JP2009090044A - 敷物 - Google Patents
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Abstract
【課題】ペットの抜け毛等を効率よく付着させ、かつ容易に除去することができる敷物を提供する。
【解決手段】敷物本体1が表面層2とバッキング層3とから形成された複層構造の敷物であって、表面層2を傾斜パイル群2aにより形成したことから、傾斜パイル群2aにペットの抜け毛等を効率よく付着させることができるため、ペットの抜け毛等が室内に飛散するのを未然に防止することができる上、一旦付着したペットの抜け毛等は、他の繊維に付着することが少ないため、表面にペットの抜け毛等が付着した敷物本体1上に衣服等が接触しても、衣服等にペットの抜け毛等が再付着するのを未然に防止することができる。
また掃除手段5によりこまめに敷物本体1に付着したペットの抜け毛等を掃除することにより、所謂死毛を抑制することができるため、ペットの新陳代謝を妨げることにより発生するペットの病気を予防することができる。
【選択図】図3
【解決手段】敷物本体1が表面層2とバッキング層3とから形成された複層構造の敷物であって、表面層2を傾斜パイル群2aにより形成したことから、傾斜パイル群2aにペットの抜け毛等を効率よく付着させることができるため、ペットの抜け毛等が室内に飛散するのを未然に防止することができる上、一旦付着したペットの抜け毛等は、他の繊維に付着することが少ないため、表面にペットの抜け毛等が付着した敷物本体1上に衣服等が接触しても、衣服等にペットの抜け毛等が再付着するのを未然に防止することができる。
また掃除手段5によりこまめに敷物本体1に付着したペットの抜け毛等を掃除することにより、所謂死毛を抑制することができるため、ペットの新陳代謝を妨げることにより発生するペットの病気を予防することができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、表面に付着したペットの抜け毛や髪の毛等(以下ペットの抜け毛等という)を効率よく付着させ、また容易に除去することができる敷物に関する。
従来犬や猫等のペットは、季節の変わり目、特に春から夏にかけて抜け毛が発生することが多い。
室内で飼っているペットから抜けた抜け毛は、衣服や敷物等の繊維類に付着することが多く、一度繊維類に付着した抜け毛は、取り除くのに多くの時間と手間を必要とする。
特にカーペット等の敷物に広範囲に付着したペットの抜け毛等を掃除機で掃除しようとしても、敷物の表面に絡み付いた抜け毛は、掃除機の吸引力では簡単に取り除くことができない。
室内で飼っているペットから抜けた抜け毛は、衣服や敷物等の繊維類に付着することが多く、一度繊維類に付着した抜け毛は、取り除くのに多くの時間と手間を必要とする。
特にカーペット等の敷物に広範囲に付着したペットの抜け毛等を掃除機で掃除しようとしても、敷物の表面に絡み付いた抜け毛は、掃除機の吸引力では簡単に取り除くことができない。
このため従来では、例えば特許文献1に記載された粘着テープ式掃除具等を使用して、敷物に付着したペットの抜け毛等を取り除く作業を行っている。
特開平11−206698号公報
しかし前記特許文献1に記載の粘着テープ式掃除具のように粘着ローラを使用したものでは、敷物の表面に広範囲に付着したペットの抜け毛等を取り除くのに多くの時間と労力を必要とする上、敷物の表面を形成するパイル繊維に強固に絡み付いた抜け毛は簡単に取り除くことができないと共に、敷物に付着したまま長期間放置したペットの抜け毛等は、所謂死毛と称してペットの新陳代謝を妨げるためペットの健康を害するばかりか、死毛が室内に飛散すると喘息やアトピー疾患等の持病がある人の健康にも悪影響を及ぼす等の問題がある。
また前記特許文献1に記載の掃除具のように粘着ローラを用いたものでは、粘着ローラの表面に抜け毛やゴミ、ホコリ等が付着して付着力が低下した場合、粘着ローラの粘着テープを剥離して新たな粘着面を表出させることにより粘着力の回復作業を行うが、敷物は面積が広い上、ペットの抜け毛等は日常的に発生することから、敷物に付着したペットの抜け毛等を毎日掃除するのに多量の粘着テープを消費するため、不経済である等の問題もある。
