JP2009092751A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トナー、現像剤等の現像用の内容物を収容した容器を備え、かかる容器に関する情報が簡易な方式で記録され、また読み取られる画像形成装置の提供。
【解決手段】現像用の内容物を外部に供給する開口57を備えた容器と、開口57を塞ぐシール部材56とを有し、シール部材56を所定の方向Eに引き抜くことにより内容物が開口57から容器の外部に供給可能となる。シール部材56に設けられ所定の情報を記録した情報記録部61と、シール部材56の引き抜き経路上に配設され、所定の情報を読み取る情報読取手段62とを有し、所定の情報は、所定の値を示す基準部63と、所定の値と異なる値を示す差異部64とが、方向Eに沿って形成されることで記録されており、シール部材56を引き抜くときに、情報記録部61に記録された情報が情報読取手段62で読み取られる。
【選択図】図4

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置であって、トナーあるいはトナー及びキャリアを含む現像剤等の現像用の内容物を収容した容器を備え、特に、かかる容器に関する情報が記録されているとともにこの情報を読み取るように構成された画像形成装置に関する。
複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置は、かかる現像用の内容物を収容した容器を、現像装置、プロセスカートリッジの一部として備えている。かかる容器は、トナーを収容している場合には、トナーカートリッジとして、現像装置、プロセスカートリッジに対して、また画像形成装置本体に対して着脱自在に構成されていることが一般的である他、現像剤を収容している場合等には、現像装置等の一部として内蔵されていることなどがある。
かかる容器は、いずれの態様で画像形成装置に備えられる場合であっても、輸送、保管の便宜上、現像用の内容物を外部に供給する開口部が、シール部材などといわれる部材によって密封され、使用開始までは、現像用の内容物がかかる開口部から漏れ出たり、露出したりすることのないようにされている。
一方、一般的に画像形成装置本体に対して着脱自在のトナーカートリッジ、プロセスカートリッジ等は、トナーの消耗や部材の劣化等に対するメンテナンスとして経時的に交換されるものである。トナーカートリッジ等の交換が行われた場合には、画像形成装置において画像濃度の調整等の初期設定動作といった所定の処理が必要になること等の理由から、〔特許文献1〕、〔特許文献2〕に記載されているように、トナーカートリッジ等に、新品であることなどの所定の情報を持たせ、適時、画像形成装置においてかかる情報を読み取る処理が行われることがある。同様の処理は、現像用の内容物を収容した容器が現像装置の一部として内蔵されているような場合においても必要となる。このような処理を行うと、人手によるかかる情報の入力作業が省ける。
また、現像用の内容物を収容した容器の開口部が密封されている場合には、内容物の使用開始までに、開口部の密封を行っている部材を除去する必要があるが、この除去作業は頻繁に行うものではないため、忘れがちである。かといって、除去作業を忘れると、内容物が供給されず、現像が正しく行われないなどの不具合が生じる。
そこで、〔特許文献3〕、〔特許文献4〕においては、かかる部材の除去の忘れを防止するための技術が提案されているとともに、〔特許文献5〕には、開口部の密封を行っているシール部材を除去することによって、カートリッジ固有の所定の情報を読み取り可能とする技術が提案されている。よって、〔特許文献5〕に記載の技術では、カートリッジの使用開始に不可欠なシール部材の除去作業を行うことで、確実に、かかる情報の入力が行われる状態になるものとなっている。
特開平9−197788号公報 特許第3384933号公報 特開2003−20802号公報 特許第3450569号公報 特許第3817368号公報
しかし、〔特許文献1〕、〔特許文献2〕、〔特許文献5〕に記載の、所定の情報を記録した媒体は、電気的な回路部品であり、コストが高くなるという問題がある。また、かかる容器が交換される消耗品である場合には、容器の交換に伴ってかかる回路部品も交換されることとなり、環境、省資源化の観点からも問題が生じ得る。さらに、かかる所定の情報が、新品であることのみなどの単純な場合にも、たとえばかかる媒体としてICチップを用いる場合などには無駄が大きい。
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置であって、トナーあるいはトナー及びキャリアを含む現像剤等の現像用の内容物を収容した容器を備え、かかる容器に関する情報が簡易な方式で記録され、また読み取られる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、現像用の内容物を外部に供給する開口を備えた容器と、前記開口を塞ぐシール部材とを有し、前記シール部材を所定の方向に引き抜くことにより前記内容物が前記開口から前記容器の外部に供給可能となる画像形成装置において、前記シール部材に設けられ所定の情報を記録した情報記録部と、前記シール部材の引き抜き経路上に配設され、前記所定の情報を読み取る情報読取手段とを有し、前記所定の情報は、前記情報読取手段によって読み取られたときに、所定の値を示す基準部と、前記所定の値と異なる値を示す差異部とが、前記所定の方向に沿って形成されていることによって記録されており、前記シール部材を前記所定の方向に沿って引き抜くときに、前記情報記録部に記録された前記所定の情報を前記情報読取手段で読み取る画像形成装置にある。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記引き抜き経路における前記情報読取手段による前記所定の情報の読み取り位置よりも前記所定の方向における上流側において前記シール部材に付着した前記内容物を拭き取るための拭き取り手段を有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の画像形成装置において、前記拭き取り手段を、画像形成装置本体側に設けたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2又は3記載の画像形成装置において、前記拭き取り手段を、前記容器側に設けたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4の何れか1つに記載の画像形成装置において、前記情報記録部は、前記所定の情報を磁気的に記録しており、前記情報読取手段は、前記所定の情報を磁気的に読み取ることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5の何れか1つに記載の画像形成装置において、前記情報記録部は、凹凸により前記所定の情報を記録しており、前記情報読取手段は、前記所定の情報を前記情報記録部に接触して読み取ることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1ないし6の何れか1つに記載の画像形成装置において、前記情報記録部は、前記所定の情報を光学的に記録しており、前記情報読取手段は、前記所定の情報を光学的に読み取ることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1ないし7の何れか1つに記載の画像形成装置において、前記シール部材は、前記開口を塞ぐシール部と、前記所定の方向において前記シール部より下流側に位置する非シール部とを有し、前記情報記録部を、前記非シール部に設けたことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1ないし8の何れか1つに記載の画像形成装置において、前記差異部は、前記所定の値と異なる複数の値を示し得ることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項1ないし9の何れか1つに記載の画像形成装置において、前記差異部は、前記所定の方向に沿って複数の長さを持ち得ることを特徴とする。
