JP2009113360A - 射出成型機用プランジャ式射出シリンダ - Google Patents
射出成型機用プランジャ式射出シリンダ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009113360A JP2009113360A JP2007289445A JP2007289445A JP2009113360A JP 2009113360 A JP2009113360 A JP 2009113360A JP 2007289445 A JP2007289445 A JP 2007289445A JP 2007289445 A JP2007289445 A JP 2007289445A JP 2009113360 A JP2009113360 A JP 2009113360A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- torpedo
- cylinder
- plunger
- resin
- injection molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
【課題】溶融樹脂の混練性を高めるとともに射出性能を向上させるようにした射出成型機用プランジャ式射出シリンダを提供する。
【解決手段】トーピード5は、ノズル3内に回転自在に配設され、これを駆動装置6によって回転させるとともに、プランジャ4を直線運動させる。駆動装置6は、プランジャ4を構成する雌ねじ体22と、トーピード5に連接された回転軸33と、この回転軸33に設けられ前記雌ねじ体22に螺合する雄ねじ体36と、この雄ねじ体36を駆動するモータ39とで構成されている。雄ねじ体22は、シリンダ2のガイド孔16とガイドローラ25によって回転が規制されており、雄ねじ体36の回転が伝達されることにより直線運動する。
【選択図】 図1
【解決手段】トーピード5は、ノズル3内に回転自在に配設され、これを駆動装置6によって回転させるとともに、プランジャ4を直線運動させる。駆動装置6は、プランジャ4を構成する雌ねじ体22と、トーピード5に連接された回転軸33と、この回転軸33に設けられ前記雌ねじ体22に螺合する雄ねじ体36と、この雄ねじ体36を駆動するモータ39とで構成されている。雄ねじ体22は、シリンダ2のガイド孔16とガイドローラ25によって回転が規制されており、雄ねじ体36の回転が伝達されることにより直線運動する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、射出成型機用プランジャ式射出シリンダに関するものである。
熱硬化性樹脂の成形に用いられる射出成形機は、大別するとプランジャ式とスクリュ式がある。プランジャ式は、プランジャの前進移動によって溶融樹脂を押し出すため、溶融樹脂を混練しながら押し出すスクリュ式に比べて射出性能が劣り、また溶融樹脂の混練が不十分である。特に、溶融樹脂の混練が不十分であると、樹脂を着色成形した場合、色むらが生じ不良品の原因となる。
そこで、このような問題を解決するために、例えば、特許文献1、2に開示された射出成型機用プランジャ式射出シリンダが知られている。
前記特許文献1に記載されているプランジャ式射出装置は、通孔を有する加熱筒と、この加熱筒の内部に設けられたトーピードと、前記加熱筒を昇温する加熱手段と、前記加熱筒の通孔に進入するプランジャと、前記加熱筒の通孔部に設けられた伝熱フィンとを備え、前記伝熱フィンをプランジャとトーピードとの間に位置させ、この伝熱フィンの周囲を前記加熱筒の通孔内壁と密着させ、中心から周囲に向かって放射状に設けられた伝熱ファンの頂部を射出方向の垂直な面に対して傾斜させている。このような構成によれば、伝熱フィンの余熱加熱硬化とトーピード部分での熱剪断発熱効果の相乗作用により、均一な樹脂の可塑化が可能で、良好な射出性能が得られるとしている。
前記特許文献2に記載されている射出成型機は、加熱シリンダ内に溶融樹脂を混練するためのトーピードを収容してなり、このトーピードを、それぞれ所定ピッチで環状に配列された複数の樹脂通路を有し相互に直列に連結された複数のトーピード片で構成し、上流側に位置するトーピード片に形成された樹脂通路の個々の出口部分と、このトーピード片に連結される下流側のトーピード片に形成された樹脂通路の個々の入口部分とが相互にずれるように、これらトーピード片の回転位相を位置決めすることにより、上流側トーピード片に形成された樹脂通路の隣接する2つの出口部分に対し、下流側トーピード片に形成された樹脂通路の1つの入口部分が跨がるようにしたものである。このような構成によれば、上流側トーピード片に形成された樹脂通路から下流側トーピード片に形成された樹脂通路へと溶融樹脂が流動する際に、下流側の1つの樹脂通路には上流側の2つの樹脂通路からの溶融樹脂が導かれる結果、加熱シリンダ内での溶融樹脂の混練を促進させることができるとしている。
