JP2009126031A - インクジェット方式画像形成装置のインク吐出方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】隣接するノズル同士が同時に吐出する印刷密度が高い状況下で発生しやすいメニスカスの位置の変動による画像不良を防ぐことのできるインク吐出方法およびインクジェット方式画像形成装置の提供。
【解決手段】インクのメニスカスが形成されたノズルのインク吐出口から記録媒体にインクを吐出して画像を形成するインクジェット方式画像形成装置において、ノズル内におけるインクのメニスカスの位置を画像データに基づいて変更する。
【選択図】図12
【解決手段】インクのメニスカスが形成されたノズルのインク吐出口から記録媒体にインクを吐出して画像を形成するインクジェット方式画像形成装置において、ノズル内におけるインクのメニスカスの位置を画像データに基づいて変更する。
【選択図】図12
Description
本発明は、インクジェット方式画像形成装置のインク吐出口から記録媒体にインク滴を吐出するインク吐出方法に関する。
印刷ヘッドに形成された複数のノズルのインク吐出口(ノズルの出口)から記録媒体にインク(インク滴)を吐出して画像を形成するインクジェット方式画像形成装置(インクジェットプリンタ)が広く使用されている。ノズルのインク吐出口からインク滴を吐出させる技術として、駆動パルスに応じた熱エネルギをノズル内のインクに供給して膜沸騰による気泡を形成させ、この気泡によってノズルからインク滴を吐出させる技術が知られている。形成する画像に応じた多数のインク滴が複数のノズルから記録媒体に吐出されることにより記録媒体上に画像が形成される。
上記の技術を採用したインクジェットプリンタのなかには、画像記録速度(画像形成速度)を向上させるために、インク吐出口及びインク流路等からなるノズルを複数集積したマルチノズルヘッドを記録媒体の搬送方向に直交させて多数配列させたラインヘッドを有し、記録媒体の搬送に合わせて複数のノズルのインク吐出口からインクを吐出させるタイプのもの(ラインプリンタ)がある。
画像形成装置には、一般に、高画像品位で高解像度の画像を高速で形成することが求められるが、上記のラインプリンタをはじめとするインクジェットプリンタを使用することによりこれらの要求を満足させることができる。また、インクジェットプリンタは、画像形成時(画像記録時)に印刷ヘッド(記録ヘッド)と記録媒体とが非接触であるので、非常に安定した画像記録を行うことができるという利点も有している。
上記のようなインクジェット方式画像形成装置では、印刷ヘッドからのインク吐出動作を安定化させるために、印刷ヘッド内を一定の負圧に維持する(印刷ヘッド内のインクに作用する圧力を一定の負圧に保つ)ことが重要である。このため、一般的には、印刷ヘッドにインクを供給するインク供給系中に負圧発生手段を備え、その負圧発生手段によって負圧を付与したインクを印刷ヘッドに供給している。
このような負圧発生手段として、インクタンク内に収容したスポンジ状のインク吸収体の毛管作用を利用して負圧を発生する構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、他の負圧発生手段として、可撓性のインクバッグと弓形ばねとを備えた構成も知られている(例えば、特許文献2参照。)。さらに、他の負圧発生手段として、印刷ヘッドよりも下方にインクタンクを配置しておき、水頭差を利用してインクに負圧を付与する構成も知られている(例えば、特許文献3参照。)。
上記のような負圧発生手段によって一定の負圧が付与されたインクは、印刷ヘッドからのインク吐出に伴って上昇する印刷ヘッド内の負圧との差圧によって、インクタンクから印刷ヘッド内に引き込まれるように供給される。この結果、印刷ヘッド内が一定の負圧に保たれることになる。上記のように印刷ヘッド内のインクを一定の負圧に維持した場合、ノズル内にインクのメニスカスが形成される。印刷ヘッド内のインクには一定の負圧が作用しているので、インクのメニスカスが形成される位置は一定となる。