本発明は、現像用の内容物を外部に供給する開口を備えた容器と、前記開口を塞ぐシール部材とを有し、前記シール部材を所定の方向に引き抜くことにより前記内容物が前記開口から前記容器の外部に供給可能となる画像形成装置において、前記シール部材に設けられ所定の情報を記録した情報記録部と、前記シール部材の引き抜き経路上に配設され、前記所定の情報を読み取る情報読取手段とを有し、前記所定の情報は、前記情報読取手段によって読み取られたときに、所定の値を示す基準部と、前記所定の値と異なる値を示す差異部とが、前記所定の方向に沿って形成されていることによって記録されており、前記シール部材を前記所定の方向に沿って引き抜くときに、前記情報記録部に記録された前記所定の情報を前記情報読取手段で読み取る画像形成装置にあるので、かかる容器に関する情報が簡易な方式で記録され、また読み取られることで、コストを抑制し、また、環境、省資源化の観点においても有利であり、容易に所定の情報が入力される画像形成装置を提供することができる。
前記引き抜き経路における前記情報読取手段による前記所定の情報の読み取り位置よりも前記所定の方向における上流側において前記シール部材に付着した前記内容物を拭き取るための拭き取り手段を有することとすれば、かかる容器に関する情報が簡易な方式で記録され、また読み取られることで、コストを抑制し、また、環境、省資源化の観点においても有利であり、容易に所定の情報が入力されるとともに、情報読取手段の清掃作業を特に行わずとも情報読取手段が内容物等によって汚染されることが防止ないし抑制され所定の情報の読み取り精度が高い画像形成装置を提供することができる。
前記拭き取り手段を、画像形成装置本体側に設けたこととすれば、かかる容器に関する情報が簡易な方式で記録され、また読み取られることで、拭き取り手段が交換されないことによってもコストを抑制し、また、環境、省資源化の観点においても有利であり、容易に所定の情報が入力されるとともに、情報読取手段の清掃作業を特に行わずとも情報読取手段が内容物等によって汚染されることが防止ないし抑制され所定の情報の読み取り精度が高い画像形成装置を提供することができる。
前記拭き取り手段を、前記容器側に設けたこととすれば、コストを抑制し、また、環境、省資源化の観点においても有利であり、容易に所定の情報が入力されるとともに、情報読取手段の清掃作業を特に行わずとも情報読取手段が内容物等によって汚染されることが精度高く位置決め去れた拭取り手段によって良好に防止ないし抑制され、また拭取り手段が交換され拭取り機能が良好に維持されることで所定の情報の読み取り精度が高い画像形成装置を提供することができる。
前記情報記録部は、前記所定の情報を磁気的に記録しており、前記情報読取手段は、前記所定の情報を磁気的に読み取ることとすれば、かかる容器に関する情報が簡易な方式で記録され、また読み取られることで、コストを抑制し、また、環境、省資源化の観点においても有利であり、容易に所定の情報が入力されるとともに、内容物が非磁性体であれば、情報読取手段による所定の情報の読み取り精度が、内容物による影響を受けず良好な画像形成装置を提供することができる。
前記情報記録部は、凹凸により前記所定の情報を記録しており、前記情報読取手段は、前記所定の情報を前記情報記録部に接触して読み取ることとすれば、かかる容器に関する情報が簡易な方式で記録され、また読み取られることで、コストを抑制し、また、環境、省資源化の観点においても有利であり、容易に所定の情報が入力されるとともに、シール部材が多少汚染されても、情報読取手段による所定の情報の読み取り精度に与える影響を回避することが可能な画像形成装置を提供することができる。
前記情報記録部は、前記所定の情報を光学的に記録しており、前記情報読取手段は、前記所定の情報を光学的に読み取ることすれば、かかる容器に関する情報が簡易な方式で記録され、また読み取られることで、コストを抑制し、また、環境、省資源化の観点においても有利であり、容易に所定の情報が入力されるとともに、所定の情報の記録及び情報読取手段を容易かつ安価に構成可能な画像形成装置を提供することができる。
前記シール部材は、前記開口を塞ぐシール部と、前記所定の方向において前記シール部より下流側に位置する非シール部とを有し、前記情報記録部を、前記非シール部に設けたこととすれば、かかる容器に関する情報が簡易な方式で記録され、また読み取られることで、コストを抑制し、また、環境、省資源化の観点においても有利であり、容易に所定の情報が入力されるとともに、情報記録部が内容物によって汚染されることを防止ないし抑制し、情報読取手段による所定の情報の読み取り精度が良好な画像形成装置を提供することができる。
前記差異部は、前記所定の値と異なる複数の値を示し得ることとすれば、かかる容器に関する情報が簡易な方式で記録され、また読み取られることで、コストを抑制し、また、環境、省資源化の観点においても有利であり、容易に所定の情報が入力されるとともに、差異部の示す値が複数の値をとり得るという簡易な方式によって所定の情報の情報量を大きくでき、より複雑な情報を記録することができるとともにこれを読み取り、より適切な処理を行うことができる画像形成装置を提供することができる。
前記差異部は、前記所定の方向に沿って複数の長さを持ち得るとすれば、コストを抑制し、また、環境、省資源化の観点においても有利であり、容易に所定の情報が入力されるとともに、所定の方向に沿った差異部の長さが複数の長さ持ち得るという簡易な方式によって所定の情報の情報量を大きくでき、より複雑な情報を記録することができるとともにこれを読み取り、より適切な処理を行うことができる画像形成装置を提供することができる。
図1に本発明を適用した画像形成装置の概略を示す。画像形成装置100は、複写機、プリンタ、ファクシミリの複合機であってフルカラーの画像形成を行うことができるようになっている。画像形成装置100は、プリンタ、ファクシミリとして用いられる場合には、外部から受信した画像情報に対応する画像信号に基づき画像形成処理を行なう。
画像形成装置100は、一般にコピー等に用いられる普通紙の他、OHPシートや、カード、ハガキ等の厚紙や、封筒等の何れをも記録用紙であるシート状の記録媒体としてこれに画像形成を行なうことが可能である。
