JP2009118158A - 撮像装置および撮像方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】RGBフィルタが配置された各画素からの出力を検出するとともに、各画素からの出力が所定の飽和レベル以上に達しているか否かを判定する輝度レベル判定部60と、輝度レベル判定部60によりGフィルタが配置された画素からの出力が所定の飽和レベル以上に達していると判定した場合に、その周囲の飽和していないR、Bフィルタが配置された画素からの出力に基づいて、飽和レベル以上領域における画素出力を予測補間してダイナミックレンジを拡大する画素出力補正処理部61と、画素出力補正処理部61により拡大されるダイナミックレンジに対する拡大率を、メニューボタンの操作により設定された拡大率に基づいて変更制御する制御部を有している。
【選択図】図5
Description
前記画素出力補正処理工程による前記予測補間処理により拡大されるダイナミックレンジに対する拡大率を、ダイナミックレンジの拡大率を設定するダイナミックレンジ拡大率設定手段により設定された拡大率に基づいて変更制御する拡大率変更制御工程と、を含むことを特徴としている。
〈実施形態1〉
図1(a),(b),(c)に示すように、本実施形態に係るデジタルカメラ1の上面側には、レリーズボタン(シャッタボタン)2、電源ボタン3、撮影・再生切替ダイアル4が設けられており、デジタルカメラ1の正面(前面)側には、撮影レンズ系5を有する鏡胴ユニット6、ストロボ発光部7、光学ファインダ8が設けられている。
図2に示すように、このデジタルカメラ1内には、鏡胴ユニット6に設置した撮影レンズ系5を通して入射される被写体画像が受光面上に結像する固体撮像素子としてのCCD20、CCD20から出力される電気信号(アナログRGB画像信号)をデジタル信号に処理するアナログフロントエンド部(以下、「AFE部」という)21、AFE部21から出力されるデジタル信号を処理する信号処理部22、データを一時的に格納するSDRAM23、制御プログラム等が記憶されたROM24、モータドライバ25等が設けられている。
次に、前記したデジタルカメラ1のモニタリング動作と静止画撮影動作について説明する。このデジタルカメラ1は、静止画撮影モード時には、以下に説明するようなモニタリング動作を実行しながら静止画撮影動作が行われる。
デジタルカメラ1のCCD20を構成する各画素上には、RGBフィルタが配置されているが、太陽光のように広い波長帯域を持つ光に対して、通常のRGBフィルタが配置されている各画素は各色毎に輝度に対する感度が異なっている。
本実施形態に係るデジタルカメラ1のYUV変換部36は、前記したダイナミックレンジを拡大するためのダイナミックレンジ拡大処理機能を有している。
Gフィルタの画素出力=4096×1.8=7372(14ビット)
などに設定してもよい。
前記実施形態1では図7に示したように、RGB原色フィルタを有するCCD20に対して、2×2画素を処理単位(最小単位)としていたが、本実施形態では、図15に示すように、太枠A内の5画素(1つのGフィルタの画素、2つずつのR(R1,R2)、B(B1,B2)フィルタの画素)を処理単位(最小単位)とし、処理単位を前記実施形態1の場合よりも広い範囲とした例である。なお、デジタルカメラの構成、モニタリング動作、静止画撮影動作、およびダイナミックレンジの拡大処理動作は、前記実施形態1と同様である。
本実施形態では、図16に示すように、RGBフィルタを有するCCD20に対して、前記実施形態2の場合よりも更に処理単位(太枠A)を広くした例である。なお、デジタルカメラの構成、モニタリング動作、静止画撮影動作、およびダイナミックレンジの拡大処理動作は、前記実施形態1と同様である。
本実施形態では、RGBフィルタを有するCCD20に対して、図17に示すように、太枠A内の水平方向5画素、垂直方向5画素の5×5画素を処理単位とし、この処理単位の中心部のGフィルタに対して、対角線方向(図17のa方向、b方向)にも複数のGフィルタの画素が配置されている。処理単位(太枠A内)の中心部のGフィルタの画素出力に対して、飽和レベル以上に達したか否かの判定が行われる。
