JP2009127682A - 空気ばね - Google Patents

空気ばね Download PDF

Info

Publication number
JP2009127682A
JP2009127682A JP2007301223A JP2007301223A JP2009127682A JP 2009127682 A JP2009127682 A JP 2009127682A JP 2007301223 A JP2007301223 A JP 2007301223A JP 2007301223 A JP2007301223 A JP 2007301223A JP 2009127682 A JP2009127682 A JP 2009127682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
air spring
lid member
air
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007301223A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyotaka Koike
清隆 小池
Masamiki Kawamura
正幹 川村
Tsugio Yamada
次男 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukoku Co Ltd
Fukoku KK
Original Assignee
Fukoku Co Ltd
Fukoku KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fukoku Co Ltd, Fukoku KK filed Critical Fukoku Co Ltd
Priority to JP2007301223A priority Critical patent/JP2009127682A/ja
Publication of JP2009127682A publication Critical patent/JP2009127682A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

【課題】樹脂製ピストンを用いた空気ばねにおいて、ダイヤフラム内部とピストン内に大きな容積を確保しつつ、軽量かつ低コストでありながら、万一のエア漏れ時にも破壊され難い樹脂製ピストンを有する空気ばねを提供する。
【解決手段】空気ばねは、上側部材に取り付けられる連結プレート18と、下側部材に取り付けられるピストン20と、これらにそれぞれ一端部が固定されるダイヤフラム21とを有しており、ダイヤフラム21内部に形成される膨張収縮室36とピストン20内部に形成される空気室37とが連通している。ピストン20は、樹脂製のピストン本体23と蓋部材24は接合される。ピストン本体23内部には放射線状にリブ31が設けられており、リブ31の先端部は蓋部材24の内面に嵌合され、リブ31の座屈や転倒が防止されている。
【選択図】図2

