JP2009131794A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストの増大や処理の煩雑化を回避しつつ、排出部における放置時間が異なる用紙の中から排出部に長時間放置された用紙のみを裁断できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】制御部44は、用紙検出部42からスタックトレイ上に用紙が存在する旨の検出信号を受信すると(♯1でYES)、用紙の載置時間を計測し(♯2)、該計測時間が所定時間に達すると(♯3でYES)、スタックトレイ上の用紙を下から1枚ずつ取込用搬送路上に取り込み、その用紙のRFIDタグTgから日時情報を読み取る(♯4)。制御部44は、読み取った日時情報が示す日時と現在日時との時間差を算出し、該時間差が所定の時間差より大きいとき、ガイド部41を退避位置に位置させるとともに搬送ローラ部40に正回転動作を行わせて該用紙をシュレッダ部33に搬送させ、シュレッダ部33に該用紙の裁断動作を行わせる(♯7)。
【選択図】図6

Description

本発明は、用紙の所定位置に予め取り付けられ、ID情報が予め記録された非接触タグに対して現在の日時情報の記録や読み取りを行う機能と、画像形成後の用紙を裁断する裁断機能とを備える画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成後の用紙を裁断するシュレッダを備えた画像形成装置が広く知られている(例えば下記特許文献1参照)。また、このシュレッダを備えた画像形成装置に係る文献として、前記特許文献1の他に例えば下記特許文献2がある。該特許文献2には、用紙に画像が形成されてからの経過時間を計時するタイマ回路と、該用紙が用紙排出位置に排出されているか否かを検出する用紙検出センサと、画像を形成してから所定の時間を経過した用紙が前記用紙排出位置に排出されていることを検出すると、該用紙をシュレッダの裁断実行位置に搬送し、シュレッダにより裁断する画像形成装置が提案されている。
一方、下記特許文献3には、ネットワークを介して受信した印刷ジョブに基づいて印刷を行い、印刷物を出力ビンに排出する画像形成装置において、識別番号が記録されたRFID方式のタグメモリを有する仕切り板を、該仕切り板により印刷ジョブごとに印刷物が仕切られるように前記出力ビンに排出された印刷物の上に供給する仕切り板供給部と、仕切り板の識別番号に対して仕切られた印刷物の印刷ジョブ発行元の識別情報と該印刷物が排出された時刻と該印刷物の前記出力ビン上での堆積順とを対応付けて管理する出力ビン管理手段と、印刷物が出力ビンに所定時間以上堆積していることを検出すると、該印刷物の堆積順と当該画像形成装置の識別情報とを、所定の時間間隔で該印刷物の印刷ジョブ発行元に通知する通知手段とを有するものが開示されている。
更に、下記特許文献4には、情報処理装置からネットワークを介して受信した印刷ジョブに基づいて印刷を行う複数の出力ビンを備えたプリンタと、前記出力ビンに印刷物が排出されているか否かを出力ビン毎に検出する複数の排紙センサと、前記情報処理装置から印刷ジョブが出力されると、前記排紙センサの検出結果に基づき印刷物が排出されていない出力ビンを判別し、前記出力ビンを排出先とする命令を前記印刷ジョブに付加して前記プリンタに送出するサーバと、出力ビンに印刷物が排出されてからの経過時間を表示する排紙忘れ防止装置とを備え、前記サーバは、前記出力ビンに用紙が排出されると、そのプリンタ及び該出力ビンの各識別情報と前記用紙を回収することを促す通知とを前記情報処理装置に出力するプリンタ出力ビン管理システムが開示されている。
特開平9−304984号公報 特許第2861930号公報 特開2005−41608号公報 特開2005−44018号公報
ところで、複数のジョブがそれぞれ異なる時間に行われた場合に、用紙排出部に長時間放置された用紙については、該用紙に記載されている内容の盗み見や該用紙の持ち出し等による情報の漏洩を防ぐ等の観点から自動的に裁断する技術が要求されている。ここで、用紙排出部に載置されている用紙の裁断の要否をどのようにして決定するかが問題となる。
その手段として、前記特許文献4のように画像形成装置が複数の出力ビンを備え、出力ビンに用紙が排出されているか否かを検出する前記用紙検出センサを出力ビンごとに設置し、各用紙検出センサの検出結果に基づき、各出力ビンに載置されている用紙が長時間放置されたものであるか否かを判断することが考えられる。
