JP2009116716A - 文字入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一般的な文字入力装置にて、図形記号の入力を行う場合には、ユーザは、一度入力モードを文字入力モードから絵記号モード等に切り替えるというアクションを行なった後、表示される図形記号の中から所望の図形記号を選択するというより多くの入力操作を必要とするという課題があった。
【解決手段】本発明は、キー入力などに応じて変換候補を複数表示出力し、表示出力される変換候補に句点又は/及び読点を含まれる場合に、特殊文字も変換候補として同時に表示する文字入力装置である。また、ユーザから受付けた編集操作に応じて特殊文字の編集をすることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、携帯電話、PDA端末などの移動体端末や、パーソナルコンピュータにおける文字入力装置に関するものである。
一般的な文字入力装置は、入力する文字列の読みを入力し、カナ漢字変換処理により所望の文字列に変換する。ここで図形記号の入力を行う場合には、ユーザは、一度入力モードを「絵記号モード」等に切り替えるというアクションを行なった後、表示される図形記号の中から所望の図形記号を選択する。
この煩雑さを改善するために、例えば特許文献1に記載されているように、文字列とその文字列に対応するイメージ情報または記号からなる絵記号とが格納された絵記号辞書を備えたデータ処理装置が提案されている。
特開2005−11040号公報
しかしながら、上記特許文献1の装置は、予め文字列と絵記号が関連付けられた絵記号辞書を用いるため、入力文字に予め関連付けられた絵記号以外の絵記号を付加して出力する処理には対応できないという問題があった。
本発明はかかる実情に鑑み、キー入力などに応じて変換候補を複数表示出力し、表示出力される変換候補に句点又は/及び読点を含まれる場合に、特殊文字も変換候補として同時に表示する文字入力装置である。また、ユーザから受付けた編集操作に応じて特殊文字の編集をすることができる。
以上、説明したように本件発明に係る文字入力装置は、ユーザは「絵記号モード」に切り替えたり、絵記号に相当する読みを入力したりしなくとも、句読点の入力に応じて簡単に絵記号を挿入することができる。また、ユーザから受付けた編集操作に応じて特殊文字の編集が可能な場合には、変換候補となる絵記号をユーザが設定することができるため、ユーザにあった、最適な候補を追加することができ、利便性が向上する。
以下に、各発明を実施するための最良の形態を説明する。各実施形態と請求項の関係はおおむね次のようなものである。実施形態1は、主に請求項1、2、3、5について説明する。 実施形態2は、主に請求項4について説明する。 なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
また、以下に記載する各機能ブロックは、ハードウェア、またはメモリ上に展開しハードウェアを制御することでその作用が得られるソフトウェア、またはハードウェア及びソフトウェアの両方として実現されうる。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPU、メモリ、ハードディスクドライブ、CD−ROM/DVD−ROMなどの読み取りドライブ、各種通信用の送受信ポート・インターフェイス・その他の周辺装置などのハードウェア構成部、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラム、その他アプリケーションプログラムなどが挙げられる。
さらに、この発明は装置またはシステムとして実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。またこのような発明の一部をソフトウェアとして構成することもできる。さらにそのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を固定した記録媒体も、当然にこの発明の技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である。)
<<実施形態1>>
<実施形態1:概要>
本実施形態の概要について説明する。本実施形態は、キー入力などに応じて変換候補を複数表示出力し、表示出力される変換候補に句点又は/及び読点を含まれる場合に、特殊文字も変換候補として同時に表示する文字入力装置である。
