JP2009133289A - エンジンの動弁装置 - Google Patents

エンジンの動弁装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009133289A
JP2009133289A JP2007311891A JP2007311891A JP2009133289A JP 2009133289 A JP2009133289 A JP 2009133289A JP 2007311891 A JP2007311891 A JP 2007311891A JP 2007311891 A JP2007311891 A JP 2007311891A JP 2009133289 A JP2009133289 A JP 2009133289A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rocker
valve
arm
cam
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007311891A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Takayama
進 高山
Koichi Hatamura
耕一 畑村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HATAMURA ENGINE RES OFFICE
HATAMURA ENGINE RESEARCH OFFICE
Ogino Industrial Co Ltd
Original Assignee
HATAMURA ENGINE RES OFFICE
HATAMURA ENGINE RESEARCH OFFICE
Ogino Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HATAMURA ENGINE RES OFFICE, HATAMURA ENGINE RESEARCH OFFICE, Ogino Industrial Co Ltd filed Critical HATAMURA ENGINE RES OFFICE
Priority to JP2007311891A priority Critical patent/JP2009133289A/ja
Publication of JP2009133289A publication Critical patent/JP2009133289A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Abstract

【課題】カム軸6の回転により揺動される揺動部材9の動作を、中間ロッカ部材10を介してロッカアーム11に伝えるとともに、その中間ロッカ部材10の位置を変更することでロッカアーム11の揺動範囲を可変とし、バルブ3の開期間及びリフト量を連続的に調整可能にしたエンジンの動弁装置Aにおいて、基本機能を損なうことなくバルブクリアランスの調整を容易に行えるようにし、且つ全体をコンパクトに構成できるようにする。
【解決手段】ロッカアーム11は中間ロッカ部材10とは独立に支持し、その支持部にはHLA14を配設する。HLA14や中間ロッカ部材10のコントロールシャフト15は、揺動部材9を挟んでカム軸6と反対側に配置する。コントロールシャフト15を吸排気カム軸6,7と共通のカムキャップ8によってシリンダヘッド1に対し支承する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、バルブの開期間及びリフト量を連続的に制御可能としたエンジンの動弁装置に関する。
従来より、この種の動弁装置は公知であり、例えば特許文献1に記載されるものでは、カム軸によって揺動される揺動部材とロッカアームとの間に中間ロッカ部材を介設して、この中間ロッカ部材が揺動部材の揺動カム面及びロッカアームのロッカ押圧面にそれぞれ当接する部位を変更することにより、バルブの開期間及びリフト量を連続的に変化させるようにしている。
また、このものでは、ロッカアームを支持するロッカ軸の途中に偏心ピン部が形成されて、ここに、中間ロッカローラを支持するアーム部の基端が回動自在に連結されており、このロッカ軸を回動させることによって中間ロッカ部材を移動させて、それが揺動カム面やロッカ押圧面に当接する部位を変化させるようにしている。つまり、中間ロッカ部材の移動機構がロッカアームを支持するロッカ軸と兼用された構造になっている。
WO2003−98013
しかしながら、一般に量産エンジンでは、動弁系の部品の寸法に公差の範囲でバラつきがあり、気筒毎の各部品の寸法形状にもバラつきがあるところ、前記従来例の動弁装置では、そのようなバラつきを吸収するための調整機構を備えていないため、気筒毎のバルブクリアランスやバルブリフトにもバラつきを生じてしまい、十分な制御精度を得られないことが懸念される。
特に前記の従来例では、ロッカ押圧面の円弧中心が揺動部材の回転中心と正確に一致しないと、中間ロッカ部材の移動に伴ってバルブクリアランスが変化するという問題があり、そのため、すべての開期間及びリフトにおいてバルブクリアランスのバラつきを小さく保つことは困難である。