しかしながら、この場合、前記用紙検出センサが複数(出力ビンの数だけ)必要となるとともに、出力ビン毎に用紙の放置時間を管理する構成が必要であり、コストの増大や前記管理に要する処理の煩雑化を招く。また、全ての出力ビンにそれぞれ用紙が既に載置されている状態で、さらにジョブが実行された場合には、既に用紙が載置されているいずれかの出力ビンにおいて、該用紙の上に重ねて新たな用紙が排出されることとなるが、この場合、前記新たな用紙については放置時間が短いにも拘らず、当該出力ビンに既に載置されている用紙の放置時間が長くなったために、前記新たな用紙も一緒に裁断されてしまうという問題も考えられる。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、コストの増大や処理の煩雑化を回避又は抑制しつつ、用紙排出部における放置時間が異なる用紙の中から、用紙排出部に長時間放置された用紙のみを裁断できる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、用紙に画像を形成する画像形成部と、前記用紙の所定位置に予め取り付けられた非接触タグに現在の日時情報を記録する日時情報記録部と、前記日時情報記録部による記録動作後の用紙が排出される用紙排出部と、前記用紙排出部における用紙の有無を検出する用紙検出部と、前記用紙検出部により前記用紙排出部に用紙が存在していることが検出されると、前記用紙排出部に用紙が存在している時間の計測動作を開始する時間計測部と、用紙を裁断する裁断部と、前記時間計測部により予め定められた時間が計測されると、前記用紙排出部に存在している用紙を前記裁断部による裁断位置に向けて1枚ずつ搬送する第1の搬送部と、前記第1の搬送部により搬送される用紙の前記非接触タグに記録されている日時情報を読み取る日時情報読取部と、前記日時情報読取部により読み取られた日時情報が示す日時と現在日時との時間差に基づいて、当該用紙を前記裁断部により裁断すべきか否かを判断する判断部と、前記判断部により前記裁断すべきであると判断されたとき、当該用紙を前記裁断部による裁断位置まで搬送する第2の搬送部と、前記第2の搬送部により搬送されてきた当該用紙を前記裁断部に裁断させる裁断制御部と、前記判断部により前記裁断すべきでないと判断されたとき、当該用紙を再び前記用紙排出部に排出する第3の搬送部とを備える画像形成装置である。
この発明によれば、日時情報記録部により、用紙の所定位置に予め取り付けられた非接触タグに現在の日時情報が記録された後、該用紙が用紙排出部に排出される。一方、用紙検出部により前記用紙排出部における用紙の有無が検出され、前記用紙検出部により前記用紙排出部に用紙が存在していることが検出されると、時間計測部により、前記用紙排出部に用紙が存在している時間の計測動作が開始される。
そして、前記時間計測部により予め定められた時間が計測されると、第1の搬送部により、前記用紙排出部に存在している用紙が前記裁断部による裁断位置に向けて1枚ずつ搬送され、日時情報読取部により、前記第1の搬送部により搬送される用紙の前記非接触タグに記録されている日時情報が読み取られる。
さらに、前記日時情報読取部により読み取られた日時情報が示す日時と現在日時との時間差に基づいて、当該用紙を前記裁断部により裁断すべきか否かが判断部により判断され、前記判断部により前記裁断すべきであると判断されたときには、第2の搬送部により、当該用紙が前記裁断部による裁断位置まで搬送され、前記第2の搬送部により搬送されてきた当該用紙が裁断制御部の指示に基づき前記裁断部によって裁断される。
一方、前記判断部により前記裁断すべきでないと判断されたときには、第3の搬送部により当該用紙が再び前記用紙排出部に排出される。
このように、本発明によれば、用紙排出部における放置時間が異なる用紙の中から、用紙排出部に長時間放置された用紙のみを裁断する構成を比較的簡単な構成で実現することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記第1の搬送部は、前記用紙排出部に載置されている用紙を下から1枚ずつ当該画像形成装置の内部に取り込む取込ローラを備えるものである。
