JP2009126968A - タイヤ用ゴム組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】氷上摩擦性能を向上させたタイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】ジエン系ゴム100重量部に対して、平均繊維径が15〜100μmである非金属繊維を1〜20重量部、および、突起の長さが非金属繊維の平均繊維径の0.5〜3.1倍である2個以上の突起を有するフィラーを1〜30重量部含有するタイヤ用ゴム組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、タイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤに関する。
氷雪路面走行では、スパイクタイヤが使用されたり、タイヤにチェーンを装着することがなされてきたが、粉塵などの環境問題が発生するため、これにかわる氷雪路面走行用タイヤとして、スタッドレスタイヤが開発された。
氷雪路面は、一般路面にくらべて著しく摩擦係数が低く、滑りやすくなるので、スタッドレスタイヤには、材料面および設計面での工夫がなされている。たとえば、低温特性に優れたジエン系ゴムを配合したゴム組成物が開発されている。また、タイヤ表面の凹凸形態を変えて表面エッジ成分を増やしたり、引っ掻き効果のある無機フィラーを配合する(特許文献1参照)などして、氷雪路面における氷への引っ掻き効果を得ることにより、氷上摩擦性能を向上させる工夫がなされている。
しかしながら、前述のようなスタッドレスタイヤでも、スパイクタイヤに比べて、依然、氷雪路面での摩擦性能は充分といえず、さらなる改善が求められている。
特開平8−217918号公報
本発明は、氷上摩擦性能を向上させたタイヤ用ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤを提供する。
本発明は、ジエン系ゴム100重量部に対して、平均繊維径が15〜100μmである非金属繊維を1〜20重量部、および、突起の長さが非金属繊維の平均繊維径の0.5〜3.1倍である2個以上の突起を有するフィラーを1〜30重量部含有するタイヤ用ゴム組成物に関する。
前記フィラーの突起が4個であることが好ましい。
前記フィラーが酸化亜鉛ウィスカであることが好ましい。
前記非金属繊維の平均繊維径が15〜40μmであることが好ましい。
前記非金属繊維がグラスファイバーであることが好ましい。
また、本発明は前記ゴム組成物からなる空気入りタイヤに関する。
前記空気入りタイヤは、トレッド部から切り出したゴム片のトレッド厚さ方向の複素弾性率E1とタイヤ周方向の複素弾性率E2の比が、式:
1.1 ≦ E1/E2
を満たすことが好ましい。
本発明によれば、特定の非金属繊維および突起の長さが非金属繊維の平均繊維径の0.5〜3.1倍である2個以上の突起を有するフィラーを配合することにより、タイヤの製造工程において特殊な手法(装置)を用いることなしに、氷雪路面での非金属繊維および2個以上の突起を有するフィラーによる引っ掻き効果が得られる。また、氷雪路面での引っ掻き効果に加えて、ゴム表面から突出したミクロ突起の撥水効果により、摩擦係数を高めることができ、氷上摩擦性能に優れたスタッドレスタイヤを得ることができる。さらに、耐摩耗性能を大きく低下させることがない。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、ジエン系ゴム、非金属繊維および2個以上の突起を有するフィラーからなる。
通常、カレンダーロールによって押し出されたゴム中の非金属繊維は、押し出し方向に配向するため、繊維による氷への引っ掻き効果を有効に発現させるためには、その製造方法としてシートを押し出し方向に対して垂直にカットして立てていく方法や、押し出しヘッドをチューブ型にすることによって繊維を押し出し方向に対し垂直な方向に配向させ、そのシートを押し出し方向に平行にカットして、それぞれ90度回転させ再び重ね合わせることにより、トレッドの厚み方向に配向させるなどの特殊な手法(装置)を用いる必要があった。しかしながら、本発明では、特定の寸法の複数の突起を有するフィラーを、特定の寸法の非金属繊維とともにゴムに配合することで、ゴムの押し出し方向に繊維が配向するのを乱すため、タイヤの製造において特殊な手法(装置)を用いることなしに非金属繊維による氷への引っ掻き効果を充分に得ることができる。
