JP2009103335A - 噴霧冷房設備及び噴霧方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】噴霧水の噴霧により十分な清涼感を与えることを可能とする。
【解決手段】冷房用水を配管16を介して噴霧冷房エリアAに設置された帯電噴霧ヘッド10に加圧供給し、帯電噴霧ヘッド10からの冷房用水の噴射粒子に帯電させて噴霧する。帯電噴霧ヘッド10には電圧印加部15から帯電電圧が印加され、水側電極部と誘導電極部との間に電圧を加えることにより生ずる外部電界を、噴射過程にある冷房用水に印加して、噴霧水を帯電させ、人に吸着し易くする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、人が通過するオープンスペースなどの冷房対象空間に噴霧水を噴霧して清涼感を与える噴霧冷房設備及び噴霧方法に関する。
従来、人が通過するオープンスペースや各種用途空間に適用できる冷房設備として、噴霧ヘッドに冷却用水を加圧供給して微噴霧水を噴射し、微噴霧水の気化熱により空間を冷却する噴霧冷房設備が知られている。
このような噴霧冷房設備にあっては、噴霧ヘッドから噴射された微噴霧水が空間中で蒸発する際に蒸発潜熱を奪うことで空気の温度を下げ、多少の微噴霧水が直接人の皮膚に当って皮膚上で瞬間的に蒸発して気化熱を奪うことで清涼感を与えることが想定されている。
特開2006−149294号公報
しかしながら、このような従来の噴霧冷却設備にあっては、水蒸気のモル重量は空気のモル重量の約60%と小さいことから、噴霧ヘッドから噴射した微噴霧水が蒸発して温度が下がった空気は、その蒸発した水蒸気の浮力によって微噴霧水混じりとなることで見かけ上の空気の比重は増加するものの、上方へと散逸する傾向があり、更に、空気の温度が下がると周囲から高い温度の空気が流れ込み、その結果、冷房効果はそれほど得られないという問題がある。
本発明は、噴霧水の噴霧により十分な清涼感を与えることを可能とする噴霧冷房設備及び噴霧方法を提供することを目的とする。
本発明は噴霧冷房設備を提供するものであり、
冷房用水を、配管を介して加圧供給する冷房用水供給設備と、
冷房の対象空間に設置され、冷房用水供給設備により加圧供給された冷房用水の噴霧水に帯電させて噴霧する帯電噴霧ヘッドと、
帯電噴霧ヘッドに帯電電圧を印加する電圧印加部と、
を備えたことを特徴とする。
ここで、帯電噴霧ヘッドは、
冷房用水の外部空間への噴射により水粒子に変換して噴霧する噴霧ノズルと、
噴霧ノズルの噴射空間側に配置した誘導電極部と、
噴霧ノズルの内部に配置されて冷却用水に接触する水側電極部と、
を備え、
電圧印加部は、誘導電極部と水側電極部との間に電圧を加えることにより生じる外部電界を、噴霧ノズルにより噴射過程にある冷却用水に印加して、水粒子に帯電させる。
帯電噴霧ヘッドの水側電極部は、導電性の材質を使用した噴霧ノズルまたは導電性の材質を使用した配管の一部である。
帯電噴霧ヘッドの誘導電極部は、導電性を有する金属、導電性を有する樹脂又は導電性を有するゴムのいずれか又は複合体であって、リング形状、円筒形状、垂直平板形状、平行板形状、線形状又は金網状のいずれかの形状である。
帯電噴霧ヘッドは、水側電極部の電圧をゼロボルトとして且つアースに落とし、誘導電極部に電圧印加部からの所定の帯電電圧を印加する。電圧印加部は、誘導電極部に0.3キロボルトから20キロボルトの間にある直流電圧を印加する。帯電噴霧ヘッドは平均粒子径が100μm以下の噴霧水を噴霧する。
本発明は噴霧冷房設備の噴霧方法を提供するものであり、
冷房用水を、冷房の対象空間に設置された帯電噴霧ヘッドに配管を介して加圧供給し、
帯電噴霧ヘッドから加圧供給された冷房用水の噴霧水に帯電させて噴霧することを特徴とする。
本発明によれば、帯電噴霧ヘッドからの噴霧水に帯電させることにより、クーロン力により人の皮膚に対する付着量が増加し、清涼感を高めることができる。