図1は、本実施形態の文字入力装置と、従来方式の文字入力装置の対比を示すものである。今、ユーザは「凄い♪」との文字入力を行なおうとしている。文字入力装置は「すご」と入力した段階で「過ごす」、「凄む」、「凄い」などの候補を表示した場面において、ユーザはこれらの中から「凄い」の候補を選択・決定することができる(a)。このとき、次の文字の入力を行なわなくても、「。」や「から」など「凄い」に続く文字列の候補である連携変換候補が表示される。ここまでは、本方式の文字入力装置も、従来方式の文字入力装置も共通である。
次に、従来方式の文字入力装置では、画面を「絵記号モード」に切り替え、絵記号の一覧から「♪」を選択・決定するか(b−1)、あるいは、「おんぷ」と入力して「おんぷ」、「音符」、「♪」などの候補から「♪」を選択・決定する(b−2)という方法を取る必要がある。これに対して、本方式の文字入力装置では、変換候補として句読点が表示される場面で、従来から表示される候補である「。」や「から」に加えて、「♪」や「★」などの特殊文字の候補も自動的に表示されるため、ユーザが容易に絵記号を選択することができる(c)。
<実施形態1:構成1> 図2は、本実施形態の機能ブロックの一例を示したものである。 図2に示す本実施形態の「文字入力装置」(0200)は、「キー入力受付部」(0201)と、「変換候補保持部」(0202)と、「変換候補表示出力部」(0203)と、「選択受付部」(0204)とを有する。
(文字入力装置 0200) 「文字入力装置」(0200)は、文字列の入力手段であるキーなどと、表示手段である表示画面などを備える装置であり、携帯電話、PDA端末などの移動体端末や、パーソナルコンピュータ内に組み込まれるものであってもよい。
(キー入力受付部 0201) 「キー入力受付部」(0201)は、変換するためにキー入力を受付ける。変換するためのキー入力とは、文字列(ひらがな、カタカナ、記号(句読点、濁音、半濁音を表す記号など)、アルファベット、数字などが含まれる。)の一部または全部の入力操作や、変換候補選択操作(確定キーの押下など)などが該当する。
(変換候補保持部 0202) 「変換候補保持部」(0202)は、特殊文字を含む変換候補を保持する。特殊文字とは、絵文字(例えば、「♪」、「★」など)・記号(例えば、「#」、「%」など)・顔文字(例えば、「(^o^)」、「(+_+)」など)等からなる文字のことをいう。
(変換候補表示出力部 0203) 「変換候補表示出力部」(0203)は、キー入力などに応じて変換候補保持部(0202)から変換候補を複数表示出力し、表示出力される変換候補に句点又は/及び読点を含まれる場合に、特殊文字も変換候補として同時に表示する。特殊文字が表示されるのは、変換候補として句点又は/及び読点が表示出力されている場合である。つまり、特殊文字は、文節など入力文字列の切れ目に表示される。したがって、例えば「あらた」と入力した段階で「荒田」、「新たな」、「改め」等が表示される場面においては、句点・読点のいずれも表示出力されないため、特殊文字も表示出力されない。
なお、入力された文字列に対応する変換候補と、同時に表示される特殊文字とに関連性がなくてもよい。つまり、「楽しい」という変換候補と同時に表示される特殊文字としては、「♪」や、「(^o^)」だけでなく「(+_+)」などであってもよい。また、変換候補は階層構造を含む状態で表示されるとしてもよい。例えば、表示欄に「泣き顔文字」等の表示がなされ、これを選択するとさらに下位の階層として、様々な涙や泣き顔を示す顔文字が表示されるものが例示できる。
(選択受付部 0204) 「選択受付部」(0204)は、変換候補の中からのユーザの選択を受付ける。ユーザは、カーソルキーなどを操作して変換候補の中から一の候補を選択、決定する。
<実施形態1:構成2> 図3は、本実施形態の機能ブロックの一例を示したものである。 図3に示す本実施形態の「文字入力装置」(0300)は、「キー入力受付部」(0301)と、「変換候補保持部」(0302)と、「変換候補表示出力部」(0303)と、「選択受付部」(0304)とを有し、さらに、変換候補保持部は、「特殊文字保持手段」(0305)を、変換候補表示出力部は、「連携変換候補表示手段」(0306)を有する。