また、2個以上の突起を有するフィラーを配合することにより、複数の突起がアンカー効果を示し、走行時の刺激や摩耗による脱落を防ぎ、かつ、ゴム表面からミクロ突起を出現させ、その撥水効果から氷雪路面とタイヤとのあいだにできた水膜を排除させ、氷上摩擦性能を向上させることができる。
本発明のゴム組成物に用いられるジエン系ゴムとしては、任意のジエン系ゴムが用いられ、たとえば、天然ゴム(NR)、ポリイソプレンゴム(IR)、各種ポリブタジエンゴム(BR)、各種スチレン−ブタジエン共重合体ゴム(SBR)、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体ゴム(NBR)、ブチルゴム(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム、ポリクロロプレンゴム(CR)などのジエン系ゴムを単独で、あるいは任意の割合でブレンドして使用することができる。なかでも、低温特性がよい、また低温特性と加工性、耐久性などのバランスが優れるという点でNRおよびBRをゴム成分として用いることが好ましい。
本発明のゴム組成物に用いられる非金属繊維は、路面を傷つける恐れがなく、ゴムと摩耗速度の差が小さく、トレッドと氷雪路面との接地を確保するのに適している。非金属繊維のなかでも、ゴムを混練りする過程で適度な長さに折れて、短くなるグラスファイバーまたはカーボンファイバーが、分散および配向させやすく、複素弾性率の比が適度なゴムが得られやすいので好ましい。
非金属繊維の平均繊維径は、15μm以上であり、好ましくは20μm以上であり、より好ましくは25μm以上であり、さらに好ましくは30μm以上である。平均繊維径が15μm未満では、繊維断面積が小さいことにより、トレッド厚さ方向に配向した繊維がトレッド表面に作り出す接地圧の高い部分を、充分に作り出すことができない。また、非金属繊維の平均繊維径は、100μm以下であり、好ましくは50μm以下、より好ましくは40μm以下であり、さらに好ましくは35μm以下である。非金属繊維の平均繊維径が100μmを超えると、氷雪路面とタイヤとのあいだにできた水膜を押しのける働きが劣るため、粘着、凝着摩擦が充分に働かない。
非金属繊維の平均繊維長は0.1mm以上が好ましく、0.2mm以上がより好ましく、0.4mm以上がさらに好ましい。非金属繊維の平均繊維長が0.1mm未満では、走行により繊維がトレッド面から脱落しやすくなり、水膜を押しのける効果が低下する傾向がある。非金属繊維の平均繊維長は5mm以下が好ましく、3mm以下がより好ましく、2mm以下がさらに好ましい。非金属繊維の平均繊維長が5mmを超えると、繊維を分散させ配向させにくくなり、ゴムの加工性が低下する傾向がある。
非金属繊維の配合量は、ジエン系ゴム100重量部に対して、1重量部以上であり、好ましくは1.5重量部以上、より好ましくは2重量部以上である。非金属繊維の配合量が1重量部未満では、トレッド表面に接地圧を形成する繊維の量が少なくなり、水膜を除去し、氷を引っ掻く効果が充分でなくなる。また、非金属繊維の配合量は、ジエン系ゴム100重量部に対して、20重量部以下であり、好ましくは18重量部以下、より好ましくは15重量部以下である。非金属繊維の配合量が、20重量部をこえると、トレッドブロック剛性が高くなりすぎて、トレッドゴム表面を氷雪路面に追随させることができなくなり、粘着・凝着摩擦が低下する。
本発明のゴム組成物に用いられる2個以上の突起を有するフィラーは、ジエン系ゴムに配合した際、耐摩耗性、耐熱性、熱伝導性などにおいて優れた効果を示す。
前記フィラーは2個以上、好ましくは3個以上、より好ましくは4個の突起を有する。突起がない(球状)、あるいは突起を1個有する(線状)フィラーでは、フィラーがアンカー効果を示すことができず、タイヤ走行などによる刺激や摩耗によってフィラーが脱落する。
2個以上の突起を有するフィラーとしては、酸化亜鉛ウィスカや沖縄県産の星の砂などがあげられる。なかでも、氷よりも硬くアスファルトより柔らかい材料であるという理由から、酸化亜鉛ウィスカを用いることが好ましい。