また、空間に噴霧された水粒子はそれぞれ帯電しているために水粒子間に斥力が働き、衝突会合して成長落下する確率が小さく、空間中に滞留する水粒子が多くなり、噴霧水混じりの見かけ上の空気の比重が帯電させないときより増加し、上方へと散逸する傾向を抑制することで、冷房効果が増加する。
更に、帯電噴霧ヘッドからの噴霧水をマイナス帯電させることで、いわゆる自然の滝で発生していると言われているレナード効果と同様の状態を作り出すことができ、清涼感を増加させることができる。
図1は本発明による噴霧冷房設備の実施形態を示した説明図である。図1において、
噴霧冷房エリアA及びBは人が通過するオープンスペース等の冷房対象空間であり、噴霧冷房エリアA及びBの上方位置、例えば人の通行に妨げとならない高さの位置に、本実施形態による帯電噴霧ヘッド10が設置されている。
帯電噴霧ヘッド10に対しては、冷房用水供給設備として設置されたポンプユニット12の吐出側から手動弁(仕切弁)14及び遠隔開閉弁22cを介して配管16が接続され、配管16は分岐後に遠隔開閉弁22a,22bを介して、噴霧冷房エリアA,Bのそれぞれに設置した帯電噴霧ヘッド10に接続している。
噴霧冷房エリアA,Bのそれぞれには環境センサ18が設置され、システム制御盤20に信号線により接続されている。環境センサ18は噴霧冷房エリアA,Bにおける気温、湿度、降雨、風速などを計測してシステム制御盤20に送信する。
システム制御盤20には更に遠隔開閉弁22a〜22dが信号線により接続され、遠隔的に開閉制御できる。システム制御盤20は噴霧冷房設備の停止中は、遠隔開閉弁22a〜22cを閉鎖状態とし、遠隔制御弁22dを開放としている。
またシステム制御盤20は噴霧冷房の起動時には、ドレン側の遠隔制御弁22dを閉制御すると共に、遠隔制御弁22a〜22cを開制御し、同時にポンプユニット12を起動して帯電噴霧ヘッド10に冷房用水を加圧供給する。
図2は図1の噴霧冷房エリアAを取り出して示した説明図である。噴霧冷房エリアAの高所には帯電噴霧ヘッド10が設置されている。帯電噴霧ヘッド10に対しては、図1に示したポンプユニット12からの配管16が遠隔開閉弁22aを介して接続されている。
また帯電噴霧ヘッド10の上部には電圧印加部15が設置されており、後の説明で明らかにするように、帯電噴霧ヘッド10に所定の電圧を印加して、帯電噴霧ヘッド10から噴射する噴霧水を帯電させて噴霧できるようにしている。
図3は図1及び図2に示した帯電噴霧ヘッド10の実施形態であり、この実施形態にあってはリング状誘導電極部を用いたことを特徴とする。
図3(A)において、帯電噴霧ヘッド10はポンプユニット16からの配管に接続した立下り配管34の先端にヘッド本体36をねじ込み固定している。ヘッド本体36の先端内側には、絶縁部材41を介して、円筒状の水側電極部40が組み込まれている。
水側電極部40に対しては、図2に示したように、上部に設置している電圧印加部15よりアースケーブル50が引き出され、ヘッド本体36の内側に固定部材43を介して設置した水側電極部40に接続されている。このアースケーブル50による接続で、水側電極部40は印加電圧を0ボルトとし、且つアース側に落とすようにしている。
水側電極部40の下側には噴霧ノズル38が設けられる。噴霧ノズル38は、水側電極部40側の内部に設けたノズル回転子38aと、先端側に設けたノズルヘッド38bで構成される。
噴霧ノズル38は、図1のポンプユニット12から加圧供給された冷房用水の供給を立下り配管34から受け、ノズル本体38aを通過してノズルヘッド38bから外部に噴射する際に、冷房用水を微細な水粒子に変換して噴霧する。本実施形態において、噴霧ノズル38からの噴霧水は、平均粒子径が100μm以下の噴霧水とする。
噴霧ノズル38に対しては、固定部材43を介して、絶縁性材料を用いたカバー42がビス止めにより固定される。カバー42はほぼ円筒状の部材であり、下側の開口部にストッパリング46のネジ止めによりリング状誘導電極部44を組み込んでいる。
リング状誘導電極部44は、図3(B)に取り出して示すように、リング状本体の中央に噴霧ノズル38からの噴射粒子を通過させる開口44aを形成している。