Description

本発明は大型車両や建設機械等の懸架装置に用いられる空気ばねに関する。
トラック、バスおよび鉄道車両等の大型車両においては、走行車輪を備える車軸と車体との間には車軸側から車体側への振動や衝撃の伝搬を緩和するために懸架装置つまりサスペンションが取り付けられており、建設機械においては運転台と車体フレームとの間に懸架装置が取り付けられている。大型車両の懸架装置は、懸架ばねとこれに併設されるショックアブソーバとを有しており、懸架ばねとしては、重ね板ばねやコイルばね、空気ばね等が使用されている。
懸架装置に用いられる空気ばねは、内部の膨張収縮室内に外部から圧縮空気を給排して長さ寸法を調整するようにすると、貨物などの荷重が変化しても車両の高さを一定に保持することができるとともに、空気の弾性を利用しているので板ばねやコイルばねに比してばね定数を低く設定することができ乗り心地の向上を図ることができるという利点を有している。
空気ばねの種類としてはベローズ型とダイヤフラム型とがあり、ダイヤフラム型空気ばねは、内部に金属製の補強コードが内装されたゴム製のダイヤフラム(筒状弾性膜)と、ダイヤフラムの下端部に取り付けられる中空のピストンとを有しており、大型車両の車体側にダイヤフラムが取り付けられ、車軸側にピストンが取り付けられることになる。
空気ばねに用いられる中空のピストンは、近年、軽量化や低コスト化のために、合成樹脂等の樹脂材料により成形されるようになっている。樹脂製のピストンは円筒部とこれの一端部に一体に設けられる端壁部とを有しており、特許文献1には端壁部を上側としたピストンを有する空気ばねが記載され、特許文献2には円筒部を内外二重構造とした空気ばねが記載されている。
特開2006−112500号公報 特開2004−316785号公報
円筒部の端壁部を上側に設けるようにした空気ばねは、ピストンの中空室が外部に開口し、ダイヤフラム内部の膨張収縮室がピストンの端壁部により仕切られることになるのに対し、ピストンの円筒部を内外二重構造として内外の空気室を膨張収縮室に連通させるようにすると、ピストンの中空部内の空気室を含めてダイヤフラム内部の膨張収縮室の容量を大きくすることができ、空気ばねの全長を長くすることなく、ばね定数を低下させることができる。
上述のように円筒部を内外二重構造としたピストンは、外側の本体筒部とこれに対して環状の上側壁部により一体となった内側の有底筒部とを有し、本体筒部内の空間は有底筒部内の空間に連通孔を介して連通されており、有底筒部の開口部を気密に閉塞するために蓋部材がピストンの下端にOリングを介して取り付けられている。ピストンの下端部に蓋部材をOリングを介して密着させて単一の連結ボルトにより相互を組み合わせるようにすると、空気ばねに対して衝撃的な大きな荷重が負荷されるような場合、例えば、空気ばねが大型トラックに用いられる場合であって、積載状態で大きな路面凸部を乗り越えた場合においては、内部の膨張収縮室や空気室の内部圧力が急激に上昇し、密着状態にある本体筒部と蓋部材との間から圧縮空気が外部に漏洩する虞がある。
このように、本体筒部の下端部に蓋部材を取り付けるようにすると、これらの接続部分が下側に配置されるので、接続部分は常時外部に露出されることになり、接続部分が風雨にさらされたり、接続部分に埃等が介在したりしてOリングの早期劣化を招く虞がある。また、本体筒部と蓋部材とを長期に亘って繰り返して加えられる負荷に対して耐え得るように高強度に成形する必要があるため、ピストンの製造コストが嵩むことになる。さらに、ピストンを製造するには、本体筒部と有底筒部とを一体に樹脂成形し、型抜きを行った後に、後工程として有底筒部にドリル加工等により連通孔を加工する必要があり、製造工程が複雑であった。
本発明の目的は、樹脂製ピストンを用いた空気ばねにおいて、ダイヤフラム内部とピストン内に大きな容積を確保しつつ、軽量かつ低コストでありながら、万一のエア漏れ時にも破壊され難い樹脂製ピストンを有する空気ばねを提供することにある。
本発明の空気ばねは、上側部材と当該上側部材の下方に配置される下側部材との間に装着され、前記下側部材から前記上側部材に伝播される振動を緩和する空気ばねであって、前記上側部材と前記下側部材の一方に取り付けられるボス部が設けられた閉塞壁および当該閉塞壁から軸方向に延びる筒壁を有し、先端に開口端が設けられた樹脂製のピストン本体と、取付筒部を備え、前記ピストン本体の開口端に接合されて内部に空気室を備えたピストンを形成する樹脂製の蓋部材と、前記上側部材と前記下側部材の他方に取り付けられる連結プレートに一端部が固定される一方、前記筒壁の外側を覆う折返部を介して他端部が前記取付筒部に固定され、内部に前記空気室に連通する膨張収縮室を形成する筒状弾性膜とを有し、それぞれ前記閉塞壁から前記蓋部材に向けて軸方向に延びるとともに前記筒壁から前記ボス部に向けて径方向に延びる複数のリブを前記ピストン本体に放射線状に一体に形成し、前記蓋部材の内面に前記リブの端部に嵌合する嵌合部を形成することを特徴とする。
本発明の空気ばねは、前記リブに軸方向に延びる補強突起を設けることを特徴とし、前記補強突起を前記リブの径方向内方側に設けることを特徴とする。
本発明の空気ばねは、前記補強突起を前記取付筒部に対応させて設けることを特徴とし、前記補強突起の軸方向端部に接合される前記嵌合部を前記蓋部材に設けることを特徴とする。
本発明の空気ばねは、前記嵌合部を前記蓋部材の内面に前記ピストン本体内に突出させて設けることを特徴とし、前記嵌合部と前記リブの端部とを溶接により接合することを特徴とする。
本発明によれば、樹脂製のピストンを、取付筒部およびフランジ部を有する蓋部材と、閉塞壁および筒壁を有するピストン本体とにより形成するので、ピストンの軽量化を図ることができる。ピストン本体は閉塞壁と筒壁とが一体化しておりピストンの剛性を高めることができ、空気室から外部への圧縮空気の漏洩を確実に抑制することができる。また、ピストン成形工程において、ピストン本体の開口端側から型抜きを行うことでピストン本体内部に空気室が形成されるので、空気室を形成するための後工程が不要となり、ピストンの製造工程を簡素化することができる。
本発明によれば、ピストン本体と蓋部材との接合部は筒状弾性膜の折返部で被覆されるので、接合部が外部に露出することを防止することができる。したがって、接合部が筒状弾性膜の折返部によって保護されて、接合部における劣化を抑制することができる。
本発明によれば、ピストン本体内には放射状にリブが設けられており、リブは蓋部材の内面に設けられた嵌合部に嵌合されるので、ピストン本体の剛性が高くなるとともにピストン本体とこれに接合される蓋部材からなるピストンの剛性を高めることができる。
本発明によれば、ピストン本体と蓋部材とをそれぞれの突き当て部を溶着して一体化するので、ピストンと蓋部材との接合強度を向上させることができる。