(特殊文字保持手段 0305) 「特殊文字保持手段」(0305)は、特殊文字の変換候補として記号、絵記号、顔文字のいずれか一以上を保持する。
(連携変換候補表示手段 0306) 「連携変換候補表示手段」(0306)は、選択受付部(0304)が受付けた選択によって選ばれた変換候補に引き続き関連性のある変換候補である連携変換候補を表示するための処理を行なう。具体的には、選択受付部にて「凄い」という候補を選択・決定した場合に、連携変換候補表示手段にて「。」や「から」など「凄い」に続く文字列の候補である連携変換候補が表示される。このとき、表示出力される変換候補に句点又は/及び読点が含まれる場合には、特殊文字も変換候補として同時に表示する。
その他各部の処理については、実施形態1の構成1と同様である。
<実施形態1:具体的構成> 図4から6は、本実施形態における文字入力装置の具体的構成の一例を示す概略図である(図番の下2桁が同じものについては、同じ構成要素である)。文字入力装置は、「文字入力部」(0401)と、「絵記号決定対応部」(0402)と、「カナ漢字変換部」(0403)と、「絵記号追加部」(0404)と、「出力部」(0405)と、「表示部」(0406)と、「変換辞書」(0407)とからなる。
(キー入力受付処理) 文字入力部(0401)はキーボードなどの入力装置(入力手段)からの入力をひらがな列に変換する。変換方式は、携帯電話の2タッチ方式や5タッチ方式、PCのローマ字変換などがある。これにより、図2におけるキー入力受付部(0201)における処理を実現する。
受け付けた情報は絵記号決定対応部(0402)に送られる。絵記号決定対応部では、情報をカナ漢字変換部(0403)に送る。カナ漢字変換部は変換辞書(0407)から対応する変換候補を抽出する。あるいは、カナ漢字変換部は、連携変換候補の生成処理や、連携変換候補の使用頻度に応じた並び替えなどの学習処理を行う。絵記号追加部(0404)は、生成された変換候補の句読点の有無を調べ、変換候補に句読点が含まれる場合には、変換候補に絵記号などの特殊記号を追加し、出力部(0405)を介して表示部(0406)に表示する。以下、詳細に説明する。
(変換候補表示出力処理) 図5を用いて、絵記号などの特殊文字も変換候補として同時に表示する処理を詳述する。キーボードなどから句点相当のキー入力があった場合に、文字入力部(0501)は句点「。」情報を絵記号決定対応部(0502)に送る。絵記号決定対応部では、そのまま句点「。」情報をカナ漢字変換部(0503)に送る。カナ漢字変換部は変換辞書(0507)から対応する変換候補(0511)を抽出し、絵記号追加部(0504)へ送る。絵記号追加部では抽出された変換候補中の句読点の有無を調べるが、このとき最初の候補が句点であるので、絵記号等の情報を追加した変換候補(0512)を生成する。この情報は出力部(0505)を介して表示部(0506)に表示する。このとき、絵記号追加部は追加する特殊文字として追加絵記号テーブル(0513)の内容を利用することなどを想定している。なお、追加絵記号テーブルの内容はユーザが設定してもよい(実施形態2にて説明する。)。これにより、図2における変換候補表示出力部(0203)における処理を実現する。
(選択受付処理) さらに、図6を用いて、ユーザの選択により絵記号などの特殊文字を決定する処理を詳述する。絵記号「♪」の選択の入力があった場合に、文字入力部(0601)は「♪」決定情報を絵記号決定対応部(0602)に送る。絵記号決定対応部では、その情報を句点「。」決定情報に置き換えてカナ漢字変換部(0603)に送る。どの絵記号を置き換えたのかは、絵記号追加部(0604)より特殊文字の変換候補の追加を行ったか否かを示すフラグ情報、追加した候補の数、変換候補識別情報などの情報を受け取ることによって判断する。カナ漢字変換部は入力された候補は句点「。」と考え、学習や次の連携変換候補の生成などの処理を行う。(なお、本構成では、カナ漢字変換部は句点「。」を決定したと考えるので、次回先頭に句点「。」を表示するように学習するが、絵記号決定対応部で追加絵記号テーブルの順番を書き換えれば、絵記号を過去使用した順に並べ替えることもできる。)これにより、図2における選択受付部(0204)における処理を実現する。