カバー42の下部に配置したリング状誘導電極部44に対しては、図2に示した上部の電圧印加部15より電極印加ケーブル48が引き出され、電極印加ケーブル48は絶縁性材料からなるカバー42を貫通してリング状誘導電極部44に接続され、電圧を印加できるようにしている。
更に、立下り配管34の先端と水側電極部40との間には漏水防止弁45が組み込まれている。漏水防止弁45は図3(C)(D)に取り出して示すように、ゴム製の弁部材であり、円板上のゴム部材の中央にスリット45aを形成している。
漏水防止弁45は冷房用水の噴霧時には、加圧された冷房用水の供給によりゴムが撓んで変形し、これによってスリット45aが開いて冷房用水を通す。一方、冷房用水の噴霧を停止した場合には、スリット45aが閉じ、これによって配管側に残っている冷房用水の水だれを防止する。
ここで、本実施形態の帯電噴霧ヘッド10に使用している水側電極部40及びリング状誘導電極部44としては、導電性を有する金属以外に、導電性を有する樹脂、導電性を有するゴムであってもよく、更にこれらの組合せであってもよい。
帯電噴霧ヘッド10から冷房用水を噴霧する際には、図2に示した電圧印加部15が図1に示すシステム制御盤20からの制御信号により動作し、水側電極部40を0ボルトとなるアース側とし、リング状誘導電極部44に対し0.3キロボルトから20キロボルトの間にある所定の直流印加電圧を印加する。
このように水側電極部40とリング状誘導電極部44との間に例えば数キロボルトとなる電圧が加えられると、この電圧印加によって両電極間に外部電界が生じ、噴霧ノズル38から冷房用水が噴射粒子に変換される噴射過程を通じて噴射粒子が帯電され、帯電された噴射粒子を外部に噴霧することができる。
次に図1の実施形態における監視動作を説明する。システム制御盤20は例えばタイマにより設定した冷房起動時間への到達を判別すると、ドレン側の遠隔開閉弁22dを閉制御すると共に遠隔開閉弁22a〜22cを開制御し、同時にポンプユニット12を起動して水源からの冷房用水を配管16に加圧供給する。
システム監視盤20による起動はタイマによる時間設定以外に、管理者による手動操作、噴霧冷房エリアA,Bに設置している環境センサ18からの気温、湿度、降雨、風速などの計測データから所定の起動条件が得られた場合の自動起動などであっても良い。
システム制御盤20はポンプユニット20の起動による冷房用水の加圧供給と同時に、図2に示す帯電噴霧ヘッド10に設けている電圧印加部15に対し起動信号を送り、この起動信号を受けて電圧印加部15は、帯電噴霧ヘッド10に対し例えば数キロボルトとなる直流印加電圧を供給する。
このため図3(A)に示した帯電噴霧ヘッド10にあっては、噴霧ノズル38から加圧された冷房用水を噴射により噴射粒子に変換して噴霧する際に、アースケーブル50が接続された水側電極部40を0ボルトとして、電圧印加ケーブル48が接続されたリング状誘導電極部44側に数キロボルトの電圧が印加され、この電圧印加により生じた外部電界を、噴霧ノズル38から噴射されてリング状誘導電極部44の開口45を通過する噴射過程にある冷房用水に印加し、噴射により変換された噴射粒子を帯電させて噴霧することができる。
図2に取り出して示すように、帯電噴霧ヘッド10から噴霧冷房エリアAに向けて噴霧された水粒子は、水粒子が帯電しているため、帯電によるクーロン力によりエリア内を通過する人の皮膚に効率良く付着し、皮膚に付着して蒸発する際に気化熱を奪うことで高い清涼感がえられる。
更に図3(A)の帯電噴霧ヘッド10にあっては、例えば水側電極部40を0ボルトとし、リング状誘導電極部44に対しプラスの直流電圧を印加した場合には、噴霧される水粒子はマイナスの電荷のみに帯電している。このようにマイナスの電荷のみに帯電した水粒子を噴霧した場合には、空間中で帯電した水粒子間には斥力が働き、これによって水粒子が衝突会合して成長落下する確率が小さくなり、空間中に滞留する水粒子の密度が高くなり、噴霧水混じりの見かけ上の空気の比重が帯電させないときより増加し、上方へと散逸する傾向を抑制することで、冷房効果が増加する。
