JP2009105592A - ヘッドマウントディスプレイ装置および電源制御システム - Google Patents

ヘッドマウントディスプレイ装置および電源制御システム Download PDF

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正樹 大槻
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Abstract

【課題】 外部接続した他の装置の電源についても、電源状態を変更させることが可能となる技術を提供する。
【解決手段】 頭部動作検出部200で検出される情報から、ヘッドマウントディスプレイ装置100の動作を特定し、所定の時間にわたって閾値以上の動作が無い場合には、接続される外部機器、すなわち外部機器400のシャットダウンを実行するコマンドを生成して送信する。外部機器400のシャットダウンを確認後、自らについてもシャットダウンする処理を行う。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ヘッドマウントディスプレイ装置および電源制御システムに関する。
ユーザの眼前で画像を表示するヘッドマウントディスプレイ装置において、ユーザの頭部の動きを検知して、特定の動きに応じて画像や映像に対する制御(再生開始、一時停止等)を行ったり、ユーザの頭部動作に合わせて表示映像をスクロールさせたり、ヘッドホンの音場を動かして臨場感を向上させたりする技術が知られており、HMDにおけるユーザの頭部動作の検出には、ジャイロセンサ(角速度センサ)や加速度センサ等のセンサが用いられる。
これらのセンサを利用して、一定時間ユーザの頭部動作が検出されなかった場合に電源をシャットダウンすることで、電力消費を効果的に防止するようなヘッドマウントディスプレイ装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−96224号公報
特許文献1に記載の技術では、ヘッドマウントディスプレイ装置は自らの電源をシャットダウンするのみであり、例えば、映像ソースを取り込む際等に、インターフェースを介して他の機器を外部接続している場合、他の機器の電源については別にシャットダウンしなければならず、不便であった。
そこで、本発明は、ヘッドマウントディスプレイ装置において、閾値以上の頭部動作が一定時間無かったことが検出された場合、自らの電源をシャットダウンする際に外部接続した他の機器の電源についてもシャットダウンさせることが可能な技術を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための請求項1に係る発明は、外部機器と相互に情報を送受信可能なヘッドマウントディスプレイ装置であって、自装置の変位を検出することで、自装置を装着する利用者の動作を検出する動作検出部と、前記動作検出部で検出された検出値に応じて、電源状態を変更するコマンドを前記外部機器へ送信する処理を行う制御部とを備えることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、ヘッドマウントディスプレイ装置において、閾値以上の頭部動作が一定時間無かったことが検出された場合、自らの電源をシャットダウンする際に外部接続した他の機器の電源についても、シャットダウンさせることが可能な技術を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
図1〜2に、本発明の第一の実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ装置(以下、HMDと略記する)100の一例を示す。図1は、本発明の第一の実施形態に係るHMD100の斜視図であり、図2は、本発明の第一の実施形態に係るHMD100の側面図である。
図示するように、本実施形態に係るHMD100は、頭部装着帯110と、音声出力部120と、筐体130A、130Bと、支持部140と、アーム部150と、表示部160と、操作部170と、を備えている。
頭部装着帯110は、その両端が相対向するように、湾曲した形状に形成されている。また、頭部装着帯110は、弾性を有する材質で形成されており、ユーザUの頭部に装着する際に、その両端に形成されているスピーカ121A、121B(これらを区別しない場合には、単に121と表記する)をユーザUの頭部の内側方向に押圧することで、HMD100をユーザUの頭部に着脱自在に装着することができるようにしている。