本発明はかかる問題を改善するためになされたもので、ペットの抜け毛等を効率よく付着させ、また容易に除去することができる敷物を提供することを目的とするものである。
本発明はかかる問題を改善するためになされたもので、ペットの抜け毛等を効率よく付着させ、また容易に除去することができる敷物を提供することを目的とするものである。
本発明の敷物は、敷物本体が表面層とバッキング層とから形成された複層構造の敷物であって、表面層を傾斜パイル群により形成したものである。
前記構成により、ペットの抜け毛や髪の毛等の繊維状物を付着しやすい性質を有する傾斜パイル群によりペットの抜け毛等を効率よく付着させることができるため、ペットの抜け毛等が室内へ飛散するのを未然に防止でき、これによって喘息やアトピー疾患等の持病がある人に対する健康に悪影響を及ぼす等の問題を解消することができる。
また一旦付着したペットの抜け毛等は、他の繊維類に付着することが少ないため、表面にペットの抜け毛等が付着した敷物本体上に衣服等が接触しても、衣服等にペットの抜け毛等が再付着するのを未然に防止することができる。
また一旦付着したペットの抜け毛等は、他の繊維類に付着することが少ないため、表面にペットの抜け毛等が付着した敷物本体上に衣服等が接触しても、衣服等にペットの抜け毛等が再付着するのを未然に防止することができる。
本発明の敷物は、バッキング層の裏面に、摩擦係数の大きい素材により形成された滑り止め層を形成したものである。
前記構成により、敷物本体の裏面に設けられた滑り止め層が床面に接して敷物本体のずれを防止するため、敷物本体上を人が歩行し、また子供やペットが駆け回っても敷物本体がずれることが少ない。
本発明の敷物は、複数のタイル部材を互いに接合することにより敷物本体を形成すると共に、各タイル部材の接合面に係脱自在な連結手段を設けたものである。
前記構成により、タイル部材の敷設作業が容易かつ能率よく行える上、敷設後敷物本体上を歩行しても各タイル部材間に隙間が生じたり、タイル部材の位置が不揃いとなることがない。
また各タイル部材間を簡単に分離することができることから、ペットが敷物本体上で失禁したり、嘔吐するなどして敷物本体が汚損された場合は、汚損された部分のタイル部材を取り外して簡単に洗濯することができるため、敷物本体全体を洗濯する場合に比べて洗濯が容易な上、汚損部分を洗濯することにより、敷物を敷き詰めた室内全体を常に清潔な状態に維持することができる。
また各タイル部材間を簡単に分離することができることから、ペットが敷物本体上で失禁したり、嘔吐するなどして敷物本体が汚損された場合は、汚損された部分のタイル部材を取り外して簡単に洗濯することができるため、敷物本体全体を洗濯する場合に比べて洗濯が容易な上、汚損部分を洗濯することにより、敷物を敷き詰めた室内全体を常に清潔な状態に維持することができる。
本発明の敷物は、少なくとも一部に傾斜パイル群が設けられ、かつ表面層の表面を払拭することにより表面層に付着したペットの抜け毛等を除去する清掃手段を敷物本体と組み合わせたものである。
前記構成により、掃除手段の傾斜パイル群の方向を、表面層の傾斜パイル群と逆にして表面層の表面を払拭することにより、表面層の表面に付着していたペットの抜け毛等が掃除手段のナイロン(登録商標:以下同様)パイル繊維側へ付着されるため、表面層に付着したペットの抜け毛等を短時間で容易に除去することができる。
また掃除手段によりこまめに敷物本体を掃除することにより、死毛の発生を抑制することができるため、ペットの新陳代謝を妨げることにより発生するペットの病気を確実に予防することができると共に、日常的に発生するペットの抜け毛等が敷物の広い面積に付着しても、粘着テープ等を使用せずに除去することができるため経済的でもある。
また掃除手段によりこまめに敷物本体を掃除することにより、死毛の発生を抑制することができるため、ペットの新陳代謝を妨げることにより発生するペットの病気を確実に予防することができると共に、日常的に発生するペットの抜け毛等が敷物の広い面積に付着しても、粘着テープ等を使用せずに除去することができるため経済的でもある。
