JP2009117796A - 半導体発光素子および発光装置 - Google Patents

半導体発光素子および発光装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009117796A
JP2009117796A JP2008159821A JP2008159821A JP2009117796A JP 2009117796 A JP2009117796 A JP 2009117796A JP 2008159821 A JP2008159821 A JP 2008159821A JP 2008159821 A JP2008159821 A JP 2008159821A JP 2009117796 A JP2009117796 A JP 2009117796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
light emitting
semiconductor light
semiconductor layer
electrodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008159821A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5125795B2 (ja
Inventor
Akinori Yoneda
章法 米田
Akiyoshi Kiuchi
章喜 木内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nichia Corp
Original Assignee
Nichia Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nichia Corp filed Critical Nichia Corp
Priority to JP2008159821A priority Critical patent/JP5125795B2/ja
Priority to US12/216,464 priority patent/US7939836B2/en
Publication of JP2009117796A publication Critical patent/JP2009117796A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5125795B2 publication Critical patent/JP5125795B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Led Devices (AREA)

Abstract

【課題】 素子内の電位差を小さくして順電圧が低減された、高効率の半導体発光素子を提供することを目的とする。
【解決手段】 少なくとも第1辺と、該第1辺に隣接する第2辺とを有する平面視で矩形の半導体発光素子であって、第1導電型半導体層と、第2導電型半導体層と、前記第1導電型半導体層に設けられた複数の第1電極と、前記第2導電型半導体層に設けられた第2電極と、を有し、第1導電型半導体層、第2導電型半導体層、および第2電極は、第1電極を囲んでおり、第1電極と第2電極は同一面側に設けられており、第1電極は、第1辺に沿って長い形状であり、且つ、第1辺に沿ってx列(x≧2)、第2辺に沿ってy行(y>x)、の格子状に配列されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体発光素子に係わり、特に、一対の電極が半導体発光素子の同一面側に形成されて構成される半導体発光素子およびこれを載置した発光装置に関する。
従来から、半導体層の積層構造体からなる半導体発光素子において、高出力化を実現するために、各電極の形状や配置について種々の研究開発が行われている(例えば、特許文献1〜3参照)。その一例を図8に示す。図8に示すLEDチップは、同一面側にn側の電極とp側の電極が設けられており、n側の電極の給電部51とp側の電極の給電部52とを横方向に交互に計3つずつ、縦方向にも交互に計3つずつ、等距離に配置してマトリクス状の電極配置構成としたものである。また、表面に電極パターンが形成されたサブマウントに、半導体発光素子を導通するように搭載することが知られている(例えば、特許文献4参照)。
特開2002−319705号公報 特開2004−47988号公報 特開2006−19347号公報 特開2000−174348号公報
しかし、図8のようにn側の電極の給電部とp側の電極の給電部とを単に等間隔に配置するだけでは、素子に流れる電流を十分に均一化することはできなかった。また、このように同一面側にp電極とn電極とを形成する場合、一方の電極は発光領域の一部を除去して露出させた半導体層表面に形成する必要がある。このため、単に電極面積を増やして電流分布を均一化しようとすると、発光面積が減少してしまい、素子全体の出力が低下し、発光効率も低下してしまう。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、素子内の電位差を小さくして順電圧が低減された、高効率の半導体発光素子を提供することを目的とする。