更に、帯電噴霧ヘッド10からの噴霧水をマイナス帯電させることで、いわゆる自然の滝で発生していると言われているレナード効果と同様の状態を作り出すことができ、清涼感を増加させることができる。
図4は円筒状誘導電極部を用いた帯電噴霧ヘッドの他の実施形態を示した説明図である。図4(A)において、本実施形態の帯電噴霧ヘッド10は、立下り配管34の先端にヘッド本体36をネジ止め固定し、ヘッド本体36の内側に絶縁部材41を介して水側電極部40を配置し、ここに上部からアースケーブル50を接続している。
水側電極部40の下側には噴霧ノズル38が配置され、噴霧ノズル38はノズル本体(回転子)38aとノズルヘッド38bで構成される。ノズルヘッド38bの下部外側には固定部材43を介して絶縁性材料を用いた円筒状のカバー56が取り付けられる。カバー56の下端の開口部には、ストッパリング58のビス止め固定により内部に円筒状誘導電極部52を配置している。
円筒状誘導電極部52は、図4(B)に取り出して示す平面図のように、円筒体の内側に貫通穴54を形成している。円筒状誘導電極部52に対しては、絶縁性材料を用いたカバー56を貫通して電圧印加ケーブル48に接続することで、帯電のための印加電圧が供給される。
立下り配管34の先端と水側電極部40との間には、漏水防止弁45が組み込まれ、漏水防止弁45は図3(C)(D)に取り出して示したように、ゴム製の弁部材であり、円板上のゴム部材の中央にスリット45aを形成している。
この円筒状誘導電極部52を用いた帯電噴霧ヘッド10にあっても、噴霧ノズル38から加圧された水系消火剤を噴射して水粒子を噴霧する際に、水側電極部40を0ボルトとして円筒状誘導電極部52に例えば数キロボルトの電圧が印加され、これによって生ずる外部電界が形成される円筒状誘導電極部52の貫通穴54の空間を、噴霧ノズル38から放射された水粒子が通過する噴射過程で帯電させ、帯電した水粒子を噴霧することができる。
図5は金網状誘導電極部を用いた帯電噴霧ヘッドの他の実施形態を示した説明図である。図5(A)の帯電噴霧ヘッド10にあっては、立下り配管34の下部にヘッド本体36をネジ止め固定し、その内部に絶縁部材41を介して水側電極部40を配置し、ここにアースケーブル50を接続している。噴霧ノズル38の下側には固定部材43を介して絶縁性材料を用いたカバー62が取り付けられ、カバー62の内部の開口部に金網状誘導電極部60を取り付けている。
金網状誘導電極部60は図8(B)に取り出して示す平面形状を持ち、所定のメッシュを持った金属性の金網を使用している。カバー62は絶縁性材料であり、バー62を貫通して電圧印加ケーブル48を接続することで、金網状誘導電極部60に電圧を印加できるようにしている。
立下り配管34の先端と水側電極部40との間には、漏水防止弁45が組み込まれ、漏水防止弁45は図3(C)(D)に取り出して示したようにゴム製の弁部材であり、円板上のゴム部材の中央にスリット45aを形成している。
図5の実施形態にあっても、噴霧ノズル38から水系消火剤を噴射して水粒子に変換する際に、水側電極部40を0ボルトとして金網状誘導電極部60側に数キロボルトといった直流電圧を印加することで、噴霧ノズル38からの噴射空間に外部電界を発生し、ここを通過する噴射粒子に金網62の開口部を通過する際に帯電させて、帯電した水粒子を噴霧することができる。
図6は平行板誘導電極部を用いた帯電噴霧ヘッドの実施形態を示した説明図である。図6の帯電噴霧ヘッド10にあっては、立下り配管34の下部に噴霧ノズル68をネジ止め固定している。この実施形態で、水側電極部は立下り配管34そのものを使用しており、したがって立下り配管34に対し接続リング66を使用して、アースケーブル50を直接接続している。
噴霧ノズル68の下部には絶縁性材料を用いたリングホルダ70がビス止め固定され、リングホルダ70に対しては下側に片持ちで吊り下げた状態で一対の板状のホルダ72a,72bが平行配置されている。ホルダ72a,72bの内側の相対面には平行板誘導電極部74a,74bが固定されている。平行板誘導電極部74a,74bは、その下側から見た平面図は図6(B)に示すように平行配置されている。