<実施形態1:ハードウェア構成> 図7は、本実施形態のハードウェア構成の一例を示す概略図である。この図を利用して、文字入力装置の処理実行におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。文字入力装置(0700)は、変換候補保持部における処理を実現するために「CPU(中央演算装置)」(0701)と、「メインメモリ」(0702)と、「記憶装置(又は記憶媒体)」(0703)と、を備える。また、CPUにて、変換候補表示出力部(連携変換候補表示手段)における処理を実現する。さらに、上記ハードウェア構成部に加えて、キー入力受付部と、選択受付部とにおける処理を実現するために「入力インターフェイス」(0704)を、変換候補表示出力部における処理を実現するために「出力インターフェイス」(0705)を備える。さらに、表示処理を実現するために、記載していないが出力インターフェイスを介してディスプレイ等と接続している。これらは、「システムバス」(0706)などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
記憶装置(0703)はCPU(0701)にて実行される各種プログラムや、変換候補などを記憶している。また、メインメモリ(0702)は記憶装置に記憶されているプログラムを実行するために、そのプログラムを読み出して展開する領域であるワーク領域を提供する。さらに、このメインメモリや記憶装置にはそれぞれ複数のメモリアドレスが割り当てられており、CPUで実行されるプログラムは、そのメモリアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理することが可能となっている。以上が各ハードウェア構成の機能である。
まず、文字入力装置の電源を入れると、記憶装置に記憶されているキー入力受付プログラム(キー入力受付部)(アドレス01)、変換候補表示出力プログラム(変換候補表示出力部)(アドレス02)、連携変換候補表示プログラム(連携変換候補表示手段)(アドレス03)、選択受付プログラム(選択受付部)(アドレス04)がメインメモリのワーク領域(アドレス11から14)にそれぞれ展開される。
文字入力装置が、入力インターフェイス(0704)を介して、ユーザの操作によるキー入力を検知した場合には、その入力がトリガとなり、メインメモリのワーク領域に展開されたキー入力受付プログラム(アドレス11)がCPUによって実行される。キー入力受付プログラムは、受け付けたキーに応じて、文字列データの作成や、記憶装置(アドレス05)に格納されている変換候補からの所定の変換候補の抽出などの処理を実行する。これらの処理によって得られたデータは、一旦メインメモリのデータ領域(アドレス100)などに格納しておく。
先のデータのメインメモリへの格納がトリガとなり、メインメモリのワーク領域に展開された変換候補表示出力プログラム(アドレス12)がCPUによって実行される。ここで、メインメモリ(アドレス100)の変換候補に句読点が含まれていないか検索・比較し、存在する場合には、記憶装置(アドレス06)に格納されている特殊文字も変換候補として同時に出力する。つまり、先の比較結果に応じて、メインメモリのデータ領域から読み出した変換候補に加えて、記憶装置からも特殊文字を読み出して、出力インターフェイス(0705)を介して、表示装置へ出力する場合がある。
次に、表示された変換候補の中からユーザによる選択操作が実行されると、受け付けた選択操作がトリガとなり、メインメモリのワーク領域に展開された選択受付プログラム(アドレス14)がCPUによって実行される。選択受付プログラムは、受け付けた選択によって選ばれた変換候補を確定文字列として記憶装置(アドレス07)に格納する。
また、確定文字列の記憶装置への格納がトリガとなり、メインメモリのワーク領域に展開された連携変換候補表示プログラム(アドレス13)がCPUによって実行される。連携変換候補表示プログラムは、確定文字列に引き続き関連性のある変換候補を、記憶装置(アドレス05)に格納されている変換候補から抽出する。なお、関連性があるとの判断は、使用履歴などに応じた前後の語句の対応関係(例えば、文節の切れ目には句読点や、所定の語句(「のに」、「から」など)が続く等)を示すテーブルを保持しておき、これに従う態様などが例示できる。
なお、以上の説明においては、各部はソフトウェアで構成されているものとして説明したがハードウェアで構成されていてもよい。
