JP2008007678A - キャップトレッド用ゴム組成物およびそれを用いたキャップトレッドを有する空気入りタイヤ - Google Patents

キャップトレッド用ゴム組成物およびそれを用いたキャップトレッドを有する空気入りタイヤ Download PDF

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Abstract

【課題】耐摩耗性を低下させることなく、氷雪上性能を向上させることができるキャップトレッド用ゴム組成物およびそれを用いたキャップトレッドを有する空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】天然ゴム、イソプレンゴム、スチレンブタジエンゴムおよびブタジエンゴムからなる群から選ばれる少なくとも1種のジエン系ゴム100重量部に対して、ヨウ素吸着量が100〜300mg/gであるカーボンブラックを5〜200重量部、および竹繊維を0.5〜22重量部含有し、該竹繊維100重量部に対して、シランカップリング剤を1〜20重量部含有するキャップトレッド用ゴム組成物ならびにそれを用いたキャップトレッドを有するタイヤ。
【選択図】なし

Description

本発明は、キャップトレッド用ゴム組成物およびそれを用いたキャップトレッドを有する空気入りタイヤに関する。
従来、氷雪路面走行用としてスパイクタイヤの使用やタイヤへのチェーンの装着がなされてきたが、これらを使用すると、道路表面がスパイクタイヤの金属製のピンやタイヤに巻いたチェーンにより削られ、削られた路面材料が空中に舞う粉塵問題などの問題が発生するため、スパイクタイヤに代わる氷雪路面走行用タイヤとしてスタッドレスタイヤが提案されている。
通常のタイヤでは、一般路面にくらべ氷雪路面で著しく摩擦係数が低下し滑りやすくなるので、スタッドレスタイヤは、材料面および設計面での工夫がされている。たとえば、低温特性に優れたジエン系ゴムを配合したゴム組成物の開発や、タイヤ表面の凹凸を変え表面エッジ成分を増す工夫や、引っ掻き効果のある無機フィラーや繊維を配合することが行われてきた。
しかしながら、上述の技術を用いても、スタッドレスタイヤはスパイクタイヤにくらべると氷雪路面における摩擦性能が劣るという問題があった。
特許文献1では、ゴム成分、ガラス繊維および補強剤に加え、ガラス繊維より柔らかく、かつ、所定の平均粒子径を有する無機粉体を所定量含有させることにより、ゴムの硬度を高めることなく、補強剤の分散性を維持して氷上性能および耐摩耗性能を向上させたタイヤ用トレッドゴム組成物が開示されているが、氷上性能については改善の余地がある。
特開2002−30183号公報
本発明は、耐摩耗性を低下させることなく、氷雪上性能を向上させることができるキャップトレッド用ゴム組成物およびそれを用いたキャップトレッドを有する空気入りタイヤを提供することを目的としている。
本発明は、天然ゴム、イソプレンゴム、スチレンブタジエンゴムおよびブタジエンゴムからなる群から選ばれる少なくとも1種のジエン系ゴム100重量部に対して、ヨウ素吸着量が100〜300mg/gであるカーボンブラックを5〜200重量部、および竹繊維を0.5〜22重量部含有し、該竹繊維100重量部に対して、シランカップリング剤を1〜20重量部含有するキャップトレッド用ゴム組成物に関する。
また、本発明は、前記キャップトレッド用ゴム組成物を用いたキャップトレッドを有する空気入りタイヤに関する。
本発明によれば、所定のゴム成分、所定のカーボンブラック、竹繊維およびシランカップリング剤を所定量含有することで、耐摩耗性を低下させることなく、氷雪上性能を向上させることができるキャップトレッド用ゴム組成物ならびにそれを用いたキャップトレッドを有する空気入りタイヤを提供することができる。
本発明のキャップトレッド用ゴム組成物は、ジエン系ゴム成分、カーボンブラック、竹繊維およびシランカップリング剤を含む。
前記ジエン系ゴム成分としては、スタッドレスタイヤのトレッドには、優れた低温特性が必要とされるという理由から、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)およびブタジエンゴム(BR)からなる群から選ばれる少なくとも1種のジエン系ゴムを使用する。なかでも、柔らかいスタッドレスタイヤのトレッドにおいても、一定の補強性を保つことができるという理由から、NRおよび/またはBRが好ましく、NRおよびBRがより好ましい。