頭部装着帯110の両端側には、筐体130A、130Bが連結されており、筐体130Aにはスピーカ121Aが、筐体130Bにはスピーカ121Bが、それぞれ設けられている。また、頭部装着帯110の内部には、スピーカ121A、121Bと、操作部170と、表示部160と、を電気的に連結するための信号線や、後述する筐体130Aに内蔵される電源部180から、電源を供給するための電力線等が配線されている。
音声出力部120は、音声信号を音声に変換する。本実施形態では、スピーカ121A、121Bを有し、これらはユーザUの両方の耳にあてがわれて使用されるいわゆるヘッドホン用のスピーカである。図1においては、向かって右側のスピーカ121Aが左耳用のスピーカ、向かって左側のスピーカ121Bが右耳用のスピーカとなっている。これらの左右の別については、ユーザUの操作によって、任意に決定することができるものとしても良い。また、電源部180から電源を供給するための電力線と、音声信号を供給する音声信号線が配線されている。
筐体130A、130Bは、頭部装着帯110の長手方向両端側に設けられており、筐体130A、130BのユーザUの頭部側(相対向する側)の外壁面には、スピーカ121A、121Bがそれぞれ連結されている。本実施形態においては、筐体130Bには、制御装置300と、電源部180と、が内蔵されており、さらに、スピーカ121Bとは逆側の外壁面に、操作部170が設けられている。
電源部180は、音声出力部120と、表示部160と、操作部170と、制御装置300と、に電力線で接続されている。筐体130Aの、スピーカ121Aとは逆側の外壁面に、HMD100の電源のオン、オフを切り替える、電源スイッチ(図示しない)が設けられている。
電源部180と、制御装置300と、操作部170と、電源スイッチとは、筐体130A、130Bのどちらに配置されても良く、また、筐体130A、130Bが、スピーカ121A、121Bと一体となるような構成としても良い。
支持部140は、筐体130Bに、アーム部150の一端側を回動自在に連結する。連結方法はどのようなものでも良い。
アーム部150は、頭部装着帯110をユーザUの頭部に装着した際に、アーム部150の筐体130A側ではない他端側に取り付けられている表示部160が、ユーザUの眼前に位置するように、その長手方向において湾曲している。また、内部には、電源部180から、表示部160に電源を供給する電力線と、画像信号を供給する画像信号線と、が配線されている。
表示部160は、アーム部150の先端に、ユーザUの視線に合わせて回動自在に連結されている。表示部160は、画像を現す画像信号を光信号に変換して画像を形成する電気−光変換器と、形成された画像を拡大する光学系と、表示デバイスとしてのLCD(Liquid Crystal Display)161と、を備え、制御装置300から供給される画像信号に基づいて、画像を表示する。
操作部170は、操作スイッチ171A、171B、171C、171D、171Eと、さらに図示しない電源スイッチと、を備えている。操作スイッチ171A、171B、171C、171D、171Eを介して、HMD100に関する機能、例えば、再生、停止、早送り、巻戻し、制御処理のキャンセル、音量の変更等の指示を入力することができるようにされている。なお、これらのスイッチを介して操作指示が入力されると、I/F部330を介して、制御部310に送信される。
また、HMD100に関する操作が可能なリモコン(図示しない)を別途設けても良い。リモコンは無線又は有線によって、ユーザUが操作スイッチを見ながら操作することが可能である。その場合、操作部170に、リモコン受信部172を設けるような構成としても良い。
次に、本発明の第一の実施形態に係る電源制御システム1について、図3を用いて説明する。電源制御システム1は、HMD100と、外部機器400と、を有する。
最初に、外部機器400について説明する。外部機器400は、HMD100とデータ転送可能に接続される機器であり、具体的には、パーソナルコンピュータや、光ディスク再生装置、オーディオ再生装置等である。HMD100と、外部機器400と、を接続することによって、これらの間で映像や音声データのやり取りを行うことが可能となる。
図3は、本発明の第一の実施形態である電源制御システム1のHMD100と外部機器400との、機能的な構成を示すブロック図である。外部機器400は、制御部410と、I/F部430と、電源部480と、を有する。