ここで、フィラーの突起数が2個であるとは、2個の突起を有するフィラーの概略底面図である図1に示すように、隣り合う突起の開き角度θ、つまり1つの突起の先端とそのフィラーの中心(変曲点)を結ぶ直線と隣り合う突起の先端とフィラーの中心(変曲点)を結ぶ直線がなす角度θが、180度未満であることと定義する。突起数が1個のフィラーは、隣り合う突起の開き角度θが180度であり、ファイバーなどの線状のフィラーがこれに該当する。2個の突起を有するフィラーの隣り合う突起の開き角度θは、90度以上が好ましく、100度以上がより好ましい。隣り合う突起の開き角度θが90度未満では、非金属繊維の配向を乱す効果が得られにくい傾向がある。
2個以上の突起を有するフィラーの隣り合う突起の開き角度θは、非金属繊維の配向乱す効果が充分に得られるという点から、90度以上であることが好ましく、100度以上であることがより好ましい。また、2個以上の突起を有するフィラーの隣り合う突起の開き角度θは、180度になると突起の数が1個になるという点から、180度未満であることが好ましく、非金属繊維の配向を乱すという点で130度以下が好ましい。
4個の突起を有するフィラーの概略底面図を図2に示す。この4個の突起を有するフィラーでは、隣り合う突起の開き角度θが90〜130度であることが好ましく、全ての隣合う突起の開き角度θが109.5度であり、それぞれの突起が正四面体の頂点となっていることがより好ましい。4個の突起を有するフィラーにおいて、隣り合う突起の開き角度θが90度未満の場合には、前記フィラーの突起と突起の間に非金属繊維をからますことができず、非金属繊維の配向を乱す効果が得られにくい傾向がある。
ここで前記フィラーの隣り合う突起の開き角度θは、前記フィラーについて顕微鏡写真を撮り、観察した角度をいう。
前記フィラーの突起の長さは、フィラーの中心(変曲点)から突起の先端までの長さであり、突起が4個であるフィラーの概略底面図である図2のLをいう。フィラーの突起の長さは、2個以上の突起を有するフィラーを顕微鏡で観察し、任意のフィラー50個について測定し、突起の長さを測定したフィラー1個あたりの平均の突起の長さを突起の長さとする。
前記フィラーの突起の長さは、7.5μm以上が好ましく、10μm以上がより好ましく、12.5μm以上がさらに好ましい。フィラーの突起の長さが7.5μm未満では、氷雪上での摩擦性能の向上がみられない傾向がある。前記フィラーの突起の長さは、300μm以下が好ましく、150μm以下がより好ましく、120μm以下がさらに好ましい。フィラーの突起の長さが300μmを超えると、耐摩耗性が著しく低下する傾向がある。
前記フィラーの突起の長さは、非金属繊維の平均繊維径の0.5倍以上であり、好ましくは0.6倍以上である。前記フィラーの突起の長さが非金属繊維の平均繊維径の0.5倍未満の場合には、非金属繊維の配向を乱す効果が得られにくい。また、前記フィラーの突起の長さは、非金属繊維の平均繊維径の3.1倍以下であり、好ましくは3.0倍以下であり、より好ましくは2.5倍以下であり、さらに好ましくは2倍以下、特に好ましくは1.5倍以下である。前記フィラーの突起の長さが非金属繊維の平均繊維径の3.1倍を超えると、フィラーの突起が折れてしまうことがある。
本発明において、フィラーの突起の長さが非金属繊維の平均繊維径の0.5〜3.1倍であるとは、フィラーの複数の突起のうち、最も短い突起の長さが非金属繊維の平均繊維径の0.5〜3.1倍であることをいう。
前記フィラーの配合量は、ジエン系ゴム成分100重量部に対して1重量部以上、好ましくは1.5重量部以上、より好ましくは2重量部以上である。フィラーの配合量が、1重量部未満では、氷雪路面での氷上摩擦性能の向上がみられにくい。また、フィラーの配合量は、ジエン系ゴム100重量部に対して30重量部以下、好ましくは25重量部以下、より好ましくは10重量部以下である。フィラーの配合量が30重量部をこえると、耐摩耗性が低下する。
なお、前記フィラーは、フィラーとジエン系ゴムとの接着力を向上させるために、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリスチレン(PS)、ポリウレタン(PU)、ポリビニルアルコール(PVA)、シランカップリング剤、シリル化剤などで表面処理してもよい。
また、本発明のタイヤ用ゴム組成物は、さらに2個以上の突起を有するフィラー以外の補強剤を配合することができる。補強剤としては、カーボンブラックや、シリカおよび/または一般式(1)で表わされる無機充填剤があげられる。
mM・xSiOy・zH2O (1)
(Mは、アルミニウム、マグネシウム、チタン、カルシウムおよびジルコニウムからなる群から選ばれる金属、これら金属の酸化物および水酸化物およびそれらの水和物、およびこれらの金属の炭酸塩から選ばれる少なくとも1種であり、m、x、yおよびzは定数)
