JP2009094585A - 撮像装置、撮像方法、および、プログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法、および、プログラム Download PDF

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学 鵜飼
Takayuki Sato
孝幸 佐藤
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Abstract

【課題】大容量の映像記録の中から所望される映像を的確に効率良く検出する。
【解決手段】被写体を撮像し、撮像された映像信号をディスク109に記録し、この記録された上記映像信号を表示部114に表示する撮像装置において、映像信号の代表点を示すインデックスに関する複数の判定要素として撮像時の複数のカメラ設定情報を検出し、検出された複数のインデックス判定要素に基づいてインデックスを設定するインデックス管理部134を備える。インデックス管理部134は、インデックスと映像信号との関連を示すインデックステーブル300とインデックスに対応する時点の縮小画像をインデックス情報としてディスク109に記録する。これにより、撮像者の意図の反映した映像代表点を示すインデックスを設定する。
【選択図】図10

Description

本発明は、撮像装置、撮像方法、および、プログラムに関し、特に、撮像された映像記録の中から目的とする映像を効率良く検出する撮像装置、撮像方法、および、当該方法をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
デジタルビデオカメラなどのような撮像装置においては、記録媒体の高密度小型化、バッテリの性能向上等により、ハードディスクドライブ(HDD)搭載モデルなどのように長時間撮像記録が行えるものが登場している。このため、撮像された大容量の映像記録の中から所望の映像記録を効率良く探し出す方法が望まれている。
このような映像記録を検出する方法としては、例えば、新規の記録の開始を示す記録開始情報や、複数のカメラの切り替え等によるシーンチェンジを検出して再生時の頭出しに使用する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、例えば、記録時にユーザが所望のビデオデータにその都度マーキングを行い、そのマークされたビデオデータからインデックスピクチャを作成し、これに基づいてビデオデータの編集を行う技術や(例えば、特許文献2参照。)、記録された画像から再生時に縮小画像を作成する技術が開示されている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2000−115665号公報(図1) 特開平09−200680号公報(図1) 特開2003−319229号公報(図6)
しかしながら、上述の従来技術では、例えば動画再生中に静止画撮像操作を同時に行う場合、撮像者が後から静止画に対応した映像を探す操作を行う可能性があるため、再生時に頭出しされるのが望ましいが、シーンチェンジのみを検出する方法では、シーン自体に変化が無いため静止画に対応した映像を検出できない。また、撮像時にマーキングを行う方法は、撮像者は常にマーキングを意識しながら操作を行う必要があるため、操作性に問題がある。また、再生時に代表画像を作成する方法は、代表画像を作成しながら再生を行うため操作に対する応答が遅れるという問題がある。
そこで、本発明は、このような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、大容量の映像記録の中から所望される映像を的確に効率良く検出する撮像装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その第1の側面は、操作手段からの操作入力に従い被写体を撮像して映像信号を映像記録手段に記録する撮像手段と、上記映像記録手段に記録された上記映像信号を表示する表示手段と、上記映像信号の代表点を示すインデックスを判定する複数の判定要素として上記撮像時の複数のカメラ設定情報を検出するインデックス判定要素検出手段と、上記複数のインデックス判定要素に基づいてインデックスを設定して当該インデックスと上記映像信号との関連付けを示すインデックス情報をインデックス記録手段に記録するインデックス設定手段とを具備することを特徴とする撮像装置およびその撮像方法ならびにプログラムである。これにより、撮像者の意図が表れる機器操作とカメラ情報とに基づいてインデックス判定要素を作成して、撮像者の意図の反映した映像代表点を示すインデックス判定を行わせるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記複数のインデックス判定要素に関する重み付け演算パラメータを保持して当該重み付けパラメータを使用して重み付け演算を行う重み付け演算手段をさらに具備し、上記インデックス設定手段は、上記重み付け演算された上記複数のインデックス判定要素に基づいてインデックスを設定するようにしてもよい。これにより、インデックス判定のための各判定要素の重みが修正され、撮像者の嗜好を反映したインデックス判定を行わせるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記インデックス判定要素検出手段は、上記撮像時にフォーカス距離変化を検出するフォーカス距離検出手段と、上記撮像時にズーム位置変化を検出するズーム位置検出手段と、上記撮像時に上記撮像装置の水平方向加速度変化と垂直方向加速度変化を検出する加速度検出手段と、上記撮像時に操作入力の有無を検出する操作入力検出手段とを備え、上記重み付け演算手段は、上記フォーカス距離変化情報と、上記ズーム位置変化情報と、上記水平方向加速度変化情報と、上記垂直方向加速度変化情報と、上記操作入力発生情報とを上記インデックス判定要素として上記重み付け演算を行うようにしてもよい。これにより、撮像者の意図が表れるフォーカス距離変化情報と、ズーム位置変化情報と、水平方向加速度変化情報と、上記垂直方向加速度変化情報と、上記操作入力発生情報とに基づいてインデックス判定要素を作成させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記インデックス情報は、上記インデックスと上記映像信号との関連を示すインデックステーブルと、当該インデックスの時点における映像信号の縮小画像であり、上記インデックス設定手段は、上記表示手段に、上記インデックス記録手段に記録された上記縮小画像を表示させるとともに、それぞれの上記縮小画像の一部に何れのインデックス判定要素によりインデックスが判定されたかを示すアイコンを表示させるようにしてもよい。これにより、縮小画像とともに何れのインデックス判定要素によりインデックスが判定されたかを示すという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記インデックス設定手段は、上記縮小画像が表示されている場合において上記操作手段から上記縮小画像の何れかに関する選択決定入力がなされると当該選択された上記縮小画像に対応するインデックスの時点における上記映像信号を上記表示手段に表示させ、上記操作手段から上記縮小画像の何れかに関する選択削除入力がなされると当該選択された上記縮小画像に対応するインデックスの上記インデックス情報を上記インデックス記録手段から削除するようにしてもよい。これにより、撮像者の選択、削除操作等により、撮像者の意図の反映した映像代表点を示すインデックスを選択させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記操作手段からインデックスの選択決定入力がなされた場合には選択されたインデックス判定要素に対応する上記重み付け演算パラメータを増加させ、インデックスの削除入力がなされた場合には削除されたインデックス判定要素に対応する上記重み付け演算パラメータを減少させる学習手段をさらに具備してもよい。これにより、撮像者の選択、削除操作等により、インデックス判定のための各判定要素の重みを修正させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記インデックス設定手段は、上記撮像中にインデックスが判定された場合には撮像中の映像信号の一部に何れのインデックス判定要素によりインデックスが判定されたかを示すアイコンを上記表示手段に表示させてもよい。これにより、撮像中に何れのインデックス判定要素によりインデックスが判定されたかを示すという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記インデックス設定手段は、上記撮像中にインデックスが発生し、上記操作手段からインデックスの取消入力がなされた場合には上記インデックス記録手段に記録された当該インデックス情報を削除し、上記学習手段は、上記削除されたインデックス情報に対応するパラメータを減少させてもよい。