JP2009121652A - 圧力容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的長期間に亘って、CFRP層への応力集中を抑制できる圧力容器。
【解決手段】圧力容器1は、口金3とCFRP層12との接触部分の少なくとも一部に、リング状のGFRP層90を介在させたものである。GFRP層90は、擬似等方積層されてなるとよく、また、口金3の鍔部34とCFRP層12とに挟まれるように設けられるとよい。GFRP層90は、ブレイディング法又はハンレドレイアップ法により成形され、鍔部34の先端側に位置する部位がその基端側に位置する部位よりも厚肉であるとよい。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば燃料電池システムに搭載される圧力容器に関するものである。
燃料電池システムに適用される圧力容器には、例えば35MPaや70MPa高圧の水素ガスが貯留される。従来、CNGガス等を貯留するための圧力容器として、例えば特許文献1及び2に記載のものが知られている。
特許文献1に記載の圧力容器は、ポリエチレン樹脂からなるライナー層の外面をCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics)層で補強したものであり、その口部を口金で構成している。口金のフランジ部とライナー層の内面との間にゴム製の弾性シール材が設けられ、ライナー層と口金との間の気密性が高められている。
特許文献2に記載の圧力容器は、上記同様に、ライナー層の外面をCFRP層で補強したものであるが、径方向外側に突出する口金の鍔部が、ライナー層とCFRP層とに挟まれている。
特開2005−48918号公報(図1) 特開平10−231997号公報(図1)
特許文献2に記載の圧力容器の構造では、鍔部の先端部に接するCFRP層の部分に応力が集中し、き裂等が発生するおそれがある。これは、容器内圧により口金が軸方向外側に押され、それにより鍔部の先端部がCFRP層の内面に強く接触するようになると考えられるからである。
もっとも、特許文献1に記載の弾性シール材を鍔部の先端部に設ければ、CFRP層への応力集中を抑制できなくもない。しかし、容器内圧が高圧の場合、ゴム製の弾性シール材は繰り返し圧力荷重を受けることで比較的短期間で破壊し、期待する応力緩和効果を得られないおそれがある。
本発明は、比較的長期間に亘って、CFRP層への応力集中を抑制できる圧力容器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するべく、本発明の圧力容器は、口金と、口金の外周面に接するCFRP層と、を有するものにおいて、口金とCFRP層との接触部分の少なくとも一部に、リング状のGFRP(Class Fiber Reinforced Plastics)層が介在しているものである。
本発明によれば、口金が容器の内圧を受けても、その内圧による荷重が口金からCFRP層に直接的に作用することをリング状のGFRP層によって抑制できる。これにより、口金が接触するCFRP層の部分の応力を緩和でき、圧力容器の強度部材であるCFRP層への応力集中を周方向に亘って抑制できる。また、介在させる部材として、ゴムに比べて耐圧強度及び疲労強度に優れたGFRP層を用いているため、長期に亘る応力緩和効果を確保することができる。
好ましくは、GFRP層は、擬似等方積層されてなるとよい。この構成によれば、GFRP層の全ての方向で弾性特性が同じになるので、応力緩和に好適となる。
好ましくは、圧力容器は、CFRP層に外周側を被覆されたライナー層を更に有し、口金は、CFRP層とライナー層とに挟まれるように配置された鍔部を有するとよい。そして、GFRP層は、鍔部とCFRP層とに挟まれるように設けられるとよい。このような構成によれば、応力集中が起き易いCFRP層の部分について、それを効果的に緩和できる。また、鍔部によって、口金が外方に抜けることを抑制できる。
より好ましくは、GFRP層は、鍔部の先端側に位置する部位がその基端側に位置する部位よりも厚肉であるとよい。この構成によれば、応力集中が最も起き易い部分について、それを効果的に緩和できる。また、GFRP層を全て同じ肉厚で形成する場合に比べて、GRFR層を軽量化でき、圧力容器の軽量化に供することができる。
より好ましくは、鍔部は、先端部が基端部よりも薄肉に形成されているとよい。