本発明によれば、リブに補強突起を設けてリブの強度が高められるので、リブの座屈や転倒が防止できる。補強突起を取付筒部に対応する位置に設けることにより、取付筒部に過大な荷重がかかったとしても、直下に補強突起を有したリブがあるため、リブの座屈や転倒が防止でき、ピストンの強度を高めることができる。蓋部材の内面に嵌合部を突出させて設けることにより、蓋部材の強度を損なうことがない。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1はトラックに装着された空気ばね式サスペンションを示す概略図である。図1にはトラックの車体フレーム後端部のうち左右一方側が示されており、車体フレーム10にはそれぞれ左右両端部に走行車輪11が装着された2本の車軸12が設けられている。それぞれの車軸12と車体フレーム10との間には、車軸12から車体フレーム10に伝播される路面からの振動や衝撃を緩和するために、空気ばね式サスペンション13が装着されている。
空気ばね式サスペンション13は、車体フレーム10に固定されるブラケット14aとこのブラケット14aに基端部で回動自在に連結されるアーム部材14bとを有するリンク機構14を備えており、アーム部材14bの先端部に連結された支持部材15と車体フレーム10との間には2つの空気ばね16とショックアブソーバ17が装着され、空気ばね16とショックアブソーバ17は、走行車輪11の上下動に伴う支持部材15の上下動に応じて伸縮動作するようになっている。
図2は本発明の一実施の形態である空気ばねの断面図であり、図3は空気ばねのピストン本体を示す斜視図であり、図4はピストン本体に固定される蓋部材の内面を示す斜視図である。
この空気ばね16はダイヤフラム型空気ばねとなっており、図2に示すように、上側部材としての車体フレーム10に取り付けられる金属製の連結プレート18と、下側部材としての支持部材15に取り付けられる合成樹脂製のピストン20と、これらの間に設けられる筒状弾性膜としてのゴム製のダイヤフラム21とを有している。
連結プレート18は鋼板等の金属製の板材をプレス加工等によって略円板形状に打ち抜くことにより形成されており、外面の中央部にはブラケット22がアーク溶接等の溶接手段によって取り付けられている。連結プレート18のブラケット22は図示しないボルト等の締結具を介して車体フレーム10に取り付けられる。連結プレート18の外周部には、図2において下方にピストン20側に折り曲げることにより形成されたカール部18aが設けられている。このカール部18aはダイヤフラム21の一端部にこれを挟み付けるように固定され、ダイヤフラム21の内部の気密性が保持されるようになっており、ダイヤフラム21の一端部には金属ワイヤ19aが埋め込まれている。
ピストン20はピストン本体23とこれに接合される蓋部材24とを有し、それぞれ樹脂材料により成形されている。ピストン本体23は、下側部材である支持部材15を介して車軸12に取り付けられるボス部25が設けられた閉塞壁26およびこの閉塞壁26の外周部から蓋部材24に向けて軸方向に延びる円筒形状の筒壁27を有し、上端は開口端28となっている。ボス部25は、閉塞壁26の径方向中心部からピストン本体23の内部に突出しており、その突出長さはピストン本体23の軸方向長さの約2分の1程度となっている。ボス部25には、ねじ孔29が形成された金属製のナット部材30が設けられており、ナット部材30はピストン本体23の成形時にこれに一体に組み込まれる。このナット部材30の外周には、ボス部25とナット部材30とが強固に固定されるように、複数の環状突起が設けられており、ナット部材30にねじ止められる図示しないボルトによりピストン20はピストン本体23の部分で支持部材15に取り付けられる。
ピストン本体23には、図2および図3に示されるように、それぞれ閉塞壁26から開口端28に向けて軸方向に延びるとともに筒壁27からボス部25に向けて径方向に放射状に延びるリブ31が円周方向に等間隔置きに12個設けられており、これらのリブ31によりピストン本体23の強度が高められている。ピストン本体23内はボス部25と筒壁27との間が放射状のリブ31により小空間に仕切られ、それぞれの小空間はボス部25の先端面と開口端28との間のスペースを介して相互に連通している。
蓋部材24は円形のフランジ部33とこの内周部から軸方向外方に延びる取付筒部34とを有している。フランジ部33の外周にはフランジ部33の底面よりも突出する環状の縁部が設けられており、縁部の端面はピストン本体23の開口端28側の突き当て面32に接合される突き当て面35となっている。取付筒部34の内周面は、ピストン本体23とダイヤフラム21の内部とを連通させる連通口34aとなっており、取付筒部34の外側にダイヤフラム21の他端部が固定されている。ダイヤフラム21の他端部内には金属ワイヤ19bが埋め込まれ、ピストン20とダイヤフラム21との間の気密性が保持されるとともに端部が補強されている。
ピストン本体23と蓋部材24はそれぞれ別個に射出成形等により樹脂成形され、ピストン本体23の突き当て面32と蓋部材24の突き当て面35とを突き合わせてピストン本体23と蓋部材24とが接合される。これにより、有底狭口の容器形状のピストン20の成形が容易になるとともにピストン20の軽量化および低コスト化を図ることができる。ピストン本体23と蓋部材24をそれぞれの突き当て面32,35で接合するには、それぞれの突き当て面32,35を加熱装置により予め加熱溶融した状態のもとで突き合わせることにより、ピストン本体23と蓋部材24とを溶接することができる。図2においては、このような溶接手段により接合された接合部つまり溶着部が符号38により示されている。
筒壁27は、ピストン本体23を射出成形し易いように、閉塞壁26の外周部から開口端28にかけて径方向外側に傾斜しており、筒壁27の内周面の抜き勾配は0.5°〜1.5°の範囲に設定することが好ましく、外周面の抜き勾配は0.5°〜3.5°の範囲に設定することが好ましい。
ゴム製のダイヤフラム21には、ダイヤフラム21の変形や破損の防止のため斜交配置されたポリアミド系樹脂等よりなる補強コード(図示せず)が内装されている。ダイヤフラム21のカール部18aに固定される一端部と取付筒部34の外周面に固定される他端部との中間部には、筒壁27の外側を覆う折返部21aが形成されており、この折返部21aがピストン本体23と蓋部材24との接合部38を覆っており、接合部38の劣化がダイヤフラム21により抑制される。
