JP2009095049A - 撮影装置及びそのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ブラケティング撮影等の連写撮影により得られた複数の画像を、撮影後にプレビュー表示させたり消去する際の利便性を大幅に向上させることができる撮影装置及びそのプログラムを実現する。
【解決手段】 ユーザが高速連写撮影モードに設定し、連続して被写体を6回撮影すると、撮影した6枚の画像データをバッファメモリに記憶する。そして、撮影した1枚目の画像データを用いて画像ファイル及びプレビュー情報を生成し、6枚目の画像データまで順次画像ファイル及びプレビュー情報を生成する。そして、被写体のスルー画像表示を行うと同時に生成した画像ファイルを1枚目から順にメモリ・カード12に記録する。ユーザが全連写画像データを消去する操作を行うと、メモリ・カード12に記録していない画像ファイルに対しては、メモリ・カード12に記録することを禁止し、既に記録した画像ファイルに対しては、メモリ・カード12から消去する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、撮影装置及びそのプログラムに係り、詳しくは、連写撮影やブラケティング撮影により得られた複数の画像を、撮影後にプレビュー表示させたり消去することができる撮影装置及びそのプログラムに関する。
近年、技術の発達によりデジタルカメラにおいても被写体の連写撮影を行うことができるようになった。また、この連写撮影に伴いブラケティング撮影をすることができるカメラも普及してきている。ブラケティング撮影とは、特定の撮影条件を少しずつ変えて被写体を連続して撮影することである。このブラケティング撮影により得られた複数の画像の中からユーザが気に入った画像を選択することにより、撮影技術のない人でも、適切な撮影が行うことができるようになり、デジタルカメラの趣向、普及がさらに高まってきている。
また、下記特許公開公報には電子カメラなる発明が開示されている。詳しくは、複数のコマの画像を記録する撮影モード下で、記録媒体の残容量が不足する場合には撮影動作を禁止することにより、記録媒体の残容量不足によって記録不可を防止することができる電子カメラが記載されている。
公開特許公報 特開2003−244489(段落「0017」〜段落「0041」参照)
しかしながら、従来のデジタルカメラ等にあっては、連写撮影又はブラケティング撮影により得られた複数の画像を撮影直後に一覧表示するデジタルカメラも登場してきており、この中には撮影直後に自動的に一覧表示させるか否かを予め撮影前に設定することができるものもあるが、撮影後に一覧表示させるか否かを選択することができないため、撮影後におけるユーザの要求に答えることができないという問題点があった。
また、連写撮影、ブラケティング撮影等により得られた複数の画像を単に一覧表示するものであるため、これらの画像がどのような撮影モード下でどのような撮影条件等で撮影された画像であるかを認識することができないという問題点があった。
また、連写撮影又はブラケティング撮影により得られた複数の画像は全てメモリ・カード等の記録媒体に記録されてしまうため、連写撮影により得られた複数の画像の中で、ユーザが気に入らない画像でも記録されてしまうという問題点があった。このため、ユーザが気に入らない画像をメモリ・カード等から消去するための時間がかかるという問題点があった。
また、連写撮影又はブラケティング撮影により得られた複数の画像を記録媒体に記録する前にユーザが記録すべき画像を選択することができるものもあるが、この場合、ユーザによる画像の選択操作が完了するまで記録媒体への画像の記録が開始されないので、記録媒体への画像の記録処理が完了するまでに時間を要してしまうという問題があった。
また、このような問題点は、上記した特許文献に記載の技術でも解決することができるというものではなかった。
そこで本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、ブラケティング撮影等の連写撮影により得られた複数の画像を、撮影後にプレビュー表示させたり消去する際の利便性を大幅に向上させることができる撮影装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的達成のため、請求項1記載の発明による撮影装置は、被写体を連続して撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により連続して撮影された複数の画像データを記憶手段に記憶する記憶制御手段と、
前記記憶手段に記憶された複数の画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、
ユーザが前記撮影手段により連続して撮影された複数の画像データのうち少なくとも1つの画像データの消去を指示するための消去指示手段と、
前記消去指示手段により消去指示された画像データが前記記録制御手段により前記記録手段に記録されたか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により前記記録手段に記録されていないと判別された場合、前記記録制御手段が前記消去指示された画像データを前記記録手段に記録することを禁止する禁止手段と、
前記判別手段により前記記録手段に記録されていると判別された場合、前記記録手段に記録されている前記消去指示された画像データを消去する消去手段と、
を備えることを特徴とする。
また、例えば、請求項2に記載されているように、前記判別手段は、
前記消去指示手段により前記連続して撮影された複数の画像データをすべて消去する指示があった場合、
前記撮影手段により連続して撮影された複数の画像データが前記記録制御手段により前記記録手段に記録されたか否かを画像データ毎に判別し、
前記禁止手段は、
前記判別手段により前記記録手段に記録していないと判別した画像データに対して、前記記録制御手段により該画像データを前記記録手段に記録することを禁止し、
前記消去手段は、
前記判別手段により前記記録手段に記録したと判別した画像データに対しては、該画像データを前記記録手段から消去するようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項3記載の発明による撮影装置は、ユーザが連続撮影モードを設定する設定手段と、
前記設定手段により設定された連続撮影モード下で被写体を連続して撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により連続して撮影された複数の画像データの画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、
前記撮影手段により撮影された画像データの撮影情報を該画像データの画像に対応させて前記表示手段に表示させる手段を含むことを特徴とする。
また、例えば、請求項4に記載されているように、前記設定手段は、ユーザが複数種類の連続撮影モードのうち任意の連続撮影モードを設定する手段を含み、
前記撮影情報は、
前記画像データが撮影されたときに前記設定手段により設定されていた連続撮影モードの種類を示す情報を含むようにしてもよい。
また、例えば、請求項5に記載されているように、前記撮影情報は、
前記画像データが撮影されたときの撮影条件を示す情報を含むようにしてもよい。
また、例えば、請求項6に記載されているように、前記連続撮影モードは、
少なくとも高速連写撮影モード、AEブラケティング撮影モード、AFブラケティング撮影モード、WBブラケティング撮影モード、マルチブラケティング撮影モードのうち少なくとも1つを含むようにしてもよい。
また、例えば、請求項7に記載されているように、前記撮影条件は、