しかしながら、上記した特許文献1に記載のプランジャ式射出装置においては、樹脂の混練性についての対策が未だ不十分である。
特許文献2に記載のプランジャ式射出成形機は、樹脂の混練性を高めるために複数個のトーピードを直列に連結しているため、軸線方向の長さが長くなり装置が大型化するという欠点がある。
本発明は、上記した従来の問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、溶融樹脂の混練性を高め色むらの発生を防止するとともに、射出性能を高めるようにした射出成型機用プランジャ式射出シリンダを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、ペレット状の樹脂が供給される樹脂供給口を有し先端側開口部にノズルが設けられたシリンダと、前記ノズル内に回転自在に配設されノズル内周面との間に樹脂通路を形成するトーピードと、前記シリンダ内に軸線方向に進退自在に配設されたプランジャと、前記樹脂通路内に供給される前記樹脂を加熱し溶融する加熱手段と、前記トーピードを回転させる駆動装置とを備えたものである。
また、本発明は、上記発明において、前記駆動装置が、前記プランジャの一部を構成する雌ねじ体と、前記トーピードに突設され前記雌ねじ内に進退自在にかつ回転自在に挿通された回転軸と、この回転軸に設けられ前記雌ねじ体に螺合する雄ねじ体と、この雄ねじ体を回転させる駆動モータとで構成されているものである。
また、本発明は、上記発明において、前記トーピードの外周面に溶融樹脂混練用凹溝を設けたものである。
また、本発明は、上記発明において、前記トーピードが偏心回転するものである。
さらに、本発明は、上記発明において、前記加熱手段をノズルとトーピードに配設したものである。
本発明においては、トーピードを回転させるので、溶融樹脂の混練度が高まり、着色樹脂の成形時における色むらの発生を防止することができる。
本発明においては、溶融樹脂混練用凹溝が溶融樹脂を効率よく混練し、混練度を一層高めることができる。
本発明においては、トーピードが偏心回転すると、ノズル内壁とトーピードとの間に形成されている狭い樹脂通路の通路幅が円周方向において変化するため、溶融樹脂を効率よく混練し、混練度を一層高めることができる。
本発明においては、加熱手段をノズルとトーピードに配設しているので、樹脂を効率よい加熱溶融することができて均一な可塑化が可能で、射出性能を向上させることができる。
本発明においては、溶融樹脂混練用凹溝が溶融樹脂を効率よく混練し、混練度を一層高めることができる。
本発明においては、トーピードが偏心回転すると、ノズル内壁とトーピードとの間に形成されている狭い樹脂通路の通路幅が円周方向において変化するため、溶融樹脂を効率よく混練し、混練度を一層高めることができる。
本発明においては、加熱手段をノズルとトーピードに配設しているので、樹脂を効率よい加熱溶融することができて均一な可塑化が可能で、射出性能を向上させることができる。
以下、本発明を図面に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る射出成型機用プランジャ式射出シリンダの第1の実施の形態を示す断面図、図2はペレット状の樹脂をシリンダ内に供給している状態を示す断面図、図3は溶融した樹脂を射出している状態を示す断面図である。これらの図において、参照符号1で示すものは、図示を省略した射出成型機のプランジャ式射出シリンダ(以下、単に射出シリンダと称する)で、この射出シリンダ1は、前端にノズル3が固定されたシリンダ2と、このシリンダ2内に進退移動自在に配設されたプランジャ4と、前記ノズル3内に回転自在に配設されたトーピード5と、前記プランジャ4を進退移動させるとともに、トーピード5を回転させる駆動装置6等を備えている。
図1は本発明に係る射出成型機用プランジャ式射出シリンダの第1の実施の形態を示す断面図、図2はペレット状の樹脂をシリンダ内に供給している状態を示す断面図、図3は溶融した樹脂を射出している状態を示す断面図である。これらの図において、参照符号1で示すものは、図示を省略した射出成型機のプランジャ式射出シリンダ(以下、単に射出シリンダと称する)で、この射出シリンダ1は、前端にノズル3が固定されたシリンダ2と、このシリンダ2内に進退移動自在に配設されたプランジャ4と、前記ノズル3内に回転自在に配設されたトーピード5と、前記プランジャ4を進退移動させるとともに、トーピード5を回転させる駆動装置6等を備えている。
前記シリンダ2は、両端開放の筒体からなり、前端側上面にホッパ8に収納されているペレット状の樹脂9がペレット供給通路10を介して供給される樹脂供給口11が形成されている。シリンダ2の後端開口部には、軸受部材12がストッパ13を介して固定されている。軸受部材12とストッパ13は、複数本のボルト14によって一体的に結合されている。シリンダ2は、同じく複数本のボルト15によってストッパ13に固定されている。シリンダ2の中央には、軸線方向に長い一対のガイド孔16、16が上下に対向して形成されている。