NRを用いる場合、ジエン系ゴム成分中のNRの含有率は10重量%以上が好ましく、20重量%以上がより好ましい。NRの含有率が10重量%未満では、加工性が悪化する傾向がある。また、NRの含有率は90重量%以下が好ましく、80重量%以下がより好ましい。NRの含有率が90重量%をこえると、スタッドレスタイヤのトレッドに必要な低温特性を保つことができず、スノー性能が大幅に悪化する傾向がある。
BRとしては、通常ゴム工業で使用される1,4−シスBR、1,4−トランスBRなどを使用することができる。
BRを用いる場合、ジエン系ゴム成分中のBRの含有率は10重量%以上が好ましく、20重量%以上がより好ましい。BRの含有率が10重量%未満では、スタッドレスタイヤのトレッドに必要な低温特性を保つことができず、スノー性能が大幅に悪化する傾向がある。また、BRの含有率は90重量%以下が好ましく、80重量%以下がより好ましい。BRの含有率が90重量%をこえると、加工性が悪化する傾向がある。
ジエン系ゴム成分としては、NR、IR、SBRおよびBR以外にも、通常ゴム工業で使用されるジエン系ゴム、たとえば、ブチルゴム(IIR)、クロロプレンゴム(CR)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、スチレンイソプレンブタジエンゴム(SIBR)などがあげられるが、加工性が悪化するという理由から、NR、IR、SBRおよびBR以外のジエン系ゴムを用いないことが好ましい。
カーボンブラックのヨウ素吸着量(IA)は100mg/g以上、好ましくは110mg/g以上である。カーボンブラックのIAが100mg/g未満では、補強性が低下する。また、カーボンブラックのIAは300mg/g以下、好ましくは250mg/g以下である。カーボンブラックのIAが300mg/gをこえると、低発熱性および耐久性が低下し、加工性が悪化する。
カーボンブラックの含有量は、ジエン系ゴム成分100重量部に対して5重量部以上、好ましくは10重量部以上である。カーボンブラックの含有量が5重量部未満では、補強効果が低下する。また、カーボンブラックの含有量は200重量部以下、好ましくは100重量部以下である。カーボンブラックの含有量が200重量部をこえると、加工性が悪化する。
繊維としては、竹繊維以外にも、紙繊維、グラスファイバー、カーボンファイバー、セルロース繊維、合成繊維などがあげられるが、地球環境に配慮し、将来の石油の供給量の減少に備え、かつ、天然繊維でありながら優れた剛直性を有するという理由から、竹繊維を用いる。
前記竹繊維は、制動および発進の効果を最大限に発揮させるという理由から、トレッドの厚さ方向に配向させることが好ましい。
竹繊維としては、とくに限定されないが、天然の竹から得られるものなどがある。
混練り後の竹繊維の平均繊維径は10μm以上が好ましく、15μm以上がより好ましい。混練り後の竹繊維の平均繊維径が10μm未満では、耐屈曲性能が低下し、氷雪掘り起こしの効果が低下する傾向がある。また、混練り後の竹繊維の平均繊維径は100μm以下が好ましく、70μm以下がより好ましい。混練り後の竹繊維の平均繊維径が100μmをこえると、ゴムと氷表面との接触面積が減少するため、氷上摩擦性能が低下する傾向がある。さらに、分散不良をひきおこし、耐摩耗性が低下する傾向もある。
混練り後の竹繊維の平均繊維長は0.1mm以上が好ましく、0.2mm以上がより好ましい。混練り後の竹繊維の平均繊維長が0.1mm未満では、トレッド表面から竹繊維が脱落してしまい、氷雪上性能が低下する傾向がある。また、混練り後の竹繊維の平均繊維長は2mm以下であることが好ましく、1.5mm以下であることがより好ましい。混練り後の竹繊維の平均繊維長が2mmをこえると、工程中での作業性が悪化する(ハンドリングが困難になる)傾向がある。
混練り後の竹繊維の平均繊維径に対する平均繊維長の比(平均アスペクト比、(平均繊維長)/(平均繊維径))は20以上が好ましく、30以上がより好ましい。混練り後の竹繊維の平均アスペクト比が20未満では、トレッド表面から竹繊維が脱落してしまい、氷雪上性能が低下する傾向がある。また、混練り後の竹繊維の平均アスペクト比は50以下が好ましく、40以下であることがより好ましい。混練り後の竹繊維の平均アスペクト比が50をこえるものは、ほとんどない。なお、一般に、竹繊維を配合して混練りした場合、竹繊維の平均アスペクト比は30〜40の範囲内になる。
竹繊維の含有量は、ジエン系ゴム100重量部に対して0.5重量部以上、好ましくは2重量部以上である。竹繊維の含有量が0.5重量部未満では、繊維による氷雪掘り起こしの効果が低下し、氷雪上性能が低下する。また、竹繊維の含有量は22重量部以下、好ましくは20重量部以下である。竹繊維の含有量が22重量部をこえると、耐摩耗性が低下する。
