JP2009110031A5 - - Google Patents

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  1. 互いに対向する内面それぞれに、少なくとも1つの電極と、この電極を覆う配向膜とが形成された一対の基板間に液晶分子をツイスト配向させた液晶層を挟持してなる液晶セルと、
    この液晶セルの両側に配置され、それぞれが、直線偏光を透過させる透過軸と、この透過軸と直交する方向に吸収軸とを有する偏光層と、この偏光層を支持する少なくとも1つの基材とからなる第1及び第2の偏光板と、
    前記液晶セルと前記第1及び第2の偏光板の間にそれぞれ配置され、それぞれが、前記液晶セルの基板面と平行な面内での位相差と、前記基板面に垂直な面内での位相差とを持った、負の光学異方性を持ち傾斜角度が厚み方向に連続的に変化するディスコティック液晶層からなる第1及び第2の視野角補償層と
    観察側とは反対側の偏光板の背面側に配置されたバックライトと、
    を備え、
    前記第1の偏光層と前記第2の偏光層との間の、少なくとも前記第1と第2の視野角補償層を含み且つ前記液晶層を除いた他の複数の光学層それぞれの前記基板面に垂直な面内での位相差と前記光学層の層厚との積からなる厚さ方向リタデーションの合計値が、前記第1と第2の基板の前記電極間に前記液晶分子が前記基板面に対して立ち上がり配向するのに十分な高い電圧を印加したときの前記液晶層の前記基板面に垂直な面内での位相差とその液晶層厚との積からなる液晶層厚方向リタデーションを相殺する値に設定されていることを特徴とする液晶表示素子。
  2. 複数の光学層それぞれの前記厚さ方向リタデーションと液晶層の液晶層厚方向リタデーションとが、前記複数の光学層それぞれの厚さ方向リタデーションの合計値と、前記液晶層の液晶層厚方向リタデーションの値とを合算した値が、−80nm〜+80nmの範囲になるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示素子。
  3. 液晶分子が立ち上がり配向するのに十分な高い電圧を印加したときの液晶層の液晶層厚方向リタデーションの値と、第1の偏光層と第2の偏光層との間の前記液晶層を除いた複数の光学層それぞれの厚さ方向リタデーション値の合計値は、互いの絶対値の差が80nm以下で、且つ正負が逆の値に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示素子。
  4. 液晶層厚方向リタデーションは、液晶層を構成する液晶材料の屈折率異方性Δnと液晶層厚dとの積Δndの値に、基板面に対する液晶分子のプレチルト角と前記液晶分子が立ち上がり配向するのに十分な高い電圧の値に応じて選択される0.72〜0.89の範囲の係数を乗じて算出された値であることを特徴とする請求項3に記載の液晶表示素子。
  5. 第1の偏光層と第2の偏光層との間の、前記液晶層を除いた複数の光学層それぞれについて、基板面と平行な面内の互いに直交する2つの方向の一方と他方をそれぞれX軸及びY軸、前記基板面に垂直な厚み方向をZ軸、前記X軸方向の屈折率をnx、前記Y軸方向の屈折率をny、前記Z軸方向の屈折率をnz、前記光学層の層厚をdとしたとき、{(nx+ny)/2−nz}・dで表される各光学層の厚さ方向リタデーションの合計値は、前記液晶層を構成する液晶材料の屈折率異方性Δnと液晶層厚dとの積Δndの値に、基板面に対する液晶分子のプレチルト角と前記液晶分子が立ち上がり配向するのに十分な高い電圧の値に応じて選択される0.72〜0.89の範囲の係数を乗じて算出された値と実質的に等しい値に設定されていることを特徴とする請求項3に記載の液晶表示素子。
  6. 第1の偏光層と第2の偏光層との間の液晶層を除いた複数の光学層それぞれの厚さ方向リタデーション値の合計値は、前記液晶層を構成する液晶材料の屈折率異方性Δnと液晶層厚dとの積Δndの値に0.83の係数を乗じて算出された値と実質的に等しく設定されていることを特徴とする請求項3に記載の液晶表示素子。