本実施形態におけるYUV変換部36のDレンジ拡大予測補間部50は、図20に示すように、輝度レベル判定部60、ビット拡張処理部62、第1画素出力補正処理部63、第2画素出力補正処理部64、および補正データ合成部65を備えている。輝度レベル判定部60、ビット拡張処理部62は、図5に示した実施形態1と同様である。なお、デジタルカメラの他の構成、モニタリング動作、静止画撮影動作は、前記実施形態1と同様である。
第1の処理条件では、第1、第2画素出力補正処理部63、64からそれぞれ出力される予測補間情報を平均する。
第2の処理条件では、第1、第2画素出力補正処理部63、64からそれぞれ出力される予測補間値情報に対して、第1画素出力補正処理部63側の予測補間値情報を優先する。
第3の処理条件では、第1、第2画素出力補正処理部63、64からそれぞれ出力される予測補間値情報に対して、第2画素出力補正処理部64側の予測補間値情報を優先する。
第4の処理条件では、第1、第2画素出力補正処理部63、64からそれぞれ出力される予測補間値情報に応じて、前記第1〜第3の処理条件を適切に選択する。
本実施形態に係るデジタルカメラでは、適切なダイナミックレンジの拡大率を制御部28(図2参照)によって自動的に設定できるようにした。以下、本実施形態におけるダイナミックレンジの拡大率設定処理について説明する。
本実施形態に係るデジタルカメラおいても、実施形態7と同様に適切なダイナミックレンジの拡大率を制御部28(図2参照)によって自動的に設定できるようにした。以下、本実施形態におけるダイナミックレンジの拡大率設定処理について説明する。
5 撮影レンズ系(光学系)
6 鏡胴ユニット
9 液晶モニタ
12 メニューボタン(ダイナミックレンジ拡大率設定手段、動作選択手段)
20 CCD(撮像素子)
21 アナログフロントエンド部
22 信号処理部
23 SDRAM
28 制御部(拡大率変更制御手段)
34 CCDインターフェース
35 メモリコントローラ
36 YUV変換部
50 Dレンジ拡大予測補間部
51 ビット圧縮変換部(ビット圧縮変換手段)
57 輝度ヒストグラム生成部(ヒストグラム生成手段)
60 輝度レベル判定部(画素出力検出手段)
61、61a 画素出力補正処理部(画素出力補正処理手段)
62 ビット拡張処理部
63 第1画素出力補正処理部(第1の画素出力補正処理手段)
64 第2画素出力補正処理部(第2の画素出力補正処理手段)
65 補正データ合成部(予測補間処理手段)
Claims (26)
- 光学系を通して入射される被写体像を複数の画素を有する受光面に受光して電気信号に変換するとともに、前記各画素の前面側に3原色系フィルタまたは補色系フィルタの色分解フィルタが配置された撮像素子を備え、広い波長帯域を持つ光に対して特定色のフィルタが配置された画素が、他の色のフィルタが配置された画素よりも高い輝度感度を有している撮像装置において、
前記撮像素子から出力される電気信号に基づいて、前記色分解フィルタが配置された前記各画素からの出力を検出するとともに、前記各画素からの出力が所定の飽和レベル以上に達しているか否かを判定する画素出力検出手段と、
前記画素出力検出手段により前記特定色のフィルタが配置された画素からの出力が前記所定の飽和レベル以上に達していると判定した場合に、その周囲の飽和していない前記他の色のフィルタが配置された画素からの出力に基づいて、前記飽和レベル以上領域における画素出力を予測補間してダイナミックレンジを拡大する画素出力補正処理手段と、
ダイナミックレンジの拡大率を設定するダイナミックレンジ拡大率設定手段と、
前記画素出力補正処理手段による前記予測補間処理により拡大されるダイナミックレンジに対する拡大率を、前記ダイナミックレンジ拡大率設定手段により設定された拡大率に基づいて変更制御する拡大率変更制御手段と、を有する、
