JP2009124989A - 緑化ユニット、緑化システム及び緑化方法 - Google Patents

緑化ユニット、緑化システム及び緑化方法 Download PDF

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トール明 福澤
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Abstract

【課題】植物の蒸散効果を利用し、建物、設備を緑化して運用コストの低減を図ると共に、緑化に用いられる植物の生育管理の作業負担を低減することができる緑化ユニット、緑化システム及び緑化方法を提供する。
【解決手段】植物12が根を張った培養材10を含み、植物12の形状を定める植物棚13を備える緑化ユニット1,1,…を、緑化対象となる設備を囲うように設置する。設備の周辺は、気温が高い場合であっても植物12の蒸散効果により温度が低下する。緑化ユニット1,1,…は、土、水等の培養材10中に湿度を測定するセンサ16を収容しており、当該センサから出力される湿度を外部へ通知することが可能であり、遠隔地からも植物12の生育の状況を把握することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物、設備等を緑化して運用コストの低減を図り、また、緑化に用いられる植物の管理作業負担を低減することができる緑化ユニット、該緑化ユニットを用いた緑化システム、及び前記緑化ユニットを用いた緑化方法に関する。
建築物の敷地の緑化が環境保全のために必須である。都市計画法、工場立地法及び建築基準法、並びに各自治体における条例の要請により、工場を建設する際には所定面積以上の緑地が設けられなければならない。屋上、屋根及び壁面の緑化についても緑地面積として認められ、特に屋上緑化については種々の緑化工法についての技術が開示されている(特許文献1、2)。
建築物の緑化は環境保全及び法令による要請のためのみならず、経済的な効果ももたらす。例えば屋上緑化により、植物の保水効果と蒸散効果とを利用して断熱効果を高め、建物内の温度上昇を抑え、結果的に空調エネルギーを節約することが可能である。
また、屋外に設置されている空調機の室外機は、周辺温度が高い場合に特に熱交換効率が低下して熱交換器の外気との温度差発生の限界に達し、空調効果が薄れて消費電力も増加する。これに対し非特許文献1及び2には、室外機のファン周辺に水を散布する構成により、水の蒸散効果を利用して排熱温度を下げ、室外機の周辺外気を低温化する効果を利用して熱交換器の熱交換効率を上げることが可能な技術が開示されている。
特開平10−262456号公報 特開2003−199443号公報 ダイキン工業株式会社、"省エネのすすめ|ダイキン工業株式会社"、[online]、[平成19年11月12日検索]、インターネット〈URL:http://www2.daikinaircon.com/shinteian/save.html〉 オーケー器材株式会社、"スカイエネカット(登録商標)"、[online]、[平成19年11月12日検索]、インターネット〈URL:http://www.ok-kizai.co.jp/sky-1.html〉
大規模な工場等に設けられている緑地の管理は天候により左右され、その管理の判断は人手によるところが多く、緑地管理のための人的負担が大きい。
非特許文献1及び2に開示されている技術により、室外機の周辺温度を下げることが可能であって室外機の熱交換器の熱交換率を上げて消費電力も減少させることができるが、直接的に水を散布するので室外機の劣化が早まる可能性が高い。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、植物の蒸散効果を利用した構成とすることにより、建物、設備等を緑化して運用コストの低減を図ることができる緑化ユニットを提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、緑化により建物、設備等の緑化対象物の運用コストの低減を図ると共に、緑化に用いる植物の生育管理に関する作業負担を低減させることができる緑化ユニット、該緑化ユニットを利用した緑化システム及び緑化方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、緑化により建物、設備等の緑化対象物の運用コストの低減を図ると共に、緑化に用いる植物への灌水も自動化して生育管理に関する作業負担を更に低減させることができる緑化ユニットを利用した緑化システムを提供することにある。