斯かる点に鑑みて本発明の目的は、前記のような可変機構を組み込んだ動弁装置の基本機能を損なうことなく、気筒間のバルブクリアランス等のバラつきを容易に調整できるようにするとともに、装置全体をコンパクトに構成して既存のシリンダヘッドへの組み込みも容易にすることにある。
前記の目的を達成するために本発明では、中間ロッカ部材のアーム部をロッカアームとは独立に支持するようにした上で、そのロッカアームの支持部には液圧式のラッシュアジャスタを配設する構成とした。また、そのラッシュアジャスタは、揺動部材を挟んでカム軸とは反対側に配置するようにした。
すなわち、請求項1の発明は、クランク軸からの駆動力によって回転されるカム軸と、このカム軸の動作が伝達されてバルブを開閉駆動するロッカアームと、を備えたエンジンの動弁装置を対象として、前記カム軸のカムによって揺動される揺動部材と、この揺動部材の揺動カム面の動作を前記ロッカアームのロッカ押圧面に伝える中間ロッカ部材と、この中間ロッカ部材の前記揺動カム面及びロッカ押圧面のそれぞれとの当接部位を変化させる中間ロッカ移動機構と、を備え、もって前記バルブの開期間及びリフト量を連続的に調整可能な構成を前提とする。
そして、前記クランク軸の延びる方向に見て、前記揺動部材をバルブの上方に配置し、その揺動部材よりもシリンダヘッドの外側寄りに前記カム軸を配置する一方、前記ロッカアームは、前記揺動部材よりもシリンダヘッドの内側寄りの部位にて液圧式ラッシュアジャスタにより支持する構成とし、さらに、前記中間ロッカ移動機構は、先端側にローラを回転自在に支持するアーム部の基端側を、前記揺動部材よりもシリンダヘッドの内側寄りの部位に配設したアーム駆動部に連結する構成とする。
前記の如く構成された動弁装置において、回転するカム軸により揺動部材が揺動されると、これにより中間ロッカ部材を介してロッカアームが揺動されて、バルブを開閉駆動するようになる。そして、中間ロッカ移動機構により前記中間ロッカ部材の揺動カム面及びロッカ押圧面との各当接部位が変更されることで、バルブの開期間及び最大リフト量が調整される。
そうして中間ロッカ部材を移動させるための移動機構が、ローラを支持するアーム部をアーム駆動部に連結してなるシンプルな構造であり、このアーム駆動部が、揺動部材よりもシリンダヘッドの内側寄りに、即ち該揺動部材を挟んでカム軸と反対側に配置されているので、それらが干渉する虞れはなく、コンパクトに構成することができる。
また、バルブを駆動するロッカアームが液圧式ラッシュアジャスタにより支持されているため、バルブクリアランスは自動的に調整され、気筒間のバラつきが吸収される。このラッシュアジャスタも前記のアーム駆動部と同様に揺動部材を挟んでカム軸と反対側に配置されているので、カム軸との干渉の虞れはなく、コンパクト化に有利になる。
ここで、前記中間ロッカ移動機構の具体例としては、そのアーム駆動部を偏心軸により構成して、軸芯から偏心したピン部に中間ロッカ部材のアーム部の基端部を連結する構成とすればよい。こうすれば、偏心軸を回動させることにより中間ロッカ部材を揺動カム面及びロッカ押圧面に沿って連続的に移動させることができ、非常に簡単な構造によりバルブの開期間及びリフト量を連続的に変更することができる。
その場合に、前記偏心軸を前記カム軸と平行に、且つそれらの軸芯が互いに同じ略高さ位置で同一平面上になるように配置して、それら偏心軸及びカム軸を共通の半割りキャップにてシリンダヘッドに対し支承する構造とすれば、偏心軸のカム軸に対する相対的な位置決め精度を高める上で非常に好ましく、バルブクリアランス等の気筒間バラつきをなくすのに有利な構造となる。
前記揺動部材、中間ロッカ部材及び中間ロッカ移動機構は、エンジンの吸気バルブを開閉駆動する吸気側の動弁系に配設するのが好ましく、一方でエンジンの排気側の動弁系は、カム軸の動作が直接、ロッカアームに伝達されるように構成することができる。これはバルブの開期間やリフト量を可変とすることの効果が吸気側の動弁系において大きいからである。
その場合により好ましいのは、排気側のカム軸もその軸芯が前記偏心軸及び吸気側カム軸の軸芯と略同じ高さ位置で同一平面上になるように配置することであり、こうすれば、シリンダヘッド上の加工面を一つにできて生産性が向上する。また、三つの軸を全て共通の半割りキャップにて支承する構造とすれば、部品点数の削減が可能になる。さらに、吸気側のカム軸の位置を、排気側の動弁系と同じくカム軸の動作が直接、ロッカアームに伝達されるように構成する場合と同じ位置にすることができ、可変動弁機構を備えないエンジンとの間でシリンダヘッドの共用が可能になる。