シランカップリング剤としては、従来からゴム組成物中に配合されるものであればとくに制限されるわけではないが、たとえば、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(4−トリエトキシシリルブチル)テトラスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、ビス(2−トリメトキシシリルエチル)テトラスルフィド、ビス(4−トリメトキシシリルブチル)テトラスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)トリスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)トリスルフィド、ビス(4−トリエトキシシリルブチル)トリスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)トリスルフィド、ビス(2−トリメトキシシリルエチル)トリスルフィド、ビス(4−トリメトキシシリルブチル)トリスルフィド、ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(2−トリエトキシシリルエチル)ジスルフィド、ビス(4−トリエトキシシリルブチル)ジスルフィド、ビス(3−トリメトキシシリルプロピル)ジスルフィド、ビス(2−トリメトキシシリルエチル)ジスルフィド、ビス(4−トリメトキシシリルブチル)ジスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、2−トリエトキシシリルエチル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、2−トリメトキシシリルエチル−N,N−ジメチルチオカルバモイルテトラスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピルベンゾチアゾリルテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピルベンゾチアゾールテトラスルフィド、3−トリエトキシシリルプロピルメタクリレートモノスルフィド、3−トリメトキシシリルプロピルメタクリレートモノスルフィドなどのスルフィド系、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、2−メルカプトエチルトリメトキシシラン、2−メルカプトエチルトリエトキシシランなどのメルカプト系、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシランなどのビニル系、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリエトキシシラン、3−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシランなどのアミノ系、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシランなどのグリシドキシ系、3−ニトロプロピルトリメトキシシラン、3−ニトロプロピルトリエトキシシランなどのニトロ系、3−クロロプロピルトリメトキシシラン、3−クロロプロピルトリエトキシシラン、2−クロロエチルトリメトキシシラン、2−クロロエチルトリエトキシシランなどのクロロ系などがあげられる。
シランカップリング剤の含有量は、竹繊維100重量部に対して1重量部以上、好ましくは2重量部以上である。シランカップリング剤の含有量が1重量部未満では、シランカップリング剤を配合することによる効果がみられず、耐摩耗性が低下する。また、シランカップリング剤の含有量は20重量部以下、好ましくは15重量部以下である。シランカップリング剤の含有量が20重量部をこえると、コストが増大する割にはシランカップリング剤を増量することによる効果が得られず、補強性および耐摩耗性が低下する。
本発明では、所定のゴム成分、所定のカーボンブラック、竹繊維およびシランカップリング剤を所定量含有することで、氷上グリップ性能を向上させることができる。
本発明のキャップトレッド用ゴム組成物には、前記ゴム成分、カーボンブラック、竹繊維およびシランカップリング剤以外にも、従来ゴム工業に使用される配合剤、たとえば、シリカなどのカーボンブラック以外の充填剤、各種オイル、ワックスなどの軟化剤、各種老化防止剤、ステアリン酸、酸化亜鉛、硫黄などの加硫剤、各種加硫促進剤などを、必要に応じて適宜配合することができる。