画像形成装置100は、上下方向において中央位置を占める本体99と、本体99の上側に位置し原稿を読み取るスキャナとしての読取装置21と、読取装置21の上側に位置し原稿を積載され積載された原稿を読取装置21に向けて送り出すADFといわれる自動原稿給紙装置22と、本体99の下側に位置し感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKと中間転写ベルト11との間に向けて搬送される記録媒体である転写媒体たる転写紙Sを積載した給紙テーブルとしてのシート給送装置23とを有している。
画像形成装置100は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に色分解された色にそれぞれ対応する像としての画像を形成可能な複数の像担持体としての潜像担持体である円筒状の感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKを並設したタンデム構造を採用したタンデム構造、言い換えるとタンデム方式すなわちタンデム型の画像形成装置である。
感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKは、同一径であり、画像形成装置100の本体99の内部のほぼ中央部に配設された無端ベルトである、矢印A1方向に回転する中間転写ベルトとしての転写ベルト11の外周面側すなわち作像面側に、等間隔で並んでいる。
感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKは、A1方向の上流側からこの順で並設されている。各感光体ドラム感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKはそれぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像を形成するための、画像形成部としての作像部たる画像ステーション60Y、60M、60C、60BKに備えられている。
転写ベルト11は、各感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKに対峙しながらA1方向に移動可能となっている。各感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKに形成された可視像すなわちトナー像は、A1方向に移動する転写ベルト11に対しそれぞれ重畳転写され、その後、転写紙Sに一括転写されるようになっている。
転写ベルト11に対する重畳転写は、転写ベルト11がA1方向に移動する過程において、各感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKに形成されたトナー像が、転写ベルト11の同じ位置に重ねて転写されるよう、転写ベルト11を挟んで各感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKのそれぞれに対向する位置に配設された転写チャージャとしての1次転写ローラ12Y、12M、12C、12BKによる電圧印加によって、A1方向上流側から下流側に向けてタイミングをずらして、各感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKと転写ベルト11と対向位置である転写位置にて行われる。
転写ベルト11は、その全層をゴム剤等の弾性部材を用いて構成した弾性ベルトである。転写ベルト11は、単層の弾性ベルトであっても良いし、その一部を弾性部材とした弾性ベルトであっても良いし、従来から用いられている、フッ素系樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリイミド樹脂等を用いても良く、非弾性ベルトであっても良い。
画像形成装置100は、4つの画像ステーション60Y、60M、60C、60BKと、各感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKの下方に対向して配設され、転写ベルト11を備えた中間転写装置であるベルトユニットとしての転写ベルトユニット10と、転写ベルト11に対向して配設され転写ベルト11に当接し、転写ベルト11への当接位置において転写ベルト11と同方向に回転する転写部材としての紙転写ベルトである転写装置たる2次転写ローラ5とを有している。
画像形成装置100はまた、転写ベルト11に対向して配設され転写ベルト11上をクリーニングする中間転写クリーニングブレードを備えた中間転写ベルトクリーニング装置としての図示しないクリーニング装置と、画像ステーション60Y、60M、60C、60BKの上方に対向して配設された書き込み手段である光書き込み装置としての書込装置たる光走査装置8とを有している。
画像形成装置100はまた、シート給送装置23から搬送されてきた転写紙Sを、画像ステーション60Y、60M、60C、60BKによるトナー像の形成タイミングに合わせた所定のタイミングで、転写ベルト11と2次転写ローラ5の間の転写部に向けて繰り出すレジストローラ対13と、転写紙Sの先端がレジストローラ対13に到達したことを検知する図示しないセンサとを有している。
画像形成装置100はまた、トナー像を転写され矢印C1方向に搬送されることで進入してきた転写紙Sに同トナー像を定着させるためのローラ定着方式の定着ユニットとしての定着装置6と、定着装置6を経た転写紙Sを本体99の外部に排出する排紙ローラ7と、本体99の上部に配設され排紙ローラ7により本体99の外部に排出された転写紙Sを積載する排紙部としての排紙トレイ17と、画像形成装置100の操作を行う図示しない操作パネルと、画像形成装置100全体の動作を制御する図示しない制御手段と、回動によって紙面手前側を開放する図示しない前面パネルとを有している。
画像形成装置100は、排紙トレイ17が本体99の上方でかつ読取装置21の下側に位置した胴内排紙型の画像形成装置である。排紙トレイ17上に積載された転写紙Sは、図1において左方に対応するD1方向下流側に取り出されるようになっている。
転写ベルトユニット10は、転写ベルト11の他に、1次転写ローラ12Y、12M、12C、12BKと、中間転写ベルト11を巻き掛けられた、駆動ローラ72、2次転写対向ローラとしての転写入口ローラ73および従動ローラであるテンションローラ74とを有している。駆動ローラ72は、図示しない駆動源としてのモータの駆動により回転駆動され、これによって、転写ベルト11がA1方向に回転駆動される。
定着装置6は、熱源を内部に有する定着ローラ62と、定着ローラ62に圧接された加圧ローラ63とを有しており、トナー像を担持した転写紙Sを定着ローラ62と加圧ローラ63との圧接部である定着部に通すことで、熱と圧力との作用により、担持したトナー像を転写紙Sの表面に定着するようになっている。
光走査装置8は、感光体ドラム20Y、20M、20C、20BKの表面によって構成された被走査面をそれぞれ走査して露光し、静電潜像を形成するための、画像信号に基づくレーザービームとしてのレーザー光であるビームLY、LM、LC、LBKを発するものである。
光走査装置8は、本体99に対し着脱自在となっており、離脱時には、画像ステーション60Y、60M、60C、60BKにそれぞれ備えられた後述するプロセスカートリッジ40Y、40M、40C、40BKをそれぞれ独立で本体99から上方に取り出せるようになっている。
シート給送装置23は、転写紙Sを積載した給紙トレイ15と、給紙トレイ15上に積載された転写紙Sを送り出す給紙コロ16とを有している。