ダイヤフラム21内部には膨張収縮室36が形成され、車体フレーム10に対して車軸12が上下動するとピストン20の上下動により膨張収縮室36が膨張収縮する。この膨張収縮室36はピストン20の内部に形成された空気室37に連通口34aを介して相互間の空気流れに流動抵抗が生じないように連通されており、膨張収縮室36と空気室37とにより全体的に膨張収縮する空気室となっている。このように空気室37を含めた空気容量を大きくすることにより空気ばね16のばね定数を低く設定することができ、空気ばね16の特性を向上させることができる。
空気ばね16のばね定数を決定する空気容量は、空気室37の空気室容量S1と膨張収縮室36の膨張収縮室容量S2の和により決定される。空気室37の空気室容量S1は、ピストン20の外形容積、つまりピストン20を形作る樹脂材料部分を含む全体容積に対して、40%以上となるように設定されており十分な空気室容量S1が確保されている。これにより、ピストン20の強度を十分なものとしつつ、より多くの空気を空気ばね16の媒体として使用でき、空気ばね16のばね定数を低く設定することができ、良好な乗り心地(振動絶縁性)を得ることができる。また、空気ばね16の繰り返し圧縮による発熱についても、圧縮される空気容量を多くとれるので、温度上昇を抑制することができる。
図5(A)はピストンの平面図であり、図5(B)はピストンの底面図であり、図6は図5のA−A線断面図であり、図7は図6のB−B線断面図である。
ピストン本体23内には上述のようにリブ31が放射線状に一体に形成されており、リブ31はピストン本体23の開口端28側の先端面がフランジ部33の内面に当接する外側部31aと、この外側部31aよりも径方向内側であってボス部25に向けて段差部を介して傾斜した先端面を備えた内側部31bとを有し、内側部31bおよびボス部25の先端面は連通口34aに対向しており、リブ31の肉厚寸法は約3mmに設定されている。図4および図7に示されるように、リブ31は円周方向に30°間隔で12枚設けられているが、リブ31の数や肉厚はピストン20として要求される強度等によって種々変更可能である。
このように、ピストン本体23の内部に軸方向および径方向に延びるリブ31を一体に成形することで、ピストン20を膨張収縮室36が圧縮状態の高圧下のもとでも耐え得る強度とすることができる。また、内側部31bおよびボス部25の上方を連通口34aに向けて開口した形状とすることで、空気室37がリブ31によって完全に仕切られることなく、隣接するリブ31の間に形成されたそれぞれの空間が連通されるようになっている。なお、図5(B)に示すように、ピストン本体23の内部と同様に、閉塞壁26の外面にも放射線状にリブ41が形成されている。
図3および図7に示すように、それぞれのリブ31の外側部31aには円柱形状の補強突起42が一体に形成されており、これら12個の補強突起42は、閉塞壁26から軸方向に延びて取付筒部34の下方に対応する位置のフランジ部33内面に当接する。補強突起42は、リブ31の円周方向両面から円弧状に突出して円柱形状となっており、この補強突起42によりリブ31が部分的に厚肉化されてピストン20の強度が高められる。
一方、蓋部材24のフランジ部33の内面には、図4および図7に示すように、それぞれの補強突起42に対応して12個の嵌合凸部43がリブ31の先端部を部分的に取り囲むとともに補強突起42を囲むように一体に形成されている。嵌合凸部43はフランジ部33の内面からピストン本体23内に向けて突出しており、嵌合凸部43にはリブ31の外側部31aと補強突起42の先端部が嵌合する嵌合凹部44が形成され、嵌合凹部44の底面はフランジ部33の内面とほぼ同一面となっている。補強突起42とリブ31の外側部31aの先端部は嵌合凹部44に、ピストン本体23と蓋部材24とを接合する際に予め嵌合され、ピストン本体23と蓋部材24との位置決めが行われる。
このように、ピストン本体23に設けられたリブ31の先端部を蓋部材24の嵌合凹部44内に凹凸嵌合させるようにしたので、万一、ダイヤフラム21が破損して取付筒部34に連結プレート18が当接したとしても、取付筒部34が受けた荷重は、直下であるリブ31にかかることになるが、リブ31は嵌合状態で固定されているため、リブ31が転倒ないし屈曲せず、蓋部材24全体が破損することを防止することができ、ピストン20の強度を高めることができる。特に、それぞれのリブ31の表面に外方に突出する補強突起42を設け、補強突起42の先端部も嵌合凹部44に嵌合させるようにしたので、ピストン20の強度をより高めることができる。嵌合凹部44とこの中に入り込む補強突起42およびリブ31の先端部とを、接合部38と同様に溶接するようにしても良く、溶接に代えて接着剤により接着するようにしても良い。このように補強突起42の部分でもピストン本体23を蓋部材24に溶接や接着剤により接合することによってピストン20の強度をさらに高めることができる。
図8(A)は図2におけるC−C線拡大断面図であり、図8(B)〜(D)は補強突起42の変形例における図8(A)と同様の部分を示す断面図である。補強突起42の形状としては、上述したようにリブ31の表面から円弧状に突出させた円柱形状のみならず、リブ31から周方向に突出する形状であればどのような形状でも良い。図8(B)は角柱形状の補強突起42を示し、図8(C)はU字形状の補強突起42を示し、図8(D)はT字形状の補強突起42を示す。補強突起42が図8(B)から図8(D)の形状に形成される場合には、蓋部材24の内面に形成される嵌合凹部44はそれぞれの補強突起42の断面形状に対応した形状に形成される。
空気ばね16の膨張収縮室36と空気室37には外部から圧縮空気が供給され、空気ばね式サスペンション13に組み込まれた状態のもとでは、図2に実線で示すようにダイヤフラム21の折返部21aのうち長さC0の部分が筒壁27の外周に重なった状態となっている。車両走行時には、膨張収縮室36の収縮により内部の空気が圧縮されて、空気ばね16は緩衝作用を生ずることになる。膨張収縮室36には外部から圧縮空気を給排可能となっており、積載する貨物等の荷重に応じて膨張収縮室36に圧縮空気を給排して車両姿勢を一定に保持することができる。積載荷重にかかわらず一定のサスペンションストロークを確保することにより、コイルばね等に比して、軽量でありながらばね定数を低く設定することができ、貨物の破損防止や乗り心地の向上などが可能となる。
図9(A)〜(D)はピストン本体と蓋部材とを接合するための接合工程を示す概略図であり、図9を参照してピストン本体23と蓋部材24との接合方法について説明する。
ピストン本体23と蓋部材24はそれぞれ別個に射出成形等により樹脂材料を用いて予め成形される(準備工程)。準備工程において製造されたピストン本体23は、図9(A)に示すように、固定治具51にセットされ、蓋部材24は固定治具52にセットされる(セット工程)。ここで、それぞれの固定治具51,52は図示しない把持機構等によってピストン本体23と蓋部材24とをそれぞれの中心軸がずれないように把持されるようになっている。
