JP2009127586A - ヘッドガスケット及び多気筒内燃機関 - Google Patents

ヘッドガスケット及び多気筒内燃機関 Download PDF

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Abstract

【課題】ヘッドガスケットのボア穴間強度の低下を招くことなく、ヘッドガスケットの組付公差が大きいときの水路の部分閉塞を好適に抑制することのできるヘッドガスケット及び多気筒内燃機関を提供する。
【解決手段】複数のボア穴13が形成され、シリンダヘッド及びシリンダブロック11のそれぞれに形成された水路を互いに連通させる水穴14が、隣接するボア穴13の間の部分に形成されたヘッドガスケット10において、その水穴14を、ボア穴13の配列中心線Lから離間する側に対してのみ、シリンダブロック11の頂面に開口する水路の開口部17に対して拡張するようにした。そしてこれにより、ヘッドガスケット10のボア穴13と水穴14との間の幅を縮小することなく、ヘッドガスケット10の組付公差が大きいときの水路の部分閉塞を好適に抑制可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、シリンダヘッドとシリンダブロックとの間に介設されるヘッドガスケット、及びそうしたヘッドガスケットを備える多気筒内燃機関に関する。
車載等の多気筒内燃機関では、そのシリンダブロックとシリンダヘッドとをヘッドガスケットを挟み込んで締結することで、燃焼ガスや冷却水、潤滑油の漏れを防止するようにしている。近年、多くの車載内燃機関では、ヘッドガスケットとして、金属板により形成されたメタルヘッドガスケットが採用されている。
さて、こうしたヘッドガスケットには、シリンダブロックに形成されたシリンダボアとシリンダヘッド底面に形成された燃焼室頂面とを連通する、気筒数分のボア穴が形成されている。またヘッドガッスケットには、シリンダブロック及びシリンダヘッドにそれぞれ形成された水路や油路を連通させるための多数の水穴、油穴が形成されてもいる。こうした水穴は、特許文献1に見られるように、ヘッドガスケットの隣接するボア穴の間の部分に形成されることもある。
特開2002−168148号公報
ところで、図5に示すように、ヘッドガスケット50の組付位置の公差によって、そのボア穴51の間に形成された水穴52の位置が、シリンダブロック頂面の水路の開口部53の形成位置からずれてしまうと、ヘッドガスケット50が開口部53の一部を塞いでしまい、冷却水の流れを妨げてしまうようになる。こうしたヘッドガスケット50の組付公差が大のときの水路の部分閉塞を抑制するための対策としては、図6に示すように、シリンダブロック頂面の水路の開口部53よりも、ヘッドガスケット50の水穴52を全体的に拡張して形成することが考えられる。このようにすれば、ヘッドガスケット50の組付位置が多少ずれたところで、開口部53が部分的に塞がれないようにはなる。ところが、こうして水穴52の穴径を全体的に拡大してしまえば、ボア穴51と水穴52との間の部分におけるヘッドガスケット50の幅Wがその分狭くなり、ヘッドガスケット50のボア穴間強度は低下してしまうようになる。
本発明は、こうした実状に鑑みてなされたものであって、その解決しようとする課題は、ヘッドガスケットのボア穴間強度の低下を招くことなく、ヘッドガスケットの組付公差が大きいときの水路の部分閉塞を好適に抑制することのできるヘッドガスケット及び多気筒内燃機関を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段、及びその作用効果を記載する。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明では、シリンダヘッドとシリンダブロックとの間に挟み込まれるヘッドガスケットであって、複数のボア穴が形成されるとともに、前記シリンダヘッド及び前記シリンダブロックのそれぞれに形成された水路を互いに連通させる水穴が、隣接する前記ボア穴の間の部分に形成されたヘッドガスケットにおいて、前記水穴は、前記ボア穴の配列中心線から離間する側に対してのみ、前記シリンダブロックの頂面に開口する前記水路の開口部に対して拡張されてなることをその要旨としている。