この発明によれば、取込ローラによって、前記用紙排出部に載置されている用紙を下から1枚ずつ当該画像形成装置の内部に取り込むようにしたから、用紙排出部における載置時間(放置時間)の長い用紙から日時情報読取部による読取動作が開始されることとなる。したがって、裁断すべきでないと判断された用紙以降の用紙については、日時情報読取部及び判断部の動作を省略することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記画像形成後の用紙を前記用紙排出部に排出するための排出路を備え、前記第3の搬送部は、前記取込ローラにより取り込まれて搬送される用紙をスイッチバックするスイッチバック部と、前記スイッチバック部によりスイッチバックされた用紙を前記排出路に搬送するための再排出用搬送路と、前記スイッチバック部によりスイッチバックされた用紙を前記再排出用搬送路にガイドするガイド部とを備え、前記判断部により前記裁断すべきでないと判断された用紙を、前記スイッチバック部によりスイッチバックしたのち前記再排出用搬送路を介して前記排出路に搬送し、該排出路から前記用紙排出部に再度排出するものである。
この発明によれば、前記判断部により前記裁断すべきでないと判断された用紙を排出するための用紙排出部を別途設置することなく、その裁断すべきでないと判断された用紙を、前記第1の搬送部により搬送される前の状態における載置順と同じ順序で前記用紙排出部に載置(排出)することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記非接触タグは、RFID方式によりID情報が記録されるタグである。
この発明によれば、比較的簡単な構成で現在の日時情報を用紙に保持させることができる。
本発明によれば、コストの増大や処理の煩雑化を回避又は抑制しつつ、用紙排出部における放置時間が異なる用紙の中から、用紙排出部に長時間放置された用紙のみを裁断できる画像形成装置を実現することができる。
以下、本発明に係る画像形成装置を第1の実施形態として図面に基づき説明する。図1は、画像形成装置の内部構成を概略的に示す側面図である。図1に示すように、画像形成装置1は、本体部2と、本体部2の左方に配設されたスタックトレイ3と、本体部2の上部に配設された原稿読取部4と、原稿読取部4の上方に配設された原稿給送部5とを有している。
また、画像形成装置1のフロント部には、操作部6が設けられている。この操作部6には、ユーザが印刷実行指示を入力するためのスタートキー7と、印刷部数等を入力するためのテンキー8と、各種複写動作の操作ガイド情報等を表示し、これら各種設定入力用にタッチパネル機能を有する液晶ディスプレイ等からなる表示部9と、表示部9で設定された設定内容等をリセットするリセットキー10と、実行中の印刷(画像形成)動作を停止させるためのストップキー11と、当該画像形成装置1に備えられた各種機能を切り換えるための機能切換キー12とが備えられている。
原稿読取部4は、CCD(Charge Coupled Device)センサ及び露光ランプ等からなるスキャナ部13と、ガラス等の透明部材により構成された原稿台14及び原稿読取スリット15とを備える。スキャナ部13は、図略の駆動部によって移動可能に構成され、原稿台14に載置された原稿を読み取るときは、原稿台14に対向する位置で原稿面に沿って移動され、原稿画像を走査しつつ取得した画像データを制御部44(図5)へ出力する。また、原稿給送部5により給送された原稿を読み取るときは、原稿読取スリット15と対向する位置に移動され、原稿読取スリット15を介して原稿給送部5による原稿の搬送動作と同期して原稿の画像を取得し、その画像データを制御部44へ出力する。
原稿給送部5は、原稿を載置するための原稿載置部16と、画像読み取り済みの原稿を排出するための原稿排出部17と、原稿載置部16に載置された原稿を1枚ずつ繰り出して原稿読取スリット15に対向する位置へ搬送し、原稿排出部17へ排出するための給紙ローラや搬送ローラ(図示せず)等からなる原稿搬送機構18を備える。原稿搬送機構18は、さらに原稿を表裏反転させて原稿読取スリット15と対向する位置へ再搬送する用紙反転機構(図示せず)を備え、原稿の両面の画像を、原稿読取スリット15を介してスキャナ部13から読取可能にしている。