I/F部430は、HMD100と、外部機器400とをデータ転送可能に接続する汎用バスとして、USB(Universal Serial Bus)や、IEEE1394等の規格に準拠する端子を備える。また、無線LANモジュールや、Bluetooth(登録商標)等のデバイス間近距離無線通信等を備えていても良い。
電源部480は、制御部410と、I/F部430と、に接続されており、電源制御部412により電力供給の調節を受ける。
制御部410は、状態管理部411と、電源制御部412と、全体制御部413と、を有する。状態管理部411は、外部機器400の電源状態の移行が終了する直前に、制御装置300へ電源状態の変更完了を通知する状態変更完了応答を行う。電源制御部412は、制御装置300から送信されるコマンドに従って、電源部480を制御する。全体制御部413は、制御装置300を集中的に制御する。
次に、制御装置300について説明する。制御装置300は、図3に示すように、頭部動作検出部200と、制御部310と、記憶部320と、I/F部330と、を有する。
まず、頭部動作検出部200について説明する。頭部動作検出部200は、頭部動作を検出するための装置であり、角速度センサ(Z)201Aと、角速度センサ(X)201Bと(これらを区別しない場合には、単に201と表記する)、を備えている。頭部動作検出部200は、特定の基準軸から検出対象、すなわちユーザUの頭部動作に関する方向情報を、角速度として検出するものである。本発明の第一の実施形態に係る頭部動作検出部200においては、図1に示すように、垂直方向(ユーザUが直立する方向)をZ軸とし、Z軸と直交しユーザの一側面から他側面に向かう方向(スピーカ121A、121Bを貫通する方向)の軸をX軸とし、この2軸を基準軸として角速度の検出を実行する。
角速度センサ201としては、筺体内のミラーやファイバーでレーザ光を周回させ、筺体が方向を変えると、内部で周回しているレーザの発光から受光のタイミングが変化することを利用した光学式ジャイロ、歳差を応用して、角度変異を検知する機械式ジャイロ、振動(一次振動)する質量に角速度が加わると、コリオリ力でそれに直交する方向にも振動(二次振動)が発生することを利用した、振動式ジャイロ等を使用することができる。ここでは、角速度センサ(Z)201A、角速度センサ(X)201Bとして、圧電セラミックスを用いた、圧電振動ジャイロを用いることとする。
角速度センサ(Z)201Aは、図1に示すように、ヨーイング(Yaw)方向の角速度、すなわち、Z軸回りの回転角の傾きであるヨー角を検出し、角速度センサ(X)201Bは、ピッチング(Pitch)方向の角速度、すなわち、X軸の回りの回転角の傾きであるピッチ角を検出する。このようなセンサによって、HMD100は、ユーザUの頭部の横振り動作と、縦振り動作とを検出することができる。本実施形態においては、角速度センサ201は所定の周期(例えば、50msec)毎にサンプリングを実行し、検出結果は角速度に比例するアナログ電圧値として出力される。出力された電圧値は、A/D変換器(図示しない)によってデジタル信号へ変換され、制御装置300の制御部310へと送信される。
また、角速度センサ201の数は、上述のものに限られない。ユーザUが頭部をかしげる動作を検出するための、Y軸を基準軸とする角速度センサをさらに設けて、ロール角を検出できるような構成としても良く、また、1つの角速度センサによって、全ての角速度を検出できるようにしても良い。
角速度センサ201の他にさらに加速度センサを設けても良く、角速度センサの代わりに加速度センサのみを持つような構成としても良い。
I/F部330は、I/F部430と同様に、HMD100と、外部機器400と、をデータ転送可能に接続する。さらに、音声出力部120と、表示部160と、操作部170と、電源部180と、を制御装置300に接続する。
記憶部320は、予め格納されるメッセージ画面1600(図7参照)を記憶する。
制御部310は、動作解析部311と、コマンド生成部312と、電源制御部313と、を備えている。
動作解析部311は、角速度センサ201から送られる電圧値を受信する。そして、当該電圧値が閾値Th以下か否かを判断し、閾値Th以下の場合、動作解析部311が別途備えるタイマ(図示しない)を開始させて、当該タイマの累積時間が、所定の時間Tを超過すると、コマンド生成部312へコマンドの生成要求を行う。
閾値Thは、ユーザUの頭部動作が小さい、または、全く無い状態にあることを検出し、HMD100が未装着、あるいは装着はされていてもほとんど使用されていないことを判断するために設けられる。例えば、閾値Thをごく小さな値に設定しておけば、閾値Th以下の変化量が連続した場合、HMD100が未装着の静置状態にあると考えることができる。閾値Thは、予め設定しておいても良いし、ユーザUが自由に設定できるようにしても良い。