これにより、撮像者の選択、削除操作等により、インデックス判定のための各判定要素の重みを修正させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記重み付け演算手段は、上記重み付け演算パラメータの複数の初期設定値を予め保持し、上記操作手段からの選択入力により上記複数の初期設定値のうちの一つを選択して当該選択された初期設定値に基づいて上記重み付け演算を行うようにしてもよい。これにより、インデックス判定のための各判定要素を重み付け演算パラメータにより修正させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記インデックス判定要素検出手段は、上記撮像時に撮像者の脈拍変化を検出する脈拍検出手段をさらに備え、上記重み付け演算手段は、さらに上記脈拍変化情報を上記インデックス判定要素として上記重み付け演算を行うようにしてもよい。これにより、撮像者の意図が表れる脈拍変化情報に基づいてインデックス判定要素を作成させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記インデックス判定要素検出手段は、上記撮像時に撮像者の表情の変化を検出する撮像者表情検出手段をさらに備え、上記重み付け演算手段は、さらに上記撮像者表情変化情報を上記インデックス判定要素として上記重み付け演算を行うようにしてもよい。これにより、撮像者の意図が表れる撮像者表情変化情報に基づいてインデックス判定要素を作成させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記インデックス判定要素検出手段は、上記撮像時に映像から被写体の顔を検出する顔検出手段をさらに備え、上記重み付け演算手段は、上記フォーカス距離変化情報からの変化情報に変化がない場合には、上記顔判別結果を上記インデックス判定要素として上記重み付け演算を行うようにしてもよい。これにより、撮像者の意図が表れる顔判別結果に基づいてインデックス判定要素を作成させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記インデックス設定手段は、上記重み付け演算された上記複数のインデックス判定要素がそれぞれ変化した後に再び変化のない状態に戻る直前の時刻をインデックスとして設定するようにしてもよい。これにより、撮像者の意図が表れる機器操作とカメラ情報とに基づいてインデックス判定要素を作成させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記インデックス設定手段は、上記重み付け演算された上記複数のインデックス判定要素がそれぞれ変化のない状態から変化した直後の時刻をインデックスとして設定するようにしてもよい。これにより、撮像者の意図が表れる機器操作とカメラ情報に基づいてインデックス判定要素を作成させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記インデックス記録手段および上記映像記録手段は、同一の記録媒体に記録されるようにしてもよい。これにより、インデックス記録手段および映像記録手段における管理を一元的にするという作用をもたらす。
本発明によれば、撮像者の意図が表れる機器操作とカメラ情報とに基づいてインデックス判定要素を作成するため、撮像者の意図の反映した映像代表点を示すインデックスの設定を行うことができ、これにより大容量の映像記録の中から所望される映像を的確に効率良く検出することができるという優れた効果を奏し得る。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
まず、本発明の第1の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態における撮像装置の一例としてデジタルビデオカメラ100の記録側構成例を示す図である。
デジタルビデオカメラ100の記録側は、カメラ部101と、アナログ/デジタル変換部(以下、「ADC」と略す。)102と、ビデオエンコード部103と、マイク部104と、ADC105と、オーディオエンコード部106と、マルチプレクサ107と、バッファ108と、ディスク109と、メモリ110と、デジタル/アナログ変換部(以下、「DAC」と略す。)111と、メモリ112と、DAC113と、表示部114と、操作部115と、ファイルシステム116と、バッファ117と、制御部120と、縮小画像作成部131と、画像圧縮部132と、バッファ133と、インデックス管理部134とを備える。
カメラ部101は、制御部120からの制御情報に従い、被写体からの入射光を取り込み、その入射光を映像アナログ電気信号に変換し、ADC102に供給するものである。ADC102は、カメラ部101から供給された映像のアナログ信号をA/D(Analog to Digital)変換し、その変換された信号をビデオエンコード部103と、メモリ110と、縮小画像作成部131とに供給するものである。ビデオエンコード部103は、制御部120からの制御情報に従い、ADC102から供給されたデジタル化された映像データを例えばMPEG2(Moving Picture Experts Group phase 2)などに符号化し、マルチプレクサ107に供給する。
マイク部104は、制御部120からの制御情報に従い、被写体からの音声を取り込み、アナログ電気信号に変換し、ADC105に供給するものである。ADC105は、マイク部104から供給された音声のアナログ信号をA/D変換し、その変換された信号をオーディオエンコード部106とメモリ112とに供給する。オーディオエンコード部106は、制御部120からの制御情報に従い、ADC105から供給されたデジタル化された音声信号を例えばAC3(Audio Code number 3)などに符号化し、マルチプレクサ107に供給する。
マルチプレクサ107は、ビデオエンコード部103で符号化された映像信号と、オーディオエンコード部106で符号化された音声信号とを組み合わせ、AVストリームを生成し、このAVストリームをバッファ108に供給する。バッファ108は、ディスク109に記録するAVストリームを一時的に保存するものである。ディスク109は、バッファ108から供給されるAVストリーム、後述するバッファ117から供給されるAVストリーム情報、および、後述するバッファ133から供給される縮小画像を記録する装置であり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、DVD(Digital Versatile Disk)などが使用される。
メモリ110は、ADC102から供給されたデジタル化された映像データを記録するものである。DAC111は、メモリ110に記録されたデジタル化された映像データをD/A(Digital to Analog)変換し、モニタ信号として表示部114に供給する。メモリ112は、ADC105から供給されたデジタル化された音声データが記録される。DAC113は、メモリ112に記録されたデジタル化された音声データをD/A変換し、モニタ信号として表示部114に供給する。
表示部114は、制御部120からの制御情報に従い、DAC111とDAC113とから供給されたモニタ信号を出力し、さらに制御部120から供給されるユーザインタフェース情報をモニタ出力信号に重畳して出力する。操作部115は、ユーザからの各種操作入力を受け付け制御部120に供給する。
ファイルシステム116は、制御部120からの制御情報に従い、マルチプレクサ107によって生成されたAVストリームのAVストリーム情報を管理しており、必要に応じてバッファ117を介してディスク109にAVストリーム情報を記録する。このAVストリーム情報は、チャプタ(ここでは、1回の記録開始から記録終了までの区間映像をいう。)に対応するAVストリームのディスク上の位置や、後述するインデックス管理部134で指定されるインデックスの位置情報等を含む。バッファ117は、ディスク109に記録するAVストリーム情報を一時的に保存するものである。
制御部120は、デジタルビデオカメラ100全体の動作制御等を行う中枢部分となっており、デジタルビデオカメラ100の各部材の駆動を有機的に制御して、動作を統括制御するものである。制御部120は、ユーザに示すメッセージを表示部114に表示させるように制御し、操作部115からユーザの操作入力を受け付ける。制御部120は、操作部115から電源ONの指示を受け付けた場合にはカメラ部101およびマイク部104のミュートを解除し、操作部115から記録開始指示を受け付けた場合にはビデオエンコード部103およびオーディオエンコード部106の符号化開始を実行する。また、制御部120は、ファイルシステム116の情報管理を行う。