  7. 第1の偏光層と第2の偏光層との間の液晶層を含む複数の光学層それぞれの、基板面と平行な面内での面内位相差と前記複数の光学層それぞれの層厚との積からなる面内リタデーションの合計値が、350nm〜600nmの範囲に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示素子。
  8. 液晶セルは、
    一方の面に、少なくとも1つの第1の電極と、前記第1の電極を覆って設けられ、予め定めた第1の方向に配向処理が施された第1の配向膜とが形成された第1の基板と、
    前記第1の基板の電極形成面に対向させて配置され、前記第1の基板と対向する面に、前記第1の電極と対向する少なくとも1つの第2の電極と、前記第2の電極を覆って設けられ、前記第1の方向に対して実質的に90゜の角度で交差する第2の方向に配向処理が施された第2の配向膜とが形成された第2の基板と、
    前記第1の基板の前記第1の配向膜と、前記第2の基板の前記第2の配向膜との間に実質的に90゜の捩れ角でツイスト配向して挟持された液晶層と、
    からなり、
    第1の偏光板は、前記第1の配向膜の配向処理方向に対して実質的に45゜の角度で交差する方向に吸収軸をもった第1の偏光層を有し、
    第2の偏光板は、前記第1の偏光層の吸収軸に対して実質的に直交する方向または実質的に平行な方向に吸収軸をもった第2の偏光層を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示素子。
  9. 第1及び第2の偏光層はそれぞれ、これらの偏光層の少なくとも前記第1及び第2の基板と対向する面に設けられ、基板面に垂直な面内での位相差と層厚との積からなる厚さ方向リタデーションをもった樹脂フィルムからなる基材を備え、
    第1及び第2の視野角補償層は、それぞれ、これらの視野角補償層の少なくとも一方の面に設けられ、基板面に垂直な面内での位相差と層厚との積からなる厚さ方向リタデーションをもった樹脂フィルムからなる基材を備えており、
    第1の偏光層と前記第2の偏光層との間の液晶層を除いた複数の光学層は、少なくとも、前記第1及び第2の偏光層の前記第1及び第2の基板と対向する面の前記基材と、前記第1及び第2の視野角補償層と、これらの視野角補償層の前記基材とからなっている、ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示素子。
  10. 第1の偏光層と第1の視野角補償層との間に第1の位相差板がさらに配置され、第2の偏光層と第2の視野角補償層との間に第2の位相差板がさらに配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示素子。
  11. 第1及び第2の偏光層は、それぞれ、これらの偏光層の少なくとも前記第1及び第2の基板と対向する面に設けられ、前記基板面に垂直な面内での位相差と層厚との積からなる厚さ方向リタデーションをもった樹脂フィルムからなる基材を備え、
    第1及び第2の視野角補償層は、それぞれ、第1の位相差板及び第2の位相差板の板面上に形成されている、ことを特徴とする請求項10に記載の液晶表示素子。
  12. 第1及び第2の偏光層は、それぞれ、これらの偏光層の第1及び第2の基板と対向する面とは反対側の外面に配置された樹脂フィルムからなる基材を備え、
    第1及び第2の視野角補償層はそれぞれ、これらの視野角補償層の少なくとも一方の面に設けられ、基板面に垂直な面上での位相差と層厚との積からなる厚さ方向リタデーションをもった樹脂フィルムからなる基材を備え、
    第1及び第2の位相差板はそれぞれ、前記第1及び第2の偏光層の前記第1及び第2の基板と対向する面に積層されている、ことを特徴とする請求項10に記載の液晶表示素子。
  13. 第1及び第2の偏光層は、それぞれ、これらの偏光層の第1及び第2の基板と対向する面とは反対側の外面に配置された樹脂フィルムからなる基材を備え、
    第1及び第2の位相差板はそれぞれ、前記第1及び第2の偏光層の前記第1及び第2の基板と対向する面に積層され、
    第1及び第2の視野角補償層は、それぞれ、前記第1及び第2の位相差板の板面上に形成されている、ことを特徴とする請求項10に記載の液晶表示素子。