上述したような問題を解決するために、本発明の半導体発光素子は、少なくとも第1辺と、該第1辺に隣接する第2辺とを有する平面視で矩形の半導体発光素子であって、第1導電型半導体層と、第2導電型半導体層と、前記第1導電型半導体層に設けられた複数の第1電極と、前記第2導電型半導体層に設けられた第2電極と、を有し、第1導電型半導体層、第2導電型半導体層、および第2電極は、第1電極を囲んでおり、第1電極と第2電極は同一面側に設けられており、第1電極は、第1辺に沿って長い形状であり、且つ、第1辺に沿ってx列(x≧2)、第2辺に沿ってy行(y>x)、の格子状に配列されている。
また、本発明の半導体発光素子は、上述の構成に加えて、以下の構成を組み合わせることができる。複数の第1電極は、行方向における第1電極間の距離Dが、列方向における第1電極間の距離Dよりも大きくなるように配置されている。複数の第1電極は、行方向において等間隔に配置されており、第1電極間の距離Dが、第2辺に最も近い第1電極から第2辺側の前記第2導電型半導体層終端までの距離Dよりも大きい。距離Dが、距離Dの2倍以下である。複数の第1電極は、列方向において等間隔に配置されており、第1電極間の距離Dが、第1辺に最も近い第1電極から第1辺側の第2導電型半導体層終端までの距離Dと同じかそれよりも小さい。複数の第1電極は、大きさ及び形状が同じである。第1電極は、第1辺に沿って長い略円形状である。半導体発光素子は、第1辺と第2辺の長さが略等しい。半導体発光素子は平面視で略正方形である。第1導電型半導体層はn型窒化ガリウム系化合物半導体層であり、第2導電型半導体層は、p型窒化ガリウム系化合物半導体層である。半導体発光素子はフリップチップ用の素子である。第1電極は、第1辺に沿って2列、第2辺に沿って3行の格子状に配列されている。
さらに、このような半導体発光素子と、半導体発光素子が載置される配線基板と、を有する発光装置とすることもできる。配線基板は、半導体発光素子の第1電極と接続される第1配線電極と、第2電極と接続される第2配線電極とを有し、第1及び第2配線電極は、半導体発光素子の第2辺の長さ方向に直線状に伸びた形状である。半導体発光素子は、発光層を有し、配線基板側から、第2導電型半導体層、発光層、第1導電型半導体層の順に設けることができ、第2電極と接続する第2配線電極の少なくとも一部は、平面視において、第1配線電極よりも前記半導体発光素子の外側に、第1配線電極よりも広い幅で設けることもできる。
本発明によれば、素子内の電位差を小さくして順電圧を低減でき、発光効率の向上した半導体発光素子とすることができる。
以下に、本発明の半導体発光素子の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
〔実施の形態1〕
本実施形態の半導体発光素子100は、図1及び図2に示すように、透光性の基板1上に、第1導電型半導体層2、発光層10、第2導電型半導体層3がこの順に積層されている。第1導電型半導体層2には第1電極4が形成され、第2導電型半導体層3には第2電極5が形成されている。半導体発光素子100は平面視で略正方形である。また、第2導電型半導体層3及び発光層10と、第1導電型半導体層2の一部が除去されて、第1導電型半導体層2の表面が露出しており、この露出表面に第1電極4が形成されている。つまり、第1電極4及び第2電極5は、半導体層の同一面側に配置されている。また、第2電極5は、第1電極4の周囲を囲むように配置されており、第1電極4は、素子の第1辺11に沿って長い形状であり、第1辺11に沿って2列、第1辺に隣接する第2辺12に沿って3行の格子状に配列されている。
第1電極4は、このように、第1辺11に沿ってx列(x≧2)、第2辺12に沿ってy行(y>x)の格子状に配列される。また、第1電極4の形状は、長手方向と短手方向とが存在する形状であり、その長手方向は第1辺11に沿っている。つまり、第1電極4は行方向に長い。このような第1電極4を、第1辺11に沿った列よりも第2辺12に沿った行が多くなるように配列することで、好適に電流を広げることができ、素子全体の電流分布を均一化して電位差を小さくでき、順電圧を低減することができる。また、第1電極をこのような形状及び配置とすることで、延伸部を必要とせずに電流分布を均一化することができ、発光面積を広くすることができる。したがって、上述の構成とすることで、電流分布の偏りを緩和して発光強度分布を均一化でき、また、第1電極の面積の増大を抑制して広い発光面積を確保すると共に順電圧を低減し、発光効率を向上させることができる。
第1電極4は、素子全体にほぼ均等に配置することが好ましい。これにより、素子全体に均一に電流が流れることができ、また、第1電極はバンプなどの導電性部材を設けて外部の電極と接続する外部電極接続部とすることができるので、熱抵抗を低減することができる。第1電極4は、完全に等間隔に配置するよりも、図1の素子のように、第1電極4の長手方向における第1電極間の距離を他の第1電極間の距離よりも大きくすることが好ましい。つまり、格子配置の行方向における第1電極間の距離Dが、列方向における第1電極間の距離Dよりも大きくなるように配置することが好ましい。