縮小画像作成部131は、制御部120からの制御情報に従い、ADC102から供給されたデジタル化された映像データのうち指定された画像について縮小画像を作成する。この縮小画像は画像圧縮部132に供給される。画像圧縮部132は、縮小画像作成部131で作成された縮小画像を符号化し、バッファ133を介してディスク109に記録する。バッファ133は、ディスク109に記録する符号化された縮小画像を一時的に保存するものである。
インデックス管理部134は、制御部120からの制御情報に従い、AVストリームの代表点を示すインデックスを設定する。このインデックスの設定については後述する。インデックス管理部134は、このインデックスの位置情報をファイルシステム116と制御部120に通知する。この通知を受け付けると、制御部120では縮小画像作成部131に通知されたインデックスのタイミングで縮小画像を作成するように制御する。また、インデックス管理部134は、制御部120からの制御情報に従い、後述するインデックステーブルを作成する。このインデックステーブルは、ファイルシステム116とバッファ117とを介してディスク109に記録される。また、インデックス管理部134は、後述するように操作部からインデックスの削除入力またはその取消入力があると、インデックステーブルからインデックスの削除を行う。
図2は、本発明の第1の実施形態における撮像装置の一例としてデジタルビデオカメラ100の再生側構成例を示す図である。
デジタルビデオカメラ100の再生側は、バッファ108と、ディスク109と、メモリ110と、DAC111と、メモリ112と、DAC113と、表示部114と、操作部115と、ファイルシステム116と、バッファ117と、制御部120と、デマルチプレクサ121と、ビデオデコード部122と、DAC123と、ライン出力部124と、オーディオデコード部125と、DAC126と、ライン出力部127と、インデックス管理部134と、バッファ141と、画像伸張部142とを備える。なお、図1に示した構成要素と同一の構成要素には、同一の符号を付し説明を省略する。
デマルチプレクサ121は、ディスク109に記録されたAVストリームをバッファ108を介して読み出し、映像ストリームと音声ストリームに分離する。分離された映像ストリームと音声ストリームは、それぞれビデオデコード部122とオーディオデコード部125に供給される。
ビデオデコード部122は、制御部120からの制御情報に従い、入力された映像ストリームを復号し、復号された映像ストリームをDAC123と、セレクタ128の端子aに供給する。DAC123は、復号された映像信号にD/A変換を行い、映像のアナログ信号を生成し、ライン出力部124に出力する。ライン出力部124は、制御部120からの制御情報に従い、入力された映像のアナログ信号をビデオ信号として出力する。
オーディオデコード部125は、制御部120からの制御情報に従い、入力された音声ストリームを復号し、復号された音声ストリームをDAC126と、メモリ112に供給する。DAC126は、復号された音声信号にD/A変換を行い、音声のアナログ信号を生成し、ライン出力部127に出力する。ライン出力部127は、制御部120からの制御情報に従い、入力された音声のアナログ信号を音声信号として出力する。
セレクタ128は、端子a、bおよびcを備えるセレクタスイッチである。セレクタ128は、通常、端子aと端子cが接続され、この場合にはビデオデコード部122で復号された映像ストリームがメモリ110に入力され、DAC111でD/A変換がされた後、表示部114において映像のモニタ信号が表示される。また、制御部120からの制御情報に従い、セレクタ128の端子bと端子cが接続されると、後述する画像伸張部142で復号された縮小画像がメモリ110に供給される。供給された縮小画像がメモリ110に必要数蓄積されると、その蓄積された縮小画像は、DAC113に供給されてD/A変換された後、表示部114に供給され、表示部114において図8に示すインデックス表示画面として表示される。
オーディオデコード部125から供給されメモリ112に記録された、復号された音声ストリームは、DAC113でD/A変換された後、表示部114に供給され、表示部114において音声のモニタ信号として出力される。
バッファ141は、ディスク109に記録された縮小画像を、一時的に保存するものである。画像伸張部142は、制御部120からの制御情報に従いディスク109からバッファ141を介して縮小画像を読み出し、縮小画像を1枚ずつ復号する。復号された縮小画像データは、セレクタ128を介して、メモリ110に記録される。
ファイルシステム116は、制御部120からの制御情報に従い、ディスク109に記録されたAVストリーム情報をバッファ117を介して読み出し、制御部120とインデックス管理部134に供給する。
制御部120は、ファイルシステム116から供給されたAVストリーム情報に基づき、ディスク109に記録されたAVストリームが読み出されるように制御を行う。制御部120は、操作部115から電源ONの指示を受け付けた場合には、ライン出力部124および127のミュートを解除し、操作部115から再生開始指示を受け付けた場合には、ビデオデコード部122およびオーディオデコード部125の符号化開始を実行する。
インデックス管理部134は、制御部120からの制御情報に従い、ディスク109からバッファ117とファイルシステム116を介してインデックステーブルを読み出す。
図3は、本発明の実施形態を具現する撮像装置の機能構成例を示す図である。
ここでは、操作部201と、撮像部202と、重み付け演算部203と、インデックス設定部204と、映像記録部205と、インデックス記録部206と、表示部207と、学習部208と、インデックス判定要素検出部210とを備えることを想定している。
操作部201は、ユーザの操作入力を受け付けるものである。この操作部201は、受け付けた操作入力を撮像部202と、インデックス設定部204とに供給する。この操作部201は、図1および図2に示すデジタルビデオカメラ100の操作部201に対応する。
撮像部202は、操作部201からの操作入力に従って、被写体を撮像するものである。この撮像部202は、撮像された映像信号を映像記録部205に記録し、また、インデックス設定部204に供給する。この撮像部202は、図1および図2に示すデジタルビデオカメラ100のカメラ部101およびマイク部104等に対応する。
インデックス判定要素検出部210は、上記映像信号の代表点を示すインデックスに関する複数の判定要素として上記撮像時の複数のカメラ設定情報を検出し、重み付け演算部203に供給するものである。インデックス判定要素検出部210は、フォーカス距離検出部211と、ズーム位置検出部212と、加速度検出部213と、操作入力検出部214と、脈拍変化検出部215と、撮像者表情検出部216と、顔検出部217とを備えることを想定している。
重み付け演算部203は、複数のインデックス判定要素に関する重み付け演算パラメータを保持し、当該重み付けパラメータを使用して重み付け演算を行い、インデックス設定部204に供給するものである。重み付け演算部203は、図1および図2に示すデジタルビデオカメラ100のインデックス管理部134に対応する。
インデックス設定部204は、重み付けされた複数のインデックス判定要素に基づいてインデックスを設定し、上記映像信号との関連付けを示すインデックス情報を生成し、インデックス記録部206に記録する。このインデックス情報は、インデックスと映像信号との関連を示すインデックステーブルと、当該インデックスの時点における映像信号の縮小画像である。また、インデックス設定部204は、再生時には、インデックス記録部206からインデックステーブルと、当該インデックス時点の映像信号の縮小画像を読み出し、表示部207に表示させる。インデックス設定部204は、インデックス管理部134および縮小画像作成部131等に対応する。
映像記録部205は、撮像部202により撮像された映像信号を記録し、記録された映像信号を表示部207に表示するものである。映像記録部205は、図1および図2に示すデジタルビデオカメラ100のディスク109に対応する。
インデックス記録部206は、インデックス設定部204によって生成されたインデックス情報を映像信号と関連づけて記録するものである。インデックス記録部206は、図1および図2に示すデジタルビデオカメラ100のディスク109に対応する。
表示部207は、映像記録部205に記録された映像信号と、インデックス設定部204で生成されたインデックス情報とを表示するものである。表示部207は、図1および図2に示すデジタルビデオカメラ100の表示部114に対応する。