上記構成では、ヘッドガスケットの隣接したボア穴の間の部分に形成される水穴が、シリンダブロックの頂面に開口する水路の開口部に対して、ボア穴の配列中心線から離間する側に対してのみ拡張されている。こうして水穴を拡張すれば、ヘッドガスケットの組付位置の公差が大きいときの水路の部分閉塞はある程度に抑制されるようになる。しかも、ここでの水穴の拡張は、ボア穴の配列中心線から離間する側に対してのみ行なわれているため、このときのヘッドガスケットのボア穴と水穴との間の部分の幅は、水穴を拡張しない場合と同じ幅に維持されることになる。したがって、上記構成によれば、ヘッドガスケットのボア穴間強度の低下を招くことなく、ヘッドガスケットの組付公差が大きいときの水路の部分閉塞を好適に抑制することができるようになる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のヘッドガスケットにおいて、当該ヘッドガスケットは、金属板にて形成されたメタルヘッドガスケットであることをその要旨としている。このように請求項1に記載のヘッドガスケットは、メタルヘッドガスケットとして実施することができる。
上記課題を解決するため、請求項3に記載の発明では、シリンダヘッドとシリンダブロックとの間にヘッドガスケットが挟み込まれた多気筒内燃機関において、複数のボア穴の形成された前記ヘッドガスケットには、前記シリンダヘッド及び前記シリンダブロックのそれぞれに形成された水路を互いに連通させる水穴がその隣接する前記ボア穴の間の部分に形成されるとともに、前記水穴が、前記ボア穴の配列中心線から離間する側に対してのみ、前記シリンダブロックの頂面に開口する前記水路の開口部に対して拡張されてなることをその要旨としている。
上記構成では、ヘッドガスケットの隣接したボア穴の間の部分に形成される水穴が、シリンダブロックの頂面に開口する水路の開口部に対して、ボア穴の配列中心線から離間する側に対してのみ拡張されている。こうして水穴を拡張すれば、ヘッドガスケットの組付位置の公差が大きいときの水路の部分閉塞はある程度に抑制されるようになる。しかも、ここでの水穴の拡張は、ボア穴の配列中心線から離間する側に対してのみ行なわれているため、このときのヘッドガスケットのボア穴と水穴との間の部分の幅は、水穴を拡張しない場合と同じ幅に維持されることになる。したがって、上記構成によれば、ヘッドガスケットのボア穴間強度の低下を招くことなく、ヘッドガスケットの組付公差が大きいときの水路の部分閉塞を好適に抑制することができるようになる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の多気筒内燃機関において、前記シリンダブロックの水路は、同シリンダブロックの頂面から下方に向うにつれ、前記ボア穴の配列中心線から離間する側に向うように傾斜して形成されてなることをその要旨としている。
上記のようにシリンダブロックの水路が傾斜して形成されていると、その水路の開口部近傍の部分の強度が弱くなってしまうようになる。その点、上記のように、ヘッドガスケットの水穴が、シリンダブロック頂面からの水路の延伸方向に拡張されていれば、強度の弱い水路開口部近傍の直上の部分では、シリンダブロック締結のための締め付けによる面圧が直接印加されないようになり、応力が低減されるようになる。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載の多気筒内燃機関において、前記ヘッドガスケットは、金属板にて形成されたメタルヘッドガスケットであることをその要旨としている。このように請求項3、4に記載の多気筒内燃機関は、メタルヘッドガスケットを採用するものとして実施することができる。
以下、本発明のヘッドガスケット及び多気筒内燃機関を具体化した一実施の形態を、図1〜図4を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態の多気筒内燃機関についてヘッドガスケット10が設置された状態のシリンダブロック11の平面構造を部分的に示したものである。本実施の形態では、シリンダヘッド12(図2参照)とシリンダブロック11との間に挟み込まれるヘッドガスケット10として、金属板にて形成されたメタルヘッドガスケットを採用している。そして同図に示すように、そうしたヘッドガスケット10には、多気筒内燃機関のシリンダ数と同数のボア穴13(同図ではそのうちの2つが表示されている)が形成されている。そして隣接するボア穴13の間の部分には、2つの水穴14が形成されている。これらの水穴14は、シリンダヘッド12及びシリンダブロック11のそれぞれに形成された水路を互いに連通させるために設けられたものとなっている。
図2は、こうした多気筒内燃機関のヘッドガスケット10近傍の断面構造を示している。同図に示すように、シリンダブロック11には、シリンダボアを囲むように形成されたウォータジャケット15が形成されている。またシリンダブロック11のシリンダボアの間の部分には、このウォータジャケット15をシリンダヘッド12に形成された水路に接続するための2本の水路16が形成されている。この水路16は、ヘッドガスケット10に形成された上記水穴14を介してシリンダヘッド12の水路に連通されている。なお、これらの水路16は、シリンダブロック11の頂面11aから下方に向うにつれ、ボア穴13の配列中心線L(図1参照)から離間する側に向うように傾斜して形成されている。すなわち、同図に示されるように、これら2本の水路16は、下方に向うほど間隔が広がるハの字形に形成されている。