第1発明に係る緑化ユニットは、緑化対象物周辺に配設される緑化ユニットであって、植物及び該植物の培養材を収容した植物収容体と、該植物収容体に立設され、前記植物の形状が前記緑化対象物に沿うように生長を誘引する植物棚とを備えることを特徴とする。
第2発明に係る緑化システムは、第1発明の一又は複数の緑化ユニットと、該緑化ユニットの植物収容体の培養材の湿度を測定する湿度センサと、緑化対象物の周辺環境情報を取得する取得装置とを含み、該取得装置は、前記湿度センサで測定される湿度を取得する取得手段と、取得した周辺環境情報及び前記取得手段が取得した湿度を含む植物の生育管理に関する生育管理情報を生成する生成手段と、該生成手段が生成した前記生産管理情報を外部へ通知する手段とを備えることを特徴とする。
第3発明に係る緑化システムは、第1発明の一又は複数の緑化ユニットと、該緑化ユニットの植物収容体の培養材の湿度を測定する湿度センサと、前記緑化ユニットの培養材内部又は上部に設置される灌水用管と、前記灌水用管に接続される灌水用貯水槽と、該灌水用貯水槽及び前記灌水用管の間に設置される開閉弁と、前記湿度センサで測定される湿度が所定値以下である場合に前記開閉弁を開放せしめるべく制御するようにしてある制御装置と、緑化対象物の周辺環境情報を取得する取得装置とを含み、前記取得装置は、取得した周辺環境情報に基づき、前記開閉弁の開放可否を判定する判定手段と、該判定手段による判定結果を前記制御装置へ出力する手段とを備え、前記制御装置は、前記取得装置から出力された判定結果が開放不可を示すときは、前記開閉弁を開放させないようにしてあることを特徴とする。
第4発明に係る緑化方法は、第1発明の一又は複数の緑化ユニットを緑化対象物の周辺に配設し、該緑化ユニットの植物収容体の培養材の湿度を測定する湿度センサと、前記緑化対象物の周辺環境情報を取得する取得装置とを更に用い、前記取得装置により、前記湿度センサで測定される湿度を取得し、取得した周辺環境情報及び湿度を含む植物の生育管理に関する生育管理情報を生成し、生成した生育管理情報を外部へ通知することを特徴とする。
本発明では、一又は複数の緑化ユニットが屋根、壁面を含む建物、屋外に設置された施設、設備等の緑化対象物周辺に設置される。これにより、緑化対象物の外形に沿うように植物が生長し、植物の蒸散効果により緑化対象物の雰囲気温度が低下する。
また本発明では、湿度センサで測定される緑化ユニットの培養材の湿度を含む、植物の生育管理に関する生育管理情報が外部へ通知される。更に緑化対象物の周辺環境情報を含む植物の生育管理情報が外部へ通知される。
本発明では、緑化ユニットの培養材への灌水のための灌水用管が備えられ、該灌水用管は更に制御可能な開閉弁を介して灌水用貯水槽に接続される。湿度センサで測定される培養材の湿度が所定値以下であるか否かにより緑化ユニットの植物への自動灌水が可能となる。ただし、湿度が所定値以下であっても緑化対象物の周辺環境情報に基づいて開閉弁は開放不可と判定された場合、開閉弁は解放されず、過剰な灌水が防止される。
本発明による場合、緑化対象物の周辺に沿うように生長した植物の蒸散効果によって緑化対象物の雰囲気温度が低下するので、建物、施設、設備等の緑化対象物における消費電力の低下が期待される。したがって緑化対象物の運用コストが低減し、長寿命化も期待できる。
また、本発明による場合、植物を利用するために生育管理作業が必要であるところ、培養材の湿度、更には周辺環境情報を含む生育管理情報を自動的に生成して通知することが可能である。緑化対象物の管理者又は保守者が遠隔地にいる場合も、生育管理情報を参照して現地での作業の要否を判断できるので作業負担を低減させることができる。
本発明による場合、緑化ユニットの湿度センサで測定される湿度及び緑化対象物の周辺環境情報、特に天候に関する情報を利用することで過剰な灌水を防止しつつ自動的に灌水を行なうことができるので、人的な作業負担を更に低減させることができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における緑化システムの概要を示す模式図である。実施の形態1における緑化システムは、建物の屋上に設置されている室外機Aを緑化対象物とする。緑化システムは、室外機Aのメンテナンス用の面以外の側面三方を囲うように設置された緑化ユニット1,1,1と、緑化ユニット1,1,1に含まれる培養材10の湿度を測定するセンサ16,16,16と、センサ16,16,16における測定値を出力する出力器17と、出力器17から出力される測定値を湿度を示す信号に変換する変換装置21と、後述のエージェント装置3との通信、及びPLC(Programmable Logic Controller)群間の通信を中継するゲートウェイ装置22とを含む。緑化システムは更に、室外機Aが設置された建物周辺の気象予測情報を自律的に取得するエージェント装置3と、エージェント装置3が取得する判断基準となる気象予測情報を地域毎に収集する中央装置4とを含む。
