JP2009099477A - 蛍光ランプ - Google Patents

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恵悟 岩瀬
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隆司 大澤
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Abstract

【課題】通常の直管蛍光ランプよりも高効率で、前記直管蛍光ランプと同じ長さの照明器具に装着可能で、且つ前記照明器具の小型化、薄型化が可能で、口金の異極端子間の絶縁破壊による放電の無い安全な蛍光ランプを提供することを目的とする。
【解決手段】この発明に係る蛍光ランプは、高周波点灯を行う3波長形の蛍光ランプにおいて、複数のガラス管を接合して、又は1本のガラス管を屈曲させて一つの放電路を形成する発光管を備え、ガラス管のガラス管外径を16.5±1.5mm、当該蛍光ランプの全長を1000〜1200mm、ランプ電流を150mA±50mAとしたことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

この発明は、管外径15〜18mmのT5相当のガラス管を使用し、ガラス管を並列配置して一つの放電路を形成する蛍光ランプに関する。
従来、同一のランプを省電力形として使用しても、高出力形として使用しても、いずれでも略同等の寿命が得られるようにした蛍光ランプを得るために、バルブの外径を23〜27mm、アルゴンガスの封入圧を2〜3torr、点灯周波数を20kHz以上、ランプ電流を230〜370mAとして点灯し、トリプルコイルからなる電極におけるセカンドコイルの単位長さ当たりの抵抗値をR(Ω/mm)、このセカンドコイルの表面積をS(mm)、上記セカンドコイルの長さをその断面積で割った値をH(1/mm)とした場合、0.08≦S≦50および110≦H≦190に設定した蛍光ランプが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、高温領域での発光効率改善を実現し、始動直後の光出力の立ち上がりや、調光時の光束応答性が良好な片口金蛍光ランプを提供するために、管内径が12mm〜18mmであり、全長が200から300mmの2本の直管バルブを平行に配置し、この2本の直管バルブの一端部近傍を連接し、他端部にそれぞれ電極を封着し、折返し屈曲した放電路を有する透光性容器を備えた片口金形蛍光ランプが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平4−284345号公報 特開2004−193025号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された蛍光ランプは、効率が110lm/wで比較的高効率であるが、ガラス管の外径が25.5mmであり、照明器具の厚みや幅が大きくなる。
また、現在オフィス、ビルなどの施設用照明に使用されている直管蛍光ランプの多くはは、まだ、特許文献1に記載された蛍光ランプよりガラス管の外径が大きい32.5mmであり、効率は82.5lm/wであるため、さらに厚みの大きい器具が用いられている。
尚、器具を薄型化、小型化するために、上記特許文献2に記載された管内径の細い片口金形蛍光ランプを多本数配置することも可能であるが、その場合、蛍光ランプの本数分の安定器が必要となりその効果はあまり期待できない。また、上記文献2記載の片口金形蛍光ランプの効率は約80lm/wでありあまり高くない。当該蛍光ランプの放電路を長くすることにより高効率のランプを得ることが期待できるが、放電路を長くした場合、高いランプ電圧が必要となりその結果、通常の片口金形蛍光ランプの口金では異極端子間の距離が小さく、端子間で絶縁破壊による放電が起きやすくなる。また、放電路を長くすることは、ランプの全長の増大につながり、上記文献1に記載された通常の直管蛍光ランプの照明器具と同じ長さの照明器具に納める事が難しくなる。
この発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、通常の直管蛍光ランプよりも高効率で、前記直管蛍光ランプと同じ長さの照明器具に装着可能で、且つ前記照明器具の小型化、薄型化が可能な蛍光ランプを提供することを目的とする。