前記設定手段によりブラケティング撮影モードが設定された場合、ブラケティング撮影によりブラケティングされた撮影条件であるようにしてもよい。
また、例えば、請求項8に記載されているように、前記撮影条件は、
標準の撮影条件と、ブラケティング撮影によりブラケティングされて撮影された該画像データの撮影条件との差分であるようにしてもよい。
また、例えば、請求項9に記載されているように、ユーザが画像の一覧を表示させるための表示指示手段を備え、
前記表示制御手段は、
前記表示指示手段により画像の一覧の表示が指示された場合、前記撮影手段により連続して撮影された複数の画像データの画像を前記表示手段に一覧表示させるとともに、各画像データの撮影情報を該画像データの画像と対応させて前記表示手段に表示させるようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項10記載の発明による撮影装置は、被写体を連続して撮影する撮影手段と、
ユーザが前記撮影手段により連続して撮影された複数の画像データを表示させるための表示指示手段と、
前記撮影手段により連続して被写体を撮影した後に、前記表示指示手段により画像の表示が指示された場合、前記撮影手段により連続して撮影された複数の画像データの画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
また、例えば、請求項11に記載されているように、前記撮影手段により連続して撮影された複数の画像データを記憶手段に記憶する記憶制御手段と、
前記記憶手段に記憶された複数の画像データを記録手段に記録する記録制御手段とを備え、
前記表示制御手段は、
前記記憶手段に記憶されている複数の画像データの画像を前記表示手段に表示させるようにしてもよい。
また、例えば、請求項12に記載されているように、前記撮影手段は、撮影条件を変化させながら被写体を連続して撮影する手段を含むようにしてもよい。
上記目的達成のため、請求項13記載の発明によるプログラムは、被写体を連続して撮影する撮影処理と、
前記撮影処理により連続して撮影された複数の画像データを記憶媒体に記憶する記憶処理と、
前記記憶処理に記憶された複数の画像データを記録媒体に記録する記録処理と、
ユーザにより前記撮影処理により連続して撮影された複数の画像データのうち少なくとも1つの画像データを消去する指示があるか否かを判断する判断処理と、
前記判断処理により消去指示されたと判断された画像データが前記記録処理により前記記録媒体に記録されたか否かを判別する判別処理と、
前記判別処理により前記記録媒体に記録されていないと判別された場合、前記記録処理が前記消去指示されたと判断された画像データを前記記録媒体に記録することを禁止する禁止処理と、
前記判別処理により前記記録媒体に記録されていると判別された場合、前記記録媒体に記録されている前記消去指示されたと判断された画像データを消去する消去処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項14記載の発明によるプログラムは、ユーザが連続撮影モードを設定する設定処理と、
前記設定処理により設定された連続撮影モード下で被写体を連続して撮影する撮影処理と、
前記撮影処理により連続して撮影された複数の画像データの画像を表示部に表示させる表示処理と、
を含み、
前記表示処理は、
前記撮影処理により撮影された画像データの撮影情報を該画像データの画像に対応させて前記表示部に表示させる処理を含むことを特徴とする。
上記目的達成のため、請求項15記載の発明によるプログラムは、被写体を連続して撮影する撮影処理と、
ユーザにより前記撮影処理により連続して撮影された複数の画像データを表示させるための指示が行われた否かを判断する判断処理と、
前記撮影処理により連続して被写体を撮影した後に、前記判断処理により画像の表示が指示が行われたと判断した場合、前記撮影処理により連続して撮影された複数の画像データの画像を表示部に表示させる処理と、
を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ユーザにより連続撮影した複数の画像の中から1つ以上の画像データを消去する指示があった場合は、該指示があった画像データを記録手段に記録することを禁止するので、ユーザが必要としない画像データを記録手段に記録してから消去しなくてすみ、無駄な処理をなくすことができる。
また、ユーザが消去する指示がない画像データに対しては撮影した画像データを記録するので、迅速に撮影した画像を記録することができる。
請求項2記載の発明によれば、ユーザにより連続撮影された複数の画像をすべて消去する指示があった場合、撮影により得られた画像データが記録手段に記録したか否かを画像データ毎に判断し、記録していない画像データに対しては記録手段に記録することを禁止し、記録した画像データに対しては記録手段から消去するので、すべての画像データを記録手段に記録してから消去しなくてすみ、無駄な処理を無くすことができる。
請求項3記載の発明によれば、連続して撮影された画像データの画像を表示手段に表示させるときには、該画像データの撮影情報を該画像データの画像に対応させて表示させるので、ユーザは画像の詳しい情報を知ることができる。
請求項4記載の発明によれば、画像を表示させるときには、その画像が撮影されたときの撮影モードの種類を示す情報を表示させるので、ユーザはこの画像がどの撮影モードで撮影したかを認識・確認することができる。
請求項5記載の発明によれば、画像表示させるときには、その画像が撮影されたときの撮影条件を表示するので、ユーザはどのくらいの撮影条件で撮影された画像であるかを知ることができる。
請求項7記載の発明によれば、ブラケティング撮影により撮影された画像を表示するときには、ブラケティングされた撮影条件を表示するので、ユーザはこの画像の撮影条件を簡単に知ることができる。
請求項8記載の発明によれば、標準の撮影条件と、ブラケティングされて撮影された画像の撮影条件との差分を表示するので、この画像が標準の画像からどのくらいブラケティングされて撮影された画像であるのかを知ることができる。
請求項9記載の発明によれば、ユーザが画像の一覧の表示を指示すると、連続して撮影した複数の画像を一覧表示するとともに、画像の撮影情報も該画像に対応させて表示するので、ユーザは連続して撮影した画像及びその撮影情報を簡単に知ることができる。
請求項10記載の発明によれば、ユーザが撮影後に画像の一覧の表示を指示すると、連続して撮影した複数の画像の一覧表示を行うので、撮影後にユーザが撮影した画像を確認したいと思うときに確認することができる。
また、撮影後におけるユーザの要求にこたえることができる。
請求項11記載の発明によれば、記憶手段に記憶された画像データを用いて画像の一覧表示を行うので、画像の読み出し、表示の処理が速くなる。
請求項12記載の発明によれば、撮影条件を変化させながら撮影を行うので、ほぼ同時にいろいろな条件で被写体を撮影することができる。
請求項13乃至15記載の発明によれば、既存のデジタルカメラ、パソコン等に読み込ませることにより、本発明の撮影装置を実現することができる。
以下、本実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
A.デジタルカメラの構成
図1は、本発明の撮影装置を実現するデジタルカメラ1の電気的な概略構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ1は、CCD2、DSP/CPU3、TG(timing generator)4、ユニット回路5、DRAM6、フラッシュメモリ7、ROM8、キー入力部9、画像表示部10、カードI/F11、絞り兼用シャッター13を備えており、カードI/F11には、図示しないデジタルカメラ1本体のカードスロットに着脱自在に装着されたメモリ・カード12が接続されている。