<実施形態1:処理の流れ> 図8は、本実施形態の文字入力装置における処理の流れの一例を示したものである。なお、以下に示す処理の流れは、方法、計算機に実行させるためのプログラムで実行することができ、またこのプログラムを計算機によって読取り可能な記録媒体に記録することができる。(本明細書のその他の処理の流れについても同様である。)
まず、変換するためにキー入力を受付ける(S0801)。次に、キー入力などに応じて変換候補を複数表示出力するための処理を行なう(S0802)。その次に、表示出力される変換候補に句点又は/及び読点が含まれるか判断する(S0803)。前記判断ステップ(S0803)にて、変換候補に句点又は/及び読点が含まれるとの判断結果の場合に、特殊文字も変換候補として同時に表示する(S0804)。変換候補に句点又は/及び読点が含まれないとの判断結果の場合には変換候補のみを表示することになる。最後に、変換候補の中からのユーザの選択を受け付ける(S0805)。
続いて、図9は、絵記号追加部(図5における0504 以下同じ)における処理の流れを説明する。まず、入力された文字列に該当する候補として抽出された変換候補(0511)の候補数を示す情報を、絵記号決定対応部(0502)で利用可能となるように受け渡す(S0901)。次に、変換候補(0511)に句読点が含まれるか判定する(S0902)。句読点が含まれる場合には、変換候補の追加を行うことを示すフラグをONにし、追加する変換候補(0513)について変換候補識別情報を設定する(S0903)。これらの処理は、変換候補がある限り繰り返す。判定処理を最後の候補まで実行したか判定を行い(S0904)、他に変換候補がない場合には、フラグがONであるか否か判定して(S0805)、フラグがONの場合、変換候補リストに絵記号を追加して(S0906)、終了する。フラグがONでなければ単に終了する。
また、句点、あるいは、読点のいずれか一の場合にだけ処理を実行する場合は、図10のように処理を省略することもできる。以下、図9との差分を説明する。変換候補(0511)に句読点が含まれるか判定し(S1002)、句読点が含まれる場合には、変換候補の追加を行うことを示すフラグをONにし、追加する変換候補(0513)について変換候補識別情報を設定する(S1003)。その後、変換候補リストに絵記号を追加して(S1004)、終了する。一方、句読点が含まれない場合には、別の候補がないか判定を行い(S1005)、まだ候補が有る場合は、句読点が含まれるかの判定ステップ(S1002)に戻り、この処理を繰り返す。もう候補がない場合は、処理を終了する。
図11は、絵記号決定対応部(0502)における処理の流れの一例を示したものである。まず文字入力部(0501)からの情報が変換候補の選択決定処理を受け付けたとの情報であるか否かを判定し(S1101)、選択決定処理の場合にはさらに、変換候補の追加を行うことを示すフラグがONであるか判定する(S1102)、フラグがONであれば、受け付けた選択決定処理が追加した絵記号に対する選択か否か判定する(S1103)。追加した絵記号なら句点「。」決定に置換し(S1104)、フラグをOFFにする(S1105)。また、先の各判定ステップ(S1101、S1102、S1103)にてNOとの判定結果の場合にも、フラグをOFFにする(S1105)。
<実施形態1:効果> 本実施形態は、キー入力などに応じて変換候補を複数表示出力し、表示出力される変換候補に句点又は/及び読点を含まれる場合に、特殊文字も変換候補として同時に表示する文字入力装置である。本発明によりユーザは「絵記号モード」に切り替えたり、絵記号に相当する読みを入力したりしなくとも、簡単に絵記号を挿入することができる。
<<実施形態2>>
<実施形態2:概要>
本実施形態の概要について説明する。本実施形態は、ユーザから受付けた編集操作に応じて特殊文字の編集をすることに特徴を有する文字入力装置である。
<実施形態2:構成> 図12は、本実施形態の機能ブロックの一例を示したものである。 図12に示す本実施形態の「文字入力装置」(1200)は、「キー入力受付部」(1201)と、「変換候補保持部」(1202)と、「変換候補表示出力部」(1203)と、「選択受付部」(1204)とを有し、変換候補保持部は、「特殊文字保持手段」(1205)を、変換候補表示出力部は、「連携変換候補表示手段」(1206)を有する。さらに、文字入力装置は上記に加え、「編集入力部」(1207)と、「編集部」(1208)とを有する。