この状態のもとで、図9(A)に示すように、対向するピストン本体23と蓋部材24との間に環状の加熱治具53を配置する。ここで、この加熱治具53には、例えば、電気抵抗加熱器等の加熱手段(図示せず)が内装されており、この加熱手段によって、加熱治具53は、所定温度(合成樹脂材料の溶融温度)に設定されるようになっている。
次いで、図9(A)に示す状態から図9(B)に示すように、図示しない駆動機構によって固定治具51,52を相互に近接するように駆動させる。この固定治具51,52の近接駆動によって、ピストン本体23の環状の突き当て面32と蓋部材24の端面外周部の突き当て面35が、加熱治具53の加熱面にそれぞれ当接して、突き当て面32,35がそれぞれ溶融(軟化)する(接続部溶融工程)。
その後、図9(C)に矢印で示すように、駆動機構を駆動することによって、固定治具51,52を相互に離間させる。そして、ピストン本体23と蓋部材24とを離間させた後、図示しない駆動機構によって加熱治具53を速やかに水平方向へ移動させ、引き続き図9(D)に矢印で示すように駆動機構を駆動することによって、固定治具51,52を再び相互に近接させる。そして、溶融または軟化された突き当て面32と突き当て面35を所定の押圧力で突合せ、ピストン本体23と蓋部材24とを接合する(溶融接合工程)。
このとき、リブ31および補強突起42の先端部は、嵌合凸部43に嵌合しているので、ピストン本体23は蓋部材24に対して所定位置に自動的に位置決め(センタリング)されるようになっている。なお、ピストン本体23と蓋部材24は、接合部38のみにより接続されており、リブ31と蓋部材24は接合されていない。これは、空気ばね16が車体フレーム10と支持部材15との間で軸方向の荷重を受けて圧縮状態で使用されるので、必ずしもリブ31と蓋部材24とを接合させる必要がないためである。このため、例えば、空気ばね16の取り外し後における分解を容易に行うことができ、樹脂材料のリサイクル性等に優れたものとなっている。ただし、上述したように、リブ31の先端部と蓋部材24とを同様の加熱手段によって溶融加熱するようにしても良い。
このとき、突き当て面35を蓋部材24の内面方向に突出させて設けている場合には、蓋部材24の内面に設ける嵌合凹部44の突き出し量を前記突き当て面35の突き出し量よりも同等以下にすることで、加熱治具52やピストン本体23の嵌合時の移動を阻害し難いため好ましい。
次に、上述した空気ばね16の動作について図2を参照しつつ説明する。図2においてはトラックへの積載荷重が適正積載量の範囲のもとでトラックが平坦路を走行しているときの折返部21aの位置が実線で示されている。このとき、折返部21aは接触範囲C0が筒壁27の外周面に接触している。このような空気ばね16の伸長状態のもとで、トラックが路面の凹凸部を通過すると、空気ばね16は圧縮状態(バンプ)および伸長状態(リバウンド)となる。
大型トラックが路面の凸部を乗り上げる等して、空気ばね16が圧縮されると、膨張収縮室36および空気室37内の空気が圧縮されて、膨張収縮室36の容積が小さくなる。すると、ダイヤフラム21の折返部21aが、ピストン20の筒壁27の外面を転動しつつ、例えば接触範囲C1で接触する。このとき、ピストン本体23と蓋部材24との接合部38は、ダイヤフラム21の折返部21aによって被覆された状態にあり、接合部38は接触範囲C1の中にある。
ここで、例えば、大型トラックが凹凸の激しい未舗装路等の悪路を走行する等して空気ばね16がさらに大きく圧縮され、膨張収縮室36および空気室37内の圧力が衝撃的に上昇するような場合においても、接合部38は折返部21aによって被覆されて押さえつけられ、接合部38を分離する方向に作用する高圧からピストン20を保護できるようになっている。
一方、大型トラックが路面の凹部を通過する等して、空気ばね16が伸長されると、膨張収縮室36および空気室37内の空気が膨張されて、その容積が大きくなる。すると、ダイヤフラム21の折返部21aが、ピストン20のピストン本体23の筒壁27の外面を転動しつつ、例えば接触範囲C2で接触するようになる。このとき、接合部38は、上述と同様にダイヤフラム21の折返部21aによって被覆された状態にあり、接合部38は接触範囲C2の中にある。このように、空気ばね16が路面の凹凸に応じて圧縮または伸長動作されるとともに、これに伴って図1に示すショックアブソーバ17が伸縮することにより、走行車輪11から車体フレーム10への振動の伝播を緩和することができる。
以上のように、上述した空気ばね16においては、樹脂製のピストン20が有底筒状のピストン本体23と、これに接合される蓋部材24とにより形成されているので、ピストン20の軽量化を図ることができる。ピストン本体23と蓋部材24は接合部38により一体化されるとともに、ピストン本体23に設けられたリブ31の先端部が蓋部材24の底面に当接するとともに嵌合凹部44に嵌合するので、ピストン20の剛性を高めることができる。これにより、膨張収縮室36および空気室37から外部への圧縮空気の漏洩を確実に抑制することができる。
また、ピストン本体23の成形時にピストン本体23の開口端28側から型抜きを行うことにより、ピストン本体23内に閉塞壁26と筒壁27とにより区画される大きな容積の空気室37が形成されるので、空気室37を形成するための後工程が不要となる。これにより、ピストン20の製造工程を簡素化することができる。
また、上述した空気ばね16は、ピストン本体23と蓋部材24との接合部38がダイヤフラム21の折返部21aで被覆されるので、接合部38が外部に常時露出することを防止することができる。したがって、接合部38が折返部21aによって保護されることになり、接合部38の劣化を抑制することができる。さらに、筒壁27の内面とボス部25との間に放射状に延びる複数のリブ31が設けられるとともに、リブ31の先端が蓋部材24の嵌合凹部44に嵌合するので、ピストン本体23の剛性が高くなり、ひいては、ピストン20全体の剛性を高めることができる。
また、ピストン本体23に蓋部材24を接合する際には、リブ31を蓋部材24の嵌合凹部44に嵌合させることによって、蓋部材24をピストン本体23に対して径方向所定位置に位置決めすることができるので、蓋部材24をピストン本体23に対して自動的にセンタリングさせることができ、組立て作業の効率化を図ることができる。さらに、ピストン本体23と蓋部材24をそれぞれの突き当て面32,35で突き当てた状態で融着して一体化するので、蓋部材24とピストン本体23との接合強度を向上させることができる。また、ピストン本体23を、ピストン20の外形容積に対する空気室容量が40%以上となるように成形することができるので、十分な空気室容量を得て空気ばね16のばね定数を低下させることができる。