CCD2は、投影された被写体を光電変換し、撮影信号としてユニット回路5に出力する。また、CCD2はTG4によって生成された所定周波数のタイミング信号に従って駆動される。TG4にはユニット回路5が接続されている。ユニット回路5は、CCD2から出力される撮影信号を相関二重サンプリングして保持するCDS(Correlated Double sampling)回路、その撮影信号を増幅するゲイン調整アンプ(AGC)、増幅後の撮影信号をデジタル信号に変換するA/D変換器から構成されており、CCD2の出力信号はユニット回路5を経てデジタル信号としてDSP/CPU3に送られる。
絞り兼用シャッター13は図示しない駆動回路を含み、駆動回路はDSP/CPU3から送られる制御信号に従って絞り兼用シャッターを動作させる。
絞りとは、図示しない光学レンズから入ってくる光の量を制限する機構のことをいい、シャッタースピードとは、時間によってCCD3に当たる光の量を制限する機構のことをいう。
画像表示部10はカラーLCDとその駆動回路を含み、撮影待機状態にあるときにはCCD2によって撮影された被写体をスルー画像として表示し、記録画像の再生時には、保存用メモリ・カード12から読み出され伸張された記録画像を表示する。この画像表示部10は、本発明の表示手段に相当する。
キー入力部9は、シャッターボタン、実行キー、カーソルキー、モード設定キー、プレビューキー、SETキー、消去キー等の複数の操作キーを含み、ユーザのキー操作に応じた操作信号をDSP/CPU3に出力する。キー入力部9は、本発明の消去指示手段、設定手段、表示指示手段に相当する。
DRAM6は、CCD2によって撮影された後、デジタル化された被写体の画像データを一時記憶するバッファメモリとして使用されるとともに、DSP/CPU3のワーキングメモリとしても使用される。DRAM6は、本発明の記憶手段に相当する。
DSP/CPU3は、画像ファイルの圧縮・伸張の処理を含む各種のデジタル信号処理機能を有するとともにデジタルカメラ1の各部を制御するワンチップマイコンである。
特にDSP/CPU3は、ユーザのキー入力部9のモード設定キーの操作により高速連写撮影モード、ブラケティング撮影モードに設定されると、その操作に対応した操作信号をキー入力部9から受け取ることにより撮影モードを設定する。
そして、CCD2による撮影を開始して被写体のスルー画像を画像表示部10に表示させる。
そして、シャッターボタンが押下されると、AE・AF処理を行い、その設定した撮影モード下で静止画撮影処理を開始する。ここで、CCD2に比較的長い出力撮影タイミングで1画面中の偶数ラインの画素信号と、奇数ラインの画素信号とを順に出力し、全画素分のデータをバッファメモリ(DRAM7)に取り込む。このとき、高速連写撮影モード下では被写体を連続して複数枚撮影し、ブラケティング撮影モード下では撮影条件を少しずつ変えて被写体を連続して複数枚撮影する。この撮影した画像データをバッファメモリに取り込む機能は、本発明の記憶制御手段に相当する。
そして、DSP/CPU3は撮影した複数枚の画像データからそれぞれJPEG形式の画像ファイル及びプレビュー情報を生成する。
そして、DSP/CPU3は、画像ファイル及びプレビュー情報を生成すると再びスルー画像表示を行うとともに生成した複数の画像ファイルをメモリ・カード12(記録手段)に生成された1枚目の画像ファイルから順次記録する。このとき、プレビュー情報はメモリ・カード12に記録しない。このメモリ・カード12に画像ファイルを記録する機能は、本発明の記録制御手段に相当する。
また、DSP/CPU3は、スルー画像を表示しているときにキー入力部9のプレビューキーの操作が行われると、バッファメモリに記憶されているプレビュー情報を用いて、先ほど撮影した画像のプレビュー画像の一覧を画像表示部10に表示させる(表示制御手段)。また、画像表示部10にプレビュー1枚表示を行ったり、撮影した画像を消去する消去モードに切り替えたりする。
さらに、DSP/CPU3は、消去モード下でユーザにより画像ファイルの消去の実行が行われたと判断すると、消去の実行がされた画像ファイルがメモリ・カード12に記録された否かを判別する(判別手段)。画像ファイルをメモリ・カード12に記録している最中や記録していないと判断すると、該画像ファイルのメモリ・カード12への記録を禁止し(禁止手段)、メモリ・カード12に記録した後であれば、該記録した画像ファイルをメモリ・カード12から消去する(消去手段)。
フラッシュメモリ7、ROM8には、DSP/CPU3の各部に必要な制御プログラム、つまり、AEやAF等を含む各種の制御に必要なプログラム、及び必要なデータ(撮影条件等)が記録されており、DSP/CPU3は、前記プログラムに従い動作することにより本発明撮影装置として機能する。
なお、CCD2、DSP/CPU3、TG4、ユニット回路5、絞り兼用シャッター13、フラッシュメモリ7、ROM8は本発明の撮影手段に相当する。
B.デジタルカメラ1の動作
第1の実施の形態におけるデジタルカメラ1の動作を説明する。
B−1.撮影処理について
ユーザのキー入力部9のモード設定キーの操作により、高速連写撮影モード、又はブラケティング(AEブラケティング、WBブラケティング、AFブラケティング等)撮影モードに設定され、シャッターボタンが押下されると、設定された撮影モード下で撮影を開始する。
ここで、高速連写撮影とは、連続して被写体の静止画を撮影することをいい、ブラケティング撮影とは、撮影条件を少しずつ変えて連続撮影を行うことをいう。例えば、AEブラケティング撮影の場合は、AE処理により設定された露光値を基準にして、露光値をその基準から−0.3EV、+0.3EV、−0.7EV、+0.7EVと撮影条件を変えてそれぞれ撮影を行う。このブラケティング(AE、AF、WB等)撮影の撮影条件は予めROM8に記録されている。
高速連写撮影、ブラケティング撮影の撮影処理は基本的に同じなので、ここでは、高速連写撮影モード下での撮影処理について説明する。
シャッターボタンが押下されると、AE・AF処理を行ってから被写体を連続して6回撮影する。つまり、AE処理により設定された露光値によりCCD2に被写体の光を十分に当ててから、絞り兼用シャッター13を閉じてCCD2の画像データ(1枚目の画像データ)を読み出して、バッファメモリ(DRAM6)に記憶する。そして、再び絞り兼用シャッター13を開いてAE処理により設定された露光値によりCCD2に十分に光を当ててから、絞り兼用シャッター13を閉じてCCD2の画像データ(2枚目の画像データ)を読み出して、バッファメモリに記憶する。この動作を6回行い6枚の画像データをバッファメモリに記憶する。
なお、ここでは、6回連続して撮影することとしているが、シャッターボタンが押下されている間は高速連写撮影処理を行うようにしてもよい。
ブラケティング撮影の場合も同様に上記した動作を行うが、高速連写撮影とは以下の点で少し異なる。
まず、AFブラケティング撮影の場合は、シャッターボタン押下のときにAF処理によって設定された撮影条件(標準AF設定値)で1枚目の画像データを撮影する。そして、標準AF設定値から「−1」の値で2枚目の画像データを撮影し、次に、標準AF設定値から「+1」の値で3枚目の画像データを撮影する。次に、標準AF設定値から「−2」、「+2」というように連続して被写体を撮影する。
AEブラケティングの場合は、シャッターボタンが押下のときにAE処理によって設定された撮影条件(標準AE設定値)で1枚目の画像データを撮影する。そして、標準AE設定値から「−0.3EV」の値で2枚目の画像データを撮影し、次に、標準AE設定値から「+0.3EV」の値で3枚目の画像データを撮影する。次に、標準AE設定値から「−0.7EV」、「+0.7EV」というように連続して被写体を撮影することとなる。ここでは、AF、AEブラケティング撮影の場合は、連続して5回撮影することとなるが、5回に限らず7回等でもよい。