好ましくは、鍔部の先端部には、GFRP層を設けるための凹部又は段部が形成されているとよい。この構成によれば、GFRP層を簡易に設けることができる。
より好ましくは、GFRP層は、凹部又は段部に設けられた状態で、外表面がライナー層の外表面と面一であるとよい。この構成によれば、GFRP層とライナー層との間で外表面に段差がなくなるので、これら両方の外表面にCFRP層を段差なく位置させることが可能となる。これにより、CFRP層の強度を維持しながら、GFRP層を設けることが可能となる。
好ましくは、GFRP層は、凹部又は段部に設けられた状態で、外表面が鍔部の基端部の外表面と面一であるとよい。この構成によれば、上記同様に、CFRP層の強度を維持しながら、GFRP層を設けることが可能となる。
好ましくは、GFRP層は、ブレイディング法又はハンドレイアップ法により成形されたものであるとよい。また、GFRP層は、口金の軸線の周方向に亘って形成されることが好ましい。
本発明の圧力容器によれば、GFRP層が設けられているので、CFRP層への応力集中を長期間に亘って抑制できる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態に係る圧力容器について説明する。ここでは、圧力容器として高圧タンクを例に説明する。
図1は、本実施形態に係る高圧タンクを搭載した燃料電池自動車を示す図である。
燃料電池自動車100は、例えば3つの高圧タンク1を車体のリア部に搭載する。各高圧タンク1は、燃料電池システムの一部を構成し、ガス供給ライン102を通じて燃料電池104に燃料ガスを供給可能に構成される。高圧タンク1に貯留される燃料ガスは、可燃性の高圧ガスであり、例えば圧縮天然ガス又は水素ガスである。なお、高圧タンク1は、燃料電池自動車のみならず、電気自動車、ハイブリッド自動車などの車両のほか、各種移動体(例えば、船舶や飛行機、ロボットなど)や定置型にも適用できる。
図2は、高圧タンク1の要部を示す断面図である。
高圧タンク1は、タンク本体2及び口金3を有すると共に、口金3にバルブアッセンブリ4がねじ込み接続される。タンク本体2は、全体として密閉円筒状からなり、その内部は、燃料ガスを常圧よりも高い圧力(すなわち高圧)で貯留する貯留空間6を構成する。例えば35MPaあるいは70MPaの水素ガス、または20MPaの圧縮天然ガスが貯留空間6内に貯留される。以下では、高圧タンク1が貯留する高圧ガスとして水素ガスを例に説明する。
タンク本体2は、例えば二層構造を有しており、その二層は、ガスバリア性を有する内側の樹脂ライナー10と、樹脂ライナー10の外周側に位置するCFRP層12である。
樹脂ライナー10(ライナー層)は、高圧タンク1の内殻又は内容器とも換言される部分である。樹脂ライナー10の材質は、特に制限されるものではなく、例えば、ポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂その他の硬質樹脂を挙げることができる。また、これらの樹脂を二層以上に組み合わせて、複数層から成る積層体として樹脂ライナー10を構成してもよい。樹脂ライナー10は、返し部11を有する。返し部11は、タンク本体2の長手方向の一端部又は両端部に形成され、CFRP層12から離間するようにタンク本体2の内側へと折り返されている。返し部11は、湾曲部16と円筒部17とを連続してなり、湾曲部16は、折り返し部位19を介して、樹脂ライナー10の大部分を構成する円筒状の胴部18と連続している。なお、樹脂ライナー10に限らず、例えばアルミニウム等の金属でライナー層を構成してもよい。
CFRP層12は、高圧タンク1の外殻、シェル又は外容器とも換言される部分である。CFRP層12は、マトリックス樹脂(プラスチック)を炭素繊維で強化してなるFRP層である。マトリックス樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等が挙げられる。一例を挙げると、CRPR層12は、例えば熱硬化性のエポキシ樹脂を含浸した炭素繊維を、例えばフィラメントワインディング法により樹脂ライナー10に巻きつけ、エポキシ樹脂を加熱硬化させることで形成される。そして、CFRP層12は、樹脂ライナー10の外表面を被覆する。また、CFRP層12の一部は、口金3の外周面及び後述するGFRP層90の表面にも接する。