また、第1電極は、行方向における第1電極間の距離Dが、第2辺12に最も近い第1電極4aから第2辺側の第2導電型半導体層3終端までの距離Dよりも大きくなるように配置することが好ましい。これは、以下の理由による。つまり、素子内において、電流が発光層を含む発光領域に効率的に広がる範囲は、第1電極の端部からほぼ一定であると考えられる。この範囲から外れてしまう領域では電流密度が小さく、逆に重複する領域では電流が集中してしまう傾向にある。さらには、このような電流広がりの範囲内に半導体層の素子外縁終端部が含まれる場合にも電流が集中しやすい傾向にある。このため、上述の構成とすることで、隣接する第1電極4a及び4bの電流広がりの範囲が重複しにくい構造とすることができる。また、第1電極間の距離が離れすぎると電極間に電流密度の低い領域ができてしまうため、距離Dは距離Dの2倍以下とすることが好ましい。また、列方向においては、複数の第1電極4を等間隔に配置することが好ましく、図1に示す第1電極間の距離Dは、第1辺11に最も近い第1電極4aから第1辺側の第2導電型半導体層3終端までの距離Dとほぼ同じかそれよりも小さくすることができる。
さらには、図1に示すように、第1辺11の長さ方向において隣接する第1電極4a及び4b間の距離Dが、第1電極と第1辺11の距離及び/または第1電極と第2辺12との距離よりも大きくなるように配置することができる。第1電極間は他の部分よりも電流が流れやすいため、このような配置とすることで、発光素子の全面に渡って、発光層10に均一に電流を投入することができる。また、半導体発光素子は、図1に示すように、第1辺11と第2辺12とがほぼ等しい長さであることが好ましく、このとき、第1電極の配置は、行数が列数に近い数とすることが好ましい。本実施形態では、列数に1加えた数を行数としている。
第1電極は、素子の第1辺に沿った長手方向を有する形状であり、好ましくは第1辺11と平行な方向に長手方向を有する。各第1電極の長手方向は全て同じであることが好ましい。さらには、形状及び大きさは、全ての第1電極で同じであることが好ましい。また、その形状は、略円形状、楕円形状、長円形状などのオーバル形状とすることができる。第1電極には、ワイヤやバンプなどの導電性部材が設けられ、これを介して外部電極と接続されるが、このとき、導電性部材が特定の方向に伸びてしまうことがある。例えば、超音波接合を用いた場合にこのような傾向となり易い。そこで、本実施形態のように、各第1電極を同じ方向に長い形状とすることで、電極面積を必要以上に増大させることなく、導電性部材の接合時のずれを吸収することができる。このため、第1電極の長手方向の長さは、導電性部材の接合時のずれを考慮して設定することが好ましい。例えば、導電性部材を平面視で略真円形状に設ける場合は、第1電極の短手方向の長さを導電性部材の直径に対応したものとし、短手方向の長さに接合時のずれを加えたものを長手方向の長さをとすることができる。
以下、本発明の各実施形態における各構成について詳述する。
(第1電極4、第2電極5)
第1電極4は、第1導電型半導体層2表面に設けられ、第2電極5は、第1電極4を囲むように第2導電型半導体層3に設けられる。特に第2導電型層3がp型窒化ガリウム系化合物半導体層である場合には、電流が面内方向に広がりにくいため、第2電極5を第2導電型層3のほぼ全面に設けることが好ましい。例えばMgがドープされたp型GaN層の抵抗値は0.1Ω・mm〜10Ω・mm程度である。第2電極5には、さらに、バンプなどの導電性部材と接続するための接続電極を設けることができる。第1電極4及び第2電極5の形成は、エッチング等の方法により第1導電型層2を露出させた後、蒸着法やスパッタリング法により行う。本実施形態において、第2電極5の材料は、発光素子の光を発光素子の透光性基板方向へ反射させるものを用いる。このような材料としては、例えば、Ag、Al、Rhが挙げられる。その他、p型半導体層の全面にITO(インジウム(In)とスズ(Sn)の複合酸化物)、ZnOのような酸化物導電膜や、Ni/Au等の金属薄膜などの透光性電極を形成することができる。
(第1導電型半導体層2、第2導電型半導体層3)