ことを特徴とする撮像装置。 - 光学系を通して入射される被写体像を複数の画素を有する受光面に受光して電気信号に変換するとともに、前記各画素の前面側に3原色系フィルタまたは補色系フィルタの色分解フィルタが配置された撮像素子を備え、広い波長帯域を持つ光に対して特定色のフィルタが配置された画素が、他の色のフィルタが配置された画素よりも高い輝度感度を有している撮像装置において、
前記撮像素子から出力される電気信号に基づいて、前記色分解フィルタが配置された前記各画素からの出力を検出するとともに、前記各画素からの出力が所定の飽和レベル以上に達しているか否かを判定する画素出力検出手段と、
前記画素出力検出手段により前記特定色のフィルタが配置された画素からの出力が前記所定の飽和レベル以上に達していると判定した場合に、その周囲の飽和していない前記特定色と同じ色のフィルタが配置された画素からの出力に基づいて、前記飽和レベル以上領域における画素出力を予測補間してダイナミックレンジを拡大する画素出力補正処理手段と、
ダイナミックレンジの拡大率を設定するダイナミックレンジ拡大率設定手段と、
前記画素出力補正処理手段による前記予測補間処理により拡大されるダイナミックレンジに対する拡大率を、前記ダイナミックレンジ拡大率設定手段により設定された拡大率に基づいて変更制御する拡大率変更制御手段と、を有する、
ことを特徴とする撮像装置。 - 光学系を通して入射される被写体像を複数の画素を有する受光面に受光して電気信号に変換するとともに、前記各画素の前面側に3原色系フィルタまたは補色系フィルタの色分解フィルタが配置された撮像素子を備え、広い波長帯域を持つ光に対して特定色のフィルタが配置された画素が、他の色のフィルタが配置された画素よりも高い輝度感度を有している撮像装置において、
前記撮像素子から出力される電気信号から、前記色分解フィルタが配置された前記各画素からの出力を検出するとともに、前記各画素からの出力が所定の飽和レベル以上に達しているか否かを判定する画素出力検出手段と、
前記画素出力検出手段により前記特定色のフィルタが配置された画素からの出力が前記所定の飽和レベル以上に達していると判定した場合に、その周囲の飽和していない前記他の色のフィルタが配置された画素からの出力に基づいて、前記飽和レベル以上領域における画素出力を予測補間する第1の画素出力補正処理手段と、
前記画素出力検出手段により前記特定色のフィルタが配置された画素からの出力が前記所定の飽和レベル以上に達していると判定した場合に、その周囲の飽和していない前記特定色と同じ色のフィルタが配置された画素からの出力に基づいて、前記飽和レベル以上領域における画素出力を予測補間する第2の画素出力補正処理手段と、
前記第1の画素出力補正処理手段と前記第2の画素出力補正処理手段からそれぞれ出力される予測補間情報に基づいて、前記飽和レベル以上領域における画素出力に対して適切な予測補間処理をしてダイナミックレンジを拡大する予測補間処理手段と、
ダイナミックレンジの拡大率を設定するダイナミックレンジ拡大率設定手段と、
前記予測補間処理手段による前記予測補間処理により拡大されるダイナミックレンジに対する拡大率を、前記ダイナミックレンジ拡大率設定手段により設定された拡大率に基づいて変更制御する拡大率変更制御手段と、を有する、
ことを特徴とする撮像装置。 - 前記画素出力検出手段が各画素の出力を検出する際の処理単位は、水平・垂直方向に2×2画素の大きさである、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 前記画素出力補正処理手段による前記予測補間処理により拡大されるダイナミックレンジに対応して、低輝度から最大高輝度間における画素の発生頻度を算出するヒストグラム生成手段を備え、
前記拡大率変更制御手段は、前記画素出力検出手段により前記特定色のフィルタが配置された画素からの出力が前記所定の飽和レベル以上に達していると判定されているときに、前記ヒストグラム生成手段で生成されたヒストグラムに対し最大高輝度側から低輝度側に向けて画素の発生頻度を検出したときの画素の発生頻度情報に基づいて、画素の発生頻度が予め規定された規定値以上になる位置をヒストグラムの新たな最大高輝度位置とするように、前記画素出力補正処理手段により拡大されるダイナミックレンジに対する拡大率を変更制御する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。 - 前記画素出力補正処理手段による前記予測補間処理により拡大されるダイナミックレンジに対応して、低輝度から最大高輝度間における画素の発生頻度を算出するヒストグラム生成手段を備え、