前記ノズル3は、前端面中央に加熱溶融した樹脂9Aを射出するノズル孔3aを有し、複数本のボルト18によってシリンダ2の前端面にシール部材19を介して強固に固定されている。ノズル3の外周面には、ノズル3内に供給されるペレット状の樹脂9を加熱し溶融させる加熱ヒータ(加熱手段)20が配設されている。
前記プランジャ4は、筒状のプランジャヘッド21と、このプランジャヘッド21の後端面に接合されたプランジャ本体としての雌ねじ体22の2部材で構成され、前記シリンダ2内に進退移動自在に配設されている。雌ねじ体22は、プランジャヘッド21と同一の外径を有し、内周面に台形の雌ねじ23が形成されている。また、雌ねじ体22の外周面の中央で上下に対向する位置には、前記シリンダ2のガイド孔16にそれぞれ挿入される回転自在な一対のガイドローラ25がピン26を介して配設されており、これによりプランジャ4の回転を規制し、直線運動のみを許容している。
前記トーピード5は、紡錘型に形成されていることにより、前側円錐部5Aと後側円錐部5Bと、これらの円錐部5A、5Bを接続する円柱部5Cとからなり、ノズル3内に回転自在に組み込まれている。円柱部5Cは、ノズル3の内径より僅かに小さい外径を有し、ノズル3の内周面31との間に微小な環状の隙間30が形成されている。この隙間30は、ペレット状の樹脂9よりも狭い隙間からなり、前記加熱ヒータ20によって加熱溶融された樹脂9Aを前記ノズル孔3aに導く樹脂通路を形成している。また、前側円錐部5Aとノズル3の内壁面との間にも樹脂通路30と同程度の隙間が形成されている。
トーピード5の後端面には、回転軸33が一体に連設されており、この回転軸33は前記プランジャ4に軸受34およびシール部材35を介して回転自在に挿通されている。また、この回転軸33には雄ねじ体36が嵌合され固定されている。雄ねじ体36は、前半部が前記雌ねじ体22内に挿入され雌ねじ23に螺合する雄ねじ37が形成された雄ねじ部36Aを形成している。一方、雄ねじ体36Aの後端部は、円筒部36Bを形成して前記軸受部材12とストッパ13にラジアルベアリング38aとスラストベアリング38bを介して回転自在に軸支され、後端が前記軸受部材12の後方に突出してモータ39の出力軸40に減速歯車機構(図示せず)を介して連結されている。
前記駆動装置6は、前記雌ねじ体22、回転軸33、モータ39、減速歯車機構および雄ねじ体36とで構成されている。
次に、このような構造からなる射出シリンダ1の動作について説明する。
先ず、加熱ヒータ20によってノズル3を加熱し、樹脂9の融点より高い温度に保持する。シリンダ2の前端部も熱伝導によって加熱される。
先ず、加熱ヒータ20によってノズル3を加熱し、樹脂9の融点より高い温度に保持する。シリンダ2の前端部も熱伝導によって加熱される。
次に、ペレット供給通路10を開いてホッパ8内のペレット状の樹脂9を樹脂供給口11よりシリンダ2内に所定量供給する(図2)。樹脂9はシリンダ2内に供給されて、加熱ヒータ20の熱により加熱され軟化する。そして、モータ39を駆動して出力軸40を正回転(雌ねじ体22が前進する方向の回転)させ、この出力軸40の回転を回転軸33および雄ねじ体36に伝達することにより、トーピード5を回転させる。雄ねじ体36が回転すると、この雄ねじ体36の回転は雄ねじ37と雌ねじ23を介して雌ねじ体22に伝達されるため、プランジャ4はガイド孔16とガイドローラ25とにより回転することなくシリンダ2に沿って前進する(図3)。プランジャ4が前進するとシリンダ2内に供給されたペレット状の樹脂9は、プランジャ4の圧力によってシリンダ2からノズル3内に押し込まれ、トーピード5の後側円錐部5Bの斜面に沿って樹脂通路30に導かれる。このため、樹脂9は樹脂通路30を通過するとき押し潰されるとともに、加熱ヒータ20の熱によって完全に溶融され、ノズル孔3aから図示しない射出成型機に射出される。
ここで、本発明においては、溶融樹脂9Aの射出時にトーピード5を駆動装置6によって回転させているので、樹脂通路30を通過する溶融樹脂9Aがトーピードの周面に沿って螺旋状に進み従来の固定型のトーピードを用いた射出シリンダに比べて長い時間混練が行われるため、溶融樹脂9Aの混練度を高めることができる。したがって、プランジャ式の射出シリンダ1であっても、着色樹脂の成形時における色むらの発生を防止することができる。
また、上記した通りトーピード5の回転により溶融樹脂9Aが樹脂通路30内を螺旋状に移動し、ノズル3の内周面31とトーピード5の外周面との接触時間を長く保たせることができることにより、樹脂9Aの温度が高くなり、樹脂9を均一に可塑化することができ、さらに溶融温度が高ければ溶融粘度が低くなるため、良好な射出性能が得られる。
