JP2009130273A - ガラス基板および電磁波検出装置の製造方法 - Google Patents

ガラス基板および電磁波検出装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】大きな帯電が生じてもTFTの破壊や動作電圧の変動の発生を回避でき、切断された場合にリーク電流等の発生を確実に防止可能な保護回路を備えるガラス基板を提供する。
【解決手段】電磁波検出装置40に用いられるガラス基板1であって、一方の面2a上に、互いに交差する複数の走査線3および複数の信号線4と、走査線3と信号線4とにより区画された各領域Rに設けられた光電変換素子5と、各領域Rにそれぞれ設けられ信号線4や走査線5とドレイン電極62やゲート電極63が接続された薄膜トランジスタ6と、光電変換素子5が形成された各領域Rよりなる検出部Dの外側の、複数の走査線3上および複数の信号線4上にそれぞれ形成された入出力端子8と、各入出力端子8のさらに外側にそれぞれ延出された導線9と各導線9を各入出力端子8の外側でそれぞれ連結するコモン線10とからなる保護回路11とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガラス基板および電磁波検出装置の製造方法に係り、特に、保護回路が設けられた電磁波検出装置用のガラス基板と、それを用いた電磁波検出装置の製造方法に関する。
X線等の照射された電磁波により光電変換素子で電荷を発生させて電気信号に変換するいわゆる直接型の電磁波検出装置や、照射された電磁波をシンチレータ等で可視光等の他の波長の電磁波に変換した後、変換された電磁波により光電変換素子で電荷を発生させて電気信号に変換するいわゆる間接型の電磁波検出装置(FPD(Flat Panel Detector)ともいう。)が種々開発されている。
これらの電磁波検出装置では、通常、ガラス基板上に複数の走査線と複数の信号線とが互いに交差するように配設され、走査線や信号線で区画されたガラス基板上の各領域に光電変換素子を設け、電磁波の照射により各光電変換素子に蓄積された電荷を信号線を介して取り出すことで、各光電変換素子すなわち各画素の電気信号を読み出すようになっている。
このような電磁波検出装置の製造の際、各光電変換素子がマトリクス状に配列されたガラス基板上の検出部に、前述したシンチレータや、ガラス基板を格納する基台等の比較的大きな面積を有する部材が接近したり接触したりすると、それらとガラス基板との間に静電気が発生する場合がある。
近年、電磁波検出装置の製造工程には除電装置が配備されていることが多く、それらの装置によって静電気等が除電される環境の中で製造が行われるが、生じる静電気の電圧が高いような場合、高電圧の静電気が走査線や信号線に伝わってガラス基板上の信号線や走査線を介して各光電変換素子からの信号読み出しのスイッチング素子である薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor。以下、TFTと略す。)に流れ、そのドレインやゲートに高い電圧が印加されてしまう場合がある。
TFTに静電気による高電圧が加わると、ドレインとゲート間の絶縁膜が強い電界強度に耐え切れず、絶縁膜中に電子が流れ込むなどしてTFTの動作電圧が変動してしまう場合がある。また、極端な場合にはTFTの絶縁膜が物理的に破壊されてしまうといった現象も発生する。そして、静電気が乗った走査線や信号線に接続されている1ラインの全TFTにこのような動作電圧の変動や破壊が生じてしまう場合もある。
このような事態が生じることを回避するために、特許文献1に記載の電磁波検出器では、基板上の走査線や信号線の端部に設けられた入力端子や出力端子と、各端子に最も近い走査線や信号線との間の領域に、走査線同士や信号線同士を接続する保護回路を設けることが提案されている。
保護回路は、静電気等により特定の配線に大きな帯電が生じた場合に、その帯電を複数の走査線間や信号線間で分散して特定の配線に電荷が集中することを防止し、走査線と信号線との間に大きな電位差が生じることを防止するものであるが、基本的に走査線同士や信号線同士を短絡するものであり、製品の完成時に保護回路が残存しているとノイズの原因となる等の不都合を生じるものである。そのため、例えばシンチレータ等の実装後にレーザ照射によって切断される。
特開2004−311593号公報
