JP2009121065A - 格子戸 - Google Patents

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宗一郎 大野
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Abstract

【課題】ペアガラスをガラス板の破損の恐れ無く框材に支持可能にする格子戸を提供する。
【解決手段】格子体3の両面にガラス板4をそれぞれ積層してペアガラス2を形成する。ペアガラス2の左右両側端面にガラス板4よりも格子体3を外方に突出させた突出部5を設ける。透光用開口6を囲繞する框材7の左右の内側端面7aにペアガラス2の厚みより若干幅広で且つ内方へ開口する取付溝8を形成する。透光用開口6に配置したペアガラス2の左右の端縁部を上記取付溝8に遊挿する。ペアガラス2の突出部5の先端面5aを取付溝8の溝底面8aに配設した弾性体9に圧接してペアガラス2を框材7に支持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、格子戸に関するものである。
従来から、戸1´において框材7で囲繞した透光用開口6にガラス板4を配置するには、図4(a)のように、框材7の左右の内側端面7aに内方に開口する取付溝8を形成し、この取付溝8にガラス板4の左右の両端縁部をガスケット25で包み込ませて嵌合し、ガラス板4を框材7に支持させることが行われている。しかしながら、取付溝8の全溝面を覆うこの種のガスケット25はその端縁部25aが框材7の内側端面7aに飛び出るようになり、見栄えが悪いという問題がある。
ここで、特許文献1にはガラス板4の框材7への支持構造として、図4(b)のように、ガラス板4の厚みよりも幅広の取付溝8を框材7に形成し、この取付溝8にガラス板4の左右の両端縁部を遊挿し、対向する取付溝8の溝底面8aに弾性体9を配設すると共に、ガラス板4の左右の外端面4aを対向する各弾性体9に突き合わせて圧接させ、対向する框材7でガラス板4を挟持するようにして支持することが提案されている。このガラス板4の框材7への支持構造によると、先のガスケット25を使用しないで済むから、戸の見栄えは良くできる。しかしながら、ガラス板4の外端面4aには局所的に框材7への取付けにかかる力(取付力)が負荷するものであり、ガラス板4を破損させる恐れを有するという問題がある。
ところで、近年では、透光用開口6に配置するガラス板4として、断熱性の良好なペアガラス2を用いることが多々行われている。
ペアガラス2は2枚のガラス板4から成るのでその厚み寸法は厚くなる。したがって、透光用開口6にペアガラス2を配置するのに、図4(a)の構造を採用した場合には、ペアガラス2の表面をも覆うガスケット25を収めるため取付溝8の溝幅寸法、ひいては戸の厚み寸法が大きくならざるを得ず、つまり上記見栄えの問題に加えて戸の厚み寸法の問題も併発してしまうこととなる。一方、図4(b)の構造を採用すれば、上記図4(a)の構造の問題は回避できるものの、ペアガラス2の厚み増加を抑制するためにペアガラス2を構成する各ガラスの厚みを抑えた場合には、ガラス板4の外端面への局所的な取付力の負荷によるペアガラス2の破損の恐れの問題は大きくなってしまうのである。
特開平10−37606号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ペアガラスをガラス板の破損の恐れ無く框材に支持可能にする格子戸を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に係る格子戸1にあっては、格子体3の両面にガラス板4をそれぞれ積層してペアガラス2を形成し、ペアガラス2の左右両側端面にガラス板4よりも格子体3を外方に突出させた突出部5を設け、透光用開口6を囲繞する框材7の左右の内側端面7aにペアガラス2の厚みより若干幅広で且つ内方へ開口する取付溝8を形成し、透光用開口6に配置したペアガラス2の左右の端縁部を上記取付溝8に遊挿し、ペアガラス2の突出部5の先端面5aを取付溝8の溝底面8aに配設した弾性体9に圧接してペアガラス2を框材7に支持したことを特徴とする。