  14. 第1の位相差板と第1の視野角補償層との間と、第2の位相差板と第2の視野角補償層との間の少なくとも一方に、前記基板面と平行な面内の互いに直交する2つの方向の一方の屈折率nx及び他方の屈折率nyと前記基板面に垂直な厚み方向の屈折率nzとが、nx=ny>nzの関係にある光学フィルムがさらに配置されていることを特徴とする請求項10に記載の液晶表示素子。
  15. 一方の面に、少なくとも1つの第1の電極と、前記第1の電極を覆って設けられ、予め定めた第1の方向に配向処理が施された第1の配向膜とが形成された第1の基板と、
    前記第1の基板の電極形成面に対向させて配置され、前記第1の基板と対向する面に、前記第1の電極と対向する少なくとも1つの第2の電極と、前記第2の電極を覆って設けられ、前記第1の方向に対して実質的に90゜の角度で交差する第2の方向に配向処理が施された第2の配向膜とが形成された第2の基板と、
    前記第1の基板の前記第1の配向膜と、前記第2の基板の前記第2の配向膜との間に挟持され、液晶分子が前記第1の配向膜と前記第2の配向膜との間で実質的に90゜の捩れ角でツイスト配向させた液晶層と、
    前記第1の基板の電極形成面とは反対側の外面に対向させて配置され、前記第1の配向膜の配向処理方向に対して実質的に45゜の角度で交差する方向に吸収軸をもった第1の偏光層と、この第1の偏光層の少なくとも前記第1の基板と対向する面に設けられ、前記第1及び第2の基板の基板面に垂直な面内での位相差と層厚との積からなる厚さ方向リタデーションをもった樹脂フィルムからなる基材とを備えた第1の偏光板と、
    前記第2の基板の電極形成面とは反対側の外面に対向させて配置され、前記第1の偏光層の吸収軸に対して実質的に直交する方向または実質的に平行な方向に吸収軸をもった第2の偏光層と、この第2の偏光層の少なくとも前記第2の基板と対向する面に設けられ、前記基板面に垂直な面内での位相差と層厚との積からなる厚さ方向リタデーションをもった樹脂フィルムからなる基材とを備えた第2の偏光板と、
    前記第1の基板と前記第1の偏光板との間、及び前記第2の基板と前記第2の偏光板との間にそれぞれ配置され、それぞれが、前記基板面と平行な面内での位相差と前記基板面に垂直な面内での位相差とをもった視野角補償層と、この視野角補償層の少なくとも一方の面に設けられ、前記基板面に垂直な面内での位相差と層厚との積からなる厚さ方向リタデーションをもった樹脂フィルムからなる基材とを備えた、負の光学異方性を持ち傾斜角度が厚み方向に連続的に変化するディスコティック液晶層からなる第1と第2の視野角補償板と
    観察側とは反対側の偏光板の背面側に配置されたバックライトと、
    を備え、
    前記第1の偏光板の第1の偏光層と前記第2の偏光板の第2の偏光層との間の、少なくとも前記第1及び第2の偏光板の前記第1及び第2の基板と対向する面の前記基材と、前記第1と第2の視野角補償板のそれぞれの視野角補償層と、前記第1と第2の視野角補償板の基材とを含み且つ前記液晶層を除いた複数の光学層それぞれの前記基板面に垂直な面内での位相差と前記複数の光学層のそれぞれの層厚との積からなる厚さ方向リタデーションの値と、前記第1と第2の基板の前記電極間に前記液晶分子が前記基板面に対して立ち上がり配向するのに十分な高い電圧を印加したときの前記液晶層の前記基板面に垂直な面内での位相差と液晶層厚との積からなる液晶層厚方向リタデーションの値との合計値が−80nm〜+80nmの範囲に設定されていることを特徴とする液晶表示素子。
  16. 液晶層厚方向リタデーションは、液晶層を構成する液晶材料の屈折率異方性Δnと液晶層厚dとの積Δndの値に、基板面に対する液晶分子のプレチルト角と前記液晶分子が立ち上がり配向するのに十分な高い電圧の値に応じて選択される0.72〜0.89の範囲の係数を乗じて算出された値であることを特徴とする請求項15に記載の液晶表示素子。
  17. 第1の偏光層と第2の偏光層との間の、複数の基材、複数の視野角補償層、及び液晶層とを含む複数の光学層それぞれの、基板面と平行な面内での面内位相差と前記複数の光学層それぞれの層厚との積からなる面内リタデーションの合計値が、350nm〜600nmの範囲に設定されていることを特徴とする請求項15に記載の液晶表示素子。