ところで、ノズルからインク滴を吐出させる場合、ノズル内にある発熱体の温度上昇・降下によるインクの発泡、消泡によって吐出口から記録媒体方向にインク滴を吐出するための力がインクにかかる。しかしながら、この時、吐出口とは逆方向にもインクの発泡・消泡による力がかかる。そして、この力が、吐出したノズルに隣接するノズルまで影響し、インクのメニスカス位置を変化させる。また、この状況下で吐出したノズルに隣接するノズルのインクのメニスカス位置が、ノズルの開口部分より外側にきた場合、インクのメニスカスは、ノズルの開口部ではなく、インク吐出口形成面上に形成する。この状態で、ノズルからインクを吐出させると、形成しているインクのメニスカスによって吐出に必要な力が分散してしまい、吐出できなくなってしまう。その結果、画像不良を起こしてしまう。また、この現象は、隣接するノズル同士が吐出しやすい印刷密度が高い状況下で発生しやすい。
そこで本発明は上記事情に鑑み、メニスカスの位置の変動による画像不良を防ぐインク吐出方法およびインクジェット方式画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のインク吐出方法は、インクのメニスカスが形成されたノズルのインク吐出口から記録媒体にインクを吐出して画像を形成するインクジェット方式画像形成装置における、記録媒体に形成される画像の情報を担持する画像データに基づいて前記インク吐出口からインク滴を吐出するインク吐出方法において、
前記ノズル内における前記インクのメニスカスの位置を前記画像データに基づいて変更し、画像不良の防止を特徴とするものである。
前記ノズル内における前記インクのメニスカスの位置を前記画像データに基づいて変更し、画像不良の防止を特徴とするものである。
さらに、前記画像不良の防止を目的として、前記ノズル内における前記インクのメニスカスの位置を変更するに当たり、前記ノズル内のインクに作用する圧力を変更することにより前記インクのメニスカス位置を変更してもよい。
さらにまた、印刷密度の高い画像を形成するときは、印刷密度の低い画像を形成するときよりも、インクのメニスカスを前記インク吐出口から遠ざけてもよい。
さらに、印刷密度にかかわらず吐出量を一定にするために駆動パルス幅を変更してもよい。
また、前記インクジェット方式画像形成装置は、それぞれに多数の前記ノズルが形成された複数の印刷ヘッドを備えたものでもよい。
さらに、前記インクのメニスカスの位置および前記駆動パルスを、前記複数の印刷ヘッド毎に変更することを特徴としてもよい。
本発明によれば、インクのメニスカス位置を画像データに基づいて変更できるので、印刷密度の高い画像のときはインクのメニスカス位置を後退させ、画像不良を防止することができる。
以下、図1を参照して、本発明が採用されたプリンタの一例を説明する。
図1は、本発明が採用されたプリンタの一例を模式的に示す正面図である。
プリンタ10は、このプリンタ10に画像情報を送るホストPC(パソコン)12に接続されている。プリンタ10には、4つ(4本)の印刷ヘッド22K、22C、22M、22Yが記録媒体(ここではロ−ル紙)Pの搬送方向(矢印A方向)に並んで配置されている。4つの印刷ヘッド22K、22C、22M、22Yからはそれぞれ黒、シアン、マゼンタ、イエローの各色のインクが吐出される。これら4つの印刷ヘッド22K、22C、22M、22Yは、所謂ラインヘッドであり、図1の紙面に直交する方向(矢印A方向に直交する方向)に延びている。これら4つの印刷ヘッド22K、22C、22M、22Yの長さは、プリンタ10で印刷できる記録媒体のうち最大の幅(図1の紙面に直交する方向の長さ)よりもやや長い。また、これら4つの印刷ヘッド22K、22C、22M、22Yは、画像形成中は固定されて動かない(不動状態である)。なお、上記のようなプリンタとして、高速で多数枚の名刺を作製する名刺プリンタが挙げられる。
4つの印刷ヘッド22K、22C、22M、22Yから安定してインクを吐出できるように、プリンタ10には回復ユニット40が組み込まれている。この回復ユニット40を用いて4つの印刷ヘッド22K、22C、22M、22Yを回復させることにより、4つの印刷ヘッド22K、22C、22M、22Yからのインク吐出状態は初期のインク吐出状態に回復する。回復ユニット40には、回復動作のときに、4つの印刷ヘッド22K、22C、22M、22Yの各インク吐出口が形成されたインク吐出口形成面(フェイス面)22Ks、22Cs、22Ms、22Ysからインクを除去するキャッピング機構50が備えられている。キャッピング機構50は各印刷ヘッド22K、22C、22M、22Yに独立して設けられており、図1の例では6色分(即ち、6つのキャッピング機構50)が示されているが、このうち2色分は印刷ヘッド追加時の予備的な機構である。キャッピング機構50は、周知のブレード150(図7等参照)、インク除去部材、ブレード保持部材、キャップ等から構成されている。