以上、説明したように、本発明に係るエンジンの動弁装置によると、カム軸により揺動される揺動部材の動作を、中間ロッカ部材を介してロッカアームに伝えるとともに、その中間ロッカ部材の位置を変更することでロッカアームの揺動範囲を可変として、バルブの開期間及びリフト量を連続的に調整可能としたものにおいて、前記ロッカアームを中間ロッカ部材とは独立に支持するようにし、その支持部には液圧式のラッシュアジャスタを配設したことで、そうして可変機構を組み込んだ動弁装置の基本機能を損なうことなく、気筒間のバルブクリアランス等のバラつきを自動で調整することができる。また、ラッシュアジャスタや中間ロッカ部材の移動機構は、いずれも揺動部材を挟んでカム軸とは反対側に配置することで、装置全体をコンパクトに構成でき、既存のシリンダヘッドへの組み込みを容易に行える。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1〜4は、本発明の実施形態に係るエンジンの動弁装置Aの要部の構造を示す。図示は省略するが、この実施形態のエンジンは、一例として4つの気筒がクランク軸の延びるエンジン前後方向(各図の紙面に直交する方向)に並んだ直列4気筒エンジンであり、各図にはいずれかの気筒に対応するシリンダヘッド1の断面を示している。
図示のようにシリンダヘッド1には、気筒内に形成される燃焼室2の天井部となる凹部1aが形成されていて、その略中央部から図の左右両側に向かって延びる二つの傾斜面にそれぞれ吸気ポート1b及び排気ポート1cが二つずつ開口しており(図には一つずつ示す)、その各ポート開口には各々吸気バルブ3及び排気バルブ4が配設されている。図の右側に示す吸気ポート1bは、燃焼室2から斜め上方に延びてシリンダヘッド1の一側面に開口している。一方、図の左側に示す排気ポート1cは、気筒毎の二つが合流しつつ略水平に延びてエンジンの他側面に開口している。
吸気バルブ3及び排気バルブ4はいずれもポペット弁からなり、吸気バルブ3について説明すると、吸気ポート1bを開閉する傘部3aの上部に軸部3bが連繋し、その上端部には軸方向には移動不能にリテーナ3cが装着されている。このリテーナ3cとシリンダヘッド1の座面に載置されたばね座3dとの間に、吸気バルブ3の軸部3bと同軸状に弁ばね5が配設され、これにより吸気バルブ3が閉方向(図の上向き)に付勢されている。尚、各図には仮想線Lで点火プラグの収容孔を示している。
この実施形態の動弁装置Aは、吸気バルブ3及び排気バルブ4をそれぞれ別々のカム軸6,7によって駆動する所謂DOHCタイプのものであり、シリンダヘッド1の上部には吸気側及び排気側の2本のカム軸6,7が回転自在に配設されている。2本のカム軸6,7は各々クランク軸と平行に配置され、シリンダヘッド1に形成されたカムジャーナル部1dと、その上合面に装着された半割状のカムキャップ8とによって、回転自在に支承されている。
すなわち、吸気カム軸6及び排気カム軸7は、その軸芯x1、x2が同じ高さ位置になるように配置されて、共通の半割りキャップ8によりシリンダヘッド1に対し支承されている。そして、2本のカム軸6,7は、図示しないが、プーリ及びタイミングベルト若しくはスプロケット及びチェーンによってクランク軸に駆動連結されており、そのクランク軸の回転に同期して回転されるようになっている。なお、軸芯x1、x2の高さが多少、異なっていても、それを斜めの同一平面上に配置できればよいことは言うまでもない。
また、本発明の特徴として吸気側の動弁系には、吸気バルブ3の開期間及びリフト量を連続的に調整可能な可変機構が組み込まれている。すなわち、吸気カム軸6が回転されると、そのカム6aにより揺動部材9が揺動され、これにより中間ロッカ部材10を介してロッカアーム11が揺動されて、吸気バルブ3が進退されるようになっている。そして、以下に述べるように中間ロッカ部材10の位置が変更されることによって、揺動部材9の揺動によるロッカアーム11の揺動範囲が変化して、吸気バルブ3の開期間及びリフト量が変更される。尚、排気側の動弁系には可変機構は組み込まれておらず、カム軸7が回転すると、そのカム7aの動作は直接、ロッカアーム12に伝達されるようになる。
−可変機構の構造−
以下に吸気側の可変機構の構造について詳細に説明する。まず、吸気カム軸6は、図示のようにエンジン前後方向に見て明らかなように、シリンダヘッド1の幅方向(図の左右方向)について吸気バルブ3よりも外側寄りに配置されている。この吸気カム軸6にはエンジンの各気筒に対応して、揺動部材9を動作させるためのカム6a,…が一体に形成されている。
そのカム6aによって揺動される揺動部材9は、吸気カム軸6よりもシリンダヘッド1の内側寄り(中央寄り)に配置されており、該吸気カム軸6の斜め上方に平行に配置された揺動軸13により揺動自在に支持されている。揺動部材9は、揺動軸13が上端部を揺動自在に貫通する一対の揺動アーム部9a,9aと、これらの下端同士を連結するように形成された揺動カム部9bと、前記揺動アーム部9a,9aの途中に揺動軸13と平行に、且つ対をなす揺動アーム部9a,9a同士を繋ぐように配置されたローラ軸9cと、このローラ軸9cにより回転自在に支持された揺動ローラ9dとを備えている。
前記揺動軸13は、カムキャップ8の上部に突設された台状の突出部8aを貫通する状態で当該カムキャップ8に固定されている。また、揺動軸13には図示しないがバランスばねが装着され、その一端が揺動部材9に、また他端がカムキャップ8に係止されていて、揺動部材9をその揺動ローラ9dが吸気カム軸6の外周に当接する向きに付勢している。これにより、揺動部材9の重量が弁ばね5には作用しないようになるので、弁ばね5のばね荷重をあまり大きくしなくても、高速回転時のバルブ動作への追従性を確保できるようになり、弁ばね5による駆動ロスの軽減が図られている。