さて図3に示すように、本実施の形態のヘッドガスケット10では、その水穴14は、ボア穴13の配列中心線Lから離間する側に対してのみ、シリンダブロック11の頂面11aに開口する上記水路16の開口部17に対して拡張されている。すなわち、ボア穴13の配列中心線Lに近づく側(内側)では、水穴14の外縁は、開口部17の外縁と一致するように形成されているのに対し、ボア穴13の配列中心線Lから離間する側(外側)では、水穴14の外縁は、開口部17の外縁よりも外側となるように形成されている。
こうして拡張された水穴14では、その輪郭が、上記水路16の開口部17の輪郭よりも大きくなっている。そのため、ヘッドガスケット10が多少ずれて組み付けられたとしても、上述したような水路16の部分閉塞は生じないようになる。しかも、そうした水穴14の拡張は、ボア穴13の配列中心線Lから離間する側に対してのみ行なわれているため、水穴14をその全周囲に対して拡張した場合とは異なり、このときのヘッドガスケット10のボア穴13と水穴14との間の部分の幅は、水穴14を拡張しない場合と同じ幅に維持されることになる。そのため、こうしたヘッドガスケット10では、そのボア穴13間の強度低下を招くことなく、ヘッドガスケット10の組付公差が大きいときの水路16の部分閉塞を好適に抑制することができるようになる。
また、こうしたヘッドガスケット10の採用によっては、次のような副次的な効果が得られるようにもなる。次にこれらの副次的な効果について、図4を参照して説明する。なお図4は、上記水穴14の近傍のシリンダブロック11の頂面11aにおける面圧分布を示している。また同図には、水穴14を拡張しなかったときのシリンダブロック11の頂面11aにおける面圧分布が一点鎖線にて併せ示されてもいる。
上記のようにシリンダブロック11の水路16は、傾斜して形成されているため、図4の破線円で示される水路16の開口部17近傍のエッジ部分は、その直上の肉厚が薄く、強度が弱くなってしまっている。その点、上記のように本実施の形態では、ヘッドガスケット10の水穴14が、シリンダブロック11の頂面11aからの水路16の延伸方向に拡張されているため、強度の弱い水路16の開口部17近傍の直上の部分では、シリンダブロック締結のための締め付けによる面圧が直接印加されないようになり、応力が低減されるようになる。
また上記のように水穴14を拡張すれば、その分、ヘッドガスケット10とシリンダブロック11との接地面積が減少するようになり、水穴14を拡張しなかった場合に比して、ボア間部分の面圧が高まるようにもなる。そのため、上記のようなヘッドガスケット10の採用によっては、ボア間のシール性が向上するようにもなる。
以上説明した本実施の形態のヘッドガスケット及び多気筒内燃機関によれば、次の効果を奏することができる。
(1)本実施の形態では、ヘッドガスケット10の隣接したボア穴13の間の部分に形成される2つの水穴14が、シリンダブロック11の頂面11aに開口する水路16の開口部17に対して、ボア穴13の配列中心線Lから離間する側に対してのみ拡張されている。こうして水穴14を拡張すれば、ヘッドガスケット10の組付位置の公差が大きいときの水路16の部分閉塞はある程度に抑制されるようになる。しかも、ここでの水穴14の拡張は、ボア穴13の配列中心線Lから離間する側に対してのみ行なわれているため、このときのヘッドガスケット10のボア穴13と水穴14との間の部分の幅は、水穴14を拡張しない場合と同じ幅に維持されることになる。したがって、本実施の形態によれば、ヘッドガスケット10のボア穴13間の強度低下を招くことなく、ヘッドガスケット10の組付公差が大きいときの水路16の部分閉塞を好適に抑制することができるようになる。
(2)本実施の形態では、シリンダブロック11の水路16は、同シリンダブロック11の頂面11aから下方に向うにつれ、ボア穴13の配列中心線Lから離間する側に向うように傾斜して形成されている。このようにシリンダブロック11の水路16が傾斜して形成されていると、その水路16の開口部17近傍の部分の強度が弱くなってしまうようになる。その点、上記のようにヘッドガスケット10の水穴14が、シリンダブロック11の頂面11aからの水路16の延伸方向に拡張されていれば、強度の弱い水路16の開口部17近傍の直上の部分では、シリンダブロック11を締結するための締め付けによる面圧が直接印加されないようになり、応力が低減されるようになる。
