JP2009111497A - 信号処理装置及び信号処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力を低減してマンチェスタ符号化された信号に対する復号化の処理を行う信号処理装置及び信号処理方法を提供する。
【解決手段】送信部2の変調回路7によりマンチェスタ符号化された変調データは、静電結合部4を介して受信部3側に伝送され、2値化回路11を経て出力される2値化データから変調データ2つ分の期間を半周期とする再生クロックが生成される。復調回路13は、この再生クロックを用いて、この再生クロックの半周期を信号処理単位として2値化データから復調データの生成、つまり復号化を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、マンチェスタ符号化された信号に対する信号処理を行う信号処理装置及び信号処理方法に関する。
マンチェスタ符号化は、デジタル信号を高速伝送するための変調方式として広く用いられている。
例えば、デジタル信号の高速伝送を行う場合には、送信部と受信部のDCレベルの影響を吸収するために高速伝送ラインは、静電結合によりDC的に分離することが広く行われる。このようにDC的に分離した場合、そのDCバランスをとるために、2値のデジタル信号における“H”(或いは“1”)信号と“L”(或いは“0”)信号の数が等しくなるマンチェスタ符号が採用される。
また、遮蔽物を挟んで面積の広い電極を非接触で対面させて電極間を静電結合させ、無線で信号を伝送する方式が知られており、この場合にも伝送レートを上げて小さい結合容量の場合にも信号を伝送できるようにマンチェスタ符号が用いられる。
このようにマンチェスタ符号を用いた場合には、図7に示すように本来の信号は、マンチェスタ符号化回路(又はマンチェスタ符号化用の変調回路)によりその下に示すマンチェスタ符号に符号化される。
マンチェスタ符号化は、本来の信号“0”,“1”に対して、いずれか一方に“10”の2ビットを割り当て、他方に“01”の2ビットを割り当ててデジタル信号に変換するものである。なお、“10”、“01”の期間の長さは本来の信号の1ビットの期間に等しい。図7においては、本来の信号“0”に“10”を、“1”に“01”を割り当てた時のを示している。
図7では、マンチェスタ符号の下側にその符号化に対応する1ビット目及び2ビット目の関係を示している。
このようなマンチェスタ符号を、受信側において復号化する場合、上記のように信号1つ分の期間が、半分の期間となる信号、つまり2倍の周波数の信号に符号化されているため、その符号化された信号の周波数で復号化の処理を行うと、消費電力が増大する。
例えば第1の従来例としての特開平8−191269号公報には、マンチェスタ符号化及び復号化を用いて光通信する装置が開示されている。
この装置においては、送信器は、クロックを用いてマンチェスタ符号化し、その符号化されたデータを光信号にして送信する。受信器側は、受信した光信号と、その1/2ビット前の信号パワーとの差を取った差分信号を生成し、その差分信号をクロックを用いて復号化(信号再生)を行う。
このクロックは、送信側のクロックと同じ周波数のクロックで、マンチェスタ符号化された信号2ビット分を周期としたものであり、信号処理単位は、マンチェスタ符号化された信号1ビット分の期間である。
なお、第2の従来例としての特開2006−287052号公報には、一方が回転する構造の場合においても信号を伝達可能とする静電結合装置が開示されている。
特開平8−191269号公報 特開2006−287052号公報
第1の従来例は、マンチェスタ符号化された信号1ビット分の期間を信号処理単位とするため、消費電力が増大する欠点がある。
(発明の目的)
本発明は上述した点に鑑みてなされたもので、消費電力を低減してマンチェスタ符号化された信号に対する復号化の処理を行う信号処理装置及び信号処理方法を提供することを目的とする。
本発明の信号処理装置は、2値のデジタル信号の“0”,“1”に対して、いずれか一方に“10”の2ビットを割り当て、他方に“01”の2ビットを割り当ててマンチェスタ符号化されたデジタル信号に対する復号化の処理を行う信号処理装置において、
前記マンチェスタ符号化されたデジタル信号の1ビット目又は2ビット目のいずれか一方のみを検出するように、前記マンチェスタ符号化されたデジタル信号2ビット分の期間を処理単位として復号化の処理を行う復号化手段を具備することを特徴とする。