口金3は、例えばステンレスなどの金属で形成されており、好ましくはアルミニウム又はアルミニウム合金で形成されている。口金3は、タンク本体2の長手方向の一端部又は両端部に位置し、例えばインサート成形によりタンク本体2と一体成形される。口金3は、タンク本体2の軸線Y−Y上に軸心を有する開口部30を備える。開口部30は、タンク本体2の内外を連通するものであり、その内部にバルブアッセンブリ4が着脱自在に取り付けられる。例えば、バルブアッセンブリ4と外部のガス供給ライン102とが接続され、貯留空間6との間で水素ガスの給排がなされるようになっている。
開口部30の内周面には、バルブアッセンブリ4に螺合されるめねじ31が形成され、さらには、めねじ31よりも貯留空間6側にシール面32が形成されている。シール面32は、例えば一定の内径からなり、バルブアッセンブリ4との間をシール部材70、71により軸シールされる。シール面32は、逆テーパ面35を介してめねじ31に連なっている。シール面32を内周面に有する円筒状のシール部33は、めねじ31を内周面に有する鍔部34に連続している。また、シール部33の外周面は、円筒部16の内周面に面接触している。
着座部36は、鍔部34に連続しており、タンク本体2外へと延出されている。着座部36は、バルブアッセンブリ4が着座する座面37と、座面37と直角に連なる円筒状の内壁面38と、を有している。座面37は、口金3の軸線Y−Y方向における一方の端面であり、環状に形成されている。なお、口金3の軸線Y−Y方向における他方の端面39は、貯留空間6内に位置し、同様に環状に形成されている。
次に、図3を参照して、口金3の鍔部34まわりの構造及びGFRP層90について説明する。
鍔部34は、軸線Y−Yを中心とした環状の部位であり、シール部33よりも径方向外側にまで延在している。鍔部34は、返し部11とCFRP層12との間に挟まれるように配置されている。より詳細には、鍔部34は、返し部11の湾曲部17とCFRP層12とによって画成される空間に位置し、且つ軸線Y−Y方向において湾曲部17及びCFRP層12に面接触した状態で挟まれている。そして、鍔部34は、先端が折り返し部位19に達する先端部34aを有しており、基端部34bから先端部34aにかけて軸線Y−Y方向の肉厚が小さくなるように形成されている。すなわち、鍔部34の先端部34aは、径方向内側の基端部34bよりも薄肉に形成されている。
先端部34aは、CFRP層12側の面に、GFRP層90を設けるための環状の段部34cを有している。段部34cは、鍔部34の先端から径方向内側に向かって形成されているが、基端部34bにまでは達していない。このため、段部34cの径方向の長さは、鍔部34の先端から基端部34bまでの長さをLとすると、例えば2L/3程度となっている。こうすることで、先端部34aにのみ、GFRP層90を設けている。なお、段部34にGFRP層90を設けるには、予め単品成形しておいたGFRP層90を段部34に単に嵌め込むか、あるいは嵌め込んだ後に接着すればよい。また、他の実施態様では、段部34cに代えて、先端部34aに形成した凹部にCFRP層90を設けてもよい。
図3及び図4に示すように、GFRP層90は、軸線Y−Yを中心とするリング状の部材である。GFRP層90は、軸心に開口部91を有し、開口部91は、口金3の着座部36を挿通可能な大きさに形成され、鍔部34とCFRP層12とに挟まれるように段部34cに装着されている。GFRP層90は、先端部34aに位置する部位が、基端部34bに位置する部位よりも厚肉に形成されている。また、GFRP層90の肉厚は、段部34cの深さに対応しており、外表面92が樹脂ライナー10の外表面10a及び鍔部34の基端部34bの外表面と面一になっている。このため、CFRP層12が外表面10a及び鍔部34の基端部34bの外表面に段差無く位置するので、この部分において、CFRP層12の強度が適切に維持される。
GFRP層90は、マトリックス樹脂(プラスチック)をガラス繊維で強化してなるFRP層である。マトリックス樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等が挙げられる。ここでは、CFRP層12と同じ熱硬化性のエポキシ樹脂が用いられている。GFRP層90は、複数の層が積層されてなる積層板の態様を有している。好ましくは、GFRP層90は、各々の積層形態が異なるものであるとよく、より好ましくは、擬似等方積層されてなるものであるとよい。例えば、GFRP層90は、45°、90°、−45°、0°方向に対称積層させた擬似等方積層板であるとよい。このような擬似等方積層板とすることで、GFRP層90の全ての方向で弾性特性が同じになるので、応力緩和に好適となる。