しかしながら、特許文献1に記載された電磁波検出器のように、ガラス基板上の数百本や数千本の走査線や信号線の間に保護回路を設けた場合、1台の電磁波検出器の1枚の基板につき数百や数千の保護回路が設けられていることになり、走査線や信号線を切断しないようにしながらそれらの保護回路を1つ1つレーザ照射により切断するのは非常に手間がかかる作業であるとともに、切断工程が非常に時間を要する工程になる。
また、レーザ照射によってガラス基板上の保護回路が完全に切断されないと、前述したように走査線同士や信号線同士に短絡が生じ、完成した電磁波検出器でのノイズの発生原因となるが、レーザ照射により短絡がなくなっても走査線や信号線を流れる電流に微妙なリークが生じる場合がある。このようなガラス基板では、リーク電流の程度がレーザカットの仕上がりのばらつき度合によって走査線ごと或いは信号線ごとに変わり得るため、これを用いた電磁波検出器の検出精度が低下してしまう可能性が残る。
本発明は、上記の問題点を鑑みてなされたものであり、静電気等の大きな帯電が生じてもTFTの破壊や動作電圧の変動の発生を回避できると同時に切断された場合にリーク電流等の発生を確実に防止することができる保護回路を備える電磁波検出装置用のガラス基板およびそれを用いた電磁波検出装置の製造方法を提供することを目的とする。
前記の問題を解決するために、本発明のガラス基板は、
電磁波検出装置に用いられるガラス基板であって、
一方の面上に、
互いに交差するように配設された複数の走査線および複数の信号線と、
前記複数の走査線および複数の信号線により区画された当該面上の各領域にそれぞれ設けられ、電磁波の照射により電荷を発生させる光電変換素子と、
前記各領域にそれぞれ設けられ、前記光電変換素子の1つの電極と、信号線と、走査線とがそれぞれソース電極、ドレイン電極およびゲート電極に接続された薄膜トランジスタと、
前記光電変換素子が形成された各領域よりなる検出部の外側の、前記複数の走査線上および複数の信号線上にそれぞれ形成された入出力端子と、
前記各入出力端子のさらに外側にそれぞれ延出された導線と、前記各導線を前記各入出力端子の外側でそれぞれ連結するコモン線とからなる保護回路と、
を備えることを特徴とする。
本発明の電磁波検出装置の製造方法は、
上記のガラス基板を用いた電磁波検出装置の製造方法であって、
前記ガラス基板の前記入出力端子の外側に形成された前記保護回路を、前記入出力端子の外側で基板ごと切り落とす切断工程を有することを特徴とする。
本発明のような方式のガラス基板および電磁波検出装置の製造方法によれば、ガラス基板の走査線や信号線に接続された導線やコモン線等からなる保護回路を設けたため、静電気等により走査線や信号線に帯電が生じても薄膜トランジスタの動作電圧の変動や物理的な破壊の発生を効果的に回避することが可能となる。
また、保護回路を、ガラス基板の検出部の外側に設けられた入出力端子の外側に設けたため、大きな静電気が発生する可能性が低くなった段階で、ガラス基板から保護回路を切断して除去される。保護回路の切断、除去の際、各導線が確実に切断されるため、導線同士の短絡が確実に除去されるとともに、各導線間のリーク電流の発生を確実に防止することが可能となる。
以下、本発明に係るガラス基板および電磁波検出装置の製造方法の実施の形態について、図面を参照して説明する。
[ガラス基板]
まず、本実施形態に係るガラス基板について説明する。ガラス基板は、電磁波検出装置(FPD)の製造に用いられるものであり、図1に示すように、ガラス基板1の絶縁基板2の一方の面2a上には、複数の走査線3と複数の信号線4とが互いに交差するように配設されている。本実施形態では、特にそれらが直交するように配設されている。
ガラス基板1の絶縁基板2の面2a上で複数の走査線3と複数の信号線4により区画された各小領域Rには、電磁波の照射を受けると光エネルギを吸収して電子正孔対を発生させて光エネルギを電荷に変換する光電変換素子5がそれぞれ設けられており、光電変換素子5が設けられた領域R全体、すなわち図1の1点鎖線で示す領域で検出部Dが形成されている。
各光電変換素子5は、電磁波の照射を受けると光エネルギを吸収して電子正孔対を発生させて光エネルギを電荷に変換するようになっている。また、図2の拡大図に示すように、各領域Rには、それぞれ光電変換素子5の1つの電極と、信号線4と、走査線3とがソース電極61、ドレイン電極62およびゲート電極63にそれぞれ接続されたTFT(薄膜トランジスタ)6が設けられている。
ここで、本実施形態における光電変換素子5およびTFT6の構造について、図3に示す拡大された断面図を用いて簡単に説明する。図3は、図2におけるA−A線に沿う断面図である。