また、他のブラケティング、WB(ホワイトバランス)ブラケティング、マルチブラケティング等のブラケティングも同様にして行う。
マルチブラケティングとは、フィルターを変えての撮影(1枚目は標準、2枚目は白黒、3枚目はセピア色等)、彩度を変えての撮影(1枚目は標準、2枚目は低、3枚目は高)、コントラストを変えての撮影(1枚目は標準、2枚目は低、3枚目は高)などがある。
なお、ユーザが任意にブラケティング撮影における撮影条件の設定、撮影回数の設定を行うようにしてもよい。例えば、ユーザがAEブラケティングにおいては、1回目「−1.7EV」、2回目「−1.0EV」、3回目「−0.3EV」、4回目「標準AF設定値」、5回目「+0.7」、6回目「+1.0EV」、7回目「+1.3EV」というように任意にブラケティングの撮影条件、撮影回数を設定することができるようにしてもよい。
高速連写撮影モードの説明に戻り、6回連続して被写体の撮影を行い、1枚目から6枚目の画像データをバッファメモリに記憶すると、1枚目の画像データから画像ファイル等を生成する。
具体的に説明すると、バッファメモリに記憶されている1枚目の画像データからJPEG形式の画像ファイルとプレビュー情報(プレビュー用画像データ)を生成する。なお、プレビュー情報は画像表示部10の表示能力に見合った画像サイズを有し、JPEG形式に圧縮されていないプレビュー画像データである。但し、JPEG形式に圧縮されたプレビュー画像データをプレビュー情報としてもよい。
画像ファイルは、JPEG形式のサムネイル画像データ、JEPG形式のプレビュー画像データ、JPEG形式の本画像データからなる。
同様にして、2枚目の画像データからJEPG形式の画像ファイルとプレビュー情報を生成する。
このように、6枚目の画像データまで画像ファイルとプレビュー情報を生成する。
B−2.画像表示について
画像表示についても高速連写撮影により得られた画像表示をベースにして、ブラケティング撮影により得られた画像表示も説明する。
高速連写撮影モードで連写して被写体を6回撮影された画像データから画像ファイル等を生成すると、CCD2による撮影を開始して被写体のスルー画像を画像表示部10に表示させる。
そして、ユーザのキー入力部9の操作によりプレビューキーが操作されると、直前に高速連写撮影した6枚のプレビュー画像の一覧表示を画像表示部10に画像を表示させる。このときは、生成されたプレビュー情報(プレビュー用画像データ)を用いて画像表示部10にプレビュー画像を一覧表示させる。
図2はプレビューキー操作でプレビュー画像が一覧表示されたときの状態を示すものである。図(a)は高速連写撮影により得られた画像をプレビュー一覧表示したときの図である。一覧表示の上部に「高速連写」と表示されており、プレビュー画像の下には、何枚目の画像であるかが表示されている。「1/6」とあるのは、6枚中1枚目の画像であることを示し、4/6とあるのは、6枚目中4枚目の画像であることを示している。
図(b)は、AEブラケティング撮影により得られた画像をプレビュー一覧表示したときの図である。一覧表示の上部に「AEブラケティング」と表示されており、プレビューの画像の下には、この画像を撮影したときの撮影条件が表示されている。「標準」とあるのは、シャッターボタンを押下したときにAE処理により設定された撮影条件(標準AE設定値)で撮影したことを示し、「−0.3EV」とあるのは、標準AE設定値より「0.3EV」低い値の露光により得られた画像であることを示している。「+0.3EV」、「−0.7EV」等も同様である。
図(c)は、AFブラケティングにより得られた画像をプレビュー一覧表示したときの図である。一覧表示の上部に「AFブラケティング」と表示されており、プレビュー画像の下には、この画像を撮影したときの撮影条件が表示されている。「標準」とあるのは、シャッターボタンを押下したときにAF処理によって設定された撮影条件(標準AF設定値)で撮影した画像であることを示し、「−1」とあるは、標準AF設定値より「1」低いAF値で撮影されたことを示している。
同様に、WBブラケティングで撮影された画像の一覧表示についても同様である(図2(d)参照)。
図(e)はマルチブラケティングのフィルターにより得られた画像をプレビュー一覧表示したきの図である。一覧表示の上部に「フィルター」と表示されている。「標準」とあるのは通常の静止画撮影により得られた画像であることを示し、「白黒」とは撮影した被写体を白黒で表した画像であることを示している。また、「セピア」とは撮影した被写体をセピア色で表した画像であることを示し、「赤」とは撮影した被写体に赤みをつけて表した画像であることを示している。「紫」についても同様である。
図(f)はそれぞれマルチブラケティングのコントラストにより得られた画像をプレビュー一覧表示したときの図である。同様に一覧表示の上部には「コントラスト」と表示されている。「標準」とは通常の静止画撮影により得られた「コントラスト」での撮影を示しており、「低」は通常の「コントラスト」より低いコントラストで撮影した画像を示しており、「高」は通常の「コントラスト」より高いコントラストで撮影した画像であることを示している。
高速連写により得られたプレビュー一覧の画像表示の説明に戻り、図2(a)と図3(g)は同じ高速連写により得られた画像のプレビュー一覧表示を表している。このときは、プレビュー画像の「1/6」の画像が選択(濃い黒枠で表示)されている状態である。このときユーザがカーソルキーを操作することにより別の画像を選択することができる。ユーザがカーソルの「→」を操作した場合は黒枠が「1/6」の画像から「2/6」の画像に移動し(図3(h)参照)、ユーザがカーソルの「↓」を操作した場合は黒枠が「1/6」の画像から「4/6」の画像に移動する(図3(i)参照)
また、「1/6」の画像が選択されている状態(「1/6」の画像が黒枠で表示されている状態)で、ユーザがキー入力部9のSETキーを操作すると、図3(j)に示すような1枚目のプレビュー画像が1枚表示される。この画像も生成されたプレビュー情報を用いて画像表示部10に表示される。そして、ユーザがカーソルキーの「→」操作を行うと、図3(k)に示すような「2/6」のプレビュー画像に切り替わる。このようにして、カーソルキーの「→」、「←」を操作することにより、表示されるプレビュー画像が切り替えることが可能となる。
高速連写のプレビュー1枚表示の場合は、プレビュー画像の右上のところに、何枚目に撮影された画像であるかを示す表示がされる。たとえば、高速連写撮影を行ったときの1枚目のプレビュー画像である場合は「1/6」と、4枚目のプレビュー画像である場合は「4/6」と表示される。プレビュー1枚表示の場合には、「高速連写」という表示はされないが、代わりに「1/6」等の表示の左隣に高速連写アイコンが表示されるので、ユーザは高速連写で撮影されたプレビュー画像であると認識することができる。
なお、シャッターボタン押下中は高速連写で撮影を行う仕様とした場合には、6回撮影するとも限らないので、撮影した回数が分母となる。つまり、高速連写により10枚撮影した場合で、1枚目のプレビュー画像の場合は「1/10」と、8枚目のプレビュー画像の場合は「8/10」と表示される。
ブラケティング撮影のプレビュー1枚表示の場合は、上述した高速連写撮影のプレビュー1枚表示と異なる。
図4はそのときの様子を表したものである。図4(l)から(n)はAEブラケティング撮影により得られた画像のプレビュー1枚表示を示したものであり、図4(o)から(q)はAFブラケティング撮影により得られた画像のプレビュー1枚表示を、図4(r)から(t)はホワイトバランスブラケティング撮影により得られた画像のプレビュー1枚表示を、図4(u)から(w)はマルチブラケティング(フィルター)撮影により得られた画像のプレビュー1枚表示を示したものである。