  18. 第1の偏光層と第1の視野角補償層との間に第1の位相差板がさらに配置され、第2の偏光層と第2の視野角補償層との間に第2の位相差板がさらに配置されていることを特徴とする請求項15に記載の液晶表示素子。
  19. 一方の面に、少なくとも1つの第1の電極と、前記第1の電極を覆って設けられ、予め定めた第1の方向に配向処理が施された第1の配向膜とが形成された第1の基板と、
    前記第1の基板の電極形成面に対向させて配置され、前記第1の基板と対向する面に、前記第1の電極と対向する少なくとも1つの第2の電極と、前記第2の電極を覆って設けられ、前記第1の方向に対して実質的に90゜の角度で交差する第2の方向に配向処理が施された第2の配向膜とが形成された第2の基板と、
    前記第1の基板の前記第1の配向膜と、前記第2の基板の前記第2の配向膜との間に挟持され、液晶分子が前記第1の配向膜と前記第2の配向膜との間で実質的に90゜の捩れ角でツイスト配向させた液晶層と、
    前記第1の基板の電極形成面とは反対側の外面に対向させて配置され、前記第1の配向膜の配向処理方向に対して実質的に45゜の角度で交差する方向に吸収軸をもった第1の偏光層と、
    前記第2の基板の電極形成面とは反対側の外面に対向させて配置され、前記第1の偏光層の吸収軸に対して実質的に直交する方向または実質的に平行な方向に吸収軸をもった第2の偏光層と、
    前記第1の基板と前記第1の偏光層との間、及び前記第2の基板と前記第2の偏光層との間にそれぞれ配置され、それぞれが、前記第1及び第2の基板の基板面と平行な面内での位相差と前記基板面に垂直な面内での位相差とをもった、負の光学異方性を持ち傾斜角度が厚み方向に連続的に変化するディスコティック液晶層からなる第1及び第2の視野角補償層と
    観察側とは反対側の偏光板の背面側に配置されたバックライトと、
    を備え、
    前記第1の偏光層と前記第2の偏光層との間の、少なくとも前記第1と第2の視野角補償層を含み且つ前記液晶層を除いた複数の光学層それぞれについて、前記基板面と平行な面内の互いに直交する2つの方向の一方と他方をそれぞれX軸及びY軸、前記基板面に垂直な厚み方向をZ軸、前記X軸方向の屈折率をnx、前記Y軸方向の屈折率をny、前記Z軸方向の屈折率をnz、前記光学層の層厚をd、{(nx+ny)/2−nz}・dで表される各光学層の厚さ方向リタデーションをRthi、前記各光学層の厚さ方向リタデーションRthiの値を加算した厚さ方向リタデーションをRth、前記液晶層を構成する液晶材料の屈折率異方性Δnと液晶層厚dとの積をΔndとしたとき、前記厚さ方向リタデーションRthが、
    −80nm<Rth−0.83Δnd<80nm
    を満たす範囲に設定されていることを特徴とする液晶表示素子。
  20. 第1の偏光層と第2の偏光層との間の複数の光学層について、(nx−ny)・dで表される各光学層の面内リタデーションをRoi、前記各光学層の面内リタデーションRoiの値を加算した面内リタデーションをRoとしたとき、前記面内リタデーションRoと液晶層のΔndとがそれぞれ、
    Ro+Δnd=350nm〜600nm
    を満たす範囲に設定されていることを特徴とする請求項19に記載の液晶表示素子。
  21. 互いに対向する内面それぞれに、少なくとも1つの電極と、この電極を覆う配向膜とが形成された一対の基板間に液晶分子をツイスト配向させた液晶層を挟持してなる液晶セルと、
    この液晶セルの両側に配置され、それぞれが、直線偏光を透過させる透過軸と、この透過軸と直交する方向に吸収軸とを有する偏光層と、この偏光層を支持する少なくとも1つの基材とからなる第1及び第2の偏光板と、
    前記液晶セルと前記第1及び第2の偏光板の間にそれぞれ配置され、それぞれが、前記液晶セルの基板面と平行な面内での位相差と、前記基板面に垂直な面内での位相差とを持った、負の光学異方性を持ち傾斜角度が厚み方向に連続的に変化するディスコティック液晶層からなる第1及び第2の視野角補償層と
    観察側とは反対側の偏光板の背面側に配置されたバックライトと、