学習部208は、操作部201からインデックスの選択決定入力がなされた場合には上記重み付け演算パラメータのうち選択されたインデックス判定要素に対応する重み付け演算パラメータを増加させ、インデックス削除入力がなされた場合には上記重み付け演算パラメータのうち削除されたインデックス判定要素に対応する重み付け演算パラメータを減少させるものである。学習部208は、図1および図2に示すデジタルビデオカメラ100のインデックス管理部134に対応する。
フォーカス距離検出部211は、撮像時のフォーカス距離の変化状態を検出するものである。このフォーカス距離検出部211は、フォーカス距離の変化状態をフォーカス距離変化情報として重み付け演算部203に供給する。フォーカス距離検出部211は、図1および図2に示すデジタルビデオカメラ100の制御部120に対応する。
ズーム位置検出部212は、撮像時のズーム位置の変化状態を検出するものである。このズーム位置検出部212は、ズーム位置の変化状態をズーム位置変化情報として重み付け演算部203に供給する。ズーム位置検出部212は、図1および図2に示すデジタルビデオカメラ100の制御部120に対応する。
加速度検出部213は、撮像時に撮像部の水平加速度の変化状態と、垂直加速度の変化状態とを検出するものである。この加速度検出部213は、水平加速度の変化状態を水平方向加速度変化情報として、垂直加速度の変化状態を垂直方向加速度変化情報として重み付け演算部203に供給する。加速度検出部213は、図1および図2に示すデジタルビデオカメラ100のカメラ部101と制御部120に対応する。
操作入力検出部214は、撮像時に操作入力の有無を検出するものである。この操作入力検出部214は、操作入力の有無を操作入力発生情報として重み付け演算部203に供給する。操作入力検出部214は、図1および図2に示すデジタルビデオカメラ100の制御部120に対応する。
脈拍変化検出部215は、撮像時に撮像者の脈拍数の変化状態を検出するものである。脈拍変化検出部215は、撮像者の脈拍数の変化状態を脈拍変化情報として重み付け演算部203に供給する。脈拍変化検出部215は、図15に示すデジタルビデオカメラ600の制御部120およびリストバンド604に対応する。
撮像者表情検出部216は、撮像時に撮像者の表情の変化状態を検出するものである。この撮像者表情検出部216は、撮像者の表情の変化状態を撮像者表情変化情報として重み付け演算部203に供給する。撮像者表情検出部216は、図15に示すデジタルビデオカメラ600の制御部120と撮像者自身を撮像するカメラ603に対応する。
顔検出部217は、撮像時に映像から被写体の顔を検出するものである。この顔検出部217は、この被写体の顔の検出結果に基づいて顔を判別し顔判別結果として重み付け演算部203に供給する。顔検出部217は、図1および図2に示すデジタルビデオカメラ100のカメラ部101および制御部120に対応する。
図4は、本発明の第1の実施形態におけるインデックス管理部134で使用される重み付けヒストグラムの一例を示す図である。
図4において、横軸はパラメータ名(p0、p1、p2、p3、p4)を示し、縦軸は各パラメータに対する重み付けの重みの度合いに応じた度数(h0、h1、h2、h3、h4)を示す。このときの重みwiは、以下の式1で示される。
Figure 2009094585
インデックス管理部134は、図4に示される重み付けヒストグラムを使用して、インデックスの設定を行う。本実施形態では、パラメータp0乃至p4として以下の項目が使用される。すなわち、p0は、カメラのフォーカス距離の変化量を示す。また、p1は、ズーム位置の変化量を示す。また、p2は、加速度センサより得られる水平方向加速度の変化量を示す。また、p3は、加速度センサより得られる垂直方向加速度の変化量を示す。また、p4は、特定のユーザ操作情報の発生の有無を示す。
制御部120は、上記パラメータp0乃至p4の情報を受け取ると、以下の式2に従い特定の基準値により正規化を行う。なお、ユーザ操作についてはその有無を対象としているため、p4の正規化は不要である。
Figure 2009094585
ここで、a0はフォーカス距離の特定の基準値を示し、a1はズーム位置最大変化位置を示し、a2は水平方向の検出可能な最大加速度を示し、a3は垂直方向の検出可能な最大加速度を示し、q0乃至q4はそれぞれパラメータの正規化した値を示す。このq0乃至q4に、上述した重み(w0乃至w4)を乗算し、判定要素e0乃至e4を式3のように定義する。
Figure 2009094585
これらの判定要素e0乃至e4を定期的にサンプリングし、後述するインデックス判定フローに基づき、インデックスの判定が行われる。また、重み(w0乃至w4)は後述する学習フローにより管理される。
図5において、図5(a)はフォーカス距離の変化を示し、図5(b)は重み付けされたフォーカス距離変化判定要素e0を示し、横軸は時間の変化を示す。この図からも分かるように、フォーカス距離の変化量は、結果的に加速度を示すことになる。
図5(b)において、t0とt3、t4とt7の間の時間はフォーカス距離が変化している時間であり、t1、t2、t5、t6は、重み付きフォーカス距離変化要素が閾値と一致する時間を示す。このとき、t1、t2、t5、t6はインデックスとして判定され、後述するインデックステーブルに記録される。
このフォーカス距離変化判定要素e0は、上述のように重み付け演算された値であるため、閾値を変化させずに、重みを増減することにより、インデックス発生の頻度を変化させることができる。例えば、重み付けの重みを減少させることにより、フォーカス距離変化要素が閾値を越えない場合には、インデックスの発生の頻度は減少する。
なお、フォーカス距離変化だけでなく、他のインデックス判定要素(例えば、水平方向加速度、垂直方向加速度、ズーム位置等)、または、これらの組み合わせの変化でも、同様の判定がなされる。
なお、ここでは、閾値と一致する時点をインデックスと判定したが、これに限らず、判定要素が変化した後再び0に戻る直前の時点、すなわちこの例ではt2、t6のみをインデックスと判定してもよく、また判定要素が0から変化した直後の時点、すなわちこの例ではt1、t5のみをインデックスと判定してもよい。
図6は、本発明の第1の実施形態におけるユーザ操作からインデックスが判定される場合を説明する説明図である。
図6において、図6(a)は注目している特定のユーザ操作が発生したことをパルス状の信号で示し、図6(b)は重み付けユーザ操作要素を示す。
ユーザ操作は、発生の有無のみであるため、発生したタイミングで1となり、それ以外は0となり、重み付けユーザ操作要素も同様の値を示す。この例では、閾値と、重み付けユーザ操作要素e4とを比較して時刻t0、t1、t2がインデックスと判定される。
なお、この特定のユーザ操作は、録画中に操作されるものであり、例えば、ナイトショット機能ON/OFF、マニュアルフォーカス操作ON/OFF、ホワイトバランス選択、逆光補正操作ON/OFF、動画撮像中の静止画撮像、手ぶれ補正操作ON/OFF、エフェクトを入れた撮像ON/OFF等が上げられる。また、ズーム操作はズーム位置検出部212により検出されるため、この例ではユーザ操作として取り扱わないものとする。
図7は、本発明の第1の実施形態におけるインデックステーブル300の一例を示す図である。
インデックステーブル300の1行目は、チャプタ番号を示す。チャプタは、1回の記録スタートから記録ストップまでを示し、この例では、ディスクにチャプタがG0、G1、…、Guまで作成されていることを示す。
2行目は、図10に示すインデックス判定フローによりインデックスと判定されたチャプタ内のPTS(Presentation Time Stamp)値を示し、この例では、チャプタG0中ではt0、t1、…、t3で、チャプタG1中ではt4、…、t6、t7で、チャプタGu中ではtm、…、tnでインデックスと判定されたことを示す。なお、このPTSは、動画再生時の同期に用いられるタイムスタンプである。
3行目乃至7行目は、それぞれフォーカス距離変化判定要素e0、ズーム位置の変化判定要素e1、水平方向加速度変化判定要素e2、垂直方向加速度変化判定要素e3、撮像者操作の発生判定要素e4を示し、PTS t0時点の値は、それぞれD0、Z0、H0、V0、O0であり、それぞれの判定要素は、判定要素e0、e1、e2、e3、e4に対応する。
次に8行目は、検出要因f0を示す。この検出要因f0はビットフィールドで示され、この例では、検出要因が5つあるため、5ビットのビットフィールドで表現される。それぞれのビットは図10に示すインデックス判定フローにおいて、閾値を超えた場合に1となり、そうでなければ0となる。各検出要因は独立であるため、複数が1となる場合もある。この検出要因を参照することにより、インデックスが何れの要因で設定されたのかが分かる。