また、原稿給送部5は、その前面側が上方に移動可能となるように本体部2に対して回動自在に設けられている。原稿給送部5の前面側を上方に移動させて原稿台14の上面を開放することにより、原稿台14の上面に読み取り原稿、例えば見開き状態にされた書籍等を操作者が載置できるようになっている。
本体部2は、複数の給紙カセット19と、給紙カセット19から用紙を1枚ずつ繰り出して画像形成部21へ搬送する給紙ローラ20と、給紙カセット19から搬送されてきた用紙に画像を形成する画像形成部21とを備える。
画像形成部21は、スキャナ部13で取得された画像データに基づきレーザ光等を出力して感光体ドラム22を露光する光学ユニット23と、感光体ドラム22上にトナー像を形成する現像部24と、感光体ドラム22上のトナー像を用紙に転写する転写部25と、トナー像が転写された用紙を加熱してトナー像を用紙に定着させる一対のローラ26,27からなる定着装置28と、画像形成部21内の用紙搬送路中に設けられ、用紙をスタックトレイ3まで搬送する一対の搬送ローラ30,31等とを備える。
以上の構成に加えて、本実施形態の画像形成装置1は、日時情報記録部32と、シュレッダ部33と、一対の取込ローラ34,35と、ID情報読取部36と、取込用搬送路37と、裁断用搬送路38と、再排出用搬送路39と、搬送ローラ部40と、ガイド部41と、用紙センサ42とを備える。
日時情報記録部32は、前記定着装置28の下流側適所に設置されており、図2に示すように、定着処理後の用紙における適所に貼付された非接触タグ(本実施形態ではRFID(Radio Frequency Identification)タグとする)Tgに、現在の日時の情報を、当該用紙に画像形成(印刷)を行った日時の情報として記録するものである。RFIDタグTgには、ID情報が予め記録されている。
シュレッダ部33は、例えば定着装置28の下方に設置されており、用紙を裁断するものである。
取込ローラ34,35は、図3に示すように、スタックトレイ3に排出された画像形成後の用紙を、下に位置する用紙から1枚ずつ当該画像形成装置1の内部の取込用搬送路37に取り込むものである。
ID情報読取部36は、取込ローラ34,35により取り込まれた用紙のRFIDタグに記録されているID情報を読み取るものである。ID情報読取部36は、微弱電波を出力しており、RFIDタグTgがID情報読取部36に対して一定の距離範囲内に近づくと、このRFIDタグTgは、ID情報読取部36から出力される微弱電波を受信して、その電波により発生する起電力で当該RFIDタグTgの動作電力を確保し、RFIDタグTgに書き込まれたID情報をID情報読取部36に送信する。
取込用搬送路37は、取込ローラ34,35により取り込まれた用紙が該取込ローラ34,35により搬送される搬送路である。裁断用搬送路38は、前記取込用搬送路37と前記シュレッダ部33による裁断位置とを連通する搬送路である。再排出用搬送路39は、取込ローラ34,35により取り込まれた用紙をスタックトレイ3に再度排出するための搬送路であり、裁断用搬送路38と連通する。
搬送ローラ部40は、複数の搬送ローラからなり、取込ローラ34,35により取り込まれた用紙を裁断用搬送路38上に取り込む正回転動作(図3の矢印Aで示す方向の回転動作)と、前記取込用搬送路37から裁断用搬送路38に搬送された用紙を前記再排出用搬送路39上に搬送する逆回転動作(図4の矢印Bで示す方向の回転動作)とが可能に構成されている。なお、図示していないが、前記各搬送路37〜39には、前記搬送ローラ部40の各搬送ローラ以外にも用紙を当該搬送路上で搬送させるための搬送ローラが適所に設置されている。
ガイド部41は、図4に示すように、前記搬送ローラ部40が前記逆回転動作を行うときに、前記取込用搬送路37上に進入することで前記裁断用搬送路38上の用紙が前記取込用搬送路37に進入するのを規制しつつ該用紙を前記再排出用搬送路39にガイドするガイド位置と、図3に示すように、前記取込ローラ34,35が用紙の取込動作を行うときに、前記取込用搬送路37から退避する退避位置との間で駆動される部材である。
用紙センサ42は、例えばスタックトレイ3の上面適所に設置されており、スタックトレイ3に用紙が載置されているか否かを検出するものである。用紙センサ42は、例えば一対の投受光器により構成され、スタックトレイ3に用紙が載置されているとき、投光器から出力される光の該用紙による反射光を前記受光器により受光し、その受光信号を、用紙を検出した旨の検出信号として後述する制御部44に出力する。