前記拡大率変更制御手段は、前記画素出力検出手段により前記特定色のフィルタが配置された画素からの出力が前記所定の飽和レベル以上に達していると判定されているときに、前記ヒストグラム生成手段で生成されたヒストグラムに対し最大高輝度側から低輝度側に向けて画素の発生頻度を検出したときの画素の発生頻度情報に基づいて、画素の発生頻度が予め規定された規定値以上になる位置をヒストグラムの新たな最大高輝度位置とするように、前記予測補間処理手段により拡大されるダイナミックレンジに対する拡大率を変更制御する、
ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。 - 前記画素出力補正処理手段による前記予測補間処理により拡大されるダイナミックレンジに対応して、低輝度から最大高輝度間における画素の発生頻度を算出するヒストグラム生成手段を備え、
前記拡大率変更制御手段は、前記画素出力検出手段により前記特定色のフィルタが配置された画素からの出力が前記所定の飽和レベル以上に達していると判定されているときに、前記ヒストグラム生成手段で生成されたヒストグラムに対し低輝度側から最大高輝度側に向けてカウントしたときの輝度データ数の値が、全輝度データ数の値に対して予め規定した割合になる位置をヒストグラムの新たな最大高輝度位置とするように、前記画素出力補正処理手段により拡大されるダイナミックレンジに対する拡大率を変更制御する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。 - 前記画素出力補正処理手段による前記予測補間処理により拡大されるダイナミックレンジに対応して、低輝度から最大高輝度間における画素の発生頻度を算出するヒストグラム生成手段を備え、
前記拡大率変更制御手段は、前記画素出力検出手段により前記特定色のフィルタが配置された画素からの出力が前記所定の飽和レベル以上に達していると判定されているときに、前記ヒストグラム生成手段で生成されたヒストグラムに対し低輝度側から最大高輝度側に向けてカウントしたときの輝度データ数の値が、全輝度データ数の値に対して予め規定した割合になる位置をヒストグラムの新たな最大高輝度位置とするように、前記予測補間処理手段により拡大されるダイナミックレンジに対する拡大率を変更制御する、
ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。 - 前記特定色のフィルタが配置された画素の出力が前記所定の飽和レベル以上に達している場合に前記画素出力補正処理手段から出力される、前記所定の飽和レベル以下における第1のビット数から第2のビット数に一度拡張された画素出力のデータを、予め設定したビット圧縮変換特性テーブルに基づいて再度前記第1のビット数に圧縮するビット圧縮変換手段を備え、
前記拡大率変更制御手段は、ビット圧縮変換特性を変更した前記ビット圧縮変換特性テーブルに基づいて、前記画素出力補正処理手段により拡大されるダイナミックレンジに対する拡大率を変更制御する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。 - 前記特定色のフィルタが配置された画素の出力が前記所定の飽和レベル以上に達している場合に前記画素出力補正処理手段から出力される、前記所定の飽和レベル以下における第1のビット数から第2のビット数に一度拡張された画素出力のデータを、予め設定したビット圧縮変換特性テーブルに基づいて再度前記第1のビット数に圧縮するビット圧縮変換手段を備え、
前記拡大率変更制御手段は、ビット圧縮変換特性を変更した前記ビット圧縮変換特性テーブルに基づいて、前記予測補間処理手段により拡大されるダイナミックレンジに対する拡大率を変更制御する、
ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。 - 前記拡大率変更制御手段は、前記特定色のフィルタが配置された画素の出力が前記所定の飽和レベル以上に達している場合に前記画素出力補正処理手段から出力される、前記所定の飽和レベル以下における第1のビット数から第2のビット数に一度拡張された画素出力のデータに対して所定の係数を乗算することで、前記画素出力補正処理手段により拡大されるダイナミックレンジに対する拡大率を変更制御する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。 - 前記拡大率変更制御手段は、前記特定色のフィルタが配置された画素の出力が前記所定の飽和レベル以上に達している場合に前記画素出力補正処理手段から出力される、前記所定の飽和レベル以下における第1のビット数から第2のビット数に一度拡張された画素出力のデータに対して所定の係数を乗算することで、前記予測補間処理手段により拡大されるダイナミックレンジに対する拡大率を変更制御する、
ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。 - 前記特定色のフィルタが配置された画素の出力に対して、前記所定の飽和レベル以上に達しているときに前記予測補間させる動作を、選択して実行させるための動作選択手段を備えている、
ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 光学系を通して入射される被写体像を複数の画素を有する受光面に受光して電気信号に変換するとともに、前記各画素の前面側に3原色系フィルタまたは補色系フィルタの色分解フィルタが配置された撮像素子を備え、広い波長帯域を持つ光に対して特定色のフィルタが配置された画素が、他の色のフィルタが配置された画素よりも高い輝度感度を有している撮像装置の撮像方法において、
前記撮像素子から出力される電気信号に基づいて、前記色分解フィルタが配置された前記各画素からの出力を検出するとともに、前記各画素からの出力が所定の飽和レベル以上に達しているか否かを判定する画素出力検出工程と、
前記画素出力検出工程により前記特定色のフィルタが配置された画素からの出力が前記所定の飽和レベル以上に達していると判定した場合に、その周囲の飽和していない前記他の色のフィルタが配置された画素からの出力に基づいて、前記飽和レベル以上領域における画素出力を予測補間してダイナミックレンジを拡大する画素出力補正処理工程と、
前記画素出力補正処理工程による前記予測補間処理により拡大されるダイナミックレンジに対する拡大率を、ダイナミックレンジの拡大率を設定するダイナミックレンジ拡大率設定手段により設定された拡大率に基づいて変更制御する拡大率変更制御工程と、を含む、
ことを特徴とする撮像装置の撮像方法。 - 光学系を通して入射される被写体像を複数の画素を有する受光面に受光して電気信号に変換するとともに、前記各画素の前面側に3原色系フィルタまたは補色系フィルタの色分解フィルタが配置された撮像素子を備え、広い波長帯域を持つ光に対して特定色のフィルタが配置された画素が、他の色のフィルタが配置された画素よりも高い輝度感度を有している撮像装置の撮像方法において、
前記撮像素子から出力される電気信号に基づいて、前記色分解フィルタが配置された前記各画素からの出力を検出するとともに、前記各画素からの出力が所定の飽和レベル以上に達しているか否かを判定する画素出力検出工程と、
前記画素出力検出工程により前記特定色のフィルタが配置された画素からの出力が前記所定の飽和レベル以上に達していると判定した場合に、その周囲の飽和していない前記特定色と同じ色のフィルタが配置された画素からの出力に基づいて、前記飽和レベル以上領域における画素出力を予測補間してダイナミックレンジを拡大する画素出力補正処理工程と、
前記画素出力補正処理工程による前記予測補間処理により拡大されるダイナミックレンジに対する拡大率を、ダイナミックレンジの拡大率を設定するダイナミックレンジ拡大率設定手段により設定された拡大率に基づいて変更制御する拡大率変更制御工程と、を含む、