第1及び第2導電型半導体層としては、GaNやその他の半導体を使用したものを挙げることができ、例えば窒化ガリウム系化合物半導体(InAlGa1−X−YN、0≦X、0≦Y、X+Y≦1)が好適に挙げられる。半導体層の構造としては、MIS接合、PIN接合やpn接合などを有するホモ構造、ヘテロ構造あるいはダブルへテロ構成のものが挙げられる。半導体層の材料やその混晶比によって発光波長を種々選択することができる。第1導電型半導体層と第2導電型半導体層との間に、半導体活性層を量子効果が生ずる薄膜に形成させた単一量子井戸構造や多重量子井戸構造を有する構造とすることもできる。窒化物半導体を使用した場合、半導体層の成長用基板にはサファイア、スピネル、SiC、Si、ZnO等の材料が好適に用いられ、結晶性の良い窒化物半導体を量産性よく形成させるためにはサファイア基板を用いることが好ましい。第1及び第2導電型半導体層において、第1導電型とは、p型またはn型を指し、第2導電型とは、第1導電型とは異なる導電型、つまりn型またはp型を示す。好ましくは、第1導電型半導体層がn型窒化ガリウム系化合物半導体層であり、第2導電型半導体層がp型窒化ガリウム系化合物半導体層である。これらの半導体層は、通常、n型またはp型の不純物をドーピングすることで、n型またはp型の半導体層とすることができる。
(保護膜)
半導体発光素子には、絶縁性の保護膜を形成することもできる。図3に、各電極上に開口部を有する保護膜30を形成した半導体発光素子の例を示す。図3(a)が正面図、図3(b)が背面図、図3(c)が左側面図、図3(d)が右側面図、図3(e)が平面図、図3(f)が底面図をそれぞれ示す。なお、図3(b)に示す背面図では、透光性の基板1を通して、各電極が見えている。また、図3に示す素子は、第2電極として、第2導電型半導体層表面のほぼ全面を覆う全面電極と、全面電極を覆うカバー電極とを形成している。図3において斜線で示す保護膜30は、各第1電極4及び第2電極5上に略円形状の開口部を有し、各開口部では電極の表面が露出している。保護膜30の開口部内で露出した各電極表面には、バンプなどの導電性部材が形成され、パッケージの導体配線等と接続され、通電される。保護膜の開口部の形状は、特に限定されるものではなく、各電極表面にバンプなどの導電性部材を形成することができる形状や大きさであればよい。図3(a)に示すように、電極上に形成される導電性部材の形状に対応したものとすると、開口部の面積の増大を抑制することができ、素子の上面を好適に保護することができる。また、このように、第1電極上の開口部と第2電極上の開口部とが独立した形状とすると、導電性部材の位置ズレなどによる各電極間の短絡を防止でき、短絡しにくい素子とできる。また、第2電極上の開口部をこのように配置することで、バンプを素子全体にほぼ均等に配置できるので、熱抵抗を低減することができる。
(半導体発光素子)
半導体発光素子は、平面視で矩形の素子を用いることができ、素子の平面視形状に沿って第1電極は格子状配置される。本発明の効果は、素子の第1辺とそれに隣接する第2辺はほぼ同じ長さである場合に得られやすい。好ましくは略正方形とする。本実施形態では、半導体発光素子は、透光性基板側、つまり電極形成面の対向面側から光を取り出すフリップチップ実装用の素子とすることが好ましい。フリップチップ実装用の素子であれば、電極形成面から光を取り出すフェースアップ実装用の素子と比べて、第2の電極の膜厚を厚くしたり、第2の電極の外部電極との接続領域を均等に配置したりできるため、第2導電型半導体層全体に均一に電流を広げやすい。このため、第1の電極の配置によって素子全体の電流分布を均一化でき、本発明の効果が得られやすい。
〔実施の形態2〕
図4に示す半導体発光素子は、第1電極4が、第1辺11に沿って3列、第2辺12に沿って4行、格子状に配列されている。その他の各構成は、実施の形態1と同様のものを採用できる。このように、第1電極4の数や配置は、第1電極の大きさや素子の大きさ等に対応して変更することができる。また、このように行方向においても第1電極を等間隔に配置することが好ましい。
〔実施の形態3〕
図5に示す半導体発光装置は、図1に示す半導体発光素子100を、配線基板500にフリップチップ実装したものである。図5に示す発光装置では、発光素子100の第1電極及び第2電極はそれぞれ、接続部13a及び13bで配線基板の基体51表面の第1配線電極50a及び第2配線電極50bに接続される。接続部13a及び13bとしては、バンプなどの導電部材を用いることができる。
図6に、図5の発光装置にかかる配線基板の配線電極50a及び50bのパターンを示す。図5及び図6に示すように、第1配線電極50aは第1電極の配列に沿って、半導体発光素子の第2辺12の長さ方向に直線状に伸びており、第2配線電極50bも第1配線電極50aと同じ方向に同じく直線状に伸びている。このように配線電極の電流の流れる経路を略直線状にすることで、複雑に入り組んだ配線電極を設けたものよりも配線抵抗の低い発光装置とすることができる。また、各配線電極を第1電極の配列に沿って第2辺12の長さ方向に長い形状としているので、第1配線電極の面積を小さくして、第2配線電極の面積を大きくすることができる。このような配線電極とすることで、p電極と配線電極との接続部を多く設けることができ、特に、n型窒化ガリウム系化合物半導体層よりも電流が拡散しにくいp型窒化ガリウム系化合物半導体層を第2導電型半導体層とする場合に好ましい。本実施形態では、発光素子の第1電極が、第2辺方向における数が第1辺方向における数よりも多い格子状に配置されているので、このような配線電極とすることができる。