カーボンブラックの配合量は、ジエン系ゴム100重量部に対して5重量部以上が好ましく、10重量部以上がより好ましく、15重量部以上がさらに好ましい。カーボンブラックの配合量が5重量部未満では、充分な補強性が得られず耐摩耗性が劣る傾向がある。カーボンブラックの配合量は、ジエン系ゴム100重量部に対して、150重量部以下であることが好ましく、100重量部以下であることがより好ましく、70重量部以下であることがさらに好ましい。カーボンブラックの配合量が150重量部をこえると、加工性が低下し、硬度が高くなることから氷上摩擦性能が低下する傾向がある。
無機充填剤の配合量は、ジエン系ゴム100重量部に対して、5重量部以上が好ましく、10重量部以上がより好ましく、15重量部以上がさらに好ましい。無機充填剤の配合量が5重量部未満では、充分な補強性が得られず、耐摩耗性が劣る傾向がある。また、無機充填剤の配合量は、ジエン系ゴム100重量部に対して150重量部以下であることが好ましく、100重量部以下であることがより好ましく、70重量部以下がさらに好ましい。無機充填剤の配合量が150重量部をこえると、加工性が低下する傾向がある。
シリカを配合する場合、シランカップリング剤を併用することが好ましい。シランカップリング剤の配合量は、シリカ100重量部に対して1重量部以上であることが好ましく、2重量部以上であることがより好ましく、4重量部以上がさらに好ましい。シランカップリング剤の配合量が1重量部未満では、未加硫ゴム組成物の粘度が高くなる傾向がある。また、シランカップリング剤の配合量は、シリカ100重量部に対して20重量部以下が好ましく、15重量部以下がより好ましく、10重量部以下がさらに好ましい。シランカップリング剤の配合量が20重量部をこえると、配合量に対してシランカップリング剤を配合した効果がないうえ、コストがかかる傾向がある。
本発明のタイヤ用ゴム組成物には、前記ジエン系ゴム、非金属繊維およびフィラー、補強剤(充填剤)、カップリング剤のほかに、加硫剤(架橋剤)、加硫促進剤(架橋促進剤)、各種オイル、老化防止剤、可塑剤などのタイヤ用または一般のゴム組成物用に配合される各種配合剤および添加剤を配合することができる。また、これらの配合剤、添加剤の配合量も一般的な量とすることができる。
本発明の空気入りタイヤは、本発明のゴム組成物を用いて通常の方法で製造される。すなわち、必要に応じて前記添加剤を配合した本発明のゴム組成物を、未加硫の段階でタイヤの各部材の形状にあわせて押出し加工し、タイヤ成型機上にて通常の方法で成形することにより、未加硫タイヤを形成する。この未加硫タイヤを加硫機中で加熱加圧することにより空気入りタイヤを得る。空気入りタイヤとしては、氷雪路面における性能を特に発揮することができることからスタッドレスタイヤとすることが好ましい。
本発明の空気入りタイヤは、氷上摩擦性能に優れるという理由から、本発明のタイヤ用ゴム組成物をトレッド部に用いることが好ましい。本発明のタイヤ用ゴム組成物をトレッドに形成する方法としては、通常のカレンダーロールによる押出し加工を用いることができるが、特開2001−39104号公報にもあるようにカレンダーロールによって繊維を分散させたゴム組成物を圧延加工し、得られたゴムシートを折りたたむなどの方法により、非金属繊維をトレッド厚さ方向に配向させることが好ましい。
具体的には、タイヤのトレッド部から切り出したゴム片のトレッド厚さ方向の複素弾性率E1とタイヤ周方向の複素弾性率E2の比が、下記式を満足することが好ましい。
1.1 ≦ E1/E2
E1/E2は1.1以上であることが好ましく、1.2以上であることがより好ましい。E1/E2が1.1未満では、接地面に対し接地圧の高い部分を充分に形成できない。その結果、タイヤと氷雪路面のあいだにできた水膜を除去する効果が小さくなり、粘着・凝着摩擦、引っ掻き、掘り起こし摩擦は改善されない。また、E1/E2は4以下であることが好ましく、3.5以下であることがより好ましい。E1/E2が4をこえる場合には、タイヤのトレッドブロックの剛性が高くなりすぎて、トレッドゴム表面を氷雪路面に追随させることができなくなり、粘着・凝着摩擦が低下する傾向がある。
以下、実施例にもとづいて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらのみに制限されるものではない。