本発明の敷物によれば、傾斜パイル群によりペットの抜け毛等を効率よく敷物本体に付着させることができるため、ペットの抜け毛等が室内に飛散するのを未然に防止することができる上、一旦付着したペットの抜け毛等は、他の繊維に付着することが少ないため、表面にペットの抜け毛等が付着した敷物本体上に衣服等が接触しても、衣服等にペットの抜け毛等が再付着するのを未然に防止することができる。
また掃除手段によりこまめに敷物本体に付着したペットの抜け毛等を掃除することにより死毛を抑制することができるため、ペットの新陳代謝を妨げることにより発生するペットの病気を確実に予防することができる。
また掃除手段によりこまめに敷物本体に付着したペットの抜け毛等を掃除することにより死毛を抑制することができるため、ペットの新陳代謝を妨げることにより発生するペットの病気を確実に予防することができる。
本発明の実施の形態を、図面を参照して詳述する。
図1はカーペットのような敷物の平面図、図2は同側面図、図3は図2のA円内の拡大図、図4は敷物に付着したペットの抜け毛等を除去する掃除手段の説明図である。
図1に示す敷物本体1は、使用する部屋の大きさに合せて規格化された例えば正方形や、長方形等の形状に予め製作されているが、原反を部屋の大きさに合せてカットし、床面全体に敷き詰める形態、または後述するタイルカーペットの形態であってもよい。
図1はカーペットのような敷物の平面図、図2は同側面図、図3は図2のA円内の拡大図、図4は敷物に付着したペットの抜け毛等を除去する掃除手段の説明図である。
図1に示す敷物本体1は、使用する部屋の大きさに合せて規格化された例えば正方形や、長方形等の形状に予め製作されているが、原反を部屋の大きさに合せてカットし、床面全体に敷き詰める形態、または後述するタイルカーペットの形態であってもよい。
敷物本体1は表面層2とバッキング層3及び滑り止め層4とからなる複層構造となっていて、表面層2には、ペットの抜け毛等が付着しやすい傾斜パイル群2aを基布地2bに編み込んだ例えば日本シール株式会社製のナイロンパイル繊維が使用されている。
表面層2に使用されているナイロンパイル繊維は、図3の拡大図に示すように基布地2bに表面に、上端側が一方向へ傾斜する傾斜パイル群2aを編み込んだ構造となっていて、ペットの抜け毛や髪の毛等の繊維状物を付着しやすい性質を有している。
表面層2に使用されているナイロンパイル繊維は、図3の拡大図に示すように基布地2bに表面に、上端側が一方向へ傾斜する傾斜パイル群2aを編み込んだ構造となっていて、ペットの抜け毛や髪の毛等の繊維状物を付着しやすい性質を有している。
また一旦付着されたペットの抜け毛等は、他の繊維類に付着しにくいことから、表面にペットの抜け毛等が付着した敷物本体1上に衣服等が接触しても、衣服等にペットの抜け毛等が再付着されることが少ない上、後述する掃除手段5を使用することにより、表面層2に付着したペットの抜け毛等を容易に取り除くことができる。
敷物本体1の中間層を形成するバッキング層3は、ポリエステル繊維や、ナイロン繊維等の合成繊維、木綿等の天然繊維からなる織布、もしくはスパンボンド不織布やニードルパンチ不織布等の不織布等により形成されていて、このバッキング層3の上面全体に表面層2が接着や縫着等の手段で接合されている。
敷物本体1の中間層を形成するバッキング層3は、ポリエステル繊維や、ナイロン繊維等の合成繊維、木綿等の天然繊維からなる織布、もしくはスパンボンド不織布やニードルパンチ不織布等の不織布等により形成されていて、このバッキング層3の上面全体に表面層2が接着や縫着等の手段で接合されている。
バッキング層3に裏面に設けられた滑り止め層4は、床面上に敷いた敷物本体1が表面に加わる斜め方向からの荷重によりずれるのを防止するためのもので、バッキング層3の裏面全体、または一部に形成されている。
滑り止め層4は、床面との摩擦係数が大きい素材、例えばアクリル系重合体を有するエマルジョンに発泡助剤、架橋剤を加えて混練し、バッキング層3の裏面に均一に塗布することにより形成するか、摩擦係数の大きい天然ゴムや合成ゴム等により形成されたゴムシートをバッキング層3の裏面に接着することにより形成されている。
滑り止め層4は、床面との摩擦係数が大きい素材、例えばアクリル系重合体を有するエマルジョンに発泡助剤、架橋剤を加えて混練し、バッキング層3の裏面に均一に塗布することにより形成するか、摩擦係数の大きい天然ゴムや合成ゴム等により形成されたゴムシートをバッキング層3の裏面に接着することにより形成されている。