ロ−ル紙Pはロール紙供給ユニット24から供給され、プリンタ10に組み込まれた搬送機構26によって矢印A方向に搬送される。搬送機構26は、ロ−ル紙Pを載置して搬送する搬送ベルト26a、この搬送ベルト26aを回転させる搬送モータ26b、搬送ベルト26aに張力を与えるローラ26cなどから構成されている。
ロ−ル紙Pに画像を形成する際には、搬送中のロ−ル紙Pの記録開始位置がブラックの印刷ヘッド22Kの下に到達した後に、記録データ(画像情報)に基づいて印刷ヘッド22Kからブラックインクを選択的に吐出する。同様に印刷ヘッド22C、印刷ヘッド22M、印刷ヘッド22Yの順に、各色のインクを吐出してカラー画像をロ−ル紙Pに形成する。プリンタ10には、上記の部品・部材の他、各印刷ヘッド22K、22C、22M、22Yに供給されるインクを貯めておくメインタンク28K、28C、28M、28Yや、印刷ヘッド22K、22C、22M、22Yにインクを供給したり回復動作をしたりするための各種ポンプ(図3等参照)などが備えられている。
図2を参照して、プリンタ10の電気的な系統を説明する。
図2は、図1のプリンタの電気的な系統を示すブロック図である。
ホストPC12から送信された記録データやコマンドはインターフェイスコントローラ102を介してCPU100に受信される。CPU100は、プリンタ10の記録データの受信、記録動作、ロ−ル紙Pのハンドリング等全般の制御を掌る演算処理装置である。CPU100では、受信したコマンドを解析した後に、記録データの各色成分のイメージデータをイメージメモリ106にビットマップ展開して描画する。記録前の動作処理としては、出力ポート114、モータ駆動部116を介してキャッピングモータ122とヘッドアップダウンモータ118を駆動し、各印刷ヘッド22K、22C、22M、22Yをキャッピング機構50から離して記録位置(画像形成位置)に移動させる。
続いて、出力ポート114、モータ駆動部116を介してロ−ル紙Pを繰り出すロールモータ(図示せず)、及び低速度でロ−ル紙Pを搬送する搬送モータ120等を駆動してロ−ル紙Pを記録位置に搬送する。一定速度で搬送されるロ−ル紙Pにインクを吐出し始めるタイミング(記録タイミング)を決定するための先端検知センサ(図示せず)でロ−ル紙Pの先端位置を検出する。その後、ロ−ル紙Pの搬送に同期して、CPU100はイメージメモリ106から対応する色の記録データを順次に読み出し、この読み出したデータを各印刷ヘッド22K、22C、22M、22Yに印刷ヘッド制御回路112経由して(介して)転送する。
CPU100の動作はプログラムROM104に記憶された処理プログラムに基づいて実行される。プログラムROM104には、制御フローに対応する処理プログラム及びテーブルなどが記憶されている。また、作業用のメモリとしてワークRAM108を使用する。各印刷ヘッド22K、22C、22M、22Yのクリーニングや回復動作時に、CPU100は、出力ポート114、モータ駆動部116を介してポンプモータ124を駆動し、インクの加圧、吸引等の制御を行う。
図3を参照して、プリンタ10に組み込まれたインク供給装置について説明する。
図3は、インクジェット方式画像形成装置に組み込まれたインク供給装置を示す模式図である。図3では、印刷ヘッド22Kにインクを供給したり、この印刷ヘッド22Kを回復させたりするためのインク供給装置を示すが、他の印刷ヘッド22C、22M、22Yについても同じ構成のインク供給装置が備えられている。また、図3では、図1と図2に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。
プリンタ10(図1参照)には、印刷ヘッド22Kにインクを供給するインク供給装置60が組み込まれている。インク供給装置60は、プリンタ10の本体に着脱自在なインクタンク70と、このインクタンク70と印刷ヘッド22Kとをつなぐインク供給路62の途中に配置されたサブタンク80などから構成されている。サブタンク80の下に印刷ヘッド22Kが配置されている。