まず、図2(b)に示しているAEブラケティングのプレビュー一覧表示の標準の画像が選択されている状態(標準の画像が黒枠の状態)でユーザがSETキーを操作すると、図4(l)に示すような標準のAEで撮影された画像のプレビュー1枚表示に切り替わる。言うまでもないが、プレビュー一覧表示の「−0.3EV」の画像が選択されている状態でSETキーを操作すると、「−0.3EV」で撮影された画像のプレビュー1枚表示に切り換わる。つまり、一覧表示で選択されたプレビュー画像が1枚表示される。
このとき、プレビュー画像の右上の部分に「標準」と表示されているのがわかる。これは、今表示している画像が標準AE設定値(シャッターボタン押下時にAE処理によって設定された値)で撮影されたことを示している。またその下にEVバー表示がされており(横長の長方形で表わされた部分)、三角形の形状をした部分がEVバー表示の真ん中に位置している。この三角形状の部分がEVバーの真ん中に位置することで、標準AE設定値で撮影されたことを示している。
なお、このEVバーの三角形状の部分はEVシフト値を表示するものではなく、表示している画像の露光が、AEブラケティング撮影により露光を変えて撮影された画像の中でどの位置を示すのかを表わしている。ここでは、AEブラケティングにより撮影された露光は、「標準露光」、「標準露光より−0.3EVの露光」、「標準露光より+0.3EVの露光」、「標準露光より−0.7EVの露光」、「標準露光より+0.7EVの露光」であるため、EVバーを5分割に分ける。そして、「標準露光」はEV値バーの真ん中に、「−0.3EV」の場合は真ん中と左端の中間に、「+0.3EV」の場合は真ん中と右端の中間に、「−0.7EV」の場合は左端に、「+0.7EV」の場合は右端に位置することとなる。
また、EVバーの左側は露光の少ない画像(「−0.7EV」の画像等)を表示するので、左にいくほど黒い色をしており、右側は露光の多い画像(「+0.7EV」の画像等)を表示するので、右に行くほど白い色をしている。つまり、黒と白のグラデーションで表示されている。これによりプレビュー一枚表示の場合には、「AEブラケティング」という表示はされないが、このグラデーション(EVバー表示)や「−0.3EV」、「+0.7EV」等のEV値表示をユーザが見ることにより、AEブラケティングのプレビュー画像であることを認識することができる。
そして、ユーザがカーソルの「→」を操作することにより、図4(l)プレビュー画像から図4(m)に示すようなプレビュー画像に切り換わる。図4(m)を見てわかるように、プレビュー画像の右上の部分に「−0.3EV」と表示されており、EVバーの真ん中と左端の中間に三角形状の部分が位置していることがわかる。
次に、カーソルの「→」の操作をし続けることにより、図4(n)に示すようなプレビュー画像が表示される。図(n)を見てわかるようにプレビュー画像の右上の部分には「+0.7EV」と表示されており、EVバーの右端に三角形状の部分が位置していることがわかる。このようにして、EV値表示とEVバー表示を行うことにより、ユーザはプレビュー1枚表示されているプレビュー画像の撮影条件等を認識することができる。
次に、図2(c)のAFブラケティングのプレビュー一覧表示の標準が選択されている状態(標準の画像が黒枠の状態)でSETキーを操作すると、図4(o)に示すような標準のAFで撮影された画像のプレビュー1枚表示に切り換わる。プレビュー画像の右上の部分には「標準」と表示されているのがわかる。これは、今表示している画像が標準のAFの撮影条件値(シャッターボタン押下時にAF処理によって設定された値)で撮影されたことを示している。またその下にフォーカスバー表示がされており(横長の長方形で表わされた部分)、三角形の形状をした部分がフォーカスバー表示の真ん中に位置している。この三角形状の部分がフォーカスバーの真ん中に位置することで、標準AF設定値で撮影されたことを示している。
なお、このフォーカスバーの三角形状の部分の位置はAFシフト値を表示するものではなく、表示している画像のフォーカス値が、AFブラケティング撮影によりフォーカス値を変えて撮影された画像の中で、どの位置を示すのかを表わしている。つまり、AFブラケティングにより撮影されたフォーカスは、「標準」、「標準より−1のフォーカス」、「標準より+1のフォーカス」、「標準より−2のフォーカス」、「標準より+2のフォーカス」であるため、フォーカスバーを5分割に分けて表示している。つまり、「標準AF」はフォーカスバーの真ん中に、「−1」の場合は真ん中と左端の中間に、「+1」の場合は真ん中と右端の中間に、「−2」の場合は左端に、「+2」の場合は右端に位置することとなる。
また、フォーカスバーの左端には、チューリップの絵が表示されており、右側には山の絵が表示されている。三角形状の部分がチューリップに近いほどAF処理により設定された位置より近い位置でフォーカスした画像であることを示しており、山に近いほどAF処理により設定された位置より遠い位置でフォーカスした画像であることを示している。これによりプレビュー1枚表示の場合は、「AFブラケティング」という表示はされないが、このチューリップと山を見ることにより、AFブラケティングのプレビュー画像であることを認識することができる。
そして、ユーザがカーソルの「→」を操作することにより、図4(o)のプレビュー画像から図4(p)のプレビュー画像に切り換わる。図4(p)を見てわかるように、プレビュー画像の右上の部分に「−1」と表示されており、フォーカスバーの真ん中と左端の中間に三角形状の部分が位置していることがわかる。
次に、カーソルの「→」を操作し続けることにより、図4(q)に示すようなプレビュー画像が表示される。図(q)を見てわかるようにプレビュー画像の右上の部分には「+2」と表示されており、フォーカスバーの右端に三角形状の部分が位置していることがわかる。このようにして、フォーカス値表示とフォーカスバー表示を行うことにより、ユーザはプレビュー1枚表示されているプレビュー画像の撮影条件等を認識することができる。
同様に、図2(d)や図2(e)のようにプレビュー一覧表示がされている状態でユーザがSETキーを操作すると、それぞれ図4(r)や図4(u)に表わされているようなプレビュー1枚表示が行われる。WBブラケティング、マルチ(フィルター)ブラケティングのプレビュー1枚表示は、上記したAEブラケティング、AFブラケティングのプレビュー1枚表示とほぼ同様であるが、バーの表示方法等が少し異なる。
WBブラケティングの場合は、WBバーというものが表示され、WBバーは左端に行くほど赤みのかかった色が表示され、右に行くほど青みのかかった色が表示されている。このWBバーをユーザが見ることによりWBブラケティングのプレビュー1枚表示のプレビュー画像であることを認識することができる。
マルチ(フィルター)ブラケティングの場合は、バー表示がされず、プレビュー画像の右上の部分に「標準」、「白黒」、「セピア」等の表示がされる。これによりユーザはプレビュー画像がマルチ(フィルター)ブラケティングで撮影されたものであることを認識することができる。マルチブラケティングの彩度、コントラストについては説明をしないがファイルターのプレビュー1枚表示と同様である。
ここで、「高速連写」、「AEブラケティング」、「高速連写アイコン」、「EVバー」、「フォーカスバー」、「+0.3EV」、「セピア」等の撮影条件、撮影モード等の詳細情報を撮影情報と呼ぶ。