本発明の信号処理方法は、2値のデジタル信号の“0”,“1”に対して、いずれか一方に“10”の2ビットを割り当て、他方に“01”の2ビットを割り当ててマンチェスタ符号化されたデジタル信号における1ビット目又は2ビット目のいずれか一方のみを検出するように、前記マンチェスタ符号化されたデジタル信号の2ビット分の期間を処理単位として復号化の処理を行う復号化ステップを具備することを特徴とする。
本発明によれば、消費電力を低減してマンチェスタ符号化された信号に対する復号化の処理を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
(実施例1)
図1から図4は本発明の実施例1に係り、図1は本発明の実施例1を備えた信号伝送システムの構成を示し、図2は信号伝送の動作におけるタイミング図を示し、図3はマンチェスタ符号に変調し、その変調データを復調する動作内容のフローチャートを示し、図4は静電結合部を介してマンチェスタ符号を伝送した場合におけるマンチェスタ符号の1ビット目及び2ビット目のアイパターンの1例を示す。
本実施例は、静電結合部を介して伝送されるマンチェスタ符号を、低エラーレートでかつ電力消費を抑制して(つまり消費電力を低減して)復調することが可能な信号処理装置及び信号処理方法を提供することを第1の目的とする。また、本実施例は、マンチェスタ符号を電力消費を抑制して復調する信号処理装置及び信号処理方法を提供することも第2の目的とする。
図1に示すように本発明の実施例1を備えた信号伝送システム1は、信号を送信する送信部2と、信号を受信する受信部3と、送信部2側と受信部3側とをDC(直流)的に分離して信号伝達を行うために対向配置される静電結合手段としての静電結合部4を構成する送信電極パッド5a及び受信電極パッド5bとを有する。
送信部2は、送信するための2値のデジタル信号としての送信データを発生する送信データ発生手段としてのデータ発生回路6と、この送信データをマンチェスタ符号に変調する変調回路(マンチェスタ符号化回路)7と、この変調回路7により変調された変調データ(つまりマンチェスタ符号)を電流増幅及びインピーダンス変換して伝送ライン8aに出力するドライブ回路9とを有する。
ドライブ回路9を経て伝送ライン8aの一端に出力された変調データは、この伝送ライン8aの他端に設けられた送信電極パッド5aを介して、この送信電極パッド5aに近接して対向配置された受信電極パッド5b側に伝達される。
受信電極パッド5bに伝達された変調データは、この受信電極パッド5bが一端に接続された伝送ライン8bの他端に伝送され、この他端に接続され、本発明の信号処理装置の実施例1としての受信部3を構成する2値化回路11に入力される。
受信部3は、入力される変調データを整形するための2値化を行う2値化回路11と、この2値化回路11により2値化された2値化データからクロックを再生するクロック再生回路12を有する。
また、この受信部3は、クロック再生回路12により再生された再生クロックを用いて2値化データからデータ復調(或いはデータ復号化)を行う復調回路(つまりマンチェスタ復号化回路)13と、この復調回路13により復調(復号化)された復調データに対してデータ処理を行うデータ処理回路14とを有する。
上述したように送信部2の変調回路7による変調により生成された変調データとしてのマンチェスタ符号は、送信データの信号の“0”,“1”を、1ビット目と2ビット目がそれぞれ“10”、“01”(或いは“HL”,“LH”)となるように符号化する。 そして、実施例1に係る受信部3は、以下に説明するようにマンチェスタ符号化された変調データの2ビット目のみを検出して、変調データの復号化を行うことを特徴とするものである。
この場合、受信部3は、マンチェスタ符号化された信号となる変調データにおけるその2ビット目のみ、つまり変調データ2ビット分の期間を処理単位として復号化の処理を行う復号化手段としての復調回路13を備えている。このように、マンチェスタ符号化された信号に対して、その信号の半分の信号処理周期を処理単位として復号化の処理を行うようにすることにより、消費電力の低減を図るようにしている。
また、この場合、復調回路13が復調に用いるクロック(ここでは再生クロック)は、マンチェスタ符号化された変調データ2ビット分の期間を処理単位とするものである。 具体的には、再生クロックは、変調データ4ビット分の期間を周期とする。このため、変調データ1ビット分の期間を処理単位とする従来例よりも消費電力の低減化が可能となる。
また、本実施例においては静電結合を介して信号伝送を行うため、静電結合部4においてDCに近い低周波側の信号の伝送特性が低下するため、マンチェスタ符号化された変調データにおける1ビット目でなく、その2ビット目のみを検出するようにしている。