読取装置21は、本体99の上方に位置し、画像形成装置100のD1方向上流側端部言い換えると画像形成装置100の奥側に配設された軸24により本体99に回動自在に一体化され本体99に対して開閉可能な第1の開閉体として備えられている。
読取装置21は、D1方向下流側端部に、読取装置21を本体99に対して開くときに把持するための第1の把持部としての把持部25を有している。読取装置21は、軸24を中心に回動自在であって、把持部25を把持して上方に回動させることで本体99に対して開く。本体99に対する読取装置21の開放角度はほぼ90度であり、本体99内部へのアクセス、読取装置21を閉じる作業等が容易となっている。
読取装置21は、原稿を載置するコンタクトガラス21a、コンタクトガラス21aに載置された原稿に光を照射する図示しない光源及び光源から原稿に照射され反射された光を反射する図示しない第1の反射体を備え図1における左右方向に走行する第1走行体21b、第1走行体21bの反射体によって反射された光を反射する図示しない第2の反射体を備えた第2走行体21c、第2走行体21cからの光を結像するための結像レンズ21d、結像レンズ21dを経た光を受け原稿の内容を読み取る読み取りセンサ21e等を備えている。
自動原稿給紙装置22は、読取装置21の上方に位置し、画像形成装置100のD1方向上流側端部に配設された軸26により読取装置21に回動自在に一体化され読取装置21に対して開閉可能な第2の開閉体として備えられている。
自動原稿給紙装置22は、D1方向下流側端部に、自動原稿給紙装置22を読取装置21に対して開くときに把持するための第2の把持部としての把持部27を有している。自動原稿給紙装置22は、軸26を中心に回動自在であって、把持部27を把持して上方に回動させることで読取装置21に対して開き、コンタクトガラス21aを露出させる。
自動原稿給紙装置22は原稿を載置する原稿台22aと、原稿第22aに載置された原稿を給送する、図示しないモータ等を備えた駆動部とを有している。画像形成装置100を用いて複写を行うときには、原稿を自動原稿給送装置22の原稿台22aにセットするか、自動原稿給送装置22を上方に向けて回動して手動でコンタクトガラス21a上に原稿を載置してから自動原稿給送装置22を閉じて原稿をコンタクトガラス21aに押圧する。読取装置21に対する自動原稿給紙装置22の開放角度はほぼ90度であり、コンタクトガラス21a上に原稿を載置する作業、コンタクトガラス21aのメンテナンス作業等が容易となっている。
操作パネルは、複写等を開始するためのスタートボタン、複写枚数等を入力するためのテンキー、フルカラー画像形成を行うか黒色の単色画像形成を行うか等の画像形成モードを選択するモード選択キー等を備えている。
制御手段は、CPU、記憶手段としてのメモリ等を備えている。
図2を参照して、画像ステーション60Y、60M、60C、60BKについて、そのうちの一つの、感光体ドラム20Yを備えた画像ステーション60Yの構成を代表して構成を説明する。なお、他の画像ステーションの構成に関しても実質的に同一であるので、以下の説明においては、便宜上、画像ステーション60Yの構成に付した符号に対応する符号を、他の画像ステーションの構成に付し、また詳細な説明については適宜省略することとし、符号の末尾にY、M、C、Kが付されたものはそれぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成を行うための構成であることを示すこととする。
感光体ドラム20Yを備えた画像ステーション60Yは、感光体ドラム20Yの周囲に、図中時計方向であるその回転方向B1に沿って、感光体ドラム20Yのシャッタ機構80Yと、感光体ドラム20Yをクリーニングするためのクリーニング手段としてのクリーニング装置70Yと、感光体ドラム20Yを高圧に帯電するための帯電手段である帯電装置としての帯電チャージャたる帯電装置30Yと、感光体ドラム20Yを現像するための現像手段としての現像器である現像装置50Yとを有している。
感光体ドラム20Yと、シャッタ機構80Yと、クリーニング装置70Yと、帯電装置30Yと、現像装置50Yとは一体化されており、プロセスカートリッジ40Yを構成している。プロセスカートリッジ40Yは本体99に対して着脱自在となっている。このようにプロセスカートリッジ化することは、交換部品として取り扱うことができるため、メンテナンス性が著しく向上し、大変好ましい。
シャッタ機構80Yは、プロセスカートリッジ40Yを本体99の所定位置に装着することによって同図における左方に開き、感光体ドラム20Yをプロセスカートリッジ40Yの外部に露出させる。プロセスカートリッジ40Yを本体99の所定位置に装着していない状態では、同図に示されているように、シャッタ機構80Yは感光体ドラム20Yを外部に露出させず、プロセスカートリッジ40Yの保管、運搬時において感光体ドラム20Yを保護するようになっている。
クリーニング装置70Yは、感光体ドラム20Yに当接し感光体ドラム20Y上の残留トナー、キャリア、紙粉等の不要物を掻き取ってクリーニングするためのブレードとしてのクリーニングブレード71Yと、クリーニングブレード71Yによって掻き取られ、また除去されることによって生じた廃トナー等の不要物を収容する廃トナータンク72Yと、廃トナータンク72Y内の不要物を図示しない不要物収容部に向けて搬送するための図示しない廃トナー経路の一部を構成する排出スクリュ73Yとを有している。
帯電装置30Yは、感光体ドラム20Yに当接し従動回転する帯電ローラ31Yと、帯電ローラ31Yに当接し帯電ローラ31Yに付着した不要物を掻き取るブレード状の帯電ローラクリーナ32Yと、帯電ローラ31Yに接続され帯電ローラ31Yによって感光体ドラム20Y表面を所定の極性に帯電させる図示しない電圧印加手段とを有している。
図1に示した光走査装置8は、図2に示すように、感光体ドラム20Yにおける帯電領域と現像領域との間の領域に、画像情報に応じて光変調されたレーザー光LYを照射して帯電ローラ31Yにより帯電された後の感光体ドラム20Yの表面を露光し、現像装置50Yによってイエロートナー像として可視像化される静電潜像を形成するようになっている。
現像装置50Yは、感光体ドラム20Yに近接対向して配設されトナーとキャリアとを含む2成分現像剤(以下、現像剤という)を担持する現像剤担持体としての現像ローラ51Yと、現像ローラ51Yに当接配置され現像剤を撹拌する撹拌ローラ52Yと、新規の現像剤を収容する容器としての現像剤タンク53Yと、収容しているイエロー色のトナーを現像ローラ51Y、撹拌ローラ52Yに供給する容器としてのトナータンク54Yと、トナータンク54Y内に配設されトナータンク54Y内のトナーを撹拌しつつ現像ローラ51Y、撹拌ローラ52Yに向けて給送するアジテータ55Yと、現像装置50Y内における、現像タンク53Y、トナータンク54Y外の空間すなわち現像ローラ51Y、撹拌ローラ52Yが収容された空間である現像部Gと、現像剤中のトナー濃度を測定するトナー濃度検知手段としての図示しないトナー濃度検知センサとを有している。
以上のような構成により、感光体ドラム20Yは、B1方向への回転に伴い、帯電装置30Yにより表面を一様に帯電され、光走査装置8からのビームLYの露光走査によりイエロー色に対応した静電潜像を形成される。この静電潜像の形成は、ビームLYが、紙面垂直方向である主走査方向に走査するとともに、感光体ドラム20YのB1方向への回転により、感光体ドラム20Yの円周方向である副走査方向へも走査することによって行われる。