本発明の空気入りタイヤは、本発明のキャップトレッド用ゴム組成物を用いて、通常の方法により製造することができる。すなわち、必要に応じて前記配合剤を配合した本発明のキャップトレッド用ゴム組成物を、未加硫の段階でタイヤのキャップトレッドの形状にあわせて押出し加工し、タイヤの他の部材とともに、タイヤ成型機上にて通常の方法で成形することにより、未加硫タイヤを成形する。この未加硫タイヤを加硫機中で加熱加圧することにより本発明の空気入りタイヤを得る。
このようにして得られた本発明の空気入りタイヤは、氷上性能の向上が期待できるという理由から、スタッドレスタイヤとすることが好ましい。
実施例に基づいて本発明を詳細に説明するが、本発明は、これらの実施例のみに限定されるものではない。
次に、実施例および比較例で使用した薬品について説明する。
天然ゴム(NR):RSS#3
ブタジエンゴム(BR):宇部興産(株)製のUBEPOL−BR150B
カーボンブラック:キャボットジャパン(株)製のショウブラックN220(IA:121mg/g)
竹繊維:試作品(天然の竹を粉砕して作成、平均繊維径:30μm、平均繊維長:3mm、平均アスペクト比:100)
オイル:出光興産(株)製のダイアナプロセスオイルPS323
ワックス:大内新興化学工業(株)製のサンノックワックス
老化防止剤:大内新興化学工業(株)製のノクラック6C(N−1,3−ジメチルブチル−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン)
ステアリン酸:日本油脂(株)製
亜鉛華:三井金属鉱業(株)製の亜鉛華1号
シランカップリング剤:デグッサ社製のSi69(ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド)
硫黄:鶴見化学工業(株)製の粉末硫黄
加硫促進剤(1):大内新興化学工業(株)製のノクセラーCZ(N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド)
加硫促進剤(2):大内新興化学工業(株)製のノクセラーD(ジフェニルグアニジン)
実施例1〜3および比較例1〜3
表1に示す配合処方にしたがって、まず、硫黄および加硫促進剤を除く配合剤を、容量1.7Lの密閉型バンバリーミキサーを用いて、温度が150℃に達するまで3〜5分間混練りし、混練り物を得た。得られた混練り物に硫黄および加硫促進剤を添加し、オープンロールを用いて、70℃の条件下で2分間混練りし、未加硫ゴム組成物を得た。さらに、得られた未加硫ゴム組成物を所定のサイズに成形し、170℃の条件下で12分間プレス加硫することで、実施例1〜3および比較例1〜3の加硫ゴム試験片を得た。
<氷上摩擦性能>
−5℃に温度制御された恒温室内に設置された−2℃の氷面上に、前記加硫ゴム試験片を2kg/cm2で押しつけ、20km/hで滑らせるときの摩擦係数(氷上摩擦係数)を測定し、比較例1の氷上摩擦性能指数を100とし、下記計算式により、各配合の氷上摩擦係数を指数表示した。氷上摩擦性能指数が大きいほど、氷上摩擦性能が高く、氷上性能にすぐれることを示す。
(氷上摩擦性能指数)=(各配合の氷上摩擦係数)
÷(比較例1の氷上摩擦係数)×100
<耐摩耗性>
前記未加硫ゴム組成物を、通常用いられる方法でカレンダーロールによってキャップトレッドの形状に成形し、他のタイヤ部材と貼り合わせて、170℃の条件下で12分間プレス加硫することにより、スタッドレスタイヤ(タイヤサイズ:195/65R15)を製造した。
国産FF車に、上記タイヤを装着させ、乾燥アスファルトの一般道路を8000km走行させ、タイヤのトレッド部の溝の深さを測定した。さらに、測定した溝の深さから、トレッド部の溝の深さが1mm減少するのに要する走行距離を算出し、比較例1の耐摩耗性指数を100とし、下記計算式により、各配合の走行距離を指数表示した。耐摩耗性指数が大きいほど、耐摩耗性に優れていることを示す。
(耐摩耗性指数)=(各配合の走行距離)÷(比較例1の走行距離)×100
上記評価結果を表1に示す。
Figure 2008007678

Claims (2)

  1. 天然ゴム、イソプレンゴム、スチレンブタジエンゴムおよびブタジエンゴムからなる群から選ばれる少なくとも1種のジエン系ゴム100重量部に対して、
    ヨウ素吸着量が100〜300mg/gであるカーボンブラックを5〜200重量部、および
    竹繊維を0.5〜22重量部含有し、
    該竹繊維100重量部に対して、シランカップリング剤を1〜20重量部含有するキャップトレッド用ゴム組成物。
  2. 請求項1記載のキャップトレッド用ゴム組成物を用いたキャップトレッドを有する空気入りタイヤ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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