まず、TFT6の部分から先に説明すると、ガラスからなる絶縁基板2の面2a上に、スイッチ素子であるTFT6のAlやCr等からなるゲート電極63が図3では図示しない走査線3と一体的に積層されて形成されており、ゲート電極63上および絶縁基板2の面2a上には、窒化シリコン(SiN)等からなるゲート絶縁層64が積層されている。
ゲート絶縁層64上のゲート電極63の上方部分には、水素化アモルファスシリコン(a−Si)等からなる半導体層65が積層されており、その上方には、後述する光電変換素子5の第1電極層54と接続されたソース電極61と、信号線4と一体的に形成されるドレイン電極62とが、窒化シリコン(SiN)等からなる第1パッシベーション層67によって分割された状態で積層されている。また、半導体層65とソース電極61やドレイン電極62との間には、水素化アモルファスシリコンにVI族元素をドープしてn型に形成されたオーミックコンタクト層66a、66bがそれぞれ積層されている。
続いて、光電変換素子5の部分について説明すると、絶縁基板2の面2a上には、前述したゲート絶縁層64と一体的に形成される絶縁層51が積層されており、その上には、AlやCr等からなる補助電極層52が積層されて形成されている。補助電極層52上には、前述した第1パッシベーション層67と一体的に形成される絶縁層53が積層されている。
絶縁層53の上には、AlやCr、Mo等からなる第1電極層54が積層されており、第1電極層54は、第1パッシベーション層67に形成されたホールHを介してTFT6のソース電極61に接続されている。
第1電極層54の上には、水素化アモルファスシリコンにVI族元素をドープしてn型に形成されたいわゆるn層55、水素化アモルファスシリコンで形成され電磁波の照射を受けて電子正孔対を発生させる変換層であるいわゆるi層56、水素化アモルファスシリコンにIII族元素をドープしてp型に形成されたいわゆるp層57が下方から順に積層されて形成されている。
すなわち、本実施形態では、光電変換素子5は、いわゆるPIN型のフォトダイオードとして形成されている。なお、n層55、i層56、p層57の上下の順はこの逆であってもよい。また、光電変換素子5はPIN型のフォトダイオードに限定されず、例えばMIS(Metal-Insulator-Semiconductor)型等の他の形式のフォトダイオード等で構成することも可能である。
p層57の上には、ITO(Indium Tin Oxide)等の透明電極とされた第2電極層58が積層されて形成されており、第2電極層58の上面には、第2電極層58に電圧を印加して光電変換素子5に逆方向バイアスをかけるためのバイアス線7が接続されている。なお、バイアス線7は、図1や図2等では図示が省略されているが、本実施形態では、1本の信号線4に接続されている各光電変換素子5の第2電極層58が1本のバイアス線7で接続されるように構成されている。
本実施形態の光電変換素子5は、このように逆方向バイアスをかけて駆動し、また、前述したように絶縁層53を挟んで第1電極層54と対向するように補助電極層52を設けたため、補助電極52がコンデンサ的に機能することでダイナミックレンジを増大することができるようになっている。また、第1電極層54に蓄積された電荷はTFT6がオン状態とされると、そのソース電極61やドレイン電極62を介して信号線4に取り出されるようになっている。
光電変換素子5の第2電極層58やバイアス線7は、その上方側から窒化シリコン(SiN)等からなる第2パッシベーション層60で被覆されている。第2パッシベーション層60は、それと一体的にTFT6側にも形成されており、前述した第1パッシベーション層67や光電変換素子5の第1電極層54の延出部分等を上側から被覆するように構成されている。
図1に示すように、ガラス基板1の絶縁基板2の面2a上の検出部Dの外側の部分には、各走査線3上および各信号線4上にそれぞれ入出力端子8が形成されている。入出力端子8はパッドとも呼ばれる。各入出力端子8のさらに外側には、それぞれ導線9が延出されており、各導線9は各入出力端子8の外側でそれぞれコモン線10により連結されている。これらの各導線9およびコモン線10により保護回路11が形成されている。
本実施形態では、各導線9はITOを用いて形成されている。また、導線9を金属線とすることも可能である。この場合、金属としては、タングステン、タンタル、モリブデン等の比較的融点が高い金属が用いられることが好ましい。これは、後述するように、ガラス基板1は図1に破線で示される、入出力端子8の外側の切断位置Lでレーザカット等により切断されて用いられるが、導線9が低融点の金属線である場合、レーザカットの条件によっては切断の際に導線9が溶けて飛び散り、検出部D等での短絡等の原因となる場合があり、それを防止するためである。