図5は、画像形成装置1の電気的な構成を示すブロック図である。尚、図1に示した各部と同一のものには同一の符号を付して詳細な説明は省略する。画像形成装置1は、原稿読取部4、原稿給送部5、操作部6、画像形成部21、画像処理部43、日時情報記録部32、シュレッダ部33、取込ローラ34,35、ID情報読取部36、搬送ローラ部40、ガイド部41、用紙検出部42及び制御部44を備えて構成されている。
画像処理部43は、画像データに関する各種画像処理を行うものである。例えば、画像処理部43は、原稿読取部4によって取得された画像データに対して、レベル補正、ガンマ補正等の補正処理、画像データの圧縮又は伸長処理、拡大又は縮小処理などの画像加工処理を行う。
制御部44は、画像形成装置1の全体動作制御を司るものであり、CPU等によって構成される。原稿読取部4、原稿給送部5、操作部6、画像形成部21、画像処理部43、日時情報記録部32、シュレッダ部33、取込ローラ34,35、ID情報読取部36、搬送ローラ部40、ガイド部41、用紙検出部42は、制御部44による制御の下で動作する。制御部44は、ユーザから操作部6に入力された各種の指示信号等に応じて、図略のROM又はHDDに記憶されている動作制御プログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示信号の出力等を行って画像形成装置1を統括的に制御する。
さらに、制御部44は、時計部45と、日時情報記録指示部46と、搬送制御部47と、載置時間計測部48と、第1判断部49と、第2判断部50と、裁断制御部51とを機能的に備える。
時計部45は、現在日時を示す日時情報を日時情報記録指示部46及び判断部48に提供するものである。日時情報記録指示部46は、RFIDタグTgを有する定着処理後の用紙が日時情報記録部32の近傍に搬送されたときに、前記時計部45により提供される日時情報を該用紙のRFIDタグTgに記録する指示を前記日時情報記録部32に出力するものである。
搬送制御部47は、原稿を含む用紙の搬送に関わる部材や機構の搬送動作を制御するものである。本実施形態における搬送制御部47は、給紙カセット19から繰り出された用紙が画像形成部21による画像形成動作及び定着装置28による定着処理を経て搬送ローラ30,31により排紙されるまでの該用紙の搬送に係る制御の他に、取込ローラ34,35、搬送ローラ部40及びガイド部41の動作に係る制御を行うものであり、この点に特徴を有している。なお、この点については、以下の第1判断部49、第2判断部50及び裁断制御部51の処理の説明とあわせて説明する。
載置時間計測部48は、用紙検出部42から定期的に出力される検出信号(スタックトレイ3上に用紙が存在する旨の信号)を受信している時間を、スタックトレイ3上に用紙が載置されている時間として計測するものである。
第1判断部49は、載置時間計測部48による計測時間が予め定められた時間に達したか否かを判断するものであり、前記計測時間が前記予め定められた時間に達すると、その旨を示す時間経過信号を出力するものである。搬送制御部47は、前記第1判断部49により前記時間経過信号を受信すると、スタックトレイ3上の用紙を下から1枚ずつ前記取込用搬送路37上に取り込む動作を前記取込ローラ34,35に行わせるとともに、ガイド部41を図3に示す前記退避位置に位置させる。
第2判断部50は、前記搬送制御部47の指示に基づき前記取込用搬送路37上に取り込まれた用紙のRFIDタグTgからID情報がID情報読取部36により読み取られると、このID情報に含まれる日時情報を抽出し、この抽出した日時情報が示す日時と、前記時計部45により提供される日時情報が示す日時(現在日時)との時間差を算出し、該時間差が予め定められた時間差より大きいか否かを判断するものである。第2判断部50は、算出した前記時間差が予め定められた時間差より大きいと判断すると、その旨を示す超過信号を出力し、算出した前記時間差が予め定められた時間差以下であると判断すると、その旨を示す非超過信号を出力する。
搬送制御部47は、前記第2判断部50から前記超過信号が出力された場合には、前記正回転動作(取込ローラ34,35により取り込まれた用紙をスタックトレイ3から裁断用搬送路38上に取り込む動作)を搬送ローラ部40に行わせる。これにより、裁断用搬送路38上に設置された図略の搬送ローラを介して該用紙がシュレッダ部33に搬送される。