サブタンク80と印刷ヘッド22Kは、2つのインク流路64,66で接続されて(つながれて)いる。サブタンク80から加圧バルブ67、サブタンク80から待機バルブ69はプリンタ10の本体装置フレ−ムに固定されており、インク流路64,66の一部はフレキシブルチューブ製である。このため、印刷ヘッド22Kは移動できる。インク流路64には、印刷ヘッド22Kをクリーニングする際に稼動するクリーニングポンプ68、所定のタイミングでインク流路64を開閉する待機バルブ69が取り付けられている。一方、インク流路66には、所定のタイミングでインク流路66を開閉する加圧バルブ67が取り付けられている。インク流路66のうち加圧バルブ67と下記の圧力調整ポンプ82の間の部分には、インク流路66内のインクに作用している圧力を検出する圧力検出センサ81が取り付けられている。圧力検出センサ81で検出された圧力は、ノズル22Kn内のインクに作用している圧力に相当する。
サブタンク80の内部には、印刷ヘッド22Kの多数のノズル22Kn内のインクに適正な圧力を付与するための圧力調整ポンプ82が配置されている。この圧力調整ポンプ82はサブタンク80の底面のやや上方に位置しており、この底面から所定間隔離れている。圧力調整ポンプ82は、サブタンク80に貯められているインクに浸かっている状態である。サブタンク80の上方には、圧力調整ポンプ82を駆動させる駆動ユニット83が配置されており、この駆動ユニットは、CPU100(図2参照)によって制御されている。また、サブタンク80の上壁には、サブタンク80の内部圧力を大気圧にするための大気開放バルブ84が固定されている。この大気開放バルブ84を開放することにより、サブタンク80の内部圧力は大気圧に等しくなる。
また、サブタンク80には、このサブタンク80に貯められているインク(貯蔵インク)の液面レベルを検知する周知の液面検知センサ86が取り付けられている。液面検知センサ86が、サブタンク80内のインク液面が一定レベル以下になったと検知したときは、供給ポンプ72が稼動し始めてインクタンク70からインクが吸引されてサブタンク80に供給される。一方、液面検知センサ86が、サブタンク80内のインク液面が予め決められている上限レベルになったと検知したときは、供給ポンプ72が停止してインクの供給は停止される。インクタンク70には、このインクタンク70内のインクの有無を検出する検出センサ(図示せず)が取り付けられている。また、プリンタ10の本体にインクタンク70を装着するときに接続されるエア−流路には、インクタンク70の内部圧力を大気圧にするための大気開放バルブ74が取り付けられている。
図4から図6までを参照して、圧力調整ポンプ82によって印刷ヘッド22K内の圧力を調整する技術について説明する。
図4は、サブタンクと印刷ヘッドを詳細に示す拡大図である。図5は、圧力調整ポンプの羽根を示す上面図である。図6は、図5に示す羽根の回転数と印刷ヘッド内のインクに作用する圧力との関係を示すグラフである。これらの図では、図3に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。
上記した加圧バルブ67、待機バルブ69、大気開放バルブ84としては、図4に示すように、ソレノイドのプランジャー130に一体化されたバルブシ−ト132によってインク流路の遮断を行う電磁バルブが採用されるが、本発明においてはこれらの方式を何ら限定するものではなく他の方式のものを採用しても何ら問題無い。
記録時には印刷ヘッド22Kに適正な負圧を付与する(印刷ヘッド22Kのノズル22Knのインク吐出口(ノズル22Knの出口)においてインクのメニスカスが形成されるような圧力をノズル22Kn内のインクに与える)必要がある。この場合、加圧バルブ67、大気開放バルブ84は開放状態にあり、待機バルブ69は密閉状態にある。この状態で圧力調整ポンプ82を駆動することにより、図5の矢印C方向に圧力調整ポンプ82の羽根82aが回転し、この羽根82aの中心Cから羽面82bに沿ってインクは遠心力を受ける。つまり、圧力調整ポンプ82の回転軸中心部(中心Cの周辺部)は相対的に負圧となるので、サブタンク80の吸引口80aからインク流路66を介して印刷ヘッド22Kに負圧を付与することができる。吸引口80aはサブタンク80の底壁に形成されており、圧力調整ポンプ82は吸引口80aから所定間隔離れた上方に配置されている。なお、羽根82aの回転数は、CPU100(図2参照)に制御されている。