一方敷物本体1の表面層2に付着されたペットの抜け毛等を除去する掃除手段5は、例えば図4に示すように手袋5aの一部に、傾斜パイル群2aを基布地2bに織り込んだ前記表面層2と同様なナイロンパイル繊維5bを逢着した構造となっている。
ナイロンパイル繊維5bの縫着位置としては、手袋5aを手に嵌めた際に手の平が当る部分が適当であるが、手の甲が当る部分にもナイロンパイル繊維5bを逢着しておくことにより、手袋5aの上下面が掃除に使用できるようになるため、使用寿命が倍増する。
ナイロンパイル繊維5bの縫着位置としては、手袋5aを手に嵌めた際に手の平が当る部分が適当であるが、手の甲が当る部分にもナイロンパイル繊維5bを逢着しておくことにより、手袋5aの上下面が掃除に使用できるようになるため、使用寿命が倍増する。
次に前記構成された敷物の作用を説明する。
図1に示すような予め部屋の大きさに合せて製作された敷物本体1は、部屋の床面に敷いて使用するが、このとき敷物本体1の裏面に設けられた滑り止め層4が床面に接して敷物本体1のずれを防止するため、敷物本体1上を人が歩行したり、子供やペットが駆け回っても敷物本体1がずれることが少ない。
また敷物本体1上に図8に示すように犬等のペットが寝転ぶと、ペットの皮膚から抜けた状態にある、所謂浮き毛や抜け毛等が敷物本体1の表面層2に付着される。
すなわち表面層2を形成する傾斜パイル群2aは、ペットの抜け毛や髪の毛等の繊維状物が付着しやすい性質を有していることから、ペットの浮き毛や抜け毛等が表面層2に接触するだけで傾斜パイル群2aに効率よく付着させることができ、これによってペットの抜け毛等が室内に飛散するのを防止することができると共に、一旦付着したペットの抜け毛等は、他の繊維類に付着することが少ないため、表面にペットの抜け毛等が付着した敷物本体上に衣服等が接触しても、衣服等にペットの抜け毛等が再付着するのを未然に防止することができる。
図1に示すような予め部屋の大きさに合せて製作された敷物本体1は、部屋の床面に敷いて使用するが、このとき敷物本体1の裏面に設けられた滑り止め層4が床面に接して敷物本体1のずれを防止するため、敷物本体1上を人が歩行したり、子供やペットが駆け回っても敷物本体1がずれることが少ない。
また敷物本体1上に図8に示すように犬等のペットが寝転ぶと、ペットの皮膚から抜けた状態にある、所謂浮き毛や抜け毛等が敷物本体1の表面層2に付着される。
すなわち表面層2を形成する傾斜パイル群2aは、ペットの抜け毛や髪の毛等の繊維状物が付着しやすい性質を有していることから、ペットの浮き毛や抜け毛等が表面層2に接触するだけで傾斜パイル群2aに効率よく付着させることができ、これによってペットの抜け毛等が室内に飛散するのを防止することができると共に、一旦付着したペットの抜け毛等は、他の繊維類に付着することが少ないため、表面にペットの抜け毛等が付着した敷物本体上に衣服等が接触しても、衣服等にペットの抜け毛等が再付着するのを未然に防止することができる。
一方ペットの抜け毛等が多量に付着した場合は、掃除手段5の手袋5aを手に嵌めた状態で、表面層2を形成する傾斜パイル群2aの傾斜方向へ手袋5aを移動させ、掃除手段5のナイロンパイル繊維5bで表面層2の表面を払拭する。
このとき掃除手段5の傾斜パイル群2aの方向を、表面層2の傾斜パイル群2aと逆にすることにより、いままで表面層2の傾斜パイル群2aに付着されていたペットの抜け毛等が掃除手段5のナイロンパイル繊維5b側へ強制的に付着されるため、表面層2の表面上に付着されたペットの抜け毛等を容易に除去することができるようになる。
以下上記作業を表面層2のほぼ全体に亘って繰り返すことにより、敷物本体1の表面に付着したペットの抜け毛等を短時間で容易かつ能率よく除去することができるようになる。
このとき掃除手段5の傾斜パイル群2aの方向を、表面層2の傾斜パイル群2aと逆にすることにより、いままで表面層2の傾斜パイル群2aに付着されていたペットの抜け毛等が掃除手段5のナイロンパイル繊維5b側へ強制的に付着されるため、表面層2の表面上に付着されたペットの抜け毛等を容易に除去することができるようになる。