(編集入力部 1207) 「編集入力部」は、(1207)特殊文字保持手段(1205)に保持されている特殊文字の編集操作をユーザから受付けるための処理を行なう。編集操作は、キー操作や、ファイルのダウンロードにより実行される。
(編集部 1208) 「編集部」(1208)は、受付けた編集操作に応じて特殊文字保持手段(1205)に保持されている特殊文字の編集をする。編集は、追加、削除、変更などの処理が該当する。
その他各部の処理については、実施形態1と同様である。
<実施形態2:具体的構成> 図13は、本実施形態における文字入力装置の具体的構成の一例を示す概略図である。文字入力装置は、「文字入力部」(1301)と、「カナ漢字変換部」(1303)と、「絵記号変換部」(1304)と、「出力部」(1305)と、「表示部」(1306)と、「変換辞書」(1307)とからなる。
(キー入力受付処理) 文字入力部(1301)はキーボードなどの入力装置(入力手段)からの入力をひらがな列に変換する。変換方式は、携帯電話の2タッチ方式や5タッチ方式、PCのローマ字変換などがある。これにより、図12におけるキー入力受付部(1201)における処理を実現する。
受け付けた情報はカナ漢字変換部(1303)に送られる。カナ漢字変換部は変換辞書(1307)から対応する変換候補を抽出する。あるいは、カナ漢字変換部は、連携変換候補の生成処理や、連携変換候補の使用頻度に応じた並び替えなどの学習処理を行う。このとき、変換辞書には絵文字等の特殊文字を直接格納してもよいが、文字コードのうち利用していないコードを仮想的に絵文字コードとして利用するとしてもよい。後者の場合には、絵記号変換部(1304)において、コード変換テーブルを用いて絵文字の候補を実際の文字コードに置き換え、出力部(1305)を介して表示部(1306)に表示する。なおここで、コード変換テーブルの内容はユーザが設定してもよい。
(編集入力処理、編集処理) Code1、Code2は、仮想絵文字コードであるが、コード変換テーブルにCode1を「♪」、Code2を「☆」に対応させるよう情報を格納する。これによって絵記号変換部では、コード変換テーブルを用いて実際の絵文字の文字コードに置き換えることが可能となる。コード変換テーブルへの情報の格納は、ファイルのダウンロードなどにより実行できると便利である。受け付けた編集操作に基づいて、指定のファイルをダウンロードし、このファイルに基づいて絵文字等の特殊文字を追加、削除、変更等行なう。これにより、図12における編集入力部(1207)、編集部(1208)における処理を実現する。
<実施形態2:ハードウェア構成> 図14は、本実施形態のハードウェア構成の一例を示す概略図である。この図を利用して、文字入力装置の、特に絵文字等の特殊文字の編集処理実行におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。文字入力装置(1400)は、編集部等における処理を実現するために「CPU(中央演算装置)」(1401)と、「メインメモリ」(1402)と、「記憶装置(又は記憶媒体)」(1403)と、を備える。さらに、上記ハードウェア構成部に加えて、編集入力部等における処理を実現するために「入力インターフェイス」(1404)を、変換候補表示出力部における処理を実現するために「出力インターフェイス」(1405)を備える。さらに、表示処理を実現するために、記載していないが出力インターフェイスを介してディスプレイ等と接続している。これらは、「システムバス」(1406)などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
記憶装置(1403)はCPU(1401)にて実行される各種プログラムや、変換候補などを記憶している。また、メインメモリ(1402)は記憶装置に記憶されているプログラムを実行するために、そのプログラムを読み出して展開する領域であるワーク領域を提供する。さらに、このメインメモリや記憶装置にはそれぞれ複数のメモリアドレスが割り当てられており、CPUで実行されるプログラムは、そのメモリアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理することが可能となっている。以上が各ハードウェア構成の機能である。