上記のように、圧力調整ポンプ82を駆動させて羽根82aを矢印C方向に回転させるときに発生する遠心力によって、この圧力調整ポンプ82が印刷ヘッド22K内のインクを、インク流路66と吸引口80aを経由してサブタンク80内に吸い込もうとし(実際に吸い込まれることはほとんど無い)、この結果、印刷ヘッド22K内のインクに負圧(インク吐出口の外側周辺の大気圧よりも低い圧力)が与えられてインク吐出口においてインクのメニスカスが形成されることとなる。なお、羽根82aが矢印C方向とは反対方向に回転するように圧力調整ポンプ82を駆動させた場合は、サブタンク82内のインクが吸引口80aから押し出されようとするので、印刷ヘッド22K内のインクに正圧(インク吐出口の外側周辺の大気圧よりも高い圧力)が与えられる。この結果、インク吐出口からはインクが排出される(押し出される)。
図6は図5に示す羽根の回転数と印刷ヘッド内のインクに作用する圧力との関係を示すグラフで、圧力調整ポンプ82の羽根82aが図5の矢印C方向に回転するときの回転数に応じて、圧力調整ポンプ82が発生させる負圧の大きさが変動する(C1参照)。羽根82aが矢印C方向に速く回転するほど(単位時間当たりの回転数が多いほど)大きな負圧が発生するので、印刷ヘッド22K内のインクは強い力でサブタンク82内に吸い上げられようとすることとなり、印刷ヘッド22K内(ノズル22Kn内)のインクに作用する負圧が大きくなる。この逆に、羽根82aが矢印C方向に遅く回転するほど(単位時間当たりの回転数が少ないほど)小さな負圧しか発生しないので、印刷ヘッド22K内のインクは弱い力でサブタンク82内に吸い上げられようとすることとなり、印刷ヘッド22K内のインクに作用する負圧が小さくなる。すなわち、印刷ヘッド22Kに付与する負圧の大きさは圧力調整ポンプ82の回転数に応じて制御できるので、圧力調整ポンプ82を駆動させることにより、インク流路66を開放したままの状態で印刷ヘッド22K内の圧力(ノズル22Kn内のインクに作用する圧力)が調整されることとなる。
ところで圧力調整ポンプ82としては、一般的にタ−ボ形と分類されるポンプを使用することが望ましい。タ−ボ形ポンプとしては、本実施例で採用した遠心ポンプ形式や斜流形式、軸流形式などが挙げられる。これらはインク流路(液流路)を遮断する(閉じる)ことなく圧力を発生できるので、差圧に応じてインクがポンプを移動できる。例えば、印刷ヘッド22Kからインクが吐出したときは、印刷ヘッド22K内でインクが減少するので、印刷ヘッド22Kから圧力調整ポンプ(遠心ポンプ)82までの間が減圧される。この場合、サブタンク80内のインクがインク流路66を経由して印刷ヘッド22Kに供給される。これに対し、圧力調整ポンプ82として、いわゆる容積式に分類されるピストンポンプ等を用いた場合は、インクを圧送するためにインク流路66を遮断するので、インクがピストンポンプを通じて自由に移動できないばかりか、印刷ヘッド22Kのノズル22Knのインク吐出口から外気を容易に吸引してしまう。
圧力調整ポンプ82の回転数を制御してインクのメニスカスの位置を変更する技術について、図7から図9までを参照して説明する。
図7は、印刷ヘッドのノズルの概略構成を模式的に示す断面図である。図8は、圧力調整ポンプの回転数とインクのメニスカスの位置との関係を示すグラフであり、横軸は、圧力調整ポンプの回転数を表し、縦軸は、インクのメニスカスの位置を表す。図中のC2はこの関係を示す線である。横軸の右に行くほど、圧力調整ポンプ82の回転数が多くなり(回転速度は速くなり)、左に行くほど圧力調整ポンプ82の回転数が少なくなる(回転速度は遅くなる)。縦軸の上に行くほどインクのメニスカスの位置はインク吐出口(ノズルの出口)に近くなり、下に行くほどインクのメニスカスはノズルの奥に位置する。インクのメニスカスの位置がL1で示す位置よりもインク吐出口に近づいたときは、インクのメニスカスは形成されずにインク吐出口からインクが落下する(インク落ちする)。インクのメニスカスがL1に位置するときの圧力調整ポンプ82の回転数がr1である。