以下上記作業を表面層2のほぼ全体に亘って繰り返すことにより、敷物本体1の表面に付着したペットの抜け毛等を短時間で容易かつ能率よく除去することができるようになる。
一方図5及び図6は、タイルカーペットよりなる別の敷物の実施の形態を示すもので、次にこれを説明する。
タイルカーペットよりなる敷物本体1は、定尺の例えば50cm角に形成された複数のタイル部材7により形成されている。
タイル部材7は、前記実施の形態と同様に表面層2とバッキング層3及び滑り止め層4の複層構造からなり、使用されている素材も前記実施の形態と同様なので、その説明は省略する。
タイルカーペットよりなる敷物本体1は、定尺の例えば50cm角に形成された複数のタイル部材7により形成されている。
タイル部材7は、前記実施の形態と同様に表面層2とバッキング層3及び滑り止め層4の複層構造からなり、使用されている素材も前記実施の形態と同様なので、その説明は省略する。
タイルカーペットよりなる敷物本体1は、複数のタイル部材7を部屋の床面に敷き詰めて使用するが、使用している間にタイル部材7の間に隙間が生じたり、一部のタイル部材7がずれて位置が不揃になることがある。
これを防止するため、各タイル部材7の四方の各辺に連結手段8が設けられている。
連結手段8は各タイル部材7間を縦横に隙間なく連結するもので、例えば図6に示すような面状ファスナ9により形成されている。
面状ファスナ9は、フック状の係止部9aと、繊維よりなる環状部9bとからなり、係止部9aと環状部9bを互いに係合することより、各タイル部材7を隙間なく連結することができるようになっている。
これを防止するため、各タイル部材7の四方の各辺に連結手段8が設けられている。
連結手段8は各タイル部材7間を縦横に隙間なく連結するもので、例えば図6に示すような面状ファスナ9により形成されている。
面状ファスナ9は、フック状の係止部9aと、繊維よりなる環状部9bとからなり、係止部9aと環状部9bを互いに係合することより、各タイル部材7を隙間なく連結することができるようになっている。
また各タイル部材7を連結した際、表面層2の傾斜パイル群2aの傾斜方向が一定となるように、連結手段8の係止部9aと環状部9bは次のように各辺に配置されている。
すなわちタイル部材7の一方の縦辺、例えば右辺と上辺に係止部9aを設けた場合、他方の縦辺、例えば左辺と下辺に環状部9bが設けられている。
これによって右辺の係止部9aと左辺の環状部9bを互いに係合し、上辺の係止部9aと下辺の環状部9bを互いに係合することにより、傾斜パイル群2aの傾斜方向が一定となるため、傾斜パイル群2aに付着した抜け毛等を掃除手段5で掃除する際、掃除手段5を一方向へ移動させるだけで傾斜パイル群2aに付着した抜け毛等を除去することができるようになり、掃除が一層容易となる。
すなわちタイル部材7の一方の縦辺、例えば右辺と上辺に係止部9aを設けた場合、他方の縦辺、例えば左辺と下辺に環状部9bが設けられている。
これによって右辺の係止部9aと左辺の環状部9bを互いに係合し、上辺の係止部9aと下辺の環状部9bを互いに係合することにより、傾斜パイル群2aの傾斜方向が一定となるため、傾斜パイル群2aに付着した抜け毛等を掃除手段5で掃除する際、掃除手段5を一方向へ移動させるだけで傾斜パイル群2aに付着した抜け毛等を除去することができるようになり、掃除が一層容易となる。
前記のように構成されたタイルカーペットよりなる敷物本体1は、複数のタイル部材7を互いに連結しながら部屋の床面に敷き詰めて使用するもので、ペットの抜け毛等が付着した際の掃除方法は前記実施の形態と同様なのでその説明は省略するが、敷き込み後でも各タイル部材7間を簡単に分離することができることから、ペットが敷物本体1上で失禁したり、または、嘔吐するなどして敷物本体1の一部が汚損された場合は、汚損された部分のタイル部材7を取り外して簡単に洗濯することができるため、敷物本体1全体を洗濯する場合に比べて洗濯が容易である。
また汚損部分を洗濯することにより、敷物を敷き詰めた室内全体を常に清潔な状態に維持することができる上、洗濯しても汚れが落ちない場合は、その部分のタイル部材7のみを新しいタイル部材7と交換することにより、引き続き敷物本体1を使用することができるため、大変経済的である。