これによると、格子体3の両面にガラス板4をそれぞれ積層してペアガラス2を形成したのでペアガラス2に透光性を確保できるのであり、この透光性を有するペアガラス2を框材7に支持して透光用開口6に配置するには、透光用開口6を囲繞する框材7の左右の内側端面7aにペアガラス2の厚みより若干幅広で且つ内方へ開口する取付溝8を形成し、透光用開口6に配置したペアガラス2の左右の端縁部を上記取付溝8に遊挿し、ペアガラス2の突出部5の先端面5aを取付溝8の溝底面8aに配設した弾性体9に圧接したので、框材7への取付けにかかる力(取付力)は突出部5を構成する格子体3にのみ負荷されるのであって、ガラス板4には該取付力を負荷させないようにできたことから、上記取付力によるガラス板4の破損の恐れを無くすることができるのである。
また、請求項2に係る格子戸1にあっては、請求項1において、格子体3とガラス板4とを接着一体化してペアガラス2を形成したことを特徴とする。これによると、取付溝8内でのガラス板4のガタツキを抑制できて、ガラス板4の破損の恐れを更に小さくできる。
また、請求項3に係る格子戸1にあっては、請求項1又は2において、弾性体9を取付溝8の溝底面8aにその長さ方向に間隔を隔てて複数配設したことを特徴とする。これによると、弾性体9のペアガラス2の框材7への支持機能は確保しつつも、弾性体9を取付溝8の全長に亙って配設するものと比べて弾性体9の使用量を低減できて製造コストを低廉化できる。
本発明にあっては、ペアガラスをガラス板の破損の恐れ無く框材に支持できる、という利点を有する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本例の格子戸1は、図2のように、正面視中央の透光用開口6の上下左右の四周を囲繞する框材7を有している。この框材7は一対の縦框部材10と上框部材11と下框部材12とを有し、一対の縦框部材10の上端部間に上框部材11が架設されると共に、一対の縦框部材10の下端部間に下框部材12が架設されて、正面視矩形枠状に組み付けられている。なお、図中13は建物の開口枠に取り付ける蝶番であり、14は格子戸1を開閉操作するノブである。透光用開口6は前後に開口せる正面視長方形の開口であるが、この透光用開口6には格子体3とガラス板4とを積層して透光性を確保したペアガラス2が配置される。実際の製造では、格子戸1はペアガラス2の周囲に框材7(各框部材10〜12)を取り付けるようにして組み立て製造される。
ペアガラス2は、図1のように、格子体3の前後の両面にガラス板4をそれぞれ積層して形成されている。格子体3は外周枠部15に複数の桟部16を縦横に渡して格子形状にすることで形成されている。具体的には、格子体3は、一対の縦枠部17と上枠部18と下枠部19とで成る矩形枠状の外周枠部15における上枠部18と下枠部19との間に複数の縦桟材20が左右に間隔を隔てて架け渡され、この縦桟材20の表面又は後面に交差して重ねるように複数の横桟材21が一対の縦枠部17間に上下に間隔を隔てて掛け渡された状態で、これらが一体化されている。
ガラス板4は上記のように格子体3の前後の両面に積層されるが、本例では一対のガラス板4と格子体3とはその接触面の適所で両面テープ22aなどの接着層22を介して接着一体化されている。詳しくは、本例のガラス板4は格子体3の外周枠部15にその周方向に亙って両面テープ22aでそれぞれ接着されている。また、両面テープ22aは弾性を有して接着層22に弾力を備えさせている。つまり、本例のペアガラス2は格子体3が一対のガラス板4にて挟み込まれた一体物の格子入りペアガラス2となっている。また、このペアガラス2は、格子体3の外端面がガラス板4の外端面よりも外方に位置されていて、これにより突出部5が形成されている。この突出部5はその先端面5aが後述の弾性体9に突き合わされる突合せ面となる。本例ではペアガラス2の周方向に亙って突出部5が連続的に形成されているが、ペアガラス2の周方向に間隔を隔てて部分的に突出部5を形成してもよい。