また、高効率かつ器具を薄型化するために放電路を長くし、ガラス管の径を細くしても、口金の異極端子間の絶縁破壊による放電の無い安全な蛍光ランプを提供することを目的とする。
この発明に係る蛍光ランプは、高周波点灯を行う3波長形の蛍光ランプにおいて、
複数のガラス管を接合して、又は1本のガラス管を屈曲させて一つの放電路を形成する発光管を備え、
ガラス管のガラス管外径を16.5±1.5mm、
当該蛍光ランプの全長を1000〜1200mm、
ランプ電流を150mA±50mAとしたことを特徴とする。
この発明に係る蛍光ランプは、発光管はU字形状又はH字形状で構成され、2本のガラス管の間隔を5mm以下としたことを特徴とする請求項1記載の蛍光ランプ。
この発明に係る蛍光ランプは、発光管は3本柱で構成され、3本柱を平面配置し、各柱の間隔を5mm以下としたことを特徴とする。
この発明に係る蛍光ランプは、発光管は3本柱で構成され、3本柱を立体配置し、3本柱の横断面において、3本柱の中の2本を底辺とした場合の高さを15mm〜38mm、底辺の幅を32mm〜64mmとしたことを特徴とする。
この発明に係る蛍光ランプは、記発光管は4本柱以上で構成され、4本柱以上を平面又はジグザグ状に配置し、発光管の横断面の高さを15mm〜38mmとしたことを特徴とする。
この発明に係る蛍光ランプは、高周波点灯の周波数を40kHz以上としたことを特徴とする。
この発明に係る蛍光ランプは、高周波点灯を行う3波長形の蛍光ランプにおいて、3以上の奇数本のガラス管を接合して、又は1本のガラス管を偶数回屈曲させて一つの放電路を形成する奇数本柱の発光管と、発光管の両端部に設けられる2個の口金とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、通常の直管蛍光ランプよりも高効率で、前記直管蛍光ランプと同じ長さの照明器具に装着可能で、且つ前記照明器具の薄型化が可能な蛍光ランプが得られる。
実施の形態1.
図1乃至図3は実施の形態1を示す図で、図1は2本柱の蛍光ランプ100の斜視図、図2は発光効率と管径との関係を示す図、図3は発光効率とランプ電流の関係を示す図である。
先ず、図1により、2本柱の蛍光ランプ100(例えば、60W)の構成を説明する。蛍光ランプ100は、ガラス管4aとガラス管4bとを接合部1aにおいて接合してH形に形成された発光管1と、接合部1aの反対側の端部に設けられる電極(図示せず)に接続する口金2とを備える。口金2は口金ピン2aを有する。
ここで、ガラス管4aとガラス管4bの外径は、16.5mmである。但し、16.5±1.5mmの範囲であればよい。
図2に示すように、発光効率(lm/W)は、管外径16.5mmで最大となる。図2のデータは、長さが1200mmの直管ランプを用いて測定したものである。従って、管径を16.5mmにすることにより、発光効率を上げることができる。
蛍光ランプ100の全長は、直管蛍光ランプ(FLR40S・EX−N/MもしくはFHF32EX−N)と同じ1198mmである。但し、1000〜1200mmの範囲であればよい。蛍光ランプ100の全長が、1000mmより短いと、放電長が短くなり光束と効率が低下する。蛍光ランプ100の全長が、1200mmより長いと、既存の照明器具が装着された天井にそのままの状態で取り付けることができないため、既存の器具からの置き換えが出来ない。また、ガラス管が長くなり、ガラスの接合、封止、排気等全ての工程において、蛍光ランプの製造が難しくなる。
図3に示すように、ランプ電流は、管径が16.5mmの場合、100〜200mAで、発光効率(lm/W)が最大になる。
蛍光ランプ100は、周波数が40kHz以上の高周波点灯を行う3波長形のものを使用する。
図1では2本のガラス管4aとガラス管4bを接合して発光管1を形成したが、1本のガラス管を屈曲させて一つの放電路を形成するようにしてもよい。
本実施の形態の2本柱の蛍光ランプ100と、管径が25.5mmの2本の直管蛍光ランプ(FHF32EX−N)及び管径が32.5mmの2本の直管蛍光ランプFLR40S・EX−N/M)と比較する。
本実施の形態 FHF32EX−N FLR40S・EX−N/M
出力(W) 60 64 80
ランプ電流(mA) 200 255 440
ランプ電圧(V) 290 128 106
全光束(lm) 6900 7040 6900
発光効率(lm/W) 115 110 86
ランプ全長(mm) 1198 1198 1198