まず、文字入力装置の電源を入れると、記憶装置に記憶されている編集入力プログラム(編集入力部)(アドレス05)、編集プログラム(アドレス06)などがメインメモリのワーク領域(アドレス11から16)にそれぞれ展開される。
文字入力装置が、入力インターフェイス(1404)を介して、ユーザの操作による編集入力操作を検知した場合には、その入力操作がトリガとなり、メインメモリのワーク領域に展開された編集入力プログラム(アドレス15)がCPUによって実行される。編集入力プログラムは、受け付けた編集操作に応じて、ファイルのダウンロード処理などを実行する。前記処理によって得られたファイルは、一旦メインメモリのデータ領域(アドレス101)などに格納しておく。
先のファイルのメインメモリへの格納がトリガとなり、メインメモリのワーク領域に展開された編集プログラム(アドレス16)がCPUによって実行される。編集プログラムは、メインメモリ(アドレス101)に格納されているファイルを展開し、得られた特殊文字を構成するデータを、記憶装置(アドレス08)に追加するなどして格納する。
<実施形態2:効果> 本実施形態は、ユーザから受付けた編集操作に応じて特殊文字の編集をすることに特徴を有する文字入力装置である。変換候補となる絵記号をユーザが設定することが可能となるため、ユーザにあった、最適な候補を追加することができ、利便性が向上する。
実施形態1を説明するための概念図 実施形態1の構成1の機能ブロックの一例を示した図 実施形態1の構成2の機能ブロックの一例を示した図 実施形態1の具体的な構成を示す機能ブロックの一例を示した図 実施形態1にて特殊文字も変換候補として同時に表示する構成を示す機能ブロックの一例を示した図 実施形態1にてユーザの選択により絵記号などの特殊文字を決定する構成を示す機能ブロックの一例を示した図 実施形態1のハードウェア構成の一例を示した図 実施形態1の処理の流れを示した図 実施形態1における絵記号追加部の処理の流れを示した図 実施形態1における絵記号追加部の処理の流れの一部ステップを省略した図 実施形態1における絵記号決定対応部の処理の流れを示した図 実施形態2の機能ブロックの一例を示した図 実施形態2の具体的な構成を示す機能ブロックの一例を示した図 実施形態2のハードウェア構成の一例を示した図
符号の説明
0200 文字入力装置
0201 キー入力受付部
0202 変換候補保持部
0203 変換候補表示出力部
0204 選択受付部

Claims (5)

  1. 変換するためにキー入力を受付けるキー入力受付部と、
    特殊文字を含む変換候補を保持する変換候補保持部と、
    キー入力などに応じて変換候補保持部から変換候補を複数表示出力し、表示出力される変換候補に句点又は/及び読点を含まれる場合に、特殊文字も変換候補として同時に表示する変換候補表示出力部と、
    変換候補の中からのユーザの選択を受付ける選択受付部と、
    を有する文字入力装置。
  2. 変換候補保持部は、
    特殊文字の変換候補として記号、絵記号、顔文字のいずれか一以上を保持する特殊文字保持手段を有する請求項1に記載の文字入力装置。
  3. 変換候補表示出力部は、
    選択受付部が受付けた選択によって選ばれた変換候補に引き続き関連性のある変換候補である連携変換候補を表示するための連携変換候補表示手段を有する請求項1又は2に記載の文字入力装置。
  4. 特殊文字保持手段に保持されている特殊文字の編集操作をユーザから受付けるための編集入力部と、
    受付けた編集操作に応じて特殊文字保持手段に保持されている特殊文字の編集をする編集部と、
    をさらに有する請求項2又は3に記載の文字入力装置。
  5. 特殊文字を含む変換候補を保持する変換候補保持部を有する文字入力装置における文字入力方法であって、
    変換するためにキー入力を受付けるキー入力受付ステップと、
    キー入力などに応じて変換候補を複数表示出力する変換候補表示ステップと、
    表示出力される変換候補に句点又は/及び読点が含まれるか判断する判断ステップと、
    前記判断ステップにて、変換候補に句点又は/及び読点が含まれるとの判断結果の場合に、特殊文字も変換候補として同時に表示する特殊文字表示出力ステップと、
    変換候補の中からのユーザの選択を受付ける選択受付ステップと、
    を有する文字入力方法。
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