変換装置21及びゲートウェイ装置22はPLCで構成され、建物の屋上又は屋内に設置され、PLC間を接続するネットワーク2に接続されている。エージェント装置3は、屋外又は屋内に設置されており、ネットワーク2とは異なるプロトコルの通信線によってゲートウェイ装置22に接続されている。エージェント装置3は、ゲートウェイ装置22の機能によりネットワーク2のPLC群から出力される測定値等のデータを取得可能である。中央装置4は、室外機Aが設置されている建物とは異なる場所に設置されており、他の建物の室外機に対応するエージェント装置3にも対応している。中央装置4は、エージェント装置3とインターネット等の通信網Nを介して接続することが可能である。
図2は、実施の形態1における緑化システムに含まれる緑化ユニット1の構成を示す正面図及び断面図である。図2(a)は正面図を示し、図2(b)は断面図を示す。緑化ユニット1は、土、水等の培養材10と、培養材10を収容する略直方体形状の容器11と、培養材10中に根部を張らせた植物12と、植物12の茎部が絡まるよう、容器11の長手方向に略平行に、培養材10に略鉛直に立設される格子状の植物棚13と、植物棚13と対向するように室外機A側に設置されているネット14と、ネット14を室外機Aに接続して固定する固定部材15,15とを備える。更に、実施の形態1における緑化ユニット1には培養材10内部の湿度(含水率)を測定するセンサ16が含まれる。センサ16による測定値を外部へ出力する出力器17は容器11の内部又は外部に一体型に構成されてもよい。
植物12は蔓性のものを用いて植物棚13に絡ませる構成とする。植物棚13の形状に沿わすように植物12を生長させ、植物棚13の形状によって緑化対象物の形状に合わせることができる点で効果的である。植物棚13は、格子状の目の粗いネットで構成される。金属、木材等の素材は限定されない。また、植物棚13は2枚の格子状のネットを対向させて接続した立体構造のネットで構成されてもよい。
図2の正面図及び断面図に示すように緑化ユニット1を容器11に収容した培養材10で植物12を生育させる構成とすることにより、室外機Aの周りの屋上面に固定的に緑地を造成する場合に比して可動である点、メンテナンス性に優れる。そして、緑化ユニット1を増減させて多種多様な規模の緑化対象物に適用可能である点、優れた効果を奏する。
また、植物棚13と室外機Aとの間に、植物12の茎部が入り込まない大きさの網目を有するネット14を植物棚13と略平行に設置する。これにより、植物12に蔓性の植物を利用する場合は特に、植物12の茎部が室外機Aへ伸びることを阻止できる。これにより、室外機Aの劣化及びメンテナンス性の低下を防止することが可能である。なお、植物12は蔓性に限定されない。植物12に直立性の植物を利用する場合は植物棚13及びネット14をいずれも備えない構成としてもよく、固定部材15も必須ではない。
図3は、実施の形態1における緑化システムに含まれる変換装置21及びゲートウェイ装置22の内部構成を示すブロック図である。変換装置21は、MPU(Micro Processing Unit)、CPU(Central Processing Unit)を利用した制御部210と、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)を利用した記憶部211と、ネットワーク2を介した通信を実現する通信部212と、出力器17から出力される測定値を受け付け、制御部210へ入力する入力部213とを備えている。
変換装置21の制御部210は、記憶部211に記憶されている所定のプログラムに基づき、入力部213を介して入力される測定値(電圧値)を湿度に対応する数値を示す信号に変換して通信部212を介して外部へ送信するように構成されている。