透光用開口6に臨む框材7の内側端面7aには、内方に開口する取付溝8が凹設されている。取付溝8は透光用開口6に配置したペアガラス2の側縁部を挿入して支持させる溝であり、その溝幅はペアガラス2の厚み寸法に比べて若干広く形成してある。この取付溝8は、たとえばペアガラス2の左右の側端部を支持する形態では左右の框材7(一対の縦框部材10)にのみ形成することもできるが、本例ではペアガラス2の四周の側端部を支持する形態であって框材7の周方向に亙って連続するように形成されている(各框部材10〜12に亙って連続するように形成されている)。ペアガラス2の厚み寸法に比べて溝幅を若干広く形成した取付溝8にペアガラス2の側端部を挿入したときには、ペアガラス2の前後面と取付溝8の溝側面8bとの間には若干の隙間sができる、いわゆる遊挿状態となる。上記若干の隙間sがあることは、ペアガラス2の取付溝8への挿入が容易になる利点を有する一方、ペアガラス2が取付溝8内で前後に揺れて取付溝8の溝側面8bに当ることも考えられるが、この場合にも本例のペアガラス2は弾性を有した接着層22によってその衝撃を吸収することができる。
ペアガラス2を框材7に支持させるには、ペアガラス2の対向位置にある外端面を框材7で挟持するようにして行われる。詳しくは、取付溝8の溝底面8aにはゴム等より成る弾性体9が配設され、この弾性体9にペアガラス2の突出部5の先端面5aを圧接させるようにして行われている。すなわち、框材7への取付けにかかる力(取付力)は突出部5を構成する格子体3にのみ負荷されるのであって、ガラス板4には該取付力を負荷させないようにできたのである。したがって、上記取付力によるガラス板4の破損の恐れを無くした状態で、ペアガラス2を框材7に支持させることができたのである。なお、この弾性体9は、取付溝8内にあって外観に露出せず格子戸1に良好な外観を現出できることや、ペアガラス2を緩衝的に框材7に支持できる利点もあるのは言うまでもない。
弾性体9は、取付溝8の溝底面8aにその長さ方向に亙って配設してもよいが、本例では図3のように、取付溝8の溝底面8aにその長さ方向に間隔を隔てて複数配設した態様を採用している。これによると、弾性体9のペアガラス2の框材7への支持機能は確保しつつも、弾性体9を取付溝8の全長に亙って配設するものと比べて弾性体9の使用量を低減して製造コストを低廉化できる利点を有する。
なお、先の実施形態では、ガラス板4を取付溝8内でがたつかないことを期した、格子体3とガラス板4とが接着層22を介して接着一体化されたペアガラス2を例示したが、ガラス板4が格子体3に接着されないペアガラス2でもよい。この例ではガラス板4はその端縁部が格子体3と共に取付溝8に挿入されることで、ペアガラス2を形成できるものであり、このペアガラス2も先の実施形態と同様に框材7には格子体3のみが弾性体9を介して支持固定されるので、ガラス板4に框材7への取付けにかかる力(取付力)が負荷することは無く、上記取付力によるガラス板4の破損の恐れを無くした状態で、ペアガラス2を框材7に支持させることができるのである。
本発明の実施の形態の例の格子戸における要部の断面図(図2のA−A線断面図)である。 同上の格子戸の正面図である。 同上の格子戸における弾性材の配置を説明する説明図である。 (a)は従来技術の例を示す戸の要部の断面図であり、(b)は従来技術の他例を示す戸の要部の断面図である。
符号の説明
1 格子戸
2 ペアガラス
3 格子体
4 ガラス板
5 突出部
5a 先端面
6 透光用開口
7 框材
7a 内側端面
8 取付溝
8a 溝底面
9 弾性体
22 接着層
s 隙間

Claims (3)

  1. 格子体の両面にガラス板をそれぞれ積層してペアガラスを形成し、ペアガラスの左右両側端面にガラス板よりも格子体を外方に突出させた突出部を設け、透光用開口を囲繞する框材の左右の内側端面7aにペアガラスの厚みより若干幅広で且つ内方へ開口する取付溝を形成し、透光用開口に配置したペアガラスの左右の端縁部を上記取付溝に遊挿し、ペアガラスの突出部の先端面を取付溝の溝底面に配設した弾性体に圧接してペアガラスを框材に支持したことを特徴とする格子戸。
  2. 格子体とガラス板とを接着一体化してペアガラスを形成したことを特徴とする請求項1記載の格子戸。
  3. 弾性体を取付溝の溝底面にその長さ方向に間隔を隔てて複数配設したことを特徴とする請求項1又は2記載の格子戸。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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