所定時間Tは、ユーザUの頭部動作が小さい、または、全く無い状態が、所定時間T以上連続しているかを判断するために設けられる。所定時間Tは、どのような値を設定しても良いが、小さいほど、短時間での電源状態の変更が可能であり、電力を節約することが可能である。もちろん、ユーザUが自由に設定できるようにしても良い。
コマンド生成部312は、HMD100と、外部機器400の電源状態の変更するためのコマンドを生成する。さらに、外部機器400から、電源状態の変更完了を知らせる状態変更完了応答を受け付けると、記憶部320に格納されるメッセージ画面1600を読み出し、表示部160に表示させるための画像信号を出力する。
なお、ここでは便宜上、外部機器400の電源状態の変更するためのコマンドをコマンドA、HMD100の電源状態の変更するためのコマンドをコマンドBとする。
ここで、HMD100と、外部機器400との電源状態について説明する。通常のオン、オフ状態に加え、電力消費を節約するための電源状態には、メモリのみに電源を供給し、CPU(Central Processing Unit)、HDD(Hard Disk Drive)や不揮発性の半導体メモリ等の外部記憶装置等のデバイスの電源供給を止めるSTR(Suspend To Ram、いわゆるスタンバイ)状態、ほぼ完全に電力の供給を止めるハイバネーション状態等がある。これらの状態では、一部のデバイスには電源が供給されているため、シャットダウンに比べ早い起動が可能となる。
電源制御部313は、電源部180の電力供給を制御し、HMD100の電源状態を変更する。
以下、上述の処理を、図4を用いて詳細に説明する。図4は、第一の実施形態に係る制御部310と、制御部410とが、頭部動作検出部200から送られる電圧値を受信した際の処理を示すフローチャートである。
動作解析部311は、角速度センサ(Z)201Aと、角速度センサ(X)201Bとから所定の周期(ここでは50msecとする)毎に検出・出力される電圧値を受け付ける(S1001)。
次に、動作解析部311は、電圧値から所定の基準値を減じて、頭部動作の真の変化量を算出し、該変化量を閾値Thと比較して、Th以下か否かを判断する(S1002)。
変化量がTh以下ではない場合には(S1002でNO)、動作解析部311が備えるタイマが開始していればリセットして0に戻して停止させ(S1005)、ステップ1001に戻り処理を繰り返す。
変化量がTh以下である場合には(S1002でYES)、ステップ1003へと進む。
ステップ1002において、変化量がTh以下の場合には、動作解析部311は、タイマが動作中か否かを判断する(S1003)。タイマが動作中ではない場合には(S1003でNO)、タイマをスタートさせ(S1006)、ステップ1001に戻り処理を繰り返す。タイマが動作中の場合には(S1003でYES)、ステップ1004へ進む。
ステップ1003において、タイマが動作中の場合には、動作解析部311は、タイマの現在の累積時間を所定時間Tと比較して、T以上か否かを判断する(S1004)。累積時間がT以上ではない場合は(S1004でNO)、ステップ1001に戻り処理を繰り返し、T以上の場合には(S1004でYES)、ステップ1007へと進む。
ステップ1004において、タイマの累積時間が所定時間T以上の場合には、コマンド生成部312は、外部機器400をシャットダウンさせ、電源状態オフへの移行を要求するコマンドAを生成し、I/F部を介して外部機器400へと送信する(S1007)。
ここで、コマンド生成部312からのコマンドAを受信した外部機器400の処理を説明する。制御部410の電源制御部412は、I/F部を介してコマンドAを受け付けると(S1101)、コマンドの命令に基づいて、電源状態をオフに移行させるためのシャットダウンを開始する(S1102)。
電源制御部412は、電源部180を制御して、I/F部430と、状態管理部411と、電源制御部412以外の各部から優先的に電力供給を停止させ、それらが完了すると、状態管理部411に、状態変更完了応答を要求する。
次に、状態管理部411は、電源制御部412から状態変更完了応答の要求を受け付けると、制御装置300へ、電源状態がオフに移行することを通知する状態変更完了応答を行う(S1103)。そして、I/F部430を介して、状態変更完了応答をHMD100に送信完了後、電源制御部412は、電源部480にI/F部430、状態管理部411及び電源制御部412への電力供給を停止させ、外部機器400のシャットダウンを完了し、処理を終了する(S1104)。