なお、プレビュー画像を1枚表示しているときに、ユーザがSETキーを操作することにより、プレビュー画像の一覧が表示される。このときは、1枚表示がされていたプレビュー画像が選択されている状態となる。例えば、図3(j)に示す1枚目のプレビュー画像を表示しているときに、SETキーが操作されると図2(a)に示すようなプレビュー画像の一覧表示がされ、1枚目のプレビュー画像が選択されている状態となる。また、ブラケティング撮影により撮影されたプレビュー画像の1枚表示についても同様であり、図4(n)に示すような「+0.7EV」のプレビュー画像を表示しているときに、SETキーを操作するとAEブラケティング撮影により撮影されたプレビュー画像が一覧表示され、「+0.7EV」の画像データが選択されている状態となる。
高速連写により得られたプレビュー1枚表示の説明に戻る。高速連写により撮影された画像を一覧表示しSETキーを操作すると、プレビュー1枚表示が行われる。これについては先ほど説明したとおりである。図5(1)に示すような高速連写により撮影された1枚目のプレビュー画像が表示され、ユーザがキー入力部9の消去キーを操作すると、表示されているプレビュー画像を消去する消去モードに切り替わる。図5(2)はそのときの様子を表したものであり、表示されたプレビュー画像に、「全連写消去」、「消去」、「キャンセル」という表示がされる。このときは「キャンセル」という表示が選択されている。
「全連写消去」とは高速連写で撮影された6枚の画像をすべて消去することを意味し、「消去」とは現在表示しているプレビュー画像を消去することを意味し、「キャンセル」とはプレビュー画像の消去をキャンセル(中止)することを意味している。
そして、ユーザはカーソルの「→」又は「←」を操作することにより、消去したいプレビュー画像を画像表示部10に表示させる。図5(3)はそのときの様子を示したものであり、表示されているプレビュー画像は6枚目に撮影されたプレビュー画像である。このときも「キャンセル」が選択されている状態となっている。「キャンセル」が選択されている状態でSETキーを操作すると消去モードから普通のプレビュー1枚表示に切り替わる(図5(3)から図5(1)に移る)。
また、ユーザがカーソルの「↑」を操作すると図5(4)に示すように、「キャンセル」から「消去」を選択している状態となる。「消去」を選択している状態でSETキーを操作すると消去が実行され、現在表示している画像、つまり6枚目の画像のデータを消去する。この消去処理については後述する。そして、消去した画像の次の画像のプレビュー画像を画像表示部10に表示させる。ここでは、6枚目のプレビュー画像を消去したので、次のプレビュー画像は1枚目のプレビュー画像となる(1枚目から6枚目の画像しかないためである)。図5(5)はそのときの様子を示したものであり、1枚目のプレビュー画像が表示されている。このときは「キャンセル」の表示欄が選択されている。なお、図5(5)を見てわかるとおり表示されている画像の右上には「1/6」と表示されており、「1/5」とは表示されない。また、3枚目の画像を消去した場合でも、次の画像はそのまま「4/6」と表示される。これにより、ユーザは何枚目の画像を消去したのかを容易に認識することができる。
ユーザがカーソルの「↑」の操作により「消去」を選択しないで、「全連写消去」を選択すると、図5(6)に示すように「直前に連写した全ファイルを消去します」という表示がされる。この表示はユーザに注意を促すためである。そして、「全連写消去」が選択されている状態でユーザがSETキーを操作すると、直前に連写撮影により得られた画像データをすべて消去する。全消去の場合は表示させる画像がないので、被写体のスルー画像表示に戻る。消去処理については後述する。
B−3.画像の記録・消去処理について
画像の記録・消去の処理は、高速連写撮影の場合もブラケティング撮影の場合も同様なので、高速連写撮影モードにより撮影された画像データの記録・消去について説明する。
高速連写撮影モードで1枚目の画像データから6枚目の画像データをバッファメモリに記憶し、1枚目の画像データから6枚目の画像データまでJPEG形式の画像ファイル及びプレビュー情報を生成すると、上述したようにスルー画像表示を画像表示部10に表示させるとともに、1枚目の画像ファイルから順に6枚目の画像ファイルまでをメモリ・カード12に記録する処理を開始する。しかし、ユーザが消去の操作を行うとバッファメモリに記憶されている生成された画像ファイルをメモリ・カード12に記録する処理を禁止又はメモリ・カード12に記録された画像ファイルを消去する処理を行う。以下、具体的に説明する。
図6は高速連写の撮影からメモリ・カード12に記録するまでのタイムチャートを示した図である。
図6のAは、被写体のスルー画像の表示を開始する時点及びプレビュー画像の一覧表示が可能となる時点を表したものである。上述したように、1枚目の画像データから6枚目の画像データまでをバッファメモリに記憶し、JPEGファイル及びプレビュー情報の生成が終了しないと、つまり、図6のAの時点を経過しないとユーザのキー入力部9のプレビューキーを操作してもプレビュー一覧表示されない。これは、プレビュー画像の表示はバッファメモリに記憶されているプレビュー情報の画像データの画像を表示させるからである。そして、Aの時点を経過すると1枚目の画像ファイルから順々にメモリ・カード12に記録していくが、プレビュー情報はメモリ・カード12に記録されず、バッファメモリに記憶されたままである。プレビュー画像を画像表示部10に表示させるためである。
しかし、ユーザが上述したプレビュー画像を一枚表示して消去モードに切り替えてから、画像の「消去」又は「全連写消去」を実行すると消去の処理を開始するが、消去を実行する時期により消去処理が異なってくる。
図6のBの時点でユーザが「全連写消去」の実行を行うと、つまり、1枚目の画像ファイルをメモリ・カード12に記録し、次に、2枚目のメモリ・カード12に記録してから、3枚目の画像ファイルをメモリ・カード12に記録している最中にユーザが「全連写消去」の実行を行うと、3枚目以降の画像ファイルのメモリ・カードへの記録を禁止、中止してから、メモリ・カード12に既に記録された1枚目及び2枚目の画像ファイルをメモリ・カード12から消去する。つまり、既に記録してしまった画像ファイルはメモリ・カード12から消去し、まだ記録されていない画像ファイルがある場合はその記録を禁止する。
また、図6のBの時点で、ユーザが6枚目のプレビュー画像が表示されている状態で「消去」を実行すると(図5(4)、(5)参照)、6枚目の画像ファイルはまだ、メモリ・カード12に記録されていないので、6枚目の画像ファイルのみをメモリ・カード12へ記録することを禁止する。つまり、1枚目から5枚目までの画像ファイルをメモリ・カード12に記録すると、記録処理は終了する。
また、図6のBの時点で、ユーザが1枚目のプレビュー画像が表示されている状態で「消去」を実行すると、1枚目の画像ファイルは既にメモリ・カード12に記録されているので、1枚目の画像ファイルをメモリ・カード12から消去する。
つまり、ユーザが消去を実行しても、画像ファイルをメモリ・カード12から消去する場合と、画像ファイルをメモリ・カード12に記録しない場合の2通りある。
なお、図7のタイムチャートに示すように、1枚目から6枚目の画像データをバッファメモリに記憶すると、1枚目の画像データから画像ファイル及びプレビュー情報を生成してから、2枚目の画像データから画像ファイル及びプレビュー情報を生成すると同時に、1枚目の画像ファイルをメモリ・カード12に記録するようにしてもよい。つまり、画像ファイルの生成と記録を平行して行う。この場合も、6枚目の画像データから画像ファイル及びプレビュー情報を生成した時点、つまり、図7のCの時点からスルー画像表示を行いプレビュー画像一覧表示が可能となる。しかし、スルー画像を表示した時点では既に第1の画像ファイルがメモリ・カード12に記録されている状態となり、図6のタイムチャートとはその点が異なる。