また、図2に示す発光素子のように、第2電極5直下に発光層10を有する場合には、図5に示すように、第2電極と第2配線電極50bとを接続する接続部13bが、少なくとも第1電極と第1配線電極50aとを接続する接続部13aよりも素子の外側に配置されることが好ましい。これにより、接続部13bと接合する第2配線電極50bを、第1配線電極50aよりも素子外側に設けることができるので、第2配線電極50bの幅を広くすることができ、排熱効果を高めることができる。つまり、素子の電極と素子内部で接合する配線電極は素子構造により一定の幅以下に制限されるが、上述のような配線電極であれば、平面視において素子の外まで幅方向に延伸させることができるので、素子内部側の配線電極よりも幅の広いものとすることができる。具体的には、図5及び図6に示すように、素子外側の第2配線電極50bの幅を、素子内側の第2配線電極50bや第1配線電極50aの幅よりも広くすることができる。
また、図2に示すような発光素子の場合、第2電極5が第1電極4よりも発光層10に近く、また典型的にはこのような第2導電型半導体層3としてp型GaN系層が用いられることが多いため、第2電極5側の方が発熱しやすい傾向にある。このため、このような素子構造の場合、特に、排熱効果の高い第2配線電極が求められる傾向にあるので、上述のように第2配線電極を素子外側に設けたパターンとすることが好ましい。このような第2配線電極を素子外側に設けたパターンと、各配線電極を略直線状に伸ばしたパターンとは、いずれか一方のみを採用することもできるが、図5に示す半導体発光装置のように、両方を採用したパターンとすることがより好ましい。
さらに、第2配線電極を、図5に示すように、平面視において半導体発光素子100から露出するような幅の広いものとすることで、発光素子の端面からの光を配線電極で反射させることができ、光取り出し効率の高い発光装置とすることができる。また、素子を複数配置する場合は、素子と素子の間にこのような幅の広い第2配線電極を設けると、隣接する素子間を覆うように配線電極を設けることができるので、両方の素子端面からの光を反射させることができ、好ましい。
また、素子の電極と配線電極とを電気的に接続する接続部は、任意の大きさのものを任意の位置に配置することができるが、接続部を素子全体に均一に配置すると、熱抵抗を低減することができる。具体的には、図5に示すように、第1電極4にそれぞれ対応して接続部13aを配置すると共に、第2電極5の接続部13bを、第1辺の長さ方向の列と第2辺の長さ方向の列がいずれも第1電極4よりも1つ多い格子状に配列することで、第1電極4の接続部13aと第2電極5の接続部13bとを素子全体に均一に配置することができる。
なお、図5における接続部13a及び13bは、発光素子100の各電極と配線基板各配線電極とが接続される位置を模式的に示したものであり、例えば、図3に示すように、この領域を開口させた保護膜30を設けて、その開口内にバンプを設けて素子の電極と配線電極とを接続することができる。
(配線基板)
配線電極の材料とする金属は、AuやAlなどが用いられる。Alのように反射率の高い銀白色の金属とすると、発光素子からの光が配線基板と反対側の方向に反射され、発光装置の光取り出し効率が向上するため好ましい。ここで、配線電極の材料とする金属は、金属相互間の接着性の良さ、いわゆる濡れ性等を考慮して選択されることが好ましい。例えば、Auバンプを介して、Auを含む半導体発光素子の電極と接合するとき、配線電極は、AuまたはAuを含む合金とする。
図5及び図6に示される配線基板には、第1配線電極50aが、発光素子100の第1電極に対向する位置に設けられ、同様に、第2配線電極50bが、第2電極5に対向する領域に設けられている。ここで、図2に示すような発光素子は、半導体層の端部が電極などの遮光性部材から露出しているため、素子内の光はこのような半導体層端部からも出射され得る。具体的には、素子端部や、第1電極と第2電極との間の半導体層端部から、光が漏れることが考えられる。このため、このような領域に対向する配線基板の表面に配線電極を設けることで、漏れた光を配線電極で反射させ、発光装置の光束をさらに高めることができる。例えば図5に示す発光装置では、発光素子100の第1電極に接合する第1配線電極50aが第2電極に対向する位置まで延伸して設けられている。このような構成は、特に、配線基板の基体の材料として窒化アルミニウムなど発光素子からの光を吸収しやすいものを用いる場合に高い効果が得られる。
(実施例1)
実施例1として、図1に示す構造と同様の半導体発光素子を用いる。本実施例に係る半導体発光素子は、1辺が約1mmである平面視で略正方形の素子である。サファイア基板上には窒化ガリウム系化合物半導体が積層されており、基板側から順に、n型半導体層、発光層、p型半導体層が積層されている。素子外周部分ではサファイア基板が露出されている。p型半導体層表面には、第2電極として、発光層からの光を反射する全面電極と、それを覆うカバー電極とパッド電極が設けられており、p型半導体層から露出されたn型半導体層表面には、第1電極として、n電極が、第1辺に沿って2列、第2辺に沿って3行の格子状に配列されている。第1電極は、全て同じ方向に長い略円形状であり、具体的には、2つの半円形状を線分で接続した形状である。また、各電極の材料としては、p側の全面電極はNi/Ag/Ni/Ti/Pt、カバー電極はAu、パッド電極はAu/Rh/Pt/Au/Ni、n電極はAl−Si−Cu/W/Pt/Au/Ni、をそれぞれ用いる。なお、Ni/Ag/Ni/Ti/Ptとは、半導体層側から順に、Ni、Ag、Ni、Ti、Ptを積層して形成することを示す。このような半導体発光素子についてシミュレーションにより順電圧を求めると、約3.4Vと推定される。本実施例の素子は、第1電極を素子の辺に沿って2列と3行の格子状に配列することで、順電圧の低い高効率の素子とすることができる。