図4は本発明の第2の実施の形態を示す射出シリンダの断面図である。
この実施の形態は、トーピード5の円柱部5Cの外周面に軸線方向に延在する複数条の凹溝50を円周方向に等間隔おいて形成したものである。その他の構成は、上記した第1の実施の形態と同一であるため、同一構成部材、部分については同一符号をもって示し、その説明を省略する。
この実施の形態は、トーピード5の円柱部5Cの外周面に軸線方向に延在する複数条の凹溝50を円周方向に等間隔おいて形成したものである。その他の構成は、上記した第1の実施の形態と同一であるため、同一構成部材、部分については同一符号をもって示し、その説明を省略する。
図5は本発明の第3の実施の形態を示す射出シリンダの断面図である。
この実施の形態は、トーピード5の円柱部5Cの外周面に、トーピードの軸線に対して傾斜した螺旋状の凹溝51を円周方向に等間隔おいて複数条形成したものである。凹溝51は、プランジャ4の前進時に溶融した樹脂9Aをノズル孔3aに導くために、雄ねじ体36の雄ねじ37(通常右ねじ)と同方向に傾斜している。
この実施の形態は、トーピード5の円柱部5Cの外周面に、トーピードの軸線に対して傾斜した螺旋状の凹溝51を円周方向に等間隔おいて複数条形成したものである。凹溝51は、プランジャ4の前進時に溶融した樹脂9Aをノズル孔3aに導くために、雄ねじ体36の雄ねじ37(通常右ねじ)と同方向に傾斜している。
このようにトーピード5の円柱部5Cの外周面に複数条の凹溝50または51を形成しておくと、トーピード5の回転に伴い溶融樹脂9が凹溝50または51に対して出入りを繰り返すため、溶融樹脂9Aを効率よく混練することができ、混練度を一層高めることができる。
図6は本発明の第4の実施の形態を示すトーピードの断面図である。
この実施の形態は、トーピード5を偏心回転させるようにしたものである。このため、トーピード5は、回転軸33に対して偏心している。回転軸33の軸線は、ノズル3の軸線と略一致している。トーピード5の偏心量は、樹脂通路30の最大隙間がペレット状の樹脂9よりも小さい範囲内で設定される。
この実施の形態は、トーピード5を偏心回転させるようにしたものである。このため、トーピード5は、回転軸33に対して偏心している。回転軸33の軸線は、ノズル3の軸線と略一致している。トーピード5の偏心量は、樹脂通路30の最大隙間がペレット状の樹脂9よりも小さい範囲内で設定される。
このように、トーピード5を偏心回転させると、樹脂通路30の断面積が円周方向において変化し溶融樹脂9Aの流れを乱すため、凹溝50または51を形成した場合と同様に、溶融樹脂9Aを効率よく混練することができ、混練度を一層高めることができる。
図7は本発明の第5の実施の形態を示す射出シリンダの断面図である。
この実施の形態は、ペレット状の樹脂を加熱溶融する加熱ヒータ20A、20Bをノズル3の外周とトーピード5の内部にそれぞれ配設し、加熱ヒータ20Bのリード線53Bを回転軸33の内部を通して後方に引き出し、加熱ヒータ20Aのリード線53Aとともに電源に接続するようにしたものである。
この実施の形態は、ペレット状の樹脂を加熱溶融する加熱ヒータ20A、20Bをノズル3の外周とトーピード5の内部にそれぞれ配設し、加熱ヒータ20Bのリード線53Bを回転軸33の内部を通して後方に引き出し、加熱ヒータ20Aのリード線53Aとともに電源に接続するようにしたものである。
このようにノズル3に加えてトーピード5にもヒータ20Bを組込むと、樹脂をより効率よく加熱溶融することができるため、均一に可塑化することができ、良好な射出性能が得られる。
なお、上記した実施の形態は、いずれも1つの駆動装置6によってプランジャ4を直線運動させると同時にトーピード5を回転させるように構成した例を示したが、本発明はこれに特定されるものではなく、プランジャ4とトーピード5を別個の駆動装置によって駆動するようにしてもよい。
また、溶融樹脂混練用凹溝50、51の代わりに多数の微小な突子をトーピード5の周面に突設してもよい。
また、溶融樹脂混練用凹溝50、51の代わりに多数の微小な突子をトーピード5の周面に突設してもよい。
1…射出シリンダ、2…シリンダ、3…ノズル、4…プランジャ、5…トーピード、6…駆動装置、9…ペレット状の樹脂、9A…溶融樹脂、11…樹脂供給口、20、20A、20B…加熱ヒータ、21…プランジャヘッド、22…雌ねじ体、23…雌ねじ、30…樹脂通路、33…回転軸、36…雄ねじ体、37…雄ねじ、50、51溶融樹脂混練用凹溝。
Claims (5)
- ペレット状の樹脂が供給される樹脂供給口を有し先端側開口部にノズルが設けられたシリンダと、前記ノズル内に回転自在に配設されノズル内周面との間に樹脂通路を形成するトーピードと、前記シリンダ内に軸線方向に進退自在に配設されたプランジャと、前記樹脂通路内に供給される前記樹脂を加熱し溶融する加熱手段と、前記トーピードを回転させる駆動装置とを備えたことを特徴とする射出成型機用プランジャ式射出シリンダ。