図10〜図12はそれぞれ本発明の空気ばねにおけるピストン20の変形例を示し、これらの図においては上述したピストンと同様の部材については同一の符号が付されており、重複した説明は省略する。
図10(A)は蓋部材24の変形例の内面を示す斜視図であり、図10(B)はピストン本体23の変形例を示す斜視図である。図10に示すように、リブ31の外側部31aの先端には蓋部材24に向けて突き当て面32よりも部分的に突出する突出部31cが設けられている。蓋部材24の内面には突出部31cが嵌合する嵌合凹部44が形成されており、嵌合凹部44は蓋部材24の内面から取付筒部34に向けて延びている。このように、リブ31の突出部31cを蓋部材24の嵌合凹部44に嵌合させることにより、ピストン20の強度が高められる。このタイプのピストン20においても、リブ31の突出部31cを蓋部材24に対して溶接や接着剤により接合するようにすると、ピストン20の強度をより高めることができる。図10に示すピストン20においても、リブ31に補強突起42を設けるようにしても良く、その場合には嵌合凹部44は補強突起42が嵌合する形状に形成される。なお、嵌合凸部43を図4に示す場合と同様に蓋部材24に設けるようにしても良い。
図11(A)は蓋部材24の他の変形例を示す断面図であり、図11(B)はピストン本体23の他の変形例を示す断面図である。
蓋部材24の外周部にはピストン本体23に向けて突出する筒部39が一体に設けられ、この筒部39の端面がピストン本体23の突き当て面32に突き当てられる突き当て面35となっている。このように、図11に示すピストン20の蓋部材24は、フランジ部33の内周部に図において上方に突出する取付筒部34が設けられ、外周部に下方に突出する筒部39が設けられている。
一方、ピストン本体23に設けられたリブ31はそれぞれ筒壁27の突き当て面32よりも蓋部材24に向けて突出しており、それぞれのリブ31の先端部が嵌合する嵌合凹部44が蓋部材24の内面に設けられた嵌合凸部43により形成されている。さらに、ボス部25内に組み込まれるナット部材30はその外径が外方に向かうに従って小径となるように円錐台形状となっている。これにより、ナット部材30のボス部25に対する固定強度が高められ、ナット部材30のボス部25からの抜け(脱落)防止が高められている。図11に示すピストン20においても、突き当て面32,35相互の接合部38は図2に示すダイヤフラム21の折返部21aによって被覆可能になっており、接合部38の劣化が抑制される。
図11に示すピストン20においても、上述したものと同様の作用効果を奏することができる。これに加え、蓋部材24の外周部にはピストン本体23に向けて延びる筒部39を有するので、この筒部39内に複数のリブ31が入り込むとともにそれぞれの先端部が嵌合凹部44に嵌合するので、蓋部材24のピストン本体23に対する径方向への剛性を高めることができる。
図12(A)は蓋部材24のさらに他の変形例を示す断面図であり、図12(B)はピストン本体23のさらに他の変形例を示す断面図である。
図12(A)に示す蓋部材24の内面外周部は蓋部材24の底面と同一面となっており、外周部が突き当て面35となっている。リブ31の先端部のうち連通口34aに対応する部分は連通口34aに入り込むように突き当て面32よりも突出しており、突出部31cは蓋部材24をピストン本体23に接合すると、突出部31cが取付筒部34の内部に入り込み、接合時に蓋部材24のピストン本体23に対するセンタリングを容易に行うことができる。リブ31の先端部のうち突出部31cよりも径方向外方の部分は蓋部材24に設けられた嵌合凹部44に嵌合するようになっている。この場合には取付筒部34の内周面に軸方向に延びる嵌合凹部を形成して突出部31cの径方向端部を嵌合凹部に嵌合させるようにすると、ピストン20の強度をより高めることができる。
このピストン20においても、それぞれの突き当て面32,35からなる接合部38が図2に示すダイヤフラム21の折返部21aによって被覆されるので、接合部38の劣化が抑制される。なお、図12に示すナット部材30は、図11に示したナット部材30と同一の構造となっている。
図12に示すピストン20においても、上述したものと同様の作用効果を奏することができる。これに加え、突出部31cを取付筒部34の内部に入り込ませるようにしたので、ピストン20の強度をより高めることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなくその要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、実施の形態においては空気ばねはトラックの懸架ばねとして適用されているが、バスや鉄道車両および建設機械の懸架装置としてもこの空気ばねを適用するようにしても良い。また、補強突起42をリブ31に対して取付筒部34に対応する位置に設けることなく、それよりも径方向外方の位置に設けるようにしても良い。また、空気ばね16を上下逆転させて車体フレーム10にピストン20を取り付けて連結プレート18を支持部材15に取り付けるようにしても良い。
トラックに装着された空気ばね式サスペンションを示す概略図である。 本発明の一実施の形態である空気ばねの断面図である。 空気ばねのピストン本体を示す斜視図である。 ピストン本体に固定される蓋部材の内面を示す斜視図である。 (A)はピストンの平面図であり、(B)はピストンの底面図である。 図5のA−A線断面図である。 図6のB−B線断面図である。 (A)は図2におけるC−C線拡大断面図であり、(B)〜(D)は補強突起の変形例における(A)と同様の部分を示す断面図である。 (A)〜(D)はピストン本体と蓋部材との接合工程を示す概略図である。 (A)は蓋部材の変形例の内面を示す斜視図であり、(B)はピストン本体の変形例を示す斜視図である。 (A)は蓋部材の他の変形例を示す断面図であり、(B)はピストン本体の他の変形例を示す断面図である。 (A)は蓋部材のさらに他の変形例を示す断面図であり、(B)はピストン本体のさらに他の変形例を示す断面図である。
符号の説明
10 車体フレーム(上側部材)
12 車軸
13 空気ばね式サスペンション
15 支持部材(下側部材)
18 連結プレート
20 ピストン
21 ダイヤフラム(筒状弾性体)
21a 折返部
23 ピストン本体
24 蓋部材
25 ボス部
26 閉塞壁
27 筒壁
28 開口端
31 リブ
33 フランジ部
34 取付筒部
34a 連通口
36 膨張収縮室
37 空気室
42 補強突起
43 嵌合凸部(嵌合部)
44 嵌合凹部(嵌合部)