実験例で使用した原料を以下にまとめて示す。
天然ゴム:テックビーハング社製のRSS#3
ポリブタジエンゴム:宇部興産(株)製のUBEPOL−BR150B
カーボンブラック:キャボットジャパン(株)製のショウワブラックN220
シリカ:デグッサ社製のウルトラジルVN3
シランカップリング剤:デグッサ社製のSi69(ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド)
オイル:出光興産(株)製のダイアナプロセスオイルPS32
ワックス:大内新興化学工業(株)製のサンノックワックス
老化防止剤:大内新興化学工業(株)製のノクラック6C(N−1,3−ジメチルブチル−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン)
ステアリン酸:日本油脂(株)製のステアリン酸
亜鉛華:三井金属鉱業(株)製の亜鉛華1号
酸化亜鉛ウィスカ(1):(株)アムテック製のパナテトラ試作品(テトラポット形状酸化亜鉛、突起の数:4個、平均の突起の長さ(平均針状繊維長):30.3μm、隣り合う突起の開き角度θ:109.5度)
酸化亜鉛ウィスカ(2):(株)アムテック製のパナテトラWZ−0501(テトラポット形状酸化亜鉛、突起の数:4個、平均の突起の長さ(平均針状繊維長):10.9μm、隣り合う突起の開き角度θ:109.5度)
酸化亜鉛ウィスカ(3):(株)アムテック製のパナテトラ試作品(テトラポット形状酸化亜鉛、突起の数:4個、平均の突起の長さ(平均針状繊維長):16μm、隣り合う突起の開き角度θ:109.5度)
酸化亜鉛ウィスカ(4):(株)アムテック製のパナテトラ試作品(テトラポット形状酸化亜鉛、突起の数:4個、平均の突起の長さ(平均針状繊維長):16.5μm、隣り合う突起の開き角度θ:109.5度)
酸化亜鉛ウィスカ(5):(株)アムテック製のパナテトラ試作品(テトラポット形状酸化亜鉛、突起の数:4個、平均の突起の長さ(平均針状繊維長):20μm、隣り合う突起の開き角度θ:109.5度)
酸化亜鉛ウィスカ(6):(株)アムテック製のパナテトラ試作品(テトラポット形状酸化亜鉛、突起の数:4個、平均の突起の長さ(平均針状繊維長):33μm、隣り合う突起の開き角度θ:109.5度)
酸化亜鉛ウィスカ(7):(株)アムテック製のパナテトラ試作品(テトラポット形状酸化亜鉛、突起の数:4個、平均の突起の長さ(平均針状繊維長):50μm、隣り合う突起の開き角度θ:109.5度)
酸化亜鉛ウィスカ(8):(株)アムテック製のパナテトラ試作品(テトラポット形状酸化亜鉛、突起の数:4個、平均の突起の長さ(平均針状繊維長):100μm、隣り合う突起の開き角度θ:109.5度)
グラスファイバー(1):エヌエスジー・ヴェトロテックス(株)製のマイクロチョップドストランド(平均繊維径:33μm、カット長さ(平均繊維長):3mm)
グラスファイバー(2):エヌエスジー・ヴェトロテックス(株)製のマイクロチョップドストランド(平均繊維径:11μm、カット長さ(平均繊維長):3mm)
グラスファイバー(3):エヌエスジー・ヴェトロテックス(株)製の試作品(平均繊維径:101μm、カット長さ(平均繊維長):3mm)
グラスファイバー(4):エヌエスジー・ヴェトロテックス(株)製の試作品(平均繊維径:50μm、カット長さ(平均繊維長):3mm)
硫黄:鶴見化学工業(株)製の粉末硫黄
加硫促進剤:大内新興化学工業(株)製のノクセラーCZ(N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド)
実験例1−1〜3−4
表1に示す硫黄、加硫促進剤を除く配合成分および表2〜4に示すグラスファイバーおよび酸化亜鉛ウィスカを、1.7リットルの密閉型バンバリーミキサーを用いて3〜5分間混練りし、温度が150℃以上に達した時点で配合ゴムを排出し、ベース練りゴムとした。ベース練りゴムと硫黄および加硫促進剤をオープンロールで混練りし、加硫することによってゴム組成物を得た。
得られたゴム組成物を、通常用いられる方法でカレンダーロールによってトレッド形状に押し出しすることにより、トレッドを形成し、195/65R15サイズのタイヤを作製した。得られたタイヤについて、以下の試験を実施した。
Figure 2009126968
(複素弾性率)