一方、搬送制御部47は、前記第2判断部50から前記非超過信号が出力された場合には、ガイド部41を図4に示す前記ガイド位置に位置させるとともに、前記逆回転動作(前記裁断用搬送路38に搬送された用紙を前記再排出用搬送路39上に搬送する動作)を搬送ローラ部40に行わせる。これにより、再排出用搬送路39上に設置された図略の搬送ローラを介して該用紙が搬送ローラ30,31に搬送される。なお、搬送ローラ部40及び搬送制御部47を用いて前記スイッチバック部が構成される。
裁断制御部51は、シュレッダ部33の裁断動作を制御するものであり、本実施形態においては、前記第2判断部50から前記超過信号が出力されると、シュレッダ部33に所定時間裁断動作を行わせる。
図6は、制御部44の前記各部45〜51による処理を示すフローチャートである。
図6に示すように、載置時間計測部48は、用紙検出部42からスタックトレイ3上に用紙が存在する旨の検出信号を受信すると(ステップ♯1でYES)、スタックトレイ3上に用紙が載置されている時間を計測する(ステップ♯2)。
第1判断部49は、載置時間計測部48による計測時間が予め定められた時間に達したか否かを判断し(ステップ♯3)、前記計測時間が前記予め定められた時間に達すると(ステップ♯3でYES)、搬送制御部47は、前記第1判断部49から出力される前記時間経過信号に基づき、スタックトレイ3上の用紙を下から1枚ずつ前記取込用搬送路37上に取り込む動作を前記取込ローラ34,35に行わせるとともに、搬送制御部47は、前記超過信号に基づき、前記退避位置にガイド部41を位置させ、第2判断部50は、該取込用搬送路37上に取り込まれた用紙のRFIDタグTgからID情報読取部36により読み取られたID情報の中から日時情報を抽出する(ステップ♯4)。
次に、第2判断部50は、抽出した前記日時情報が示す日時と、前記時計部45により提供される日時情報が示す現在日時との時間差を算出し、該時間差が予め定められた時間差より大きいか否かを判断する(ステップ♯5)。第2判断部50は、算出した前記時間差が予め定められた時間差以下であると判断すると、その旨を示す非超過信号を出力し、搬送制御部47は、この非超過信号に基づき、前記ガイド部41を前記ガイド位置に位置させるとともに、前記搬送ローラ部40に前記逆回転動作を行わせて再排出用搬送路39に搬送し、さらに再排出用搬送路39上に設置された図略の搬送ローラ及び搬送ローラ30,31を介して該用紙をスタックトレイ3上に再び排出させる(ステップ♯6)。
一方、第2判断部50は、算出した前記時間差が予め定められた時間差より大きいと判断すると、その旨を示す超過信号を出力し、搬送制御部47は、前記超過信号に基づき、前記搬送ローラ部40に前記正回転動作を行わせ、裁断用搬送路38上に設置された図略の搬送ローラを介して該用紙をシュレッダ部33に搬送させ、裁断制御部51は、シュレッダ部33に該用紙の裁断動作を行わせる(ステップ♯7)。
そして、制御部44は、スタックトレイ3上に載置された全ての用紙についてステップ♯4〜♯7の処理が行ったか否かを判断し(ステップ♯8)、ステップ♯4〜♯7の処理が行っていない用紙が残っていると判断した場合には(ステップ♯8でNO)、ステップ♯4の処理に戻る一方、スタックトレイ3上に載置された全ての用紙についてステップ♯4〜♯7の処理が行ったものと判断した場合には(ステップ♯8でYES)、一連の処理を終了する。
以上のように、本実施形態においては、RFIDタグTgを有する定着処理後の用紙のRFIDタグTgに、前記時計部45から提供される日時情報を記録した上でスタックトレイ3に排出し、スタックトレイ3上に排出されると、スタックトレイ3上における用紙の載置時間を計測し、該載置時間が予め定められた時間に達すると、スタックトレイ3上の用紙を下から1枚ずつ取込用搬送路37上に取り込み、この取り込んだ用紙のRFIDタグTgからID情報を読み取り、このID情報に含まれる日時情報が示す日時と現在日時との時間差を算出し、該時間差が予め定められた時間差より大きい場合には、該用紙をシュレッダ部33に搬送して裁断する一方、前記時間差が予め定められた時間差以下である場合には、再排出用搬送路39及び前記搬送ローラ30,31を用いて該用紙をスタックトレイ3に再度排出するようにしたので、コストの増大や処理の煩雑化を回避又は抑制しつつ、スタックトレイ3における載置時間(放置時間)が異なる用紙の中からスタックトレイ3に長時間放置された用紙のみを確実に裁断することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の内部構成を概略的に示す側面図である。 