    を有し、
    前記第1の偏光層と前記第2の偏光層との間の、少なくとも前記第1と第2の視野角補償層を含み且つ前記液晶層を除いた他の複数の光学層それぞれの前記基板面に垂直な面内での位相差と前記光学層の層厚との積からなる厚さ方向リタデーションの合計値が、前記第1と第2の基板の前記電極間に前記液晶分子が前記基板面に対して立ち上がり配向するのに十分な高い電圧を印加したときの前記液晶層の前記基板面に垂直な面内での位相差とその液晶層厚との積からなる液晶層厚方向リタデーションを相殺する値に設定された液晶表示素子と、
    外部から供給される映像データに基づいて、前記一対の基板に形成された電極に信号を供給して前記液晶表示素子を駆動するディスプレイ駆動部と、を備えることを特徴とする液晶表示装置。
  22. 液晶表示素子の一対の基板のうち、一方の基板には少なくとも1つの対向電極が設けられ、他方の基板には、前記対向電極とそれぞれ対向する領域が、画像を形成するためのマトリックス状に配列された複数の画素を形成するための複数の画素電極が形成され、
    ディスプレイ駆動部は、前記マトリックス状に配列された複数の画素に、少なくとも1ラインずつ走査する走査信号を供給する走査線駆動回路と、
    前記複数の画素に、供給された映像データに従って各画素に供給する信号を生成して各画素に供給するデータ線駆動回路と、
    走査線駆動回路とデータ線駆動回路の動作を制御する駆動制御回路と、
    を備えることを特徴とする請求項21に記載の液晶表示装置。
  23. 放送された放送波を受信し、復調して少なくとも映像データと音声データとを有する復調信号を出力する放送受信部と、
    前記放送受信部が出力する前記復調信号から、前記映像データと音声データを分離し、これらの映像データと音声データを出力する映像・音声データ発生部と、
    前記映像・音声データ発生部から供給される前記映像データに基づいて、画像を表示するためにマトリックス状に配列された複数の画素を駆動する画像表示部と、
    一方の面に、少なくとも1つの第1の電極と、この第1の電極を覆う配向膜とが設けられた第1の基板と、
    前記第1の基板の電極形成面に対向させて配置され、前記第1の基板と対向する面に、前記第1の電極とそれぞれ対向する領域が、画像を形成するためのマトリックス状に配列された複数の画素を形成する複数の第2の電極と、この電極を覆う配向膜とが設けられた第2の基板と、
    前記第1、第2の基板間に液晶分子をツイスト配向させて挟持された液晶層と、
    前記液晶層の両側に配置され、それぞれが、直線偏光を透過させる透過軸と、この透過軸と直交する方向に吸収軸とを有する偏光層と、この偏光層を支持する少なくとも1つの基材とからなる第1及び第2の偏光板と、
    前記液晶層と前記第1及び第2の偏光板の間にそれぞれ配置され、それぞれが、前記液晶セルの基板面と平行な面内での位相差と、前記基板面に垂直な面内での位相差とを持った、負の光学異方性を持ち傾斜角度が厚み方向に連続的に変化するディスコティック液晶層からなる第1及び第2の視野角補償層と
    観察側とは反対側の偏光板の背面側に配置されたバックライトと、
    を有し、
    前記第1の偏光層と前記第2の偏光層との間の、少なくとも前記第1と第2の視野角補償層を含み且つ前記液晶層を除いた他の複数の光学層それぞれの前記基板面に垂直な面内での位相差と前記光学層の層厚との積からなる厚さ方向リタデーションの合計値が、前記第1と第2の基板の前記電極間に前記液晶分子が前記基板面に対して立ち上がり配向するのに十分な高い電圧を印加したときの前記液晶層の前記基板面に垂直な面内での位相差とその液晶層厚との積からなる液晶層厚方向リタデーションを相殺する値に設定された液晶表示素子と、
    前記映像・音声データ発生部から供給される音声データに基づいて、音声信号を生成し、この音声信号により音声を発生させる音声発生部と、
    を備えることを特徴とする放送受信装置。
  24. 放送受信部は、無線放送されたデジタル放送信号を受信するチューナ部と、受信したデジタル放送信号を少なくとも映像データと音声データを含む多重信号に復調する復調部とからなり、