(実施例2)
また、実施例1とp側パッド電極を省略してカバー電極をNi/Au/Niとした以外は同様の素子を、2つ並べて、配線基板にフリップチップ実装した実施例2の発光装置を、図7に示す。第1配線電極50aと第2配線電極50bは図5及び図6に示すものとほぼ同じ形状であるが、図7に示す発光装置では、2つの発光素子を直列接続するために、第3配線電極50cを設けている。第3配線電極50cも、第1及び第2配線電極50a及び50bと同様に、同じ方向に略直線状に伸びており、図7において、左の素子側では第1電極と接続し、右の素子側では第2電極と接続する。第3配線電極50cの第2電極と接続する部分は、その幅を他の配線部分よりも広くして2つの素子間の基体表面を覆っているので、2つの素子端面からの光を反射させることができ、光取り出し効率の高い発光装置とすることができる。このような発光装置を2つ並べると、順電圧が約14.1V、光束が約476.8lmである。
図1は、本発明の実施形態1にかかる半導体発光素子を示す模式的な平面図である。 図2は、図1に示す半導体発光素子のA−A'線断面を示す模式的な断面図である。 図3(a)〜(f)は、本発明の実施形態1にかかる半導体発光素子を示す模式的な六面図である。 図4は、本発明の実施形態2にかかる半導体発光素子を示す模式的な平面図である。 図5は、本発明の実施形態3にかかる発光装置を示す模式的な平面図である。 図6は、本発明の実施形態3にかかる配線基板を示す模式的な平面図である。 図7は、本発明の実施例2にかかる発光装置を示す模式的な平面図である。 図8は、従来の半導体発光素子を示す模式的な平面図である。
符号の説明
1 基板
2 第1導電型半導体層
3 第2導電型半導体層
4、4a、4b 第1電極
5 第2電極
10 発光層
11 第1辺
12 第2辺
13a、13b 接続部
100 半導体発光素子
30 保護膜50a 第1配線電極
50b 第2配線電極
51 基体
81 n側の電極の給電部
82 p側の電極の給電部

Claims (14)

  1. 少なくとも第1辺と、該第1辺に隣接する第2辺とを有する平面視で矩形の半導体発光素子であって、
    第1導電型半導体層と、第2導電型半導体層と、前記第1導電型半導体層に設けられた複数の第1電極と、前記第2導電型半導体層に設けられた第2電極と、を有し、
    前記第1導電型半導体層、前記第2導電型半導体層、および前記第2電極は、前記第1電極を囲んでおり、前記第1電極と前記第2電極は同一面側に設けられており、
    前記第1電極は、前記第1辺に沿って長い形状であり、且つ、前記第1辺に沿ってx列(x≧2)、前記第2辺に沿ってy行(y>x)、の格子状に配列されている半導体発光素子。
  2. 前記複数の第1電極は、行方向における前記第1電極間の距離Dが、列方向における前記第1電極間の距離Dよりも大きくなるように配置されている請求項1に記載の半導体発光素子。
  3. 前記複数の第1電極は、行方向において等間隔に配置されており、行方向における前記第1電極間の距離Dが、前記第2辺に最も近い前記第1電極から前記第2辺側の前記第2導電型半導体層終端までの距離Dよりも大きい請求項1または2に記載の半導体発光素子。
  4. 前記距離Dが、前記距離Dの2倍以下である請求項3に記載の半導体発光素子。
  5. 前記複数の第1電極は、列方向において等間隔に配置されており、列方向における前記第1電極間の距離Dが、前記第1辺に最も近い前記第1電極から前記第1辺側の前記第2導電型半導体層終端までの距離Dと同じかそれよりも小さい請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  6. 前記複数の第1電極は、大きさ及び形状が同じである請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  7. 前記第1電極は、前記第1辺に沿って長い略円形状である請求項1〜6のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  8. 前記半導体発光素子は、前記第1辺と前記第2辺の長さが略等しい請求項1〜7のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  9. 前記半導体発光素子は平面視で略正方形である請求項8に記載の半導体発光素子。