これにより、静電結合を介してマンチェスタ符号化された変調データの信号伝送(データ伝送)を行う場合における2ビット目と1ビット目が連続した“11”の変調データの場合のように低周波の変調データ時にも低エラーレートで復号化を可能にする。
一般に、静電結合を介してマンチェスタ符号化された信号を伝送する場合、2ビット目と1ビット目が連続した“11”の信号時には、その信号の振幅が低下し、エラーレートが増大或いは信号認識が困難になる課題が発生する。
これに対して、本実施例は、上記のようにマンチェスタ符号化された変調データにおける1ビット目でなく、その2ビット目のみを検出するにより、その課題を解消する。つまり、上述した第1の目的を達成する。なお、この課題に関しては以下の図4においても説明する。
次に図1の各部の動作を図2のタイミング図及び図3のフローチャートを参照して説明する。
図1に示す送信部2のデータ発生回路6は、例えば図2に示すような送信データを発生する。この送信データは、変調回路7に入力され、図3のステップS1に示すようにこの変調回路7は、送信データからマンチェスタ符号化された変調データを生成する。
この変調データの例を図2に示す。マンチェスタ符号化された変調データは、送信データが“0”の場合には、“10”,“1”の場合には“01”に変換されたものとなる。なお、この変調データの下側に、各送信データをマンチェスタ符号化した際の1ビット目及び2ビット目を(後述するデータ復調の動作内容をより明確化するため)明示している。
この変調データは、ステップS2に示すように静電結合部4を経て受信部3側に送信される。この静電結合部4(の受信電極パッド5b)出力となる変調データを図2に示す。この場合、点線で示す部分のように連続して“11”となる部分の後半の“1”の信号レベルが低下する。そして、この後の“1”の信号は、マンチェスタ符号の1ビット目にのみ現れるため、この静電結合部4を経て伝送される信号の品質特性を示すアイパターンは、図4に示すようになる。
上述したように静電結合部4においては高周波の信号成分に比較して低周波の信号成分の減衰が大きくなるため、低周波となる変調データ“11”の場合にはその後側の信号位置となる1ビット目での減衰が大きくなってしまう。
具体的には、図4に示すように1ビット目のアイ開口振幅レベルが低下する。これに対して2ビット目のアイ開口振幅レベルは、1ビット目の場合よりも十分に大きい。そして、受信部3は、以下に説明するように2ビット目のみを検出するように復調の信号処理を行うようにして、エラーレートの少ない復調データを生成する。
この静電結合部4を経て受信部3に入力された変調データは、2値化回路11により図3のステップS3に示すように2値化される。2値化された変調データとしての2値化データを図2に示す。この2値化データも、点線で示す部分の振幅が低下するため、誤認識される可能性がある。
この2値化データは、クロック再生回路12に入力される。そして、ステップS4に示すようにクロック再生の処理が行われ、図2に示すように再生クロックが生成される。図2に示す再生クロックは、2値化データの2つ分を復号化の処理単位となる半周期としたものとなっている。この再生クロックは、送信データで言うと、送信データ1つ分を半周期としたものとなっている。
クロック再生回路12は、例えばフェーズロックドループ(PLL)回路を用いて構成され、2値化データからこれに位相同期した再生クロックを生成することができる。
この再生クロックは、2値化データと共に復調回路13に入力される。そして、復調回路13は、ステップS5に示すように再生クロックを用いて、2値化データをその2ビット目のみを検出するように、2値化データの2つ分を処理単位として復調、つまりマンチェスタ復号化の処理を行う。
図2に示す再生クロックを用いた場合には、復調回路13は、その再生クロックの立ち下がりエッジ及び立ち上がりエッジで2値化データの2ビット目を例えばフリップフロップ回路に取り込み、そのフリップフロップ回路から復調された復調データ(図2参照)を出力する。
この場合、再生クロックを遅延素子により僅かに遅延して2ビット目の中央付近の2値化データを取り込む(検出)するようにしても良い。
そして、図3のステップS6に示すようにこの復調回路13から復調データを出力する。図1においては、この復調データは、データ処理回路14に入力され、データ処理回路14は、この復調データに対する信号処理を行う。
このような構成及び作用を有する受信部3によれば、マンチェスタ符号に対して2ビット目のみを検出するので、静電結合部4を介して信号受信を行う場合にも、誤認識するエラーレートを十分に低減して復調することができる効果がある。