制御部310の処理に戻って、コマンド生成部312は、外部機器400から送信された状態変更完了応答を、I/F部を介して受信すると、記憶部320に予め格納されるメッセージ画面1600(図7参照)を読み出して、I/F部を介して表示部160に画像信号を出力する(S1008)。次に、HMD100のシャットダウンを要求するコマンドBを生成して、電源制御部313へと出力する(S1009)。
電源制御部313は、コマンドBを受け付けると、HMD100のシャットダウンを実行して、電源部180の電力供給を停止させる(S1010)。
以上のような構成により、HMD100は、角速度センサ201から出力される電圧値から使用状態を判断して、所定の時間にわたって閾値以上の動作が無い場合には、接続される外部機器400をシャットダウンさせる。外部機器400は、シャットダウンの直前に、シャットダウンが完了することをHMD100へと通知することで、HMD100はユーザUにその旨を知らせるメッセージ画面1600を提示することができる。その後、HMD100は自らもシャットダウンを実行して、無駄な電力消費を避けることが可能である。
なお、状態変更完了応答は、外部機器400のシャットダウンが開始すると同時に、状態変更開始応答として、HMD100へと送信されるような構成としても良い。これにより、より短時間で両機器をシャットダウンすることが可能である。この際、メッセージ画面には、外部機器400のシャットダウンが開始したことを告知する旨を表示する。
また、コマンドA、Bが変更を要求する電源状態は、上記のものに限定されない。その他の特殊な低電力状態や、休止状態等、機種やOSに依存したモードのいずれでも良い。さらに、コマンドA、Bは同様の電源状態を要求するものでなくても良く、どのような組み合わせであっても良い。組み合わせは、予め定めておいても良いし、その都度最適な状態を検出するような構成としても良い。
なお、ステップ1001〜ステップ1004の間に、操作部170を介して、ユーザUによるHMD100の操作指示があった場合には、ステップ1005に進み、ステップ1001に戻って処理を行うような構成としても良い。これにより、ユーザUが他の方法で操作を実行し、所定の時間頭部動作が検出されなかったとしても、電源状態を変更せずに使用を継続することが可能である。
さらに、ステップ1001〜ステップ1004の間に、I/F部を介したデータのやり取りがあった場合にも、ステップ1005を経て、ステップ1001に戻って処理を行うような構成としても良い。これにより、HMD100と外部機器400との間で、データ転送が実行されている間は、電源状態を変更させずにおくことが可能である。
また、ステップ1008において、HMD100は状態変更完了応答を受信する変わりに、I/F部の電気的な導通状態を検出するような構成としても良い。例えば、USB接続であれば、外部機器400のシャットダウンが完了したことを、VBUS信号が途切れる事で検出することが可能である。よって、コマンド生成部312は、そのような場合にのみメッセージ画面1600の出力と、シャットダウンとを実行するような構成とすることもできる。
ここで、HMD100と、外部機器400との、ハードウェア構成について説明する。図8は、互いに接続された、HMD100と、外部機器400と、の電気的な構成を示すブロック図である。
図8に示すように、HMD100は、各装置を集中的に制御するCPU11と、各種データを書換え可能に記憶するメモリ12と、各種のプログラム、プログラムの生成するデータ等を格納する不揮発性の補助メモリ13と、外部機器400をデータ転送可能に接続するI/F部14と、バッテリ15と、を備える。制御部310は、例えば、補助メモリ13に記憶されている所定のプログラムを、メモリ12に読み込み、CPU11で実行することにより実現可能である。
外部機器400は、CPU21と、メモリ22と、HDD(Hard Disk Drive)23と、HMD100をデータ転送可能に接続するI/F部24と、バッテリ25と、を備えるパーソナルコンピュータにより実現可能である。制御部410は、例えば、HDD23に記憶されている所定のプログラムを、メモリ22に読み込み、CPU21で実行することにより実現可能である。
次に、本発明の第二の実施形態について説明する。第二の実施形態であるHMD500と、外部機器600とは、第一の実施形態と比較して制御部310と、制御部410と、の処理が異なっているため、以下、異なっている点に関連する事項について説明する。