GFRP層90は、各種の方法で製造することができる。例えば、ブレイディング法を用いた場合、ブレイディングマシンを用いてGFRPプリプレグから成形することで、積層板としてのGFRP層90を製造することができる。また、ハンドレイアップ方法を用いた場合、図5に示す製造用の型200にGFRPをハンドレイアップし、それを硬化炉で成形することで、積層板としてのGFRP層90を製造することができる。製造後のGFRP層90は段部34cに装着され、この装着状態で、フィラメントワインディング法によってCFRP層12が外側に形成される。このように、GFRP層12がない場合にCFRP層12が本来接触する口金3の外周面の部分(鍔部34の表面)に、GFRP層12が設けられることになる。
以上説明したように、本実施形態の高圧タンク1によれば、鍔部34とCFRP層12との接触部分にGFRP層90が介在する。これにより、応力集中が起きるCFRP層12の部分について、その応力集中をGFRP層90によって緩和することができる。特に、最も応力集中が起きる箇所(CFRP層12が先端部34aに面する部分)において、GFRP層90の部位を他の部位に比べて厚肉にしているので、GFRP層90を軽量化しつつ、応力緩和効果を高めることができる。また、介在層としてGFRP層90を用いているため、ゴム製のものに比べて、耐圧強度及び疲労強度を向上させることができ、長期に亘る応力緩和効果を確保することができる。さらに、車両100としてみれば、高圧タンク1の高強度及び高寿命により車両100の信頼性を向上することにも貢献できる。
なお、他の実施態様では、GFRP層90を鍔部34の領域の一部ではなく、例えば、鍔部34の先端部34aから基端部34bにかけて設けてもよい。また、鍔部34以外の領域であって、CFRP層12と口金3の外周面との接触部分にGFRP層90を介在させてもよい。
実施形態に係る圧力容器を搭載した燃料電池自動車を示す図である。 実施形態に係る圧力容器を示す断面図である。 図2の要部を拡大して示す断面図である。 実施形態に係るGFRP層の斜視図である。 実施形態に係るGFRP層をハンドレイアップ法により製造する方法を示す図であり、(a)は製造用の型の斜視図であり、(b)はその型にGFRPをハンドレイアップした状態を示す斜視図である。
符号の説明
1:高圧タンク(圧力容器)、2:タンク本体、3:口金、10:樹脂ライナー、10a:外表面、12:CFRP層、34:鍔部、34a:先端部、34b:基端部、34c:段部、90:GFRP層、92:外表面、Y−Y:軸線

Claims (9)

  1. 口金と、当該口金の外周面に接するCFRP層と、を有する圧力容器において、
    前記口金と前記CFRP層との接触部分の少なくとも一部に、リング状のGFRP層が介在している、圧力容器。
  2. 前記GFRP層は、擬似等方積層されてなるものである、請求項1に記載の圧力容器。
  3. 前記CFRP層に外周側を被覆されたライナー層を更に有しており、
    前記口金は、前記CFRP層と前記ライナー層とに挟まれるように配置された鍔部を有し、
    前記GFRP層は、前記鍔部と前記CFRP層とに挟まれるように設けられている、請求項1又は2に記載の圧力容器。
  4. 前記GFRP層は、前記鍔部の先端側に位置する部位がその基端側に位置する部位よりも厚肉である、請求項3に記載の圧力容器。
  5. 前記鍔部は、先端部が基端部よりも薄肉に形成されている、請求項4に記載の圧力容器。
  6. 前記鍔部の先端部には、前記GFRP層を設けるための凹部又は段部が形成されている、請求項3ないし5のいずれか一項に記載の圧力容器。
  7. 前記GFRP層は、前記凹部又は段部に設けられた状態で、外表面が前記ライナー層の外表面と面一である。請求項6に記載の圧力容器。
  8. 前記GFRP層は、前記凹部又は段部に設けられた状態で、外表面が前記鍔部の基端部の外表面と面一である。請求項6又は7に記載の圧力容器。
  9. 前記GFRP層は、ブレイディング法又はハンドレイアップ法により成形されたものである、請求項1ないし8のいずれか一項に記載の圧力容器。
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