また、特に導線9として金属線を用いる場合には、導線9が絶縁膜で被覆されていることが好ましい。これは、例えば後述する図8(B)に示すように、ガラス基板1の切断後、入出力端子8に導線9の一部が残存するが、その残存した導線9が結露等により腐食すると、入出力端子8まで腐食してしまう場合があるが、それを防止するためである。
その点、導線9を、本実施形態のようなITOやIZO(Indium Zinc Oxide)等のスズや亜鉛を含む導電性酸化物で形成すれば、レーザカットの際に飛び散ることもなく、また、切り落とし後に残存しても結露等で腐食することがないため、後述するガラス基板1を用いた電磁波検出装置の製造を非常に簡便に行うことが可能となる。
各導線9には、ダイオードリング構造12が設けられている。本実施形態では、ダイオードリング構造12は、図4の等価回路図に示すように、例えば2つの薄膜トランジスタ(TFT)を組み合わせて構成されており、図3に示したように検出部Dの小領域RにTFT6を形成する際に、同じ製造工程で、しかもTFT6とほとんど同じ材料を用いて、入出力端子8の外側の所定の位置にダイオードリング構造12を形成することが可能となる。
ガラス基板1は、製造された後の最終検査工程として入出力端子8から電荷を注入して読み出す検査が行われるが、その際、本実施形態のガラス基板1には保護回路11があるため、保護回路11で各入出力端子8を短絡させているだけでは、上記の検査で入出力端子8から注入された電荷が保護回路11を介して他の入出力端子8や走査線3、信号線4に分散してしまい、検査にならない。
そこで、ダイオードリング構造12を設けることで、保護回路11にある程度の電気抵抗を持たせることが可能となり、上記検査を行うことが可能となる。しかし、抵抗値が高すぎると、今度は静電気による走査線3や信号線4の帯電が分散され難くなり、特定の配線に電荷が集中してTFT6の動作電圧の変動等を生じてしまう。そのため、ダイオードリング構造12が上記のいずれの機能をも適切に奏するように、その抵抗値が適宜設定されるようになっている。
次に、本実施形態に係るガラス基板1の作用について説明する。
ガラス基板1では、後述するように、例えばガラス基板1の検出部Dにシンチレータ30が貼り合わされるシンチレータ貼り合わせ工程(後述する図6のステップS1、図7参照)等の製造工程において、シンチレータ基板等と検出部Dの間に大きな静電気が発生し得る。このように静電気が発生すると、発生した静電気によりガラス基板1上の走査線3や信号線4が帯電する。
しかし、その走査線3や信号線4の帯電は、保護回路11の導線9やコモン線10を介して他の配線3、4に分散され、特定の配線に電荷が集中することが回避される。そのため、走査線3や信号線4に接続された各小領域RのTFT6のソース電極61やドレイン電極62、ゲート電極63間に大きな電位差が生じることが回避され、TFT6の動作電圧の変動や物理的な破壊の発生が回避される。
一方、後述するように、切断工程(後述する図6のステップS2、図8等参照)において、ガラス基板1はレーザカットの手法を用いて切断位置Lで切断され、導線9やコモン線10、ダイオードリング構造12を含む保護回路11がガラス基板1から切り落とされる。このようにして、図5に示すような電磁波検出装置に用いられるガラス基板20の形に形成される。
この場合、導線9は入出力端子8に接続されていた部分がわずかに残存するが、保護回路11の各導線9は、前述した従来技術のようにレーザ光により1本ずつ切断されるのではなく、後述する電磁波検出装置の製造方法(図6参照)に示されるように、絶縁基板2の面2a(表面)側またはその反対側の面(裏面)側からのレーザ光の照射による切断位置Lに沿う絶縁基板2の切断処理にあわせて一気に切断されるため、各導線9の切断を非常に速やかに、かつ確実に行うことが可能となる。
また、残存する導線9と短絡する可能性がある切断位置Lの外側の導線9やコモン線10、ダイオードリング12等は、絶縁基板2の切断により除去されてしまい、また、各入出力端子8の部分に残存する導線9同士は短絡を生じない程度に離間しているため、保護回路11が除去されたガラス基板20(図5参照)においては、各導線9同士の短絡が確実に除去され、各導線9間にリーク電流は生じない。