    映像・音声データ発生部は、前記多重信号から前記映像データと音声データとを分離し、デコードして映像データと音声データを生成する映像・音声デコード処理部を有することを特徴とする請求項23に記載の放送受信装置。
  25. 放送された放送信号を受信し、復調して少なくとも映像データと音声データとを有する復調信号を出力する放送受信部と、
    前記放送受信部が出力する前記復調信号から、前記映像データと音声データを分離し、これらの映像データと音声データを出力する映像・音声データ発生部と、
    前記映像・音声データ発生部から供給される前記映像データに基づいて、画像を表示するためにマトリックス状に配列された複数の画素を駆動する画像表示部と、
    一方の面に、少なくとも1つの第1の電極と、前記第1の電極を覆って設けられ、予め定めた第1の方向に配向処理が施された第1の配向膜とが形成された第1の基板と、
    前記第1の基板の電極形成面に対向させて配置され、前記第1の基板と対向する面に、前記第1の電極とそれぞれ対向する領域が、画像を形成するためのマトリックス状に配列された複数の画素を形成する複数の第2の電極と、前記第2の電極を覆って設けられ、前記第1の方向に対して実質的に90゜の角度で交差する第2の方向に配向処理が施された第2の配向膜とが形成された第2の基板と、
    前記第1の基板の前記第1の配向膜と、前記第2の基板の前記第2の配向膜との間に挟持され、液晶分子が前記第1の配向膜と前記第2の配向膜との間で実質的に90゜の捩れ角でツイスト配向させた液晶層と、
    前記第1の基板の電極形成面とは反対側の外面に対向させて配置され、前記第1の配向膜の配向処理方向に対して実質的に45゜の角度で交差する方向に吸収軸をもった第1の偏光層と、
    前記第2の基板の電極形成面とは反対側の外面に対向させて配置され、前記第1の偏光層の吸収軸に対して実質的に直交する方向または実質的に平行な方向に吸収軸をもった第2の偏光層と、
    前記第1の基板と前記第1の偏光層との間、及び前記第2の基板と前記第2の偏光層との間にそれぞれ配置され、それぞれが、前記第1及び第2の基板の基板面と平行な面内での位相差と前記基板面に垂直な面内での位相差とをもった、負の光学異方性を持ち傾斜角度が厚み方向に連続的に変化するディスコティック液晶層からなる第1及び第2の視野角補償層と
    観察側とは反対側の偏光板の背面側に配置されたバックライトと、
    を有し、
    前記第1の偏光層と前記第2の偏光層との間の、少なくとも前記第1と第2の視野角補償層を含み且つ前記液晶層を除いた複数の光学層それぞれについて、前記基板面と平行な面内の互いに直交する2つの方向の一方と他方をそれぞれX軸及びY軸、前記基板面に垂直な厚み方向をZ軸、前記X軸方向の屈折率をnx、前記Y軸方向の屈折率をny、前記Z軸方向の屈折率をnz、前記光学層の層厚をd、{(nx+ny)/2−nz}・dで表される各光学層の厚さ方向リタデーションをRthi、前記各光学層の厚さ方向リタデーションRthiの値を加算した厚さ方向リタデーションをRth、前記液晶層を構成する液晶材料の屈折率異方性Δnと液晶層厚dとの積をΔndとしたとき、前記厚さ方向リタデーションRthが、
    −80nm<Rth−0.83Δnd<80nm
    を満たす範囲に設定された液晶表示素子と、
    前記映像・音声データ発生部から供給される音声データに基づいて、音声信号を生成し、この音声信号により音声を発生させる音声発生部と、
    を備えることを特徴とする放送受信装置。
  26. 前記第1の偏光層と第2の偏光層との間の複数の光学層について、(nx−ny)・dで表される各光学層の面内リタデーションをRoi、前記各光学層の面内リタデーションRoiの値を加算した面内リタデーションをRoとしたとき、前記面内リタデーションRoと液晶層のΔndとがそれぞれ、
    Ro+Δnd=350nm〜600nm
    を満たす範囲に設定されていることを特徴とする請求項25に記載の放送受信装置。
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