また、前記揺動カム部9bは、その下面(揺動カム面)にベース円部9eとリフト部9fとが連続して形成された湾曲板状のものであり、図示の如くベース円部9eが、シリンダヘッド1の幅方向について相対的に内側寄りに、また、リフト部9fは相対的に外側寄りに位置している。ベース円部9eは揺動軸13の軸芯x3を中心とする円弧面状とされていて、このベース円部9eが中間ロッカ部材に当接している間は、揺動部材9の揺動によってもロッカアーム11が押し下げられることはなく、吸気バルブ3は全閉状態に維持される。
一方、リフト部9fは、前記ベース円部9eから離れるに連れて徐々に揺動軸13の軸芯x3から遠ざかるような形状とされており、このリフト部9fが中間ロッカ部材10に当接するようになると、揺動部材9の揺動に伴い中間ロッカ部材10を介してロッカアーム11が押し下げられ、吸気バルブ3をリフトさせるようになる。尚、この実施形態ではリフト部9fは、速度一定のランプ区間と、速度が変化する加速区間と、略一定速度のリフト区間とを有している。
ロッカアーム11は、この例では各吸気バルブ3毎にシリンダヘッド1の幅方向に延びるように配設されており、湾曲板状のアーム本体部11aの基端部(図の左端部)には上凸ドーム状の支持部11bが形成され、球面ピボット構造を介して液圧式のラッシュアジャスタ14(HLA)により揺動自在に支持されている。一方、アーム本体部11aの先端(図の右端)下部にはバルブ押圧部11cが形成され、吸気バルブ3の軸部3bの上端を押圧するようになっている。
また、アーム本体部11aの上面は、吸気バルブ3の全閉状態では揺動部材9の揺動中心、即ち揺動軸13の軸芯x3を中心とする円弧面となるように形成されていて、後述する中間ロッカ部材10のアーム部(中間アーム部10a)により押圧されるロッカ押圧面11dとされている。尚、アーム本体部11aの一側縁に沿ってその長手方向に延びるように補強リブが形成されている。
そして、前記揺動部材9の揺動カム面9e,9fの動作をロッカアーム11のロッカ押圧面11dへ伝える中間ロッカ部材10は、一対の中間アーム部10aの先端部同士をロッカピン10bで連結し、該ロッカピン10bによりロッカローラ10cを回転自在に支持したものである。このロッカローラ10cが揺動カム面9e,9fに転動自在に当接する一方、中間アーム部10aの先端下面がロッカ押圧面11dに摺接している。尚、中間アーム部10aの先端はロッカピン10bを囲む円筒状に形成されていて、その下面の曲率半径は比較的大きくされているため、ロッカ押圧面11dとの接触応力はあまり大きくはならない。
ここで、前記中間ロッカ部材10のローラ10cが揺動カム面のベース円部9eに当接している間は、上述したように揺動部材9の揺動がロッカアーム11に伝えられず、所謂無効揺動範囲になる。そして、揺動カム面9e,9fにおいてロッカローラ10cの位置が相対的にベース円部9e寄り(図の左寄り)になるほど無効揺動範囲は大きくなり、吸気バルブ3の開期間及びリフト量は小さくなる。反対にロッカローラ10cの位置がリフト部9f寄り(図の右寄り)になるほど、吸気バルブ3の開期間及びリフト量は大きくなる。
一方で、中間アーム部10aの先端下面がロッカ押圧面11dを押圧する部位は、ロッカアーム11のレバー比に影響を与え、それがロッカアーム11の基端寄り(図の左寄り)であるほどレバー比は大きくなるので、その分は吸気バルブ3のリフト量が大きめになる。反対に、中間アーム部10aによってロッカ押圧面11dが押圧される部位がロッカアーム11の先端寄り(図の右寄り)になれば、レバー比は小さくなってリフト量が小さめになる。
そこで、そのように中間ロッカ部材10の揺動カム面9e,9fやロッカ押圧面11dとの当接部位を変化させるために、当該中間ロッカ部材10のアーム部10aの基端部がコントロールシャフト15(アーム可動部)に連結されて、中間ロッカ移動機構が構成されている。このコントロールシャフト15は偏心軸からなり、図示のようにシリンダヘッド1の幅方向について揺動部材9よりも内側寄りに配置されていて、その軸芯x4から偏心した偏心ピン部15aには、中間アーム部10aの基端部(図の左端部)が揺動自在に連結されている。
また、コントロールシャフト15は、図示しない電動モータ等によりその軸芯x4の周りに回動されるようになっており、この回動によって偏心ピン部15aの位置が変化することで、これに連結された中間アーム部10aが移動し、その先端部及びロッカローラ10cが、揺動部材9の揺動カム面9e,9f、及びロッカアーム11のロッカ押圧面11dに沿って連続的に変位するようになる。