RFIDタグTgが適所に貼付された用紙を示す図である。 ガイド部の動作を説明するための図である。 ガイド部の動作を説明するための図である。 画像形成装置の電気的な構成を示すブロック図である。 制御部による処理を示すフローチャートである。
符号の説明
32 日時情報記録部
33 シュレッダ部
34,35 取込ローラ
36 ID情報読取部
37 取込用搬送路
38 裁断用搬送路
39 再排出用搬送路
40 搬送ローラ
41 ガイド部
42 用紙センサ
45 時計部
46 日時情報記録指示部
47 搬送制御部
48 載置時間計測部
49 第1判断部
51 裁断制御部

Claims (4)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記用紙の所定位置に予め取り付けられた非接触タグに現在の日時情報を記録する日時情報記録部と、
    前記日時情報記録部による記録動作後の用紙が排出される用紙排出部と、
    前記用紙排出部における用紙の有無を検出する用紙検出部と、
    前記用紙検出部により前記用紙排出部に用紙が存在していることが検出されると、前記用紙排出部に用紙が存在している時間の計測動作を開始する時間計測部と、
    用紙を裁断する裁断部と、
    前記時間計測部により予め定められた時間が計測されると、前記用紙排出部に存在している用紙を前記裁断部による裁断位置に向けて1枚ずつ搬送する第1の搬送部と、
    前記第1の搬送部により搬送される用紙の前記非接触タグに記録されている日時情報を読み取る日時情報読取部と、
    前記日時情報読取部により読み取られた日時情報が示す日時と現在日時との時間差に基づいて、当該用紙を前記裁断部により裁断すべきか否かを判断する判断部と、
    前記判断部により前記裁断すべきであると判断されたとき、当該用紙を前記裁断部による裁断位置まで搬送する第2の搬送部と、
    前記第2の搬送部により搬送されてきた当該用紙を前記裁断部に裁断させる裁断制御部と、
    前記判断部により前記裁断すべきでないと判断されたとき、当該用紙を再び前記用紙排出部に排出する第3の搬送部と
    を備える画像形成装置。
  2. 前記第1の搬送部は、前記用紙排出部に載置されている用紙を下から1枚ずつ当該画像形成装置の内部に取り込む取込ローラを備える請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成後の用紙を前記用紙排出部に排出するための排出路を備え、
    前記第3の搬送部は、前記取込ローラにより取り込まれて搬送される用紙をスイッチバックするスイッチバック部と、前記スイッチバック部によりスイッチバックされた用紙を前記排出路に搬送するための再排出用搬送路と、前記スイッチバック部によりスイッチバックされた用紙を前記再排出用搬送路にガイドするガイド部とを備え、前記判断部により前記裁断すべきでないと判断された用紙を、前記スイッチバック部によりスイッチバックしたのち前記再排出用搬送路を介して前記排出路に搬送し、該排出路から前記用紙排出部に再度排出する請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記非接触タグは、RFID方式によりID情報が記録されるタグである請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015110217A (ja) * 2013-10-28 2015-06-18 株式会社サカエ シュレッダ及びこれを用いたシート状物処理装置
JP2020083601A (ja) * 2018-11-29 2020-06-04 株式会社沖データ ローラユニットおよびそれを備えた画像形成装置

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