Claims (7)

  1. 上側部材と当該上側部材の下方に配置される下側部材との間に装着され、前記下側部材から前記上側部材に伝播される振動を緩和する空気ばねであって、
    前記上側部材と前記下側部材の一方に取り付けられるボス部が設けられた閉塞壁および当該閉塞壁から軸方向に延びる筒壁を有し、先端に開口端が設けられた樹脂製のピストン本体と、
    取付筒部を備え、前記ピストン本体の開口端に接合されて内部に空気室を備えたピストンを形成する樹脂製の蓋部材と、
    前記上側部材と前記下側部材の他方に取り付けられる連結プレートに一端部が固定される一方、前記筒壁の外側を覆う折返部を介して他端部が前記取付筒部に固定され、内部に前記空気室に連通する膨張収縮室を形成する筒状弾性膜とを有し、
    それぞれ前記閉塞壁から前記蓋部材に向けて軸方向に延びるとともに前記筒壁から前記ボス部に向けて径方向に延びる複数のリブを前記ピストン本体に放射線状に一体に形成し、前記蓋部材の内面に前記リブの端部に嵌合する嵌合部を形成することを特徴とする空気ばね。
  2. 請求項1記載の空気ばねにおいて、前記リブに軸方向に延びる補強突起を設けることを特徴とする空気ばね。
  3. 請求項2記載の空気ばねにおいて、前記補強突起を前記リブの径方向内方側に設けることを特徴とする空気ばね。
  4. 請求項2または3記載の空気ばねにおいて、前記補強突起を前記取付筒部に対応させて設けることを特徴とする空気ばね。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載の空気ばねにおいて、前記補強突起の軸方向端部に接合される前記嵌合部を前記蓋部材に設けることを特徴とする空気ばね。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気ばねにおいて、前記嵌合部を前記蓋部材の内面に前記ピストン本体内に突出させて設けることを特徴とする空気ばね。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の空気ばねにおいて、前記嵌合部と前記リブの端部とを溶接により接合することを特徴とする空気ばね。
JP2007301223A 2007-11-21 2007-11-21 空気ばね Pending JP2009127682A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007301223A JP2009127682A (ja) 2007-11-21 2007-11-21 空気ばね