図の例ではコントロールシャフト15は、吸排気のカム軸6,7と平行に配置され、その軸芯x4が両カム軸6,7の軸芯x1,x2と同じ高さに位置づけられて、それら吸排気カム軸6,7と共通のカムキャップ8にてシリンダヘッド1のカムジャーナル部1dとの間に支承されている。カムジャーナル部1dの上合面には切削加工が施されており、コントロールシャフト15を吸気カム軸6に対し高精度に位置決めできる。このことは、バルブクリアランス等のバラつきを小さくする上で非常に重要である。
また、図の例では中間アーム部10aの基端部が二股状に形成されて、偏心ピン部15aに装着され、この偏心ピン部15aを挟むように係止ピン10dが二股部分に貫通挿着されるようになっているが、その二股状の部分が斜め下向きに開放しているので、アーム部10aを揺動部材9の後から組み付けることができる。すなわち、揺動部材9をシリンダヘッド1に組み付けた後に、その揺動カム部9bとコントロールシャフト15の偏心ピン部15aの中心との間の間隔(図1に例示する間隔α)を実測し、これに応じて選択した長さの中間アーム部10aを気筒毎に選択組み付けすることができる。こうすれば、バルブクリアランス等の気筒間バラつきを一層、小さくすることができる。
−可変機構の動作−
次に、上述した可変機構の動作と、これによる吸気バルブ3のリフト特性の変化とについて説明する。この実施形態のように吸気側の動弁系に可変機構を備えたエンジンでは、前記したように揺動部材9の無効揺動範囲を変化させることにより、吸気バルブ3の開角度及びリフト量を連続的に変化させて、エンジンの出力を制御することができる。例えばアクセルペダルの開操作に応じて、その開度が大きいほど吸気バルブ3の開角度及びリフト量が大きくなるようにすればよい。
具体的には、まず図1、2に示すように、コントロールシャフト15をその偏心ピン部15aが揺動部材9から最も離れるように位置づけると、ロッカローラ10cの揺動カム面9e,9fとの当接部位はリフト部9fから最も遠くなり、図の例ではロッカローラ10cは、揺動部材9が揺動しても殆どそのベース円部9eにのみ当接し、リフト部9fには少ししか当接しないようになる。このため、吸気バルブ3はその開期間及びリフト量が最も小さな小開度状態になり、図5に一点鎖線のリフトカーブC1で示すような特性を示す(バルブリフト量が非常に小さいので図2ではリフトしていないように見える)。
その小開度状態からコントロールシャフト15を回動させて、ロッカローラ10cの揺動カム面9e,9fとの接点をリフト部9f寄りに移動させていくと、これに伴い該ロッカローラ10cがリフト部9fに当接する範囲が広くなってゆき、図5に破線のリフトカーブC2で示すように吸気バルブ3の開期間及び最大リフト量が連続的に増大する。一方で、ロッカレバー比は徐々に小さくなってゆく。
この際、前記リフトカーブC2で示すように比較的開期間及び最大リフト量の小さな状態では、ロッカアーム11のレバー比が比較的大きいことからその分はリフト量が大きめになり、開期間が狭い割には最大リフト量を確保しやすい。このことは、エンジンの吸気ポンピングロスを低減し、燃焼改善を図る上で有利であり、また、ランプ速度の低下を防止して、バルブ作動の制御性を向上するためにも好ましい。また、リフトカーブの形状は図示の曲線C1,C2から後述の曲線C3まで連続的に変化することになるが、この際、リフトカーブの位相には変化がないので、汎用性が高い。即ち、例えばV型エンジンの左右バンクに共通の機構及び共通の部品を用いることができる。
そして、コントロールシャフト15をさらに回動させて、図3、4に示すようにそれが前記小開度状態から略180度回動すると、偏心ピン部15aが揺動部材9に最も近づき、ロッカローラ10cの揺動カム面9e,9fとの接点Cがベース円9eから最も遠ざかって、揺動部材9の揺動に伴いリフト部9fの略全体に当接するようになる。このとき、吸気バルブ3はその開期間及び最大リフト量が最大の大開度状態になる。
この大開度状態では、前記したが、中間ロッカ部材10のアーム部10aがロッカ押圧面11dを押圧する点は、ロッカアーム11の揺動支点(支持部11b)から最も遠くなり、レバー比が最小になるので、図5にリフトカーブC3として示すように、吸気バルブ3のリフト特性は、開期間の大きい割にはリフト量が低めの特性になる。つまり、最大リフトは高いが比較的緩やかに立ち上がる特性である。
尚、図示のリフトカーブC1〜C3において、バルブ開期間の外側部分はバルブクリアランスに対応するリフト高さを有するランプ区間を表しており、運転状態にかかわらず、開き側のランプ区間の最後にラッシュアジャスタは液圧弁が閉じて固定状態になるので、バルブクリアランスがバラついても開期間とリフトは一定に保たれる。通常の動弁機構では、ラッシュアジャスタの沈み込みを考慮して、開き側のランプはほとんど設けず、閉じ側に小さなランプを設けるが、この場合は機構的に開き側と閉じ側のランプは同じになるので、両側に小さなランプを設けている。
以上、説明したように、この実施形態に係るエンジンの動弁装置Aにおいては吸気側の動弁系に所謂揺動カム方式の可変機構が設けられており、吸気カム軸6の回転に伴って揺動部材9が図1〜4の時計回りの向きに回動するときには、その揺動カム面のリフト部9fがロッカローラ10cを押圧し、中間アーム部10aを介してロッカアーム11が押し下げられて、これが弁ばね5を押し縮めながら吸気バルブ3をリフトさせるようになる。一方、揺動部材9が各図の反時計回りの向きに回動するときには、その揺動カム面9e,9fに沿ってロッカローラ10cが上昇するようになり、前記のように圧縮された弁ばね5の反力によってリテーナ3cが押し上げられて、吸気バルブ3が引き上げられる。こうして吸気バルブ3が開閉駆動される。