(3)本実施の形態では、ヘッドガスケット10の水穴14が拡張されており、その分、ヘッドガスケット10とシリンダブロック11との接地面積が減少されている。そのため、水穴14を拡張しなかった場合に比してボア間部分の面圧が高まるようになり、ボア間のシール性が向上するようにもなる。
なお上記実施形態は、以下のように変更して実施することもできる。
・上記実施の形態では、シリンダブロック11の頂面11aに開口してヘッドガスケット10に形成された水穴14に連結される水路16が、シリンダブロック11の頂面11aから下方に向うにつれ、ボア穴13の配列中心線Lから離間する側に向うように傾斜して形成されたものとなっていた。もっとも、水路16がこのように傾斜して形成されていないものであっても、上記(1)及び(3)に記載の効果は得ることができる。
・上記実施の形態では、シリンダヘッド12及びシリンダブロック11のそれぞれに形成された水路を互いに連通させる水穴14が、隣接するボア穴13の間の部分に2つ形成されたヘッドガスケット10を説明した。もっとも、そうしたボア穴13の間の部分に1つのみ、或いは3つ以上の水穴の形成されたヘッドガスケット、及びそうしたヘッドガスケットを採用する多気筒内燃機関にも本発明は同様に適用することができる。すなわち、水穴の数に拘わらず、そうした水穴を、ボア穴13の配列中心線Lから離間する側に対してのみ、シリンダブロック11の頂面11aに開口する水路16の開口部17に対して拡張するようにすれば、上記(1)及び(3)に記載の効果が得られるようになる。
・上記実施の形態では、シリンダヘッド12とシリンダブロック11との間に挟み込まれるヘッドガスケット10として、金属板により形成されたメタルガスケットを採用する場合について説明したが、本発明は、それ以外のタイプのヘッドガスケット及びそうしたヘッドガスケットを採用する多気筒内燃機関にも同様に適用することができる。
本発明の一実施形態についてそのヘッドガスケット及びシリンダブロックの平面構造を部分的に示す平面図。 同実施形態の多気筒内燃機関についてそのヘッドガスケット近傍の断面構造を示す断面図。 同実施形態についてそのヘッドガスケット及びシリンダブロックのボア穴間に形成された水穴近傍の平面構造を拡大して示す平面図。 同実施形態の多気筒内燃機関についてヘッドガスケットのボア穴間に形成された水穴近傍のシリンダブロック頂面の面圧分布を示す図。 従来のヘッドガスケットを備える多気筒内燃機関についてヘッドガスケットの組付位置がずれた状態でのボア穴間の水穴近傍の平面構造を示す平面図。 水穴が拡張して形成されたヘッドガスケットについてその水穴近傍の平面構造を示す平面図。
符号の説明
10…ヘッドガスケット、11…シリンダブロック(11a…頂面)、12…シリンダヘッド、13…ボア穴、14…水穴、15…ウォータジャケット、16…水路、17…開口部、50…ヘッドガスケット、51…ボア穴、52…水穴、53…開口部、L…ボア穴13の配列中心線。

Claims (5)

  1. シリンダヘッドとシリンダブロックとの間に挟み込まれるヘッドガスケットであって、複数のボア穴が形成されるとともに、前記シリンダヘッド及び前記シリンダブロックのそれぞれに形成された水路を互いに連通させる水穴が、隣接する前記ボア穴の間の部分に形成されたヘッドガスケットにおいて、
    前記水穴は、前記ボア穴の配列中心線から離間する側に対してのみ、前記シリンダブロックの頂面に開口する前記水路の開口部に対して拡張されてなる
    ことを特徴とするヘッドガスケット。
  2. 当該ヘッドガスケットは、金属板にて形成されたメタルヘッドガスケットである
    請求項1に記載のヘッドガスケット。
  3. シリンダヘッドとシリンダブロックとの間にヘッドガスケットが挟み込まれた多気筒内燃機関において、
    複数のボア穴の形成された前記ヘッドガスケットには、前記シリンダヘッド及び前記シリンダブロックのそれぞれに形成された水路を互いに連通させる水穴がその隣接する前記ボア穴の間の部分に形成されるとともに、
    前記水穴が、前記ボア穴の配列中心線から離間する側に対してのみ、前記シリンダブロックの頂面に開口する前記水路の開口部に対して拡張されてなる
    ことを特徴とする多気筒内燃機関。
  4. 前記シリンダブロックの水路は、同シリンダブロックの頂面から下方に向うにつれ、前記ボア穴の配列中心線から離間する側に向うように傾斜して形成されてなる
    請求項3に記載の多気筒内燃機関。
  5. 前記ヘッドガスケットは、金属板にて形成されたメタルヘッドガスケットである
    請求項3又は4に記載の多気筒内燃機関。
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