以上のように、本実施形態に係るガラス基板1によれば、ガラス基板1の走査線3や信号線4に接続された導線9やコモン線10等からなる保護回路11を設けたため、静電気等の大きな帯電が生じてもTFT6の動作電圧の変動や物理的な破壊の発生を効果的に回避することが可能となる。
また、保護回路11を、ガラス基板1の検出部Dの外側に設けられた入出力端子8の外側に設けたため、大きな静電気が発生する可能性が低くなった段階で、ガラス基板1から保護回路11を切断して除去される。保護回路11の切断、除去の際、各導線9が確実に切断されるため、導線9同士の短絡が確実に除去されるとともに、各導線9間のリーク電流の発生を確実に防止することが可能となる。
なお、ガラス基板1や保護回路11が切断された後のガラス基板20は、上記の図1〜図5を用いて説明されたが、本実施形態に係るガラス基板1は、これらの図に示した形態に限定されない。
また、保護回路11は、ガラス基板1を構成する矩形状の絶縁基板2の4辺すべての周縁部に形成されてもよく、また、その機能が十分に発揮される限りにおいて、4辺の周縁部うちの2〜3辺の周縁部に形成してもよい。
さらに、図3に示したバイアス線7について上記と同様の保護回路を設けることも可能であり、また、走査線3や信号線4とともに保護回路を一体的に形成することも可能である。
[電磁波検出装置の製造方法]
次に、上記のガラス基板1を用いた電磁波検出装置(FPD)の製造方法について説明する。本実施形態に係る電磁波検出装置の製造方法は、図6に示すフローチャートに従って行われるようになっている。以下、このフローチャートに従って説明する。
なお、以下では、照射された電磁波をシンチレータで可視光等の他の波長の電磁波に変換して検出するいわゆる間接型の電磁波検出装置を製造する場合について説明する。
電磁波検出装置の製造においては、図7に示すように、まず、ガラス基板1の検出部Dにシンチレータ30を貼り合わせるシンチレータ貼り合わせ工程が行われる(図6のステップS1)。
シンチレータ30は、例えば、蛍光体を主成分とし、電磁波が入射すると300〜800nmの波長の電磁波、すなわち可視光線を中心とした電磁波に変換して出力するものが用いられる。
また、ガラス基板1の検出部Dに対するシンチレータ30の貼り合わせの手法としては、図7に示すように、ガラス基板1とは別体のガラス基板31等の表面に予め蛍光体を塗布したり蒸着させたりしてシンチレータ30を層状に形成したシンチレータ基板32を、シンチレータ30を検出部D側に向けた状態で貼り合わせることによって行われる。なお、この他にも、例えばガラス基板1の検出部Dに蛍光体を直接塗布しまたは蒸着させてシンチレータ30を層状に形成おき、その上面を、ガラス基板や樹脂の薄膜等で構成される図示しないカバー部材でカバーするようにして貼り合せるように構成することも可能である。
このシンチレータ貼り合わせ工程(図6のステップS1)のように、ガラス基板1の検出部Dの面積の少なくとも半分以上の面積を有するシンチレータ基板32やカバー部材のような部材をガラス基板1に接近させ或いは接触させる接近接触工程においては、シンチレータ基板32等の部材とガラス基板1の検出部Dの間に大きな静電気が発生し易く、ガラス基板1上の走査線3や信号線4に帯電が生じ易い。そのため、このような工程では、ガラス基板1の保護回路11が切断されずに保護回路11が入出力端子8に接続された状態のまま部材の接近や接触(貼り合わせ)が行われる。
続いて、ガラス基板1を切断位置Lで切断する切断工程が行われる(図6のステップS2)。切断工程では、ガラス基板1の入出力端子8の外側に形成された保護回路11を、入出力端子8の外側の切断位置L(図1参照)で絶縁基板2ごと切り落とすようになっている。
本実施形態の切断工程では、保護回路11が形成されたガラス基板1の絶縁基板2の面2a(表面)の側から切断位置Lにレーザ光を照射して、図8(A)に示すように、各導線9を切断しながら面2aに略V字状の溝Mを形成する。そして、絶縁基板2の保護回路11側に表面2a側から所定の圧力を加えることで、図8(B)に示すように、保護回路11を絶縁基板2ごと折り取るようにして切り落とすようになっている。
このレーザ光の照射による溝Mの形成の際に各導線9が切断されるが、前述したように導線9がITOやIZO等のスズや亜鉛を含む導電性酸化物やタングステン、タンタル、モリブデン等の比較的融点が高い金属で形成されていれば、レーザカットの際に溶けて飛び散ることを防止することができ、それによる短絡等の発生を防止することが可能となる。
また、切断工程(図6のステップS2)において、ガラス基板1を、保護回路11が形成された絶縁基板2の面2aの反対側の面側から切り落とすように構成することも可能である。これについては後で述べる。