そして、コントロールシャフト15の回動により中間ロッカ部材10を移動させると、中間ロッカローラ10cが揺動カム面9e,9fに沿って連続的に移動するとともに、中間アーム部10aのロッカ押圧面11dとの摺接部位が該ロッカ押圧面11dに沿って連続的に移動するようになり、これにより前記揺動部材9の無効揺動範囲とロッカアーム11のレバー比とがそれぞれ連続的に変化して、吸気バルブ3の開期間及び最大リフト量が連続的に変更される。
そうして中間ロッカ部材10を移動させるための機構は、偏心軸からなるコントロールシャフト15の回動動作を利用する非常にシンプルな構造となり、そのコントロールシャフト15を吸気カム軸6と共通のカムキャップ8によって支承することで、両者間の相対的な位置決め精度が高くなる。また、この実施形態では揺動部材9の揺動軸13もカムキャップ8に支持しているため、この揺動部材9の前記吸気カム軸6やコントロールシャフト15に対する位置決め精度も高くなる。
その一方で、ロッカアーム11の揺動支点である支持部11bは、コントロールシャフト15の揺動軸13とは独立にHLA14を介してシリンダヘッド1に支持されているため、気筒毎に吸気バルブ3のクリアランスは自動で調整されるようになる。つまり、吸気側の同弁系に組み込んだ可変機構の構成部品相互の位置決め精度を十分に高くした上で、各構成部品の寸法公差によるバラつきは、HLA14によって吸収することで、バルブクリアランスの気筒間バラつきを極めて容易に解消でき、バルブの制御性を確保することができる。
さらに、図1〜4のようにエンジン前後方向に見て明らかなように、コントロールシャフト15やHLA14は揺動部材9よりもシリンダヘッド1の内側寄りに、即ち揺動部材9を挟んでカム軸6とは反対側に配置されているので、可変機構の組み込みに伴い新たに追加するコントロールシャフト15等のカム軸6との干渉を気にしなくて済み、動弁装置A全体をコンパクトに構成する上で有利になる。
特に、この実施形態では吸気カム軸6を排気カム軸7と同じ高さに配置して、排気側と同様のロッカアーム12を用いれば、これを直接、駆動できるように位置づけている。すなわち、吸気カム軸6の位置が、動弁装置Aに可変機構を組み込まず、且つラッシュアジャスタを外側に配した動弁機構における吸気カム軸の位置と同じであるから、可変同弁装置を備えないノーマルタイプのエンジンとの間でシリンダヘッド1を基本的に共用可能であり、これによりコストの低減が図られる。
−他の実施形態−
本発明に係る動弁装置の構成は、上述した実施形態のものには限定されず、それ以外の種々の構成をも包含する。すなわち、上述した実施形態の動弁装置Aでは、バルブの開期間やリフト量を可変とすることの効果が高い吸気側の動弁系にのみ、可変機構を組み込んでいるが、これに限らず、排気側の動弁系にも可変機構を組み込むことができる。
また、上述の実施形態では、中間ロッカ部材10のローラ10cを揺動部材9のカム面9e,9fに当接させる一方、そのアーム部10aの先端下面をロッカアーム11のロッカ押圧面11dに摺接させるようにしているが、これに限らず、ローラ10cをロッカ押圧面11dに当接させ、アーム部10aをカム面9e,9fに摺接させるようにしてもよいし、両者共にローラを介して接触させるようにすることも、また、摺接させるようにすることもできる。
また、一例を図6に示すように、吸気カム軸6と揺動部材9とをリンク18によって連結した強制開閉機構(デスモドロミック機構)とすることもできる。リンク18の大端部はカム6a(この場合は偏心カム)に外嵌めして回転自在に連結する一方、小端部は揺動部材9のローラ軸9cに回動自在に連結する。こうすると、吸気カム軸6の回転に伴い偏心カム6aの周りをリンク18の大端部が回転して、その小端部が揺動部材9を揺動させるようになるから、バランスばねがなくても揺動部材9をより確実に追従性良く揺動させることができる。
さらに、上述の実施形態では、気筒毎に二つの吸気バルブ3のそれぞれに対応して揺動部材9や中間ロッカ部材10を設けているが、これに限らず、気筒毎に一つの揺動部材及び中間ロッカ部材を設けて、これにより二つの吸気バルブ3を開閉駆動するようにしてもよい。或いは、そもそもエンジンの気筒毎の吸気バルブ3の数が一つずつであってもよく、三つであってもよいし、所謂DOHCタイプに限らず、SOHCタイプの動弁装置を備えたエンジンにも本発明は適用可能である。
以上、説明したように、本発明は、エンジンの動弁装置にリフト等の可変機構を組み込んだ場合でも、バルブクリアランス等の気筒間バラつきを容易に抑えることができ、しかも、既存のシリンダヘッドへの組み込みも容易なものであるから、量産される自動車用のエンジンに適用して極めて有用である。