ホルダ72a,72bは絶縁性材料であり、ここに電圧印加ケーブル48を分岐部76で分岐した分岐ケーブル48a,48bをそれぞれホルダ72a,72bを貫通させて平行板誘導電極部74a,74bに接続することで、数キロボルトといった印加電圧を加えるようにしている。
水側電極部として機能する立下り配管34の先端と水側電極部40との間には、漏水防止弁45が組み込まれ、漏水防止弁45は図3(C)(D)に取り出して示したように、ゴム製の弁部材であり、円板上のゴム部材の中央にスリット45aを形成している。
この図6の帯電噴霧ヘッド10にあっても、噴霧ノズル68から水系の消火剤を噴射して噴射粒子として噴霧する際に、水側電極部となる立下り配管34と先端側に平行配置された平行板誘導電極部74a,74bとの間に数キロボルトといった電圧を印加することで、平行板誘導電極部74a,74bに挟まれた空間に外部電界を発生し、この外部電界を噴霧ノズル68から噴射された水粒子が通過する過程で噴射水粒子に帯電させ、帯電した水粒子を噴霧することができる。
図7は針状誘導電極部を用いた帯電噴霧ヘッドの他の実施形態を示した説明図である。図7(A)の帯電噴霧ヘッド10にあっては、水側電極部として使用する立下り配管34の先端に噴霧ノズル68をねじ込み固定し、立下り配管34に対しては接続リング66の取り付けでアースケーブル50を電気的に接続している。
噴霧ノズル68の先端側には、固定部材43を介して絶縁性材料を用いたリングホルダ80が取り付けられる。リングホルダ80の下部には針状誘導電極部78が取り付けられている。針状誘導電極部78は逆L字型に屈曲し、先端を噴霧ノズル68の開口部に向けて斜めに屈曲させた針形状を持ち、その下方から見た平面図は図7(B)のようになる。
リングホルダ80に取り付けられた針状誘導電極部78に対しては、電圧印加ケーブル48が電気的に接続されている。
水側電極部として機能する立下り配管34の先端と水側電極部40との間には、漏水防止弁45が組み込まれ、漏水防止弁45は図3(C)(D)に取り出して示すように、ゴム製の弁部材であり、円板上のゴム部材の中央にスリット45aを形成している。
この実施形態にあっても、噴霧ノズル68から水系消火剤を噴射して水粒子に変換して噴霧する際に、水側電極部として機能する立下り配管34とノズル先端側に配置した針状誘導電極部78との間に数キロボルトといった直流電圧を印加することで、ノズル開口部と針状誘導電極部78の先端との間の空間に外部電界を発生し、ここを噴霧ノズル68から噴射された水粒子に変換する噴射過程で噴射粒子が帯電され、帯電水粒子として噴霧することができる。
なお本実施形態で使用する帯電噴霧ヘッド10としては、上記の実施形態に示したさまざまな構造を適用できるが、これに限定されず、適宜の構造の帯電噴霧ヘッドを使用することができる。
また上記の実施形態にあっては、帯電噴霧ヘッドに直流帯電電圧を印加する場合を例にとっているが、交流又はパルス状の帯電電圧を印加するようにしても良い。
また本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
本発明による噴霧冷房設備の実施形態を示した説明図 図1の噴霧冷房エリアAを取り出して示した説明図 リング状誘導電極部を用いた帯電噴霧ヘッドの実施形態を示した説明図 円筒状誘導電極部を用いた帯電噴霧ヘッドの他の実施形態を示した説明図 金網状誘導電極部を用いた帯電噴霧ヘッドの他の実施形態を示した説明図 平行板誘導電極部を用いた帯電噴霧ヘッドの他の実施形態を示した説明図 針状誘導電極部を用いた帯電噴霧ヘッドの他の実施形態を示した説明図
符号の説明
10:帯電噴霧ヘッド
12:ポンプユニット
14:手動弁
15:電圧印加部
16:配管
18:環境センサ
20:システム制御盤
22a〜22d:遠隔開閉弁
32:自動弁
34:立下り配管
36:ヘッド本体
38:噴霧ノズル
38a:ノズル本体
38b:ノズルヘッド
40:水側電極部
41:絶縁部材
42,56,62:カバー
43:固定部材
44:リング状誘導電極部
45:漏水防止弁
45a:スリット