また、本実施例においては、マンチェスタ符号の2ビット目のみを検出する処理単位、つまりマンチェスタ符号の2つ分を処理単位として復号化を行うため、1ビット目及び2ビット目、つまりマンチェスタ符号の1つ分を処理単位とした周波数で復号化を行うような構成に比較して、受信部3を構成する各部の処理周波数を半分程度で動作させることができ、受信部3の消費電力を低減できる。
特に復調回路13は、入力される2値化データが、マンチェスタ符号と実質的に同じ符号であるが、復調回路13は周波数の低い再生クロックに同期してその復調を行うため、その消費電力を低減できる効果がある。
なお、受信部3を構成するクロック再生回路12等の各回路に用いられる半導体素子、集積回路素子等の電子素子(回路部品)は、グラウンドとの間で容量を持つことが不可避となり、周波数が高くなる程、その容量部分でのロスが大きくなる。このため、本実施例のように動作周波数を下げることにより消費電力を低減することができる。
(実施例2)
図5は本発明の実施例2の備えた信号伝送システム1Bの構成を示す。本実施例は、マンチェスタ符号を電力消費を抑制して復調する信号処理装置及び信号処理方法を提供することを目的とする。
この信号伝送システム1Bは、図1の信号伝送システム1において、静電結合部4の代わりに光結合部16が採用されている。
この光結合部16は、伝送ライン8aの例えば端部に設けられ、電気信号を光信号に変換する電気光変換器としての光送信器15aと、この光送信器15aにより変換された光信号を受信(受光)して電気信号に変換する光電気変換器としての光受信器15bとを有する。
光送信器15aは変調データに相当する光信号を送信し、この光信号は光受信器15bにより電気信号としての変調データに変換される。
この変調データは、2値化回路11により、2値化データに整形された後、クロック再生回路12と、復調回路13に入力される。
この復調回路13は、実施例1においても説明したように2値化データの2つ分を信号処理単位として復調処理(復号化処理)を行うものであるが、その構成を以下のように具体的に説明する。
この復調回路13は、クロック再生回路12からの再生クロックCLKがクロック入力端に印加されるDタイプフリップフロップ(FFと略記)21a及びインバータ22により反転された再生クロックCLKがクロック入力端に印加されるFF21bを有する。 なお、本実施例においては、クロック再生回路12からFF21a、21b側に出力される再生クロックCLKは、クロック再生回路12内に設けた遅延素子12aにより、僅かに遅延して出力される。
両FF21a、21bのデータ入力端Dには、2値化データが印加される。
また、復調回路13は、両FF21a、21bの出力端Qからそれぞれ出力されるデータDa,Dbが入力され、再生クロックCLKにより、その半周期で交互に切り替えられるスイッチ23を有する。
そして、このスイッチ23から復調データが出力される。
なお、クロック再生回路12により生成される再生クロックCLKは、上述したように2値化データ(或いは変調データ)2つ分の期間を半周期とするクロックである。
この復調回路13を構成する回路素子は、再生クロックCLKと実質的に同期した動作となり、従ってこの復調回路13を構成する回路素子は、再生クロックCLKの周波数、つまり、変調データ2つ分の期間を半周期とした低い周波数で復調処理を行う。
図6は、復調回路13の動作を示すタイミング図を示す。
2値化回路11からは、図6の最上部に示す2値化データが生成される。この2値化データは、光結合部16を用いているので、2ビット目と1ビット目が“11”と連続する場合にも、信号レベルが低下しない。
つまり、1ビット目及び2ビット目のいずれを検出する場合にも、検出するビットに応じてその2値化の際に誤検出する可能性が高くなるものでない。
この2値化データによりクロック再生回路12は、図6に示すようにこの2値化データに位相同期した再生クロックを生成する。なお、図6においてもこの再生クロックの下側にビット位置を示す情報を示している。
この再生クロックは、遅延素子12aにより、僅かに遅延された図6に示す再生クロックCLKが生成される。
この再生クロックCLKは、復調回路13を構成するFF21aと、インバータ22により反転されてFF21bに印加される。そして、図6に示すようにFF21aは、再生クロックCLKの立ち上がりエッジで2値化データを取り込み、出力端QからデータDaを出力する。