前述したように、各導線9が金属で形成されている場合には、図8(B)に示したような入出力端子8の近傍に残存した導線9が結露等で腐食されないように導線9が絶縁膜で被覆されていることが好ましいが、さらに、導線9が絶縁膜で被覆されていない場合はともかく、被覆されている場合でも導線9の切断位置Lでの切断端部から腐食されていき、入出力端子8が腐食されてしまうことが考えられる。
そこで、切断工程の後、入出力端子8の近傍に残存した導線9の全体、或いは導線9が絶縁膜で被覆されている場合には少なくともその切断端部に例えばシリコンゴムを塗布したり、その部分に保護テープを貼付したりしてもよい。なお、本実施形態のように、導線9がITOやIZO等のスズや亜鉛を含む導電性酸化物で形成されている場合には、結露等により腐食されることがないため、このような作業は不要である。
続いて、COF(Chip On Film)によるタブ接続のために、入出力端子8にCOFを圧着するCOF圧着工程が行われるようになっている(図6のステップS3)。
COF圧着工程では、前述した切断工程と並行して行われるCOFリールからの打ち抜きにより形成されたCOF33とガラス基板20の入出力端子8との接続箇所等に異方性導電接着フィルム(Anisotropic Conductive Film)を貼付し、或いは異方性導電ペースト(Anisotropic Conductive Paste)を塗布して、図9に示すように、これらの異方性導電性接着材料34を介して、COF33を、保護回路11が切断された後のガラス基板20の入出力端子8の上面に圧着させる。
異方性導電性接着材料34はコンダクター(コーティングされた金属粒子)を含み、COF33は入出力端子8に圧着されることで、入出力端子8に対しては電気的に接続しつつ接着されるが、入出力端子8以外の部分に対しては電気的には絶縁状態で接着される。従って、COF33は各入出力端子8のみと通電状態となる。
実際の工程では、入出力端子8に対してCOF33が圧着された後、COF33と各入出力端子8とが通電しているか否かを検査するCOF通電検査工程が行われ(図6のステップS4)、通電不良が生じているCOF33は剥がされて再度或いは別のCOF33が上記と同様にして入出力端子8に圧着されるようになっている。
なお、COF33が入出力端子8に圧着される際にも静電気が発生する可能性がある。COF圧着工程(ステップS3)での静電気の発生の有無および発生する静電気の大きさ等は製造工程で用いられる除電装置の性能等による。そして、COF圧着工程で比較的大きな静電気が発生し得る場合には、COF圧着工程(ステップS3)の時点で、ガラス基板に保護回路11が存在している方がよい。従って、このような場合には、上記の切断工程(ステップS2)はCOF圧着工程(ステップS3)やCOF通電検査工程(ステップS4)の後に行われることになる。
しかし、この場合の切断工程では、図10に示すように、保護回路11を切断する切断位置Lの上方にはCOF33があるため、この場合は、ガラス基板1を、保護回路11が形成された絶縁基板2の面2aの反対側の面2b側から切り落とすことが好ましい。
具体的には、ガラス基板1の絶縁基板2の裏面2b側から切断位置Lに対応する位置にレーザ光を照射して、裏面2bに略V字状の溝Mを形成し、絶縁基板2の裏面2b側から所定の圧力を加えることで、絶縁基板2の保護回路11の部分を折り取って切断し、同時に各導線9を切断する。このように絶縁基板2を裏面2b側から切断すれば、COF33等を損傷することなくガラス基板1の切断を行うことが可能となる。
また、COF圧着工程(図6のステップS3)やCOF通電検査工程(ステップS4)の後に切断工程(ステップS2)を行うように構成すれば、ガラス基板1の保護回路11が存在する状態のままCOF圧着等の修理作業を行うことが可能となり、修理作業等の際にも、ガラス基板1上の走査線3や信号線4が静電気で帯電してTFT6が故障することを確実に防止することが可能となる。
続いて、COF33上のIC35(図9等参照)等を駆動するためのPCB基板をCOFに圧着するPCB基板圧着工程が行われるようになっている(図6のステップS5)。PCB基板圧着工程では、図11に示すように、入出力端子8に圧着されたCOF33が、絶縁基板2の裏面2b側に引き回され、裏面2b側でPCB基板36とCOF33とが圧着される。このようにして、電磁波検出装置のガラス基板20部分が形成される。