- 請求項1記載の射出成型機用プランジャ式射出シリンダにおいて、
前記駆動装置は、前記プランジャの一部を構成する雌ねじ体と、前記トーピードに突設され前記雌ねじ内に進退自在にかつ回転自在に挿通された回転軸と、この回転軸に設けられ前記雌ねじ体に螺合する雄ねじ体と、この雄ねじ体を回転させるモータとで構成されていることを特徴とする射出成型機用プランジャ式射出シリンダ。 - 請求項1または2記載の射出成型機用プランジャ式射出シリンダにおいて、
前記トーピードの外周面に溶融樹脂混練用凹溝を形成したものである。 - 請求項1、2、3のうちのいずれが一項に記載の射出成型機用プランジャ式射出シリンダにおいて、
前記トーピードが偏心回転することを特徴とする射出成型機用プランジャ式射出シリンダ。 - 請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の射出成型機用プランジャ式射出シリンダにおいて、
前記加熱手段をノズルとトーピードに設けたことを特徴とする射出成型機用プランジャ式射出シリンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007289445A JP2009113360A (ja) | 2007-11-07 | 2007-11-07 | 射出成型機用プランジャ式射出シリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007289445A JP2009113360A (ja) | 2007-11-07 | 2007-11-07 | 射出成型機用プランジャ式射出シリンダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009113360A true JP2009113360A (ja) | 2009-05-28 |
Family
ID=40781039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007289445A Pending JP2009113360A (ja) | 2007-11-07 | 2007-11-07 | 射出成型機用プランジャ式射出シリンダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009113360A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010104213A1 (en) | 2009-03-11 | 2010-09-16 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Eddy current flaw detection probe |
JP4817402B1 (ja) * | 2011-07-06 | 2011-11-16 | センチュリーイノヴェーション株式会社 | 成形機における射出装置 |
CN102720719A (zh) * | 2012-06-12 | 2012-10-10 | 无锡天惠塑机有限公司 | 一种注塑机的射移油缸 |
JP5209142B1 (ja) * | 2012-10-13 | 2013-06-12 | センチュリーイノヴェーション株式会社 | 成形機における射出装置 |
JP2014503399A (ja) * | 2011-01-28 | 2014-02-13 | ハスキー インジェクション モールディング システムズ リミテッド | 固化樹脂粒子の対向側部と接触する対面表面を含む可塑化システム |
WO2014185514A1 (ja) * | 2013-05-17 | 2014-11-20 | センチュリーイノヴェーション株式会社 | 成形機における射出装置 |
-
2007
- 2007-11-07 JP JP2007289445A patent/JP2009113360A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010104213A1 (en) | 2009-03-11 | 2010-09-16 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Eddy current flaw detection probe |
JP2014503399A (ja) * | 2011-01-28 | 2014-02-13 | ハスキー インジェクション モールディング システムズ リミテッド | 固化樹脂粒子の対向側部と接触する対面表面を含む可塑化システム |