また汚損部分を洗濯することにより、敷物を敷き詰めた室内全体を常に清潔な状態に維持することができる上、洗濯しても汚れが落ちない場合は、その部分のタイル部材7のみを新しいタイル部材7と交換することにより、引き続き敷物本体1を使用することができるため、大変経済的である。
なお前記実施の形態で説明した敷物本体1を犬小屋や猫の寝床の大きさに合せて製作し、犬小屋や猫の寝床に敷いて使用してもよく、この場合ペットが寝ている間に抜け毛を強制的に表面層2へ付着させることができるため、ペットの体毛に絡み付いている抜け毛の量を軽減できる効果がある。
またタイル部材7を連結する連結手段8としては、面状ファスナ9の他に、図7に示すようにタイル部材7の端面に互に係脱自在な凹凸からなる係合部9c、9dを形成して、これら係合部9c、9dを互いに係合することにより、各タイル部材7間を連結するようにしてもよく、その他の連結方法を採用しても勿論よい。
またタイル部材7を連結する連結手段8としては、面状ファスナ9の他に、図7に示すようにタイル部材7の端面に互に係脱自在な凹凸からなる係合部9c、9dを形成して、これら係合部9c、9dを互いに係合することにより、各タイル部材7間を連結するようにしてもよく、その他の連結方法を採用しても勿論よい。
さらに傾斜パイル群2aよりなるナイロンパイル繊維には、前述したようにペットの抜け毛を効率よく付着させる効果があることから、敷物の表面のみならず、座布団やクッション、ソファー及びこれらのカバー類、衣服等に予め傾斜パイル群2aを設けて、ペットの浮き毛や抜け毛等を傾斜パイル群2aに効率よく付着させることにより、ペットの抜け毛等が室内に飛散するのを防止することができる。
また前記実施の形態では、敷物本体1の裏面に滑り止め層4を形成したが、敷物を両面テープ等の手段で床面に直接固定する場合は、滑り止め層4を省略してもよい。
また前記実施の形態では、敷物本体1の裏面に滑り止め層4を形成したが、敷物を両面テープ等の手段で床面に直接固定する場合は、滑り止め層4を省略してもよい。
1 敷物本体
2 表面層
2a 傾斜パイル群
2b 基布地
3 バッキング層
4 滑り止め層
5 掃除手段
5a 手袋
5b ナイロンパイル繊維
7 タイル部材
8 連結手段
2 表面層
2a 傾斜パイル群
2b 基布地
3 バッキング層
4 滑り止め層
5 掃除手段
5a 手袋
5b ナイロンパイル繊維
7 タイル部材
8 連結手段
Claims (4)
- 敷物本体が表面層とバッキング層とから形成された複層構造の敷物であって、前記表面層を傾斜パイル群により形成したことを特徴とする敷物。
- 前記バッキング層の裏面に、摩擦係数の大きい素材により形成された滑り止め層を形成してなる請求項1に記載の敷物。
- 複数のタイル部材を互いに接合することにより前記敷物本体を形成すると共に、前記各タイル部材の接合面に係脱自在な連結手段を設けてなる請求項1または2に記載の敷物。
- 少なくとも一部に傾斜パイル群が設けられ、かつ前記表面層の表面を払拭することにより前記表面層に付着したペットの抜け毛等を除去する清掃手段を前記敷物本体と組み合わせてなる請求項1ないし3の何れかに記載の敷物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007266150A JP2009090044A (ja) | 2007-10-12 | 2007-10-12 | 敷物 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012029603A (ja) * | 2010-07-29 | 2012-02-16 | Tono Core Kk | 爪とぎ器及びペットスペース |
-
2007
- 2007-10-12 JP JP2007266150A patent/JP2009090044A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012029603A (ja) * | 2010-07-29 | 2012-02-16 | Tono Core Kk | 爪とぎ器及びペットスペース |
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