また、図6に示すようにFF21bは、再生クロックCLKの立ち下がりエッジ(FF21b自体はFF21aと同じようにクロック入力端に印加される信号の立ち上がりエッジで動作)で2値化データを取り込み、出力端QからデータDbを出力する。
両FF21a、21bの出力Da、Dbは、再生クロックCLKの半周期を信号処理周期として入力信号を交互に切り替えるスイッチ23を経て図6に示す復調データが生成される。
本実施例は、実施例1と実質的に同様に、低い周波数の再生クロックCLKに同期して復調(復号化)の処理を行うので、消費電力を低減できる。
なお、本実施例は、実施例1の場合と同様に2ビット目の2値化データのみを検出する動作例で説明した。本実施例においては、マンチェスタ符号化により、2ビット目と1ビット目が“11”と連続する場合においても、光結合部16を介して伝送するため、その場合のアイ開口が低下しない。従って、2ビット目の2値化データを検出する場合に限定されるものでない。
つまり、本実施例においては、1ビット目、2ビット目におけるいずれか一方のみを検出する場合に広く適用することができる。
なお、図5に示した復調回路13は、実施例1にも適用できる。また、2値化回路11は必要不可欠の構成要素ではない。
また、上述した実施例の一部を変形して構成される実施例等も本発明に属する。
マンチェスタ符号化されたデジタル信号の信号伝送を行う場合、そのデジタル信号を低消費電力でかつ低エラーレートで復号化する場合に適する。
本発明の実施例1を備えた信号伝送システムの構成を示すブロック図。 信号伝送の動作を示すタイミング図。 マンチェスタ符号に変調し、その変調データを復調する動作内容のフローチャート。 静電結合部を介してマンチェスタ符号化の信号伝送した場合におけるマンチェスタ符号の1ビット目及び2ビット目のアイパターンの1例を示す図。 本発明の実施例2を備えた信号伝送システムの構成を示すブロック図。 実施例2における復調回路の動作を示すタイミング図。 信号をマンチェスタ符号化した場合の説明図。
符号の説明
1…信号伝送システム、2…送信部、3…受信部、4…静電結合部、5a…送信電極パッド、5b…受信電極パッド、6…データ発生回路、7…変調回路、11…2値化回路、12…クロック再生回路、13…復調回路、

Claims (5)

  1. 2値のデジタル信号の“0”,“1”に対して、いずれか一方に“10”の2ビットを割り当て、他方に“01”の2ビットを割り当ててマンチェスタ符号化されたデジタル信号に対する復号化の処理を行う信号処理装置において、
    前記マンチェスタ符号化されたデジタル信号の1ビット目又は2ビット目のいずれか一方のみを検出するように、前記マンチェスタ符号化されたデジタル信号2ビット分の期間を処理単位として復号化の処理を行う復号化手段を具備することを特徴とする信号処理装置。
  2. 2値のデジタル信号の“0”,“1”に対して、いずれか一方に“10”の2ビットを割り当て、他方に“01”の2ビットを割り当ててマンチェスタ符号化されたデジタル信号に対する復号化の処理を行う信号処理装置において、
    前記マンチェスタ符号化されたデジタル信号を静電結合を利用して抽出する静電結合手段と、
    前記抽出されたデジタル信号の2ビット目のみを検出するように、前記マンチェスタ符号化されたデジタル信号2つ分の期間を処理単位として復号化の処理を行う復号化手段と、
    を具備することを特徴とする信号処理装置。
  3. 前記復号化手段は、前記マンチェスタ符号化されたデジタル信号の1ビット目と2ビット目を切り換わりとするクロックの立ち下がりエッジ又は立ち上がりエッジで、前記抽出されたデジタル信号の2ビット目のみを検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の信号処理装置。
  4. 前記復号化手段は、前記マンチェスタ符号化されたデジタル信号の1ビット目と2ビット目の切り換わりに実質的に同期して動作する回路素子のみを用いて、前記抽出されたデジタル信号に対する復号化の処理を行うことを特徴とする請求項2に記載の信号処理装置。
  5. 2値のデジタル信号の“0”,“1”に対して、いずれか一方に“10”の2ビットを割り当て、他方に“01”の2ビットを割り当ててマンチェスタ符号化されたデジタル信号における1ビット目又は2ビット目のいずれか一方のみを検出するように、前記マンチェスタ符号化されたデジタル信号の2ビット分の期間を処理単位として復号化の処理を行う復号化ステップを具備することを特徴とする信号処理方法。
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