現像装置50Yにおいては、現像部Gにおいて、現像ローラ51Y、撹拌ローラ52Yの回転によって、現像剤タンク53Yから供給された現像剤と、トナータンク54Yから供給されたトナーとが撹拌混合され、これによってトナーが帯電するとともに、現像剤が現像ローラ51Y上に担持される。現像ローラ51Yの回転によって、担持された現像剤は感光体ドラム20Yとの対向領域に移動する。
上述のようにして形成された感光体ドラム20Y上の静電潜像には、現像ローラ51Yに担持された現像剤に含まれている帯電したイエロー色のトナーが付着し、イエロー色に現像されて顕像化され、現像により得られたイエロー色の可視画像たるトナー像は、1次転写ローラ12YによりA1方向に移動する転写ベルト11に1次転写され、転写後に残留したトナー等の異物はクリーニング装置70Yにより掻き取り除去されて、感光体ドラム20Yは、帯電装置30Yによる次の帯電に供される。
他の感光体ドラム20C、20M、20BKにおいても同様に各色のトナー像が形成等され、形成された各色のトナー像は、1次転写ローラ12C、12M、12BKにより、A1方向に移動する転写ベルト11上の同じ位置に順次1次転写される。
転写ベルト11上に重ね合わされたトナー像は、転写ベルト11のA1方向の回転に伴い、2次転写ローラ5との対向位置である2次転写部である転写部まで移動し、この転写部において転写紙Sに2次転写される。
転写ベルト11と2次転写ローラ5との間に搬送されてきた転写紙Sは、シート給送装置23から繰り出され、レジストローラ対13によって、センサによる検出信号に基づいて、転写ベルト11上のトナー像の先端部が2次転写ローラ5に対向するタイミングで送り出されたものである。
転写紙Sは、すべての色のトナー像を一括転写され、担持すると、C1方向に搬送されて定着装置6に進入し、定着ローラ62と加圧ローラ63との間の定着部を通過する際、熱と圧力との作用により、担持したトナー像を定着され、この定着処理により、転写紙S上に合成カラー画像たるカラー画像が形成される。定着装置6を通過した定着済みの転写紙Sは、排紙ローラ7を経て、排紙トレイ17上にスタックされる。一方、2次転写を終えた転写ベルト11は、クリーニング装置によってクリーニングされ、次の1次転写に備える。
このような画像形成工程において、プロセスカートリッジ40Y、40M、40C、40BKを構成する各部材、現像剤が劣化し、またトナーが消費されるため、プロセスカートリッジ40Y、40M、40C、40BKは新規のものに交換される。プロセスカートリッジ40Y、40M、40C、40BKのうちのプロセスカートリッジ40Yを代表して説明すると、プロセスカートリッジ40Yは使用開始までの輸送、保管の便宜上、現像用の内容物すなわち現像剤タンク53Yにおける現像剤、トナータンク54Yにおけるトナーが、現像装置50Yの外部に漏れることのないように、使用開始まで、図2に示すように、シール部材56aY、56bYが装着されている。
シール部材56aYは、現像剤タンク53Yがその内部の現像剤を現像タンク53Y外部に供給する開口57aYを塞ぐものであり、シール部材56bYは、トナータンク54Yがその内部のトナーをトナータンク54Y外部に供給する開口57bYを塞ぐものである。
シール部材56aY、56bYが取り除かれるまで、現像タンク53Y、トナータンク54Y内の空間は密封されて、現像タンク53Y、トナータンク54Y内外の空間は隔離された状態を保持され、現像部Gはトナー、現像剤が存在しない状態となっている。
シール部材56aY、56bYが取り除かれると、現像剤タンク53Y内の現像剤は落下によって現像部G内に供給され、トナータンク54Yのトナーはアジテータ55Yの回転によって現像部G内に供給される。現像部G内においては、すでに述べたように、現像ローラ51Y、撹拌ローラ52Yの回転によって現像剤およびトナーが撹拌混合され、これによってトナーが帯電するとともに現像剤が現像ローラ51Y上に担持される。
これらのことは、他のプロセスカートリッジ40M、40C、40BKにおいても同様である。
以下、適宜、シール部材56aY、56bYを、互いに区別することなく、また何れのプロセスカートリッジ40Y、40M、40C、40BKに備えられているかも区別することなくシール部材56という。また、適宜、開口57aY、57bYを、互いに区別することなく、また何れのプロセスカートリッジ40Y、40M、40C、40BKに備えられているかも区別することなく開口57という。図示においても同様である。
図3に示すように、シール部材56は、開口57を閉塞するシール部58と、シール部58に一体に延設された非シール部59とを有している。シール部58は、開口57の周縁に対し、接着剤により、剥離可能に接着され、開口57を封緘している。非シール部59は、シール部58の上面に折り重なるように、シール部58に対して折り曲げられている。
シール部58の全体及び非シール部59の先端部を除く大部分は現像装置50Y、50M、50C、50BK内に位置しているが、非シール部59の先端部は、現像装置50Y、50M、50C、50BKおよびプロセスカートリッジ40Y、40M、40C、40BKの図示しないスリットから外部に露出し、把持可能な耳部となっている。
よって、非シール部59の先端部すなわち耳部を把持して所定の方向すなわち同図における紙面右方に対応したE方向に引っ張ると、シール部58が、上流側部分から同方向下流側に向けて、開口57の周縁から順次引き剥がされ、スリットから引き出される。したがって、シール部材56をE方向に引っ張って、現像装置50Y、50M、50C、50BK、プロセスカートリッジ40Y、40M、40C、40BKから引き抜くことにより、トナーあるいは現像剤が開口57から外部に供給可能な状態となる。なお、スリットは、シール部材56の引き抜き経路を構成している。
シール部材56は、引っ張り強度等の強度及び成形のし易さ等を考慮して樹脂フィルムによって構成されている。
なお、E方向は図1、図2における紙面手前側の方向に一致しており、前面パネルを開放して図1における紙面手前側を開放し本体99内部を露出させることで、所定位置に装着されたプロセスカートリッジ40Y、40M、40C、40BKから非シール部59の先端が露出し、シール部材56を引き抜くことが可能となる。
図4に示すように、シール部材56は、所定の情報を記録した情報記録部61を一体に有している。なお、同図を含め、以下の図においては、説明の便宜上、シール部58と非シール部59とが同一平面上に位置するように、シール部材56を展開して示している。ただし、シール部材56が現像装置50Y、50M、50C、50BK、プロセスカートリッジ40Y、40M、40C、40BKから引き抜き可能であれば、同状態において現像装置50Y、50M、50C、50BKに設置してもよい。
情報記録部61に記録された所定の情報は、情報読取手段としてのセンサ62によって読み取られる。センサ62は、シール部材56の引き抜き経路上に配設され、シール部材56をE方向に沿って引き抜くときに、かかる所定の情報を読み取るものである。センサ62が所定の情報を読み取ることによって生成され出力される図5等に示す信号言い換えると出力波形は、制御手段に入力される。