46,58,674:ストッパリング
48:電圧印加ケーブル
50:アースケーブル
52:円筒状誘導電極
54:貫通穴
60:金網状誘導電極部
66:接続リング
70,80:リングホルダ
72a,72b:ホルダ
74a,74b:平行板誘導電極部
76:分岐部
78:針状誘導電極部

Claims (12)

  1. 冷房用水を、配管を介して加圧供給する冷房用水供給設備と、
    冷房対象空間に設置され、前記冷房用水供給設備により加圧供給された冷房用水の噴霧水に帯電させて噴霧する帯電噴霧ヘッドと、
    前記帯電噴霧ヘッドに帯電電圧を印加する電圧印加部と、
    を備えたことを特徴とする噴霧冷房設備。
  2. 請求項1記載の噴霧冷房設備に於いて、
    前記帯電噴霧ヘッドは、
    前記冷房用水の外部空間への噴射により水粒子に変換して噴霧する噴霧ノズルと、
    前記噴霧ノズルの噴射空間側に配置した誘導電極部と、
    前記噴霧ノズルの内部に配置されて前記冷却用水に接触する水側電極部と、
    を備え、
    前記電圧印加部は、前記誘導電極部と水側電極部との間に電圧を加えることにより生じる外部電界を、前記噴霧ノズルにより噴射過程にある冷却用水に印加して、水粒子に帯電させることを特徴とする噴霧冷房設備。
  3. 請求項2記載の噴霧冷房設備に於いて、前記帯電噴霧ヘッドの水側電極部は、導電性の材質を使用した噴霧ノズルまたは導電性の材質を使用した配管の一部であることを特徴とする噴霧冷房設備。
  4. 請求項2記載の噴霧冷房設備に於いて、前記帯電噴霧ヘッドの誘導電極部は、導電性を有する金属、導電性を有する樹脂又は導電性を有するゴムのいずれか又は複合体であって、リング形状、円筒形状、垂直平板形状、平行板形状、線形状又は金網状のいずれかの形状であることを特徴とする噴霧冷房設備。
  5. 請求項2記載の噴霧冷房設備に於いて、前記帯電噴霧ヘッドは、前記水側電極部の電圧をゼロボルトとして且つアースに落とし、前記誘導電極部に前記電圧印加部からの所定の帯電電圧を印加することを特徴とする噴霧冷房設備。
  6. 請求項5記載の噴霧冷房設備に於いて、前記電圧印加部は、前記誘導電極部に0.3キロボルトから20キロボルトの間にある直流電圧を印加することを特徴とする噴霧冷房設備。
  7. 請求項1記載の噴霧冷房設備に於いて、前記帯電噴霧ヘッドは、平均粒子径が100μm以下の噴霧水を噴霧することを特徴とする噴霧冷房設備。
  8. 冷房用水を、冷房の対象空間に設置された帯電噴霧ヘッドに配管を介して加圧供給し、
    前記帯電噴霧ヘッドから加圧供給された冷房用水の噴霧水を噴霧する際に、前記噴霧水に帯電させて噴霧することを特徴とする噴霧冷房設備の噴霧方法。
  9. 請求項8記載の噴霧冷房設備の噴霧方法に於いて、
    前記帯電噴霧ヘッドは、
    前記冷房用水の外部空間への噴射により水粒子に変換して噴霧する噴霧ノズルと、
    前記噴霧ノズルの噴射空間側に配置した誘導電極部と、
    前記噴霧ノズルの内部に配置されて前記冷却用水に接触する水側電極部と、
    を備え、
    前記誘導電極部と水側電極部との間に電圧を加えることにより生じる外部電界を、前記噴霧ノズルにより噴射過程にある冷却用水に印加して、噴霧水に帯電させることを特徴とする噴霧冷房設備の噴霧方法。
  10. 請求項9記載の噴霧冷房設備の噴霧方法に於いて、前記帯電噴霧ヘッドは、前記水側電極部の電圧をゼロボルトとして且つアースに落とし、前記誘導電極部に所定の帯電電圧を印加することを特徴とする噴霧冷房設備の噴霧方法。
  11. 請求項10記載の噴霧冷房設備の噴霧方法に於いて、前記誘導電極部に0.3キロボルトから20キロボルトの間にある直流電圧を印加することを特徴とする噴霧冷却設備の噴霧方法。
  12. 請求項8記載の噴霧冷房設備の噴霧方法に於いて、前記帯電噴霧ヘッドは、平均粒子径が100μm以下の噴霧水を噴霧することを特徴とする噴霧冷房設備の噴霧方法。
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