また、プレビュー1枚表示のときに、全連写消去又は選択した画像の消去を行うようにしたが、これに代えて、あるいはこれに加えてプレビュー一覧表示のときに、全連写消去又は選択した画像の消去を行えるようにしてもよい。
B−4.本発明の撮影装置の撮影処理から記録、消去処理までの動作の一例を図8、9のフローチャートを用いて簡単に説明する。
ここでは、高速連写撮影モードで6枚連続して撮影を行った後、ユーザによりプレビューキー、セットキー及び消去キーが操作され、さらに3枚目の画像ファイルをメモリ・カード12に記録している最中にユーザにより全連写消去が選択さSETキーが操作された場合の動作に限定して説明する。
ユーザがモード設定キーを操作することにより高速連写撮影モードに設定し、シャッターボタンを押下すると、AE・AF処理を行ってから高速連写撮影を行う。つまり、AE処理によって設定された露光によりCCD2に被写体の光を当ててから絞り兼用シャッター13を閉じて、1回目のCCD2の画像データの読み出しを開始する(ステップS1)。そして、該読み出した画像データ(1枚目の画像データ)をバッファメモリに記憶する(ステップS2)。
そして、再び絞り兼用シャッター13を開いて露光を行い、絞り兼用シャッター13を閉じてからCCD2画像データの読み出しを開始する(ステップS3)。そして、該読み出した画像データ(2枚目の画像データ)をバッファメモリに記憶する(ステップS4)。このようにして、6回目までCCD2の画像データの読み出しを行い(ステップS5)、該読み出した6枚目の画像データをバッファメモリに記憶する(ステップS6)。
連写撮影したすべての画像データをバッファメモリに記憶すると、1枚の画像データからJPEG形式の画像ファイルとプレビュー情報(プレビュー用画像データ)を生成する(ステップS7)。ここでプレビュー情報は画像表示部10の表示能力に見合った画像サイズを有し、JPEG形式に圧縮されていないプレビュー画像データである。
1枚目の画像ファイル等を生成すると、2枚目の画像データからJPEG形式の画像ファイルとプレビュー情報を生成する(ステップS8)。このようにして、6枚目の画像データまでJPEG形式の画像ファイルとプレビュー情報を生成する(ステップS9)。
連写撮影により得られた全ての画像データからJPEG形式の画像ファイルとプレビュー情報を生成すると、CCD2による撮影を開始して被写体のスルー画像を画像表示部10に表示させる(ステップS10)。
そして、バッファメモリに記憶されている画像ファイルを1枚目から順にメモリ・カード12に記録する処理の開始(ステップS18)を行うとともにユーザからキー操作が行われたか否かを判断し(ステップS11)、キー操作があるまでスルー画像表示を継続する。
ユーザによりキー操作があると判断すると、その操作がプレビューキーの操作か否かを判断する(ステップS12)。プレビューキーの操作でないと判断すると他の処理を開始し、プレビューキーであると判断すると図2(a)、図3(g)に示すようなプレビュー一覧を画像表示部10に表示させる(ステップS13)。
そして、ユーザによりセットキーが操作されたか否かを判断し(ステップS14)、SETキーの操作でないと判断するとプレビュー一覧表示を継続し、SETキーが操作されたと判断すると、図3(j)、図5(1)に示すようなプレビュー1枚を画像表示部10に表示させる(ステップS15)。
そして、ユーザにより消去キーが操作され、図5(6)に示すように「全連写消去」が選択されSETキーが操作されたか否かを判断する(ステップS16)。「全連写消去」が選択されSETキーが操作されていないと判断するとステップS16に留まり、「全連写消去」が選択されSETキーが操作されたと判断すると画像ファイルの消去の実行を開始して(ステップS17)、被写体のスルー画像を画像表示部10に表示させる。
一方、画像ファイルの記録処理を開始してから(ステップS18)、1枚目の画像ファイルをメモリ・カード12に記録開始(ステップS19)してその記録が終了し(ステップS20)、次に、2枚目の画像ファイルをメモリ・カード12に記録開始(ステップS21)してその記録が終了し(ステップS22)、3枚目の画像ファイルをメモリ・カード12に記録開始(ステップS23)してから終了する前に、全連写消去の実行(ステップS17)が行われたので、3枚目以降の画像ファイルのメモリ・カード12への記録を禁止(ステップS24)して、1枚目の画像ファイルをメモリ・カード12から消去するとともに(ステップS25)、2枚目の画像ファイルをメモリ・カード12から消去(ステップS26)してから処理を終了する。
以上のように上記実施の形態においては、プレビュー一覧表示のときには、「高速連写撮影」、「AEブラケティング」、「AFブラケティング」等の表示を行うので、ユーザは画像表示部10に表示されている画像がどの撮影モードにより撮影されたのかを認識することができる。また、ブラケティング撮影により撮影条件の異なることとなった撮影条件を画像と対応して表示させるので、ユーザは表示されている画像がどのような撮影条件による撮影により得られたものであるのかを認識することができる。
また、プレビュー1枚表示のときにもバー表示、撮影条件等を表示するので、ユーザは画像表示部10に表示されている画像がどの撮影モードにより撮影されたのかを認識することができるとともに、ユーザは表示されている画像がどのような撮影条件による撮影により得られたものであるのかを認識することができる。
ユーザがプレビューキーを操作すると撮影した画像のプレビュー一覧表示、プレビュー1枚表示を行うので、撮影終了後、ユーザが撮影した画像を確認したい時だけプレビューキーを操作して確認することができる。
また、プレビュー一覧表示は、バッファメモリに記憶されているプレビュー情報を使って画像を表示させるので、画像の読み出し、表示が速くなる。
画像ファイルをメモリ・カード12に記録する前に消去が行われると、消去が行われた画像ファイルをメモリ・カード12の記録を禁止するので、記録してから消去するというような無駄を無くすことができ、処理が早くなる。
なお、上記実施の形態における撮影装置は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、カメラ付き携帯電話、PDA、パソコン等、又はデジタルビデオカメラ等でもよく、要は被写体を撮影することができる機器であれば何でもよい。
本発明の実施の形態のデジタルカメラのブロック図である。 本発明の実施の形態におけるプレビュー画像の一覧表示を示す図である。 高速連写撮影により撮影されたプレビュー画像の選択の様子及び1枚表示を示した図である。 ブラケティング撮影により撮影されたプレビュー画像の選択及び1枚表示を示した図である。 消去モードにおけるプレビュー画像の表示及び消去方法について示した図である。 撮影処理から画像の記録までのタイムチャートを示した図である。 撮影処理から画像の記録までのタイムチャートを示した図である。 本発明の実施の形態のデジタルカメラの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態のデジタルカメラの動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 CCD
3 DSP/CPU
4 TG
5 ユニット回路
6 DRAM
7 フラッシュメモリ
8 ROM
9 キー入力部
10 画像表示部
11 カードI/F
12 メモリ・カード
13 絞り兼用シャッター

Claims (15)

  1. 被写体を連続して撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段により連続して撮影された複数の画像データを記憶手段に記憶する記憶制御手段と、