器具装着時の幅(mm) 35.5 86 100
器具装着時の幅とは、それぞれのランプを器具に装着したときの長手方向に直交する2本のガラス管の外側端部間の距離をいう。
FHF32EX−N及びFLR40S・EX−N/Mの2本のガラス管の間隔は、通常の2灯用照明器具への2本のランプの装着状態である35mmとした。従ってこれら直管ランプの器具装着時の幅は2本のランプの管径と2本のランプのガラス管の間隔の和により求められる。
2本柱の蛍光ランプ100のガラス管の間隔は、2.5mmである。間隔の上限は、接合部の強度の関係から5mm以下とする。本実施の形態の器具装着時の幅は2本のガラス管の管径と2本のガラス管の間隔の和により求められる。
以上のように、本実施の形態の蛍光ランプ100は、直管蛍光ランプ(FLR40S・EX−N/MもしくはFHF32EX−N)に比べ、全光束がほぼ同等で発光効率が5〜29lm/W改善される。
また、本実施の形態の蛍光ランプ100は、直管蛍光ランプ(FLR40S・EX−N/MもしくはFHF32EX−N)の管径32.5mmもしくは25.5に比べ、管径が16.5mmと細いため、器具の薄型化が図れる。
さらに、器具装着時の幅が、上記のように大幅に短縮されるので、器具の小型化が図れる。
本実施の形態の蛍光ランプ100は、1本の発光管1であるから電子安定器が1個でよい。直管蛍光ランプ(FLR40S・EX−N/MもしくはFHF32EX−N)は、本数分の電子安定器が必要である(ここでは、2個)。
実施の形態2.
図4は実施の形態2を示す図で、平面配置の3本柱の蛍光ランプ200の平面図(a)と斜視図(b)である。
図4により、平面配置の3本柱の蛍光ランプ200(例えば、70W)の構成を説明する。蛍光ランプ200は、ガラス管14aとガラス管14bとを接合部11aにおいて接合し、さらにガラス管14bとガラス管14cとを接合部11bにおいて接合して形成された略S字状の発光管11と、両端部に設けられる電極(図示せず)に接続する2個の口金12を備える。口金12は口金ピン12aを有する。3本柱の蛍光ランプ200は、所謂、両口金形蛍光ランプである。
ここで、ガラス管14a、ガラス管14b、ガラス管14cの外径は、16.5mmである。但し、16.5±1.5mmの範囲であればよい。
蛍光ランプ200の全長は、直管蛍光ランプ(FLR40S・EX−N/MもしくはFHF32EX−N)と同じ1198mmである。但し、1000〜1200mmの範囲であればよい。
蛍光ランプ200は、高周波点灯を行う3波長形のものを使用する。
図4では3本のガラス管14a、ガラス管14b、ガラス管14cを接合して発光管11を形成したが、1本のガラス管を屈曲させて一つの放電路を形成するようにしてもよい。
本実施の形態の3本柱の蛍光ランプ200と、管径が25.5mmの2本の直管蛍光ランプ(FHF32EX−N)及び管径が32.5mmの2本の直管蛍光ランプFLR40S・EX−N/M)と比較する。
本実施の形態 FHF32EX−N FLR40S・EX−N/M
出力(W) 70 64 80
ランプ電流(mA) 150 255 440
ランプ電圧(V) 470 128 106
全光束(lm) 8050 7040 6900
発光効率(lm/W) 115 110 86
ランプ全長(mm) 1198 1198 1198
器具装着時の幅(mm) 54.5 86 100
3本柱の蛍光ランプ200のガラス管の間隔は、2.5mmである。間隔の上限は、接合部の強度の関係から5mm以下とする。本実施の形態の器具装着時の幅は3本のガラス管の管径とそのガラス管の間隔の和により求められる。
以上のように、本実施の形態の蛍光ランプ200は、直管蛍光ランプ(FLR40S・EX−N/MもしくはFHF32EX−N)に比べ、全光束が高く、発光効率が5〜29lm/W改善される。
また、本実施の形態の蛍光ランプ200は、直管蛍光ランプ(FLR40S・EX−N/MもしくはFHF32EX−N)の管径32.5mmもしくは25.5に比べ、管径が16.5mmと細いため、器具の薄型化が図れる。
さらに、器具装着時の幅が、上記のように大幅に短縮されるので、器具の小型化が図れる。
本実施の形態の蛍光ランプ200は、1本の発光管11であるから電子安定器が1個でよい。直管蛍光ランプ(FLR40S・EX−N/MもしくはFHF32EX−N)は、本数分の電子安定器が必要である(ここでは、2個)。
実施の形態3.