  10. 前記第1導電型半導体層はn型窒化ガリウム系化合物半導体層であり、前記第2導電型半導体層は、p型窒化ガリウム系化合物半導体層である請求項1〜9のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  11. 前記半導体発光素子はフリップチップ用の素子である請求項1〜10のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  12. 前記第1電極は、前記第1辺に沿って2列、前記第2辺に沿って3行の格子状に配列されている請求項1〜11のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の前記半導体発光素子と、前記半導体発光素子が載置される配線基板と、を有し、
    前記配線基板は、前記半導体発光素子の前記第1電極と接続される第1配線電極と、前記第2電極と接続される第2配線電極とを有し、
    前記第1及び第2配線電極は、前記半導体発光素子の前記第2辺の長さ方向に直線状に伸びた形状である発光装置。
  14. 前記半導体発光素子は、発光層を有し、前記配線基板側から、前記第2導電型半導体層、前記発光層、前記第1導電型半導体層の順に設けられており、
    前記第2電極と接続する前記第2配線電極の少なくとも一部は、平面視において、前記第1配線電極よりも前記半導体発光素子の外側に、前記第1配線電極よりも広い幅で設けられている請求項13に記載の発光装置。
JP2008159821A 2007-07-18 2008-06-19 半導体発光素子および発光装置 Active JP5125795B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008159821A JP5125795B2 (ja) 2007-07-18 2008-06-19 半導体発光素子および発光装置
US12/216,464 US7939836B2 (en) 2007-07-18 2008-07-03 Semiconductor light emitting element

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007187686 2007-07-18
JP2007187686 2007-07-18
JP2007272377 2007-10-19
JP2007272377 2007-10-19
JP2008159821A JP5125795B2 (ja) 2007-07-18 2008-06-19 半導体発光素子および発光装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009117796A true JP2009117796A (ja) 2009-05-28
JP5125795B2 JP5125795B2 (ja) 2013-01-23

Family

ID=40784543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008159821A Active JP5125795B2 (ja) 2007-07-18 2008-06-19 半導体発光素子および発光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5125795B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012033600A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Nichia Chem Ind Ltd 半導体発光素子用実装基板とその実装基板を用いた半導体発光装置
JP2012099700A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Sanken Electric Co Ltd 半導体発光装置
JP2012195486A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Stanley Electric Co Ltd 発光素子、発光素子モジュールおよび車両用灯具
JP2013168444A (ja) * 2012-02-14 2013-08-29 Toyoda Gosei Co Ltd 半導体発光素子
JP2015076617A (ja) * 2013-10-08 2015-04-20 エルジー イノテック カンパニー リミテッド 発光素子、それを含む発光素子パッケージ及びパッケージを含む照明装置
JP2017224691A (ja) * 2016-06-14 2017-12-21 日亜化学工業株式会社 発光装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004047988A (ja) * 2002-06-13 2004-02-12 Lumileds Lighting Us Llc 大面積及び小面積半導体発光フリップチップ装置のための接触方式