一方、インクのメニスカスの位置がL2で示す位置よりもノズルの奥に位置するときは、インクのメニスカスが形成されない(インクのメニスカス落ちする)。インクのメニスカスがL2に位置するときの圧力調整ポンプ82の回転数がr2である。図9は、圧力調整ポンプの回転数と吐出量との関係を示すグラフであり、横軸は、圧力調整ポンプの回転数を表し、縦軸は、インク滴の大きさを表す。図中のC3はその関係を示したものである。横軸の右に行くほど、圧力調整ポンプ82の回転数が多くなり(回転速度は速くなり)、左に行くほど圧力調整ポンプ82の回転数が少なくなる(回転速度は遅くなる)。縦軸の上に行くほど吐出量は大きくなり、下に行くほど吐出量は小さくなる。圧力調整ポンプ82の回転数がr1のとき(インク落ちする直前のとき)吐出量はW1(最大)となり、圧力調整ポンプ82の回転数がr2のとき(インクのメニスカス落ちする直前のとき)吐出量はW2(最小)となる。
印刷ヘッド22K(図3等参照)には、記録媒体搬送方向(図1の矢印A方向)に直交する方向に並んだ多数のノズル22Knが形成されている。ノズル22Knの出口(インク吐出口)22Kdには、図7に示すように、インクのメニスカスMが形成されている。ノズル22Knには、図7に示すように、このノズル22Kn内のインク中で発泡させる発熱体22Khが配置されている。発熱体22Khを発熱させることによりノズル22Kn内のインク中で泡が発生し、ノズル22Knの出口(インク吐出口)22Kdからインクが押し出されて吐出される。
上述したように、印刷ヘッド22Kに付与する負圧の大きさは圧力調整ポンプ82(図3等参照)の回転数に応じて制御できる。圧力調整ポンプ82の羽根82aが図5の矢印C方向に速く回転するほど(単位時間当たりの回転数が多いほど)印刷ヘッド22K内のインクは強い力でサブタンク82内に吸い上げられようとすることとなり、印刷ヘッド22K内(ノズル22Kn内)のインクに作用する負圧が大きくなる(大気圧よりもいっそう低くなる)。この結果、図8に示すように、圧力調整ポンプ82の回転数が多くなるほどインクのメニスカスMはノズル22Knの奥に形成される。この逆に、圧力調整ポンプ82の羽根82aが図5の矢印C方向に遅く回転するほど印刷ヘッド22K内のインクは弱い力でしかサブタンク82内に吸い上げられないこととなり、印刷ヘッド22K内(ノズル22Kn内)のインクに作用する負圧が小さくなる(大気圧に近くなる)。この結果、図8に示すように、圧力調整ポンプ82の回転数が少なくなるほどインクのメニスカスMはノズル22Knのインク吐出口22Kdの近く形成される。
以上説明したように、ノズル22Kn内のインクに作用する圧力を変更してインクのメニスカスMの位置を変更することができる。このようにノズル22Kn内のノズル位置を変更して画像不良の発生を防止する手法について図10および図11を参照して説明する。
図10は、クロストークによる画像不良の原因を示したものである。ここで、印刷ヘッド22Kにある多数のノズル22Knの1つを22Kn−1としたとき、このノズルに隣接するノズルを22Kn−2とする。また、ノズル22Kn−1内にあるノズル22Kn−1の吐出口および発熱体をそれぞれ、22Kd−1、22Kh−1としたとき、ノズル22Kn−2内にあるノズル22Kn−2の吐出口および発熱体も同様にそれぞれ、22Kd−2、22Kh−2とする。ここで、図中の矢印24は、インクの流れを示す。また、(a)は、印刷前のインクのメニスカスの位置を、(b)は、発熱体22Kd−2を発熱させることでインクが発泡したときのノズル22Kn−1、ノズル22Kn−2のインクのメニスカスの位置を、(c)は、発熱体22Kd−2が発熱をやめることでインクが消泡していると同時に、発熱体22Kd−1を発熱させることによりインクが発泡しているときのノズル22Kn−1、ノズル22Kn−2のインクのメニスカスの位置を示す。ここで(b)の状態において、発熱体22Kh−2が発熱することでインクが発泡したことで、インクは吐出口方向だけではなく、ノズルの後方にも押し出される。このとき、ノズル後方に押し出されたインクは、隣接するノズルKn22−2内にあるインクを吐出口22Kd−2の方向に押し出す。これによって、インクのメニスカス位置がヘッドフェイス面よりも前方になると、インクはヘッドフェイス面上で液膜を形成する。
図11は、図10におけるノズル22Kn−2が吐出したときのノズル22Kn−1のインクのメニスカス位置を示す。横軸は、発熱体22Kh−2を発熱させ始めてからの経過時間t(μsec)、縦軸は、そのときのノズル22Kn−1インクのメニスカス位置を示す。図中のC5はこの関係を示す線である。縦軸の上に行くほどインクのメニスカスの位置はインク吐出口(ノズルの出口)に近くなり、下に行くほどインクのメニスカスはノズルの後方に位置する。そして、ノズル22Kn−1のインクのメニスカスの位置がLで示す位置よりも前方に出たときにヘッドフェイス面上で液膜を形成する。発熱体22Kd−1を発熱させ、インクを吐出させようとすると、吐出しようとする力が形成されたヘッドフェイス面上の液膜で分散してしまう。このため、インクが吐出できなくなってしまい、画像不良を起こしてしまう。これは、隣接するノズルが短い間隔で吐出する確率の高い、印刷デューティが高いときに起きやすい。