図5は実施の形態3を示す図で、立体配置の3本柱の蛍光ランプ300の斜視図である。
図5により、立体配置の3本柱の蛍光ランプ300(例えば、70W)の構成を説明する。ガラス管24a、ガラス管24b、ガラス管24c(図示せず)が立体的に配置されている。例えば、横断面の3つのガラス管の中心により形成される三角形の形状が正三角形である。但し、正三角形でなくてもよく、任意の立体形状であればよい。その他の構成は、平面配置の3本柱の蛍光ランプ200と同じである。
本実施の形態の3本柱の蛍光ランプ300と、管径が25.5mmの2本の直管蛍光ランプ(FHF32EX−N)及び管径が32.5mmの2本の直管蛍光ランプFLR40S・EX−N/M)と比較する。
本実施の形態 FHF32EX−N FLR40S・EX−N/M
出力(W) 70 64 80
ランプ電流(mA) 150 255 440
ランプ電圧(v) 470 128 106
全光束(lm) 8050 7040 6900
発光効率(lm/W) 115 110 86
ランプ全長(mm) 1198 1198 1198
器具装着時の幅(mm) 35.5 86 100
器具装着時の高さ(mm)33 25.5 32.5
器具装着時の幅は、3本柱の横断面において、3本柱の中の2本を底辺とした場合の2本のガラス管の外側端部間の距離をいう。器具装着時の高さとは、3本柱の横断面において、3本柱の中の2本を底辺とした場合の高さをいう。
3本柱の蛍光ランプ300のガラス管の間隔は、2.5mmである。間隔の上限は、接合部の強度の関係から5mm以下とする。
以上のように、本実施の形態の蛍光ランプ300は、直管蛍光ランプ(FLR40S・EX−N/MもしくはFHF32EX−N)に比べ、全光束が高く、発光効率が5〜29lm/W改善される。
また、器具装着時の幅が、上記のように実施の形態2の平面配置の3本柱の蛍光ランプ200よりもさらに短縮されるので、器具のさらなる小型化が図れる。
本実施の形態の蛍光ランプ300は、1本の発光管21であるから電子安定器が1個でよい。直管蛍光ランプ(FLR40S・EX−N/MもしくはFHF32EX−N)は、本数分の電子安定器が必要である(ここでは、2個)。
尚、器具装着時の幅を、35.5mmとしたが、32mm〜64mmの範囲にあればよい。また、器具装着時の高さを、33mmとしたが、15mm〜38mmの範囲にあればよい。
実施の形態4.
蛍光ランプを4本柱以上で構成してもよい。4本柱以上の蛍光ランプの場合、発光管の配置は、平面又はジグザグ状にする。その場合、発光管の横断面の高さを15mm〜38mmとする。
4本柱以上の蛍光ランプの場合、発光管を平面又はジグザグ状に配置することにより、照明器具の薄型化が図れる。
特に、発光管をジグザグ状に配置する場合は、照明器具の小型化も図れる。
実施の形態5.