JP2006019347A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Toyoda Gosei Co Ltd 発光装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004047988A (ja) * 2002-06-13 2004-02-12 Lumileds Lighting Us Llc 大面積及び小面積半導体発光フリップチップ装置のための接触方式
JP2006019347A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Toyoda Gosei Co Ltd 発光装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012033600A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Nichia Chem Ind Ltd 半導体発光素子用実装基板とその実装基板を用いた半導体発光装置
JP2012099700A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Sanken Electric Co Ltd 半導体発光装置
JP2012195486A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Stanley Electric Co Ltd 発光素子、発光素子モジュールおよび車両用灯具
JP2013168444A (ja) * 2012-02-14 2013-08-29 Toyoda Gosei Co Ltd 半導体発光素子
JP2015076617A (ja) * 2013-10-08 2015-04-20 エルジー イノテック カンパニー リミテッド 発光素子、それを含む発光素子パッケージ及びパッケージを含む照明装置
JP2017224691A (ja) * 2016-06-14 2017-12-21 日亜化学工業株式会社 発光装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5125795B2 (ja) 2013-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6679559B2 (ja) 光電素子
JP7001728B2 (ja) 光電素子
CN107579140B (zh) 发光二极管
US7939836B2 (en) Semiconductor light emitting element
EP2565944B1 (en) Semiconductor light emitting device
JP5354828B2 (ja) 光生成能力を高めたiii−窒化物発光デバイス
US8003974B2 (en) LED semiconductor element having increased luminance
US10304998B2 (en) Light emitting diode chip and light emitting device having the same
JP6760921B2 (ja) 発光ダイオード
JP5210327B2 (ja) 少なくとも1つの半導体基体を備えた発光チップ
JP5736479B2 (ja) 発光素子、発光素子製造方法
JP2008235894A (ja) 交流駆動型の発光ダイオード
JP5849388B2 (ja) 半導体発光装置
TWI702737B (zh) 發光二極體元件
JP5125795B2 (ja) 半導体発光素子および発光装置
JP5141086B2 (ja) 半導体発光素子
JP5731731B2 (ja) 発光装置
JP5266349B2 (ja) 発光装置
KR20140023512A (ko) 질화물 발광장치
KR102550006B1 (ko) 발광 다이오드
KR101087970B1 (ko) 반도체 발광소자
KR101216940B1 (ko) 발광 다이오드 칩
KR102338140B1 (ko) 반도체소자
JP5701921B2 (ja) 発光素子
KR101976450B1 (ko) 발광 소자 및 발광 소자 패키지

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120921

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121002

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121015

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5125795

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250