次に9行目、10行目は、縮小画像位置A0と縮小画像情報量S0を示す。これはPTS t0時点での縮小画像のディスク上の位置と画像サイズを示す。このようにして以下PTS ti時点での、判定要素はそれぞれDi、Zi、Hi、Vi、Oiであり、検出要因、縮小画像位置、縮小画像情報量はそれぞれfi、Ai、Siであるものとする。
なお、縮小画像に関する情報は、物理アドレスである縮小画像位置A0と縮小画像情報量S0で指定するものとしたが、論理アドレスで指定するものとしてもよい。
図8は、本発明の第1の実施形態における再生時のインデックス表示画面400を示す図である。
再生時のインデックス表示画面400には、縮小画像410乃至460と、操作用アイコン470とが表示される。
縮小画像410乃至460は、記録時に縮小画像作成部131で作成され、画像圧縮部132とバッファ133とを介してディスク109に記録されたものを、再生時に画像伸張部142がバッファ141を介してディスク109から読み出したものである。
縮小画像410には、アイコン411が表示され、以下同様に、縮小画像420にはアイコン421、縮小画像430にはアイコン431および432、縮小画像440にはアイコン441および442、縮小画像450にはアイコン451、縮小画像460にはアイコン461が、それぞれ表示される。
それぞれのアイコンは、それぞれの縮小画像に対応するインデックスの判定要因となったインデックス判定要素を示す。つまり、アイコン411、432、442は、縮小画像410、430、440がフォーカス距離変化判定要素e0によりインデックス判定されたことを示し、アイコン421は、縮小画像420がズーム位置変化判定要素e1によりインデックス判定されたことを示し、アイコン441は、縮小画像440が水平方向加速度変化判定要素e2によりインデックス判定されたことを示し、アイコン431、451は、縮小画像430、450が垂直方向加速度変化判定要素e3によりインデックス判定されたことを示し、アイコン461は、縮小画像460が操作者操作の発生判定要素e4によりインデックス判定されたことを示す。
操作用アイコン470には、前頁アイコン471と、再生アイコン472と、削除アイコン473と、次頁アイコン474とが表示される。
縮小画像420には、太線が付されて表示される。これは縮小画像420がユーザに選択されていることを示す。ユーザは、前頁アイコン471と次頁アイコン474とを選択することによって縮小画像の選択を移動させることができる。この状態において、ユーザが再生アイコン472を選択すると、縮小画像420に対応するインデックスの示すPTSから映像が再生され、ユーザが削除アイコン473を選択すると、縮小画像420に対応するインデックスが削除される。
このインデックスの再生と削除の情報は、制御部120からインデックス管理部134に通知され、後述する学習フローが開始される。
図9は、本発明の第1の実施形態における撮像時のモニタリング画面500を示す図である。
撮像時のモニタリング画面500には、アイコン501が表示される。アイコン501は、図8に示したアイコン411と同じものであり、撮像中に、フォーカス距離変化判定要素e0によりインデックスが判定された場合に表示される。ここでは、アイコン501一つが表示さえているが、複数のアイコンが表示されることもある。
ここでモニタリング画面500に表示されるモニタリング画像は、撮像とともに変化するため、インデックスの時点における画像自身は一瞬で表示が終了されるが、アイコン501は、一定の期間表示され続ける。アイコン501の表示が終了されると、インデックスとして設定され、図7のインデックステーブルに登録され、インデックス時点の縮小画像がディスク109に保存される。
ユーザは、アイコン501が表示されている間に、操作部115を操作して、インデックス取り消し操作を行うことにより、図7のインデックステーブルへのインデックス設定が中止される。このとき、アイコン501の表示は、取り消し操作の瞬間に終了され、ユーザからインデックスの設定が中止されたことがわかるようにする。また同時に、このインデックス取り消し情報は、制御部120からインデックス管理部134に通知され、後述する学習フローが開始される。
次に本発明の第1の実施形態におけるデジタルビデオカメラ100の動作について図面を参照して説明する。
図10は、本発明の第1の実施形態におけるインデックス判定処理を示すフローチャートである。
まず、ステップS911において、上述したように判定要素(e0乃至e4)が検出される。次に、制御変数iが0に初期化され(ステップS912)。iがパラメータ数に達したか否かが判定される(ステップS913)。この場合、パラメータ数は5であるため、iが5に達したか否が判定され、iが5に達した場合には、処理が終了される。
iが5に達していない場合には、判定要素eiが算出され(ステップS914)、判定要素eiとそれに対応する閾値eithとが比較される(ステップS915)。判定要素eiが閾値eithより大きければ、インデックスが作成され(ステップS916)、制御変数iが1増加され(ステップS917)、ステップS913に進み、処理が繰り返される。
インデックスの作成は、具体的には、図7に示すインデックステーブル300に新たなインデックスが記録されることと、縮小画像作成部131においてインデックス時点の縮小画像が作成されることにより実現される。また、同時に2つ以上の判定要素によりインデックスが判定される場合には、インデックスを複数設定せずに、図7のインデックステーブル300に示した検出要因f0の対応するビットフィールドを「1」にすることによって設定を行う。
ステップS915において、判定要素eiが閾値eithより小さければ、制御変数iが「1」増加され(ステップS917)、ステップS913に進み、処理が繰り返される。
図11は、本発明の第1の実施形態における学習処理を示すフローチャートである。
まず、図8の再生時のインデックス表示画面において、ユーザが再生動作を行ったか否かが判定される(ステップS931)。再生操作が行われた場合には、対象判定要素について度数を上げる処理を行い(ステップS950)、処理を終了する。ここで対象判定要素とは、例えば、図8の再生時のインデックス表示画面400で選択した縮小画像の一部に表示されているアイコンに対応する判定要素である。つまり、ユーザが図8の縮小画像420に対応するインデックスを再生したのであれば、アイコン421に対応する判定要素であるズーム位置の変化判定要素を示す。
次に、図8の再生時のインデックス表示画面において、ユーザが削除動作を行ったか、あるいは、図9の記録時のインデックス表示画面において、ユーザが取消動作を行ったか否かが判定される(ステップS932)。削除動作、あるいは、取消動作が行われた場合には、判定要素について度数を下げる処理を行い(ステップS970)、処理を終了する。また、ステップS932において、削除動作も登録動作も行われなかった場合には、処理を終了する。
例えば、ユーザが図8の縮小画像420に対応するインデックスを再生したのであれば、アイコン421に対応するズーム位置の変化判定要素をユーザが好んでいると推測できる。このため、このユーザの意図を学習させるために、これに対する図4のパラメータp1の度数h1を(h1+1)とし、この新しい度数に基づき、次の撮像に先立って各パラメータ(p0乃至p4)に対する重みを式1により再計算する。
これにより、ステップS915において閾値e1thは変わらないのに対して、w1が増えるためにパラメータp1の判定要素によって判定されるインデックスが、同じ画像を同様に撮像した場合に増加したことになる。同時に、他のパラメータの閾値e0th、e2th、e3th、e4thは変化しないが、h1が増加することで、式1より算出される重みw0、w2、w3、w4が減少するために、p0、p2、p3、p4の各判定要素によって判定されるインデックスが、同じ画像を同様に撮像した場合に減少することになる。このようにして、ユーザの意図が学習される。
これに対し、削除動作、取消動作が行われた場合には、対象判定要素の度数を下げる。例えば、ユーザが図8の縮小画像420に対応するインデックスを削除したのであれば、アイコン421に対応するズーム位置の変化判定要素は、ユーザがインデックスとして必要ないと判断したと考えられる。このため、このユーザの意図を学習させるために、これに対する図4のパラメータp1の度数h1を(h1−1)とし、この新しい度数に基づき、次の撮像に先立って各パラメータ(p0乃至p4)に対する重みを式1により再計算しておく。
これにより、ステップS915において閾値e1thは変わらないのに対して、w1が減少するためにパラメータp1の判定要素によって判定されるインデックスが、同じ画像を同様に撮像した場合に減少したことになる。同時に、他のパラメータの閾値e0th、e2th、e3th、e4thは変化しないが、h1が減少することで、式1より算出される重みw0、w2、w3、w4が増加するために、p0、p2、p3、p4の各判定要素によって判定されるインデックスが、同じ画像を同様に撮像した場合に増加することになる。このようにして、ユーザの意図が学習される。