ここで、図11に示したように、保護回路11が形成されたガラス基板1が、絶縁基板2の表面2a側からレーザ光を照射して略V字状の溝を形成した後、保護回路11を絶縁基板2ごと折り取ることで、絶縁基板2の切断面2cの表面2a側の部分に自動的に面取りされた面2dが形成される。そのため、絶縁基板2の裏面2b側に引き回したCOF33が絶縁基板2の切断面2cの表面2a側の角部で擦られて切断することを防止することが可能となる。
なお、この場合も、COF33が絶縁基板2の切断面2cの角部で擦られて切断しないように、切断面2c等に保護テープを貼付する等の処理を行うことも可能である。
続いて、金属製の部材の露出部分等の腐食する可能性がある部分に対して腐食防止のためにシリコンゴムや樹脂を塗布する腐食防止工程が行われた後(図6のステップS6)、ガラス基板20に図示しない支持台や基台等が固定されてモジュール化されるモジュール形成工程が行われる(ステップS7)。そして、図12に示すように、最終的にモジュール化されたガラス基板20が筐体41内に収納されて電磁波検出装置40が製造されるようになっている(図6のステップS8)。なお、図12において、走査線3同士の間隔や信号線4同士の間隔は実際よりも非常に粗く表現されており、走査線3や信号線4で区画される小領域R(1画素)は実際には図示されたものよりも非常に細かい。
以上のように、本実施形態に係る電磁波検出装置40の製造方法によれば、上記のガラス基板1を用いて、ガラス基板1の入出力端子8の外側に形成された保護回路11を入出力端子8の外側で絶縁基板2ごと切り落としてガラス基板20を形成することで、製造工程において静電気が発生してガラス基板1の走査線3や信号線4が帯電しても、走査線3や信号線4の帯電が保護回路11の導線9やコモン線10を介して他の配線3、4に分散され、特定の配線に電荷が集中することが回避される。そのため、走査線3や信号線4に接続されたガラス基板1の各小領域RのTFT6のソース電極61やドレイン電極62、ゲート電極63間に大きな電位差が生じることを回避することができ、TFT6の動作電圧の変動や物理的な破壊の発生を回避することが可能となる。
また、切断工程でガラス基板1がレーザカット等の手法で切断され、保護回路11がガラス基板1から切り落とされても、導線9は入出力端子8に接続されていた部分がわずかに残存する。しかし、保護回路11の各導線9は、前述した従来技術のようにレーザ光により1本ずつ切断されるのではなく、絶縁基板2の面2a(表面)側またはその反対側の面(裏面)側からのレーザ光の照射による切断位置Lに沿う絶縁基板2の切断処理にあわせて一気に切断されるため、各導線9の切断を非常に速やかに、かつ確実に行うことが可能となる。
さらに、ガラス基板1から保護回路11を切り落とす際、各導線9が確実に切断されるため、導線9同士の短絡が確実に除去されるとともに、各導線9間のリーク電流の発生を確実に防止することが可能となる。
また、電磁波検出装置40の製造においては、ガラス基板1の検出部Dにシンチレータ基板32等を貼り合わせるシンチレータ貼り合わせ工程のように、ガラス基板1の検出部Dの面積の半分以上の面積を有する部材をガラス基板1に接近または接触させ、ガラス基板1が帯電し易い工程の後にガラス基板1の保護回路11を切断することで、静電気によるTFT6の動作電圧の変動や物理的な破壊の発生を確実に回避した後に保護回路11を切断することが可能となり、保護回路11の作用効果を十分に発揮させることが可能となる。
なお、電磁波検出装置40の製造において、ガラス基板1の検出部Dに接近、接触される検出部Dの面積の半分以上の面積を有する部材はシンチレータ基板32やカバー部材だけではなく、この他にも、ガラス基板1やPCB基板36等を支持する前記基台である場合もある。このように、基台をガラス基板1に接近、接触させた後にガラス基板1の保護回路11を切断するように構成することも可能である。このように構成すれば、上記の効果をより的確に発揮させることが可能となる。
また、本実施形態では、ガラス基板1の絶縁基板2の表面2aや裏面2bからレーザ光を照射して略V字状の溝を形成して、保護回路11を絶縁基板2ごと折り取る場合について説明したが、この他にも、例えばレーザ光の照射により絶縁基板2を直接切断するように構成してもよい。また、ダイヤモンドカット等の方法で切断するように構成することも可能である。