HMD500のコマンド生成部312は、外部機器600に電源状態の変更を要求するコマンドAを送信すると、さらにコマンドBを生成して、自らのシャットダウンを実行する。外部機器600は、コマンドAを受信すると、HMD500への応答処理を行わずに、電源の変更を実行・終了する。
図5は、第二の実施形態に係る制御部310と、制御部410とが、頭部動作検出部200から送られる電圧値を受信した際の処理を示すフローチャートである。
本実施形態におけるステップ2001〜2006は、第一の実施形態におけるステップ1001〜1006と同様の処理であるので、これらについての詳細な説明は省略する。
ステップ2004において、タイマの累積時間が所定時間T以上の場合には、コマンド生成部312は、外部機器600をシャットダウンさせ、電源状態オフへの移行を要求するコマンドAを生成し、I/F部を介して外部機器600へと送信する(S2007)。
ここで、コマンド生成部312からのコマンドAを受信した外部機器600の処理を説明する。制御部410の電源制御部412は、I/F部を介してコマンドAを受け付けると(S2101)、コマンドAの命令に基づいて、電源状態をオフに移行させるためのシャットダウンを開始して、電源部480に電力供給を停止させ、処理を終了する(S2102)。
制御部310の処理に戻って、コマンド生成部312は、コマンドAを外部機器600へ送信した後、HMD500のシャットダウンを要求するコマンドBを生成して、電源制御部313へと出力する(S2008)。
電源制御部313は、コマンドBを受け付けると、HMD500のシャットダウンを実行して、電源部180の電力供給を停止させる(S2009)。
以上のように、HMD500は、外部機器600へとシャットダウンを要求するコマンドを送信後、自らもシャットダウンを開始する。従って、外部機器600の応答を待たずにHMD500のシャットダウン処理を実行することによって、より短時間で両機器をシャットダウンさせることが可能である。
次に、本発明の第三の実施形態について説明する。第三の実施形態であるHMD700と、外部機器800とは、第一の実施形態と比較して制御部310と、制御部410と、の処理が異なっているため、以下、異なっている点に関連する事項について説明する。
外部機器800の状態管理部411は、HMD700より、電源状態の変更を要求するコマンドAを受け付けると、HMD700の電源状態をスタンバイへと移行させることを要求するコマンドBを生成し、HMD700に送信する。HMD700の電源制御部313は、コマンドBを受信すると、電源状態をスタンバイへ移行させる。
図6は、第三の実施形態に係る制御部310と、制御部410とが、頭部動作検出部200から送られる電圧値を受信した際の処理を示すフローチャートである。
本実施形態におけるステップ3001〜3006は、第一の実施形態におけるステップ1001〜1006と同様の処理であるので、これについての詳細な説明は省略する。
ステップ3004において、タイマの累積時間が所定時間T以上の場合には、コマンド生成部312は、外部機器800に、電源状態をスタンバイへと移行させることを要求するコマンドAを生成し、I/F部を介して外部機器800へと送信する(S3007)。
ここで、コマンド生成部312からのコマンドAを受信した外部機器800の処理を説明する。制御部410の電源制御部412は、I/F部を介してコマンドAを受け付けると、状態管理部411に、HMD700に、電源状態をスタンバイへと移行させることを要求するコマンドBの生成要求を行う(S3101)。状態管理部411は、電源制御部412からの生成要求を受け付けると、コマンドBを生成してHMD700に送信する(S3102)。次に、電源制御部412は、コマンドAの命令に基づいて、電源状態をスタンバイへ移行させ、処理を終了する(S3103)。
制御部310の処理に戻って、電源制御部313は、外部機器800から送信されたコマンドBをI/F部を介して受信すると、コマンドBの命令に基づいて、電源状態をスタンバイへ移行させ、処理を終了する(S3009)。
以上のような構成により、ユーザUは、HMD700と外部機器800とのスタンバイ状態を解除することによって、シャットダウンに比べて早く元の状態へ復帰させることが可能である。スタンバイ状態の解除は、各操作スイッチを介した操作や、頭部動作により行うことが可能な構成としても良い。その際には、電源状態がスタンバイであっても、少なくとも操作部170と、頭部動作検出部200と、制御部310の一部とには、通電状態を保つようにする。なお、HMD700を元の状態へ復帰させる際に、外部機器800を同時に復帰させるような構成としても良い。