なお、図8の縮小画像430のように複数の判定要素により判定されたインデックスの場合、それぞれの判定要素の度数がそれぞれ「1」ずつ増減され、同様に重みwiが再計算されることにより、ユーザの意図が学習される。
また、ここでは、インデックスの再生、取消、削除などの操作により、重みwiが増減されるものとして説明したが、これに限らず、ユーザが操作部115から直接各判定要素を選択して、それぞれの重みを増減できるものとしてもよい。
図12は、本発明の第1の実施形態におけるインデックスの対象判定要素の度数をあげる処理を示すフローチャートである。このインデックスの判定要素の度数を上げる処理は、図11のステップS950に対応する。
まず、ループ変数iを0に初期化し(ステップS951)、ループ変数iが判定要素数に達したか否を判定する(ステップS952)。判定要素数に達していれば、処理を終了し、判定要素数に達していなければ、判定要素piが度数操作の対象であるか否かを判定する(ステップS953)。
判定要素piが対象判定要素でない場合には、ループ変数iを「1」増加し(ステップS961)、ステップS952に進み処理を繰り返す。判定要素piが度数操作の対象である場合には、度数が上限値に達しているか否が判定される(ステップS954)。度数が上限値に達していなければ、度数を増加できるため、度数hiを「1」増加し(ステップS956)、ループ変数iを「1」増加し(ステップS961)、ステップS952に進み処理を繰り返す。
ステップS954において、度数が上限値に達している場合には、新たなループ変数jを初期化し(ステップS955)、ループ変数jが判定要素数に達したか否かを判定する(ステップS957)。ループ変数jが判定要素数に達した場合には、ループ変数iを「1」増加し(ステップS961)、ステップS952に進み処理を繰り返す。ループ変数jが判定要素数に達していない場合には、度数hjが下限値に達しておらずかつi≠jか否かを判定する(ステップS958)。判定が真であれば度数hjを「1」減少し(ステップS959)、判定が偽であればループ変数jを「1」増加し(ステップS960)、ステップS957に進み処理を繰り返す。
ここで下限値は1以上であることが望ましい。下限値を0とすると、式3で算出される重みが0になり、重みを乗じた判定要素値も0になってしまうためである。
図13は、本発明の第1の実施形態におけるインデックスの対象判定要素の度数を下げる処理を示すフローチャートである。このインデックスの対象判定要素の度数を下げる処理は、図11に示すステップS970の処理に対応する。
まず、ループ変数iを0に初期化し(ステップS971)、ループ変数iが判定要素数に達したか否を判定する(ステップS972)。判定要素数に達していれば、処理を終了し、判定要素数に達していなければ、判定要素piが度数操作の対象であるか否かを判定する(ステップS973)。
判定要素piが対象判定要素でない場合には、ループ変数iを「1」増加し(ステップS981)、ステップS972に進み処理を繰り返す。判定要素piが度数操作の対象である場合には、度数が下限値に達しているか否が判定される(ステップS974)。度数が下限値に達していなければ、度数を減少できるため、度数hiを「1」減少し(ステップS976)、ループ変数iを「1」増加し(ステップS981)、ステップS972に進み処理を繰り返す。
ステップS974において、度数が下限値に達している場合には、新たなループ変数jを初期化し(ステップS975)、ループ変数jが判定要素数に達したか否かを判定する(ステップS977)。ループ変数jが判定要素数に達した場合には、ループ変数iを「1」増加し(ステップS981)、ステップS972に進み処理を繰り返す。ループ変数jが判定要素数に達していない場合には、度数hjが上限値に達しておらずかつi≠jか否かを判定する(ステップS978)。判定が真であれば度数hjを「1」増加し(ステップS959)、判定が偽であればループ変数jを「1」増加し(ステップS980)、ステップS977に進み処理を繰り返す。
ここで下限値は1以上であることが望ましい。下限値を0とすると、式3で算出される重みが0になり、重みをかけた判定要素値も0になってしまうためである。
このように、本発明の第1の実施形態によれば、撮像者の意図が表れる機器操作とカメラ情報とに基づいてインデックス判定要素を作成するため、撮像者の意図の反映した映像代表点を示すインデックスの設定を行うことができる。
また、撮像者の選択、削除操作等により、インデックス判定のための各判定要素の重みが修正され、これにより撮像者の嗜好を反映したインデックス判定を行うことができる。
また、撮像者の嗜好を反映したインデックス判定の重みの書き出しや、読み込みが行えるため、カメラの使用者に応じてデータを入れ替えることができ、カメラの使用者の嗜好にあったインデックス判定を行うことができる。
インデックス時点でのみ縮小画像およびインデックス判定要素を記録するため、ユーザ操作、カメラ情報、センサ情報の全てを記録する場合に比べて記録されるデータを少なくすることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
本発明の第2の実施形態において、重み付け演算部203は、図4に示す重み付けヒストグラムについて、様々なバリエーションを有する複数のプリセット値を予め備えている。その他の構成については、第1の実施形態と同じであるため、ここでは説明を省略する。
図14は、本発明の第2の実施形態における重み付けヒストグラムのバリエーションを示す図である。
図14(a)は、全ての重みを均等に扱うためのプリセットヒストグラムであり、すべての度数が同じ値に設定されている。図14(b)は、フォーカス変化の検出を優先的に行うためのプリセットヒストグラムであり、フォーカス距離変化判定要素e0算出のもとになる度数h0が他の度数に比べて高く設定されている。図14(c)は、ズーム位置変化の検出を優先的に行うためのプリセットヒストグラムであり、ズーム位置の変化判定要素e1算出のもとになる度数h1が他の度数に比べて高く設定されている。図14(d)は、水平方向加速度変化の検出を優先的に行うためのプリセットヒストグラムであり、水平方向加速度変化判定要素e2算出のもとになる度数h2が他の度数に比べて高く設定されている。図14(e)は、垂直方向加速度変化の検出を優先的に行うためのプリセットヒストグラムであり、垂直方向加速度変化判定要素e3算出のもとになる度数h3が他の度数に比べて高く設定されている。図14(f)は、撮像者操作の発生の検出を優先的に行うためのプリセットヒストグラムであり、撮像者操作の発生判定要素e4算出のもとになる度数h4が他の度数に比べて高く設定されている。
このように、本発明の第2の実施形態によれば、撮像者がいくつかのバリエーションを有する複数のプリセットヒストグラムを選択できるため、撮像者の嗜好を反映したインデックスの設定を行うことができる。
次に、本発明の第3の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図15は、本発明の第3の実施形態における撮像装置の一例として撮像者自身を撮像するカメラ603とリストバンド604とを備えるデジタルビデオカメラ600の外観図を示す図である。
デジタルビデオカメラ600は、カメラレンズ部601と、表示パネル602と、撮像者自身を撮像するカメラ603と、リストバンド604と、信号伝送線605とを備える。その他の構成については、第1の実施形態のデジタルビデオカメラ100と同じであるため、ここでは説明を省略する。
カメラレンズ部601は、撮像者により被写体に向けられ、被写体の撮像を行う。
表示パネル602は、回転可能にデジタルビデオカメラ600に取り付けられ、カメラレンズ部601で撮像された撮像画面がモニタ表示される。撮像者はこのモニタ表示を見ながら撮像を行う。
撮像者自身を撮像するカメラ603は、表示パネル602の上部に取り付けられる。表示パネル602は、撮像者により見やすい角度に回転させられ、必然的に撮像者の方向を向くように調整される。このため表示パネル602の上部に取り付けられた撮像者自身を撮像するカメラ603は、撮像者の表情を撮像するのに適した方向に向くことになる。
撮像者自身を撮像するカメラ603は、撮像者の表情を撮像し、撮像者が笑っているという確からしさの度合い、パネルを凝視している確からしさの度合い、パネルを普通に見ている確からしさの度合いを検出する。なお、この度合いとしては、認識結果の確からしさ等が使用される。これらの撮像者の表情の変化をインデックス判定要素の1つとして組み込む。