センサ62は、シール部材56の引き抜き経路上に配設されるのであれば、本体99側に設けてもよいし、開口57を有する容器側すなわち開口57を有する現像タンク53Y、トナータンク54Y等の容器と一体のプロセスカートリッジ40Y、40M、40C、40BK側に設けてもよい。例えば、センサ62をプロセスカートリッジ40Y側に設けた構成では、プロセスカートリッジ40Yを本体99内の所定位置に装着することでセンサ62が本体99側と電気的に接続され、センサ62の出力信号が制御手段に入力可能な状態となる。
ここで、本体99側とは、シール部材56が塞ぐ開口57を有する容器を、着脱される対象を言う。本形態では、現像タンク53Y、トナータンク54Yは現像装置50Yと一体であり、着脱不能であるとともに、現像装置50Yはプロセスカートリッジ40Yと一体であり、着脱不能であって、プロセスカートリッジ40Yが本体99に着脱自在であるため、本体99側とはプロセスカートリッジ40Y、40M、40C、40BKを除く部分によって構成される部分の側となる。
なお、容器が本体99に対して固定であり着脱不能である場合には容器側と本体99側との区別はない。容器側と本体99側の区別がある場合において、センサ62を本体99側に設けると、容器の交換に伴うセンサ62の交換の機会が減少するため、コスト抑制の利点がある。センサ62を容器側に設けると、容器の交換に伴って新規のものに交換されるため情報の読み取り性能が更新されるという利点や、シール部材56の引き抜き経路に対する位置決め精度が高く情報の読み取り精度が高いという利点がある。また、センサ62を構成する部材に、シール部材56の表側、裏側のそれぞれに位置する部材が含まれるときにはそれらの部材を、容器側、本体99側に分けて設けてもよい。
一方、現像タンク53Y、トナータンク54Yを現像装置50Yに着脱自在とした場合には現像装置50Yの現像タンク53Y、トナータンク54Yを除く部分も本体99側となり、現像装置50Yを現像タンク53Y、トナータンク54Yと一体でプロセスカートリッジ40Yに着脱自在とした場合にはプロセスカートリッジ40Yの現像装置50Yを除く部分も本体99側となる。
情報記録部61に記録された所定の情報は、センサ62によって読み取られたときに、図5において「High」で示す略一定の所定の値を示す基準部63と、同図において「Low」で示す、基準部63の読み取り値と異なる値をパルス状に示す差異部64とが、E方向に沿って形成されていることによって記録されている。なお、基準部63の読み取り値と、差異部64の読み取り値とは、互いに区別できる範囲で乱れを生じるものであってもよい。
図6に示すように、情報記録部61は、所定の情報を光学的に記録し、センサ62は所定の情報を光学的に読み取るものである。同図はセンサ62及びシール部材56の断面を示している。同図において、基準部63は樹脂フィルムの透明部分によって構成され、差異部64は樹脂フィルムのE方向における一部を黒く塗りつぶすことでマーキングされた黒色部分によって構成されている。
同図(a)に示した例では、基準部63を構成している樹脂フィルムの透明部分は、光を透過する性質を持つものとなっているとともに、センサ62を透過型フォトセンサによって構成している。同図(b)に示した例では、基準部63を構成している樹脂フィルムの透明部分は、それ自体の性質または表面加工によって光沢を有し、光を反射する性質を持つものとなっているとともに、センサ62を反射型センサによって構成している
同図(a)、(b)の何れの構成例でも、基準部63と差異部64との光学濃度差によって差異部64の読み取り値が基準部63の読み取り値より小さくなるため、図5に示した波形が得られ、この波形に基づいて制御手段によって情報記録部61に記録された情報が読み取られる。読み取られた情報の内容は、必要に応じてメモリに記憶される。
情報記録部61における情報の記録方式としては、光学的な方式でなく、図7に示すように、凹凸による方式であってもよい。
この場合、基準部63は略平面状をなしているとともに、差異部64は、かかる平面に対して突出した状態をなす突部によって構成されている。
センサ62は、シール部材56に向けて付勢された接触部62aを有している。また、シール部材56の、接触部62aが接触するのと反対側の面は、略平面状の支持部材65によって支持され略平面を保つようになっている。
よって、センサ62は、シール部材56に接触した接触部62aの変位を読み取ることによって図5に示した波形を得て、この波形によって情報記録部61に記録された情報が読み取られる。
差異部64は凹状の形状によって構成してもよい。
差異部64は開口すなわち孔によって構成してもよい。この場合も凹凸の形成態様に含まれるものとする。差異部64を孔によって構成する場合には、シール部材56の引っ張りの際の強度を確保するために、シール部材56に、そのものの強度の強いものを選択したり、孔の周縁部を補強加工することが望ましい。なおこの場合には、細部64の形成位置は、図18に示す後述の位置とする。
差異部64を孔によって構成した場合、支持部材65側に孔の大きさ以下の突部を設け、シール部材56の引き抜きに伴って孔が移動し突部位置に重なったときに突部が孔から突出し、これを接触部62aによって検知するように構成してもよい。
その他、情報記録部61における情報の記録方式としては、磁気的な方式とし、センサ62を磁気センサとし、情報記録部61に記録された情報を磁気的に読み取るようにしてもよい。この構成は、非磁性トナー等、内容物が非磁性体であるときにセンサ62による情報の読み取り精度が内容物による影響を受けないという利点がある。
いずれの方式を採用する場合でも、図8に示すように、上述の光学的な記録の態様、凹凸の形成の態様、磁気的な記録の態様を基準部63と差異部64とで逆の関係とし、基準部63、差異部64による「High」と「Low」との出力の関係を逆にしてもよい。
このように、差異部64あるいは基準部63は、他の部分と異なる加工を施し、センサ62によってこれを読み取るものであればよい。
これにより、たとえば、差異部64あるいは基準部63によってパルス状の出力を行わせることにより、新規の容器が装着されたこと、プロセスカートリッジ40Y、40M、40C、40BKが交換されたことを、制御手段により画像形成装置100に認識させることが可能となる。
またいずれの方式を採用する場合でも、基準部63、差異部64は、シール部材56に印刷を施すことによって形成してもよいし、図9に示すように、印刷等によって基準部63、差異部64を形成したシート66をシール部材56に一体化してもよい。シート66は紙、フィルム等の材質を選択することが可能であり、接着剤、溶着等によってシート部材56に一体化することが可能である。またこの場合はシート66が情報記録部61を構成する。
図10は、シール部材56の引き抜き経路におけるセンサ62による情報の読み取り位置よりも、E方向における上流側において、シール部材56に付着したトナー、現像剤等の、情報の読み取りにとって支障となり得る異物Wを拭き取るための拭き取り手段67を配設した構成例を示している。
同図(a)は、拭き取り手段67が、シール部材56を表裏から挟み込む弾性体を有する例であり、同図(b)は、拭き取り手段67が、シール部材56を表裏から挟み込む逆止弁形状の部材を有する例である。拭き取り手段67を設けることにより、センサ62の清掃作業を特に行わずともセンサ62がトナー、現像剤等によって汚染されることが防止ないし抑制され、センサ62による情報の読み取り感度が維持される。