    前記記憶手段に記憶された複数の画像データを記録手段に記録する記録制御手段と、
    ユーザが前記撮影手段により連続して撮影された複数の画像データのうち少なくとも1つの画像データの消去を指示するための消去指示手段と、
    前記消去指示手段により消去指示された画像データが前記記録制御手段により前記記録手段に記録されたか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記記録手段に記録されていないと判別された場合、前記記録制御手段が前記消去指示された画像データを前記記録手段に記録することを禁止する禁止手段と、
    前記判別手段により前記記録手段に記録されていると判別された場合、前記記録手段に記録されている前記消去指示された画像データを消去する消去手段と、
    を備えることを特徴とする撮影装置。
  2. 前記判別手段は、
    前記消去指示手段により前記連続して撮影された複数の画像データをすべて消去する指示があった場合、
    前記撮影手段により連続して撮影された複数の画像データが前記記録制御手段により前記記録手段に記録されたか否かを画像データ毎に判別し、
    前記禁止手段は、
    前記判別手段により前記記録手段に記録していないと判別した画像データに対して、前記記録制御手段により該画像データを前記記録手段に記録することを禁止し、
    前記消去手段は、
    前記判別手段により前記記録手段に記録したと判別した画像データに対しては、該画像データを前記記録手段から消去することを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. ユーザが連続撮影モードを設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された連続撮影モード下で被写体を連続して撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段により連続して撮影された複数の画像データの画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備え、
    前記表示制御手段は、
    前記撮影手段により撮影された画像データの撮影情報を該画像データの画像に対応させて前記表示手段に表示させる手段を含むことを特徴とする撮影装置。
  4. 前記設定手段は、ユーザが複数種類の連続撮影モードのうち任意の連続撮影モードを設定する手段を含み、
    前記撮影情報は、
    前記画像データが撮影されたときに前記設定手段により設定されていた連続撮影モードの種類を示す情報を含むことを特徴とする請求項3記載の撮影装置。
  5. 前記撮影情報は、
    前記画像データが撮影されたときの撮影条件を示す情報を含むことを特徴とする請求項3又は4記載の撮影装置。
  6. 前記連続撮影モードは、
    少なくとも高速連写撮影モード、AEブラケティング撮影モード、AFブラケティング撮影モード、WBブラケティング撮影モード、マルチブラケティング撮影モードのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項4記載の撮影装置。
  7. 前記撮影条件は、
    前記設定手段によりブラケティング撮影モードが設定された場合、ブラケティング撮影によりブラケティングされた撮影条件であることを特徴とする請求項5記載の撮影装置。
  8. 前記撮影条件は、
    標準の撮影条件と、ブラケティング撮影によりブラケティングされて撮影された該画像データの撮影条件との差分であることを特徴とする請求項7記載の撮影装置。
  9. ユーザが画像の一覧を表示させるための表示指示手段を備え、
    前記表示制御手段は、
    前記表示指示手段により画像の一覧の表示が指示された場合、前記撮影手段により連続して撮影された複数の画像データの画像を前記表示手段に一覧表示させるとともに、各画像データの撮影情報を該画像データの画像と対応させて前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項3乃至8の何れかに記載の撮影装置。
  10. 被写体を連続して撮影する撮影手段と、
    ユーザが前記撮影手段により連続して撮影された複数の画像データを表示させるための表示指示手段と、
    前記撮影手段により連続して被写体を撮影した後に、前記表示指示手段により画像の表示が指示された場合、前記撮影手段により連続して撮影された複数の画像データの画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮影装置。
  11. 前記撮影手段により連続して撮影された複数の画像データを記憶手段に記憶する記憶制御手段と、
    前記記憶手段に記憶された複数の画像データを記録手段に記録する記録制御手段とを備え、
    前記表示制御手段は、
    前記記憶手段に記憶されている複数の画像データの画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項10記載の撮影装置。
  12. 前記撮影手段は、撮影条件を変化させながら被写体を連続して撮影する手段を含むことを特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の撮影装置。
  13. 被写体を連続して撮影する撮影処理と、
    前記撮影処理により連続して撮影された複数の画像データを記憶媒体に記憶する記憶処理と、
    前記記憶処理に記憶された複数の画像データを記録媒体に記録する記録処理と、
    ユーザにより前記撮影処理により連続して撮影された複数の画像データのうち少なくとも1つの画像データを消去する指示があるか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理により消去指示されたと判断された画像データが前記記録処理により前記記録媒体に記録されたか否かを判別する判別処理と、
    前記判別処理により前記記録媒体に記録されていないと判別された場合、前記記録処理が前記消去指示されたと判断された画像データを前記記録媒体に記録することを禁止する禁止処理と、
    前記判別処理により前記記録媒体に記録されていると判別された場合、前記記録媒体に記録されている前記消去指示されたと判断された画像データを消去する消去処理と、
    を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とするプログラム。
  14. ユーザが連続撮影モードを設定する設定処理と、
    前記設定処理により設定された連続撮影モード下で被写体を連続して撮影する撮影処理と、
    前記撮影処理により連続して撮影された複数の画像データの画像を表示部に表示させる表示処理と、
    を含み、
    前記表示処理は、
    前記撮影処理により撮影された画像データの撮影情報を該画像データの画像に対応させて前記表示部に表示させる処理を含むことを特徴とするプログラム。
  15. 被写体を連続して撮影する撮影処理と、
    ユーザにより前記撮影処理により連続して撮影された複数の画像データを表示させるための指示が行われた否かを判断する判断処理と、
    前記撮影処理により連続して被写体を撮影した後に、前記判断処理により画像の表示が指示が行われたと判断した場合、前記撮影処理により連続して撮影された複数の画像データの画像を表示部に表示させる処理と、
    を含み、上記各処理をコンピュータで実行させることを特徴とするプログラム。
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