リストバンド604は、撮像者の腕610に取り付けられ、撮像者の脈拍数を検出し、信号伝送線605を介してデジタルビデオカメラ600に脈拍数を伝送する。この脈拍数の変化をインデックス判定要素の1つとして組みこむ。
図16は、本発明の第3の実施形態におけるインデックステーブル700の一例を示す図である。
インデックステーブル700は、図7に示すインデックステーブル300に、上述した撮像者自身を撮像するカメラ603による撮像者表情の変化判定要素Fiと、上述したリストバンド604による撮像者脈拍変化判定要素Piとを同時に組み込んだものである。検出要因f0は、この例では、検出要因が7つあるため、7ビットのビットフィールドで表現される。その他の構成については、第1の実施形態と同じであるため、説明を省略する。
このように、本発明の第3の実施形態によれば、撮像者の表情の変化と、撮像者の脈拍の変化からインデックスの検出が行えるため、撮撮像者の嗜好を反映したインデックスの設定を行うことができる。
次に、本発明の第4の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
本発明の第4の実施形態において、インデックス判定要素検出部210は、顔検出部217を備えるものとする。その他の構成については、第1の実施形態と同じであるため、ここでは説明を省略する。
図17は本発明の第4の実施形態における顔判別とフォーカス距離からインデックスが判定される場合を説明する説明図である。
図17において、図17(a)はフォーカス距離の変化を示し、図17(b)は重み付けされたフォーカス距離変化判定要素e0を示し、図17(c)は被写体を撮像した時の撮像映像イメージを示し、横軸は時間の変化を示す。
図17(b)において、t0とt3、t4とt7の間の時間はフォーカス距離が変化している時間であり、t1、t2、t5、t6は、重み付きフォーカス距離変化判定要素が閾値と一致する時間を示し、この時点でインデックス判定が行われたことを示す。また、t0までの区間を区間Aとし、t0からt3までの区間を区間Bとし、t3からt4までの区間を区間Cとし、t4からt7までの区間を区間Dとし、t7からの区間を区間Eとする。
図17(c)において、画像801乃至805は、それぞれ図17(b)の区間A乃至区間Eに対応する撮像映像を示す。撮像映像がダブって表示される場合(画像802、804)は、フォーカスが合っていないことを示す。
ここで、撮像映像から顔部分を検出し、顔が検出された場合をインデックス判定要素とする場合を考慮すると、撮像映像自体が合焦していない状態でインデックスが設定されるよりも、フォーカスが合った時点でインデックスが設定された方がよい。この場合に、例えば、図17(b)中の区間BとDの間は、顔検出は行わないこととすればよい。すなわち、フォーカス距離変化が閾値より上であることを検出し、t1からt2の間、t5からt6の間は、フォーカス距離が変化中であると判定し、顔検出を行わないこととすれば、フォーカスの合っていない画像802、804を使用した顔検出は行われなくなる。
このように、本発明の第4の実施形態によれば、顔検出とフォーカス距離とを組み合わせてインデックスの検出を行うことにより、効率的に撮撮像者の嗜好を反映したインデックスの設定を行うことができる。
以上のように本発明によれば、撮像者の意図が表れる機器操作とカメラ情報とに基づいてインデックス判定要素を作成するため、撮像者の意図の反映した映像代表点を示すインデックスの設定を行うことができ、これにより大容量の映像記録の中から所望される映像を的確に効率良く検出させることができるという優れた効果を奏し得る。
なお、本発明の実施の形態は本発明を具現化するための一例を示したものであり、以下に示すように特許請求の範囲における発明特定事項とそれぞれ対応関係を有するが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形を施すことができる。
すなわち、請求項1において、操作手段は例えば操作部201に対応する。また、撮像手段は例えば撮像部202に対応する。また、インデックス設定手段は例えばインデックス設定部204に対応する。また、映像記録手段は例えば映像記録部205に対応する。また、インデックス記録手段は例えばインデックス記録部206に対応する。また、表示手段は例えば表示部207に対応する。また、インデックス判定要素検出手段は例えばインデックス判定要素検出部210に対応する。
また、請求項2において、重み付け演算手段は例えば重み付け演算部203に対応する。
また、請求項3において、フォーカス距離検出手段は例えばフォーカス距離検出部211に対応する。また、ズーム位置検出手段は例えばズーム位置検出部212に対応する。また、加速度検出手段は例えば加速度検出部213に対応する。また、操作入力検出手段は例えば操作入力検出部214に対応する。
また、請求項6において、学習手段は例えば学習部208に対応する。
また、請求項10において、脈拍検出手段は例えば脈拍検出部215に対応する。
また、請求項11において、撮像者表情検出手段は例えば撮像者表情検出部216に対応する。
また、請求項12において、顔検出手段は例えば顔検出部217に対応する。
また、請求項16または17において、映像信号の代表点を示すインデックスを判定する複数の判定要素として撮像時の複数のカメラ設定情報を検出する手順は例えばステップS911に対応する。また、複数のインデックス判定要素に基づいてインデックスを設定して当該インデックスと映像信号との関連付けを示すインデックス情報をインデックス記録手段に記録する手順はステップS912乃至ステップS917に対応する。
なお、本発明の実施の形態において説明した処理手順は、これら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、また、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。
本発明の第1の実施形態における撮像装置の一例としてデジタルビデオカメラ100の記録側構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における撮像装置の一例としてデジタルビデオカメラ100の再生側構成例を示す図である。 本発明の実施形態を具現する撮像装置の機能構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるインデックス管理部134で使用される重み付けヒストグラムの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるフォーカス距離からインデックスが判定される場合を説明する説明図である。 本発明の第1の実施形態におけるユーザ操作からインデックスが判定される場合を説明する説明図である。 本発明の第1の実施形態におけるインデックステーブル300の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態における再生時のインデックス表示画面400を示す図である。 本発明の第1の実施形態における撮像時のモニタリング画面500を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるインデックス判定処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における学習処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるインデックスの対象判定要素の度数を上げる処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるインデックスの対象判定要素の度数を下げる処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における重み付けヒストグラムのバリエーションを示す図である。 本発明の第3の実施形態における撮像装置の一例として撮像者自身を撮像するカメラ603とリストバンド604を備えるデジタルビデオカメラ600の外観図を示す図である。 本発明の第3の実施形態におけるインデックステーブル700の一例を示す図である。 本発明の第4の実施形態における顔判別とフォーカス距離からインデックスが判定される場合を説明する説明図である。
符号の説明
100 デジタルビデオカメラ
101 カメラ部
102、105 ADC
103 ビデオエンコード部
104 マイク部
106 オーディオエンコード部
107 マルチプレクサ
108、117、133、141 バッファ
109 ディスク
110、112 メモリ
111、113、123、126 DAC
114 表示部
115 操作部
116 ファイルシステム
120 制御部