本発明の実施形態に係る動弁装置の要部の構造を示す断面図である。 吸気バルブの小開度状態を示す図1相当図である。 大開度状態における非リフト状態を示す図1相当図である。 同大開度状態におけるリフト状態を示す図1相当図である。 吸気バルブのリフトカーブで示すカム角−リフト特性図である。 デスモドロミック機構とした他の実施形態に係る図4相当図である。
符号の説明
A エンジンの動弁装置
1 シリンダヘッド
3 吸気バルブ
4 排気バルブ
6 吸気カム軸
6a カム
7 排気カム軸
8 カムキャップ(半割キャップ)
9 揺動部材
9e 揺動カム面のベース円部
9f 揺動カム面のリフト部
10 中間ロッカ部材
10a 中間アーム部
10c 中間ロッカローラ
11 吸気側のロッカアーム
11d ロッカ押圧面
12 排気側のロッカアーム
14 HLA(液圧式ラッシュアジャスタ)
15 コントロールシャフト(偏心軸からなるアーム駆動部)
15a 偏心ピン部
x1 吸気カム軸の軸芯
x2 排気カム軸の軸芯
x4 コントロールシャフトの軸芯

Claims (4)

  1. クランク軸からの駆動力によって回転されるカム軸と、このカム軸の動作が伝達されてバルブを開閉駆動するロッカアームと、を備えたエンジンの動弁装置であって、
    前記カム軸のカムによって揺動される揺動部材と、
    前記揺動部材の揺動カム面の動作を前記ロッカアームのロッカ押圧面に伝える中間ロッカ部材と、
    前記中間ロッカ部材の前記揺動カム面及びロッカ押圧面のそれぞれとの当接部位を変化させる中間ロッカ移動機構と、を備え、もって前記バルブの開期間及びリフト量を連続的に調整可能に構成され、
    前記クランク軸の延びる方向に見て、前記揺動部材がバルブの上方に配置され、その揺動部材よりもシリンダヘッドの外側寄りに前記カム軸が配置されている一方、
    前記ロッカアームが、前記揺動部材よりもシリンダヘッドの内側寄りの部位にて液圧式ラッシュアジャスタにより支持されるとともに、
    前記中間ロッカ移動機構は、先端側にローラを回転自在に支持するアーム部の基端側が、前記揺動部材よりもシリンダヘッドの内側寄りの部位に配設されたアーム駆動部に連結されてなる、
    ことを特徴とするエンジンの動弁装置。
  2. 前記中間ロッカ移動機構のアーム駆動部が偏心軸により構成され、その軸芯から偏心した偏心ピン部に前記アーム部の基端部が揺動可能に連結されているとともに、
    前記偏心軸が前記カム軸と平行に、且つそれらの軸芯が互いに同じ略高さ位置で同一平面上になるように配置されている、請求項1に記載の動弁装置。
  3. 前記揺動部材、中間ロッカ部材及び中間ロッカ移動機構が、エンジンの吸気バルブを開閉駆動する吸気側の動弁系に配設される一方、
    エンジンの排気側の動弁系は、カム軸の動作が直接、ロッカアームに伝達されるように構成されている、請求項1又は2のいずれかに記載の動弁装置。
  4. 前記排気側のカム軸が、その軸芯を前記偏心軸及び吸気側カム軸の軸芯と同じ略高さ位置で同一平面上になるように配置されている、請求項3に記載の動弁装置。
JP2007311891A 2007-12-03 2007-12-03 エンジンの動弁装置 Pending JP2009133289A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007311891A JP2009133289A (ja) 2007-12-03 2007-12-03 エンジンの動弁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007311891A JP2009133289A (ja) 2007-12-03 2007-12-03 エンジンの動弁装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009133289A true JP2009133289A (ja) 2009-06-18

Family

ID=40865397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007311891A Pending JP2009133289A (ja) 2007-12-03 2007-12-03 エンジンの動弁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009133289A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112302754A (zh) * 2019-07-29 2021-02-02 舍弗勒技术股份两合公司 中间摇臂及气门摇臂***
IT202000012628A1 (it) * 2020-05-28 2021-11-28 Franco Lambertini Sistema a scorrimento per il controllo dell’alzata continua delle valvole di un motore endotermico, e motore comprendente detto sistema.