さらに、スタンバイ状態を開始した際に、同時にタイマを開始させて、一定時間を超過すると、改めて両機器をシャットダウンさせるような構成とすることも可能である。
以上に述べた実施形態において、コマンドA、Bの変更要求は、電源状態には限定されない。例えば、スクリーンセーバを起動・解除させたり、表示デバイスのバックライトをオン、オフに切り替えたりするような処理の実行を要求するようなコマンドとしても良い。
また、以上に述べた実施形態における制御装置300の適用は、HMDに限られない。頭部検出部を備える他の装置についても、適用が可能である。
本発明の第一の実施形態に係るHMD100の斜視図である。 本発明の第一の実施形態に係るHMD100の側面図である。 本発明の電源制御システム1の機能的な構成を示すブロック図である。 本発明の第一の実施形態に係る制御部310と、制御部410とが、頭部動作検出部200から送られる電圧値を受信した際の処理を示すフローチャートである。 本発明の第二の実施形態に係る制御部310と、制御部410とが、頭部動作検出部200から送られる電圧値を受信した際の処理を示すフローチャートである。 本発明の第三の実施形態に係る制御部310と、制御部410とが、頭部動作検出部200から送られる電圧値を受信した際の処理を示すフローチャートである。 メッセージ画面1600の表示例を示す概略図である。 HMD100と、外部機器400との電気的な構成を示すブロック図であるである。
符号の説明
100、500、700:HMD、400、600、800:外部機器、110:頭部装着帯、120:音声出力部、130A、130B:筐体、140:支持部、150:アーム部、160:表示部、161:LCD、170:操作部、171A、171B、171C、171D、171E:操作スイッチ、172:リモコン受信部、180、480:電源部、200:頭部動作検出部、300:制御装置、310、410:制御部、311:動作解析部、312:コマンド生成部、313、412:電源制御部、320:記憶部、330、430:入出力インターフェース部、411:状態管理部、413:全体制御部、1600:メッセージ画面。

Claims (9)

  1. 外部機器と相互に情報を送受信可能なヘッドマウントディスプレイ装置であって、
    自装置の変位を検出することで、自装置を装着する利用者の動作を検出する動作検出部と、
    前記動作検出部で検出された検出値に応じて、電源状態を変更するコマンドを前記外部機器へ送信する処理を行う制御部と、
    を備えることを特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
  2. 請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイ装置であって、
    前記コマンドを送信する処理は、前記検出値が、所定の時間以上、前記利用者の動作が予め定められた大きさ以下であることを示すものである場合に、実行されること、
    を特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
  3. 請求項1または2に記載のヘッドマウントディスプレイ装置であって、
    電源部を備え、
    前記制御部は、
    前記電源部を、前記コマンドに対応する電源状態となるように変更する処理をさらに実行すること
    を特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
  4. 請求項3に記載のヘッドマウントディスプレイ装置であって、
    前記電源状態を変更する処理は、
    前記外部機器から前記コマンドを受信することにより、実行されること、
    を特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のヘッドマウントディスプレイ装置であって、
    表示部を備え、
    前記制御部は、
    前記外部機器より、電源状態の変更処理を終了することを示す通知を受信すると、前記表示部に注意を喚起するメッセージを出力する処理をさらに実行すること、
    を特徴とするヘッドマウントディスプレイ装置。
  6. コンピュータを、
    ヘッドマウントディスプレイ装置と情報の送受信を行うインターフェース手段、
    制御手段、として機能させるプログラムであって、
    前記制御手段に、