ゲートウェイ装置22は、MPU、CPUを利用した制御部220と、EEPROMを利用した記憶部221と、エージェント装置3との通信を実現する第1通信部222と、ネットワーク2を介した通信を実現する第2通信部223とを備えている。ゲートウェイ装置22の制御部220は、記憶部221に記憶されている所定のプログラムに基づき、通信線を介したエージェント装置3とのTCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)による通信と、ネットワーク2における通信とを中継する機能を有している。なお第1通信部222によるエージェント装置3との通信は、TCP/IPによるとは限らず、RS−232(Recommended Standard 232)による信号の入力を受け付ける構成としてもよい。
図4は、実施の形態1における緑化システムに含まれるエージェント装置3及び中央装置4の内部構成を示すブロック図である。エージェント装置3は、各構成部を制御するCPU30と、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)等を利用したメモリ31と、各種情報を記憶するハードディスク(以下HDという)32と、ゲートウェイ装置22及び中央装置4との間でTCP/IP通信を実現するネットワークカードを利用した通信部33とを備えている。エージェント装置3のHD32には、パーソナルコンピュータ装置がエージェント装置3としての機能を実現するための制御プログラム3Pが記憶されている。
エージェント装置3のCPU30は、HD32から制御プログラム3Pをメモリ31に読み出して実行することにより、中央装置4により収集される気象予測情報を取得する処理、及びゲートウェイ装置22を介して変換装置21から得られる湿度に対応する数値を取得する処理を行なう。そしてCPU30は、取得した湿度に対応する数値、及び、取得した気象予測情報を含む生育管理情報を生成する。CPU30は、取得した湿度に対応する数値、及び取得した気象予測情報に基づいて植物12への水やりの要否を判定し、判定結果を生育管理情報に含めてもよい。また、緑化システムに植物12を撮像する撮像装置を備え、CPU30は植物12を定期的に撮像した画像を取得して生育管理情報に含めてもよい。CPU30は、図示しないセンサ、PLCからなる他の装置から得られる緑化ユニット1,1,1の周辺環境の情報、例えば気温、風速等の測定値を取得して生育管理情報に含めてもよい。
CPU30は、生成した生育管理情報を定期的に中央装置4へ送信する。CPU30は、生成した生育管理情報を緑化システムの運転記録として記録する。なお、実施の形態1では、生育管理情報をXML(eXtensible Markup Language)で記述するようにする(後述のSOAPに対応)。CPU30は緑化ユニット1,1,1の周辺環境の情報又は室外機Aの運転状況(ファンの回転数等)に基づいて緑化システムが異常であるか否かを判定する機能を有し、異常であると判定された場合には中央装置4へ異常を通知してもよい。
中央装置4は、サーバコンピュータ装置で構成されており、各構成部を制御するCPU40と、DRAM等であるメモリ41と、各種情報を記憶するHD42と、エージェント装置3と通信網Nを介した通信を実現する通信部44とを備えている。中央装置4のCPU40は、図示しない他のデータベースを備える装置から気象予測情報を取得し、HD42に予測情報データベース(DB:Data Base)43を記憶する。中央装置4のCPU40により、通信網Nを介してXML形式のデータの送受信を実現するSOAP(Simple Object Access Protocol)に基づくWebサービスプログラムが実行されている。これにより、エージェント装置3のCPU30は、中央装置4へSOAPに基づく気象予測情報の問い合わせ処理を行ない、予測情報DB43から室外機Aが設置されている建物がある地域の気象予測情報を取得することが可能である。更に、CPU40によってSOAPに基づくWebサービスプログラムが実行されていることにより、エージェント装置3のCPU30は、生成した生育管理情報を中央装置4へ送信し、記憶部42に記憶させることが可能になる。
また、中央装置4はメールサーバ機能を備えて実行しており、エージェント装置3から送信された生育管理情報、又は異常の通知を受信した場合に自動的に管理者又は保守者宛てのメールを作成し、送信する。培養材10への水やりが必要な場合又は異常が発生した場合のみ、中央装置4からメールが送信されるようにしてもよい。
また、中央装置4はWebサーバ機能により、エージェント装置3から送信された生育管理情報を表示するためのWebページの自動作成及び更新が可能である。これにより、インターネット等の公衆通信網を介して緑化システムにおける運転状況、植物12の成長記録等、緑化による効果を開示、提供することが可能となる。