ことを特徴とする撮像装置の撮像方法。 - 光学系を通して入射される被写体像を複数の画素を有する受光面に受光して電気信号に変換するとともに、前記各画素の前面側に3原色系フィルタまたは補色系フィルタの色分解フィルタが配置された撮像素子を備え、広い波長帯域を持つ光に対して特定色のフィルタが配置された画素が、他の色のフィルタが配置された画素よりも高い輝度感度を有している撮像装置の撮像方法において、
前記撮像素子から出力される電気信号から、前記色分解フィルタが配置された前記各画素からの出力を検出するとともに、前記各画素からの出力が所定の飽和レベル以上に達しているか否かを判定する画素出力検出工程と、
前記画素出力検出工程により前記特定色のフィルタが配置された画素からの出力が前記所定の飽和レベル以上に達していると判定した場合に、その周囲の飽和していない前記他の色のフィルタが配置された画素からの出力に基づいて、前記飽和レベル以上領域における画素出力を予測補間する第1の画素出力補正処理工程と、
前記画素出力検出工程により前記特定色のフィルタが配置された画素からの出力が前記所定の飽和レベル以上に達していると判定した場合に、その周囲の飽和していない前記特定色と同じ色のフィルタが配置された画素からの出力に基づいて、前記飽和レベル以上領域における画素出力を予測補間する第2の画素出力補正処理工程と、
前記第1の画素出力補正処理工程と前記第2の画素出力補正処理工程からそれぞれ出力される予測補間情報に基づいて、前記飽和レベル以上領域における画素出力に対して適切な予測補間処理をしてダイナミックレンジを拡大する予測補間処理工程と、
前記予測補間処理工程による前記予測補間処理により拡大されるダイナミックレンジに対する拡大率を、ダイナミックレンジの拡大率を設定するダイナミックレンジ拡大率設定手段により設定された拡大率に基づいて変更制御する拡大率変更制御工程と、を含む、
ことを特徴とする撮像装置の撮像方法。 - 前記各画素の出力を検出する際の処理単位は、水平・垂直方向に2×2画素の大きさである、
ことを特徴とする請求項14乃至16のいずれか一項に記載の撮像装置の撮像方法。 - 前記画素出力補正処理工程による前記予測補間処理により拡大されるダイナミックレンジに対応して、低輝度から最大高輝度間における画素の発生頻度を算出するヒストグラム生成工程をさらに含み、
前記拡大率変更制御工程は、前記画素出力検出工程により前記特定色のフィルタが配置された画素からの出力が前記所定の飽和レベル以上に達していると判定されているときに、前記ヒストグラム生成工程で生成されたヒストグラムに対し最大高輝度側から低輝度側に向けて画素の発生頻度を検出したときの画素の発生頻度情報に基づいて、画素の発生頻度が予め規定された規定値以上になる位置をヒストグラムの新たな最大高輝度位置とするように、前記画素出力補正処理工程により拡大されるダイナミックレンジに対する拡大率を変更制御する、
ことを特徴とする請求項14または15に記載の撮像装置の撮像方法。 - 前記画素出力補正処理工程による前記予測補間処理により拡大されるダイナミックレンジに対応して、低輝度から最大高輝度間における画素の発生頻度を算出するヒストグラム生成工程をさらに含み、
前記拡大率変更制御工程は、前記画素出力検出工程により前記特定色のフィルタが配置された画素からの出力が前記所定の飽和レベル以上に達していると判定されているときに、前記ヒストグラム生成手段で生成されたヒストグラムに対し最大高輝度側から低輝度側に向けて画素の発生頻度を検出したときの画素の発生頻度情報に基づいて、画素の発生頻度が予め規定された規定値以上になる位置をヒストグラムの新たな最大高輝度位置とするように、前記予測補間処理工程により拡大されるダイナミックレンジに対する拡大率を変更制御する、
ことを特徴とする請求項16に記載の撮像装置の撮像方法。 - 前記画素出力補正処理工程による前記予測補間処理により拡大されるダイナミックレンジに対応して、低輝度から最大高輝度間における画素の発生頻度を算出するヒストグラム生成工程をさらに含み、