図12は、図10の構成においてメニスカス位置を制御し、メニスカスMをノズルの後方にしたときの状態を示す。(a)は、印刷前のインクのメニスカスの位置を、(b)は、発熱体22Kd−2を発熱させることでインクが発泡したときのノズル22Kn−1、ノズル22Kn−2のインクのメニスカスの位置を、(c)は、発熱体22Kd−2が発熱をやめることでインクが消泡している一方で、発熱体22Kd−1を発熱させることによりインクが発泡したときのノズル22Kn−1、ノズル22Kn−2のインクのメニスカスの位置を示す。図10と同様に、発熱体22Kh−2を発熱させ、インクが発泡することで隣接するノズルKn22−1のインクを吐出口Kd22−1方向に押し出すことで、インクのメニスカス位置が前方に移動する。このとき、図10−(c)ではインクのメニスカス位置が、吐出口よりも前面に出てしまいヘッドフェイス面上で液膜を形成しているが、図12−(c)ではインクのメニスカス位置を後退させてフェイス面上でヘッドフェイス面上で液膜を形成させないことで、画像不良を防止することができる。図13は、図12におけるノズル22Kn−2が吐出したときのノズル22Kn−1のインクのメニスカス位置を示す。図中のC4はこの関係を示す線である。図11で示されるようなメニスカスがLより前方に出てヘッドフェイス面上で液膜を形成されないことがわかる。
図14は、吐出量を一定にした時のインクのメニスカス位置と駆動パルスの関係を示す。縦軸はインクのメニスカス位置を、横軸はパルス幅を示している。図中のC6はメニスカス位置に対する吐出量を示している。図9で示されるように、インクのメニスカス位置を変更することで、ノズル22Knの吐出口22Kdと発熱体22Kh間のインクの体積(重量)が変化する。このため、インクを発泡させる発熱体の熱量が同じ場合、吐出させるインクの体積(重量)が異なるため、吐出できるインクの量が変わってしまう。そのため、発熱体に加える熱量を変えることで、吐出量を一定に保つことができる。
図15を参照して、インクのメニスカス制御による画像不良の防止する手順の一例を説明する。図15は、インクのメニスカス制御による画像不良の防止する手順の一例を示すフロー図である。
この手順は、図2に示したプログラムROM104に格納されたプログラム等に従ってCPU100が実行する。先ず、ホストPC12(図1参照)から印刷データ(画像データ)が送信されたか否かを判定し(S1401)、印刷データが送られてきたときは、この印刷データの印刷デューティを確認する(調べる)(S1402)。続いて、インクのメニスカスM(図7参照)の位置を一定にするために、図8に示すインクのメニスカス位置―ポンプ回転数のプロファイルを参照して(S1403)、圧力調整ポンプ82(図3等参照)の回転数を決定する(S1404)。次に、メニスカスの位置を変えて印刷をする指示の有無を判定する(S1405)。
この指示があると判定されたときは、各印刷ヘッドK1〜K4のメニスカス位置を、S1402で確認した印刷デューティに基づいてプログラムROM104に格納された印刷デューティとメニスカス位置の組み合わせのプロファイルを参照し、決定する。メニスカス位置を後退させて吐出するように決定された印刷ヘッドについて、図8に示すメニスカス位置―ポンプ回転数のプロファイルを参照して(S1406)、圧力調整ポンプ82(図3等参照)の回転数を決定する(S1407)。
このとき、図9からメニスカス位置が変更されてしまうと吐出量が変化してしまうので、メニスカス位置−パルス幅プロファイルを参照し(S1408)、パルス幅を決定する(S1409)。このようにして決定された回転数に従って、各印刷ヘッドK1〜K4に接続された各サブタンク80内の圧力調整ポンプ82を駆動し(S1410)、印刷を開始する(S1411)。続いて、印刷データの全ての印刷が終了したか否かが判定され(S1412)、印刷が終了したと判定されたときは、各印刷ヘッドK1〜K4等を印刷待機モードに移行させてこのフローを終了する。印刷が終了していないと判定されたときは、S1402に戻る。なお、S1405においてメニスカスの変更をする指示が無いと判定されたときは、S1411に進んで、従来の印刷方法で印刷を開始する。
