21 導光板
21a 光出射面
21b 背面
21c 一方側面(第1の方向と略直交面)
21d 他方側面(第1の方向と略直交面)
21f 凹部
23 LEDチップ(光源)
23a 主発光面
25a、25h 反射部(第1反射部材)
25b 反射部(第2反射部材)
25c、25d 反射面(第1反射面、一対の反射面)
25e 交線
25f、25g 反射面(第2反射面)
25i 反射面(第1反射面)
θ1、θ2 傾斜角度

Claims (11)

  1. 光出射面を有する導光板と、
    前記導光板の厚み方向と略直交する主発光面を有し、前記導光板の内部に少なくとも一部が配置される光源と、
    前記光源の主発光面に対向する位置に配置されるとともに、前記光源の主発光面に対して傾斜した第1反射面を有し、かつ、前記光源からの光を前記導光板の縁部に沿った第1の方向に反射する第1反射部材と、
    前記第1反射部材の前記第1の方向の側方に配置されるとともに、前記第1の方向と略直交する面に対して傾斜した第2反射面を有し、かつ、前記第1反射部材からの光を前記導光板の内側に反射する第2反射部材とを備えることを特徴とする面発光装置。
  2. 前記第1反射部材の第1反射面の前記光源の主発光面に対する傾斜角度をθ1とし、前記導光板の屈折率をnとすると、
    {180−arcsin(1/n)}/2>θ1>{arcsin(1/n)}/2
    の関係を満たすことを特徴とする請求項1に記載の面発光装置。
  3. 前記第2反射部材の第2反射面の前記第1の方向と略直交する面に対する傾斜角度をθ2とし、前記導光板の屈折率をnとすると、
    {180−arcsin(1/n)}/2>θ2>{arcsin(1/n)}/2
    の関係を満たすことを特徴とする請求項1または2に記載の面発光装置。
  4. 前記第1反射部材の第1反射面は、前記光源からの光を前記第1の方向の一方側および他方側にそれぞれ反射する一対の反射面を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の面発光装置。
  5. 前記第1反射部材は、前記一対の反射面の交線が前記光源の主発光面の前記第1の方向の中心に対向するように配置されていることを特徴とする請求項4に記載の面発光装置。
  6. 前記導光板は、前記光出射面に対向配置された背面を有し、
    前記第1反射部材の少なくとも一部、および、前記第2反射部材の少なくとも一部は、前記導光板の前記光出射面と前記背面との間に配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の面発光装置。
  7. 前記光源、前記第1反射部材および前記第2反射部材は、熱融着により、前記導光板に一体的に設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の面発光装置。
  8. 前記導光板は、前記光出射面に対向配置された背面を有し、
    前記導光板の背面には、前記第2反射部材により反射された光を前記光出射面側に導くとともに前記光出射面から外側に出射させる凸部または凹部が形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の面発光装置。
  9. 前記導光板は、透明または半透明の樹脂により構成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の面発光装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の面発光装置と、
    前記面発光装置により照明される表示パネルとを備えることを特徴とする表示装置。
  11. 請求項10に記載の表示装置を備えることを特徴とする電子機器。
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