実施の形態2、3で説明した3本柱の蛍光ランプは両口金形である。両口金形にすると、各極2本ずつ計4本の端子が一つの口金に配置された片口金形蛍光ランプの口金(例えば本実施の形態1の図1の口金ピン2a)に比べ、左右それぞれの口金にそれぞれの極の端子が配置され(例えば本実施の形態2の図4の口金ピン12aまたは本実施の形態3の図5の口金ピン22a)、異極端子間の距離が大きくなるので、放電路が長くなり、ランプ電圧が増加した場合に、片口金形蛍光ランプの電極間距離が短いために発生する異極端子間の絶縁破壊による放電を抑制できる。
尚、図4、図5において、それぞれの極の端子は同様に口金ピン12aまたは口金ピン22aと表しているが、これは、口金ピンの外観上の差異は無く、また、蛍光ランプは交流で点灯されるため、極が固定されていないためである。
尚、現在用いられている一般的な片口金形蛍光ランプの口金(例えばJISで規定された、GY10qもしくはGX10q)の異極端子間の距離は4mmであるが、これらは比較的放電路の長さが短く、ランプ電圧は100V前後である。しかしながら、放電路の長さが長くなり、ランプ電圧が300Vを超えた場合、電気用品安全法上の省令で定められる電気用品の技術上の基準別表第八、附表第二により、極性が異なる充電部間すなわち異極端子間の距離は6mm以上とすることが規定されている。
3本柱の蛍光ランプに限らず、3以上の奇数本のガラス管を接合して、又は1本のガラス管を偶数回屈曲させて一つの放電路を形成する奇数本柱の発光管と、発光管の両端部に設けられる2個の口金とを備えた構成の蛍光ランプでも同様の効果が得られることは言うまでもない。
実施の形態1を示す図で、2本柱の蛍光ランプ100の斜視図。 実施の形態1を示す図で、発光効率と管径との関係を示す図。 実施の形態1を示す図で、発光効率とランプ電流の関係を示す図。 実施の形態2を示す図で、平面配置の3本柱の蛍光ランプ200の平面図(a)と斜視図(b)。 実施の形態3を示す図で、立体配置の3本柱の蛍光ランプ300の斜視図。
符号の説明
1 発光管、1a 接合部、4a ガラス管、4b ガラス管、2 口金、2a 口金ピン、11 発光管、11a 接合部、11b 接合部、12 口金、12a 口金ピン、14a ガラス管、14b ガラス管、14c ガラス管、21 発光管、22 口金、22a 口金ピン、24a ガラス管、24b ガラス管、24c ガラス管、100 蛍光ランプ、200 蛍光ランプ、300 蛍光ランプ。

Claims (7)

  1. 高周波点灯を行う3波長形の蛍光ランプにおいて、
    複数のガラス管を接合して、又は1本のガラス管を屈曲させて一つの放電路を形成する発光管を備え、
    前記ガラス管のガラス管外径を16.5±1.5mm、
    当該蛍光ランプの全長を1000〜1200mm、
    ランプ電流を150mA±50mAとしたことを特徴とする蛍光ランプ。
  2. 前記発光管はU字形状又はH字形状で構成され、2本の前記ガラス管の間隔を5mm以下としたことを特徴とする請求項1記載の蛍光ランプ。
  3. 前記発光管は3本柱で構成され、前記3本柱を平面配置し、各柱の間隔を5mm以下としたことを特徴とする請求項1記載の蛍光ランプ。
  4. 前記発光管は3本柱で構成され、前記3本柱を立体配置し、該3本柱の横断面において、該3本柱の中の2本を底辺とした場合の高さを15mm〜38mm、底辺の幅を32mm〜64mmとしたことを特徴とする請求項1記載の蛍光ランプ。
  5. 前記発光管は4本柱以上で構成され、前記4本柱以上を平面又はジグザグ状に配置し、該発光管の横断面の高さを15mm〜38mmとしたことを特徴とする請求項1記載の蛍光ランプ。
  6. 前記高周波点灯の周波数を40kHz以上としたことを特徴とする請求項1記載の蛍光ランプ。
  7. 高周波点灯を行う3波長形の蛍光ランプにおいて、
    3以上の奇数本のガラス管を接合して、又は1本のガラス管を偶数回屈曲させて一つの放電路を形成する奇数本柱の発光管と、
    前記発光管の両端部に設けられる2個の口金とを備えたことを特徴とする蛍光ランプ。
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