なお、実施の形態1における中央装置4で実行されるWebサービスプログラムはSOAPに基づくプログラムとしたが、SOAPに限らず通信網Nを介した情報の送受信が可能であればそのプロトコルは問われない。したがって、エージェント装置3及び中央装置4のHD32,42に記憶される各種情報が記憶される形式はXML形式とは限らない。
このような構成の緑化システムにおけるエージェント装置3のCPU30により実行される生育管理情報の生成及び送信処理について説明する。図5は、実施の形態1におけるエージェント装置3のCPU30が、湿度に対応する数値及び気象予測情報を取得し、生育管理情報を生成して送信する処理手順の一例を示すフローチャートである。
エージェント装置3のCPU30は、コンピュータ装置に備えられている時計機能から時刻を取得し、気象予測情報の取得タイミングであるか否かを判断する(ステップS11)。取得タイミングは例えば、午前0時、午前3時、午前6時と3時間毎とする。CPU30は、気象予測情報の取得タイミングでないと判断した場合(S11:NO)、処理をステップS11へ戻して取得タイミングであると判断するまで待機する。
CPU30は、気象予測情報の取得タイミングであると判断した場合(S11:YES)、中央装置4へSOAPによる問い合わせを行なうことにより、予測情報DB43から気象予測情報を取得する(ステップS12)。なお、取得する気象予測情報は、現在から24時間以内の分の降水率、気温等を含む。
CPU30は、更にゲートウェイ装置22を介して変換装置21から培養材10の湿度に対応する数値を取得する(ステップS13)。CPU30は、取得した気象予測情報及び湿度を含む生育管理情報を生成し、記録する(ステップS14)。CPU30は、生成した生育管理情報を中央装置4へ送信し(ステップS15)、処理をステップS11へ戻して次に気象予測情報を取得するタイミングが到来するまで待機する。
上述の示した処理により、中央装置4で更新されるWebページには、緑化ユニット1の培養材10の湿度(含水率)と、室外機Aが設置されている建物がある地域の以後3時間毎の気象予測情報とが表示可能である。これにより管理者又は保守者は、培養材10の湿度と気象予測情報とを把握した上で、緑化ユニット1の植物12への水やり又は点検等の現地での管理作業の要否を判断することができる。植物12を撮像した画像が取得可能な場合、Webページにその画像が共に表示されるように構成してあることが好ましい。この場合は更に、管理者又は保守者は実際の植物12の様子を画像で確認して管理作業の要否を判断することができ、現地での作業が不要なときには現地へ赴く必要がなくなる。
緑化ユニット1,1,1を室外機Aの周辺に配置することによって、蒸散効果により室外機A周辺の雰囲気温度を低下させる。したがって熱交換器によって発生する温度差で建物内の温度を十分に調節することが可能になり、更に熱交換効率を良好に保ち、結果的に空調の消費電力を節約することができる。そして、緑化ユニット1,1,1の植物12は枯れる可能性があり生育管理が必要であるところ、培養材10の湿度を含む生育管理情報が通知されるので、管理者又は保守者による作業負担を低減させることが可能である。
(実施の形態2)
実施の形態2では更に、自動的に培養材10に灌水する機構を備える。図6は、実施の形態2における緑化システムの概要を示す模式図である。実施の形態2では、実施の形態1における緑化ユニット1の培養材10上部に灌水用管18が設けられ、灌水用管18,18,18は連結管19,19により連結される。灌水用管18は、緑化ユニット1の容器11内部に備えられていてもよい。連結された灌水用管18,18,18は、電磁弁24を介して灌水用貯水槽25に接続されている。灌水用管18,18,18夫々が複数の電磁弁24,24,24を介して灌水用貯水槽25と接続されている構成としてもよい。
更に、電磁弁24の開閉を制御する開閉装置23がネットワーク2に接続されている。図7は、実施の形態2における緑化システムに含まれる変換装置21、ゲートウェイ装置22及び開閉装置23の内部構成を示すブロック図である。変換装置21、ゲートウェイ装置22及び他のエージェント装置3、中央装置4の内部構成については実施の形態1と同様であるので詳細な説明を省略する。