US8992069B2 (en) | 2011-01-28 | 2015-03-31 | Husky Injection Molding Systems Ltd. | Plasticizing system including opposite-facing surfaces for contacting opposite sides of solidified-resin particle |
JP4817402B1 (ja) * | 2011-07-06 | 2011-11-16 | センチュリーイノヴェーション株式会社 | 成形機における射出装置 |
CN102720719A (zh) * | 2012-06-12 | 2012-10-10 | 无锡天惠塑机有限公司 | 一种注塑机的射移油缸 |
JP5209142B1 (ja) * | 2012-10-13 | 2013-06-12 | センチュリーイノヴェーション株式会社 | 成形機における射出装置 |
WO2014185514A1 (ja) * | 2013-05-17 | 2014-11-20 | センチュリーイノヴェーション株式会社 | 成形機における射出装置 |
CN104162965A (zh) * | 2013-05-17 | 2014-11-26 | 世纪创新株式会社 | 成型机中的射出装置 |
KR20140135625A (ko) * | 2013-05-17 | 2014-11-26 | 센츄리 이노베이션 가부시키가이샤 | 성형기에 있어서의 사출 장치 |
US9662819B2 (en) | 2013-05-17 | 2017-05-30 | Century Innovation Corporation | Injection device in molding machine |
KR102269656B1 (ko) | 2013-05-17 | 2021-06-24 | 센츄리 이노베이션 가부시키가이샤 | 성형기에 있어서의 사출 장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11229889B2 (en) | Extruder screw with alternately-arranged conveyance portions and extruders and extrusion methods using the extruder screw | |
JP5074167B2 (ja) | 射出成形機ならびに樹脂材料可塑化送出装置およびそのロータ | |
JP5504458B2 (ja) | 可塑化送出装置およびそのローターならびにこれを用いた射出成形機 | |
JP2009113360A (ja) | 射出成型機用プランジャ式射出シリンダ | |
JP5005506B2 (ja) | 混練度調整方法 | |
JP2009269182A (ja) | 成形材料の可塑化送出装置およびこれを含む射出成形機 | |
JP2010000752A (ja) | 可塑化送出装置およびこれを含む射出成形機 | |
KR20120036375A (ko) | 스크루 및 사출장치 | |
JP2009285879A (ja) | 可塑化送出装置およびこれを含む射出成形機 | |
JP2012131115A (ja) | 射出成形装置 | |
WO2015181858A1 (ja) | 射出成形方法、スクリュ、及び、射出成形機 | |
US20210370567A1 (en) | Plasticizing Device, Injection Molding Device, And Three-Dimensional Modeling Device | |
US20180079126A1 (en) | Independently driven device for use with plastic melt feed screw | |
JP3105417B2 (ja) | 射出装置 | |
EP1961550A1 (en) | Screw, injector, and pressure member | |
JP2010280128A (ja) | 混練装置および成形機 | |
CN211993880U (zh) | 材料供应装置、注射成型装置以及三维造型装置 | |
JP5210326B2 (ja) | スクリュー及び射出装置 | |
KR20160086700A (ko) | 믹싱 스크류 조립체 및 이를 포함하는 사출 성형 장치 | |
JP7238533B2 (ja) | 材料供給装置、射出成形装置及び三次元造形装置 | |
JP2007290284A (ja) | 射出装置及びシールリング | |
KR100454734B1 (ko) | 인라인 스크류형 사출 성형기의 역류 방지장치 | |
KR860000872Y1 (ko) | 복합수지의 혼련장치 | |
JP2023148242A (ja) | 射出成形機 | |
JP2017136765A (ja) | 射出ミキシングノズル |