上記した実施例では、印刷ヘッドを印刷装置内の定位置に固定しておき、印刷媒体を移動させて画像を形成するいわゆるラインプリンタ型の印刷装置に適用した場合を例に挙げたが、本発明は、印刷ヘッドを記録媒体搬送方向に直交する方向(主走査方向)に移動させながら記録動作を行う、いわゆるシリアルプリンタ型の印刷装置にも適用可能である。
10 プリンタ
22K、22C、22M、22Y、K1、K2、K3、K4 印刷ヘッド
22Kn ノズル
22Kd インク吐出口
50 キャッピング機構
M メニスカス
22K、22C、22M、22Y、K1、K2、K3、K4 印刷ヘッド
22Kn ノズル
22Kd インク吐出口
50 キャッピング機構
M メニスカス
Claims (7)
- インクのメニスカスが形成されたノズルのインク吐出口から記録媒体にインクを吐出して画像を形成するインクジェット方式画像形成装置が記録媒体に形成する画像の情報を持つ画像データに基づいて前記インク吐出口からインク滴を吐出するインク吐出方法において、
前記ノズル内における前記インクのメニスカスの位置を前記画像データに基づいて変更することを特徴とするインク吐出方法。 - 前記ノズル内における前記インクのメニスカスの位置を変更するに当たり、前記ノズル内のインクに作用する圧力を変更することにより前記インクのメニスカス位置を変更することを特徴とする請求項1に記載のインク吐出方法。
- 印刷密度の高い画像を形成するときは、印刷密度の低い画像を形成するときよりも、インクのメニスカスを前記インク吐出口から遠ざけることを特徴とする請求項1又は2に記載のインク吐出方法。
- 請求項3に記載のインク吐出方法において、印刷密度にかかわらず吐出量を一定にするために駆動パルス幅を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載のインク吐出方法。
- 前記インクジェット方式画像形成装置は、それぞれに多数の前記ノズルが形成された複数の印刷ヘッドを備えたものであり、
前記インクのメニスカスの位置および前記駆動パルスを、前記複数の印刷ヘッド毎に変更することを特徴とする請求項1から4までのうちのいずれか一項に記載のインク吐出方法。 - 請求項1から5までのうちのいずれか一項に記載のインク吐出方法によって記録媒体にインクを吐出して画像を形成することを特徴とする画像形成方法。
- 請求項6に記載の画像形成方法によって記録媒体に画像を形成することを特徴とするインクジェット方式画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007302601A JP2009126031A (ja) | 2007-11-22 | 2007-11-22 | インクジェット方式画像形成装置のインク吐出方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013075490A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Fujifilm Corp | インクジェット記録装置及び方法並びに異常ノズル検知方法 |
CN112937092A (zh) * | 2021-01-24 | 2021-06-11 | 胡海鹰 | 一种可改变印刷面积的水性油墨印刷机 |
-
2007
- 2007-11-22 JP JP2007302601A patent/JP2009126031A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
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JP2013075490A (ja) * | 2011-09-30 | 2013-04-25 | Fujifilm Corp | インクジェット記録装置及び方法並びに異常ノズル検知方法 |
CN112937092A (zh) * | 2021-01-24 | 2021-06-11 | 胡海鹰 | 一种可改变印刷面积的水性油墨印刷机 |
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