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007301223A JP2009127682A (ja) 2007-11-21 2007-11-21 空気ばね

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009127682A true JP2009127682A (ja) 2009-06-11

Family

ID=40818832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007301223A Pending JP2009127682A (ja) 2007-11-21 2007-11-21 空気ばね

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009127682A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104520161A (zh) * 2012-07-09 2015-04-15 火石工业产品有限责任公司 用于轨道弹簧组件的端部构件和包括该组件的悬架***
CN105814334A (zh) * 2013-12-10 2016-07-27 威巴克公司 空气弹簧部件
KR20170103807A (ko) * 2015-01-09 2017-09-13 비브라코우스틱 게엠베하 복합 부품 및 상기 복합 부품을 포함하는 에어 스프링 구성요소
CN108953459A (zh) * 2018-10-15 2018-12-07 江西理工大学 一种双约束型新型悬架空气弹簧
EP3705387A4 (en) * 2017-10-31 2021-08-04 Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corporation RESIN CLIP
CN115485153A (zh) * 2020-03-31 2022-12-16 火石工业产品有限责任公司 气弹簧端构件以及包括该气弹簧端构件的气弹簧组件

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015527950A (ja) * 2012-07-09 2015-09-24 ファイヤーストーン インダストリアル プロダクツ カンパニー エルエルシー レールスプリングアセンブリ用端部材およびそれを含むサスペンションシステム
US9555817B2 (en) 2012-07-09 2017-01-31 Firestone Industrial Products Company, Llc End members for rail spring assemblies and suspension systems including same
CN104520161A (zh) * 2012-07-09 2015-04-15 火石工业产品有限责任公司 用于轨道弹簧组件的端部构件和包括该组件的悬架***
US10161472B2 (en) 2013-12-10 2018-12-25 Vibracoustic Gmbh Air spring component
CN105814334A (zh) * 2013-12-10 2016-07-27 威巴克公司 空气弹簧部件
JP2017502220A (ja) * 2013-12-10 2017-01-19 ビブラコースティック ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクター・ハフトゥングVibracoustic Gmbh 空気ばね部品
EP3080477B1 (de) * 2013-12-10 2021-02-24 Vibracoustic AG Luftfederkomponente
JP2018504562A (ja) * 2015-01-09 2018-02-15 ビブラコースティック ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクター・ハフトゥングVibracoustic Gmbh 複合部材およびこの複合部材を有する空気バネ構成モジュール
US10525782B2 (en) 2015-01-09 2020-01-07 Vibracoustic Gmbh Composite part and air spring component containing such a composite part
KR102068690B1 (ko) * 2015-01-09 2020-01-21 비브라코우스틱 게엠베하 복합 부품 및 상기 복합 부품을 포함하는 에어 스프링 구성요소
KR20170103807A (ko) * 2015-01-09 2017-09-13 비브라코우스틱 게엠베하 복합 부품 및 상기 복합 부품을 포함하는 에어 스프링 구성요소
EP3242806B1 (de) 2015-01-09 2021-07-21 Vibracoustic SE Verbundbauteil sowie luftfederkomponente mit einem derartigen verbundbauteil
EP3705387A4 (en) * 2017-10-31 2021-08-04 Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corporation RESIN CLIP
CN108953459A (zh) * 2018-10-15 2018-12-07 江西理工大学 一种双约束型新型悬架空气弹簧
CN115485153A (zh) * 2020-03-31 2022-12-16 火石工业产品有限责任公司 气弹簧端构件以及包括该气弹簧端构件的气弹簧组件

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007321936A (ja) 空気ばね
JP6771847B2 (ja) 車両用ハイブリッドサスペンションアーム
JP6706325B2 (ja) ハイブリッド懸架アーム
JP2009127682A (ja) 空気ばね
CN107530924B (zh) 混合臂及其制造方法
EP1862335B1 (en) An assembled type pistion of an air spring for a motor vehicle
KR101779786B1 (ko) 차량용 스트럿 베어링 어셈블리
CN104755793A (zh) 空气弹簧模块
US20120153550A1 (en) Bumper for air spring
EP3386780B1 (en) Axle and suspension systems
JP2011116340A (ja) サスペンションアーム及びサスペンションアームの製作方法
WO2011088434A1 (en) Heavy-duty axle-to-beam connection
JP2018177207A (ja) 自動車サスペンション用のスタビライザリンク
KR101549917B1 (ko) 차량의 현가암 및 그 제조방법
CN108657288B (zh) 车辆的后部车体构造
CN101018704A (zh) 在汽车的车身结构中的减震支柱罩
JP4859833B2 (ja) 横揺れ防止機能を組み入れた横梁を含む自動車のフレキシブルアクスルと、対応する横梁および自動車の製造方法
US20190249745A1 (en) Air spring for a heavy-duty vehicle
JP3978177B2 (ja) ロアアームアセンブリー
JP4076382B2 (ja) タイヤ/ホイール組立体、ランフラット用支持体及びその製造方法
JP4046073B2 (ja) トルクロッド
KR20180068757A (ko) 쇽업소버의 인슐레이터 부시, 인슐레이터 조립체 및 그 제조방법
JP2008201158A (ja) 車両用ホイール
KR102117928B1 (ko) 세미가류 일체형 전륜 인슐레이터 및 이의 제조방법
JP4923302B2 (ja) アッパーマウント