タイヤトレッド部から、厚さ1.0mm、幅4mm、長さ5mmの形状のゴム片を切り出し、測定サンプルとした。所定の測定条件(温度25℃、測定周波数10Hz、初期歪み10%、動歪み1%)で、(株)岩本製作所製の粘弾性スペクトロメーターを用いて、トレッド厚さ方向および周方向の複素弾性率(E1およびE2)を測定した。
(氷上摩擦性能)
実験例1〜3の空気入りタイヤを、テスト車両(国産2000ccのFR車)に装着し、氷板上で時速30kmからの制動停止距離を測定し、実験例1−1の空気入りタイヤを基準として、下記式から計算した。
(氷上制動性能指数)=(実験例1−1の制動停止距離)
÷(各配合の制動停止距離)×100
指数が大きいほど、氷上制動性能は良好である。なお、テスト実施前にタイヤの表面のならし走行を、おのおの100km実施した。
(耐摩耗性)
JIS K6264−2に準拠し、(株)岩本製作所製の改良ランボーン摩耗試験機を用い、試験片の表面速度40m/分、スリップ率20%、付加力15N、打粉剤落下量毎分20gの条件で、ゴムの耐摩耗性を評価した。摩耗抵抗指数を、実験例1−1の試験片の摩耗量を基準として指数で算出した。指数が大きいほど、耐摩耗性が良好である。
(摩耗抵抗指数)=(各配合のゴムの摩耗量)
÷(実験例1−1のゴムの摩耗量)×100
評価結果を表2〜4に示す。
Figure 2009126968
実験例1−1は、酸化亜鉛ウィスカおよびグラスファイバーを含んでいるが、2個以上の突起を有するフィラーの突起の長さが非金属繊維の繊維径の0.5倍未満である本発明の比較例であり、氷上摩擦性能および耐摩耗性の評価の基準とした空気入りタイヤである。酸化亜鉛ウィスカおよびグラスファイバーを特定量配合し、かつ酸化亜鉛ウィスカの突起の長さがグラスファイバーの平均繊維径の0.5〜3.1倍である本発明の実施例である実験例1−4〜1−8の空気入りタイヤは、酸化亜鉛ウィスカおよびグラスファイバーを含まない実験例1−2およびグラスファイバーのみを含む実験例1−3の空気入りタイヤに比べて氷上摩擦性能が向上している。
Figure 2009126968
酸化亜鉛ウィスカの突起の長さがグラスファイバーの平均繊維径の0.5〜3.1倍であり本発明の実施例である実験例2−2〜2−6の空気入りタイヤは、評価の基準とした実験例1−1および酸化亜鉛ウィスカの突起の長さがグラスファイバーの平均繊維径の0.5倍未満であり、本発明の比較例である実験例2−1に比べて氷上性能が向上していた。
Figure 2009126968
酸化亜鉛ウィスカの突起の長さは、グラスファイバーの平均繊維径の0.5〜3.1倍であるが、グラスファイバーの平均繊維径が本発明の下限値未満であり、本発明の比較例である実験例3−1〜3−2では氷上摩擦性能は向上するが、耐摩耗性が低下する。同様に、酸化亜鉛ウィスカの突起の長さは、グラスファイバーの平均繊維径の0.5〜3.1倍であるが、グラスファイバーの平均繊維径が本発明の上限値を超える本発明の比較例である、実験例3−3は、耐摩耗性は維持されるが、氷上摩擦性能が低下する。
本発明において配合する2個の突起を有するフィラーの概略底面図である。 本発明において配合する4個の突起を有するフィラーの概略底面図である。
符号の説明
1 2個以上の突起を有するフィラー
2 突起
θ 隣り合う突起の開き角度
L 突起の長さ

Claims (7)

  1. ジエン系ゴム100重量部に対して、平均繊維径が15〜100μmである非金属繊維を1〜20重量部、および、突起の長さが非金属繊維の平均繊維径の0.5〜3.1倍である2個以上の突起を有するフィラーを1〜30重量部含有するタイヤ用ゴム組成物。
  2. 前記フィラーが4個の突起を有している請求項1記載のタイヤ用ゴム組成物。
  3. 前記フィラーが酸化亜鉛ウィスカである請求項1または2記載のタイヤ用ゴム組成物。
  4. 前記非金属繊維の平均繊維径が15〜40μmである請求項1〜3のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
  5. 前記非金属繊維がグラスファイバーである請求項1〜4のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物からなる空気入りタイヤ。
  7. トレッド部から切り出したゴム片のトレッド厚さ方向の複素弾性率E1とタイヤ周方向の複素弾性率E2の比が、式:
    1.1 ≦ E1/E2
    を満足する請求項6記載の空気入りタイヤ。
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