本実施形態に係る保護回路が形成されたガラス基板を示す平面図である。 ガラス基板上の小領域に形成された光電変換素子と薄膜トランジスタ等の構成を示す拡大図である。 図2におけるA−A線に沿う断面図である。 保護回路のダイオードリング構造の等価回路図である。 保護回路が切り落とされたガラス基板を示す平面図である。 本実施形態に係る電磁波検出装置の製造方法の製造工程を示すフローチャートである。 シンチレータ貼り合わせ工程におけるガラス基板に対するシンチレータの貼り合わせ動作を説明する図である。 (A)切断工程においてガラス基板に形成される溝、および(B)保護回路1が絶縁基板2ごと折り取される状態を説明する図である。 COF圧着工程において入出力端子に圧着されたCOFを説明する図である。 COFを入出力端子に圧着したガラス基板を裏面側から切り落とす状態を説明する図である。 PCB基板が取り付けられたガラス基板を説明する図である。 製造された電磁波検出装置を示す斜視図である。
符号の説明
1 ガラス基板
2a 表面(ガラス基板の一方の面)
2b 裏面(ガラス基板の反対側の面)
3 走査線
4 信号線
5 光電変換素子
54 第1電極層(光電変換素子の1つの電極)
6 薄膜トランジスタ(TFT)
61 ソース電極
62 ドレイン電極
63 ゲート電極
8 入出力端子
9 導線
10 コモン線
11 保護回路
12 ダイオードリング構造
30 シンチレータ
32 シンチレータ基板
40 電磁波検出装置
D 検出部
R 領域

Claims (11)

  1. 電磁波検出装置に用いられるガラス基板であって、
    一方の面上に、
    互いに交差するように配設された複数の走査線および複数の信号線と、
    前記複数の走査線および複数の信号線により区画された当該面上の各領域にそれぞれ設けられ、電磁波の照射により電荷を発生させる光電変換素子と、
    前記各領域にそれぞれ設けられ、前記光電変換素子の1つの電極と、信号線と、走査線とがそれぞれソース電極、ドレイン電極およびゲート電極に接続された薄膜トランジスタと、
    前記光電変換素子が形成された各領域よりなる検出部の外側の、前記複数の走査線上および複数の信号線上にそれぞれ形成された入出力端子と、
    前記各入出力端子のさらに外側にそれぞれ延出された導線と、前記各導線を前記各入出力端子の外側でそれぞれ連結するコモン線とからなる保護回路と、
    を備えることを特徴とするガラス基板。
  2. 前記導線は、スズまたは亜鉛を含む酸化物、タングステン、タンタル、モリブデンにより形成されていることを特徴とする請求項1に記載のガラス基板。
  3. 前記導線は、絶縁膜で覆われていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のガラス基板。
  4. 前記導線には、ダイオードリング構造が設けられ、
    前記ダイオードリング構造は、薄膜トランジスタで構成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のガラス基板。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のガラス基板を用いた電磁波検出装置の製造方法であって、
    前記ガラス基板の前記入出力端子の外側に形成された前記保護回路を、前記入出力端子の外側で基板ごと切り落とす切断工程を有することを特徴とする電磁波検出装置の製造方法。
  6. 前記切断工程は、前記ガラス基板が帯電し易い他の工程の後に行われることを特徴とする請求項5に記載の電磁波検出装置の製造方法。
  7. 前記ガラス基板の前記検出部の面積の半分以上の面積を有する部材を前記ガラス基板に接近または接触させる接近接触工程を有し、
    前記切断工程は、前記接近接触工程の後に行われることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の電磁波検出装置の製造方法。
  8. 前記部材は、シンチレータ基板またはシンチレータのカバー部材であることを特徴とする請求項7に記載の電磁波検出装置の製造方法。
  9. 前記部材は、基台であることを特徴とする請求項7に記載の電磁波検出装置の製造方法。
  10. 前記切断工程では、前記ガラス基板を、前記保護回路が形成された前記一方の面側から切り落とすことを特徴とする請求項5から請求項9のいずれか一項に記載の電磁波検出装置の製造方法。
  11. 前記切断工程では、前記ガラス基板を、前記保護回路が形成された前記一方の面の反対側の面側から切り落とすことを特徴とする請求項5から請求項9のいずれか一項に記載の電磁波検出装置の製造方法。
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