121 デマルチプレクサ
122 ビデオデコード部
124、127 ライン出力部
125 オーディオデコード部
128 セレクタ
131 縮小画像作成部
132 画像圧縮部
134 インデックス管理部
142 画像伸張部
201 操作部
202 撮像部
203 重み付け演算部
204 インデックス設定部
205 映像記録部
206 インデックス記録部
207 表示部
208 学習部
210 インデックス判定要素検出部
211 フォーカス距離検出部
212 ズーム位置検出部
213 加速度検出部
214 操作入力検出部
215 脈拍変化検出部
216 撮像者表情検出部
217 顔検出部
300、700 インデックステーブル
410、420、430、440、450、460 縮小画像

Claims (17)

  1. 操作手段からの操作入力に従い被写体を撮像して映像信号を映像記録手段に記録する撮像手段と、
    前記映像記録手段に記録された前記映像信号を表示する表示手段と、
    前記映像信号の代表点を示すインデックスを判定する複数の判定要素として前記撮像時の複数のカメラ設定情報を検出するインデックス判定要素検出手段と、
    前記複数のインデックス判定要素に基づいてインデックスを設定して当該インデックスと前記映像信号との関連付けを示すインデックス情報をインデックス記録手段に記録するインデックス設定手段と
    を具備することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記複数のインデックス判定要素に関する重み付け演算パラメータを保持して当該重み付けパラメータを使用して重み付け演算を行う重み付け演算手段をさらに具備し、
    前記インデックス設定手段は、前記重み付け演算された前記複数のインデックス判定要素に基づいてインデックスを設定することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記インデックス判定要素検出手段は、前記撮像時にフォーカス距離変化を検出するフォーカス距離検出手段と、前記撮像時にズーム位置変化を検出するズーム位置検出手段と、前記撮像時に前記撮像装置の水平方向加速度変化と垂直方向加速度変化を検出する加速度検出手段と、前記撮像時に操作入力の有無を検出する操作入力検出手段とを備え、
    前記重み付け演算手段は、前記フォーカス距離変化情報と、前記ズーム位置変化情報と、前記水平方向加速度変化情報と、前記垂直方向加速度変化情報と、前記操作入力発生情報とを前記インデックス判定要素として前記重み付け演算を行うことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記インデックス情報は、前記インデックスと前記映像信号との関連を示すインデックステーブルと、当該インデックスの時点における映像信号の縮小画像であり、
    前記インデックス設定手段は、前記表示手段に、前記インデックス記録手段に記録された前記縮小画像を表示させるとともに、それぞれの前記縮小画像の一部に何れのインデックス判定要素によりインデックスが判定されたかを示すアイコンを表示させることを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  5. 前記インデックス設定手段は、
    前記縮小画像が表示されている場合において前記操作手段から前記縮小画像の何れかに関する選択決定入力がなされると当該選択された前記縮小画像に対応するインデックスの時点における前記映像信号を前記表示手段に表示させ、
    前記操作手段から前記縮小画像の何れかに関する選択削除入力がなされると当該選択された前記縮小画像に対応するインデックスの前記インデックス情報を前記インデックス記録手段から削除することを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  6. 前記操作手段からインデックスの選択決定入力がなされた場合には選択されたインデックス判定要素に対応する前記重み付け演算パラメータを増加させ、インデックスの削除入力がなされた場合には削除されたインデックス判定要素に対応する前記重み付け演算パラメータを減少させる学習手段をさらに具備することを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
  7. 前記インデックス設定手段は、前記撮像中にインデックスが判定された場合には撮像中の映像信号の一部に何れのインデックス判定要素によりインデックスが判定されたかを示すアイコンを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
  8. 前記インデックス設定手段は、前記撮像中にインデックスが発生し、前記操作手段からインデックスの取消入力がなされた場合には前記インデックス記録手段に記録された当該インデックス情報を削除し、
    前記学習手段は、前記削除されたインデックス情報に対応するパラメータを減少させることを特徴とする請求項7記載の撮像装置。
  9. 前記重み付け演算手段は、前記重み付け演算パラメータの複数の初期設定値を予め保持し、前記操作手段からの選択入力により前記複数の初期設定値のうちの一つを選択して当該選択された初期設定値に基づいて前記重み付け演算を行うことを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  10. 前記インデックス判定要素検出手段は、前記撮像時に撮像者の脈拍変化を検出する脈拍検出手段をさらに備え、
    前記重み付け演算手段は、さらに前記脈拍変化情報を前記インデックス判定要素として前記重み付け演算を行うことを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  11. 前記インデックス判定要素検出手段は、前記撮像時に撮像者の表情の変化を検出する撮像者表情検出手段をさらに備え、
    前記重み付け演算手段は、さらに前記撮像者表情変化情報を前記インデックス判定要素として前記重み付け演算を行うことを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  12. 前記インデックス判定要素検出手段は、前記撮像時に映像から被写体の顔を検出する顔検出手段をさらに備え、
    前記重み付け演算手段は、前記フォーカス距離変化情報からの変化情報に変化がない場合には、前記顔判別結果を前記インデックス判定要素として前記重み付け演算を行うことを特徴とする上記請求項3に記載の撮像装置。
  13. 前記インデックス設定手段は、前記重み付け演算された前記複数のインデックス判定要素がそれぞれ変化した後に再び変化のない状態に戻る直前の時刻をインデックスとして設定することを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  14. 前記インデックス設定手段は、前記重み付け演算された前記複数のインデックス判定要素がそれぞれ変化のない状態から変化した直後の時刻をインデックスとして設定することを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
  15. 前記インデックス記録手段および前記映像記録手段は、同一の記録媒体に記録されることを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  16. 操作手段からの操作入力に従い被写体を撮像して映像信号を映像記録手段に記録する撮像手段と、前記映像記録手段に記録された前記映像信号を表示する手順とを具備する撮像装置であって、
    前記映像信号の代表点を示すインデックスを判定する複数の判定要素として前記撮像時の複数のカメラ設定情報を検出する手順と、
    前記複数のインデックス判定要素に基づいてインデックスを設定して当該インデックスと前記映像信号との関連付けを示すインデックス情報をインデックス記録手段に記録する手順と
    を具備することを特徴とする撮像方法。
  17. 操作手段からの操作入力に従い被写体を撮像して映像信号を映像記録手段に記録する撮像手段と、前記映像記録手段に記録された前記映像信号を表示する手順とを具備する撮像装置であって、
    前記映像信号の代表点を示すインデックスを判定する複数の判定要素として前記撮像時の複数のカメラ設定情報を検出する手順と、
    前記複数のインデックス判定要素に基づいてインデックスを設定して当該インデックスと前記映像信号との関連付けを示すインデックス情報をインデックス記録手段に記録する手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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