異物Wの除去は、同図に示したように、センサ62が光学的に記録された情報を読み取る場合に特に有効である他、図7に示したように、センサ62が凹凸によって記録された情報を接触により読み取る場合にも有効である。
拭き取り手段67の配設位置は、容器側と本体99側の区別がある場合において何れの側でもよいが、拭き取り手段67を本体99側に設けると、容器の交換に伴う拭き取り手段67の交換の機会が減少するため、コスト抑制の利点があり、拭き取り手段67を容器側に設けると、容器の交換に伴って新規のものに交換されるため拭き取り性能が更新されるという利点や、シール部材56の引き抜き経路に対する位置決め精度が高く拭き取り性能が高いという利点がある。また、拭き取り手段67を構成する部材のうち、シール部材56の表側、裏側に位置する部材をそれぞれ、容器側、本体99側に分けて設けてもよい。
図11に示すように、差異部64は、E方向に沿って複数設けてもよく、この場合には、より多くの情報量を情報記録部61に持たせることが可能となる。たとえば、差異部64によってパルス状の出力を行わせることにより、新規の容器が装着されたことに加え、図12に示すように、パルス状の出力の数によって、その内容物であるトナーの色情報を制御手段の判断に基づいて画像形成装置100に認識させることが可能となる。同図において、信号受信数が、パルス状の出力の数に対応している。制御手段のメモリには、図12に対応するテーブルが記憶されており、センサ62の出力波形をテーブルと照合することにより、かかる判断を行なう。
なお、差異部64は、E方向に沿って複数設けた場合、シール部材56の引き抜き速度に応じて、図13に示すように、パルス状の出力が得られるタイミングや、パルス状の出力が得られる時間の長さが変化する。図11に示した場合を基準として、同図(a)はシール部材56の引き抜き速度が大きく且つ一定している場合を示しており、同図(b)はシール部材56の引き抜き速度が変化した場合を示している。
このように、センサ62によって得られる波形はシール部材56の引き抜き速度によって変化するが、パルス状の出力が得られる回数には変化がなく、これをカウントすれば、記録された情報が再生され、必要な情報が得られる。
情報記録部61により多くの情報量を持たせる方法として、図14に示すように、差異部64によって得られる出力値の大きさが、基準部63によって得られる出力値と異なる複数の値を示し得るようにすることが挙げられる。同図に示した例では、上記「High」、「Low」に加え、差異部64が、これらの中間値である「Mid」を示し得る場合を示している。
このようにすれば、差異部64によってパルス状の出力を行わせることにより、新規の容器が装着されたことに加え、2つの差異部64を用いそれぞれが異なる2つの値のパルス状の出力を行わせ得ることで、出力値の大きさ及び順によって、たとえば図15に示すように、新たに装着された容器の内容量を画像形成装置100に認識させることが可能となる。
制御手段のメモリには、図15に対応するテーブルが記憶されており、センサ62の出力波形をテーブルと照合することにより、かかる判断を行なう。なお、同図に示した場合、基準部63における出力値は「High」に対応している。また、差異部64の数は2つに限らず1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
情報記録部61により多くの情報量を持たせる方法として、図16に示すように、差異部64によって得られる信号すなわちパルス状の出力が得られる時間を変化させることが挙げられる。そのため、同図に示すように、差異部64が、E方向に沿って複数の長さを持ち得るようになっている。
ただし、この場合には、図13に沿った説明から明らかなように、シール部材56の引き抜き速度によって、パルス状の出力が得られる時間が変化するため、シール部材56の引き抜き速度を所定の速度で一定にすることが要求される。
このようにすれば、差異部64によってパルス状の出力を行わせることにより、新規の容器が装着されたことに加え、2つの差異部64を用いそれぞれが異なる2つの長さのパルス状の出力を行わせ得ることで、出力の時間的長さ及び順によって、たとえば図17に示すように、新たに装着された容器の内容物であるトナーの色情報を画像形成装置100に認識させることが可能となる。
制御手段のメモリには、図17に対応するテーブルが記憶されており、センサ62の出力波形をテーブルと照合することにより、かかる判断を行なう。なお、同図に示した場合、基準部63における出力値は「High」に対応している。また、差異部64の数は2つに限らず1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
この構成においては、上述の要求を満たすために、容器側あるいは本体99側など、画像形成装置100に、シール部材56を一定かつ所定の速度で引き抜く自動巻き取り機能を備えた引き抜き手段を配設することが望ましい。引き抜き手段は、シール部材56の先端を係止しこれを巻き取る巻き取り軸を備えたモータ等によって構成することが可能である。
以上述べた、情報記録部61により多くの情報量を持たせる方法は、適宜組み合わせることが可能であり、この組み合わせにより、画像形成装置100が時計、カレンダー機能を備えている場合にはかかる信号を受信した日時を記録することで、容器の装着日時、言い換えると使用開始日時を管理するための情報などの、容器に関する種々の情報を記録することが可能となる。
情報記録部61に情報を記録・読み取りする方式も、上述の方式を適宜組み合わせて採用することができる。
さらに、情報記録部61の配設位置は、上述の各例ではシール部58としたが、非シール部59に情報記録部61を配設してもよい。情報記録部61の配設位置をシール部58とすると、シール部58が図10に示したような異物Wによって汚染される可能性があり、汚染されると、図15の下図の右方に示すように、センサ62による出力値に乱れが生じ得るが、情報記録部61の配設位置を非シール部59とすれば、情報記録部61が図10に示したような異物Wによる影響を受けにくくなり、センサ62による読み取り感度が維持、確保される。
なお、図18に示した例では、差異部64の数は2つとしているが、差異部64の数は2つに限らず1つの場合にも適用可能であるし、3つ以上の場合にも適用可能である。
以上のような構成によれば、画像形成装置100の使用開始時や、プロセスカートリッジ40Y、40M、40C、40BKの交換時等に、シール部材56を引き抜くと、トナーあるいは現像剤が開口57から外部に供給可能な状態となるとともに、情報記録部61に記録されている情報がセンサ62によって読み取られ、制御手段によって情報の内容が判断されることで、プロセスコントロールが行なわれトナー濃度が調整され画像濃度が調整されるなど、画像形成装置100において情報の内容に応じた適正な処理がなされる。
よって、シール部材56の除去という、一般的にサービスマン等の専任の操作者でなくエンドユーザが行なうプロセスカートリッジ40Y、40M、40C、40BKの交換等に際した付帯作業であって、容器内の内容物の使用開始にあたって必要不可欠且つ単純な作業により、操作パネルによる煩わしい入力作業を行わずとも、必要な情報が画像形成装置100に確実に入力され、画像形成装置100において必要な処理が確実に行われる。