    前記ヘッドマウントディスプレイ装置より、前記インターフェース手段を介して、電源状態を変更するコマンドを受信する処理と、
    前記コマンドに基づいて、電源状態の変更を開始する処理と、
    電源状態の変更を開始後に、当該電源状態の変更処理の終了を、前記インターフェース手段を介して、前記ヘッドマウントディスプレイ装置に通知する処理と、を行わせること、
    を特徴とするプログラム。
  7. 請求項6に記載のプログラムであって、
    前記制御手段に、
    前記ヘッドマウントディスプレイ装置より、前記インターフェース手段を介して、電源状態を変更する第一のコマンドを受信する処理と、
    前記第一のコマンドを前記インターフェース手段を介して受信した際に、前記ヘッドマウントディスプレイの電源状態を変更する第二のコマンドを生成して、前記インターフェース手段を介して、前記ヘッドマウントディスプレイに送信する処理と、
    前記第一のコマンドに基づいて、電源状態の変更を開始する処理と、
    を行わせることを特徴とするプログラム。
  8. ヘッドマウントディスプレイ装置と、外部機器と、を有する電源制御システムであって、
    前記ヘッドマウントディスプレイ装置は、
    自装置の変位を検出することで、自装置を装着する利用者の動作を検出値として検出する動作検出部と、
    前記検出値が、所定の時間以上、前記利用者の動作が予め定められた大きさ以下であることを示すものであるかを判断する処理と、
    前記検出値が、所定の時間以上、前記利用者の動作が予め定められた大きさ以下であることを示すものであると判断された場合に、外部機器の電源状態を変更するコマンドを生成して、前記外部機器に送信する処理と、
    前記外部機器から送信される、電源状態の変更が終了する通知を受け付けると、ヘッドマウントディスプレイ装置自身の電源状態を変更する処理と、
    を実行する制御部と、
    を備える制御装置を有し、
    前記外部機器は、
    前記ヘッドマウントディスプレイ装置より、前記コマンドを受信する処理と、
    前記コマンドに基づいて、当該外部機器の電源状態の変更を開始する処理と、
    当該外部機器の電源状態の変更を開始後に、当該変更の終了を、前記ヘッドマウントディスプレイ装置に通知する処理と、を実行する制御部を備えること
    を特徴とする、電源制御システム。
  9. ヘッドマウントディスプレイ装置と、外部機器と、を有する電源制御システムであって、
    前記ヘッドマウントディスプレイ装置は、
    自装置の変位を検出することで、自装置を装着する利用者の動作を検出値として検出する動作検出部と、
    前記検出値が、所定の時間以上、前記利用者の動作が予め定められた大きさ以下であることを示すものであるかを判断する処理と、
    前記検出値が、所定の時間以上、前記利用者の動作が予め定められた大きさ以下であることを示すものであると判断された場合に、外部機器の電源状態を変更する第一のコマンドを生成して、前記外部機器に送信する処理と、
    前記外部機器より、前記ヘッドマウントディスプレイ装置の電源状態を変更する第二のコマンドを受信する処理と、
    前記第二のコマンドに基づいて、自装置の電源状態を変更する処理と、を実行する制御部と、
    を備える制御装置を有し、
    前記外部機器は、
    前記ヘッドマウントディスプレイ装置より、前記第一のコマンドを受信する処理と、
    前記第一のコマンドを受信した際に、前記ヘッドマウントディスプレイの電源状態を変更する第二のコマンドを生成して、前記ヘッドマウントディスプレイに送信する処理と、
    前記第一のコマンドに基づいて、自機器の電源状態の変更を開始する処理と、
    を実行する制御部を備えること、
    を特徴とする、電源制御システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015087471A (ja) * 2013-10-29 2015-05-07 シナプティクス・ディスプレイ・デバイス株式会社 集積回路装置、集積回路、表示装置、及び、ドライバic
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CN117539339A (zh) * 2023-11-09 2024-02-09 南京邮电大学 一种头戴式vr设备的控制方法及***

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