開閉装置23も、変換装置21及びゲートウェイ装置22同様PLCで構成され、MPU、CPUを利用した制御部230と、EEPROMを利用した記憶部231と、ネットワーク2を介した通信を実現する通信部232とを備える。開閉装置23の制御部230は、記憶部231に記憶されている所定のプログラムに基づき、センサ16,16,16における測定値に対応する湿度の値が所定値以下であるか否か(1又は0)に基づいて電磁弁24の開閉を制御して自動灌水を実現する。ただし、開閉装置23は更に、エージェント装置3から送信される運転開始(1)又は停止(0)の指示信号、及び、建物付近の気象予測情報を基準とした電磁弁24の解放制御の実行(1)又は待機(0)を指示する指示信号を受け付け、湿度が所定値以下であり、運転開始の指示信号及び解放制御の実行を指示する指示信号をいずれも受け付けた場合のみ電磁弁24を開けるように制御する。
図8は、実施の形態2におけるエージェント装置3のCPU30による灌水処理の待機又は実行についての判定の処理手順を示すフローチャートである。なお、図8のフローチャートに示す処理手順は、実施の形態1における図5のフローチャートに示したステップS14の生育管理情報の生成処理の詳細に相当し、緑化システムが灌水する機構を備える場合、CPU30は生育管理情報を生成する際に以下に示す判定処理を行なう。
CPU30は、取得した気象予測情報を読み出し(ステップS21)、天候悪化が予想されるか否かを判断する(ステップS22)。具体的には、CPU30は、直近の以後24時間以内の天候に対する気象予測情報が、「晴れ」、「曇り」、「雨」、「雪」及び「その他(予測不可能)」の内の「雨」又は「雪」である場合に天候悪化が予想されると判断する。なお、気象予測情報に含まれる天候の予測情報以外に、温度、湿度、大気圧、風量、風向を判断基準に加え、気温が低下して凍結、降霜の可能性が高い場合には灌水を待機させると判断するように構成してもよい。
CPU30は、天候悪化が予想されないと判断した場合(S22:NO)、灌水処理を「実行」すると判定し(ステップS23)、処理を図5のフローチャートに示したステップS15へ戻す。また、CPU30は、天候悪化が予想されると判断した場合(S22:YES)、灌水処理は「待機」させると判定し(ステップS24)、処理を図5のフローチャートに示したステップS15へ戻す。
図8のフローチャートに示した処理手順により、24時間後に至るまで3時間毎に、待機させるか又は実行するかが記憶される。実施の形態2において、判定結果はXML形式により記述されて記憶される。例えば、<WeatherBool>のタグを付与し、判定結果の最新更新時間(直近の判定処理時刻)を<UpDate>タグにより記述し、判定結果を<value date="2007/04/29 09:00">0</value>、<value date="2007/04/29 12:00">0</value>のように記憶する。前述の例では、2007年4月29日の午前9時及び正午は、その後天候悪化が予測されるので灌水を待機(0)させることを示している。
CPU30は、気象予測情報を取得するタイミングとは別に灌水の開始タイミングを、例えば気象予測情報の取得タイミングの30分後として計測しており、開始タイミングが到来した時点で直近の判定結果を読み出して待機指示信号及び運転開始信号を開閉装置23へ出力する。そしてCPU30は、運転開始信号を出力してから例えば1分等の運転期間が経過した場合、運転停止信号を開閉装置23へ出力する。
これに対し開閉装置23は、運転開始信号の入力をトリガとして、変換装置21から入力されている湿度に対応する値が所定値以下であるか否か、及び、待機指示信号が待機を示しているか又は実行を示しているかの夫々の結果に基づいて、電磁弁24を開放させるか否かの制御を行なう。そして開閉装置23は、エージェント装置3から運転停止信号が入力された時点で、電磁弁24を開放している場合は遮断する制御を行なう。再度、運転開始信号が入力されるまで、電磁弁24は遮断されたままとなる。
エージェント装置3のCPU30は、図5及び図8のフローチャートに示した処理を繰り返し継続し、時々刻々と変化する気象予測情報を取得しつつ、次の灌水タイミングに灌水を実行すべきか否かを自律的に判定しておく。CPU30は、自身の動作が停止されて緑化システムが停止された場合に、いずれの処理も終了させる。