前記拡大率変更制御工程は、前記画素出力検出工程により前記特定色のフィルタが配置された画素からの出力が前記所定の飽和レベル以上に達していると判定されているときに、前記ヒストグラム生成工程で生成されたヒストグラムに対し低輝度側から最大高輝度側に向けてカウントしたときの輝度データ数の値が、全輝度データ数の値に対して予め規定した割合になる位置をヒストグラムの新たな最大高輝度位置とするように、前記画素出力補正処理工程により拡大されるダイナミックレンジに対する拡大率を変更制御する、
ことを特徴とする請求項14または15に記載の撮像装置の撮像方法。 - 前記画素出力補正処理工程による前記予測補間処理により拡大されるダイナミックレンジに対応して、低輝度から最大高輝度間における画素の発生頻度を算出するヒストグラム生成工程をさらに含み、
前記拡大率変更制御工程は、前記画素出力検出工程により前記特定色のフィルタが配置された画素からの出力が前記所定の飽和レベル以上に達していると判定されているときに、前記ヒストグラム生成工程で生成されたヒストグラムに対し低輝度側から最大高輝度側に向けてカウントしたときの輝度データ数の値が、全輝度データ数の値に対して予め規定した割合になる位置をヒストグラムの新たな最大高輝度位置とするように、前記予測補間処理工程により拡大されるダイナミックレンジに対する拡大率を変更制御する、
ことを特徴とする請求項16に記載の撮像装置の撮像方法。 - 前記特定色のフィルタが配置された画素の出力が前記所定の飽和レベル以上に達している場合に前記画素出力補正処理工程から出力される、前記所定の飽和レベル以下における第1のビット数から第2のビット数に一度拡張された画素出力のデータを、予め設定したビット圧縮変換特性テーブルに基づいて再度前記第1のビット数に圧縮するビット圧縮変換工程をさらに含み、
前記拡大率変更制御工程は、ビット圧縮変換特性を変更した前記ビット圧縮変換特性テーブルに基づいて、前記画素出力補正処理工程により拡大されるダイナミックレンジに対する拡大率を変更制御する、
ことを特徴とする請求項14または15に記載の撮像装置の撮像方法。 - 前記特定色のフィルタが配置された画素の出力が前記所定の飽和レベル以上に達している場合に前記画素出力補正処理工程から出力される、前記所定の飽和レベル以下における第1のビット数から第2のビット数に一度拡張された画素出力のデータを、予め設定したビット圧縮変換特性テーブルに基づいて再度前記第1のビット数に圧縮するビット圧縮変換工程をさらに含み、
前記拡大率変更制御工程は、ビット圧縮変換特性を変更した前記ビット圧縮変換特性テーブルに基づいて、前記予測補間処理工程により拡大されるダイナミックレンジに対する拡大率を変更制御する、
ことを特徴とする請求項16に記載の撮像装置の撮像方法。 - 前記拡大率変更制御工程は、前記特定色のフィルタが配置された画素の出力が前記所定の飽和レベル以上に達している場合に前記画素出力補正処理工程から出力される、前記所定の飽和レベル以下における第1のビット数から第2のビット数に一度拡張された画素出力のデータに対して所定の係数を乗算することで、前記画素出力補正処理工程により拡大されるダイナミックレンジに対する拡大率を変更制御する、
ことを特徴とする請求項14または15に記載の撮像装置の撮像方法。 - 前記拡大率変更制御工程は、前記特定色のフィルタが配置された画素の出力が前記所定の飽和レベル以上に達している場合に前記画素出力補正処理工程から出力される、前記所定の飽和レベル以下における第1のビット数から第2のビット数に一度拡張された画素出力のデータに対して所定の係数を乗算することで、前記予測補間処理工程により拡大されるダイナミックレンジに対する拡大率を変更制御する、
ことを特徴とする請求項16に記載の撮像装置の撮像方法。 - 前記特定色のフィルタが配置された画素の出力に対して、前記所定の飽和レベル以上に達しているときに前記予測補間させる動作は、動作選択手段で動作選択することにより実行される、
ことを特徴とする請求項14至25のいずれか一項に記載の撮像装置の撮像方法。
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