そのため、画像形成装置100の使用開始からあるいは容器の交換後における初回の画像形成から良好な品質の画像を確実に得ることが可能となる。しかも、情報が、シール部材56に簡易な方式で記録されているため、低コストであるとともに、環境、省資源化の観点からも好ましい。
以上本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
たとえば、画像形成装置は、いわゆるタンデム方式の画像形成装置ではなく、1つの感光体ドラム上に順次各色のトナー像を形成して各色トナー像を順次重ね合わせてカラー画像を得るいわゆる1ドラム方式の画像形成装置にも同様に適用することができる。画像形成装置は、モノカラー画像のみを形成可能なものであっても良い。
いずれのタイプの画像形成装置でも、中間転写体を用いず、各色のトナー像を転写紙S等に直接転写しても良い。この場合、複数の像担持体上のトナー像は、直接、シートに転写される。
画像形成装置は、複写機、プリンタ、ファクシミリの複合機でなく、これらの単体であっても良いし、その他、複写機とプリンタとの複合機等の他の組み合わせの複合機であっても良い。
画像形成装置は以上述べたいわゆる電子写真方式の画像形成装置に限らず、たとえばインクジェット方式のようなインキを用いる画像形成装置であってもよいし、孔版印刷装置等の印刷装置であってもよい。この場合、インキが現像用の内容物に相当する。
本発明の実施の形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
本発明を適用した画像形成装置の概略正面図である。 図1に示した画像形成装置に備えられた複数の像担持体のうち1つの像担持体周りの構成を示す概略正面図である。 図2に示したシール部材の配設態様を示す一部断面図である。 図2に示したシール部材に設けられた情報記録部の構成態様及び情報読取手段の配設態様を示す平面図である。 図4に示した情報記録部に記録された情報が情報読取手段によって読み取られた場合の信号の波形を示す概念図である。 図4に示した情報記録部に光学的に情報が記録されている場合及びこれに伴う情報読取手段の構成の例を示す概略図である。 図4に示した情報記録部に凹凸によって情報が記録されている場合及びこれに伴う情報読取手段の構成の例を示す概略図である。 図4に示した情報記録部の他の構成例を示す平面図である。 図4に示した情報記録部のまた他の構成例を示す平面図である。 拭き取り手段を配設した例を示す概略断面図である。 図4に示した情報記録部に複数の差異部を設けた例を示す平面図である。 差異部の数によって情報記録部により複雑な情報を記録した例を示すチャートである。 シール部材の引き抜き速度によって情報読取手段の出力波形が変化する例を示す概念図である。 差異部が複数の値を示す例を示した平面図である。 差異部が示す値の数によって情報記録部により複雑な情報を記録した例を示すチャートである。 差異部がシール部材の引き抜き方向に沿って複数の長さを持つ例を示した平面図である。 シール部材の引き抜き方向における差異部の長さによって情報記録部により複雑な情報を記録した例を示すチャートである。 情報記録部を非シール部に設けた例を示す平面図である。
符号の説明
53Y、54Y 容器
56aY、56bY、56 シール部材
57aY、57bY、57 開口
58 シール部
59 非シール部
61 情報記録部
62 情報読取手段
63 基準部
64 差異部
67 拭き取り手段
99 画像形成装置本体
100 画像形成装置
E 所定の方向

Claims (10)

  1. 現像用の内容物を外部に供給する開口を備えた容器と、
    前記開口を塞ぐシール部材とを有し、
    前記シール部材を所定の方向に引き抜くことにより前記内容物が前記開口から前記容器の外部に供給可能となる画像形成装置において、
    前記シール部材に設けられ所定の情報を記録した情報記録部と、
    前記シール部材の引き抜き経路上に配設され、前記所定の情報を読み取る情報読取手段とを有し、
    前記所定の情報は、前記情報読取手段によって読み取られたときに、所定の値を示す基準部と、前記所定の値と異なる値を示す差異部とが、前記所定の方向に沿って形成されていることによって記録されており、
    前記シール部材を前記所定の方向に沿って引き抜くときに、前記情報記録部に記録された前記所定の情報を前記情報読取手段で読み取る画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記引き抜き経路における前記情報読取手段による前記所定の情報の読み取り位置よりも前記所定の方向における上流側において前記シール部材に付着した前記内容物を拭き取るための拭き取り手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2記載の画像形成装置において、
    前記拭き取り手段を、画像形成装置本体側に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項2又は3記載の画像形成装置において、
    前記拭き取り手段を、前記容器側に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4の何れか1つに記載の画像形成装置において、
    前記情報記録部は、前記所定の情報を磁気的に記録しており、
    前記情報読取手段は、前記所定の情報を磁気的に読み取ることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし5の何れか1つに記載の画像形成装置において、
    前記情報記録部は、凹凸により前記所定の情報を記録しており、
    前記情報読取手段は、前記所定の情報を前記情報記録部に接触して読み取ることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし6の何れか1つに記載の画像形成装置において、
    前記情報記録部は、前記所定の情報を光学的に記録しており、
    前記情報読取手段は、前記所定の情報を光学的に読み取ることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1ないし7の何れか1つに記載の画像形成装置において、
    前記シール部材は、前記開口を塞ぐシール部と、前記所定の方向において前記シール部より下流側に位置する非シール部とを有し、前記情報記録部を、前記非シール部に設けたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1ないし8の何れか1つに記載の画像形成装置において、
    前記差異部は、前記所定の値と異なる複数の値を示し得ることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1ないし9の何れか1つに記載の画像形成装置において、
    前記差異部は、前記所定の方向に沿って複数の長さを持ち得ることを特徴とする画像形成装置。
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