このように自動的に灌水する機構を備えることにより、植物12の生育管理の作業負担が低減され、植物12の蒸散効果を利用した緑化の効果を持続可能である。緑化対象物となる設備がアクセス困難な場所に設置されている場合であっても自動的に灌水が行なわれるので、作業負担が低減される。自動灌水に関しては、単に土中湿度が所定値以下となり土が乾燥してきた場合に灌水が実行される制御のみでは降雨が予測されるにも拘らず灌水が行なわれ、植物12の根腐りを誘発する可能性、及び建物の屋上の水分が過剰になり、建物の漏水、劣化を助長させる可能性がある。これに対し、実施の形態2における緑化システムでは、上述のように適宜予測情報に基づく判断を加えることによってより知能的な制御が可能なので植物12の生育管理の作業負担を低減させることができる上、植物12の生育を良好に保つことが期待される点、優れた効果を奏する。
なお、実施の形態2では、エージェント装置3のCPU30における判断基準は、気象予測情報に含まれる数値による二値的な判断によるものであった。しかしながら、本発明はこれに限らず、過去の湿度の数値データ及び未来の予測情報を含めた学習処理に基づいて灌水の実行又は待機を判定する構成としてもよい。
(実施の形態3)
実施の形態3における緑化システムは、建物の屋根Rを緑化対象物とする。図9は、実施の形態3における緑化ユニット1が複数設置された屋根Rを示す上面図及び断面図である。図9(a)は上面図を示し、屋根Rを覆う植物12を一部除いて緑化ユニット1を表わしている。図9(b)は断面図を示す。実施の形態3における緑化ユニット1,1,…は、屋根Rが折板屋根の形態であるために屋根Rを支える建築部材51,51,…上に、容器11の長手方向が流れ方向と平行となるように設置されることが好ましい。これにより、強度が強い部分に設置されるので屋根Rの強度の問題とならない。また、緑化ユニット1,1,…は、屋根R上に耐水効果を有する板状の断熱材52が設置された上に設置されることが好ましい。これにより、緑化ユニット1,1,…に含まれる培養材10が漏れて屋根Rを痛めることを防止すると共に、屋根Rによる断熱効果を良好にする。
また、実施の形態3における緑化ユニット1は、実施の形態1及び2における緑化ユニット1のように植物棚13が鉛直方向に立設された柵状でなく、培養材10から上方に立設される柱部131及び屋根R全体と略平行面をなして屋根Rを覆う棚部132とで構成される。緑化ユニット1,1,…は複数で構成されているが、棚部132は複数の緑化ユニット1,1,…に対して一体に構成されている。棚部132は、屋根Rに設置される見切り材53,53,…に固定されている。棚部132は網目の大きなネットで構成されてもよい。このように植物棚13の形状を緑化対象物の設備の形状に合わせることにより、植物12を設備に沿った形状に生長させることができる。また、網目の細かいネット14は図9中に図示しないが植物棚13と屋根Rとの間に屋根Rと略平行面をなすように備えられてもよい。ネット14が備えられることにより、植物12がツタのように吸着する種類であっても屋根Rへ伸びることを防止することが可能である。
実施の形態3における緑化システムの他の構成は、実施の形態2と同様であるので同一の符号を付して詳細な説明を省略する。なお、実施の形態1における構成と同様に、灌水機構が備えられない構成としてもよい。
このように屋根Rを緑化することにより、植物12の蒸散効果を利用して屋根Rの温度を下げ、建物内の温度の上昇を抑制することが可能となる。これにより、空調設備をはじめとする建物全体における消費電力の節約を実現することができる。また、センサ16,16,…により培養材10の湿度を測定し、外部へ通知することが可能であるので、エージェント装置3及び中央装置4の機能によって建物周辺の気象予測情報を含む生育管理情報を遠隔地から参照可能な構成とすることにより、屋根R上の植物12への水やり等、現地での生育管理作業を、必要な場合のみ行なうことができる。これにより、造園業者などの作業負担を低減させて人的負担を抑えることができる。灌水機構が備えられている場合には、作業負担を更に低減させることができる。
実施の形態1乃至3では、空調設備の室外機A又は屋根R等の設備を緑化対象物として熱交換効率を良好にする、又は断熱効果を高める効果を図った。緑化対象物は屋外に設置される自動料金精算機等の装置でもよく、暑さによる故障発生率の低減が期待できる。
また、実施の形態1乃至3の緑化システムで利用した植物12の培養材10の湿度を測定するセンサ16と、センサ16における測定値及び植物12の周辺環境の気象予測情報を取得して通知するエージェント装置3と、センサ16及びエージェント装置3間のデータ通信を実現する出力器17、変換装置21、ゲートウェイ装置22及び中央装置4とを用い、工場の敷地内に固定的に造成された緑地の維持管理を支援する緑地管理システムとして運用することも可能である。この場合、工場内の緑地における土中湿度及び工場周辺の気象予測情報を、遠隔地にいる造園業者へWebページ及びメールを介して通知することが可能となる。これにより、造園業者は定期的に緑地へ実際に行くことなしに遠隔地から管理作業の要否を判断して人的負担を抑えることが可能となる。