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60228717A (ja) * 1984-04-27 1985-11-14 Suzuki Motor Co Ltd 4サイクルエンジンのバルブリフト可変装置
US20010052329A1 (en) * 2000-02-11 2001-12-20 Frank Himsel Variable valve drive for load control of a positive ignition internal combustion engine
WO2003098013A1 (fr) * 2002-05-17 2003-11-27 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Dispositif d'entrainement de soupape de moteur
JP2006200392A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Toyota Motor Corp 機関バルブの開閉特性変更機構
JP2006220121A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Toyota Motor Corp 内燃機関のシリンダヘッド
JP2007064184A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Toyota Motor Corp 内燃機関の可変動弁機構
JP2007127117A (ja) * 2005-10-04 2007-05-24 Masaaki Yoshikawa 4ストローク内燃機関の動弁系装置
JP2007239470A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Hitachi Ltd 内燃機関の可変動弁装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60228717A (ja) * 1984-04-27 1985-11-14 Suzuki Motor Co Ltd 4サイクルエンジンのバルブリフト可変装置
US20010052329A1 (en) * 2000-02-11 2001-12-20 Frank Himsel Variable valve drive for load control of a positive ignition internal combustion engine
WO2003098013A1 (fr) * 2002-05-17 2003-11-27 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Dispositif d'entrainement de soupape de moteur
JP2006200392A (ja) * 2005-01-18 2006-08-03 Toyota Motor Corp 機関バルブの開閉特性変更機構
JP2006220121A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Toyota Motor Corp 内燃機関のシリンダヘッド
JP2007064184A (ja) * 2005-09-02 2007-03-15 Toyota Motor Corp 内燃機関の可変動弁機構
JP2007127117A (ja) * 2005-10-04 2007-05-24 Masaaki Yoshikawa 4ストローク内燃機関の動弁系装置
JP2007239470A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Hitachi Ltd 内燃機関の可変動弁装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112302754A (zh) * 2019-07-29 2021-02-02 舍弗勒技术股份两合公司 中间摇臂及气门摇臂***
IT202000012628A1 (it) * 2020-05-28 2021-11-28 Franco Lambertini Sistema a scorrimento per il controllo dell’alzata continua delle valvole di un motore endotermico, e motore comprendente detto sistema.

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7469669B2 (en) Variable valve train mechanism of internal combustion engine
JP4211846B2 (ja) 可変動弁装置
EP1172528B1 (en) Valve drive device of four-stroke cycle engine
JPS62203913A (ja) 自動車用エンジンの動弁装置
JP4276621B2 (ja) エンジンの動弁装置
JP4697011B2 (ja) 可変動弁機構
WO2005068794A1 (ja) エンジンの動弁装置
JPWO2003098012A1 (ja) エンジンの動弁装置
JPS62253913A (ja) 自動車用エンジンにおけるバルブ停止装置
JP2007126966A (ja) 可変動弁機構
JP4103871B2 (ja) 可変動弁装置
JP4469341B2 (ja) 可変動弁機構
JP2004108302A (ja) 可変動弁機構
JP2009133289A (ja) エンジンの動弁装置
WO2005068790A1 (ja) エンジンの動弁装置
JP4507997B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP4345616B2 (ja) エンジンの可変動弁装置
KR20000071212A (ko) 밸브 작동기구
JP4292147B2 (ja) エンジンの動弁装置
JP2007107432A (ja) 内燃機関の動弁装置
JP2668347B2 (ja) Sohc型内燃機関
JP2007162597A (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP4323539B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置
JP4289260B2 (ja) 可変動弁装置
JP4367317B2 (ja) 内燃機関の可変動弁装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120216

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120301

A521 Written amendment

Effective date: 20120301

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20120508

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20121002

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02