実施の形態1における緑化システムの概要を示す模式図である。 実施の形態1における緑化システムに含まれる緑化ユニットの構成を示す正面図及び断面図である。 実施の形態1における緑化システムに含まれる変換装置及びゲートウェイ装置の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態1における緑化システムに含まれるエージェント装置及び中央装置の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態1におけるエージェント装置のCPUが、湿度に対応する数値及び気象予測情報を取得し、生育管理情報を生成して送信する処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2における緑化システムの概要を示す模式図である。 実施の形態2における緑化システムに含まれる変換装置、ゲートウェイ装置及び開閉装置の内部構成を示すブロック図である。 実施の形態2におけるエージェント装置のCPUによる灌水処理の待機又は実行についての判定の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態3における緑化ユニットが複数設置された屋根を示す上面図及び断面図である。
符号の説明
1 緑化ユニット
10 培養材
12 植物
13 植物棚
16 センサ
23 開閉装置(制御装置)
24 電磁弁(開閉弁)
25 灌水用貯水槽
3 エージェント装置(取得装置)
30 CPU

Claims (4)

  1. 緑化対象物周辺に配設される緑化ユニットであって、
    植物及び該植物の培養材を収容した植物収容体と、
    該植物収容体に立設され、前記植物の形状が前記緑化対象物に沿うように生長を誘引する植物棚と
    を備えることを特徴とする緑化ユニット。
  2. 請求項1に記載の一又は複数の緑化ユニットと、
    該緑化ユニットの植物収容体の培養材の湿度を測定する湿度センサと、
    緑化対象物の周辺環境情報を取得する取得装置と
    を含み、
    該取得装置は、
    前記湿度センサで測定される湿度を取得する取得手段と、
    取得した周辺環境情報及び前記取得手段が取得した湿度を含む植物の生育管理に関する生育管理情報を生成する生成手段と、
    該生成手段が生成した前記生産管理情報を外部へ通知する手段と
    を備えることを特徴とする緑化システム。
  3. 請求項1に記載の一又は複数の緑化ユニットと、
    該緑化ユニットの植物収容体の培養材の湿度を測定する湿度センサと、
    前記緑化ユニットの培養材内部又は上部に設置される灌水用管と、
    前記灌水用管に接続される灌水用貯水槽と、
    該灌水用貯水槽及び前記灌水用管の間に設置される開閉弁と、
    前記湿度センサで測定される湿度が所定値以下である場合に前記開閉弁を開放せしめるべく制御するようにしてある制御装置と、
    緑化対象物の周辺環境情報を取得する取得装置と
    を含み、
    前記取得装置は、
    取得した周辺環境情報に基づき、前記開閉弁の開放可否を判定する判定手段と、
    該判定手段による判定結果を前記制御装置へ出力する手段と
    を備え、
    前記制御装置は、前記取得装置から出力された判定結果が開放不可を示すときは、前記開閉弁を開放させないようにしてあること
    を特徴とする緑化システム。
  4. 請求項1に記載の一又は複数の緑化ユニットを緑化対象物の周辺に配設し、
    該緑化ユニットの植物収容体の培養材の湿度を測定する湿度センサと、
    前記緑化対象物の周辺環境情報を取得する取得装置と
    を更に用い、
    前記取得装置により、
    前記湿度センサで測定される湿度を取得し、
    取得した周辺環境情報及び湿度を含む植物の生育管理に関する生育管理情報を生成し、
    生成した生育管理情報を外部へ通知する
    ことを特徴とする緑化方法。
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