JP2009089481A - ケーブル布設方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】布設ルートに接触するおそれのある物が存在する所でもケーブルを傷付けずに布設することができるケーブル布設方法を提供する。
【解決手段】先端にフック22が取り付けられたかつ末端に光ドロップケーブル1が接続されたロープ21をケーブル布設具10の伸縮棒11の根元から先端に向けて貫通させたのち、フック22をケーブル布設具10のリング12に引っ掛け、伸縮棒11を電柱から家屋に向かって伸ばしていくことにより、ロープ21および光ドロップケーブル1を伸縮棒11によって引っ張って送り出す。家屋に光ドロップケーブル1が届くと、家屋側において伸縮棒11を縮めたのち、伸縮棒11を光ドロップケーブル1に沿って光ドロップケーブル1の先端に向かって移動させることにより、光ドロップケーブル1の先端からケーブル布設具10を抜き取る。
【選択図】図3

Description

本発明は、ケーブル布設方法に関し、特に、光ドロップケーブルや細い電線などの被覆が破損し易いケーブルを布設するのに好適なケーブル布設方法に関する。
従来、たとえば電柱から家屋へ光ドロップケーブルを引き込む場合、樹木または家屋が密集して作業員が入所できない場所では、家屋側の作業員が牽引索(たとえば、ロープ)を電柱側の作業員に向けて渡し、電柱側の作業員が牽引索に光ドロップケーブルを接続したのちに、家屋側の作業員が牽引索を引っ張ることにより、光ドロップケーブルを引き込んでいる。そのため、光ドロップケーブルや牽引索が樹木や家屋に接触して、光ドロップケーブルが傷付いたり樹木や家屋が傷付いたりすることがあった。
このようなことは、布設ルートに接触するおそれのある物が存在する所で光ドロップケーブルや電線などのケーブルを布設する場合(たとえば、天井裏にケーブルを布設する場合や、階下から階上へケーブルを布設する場合)にも生じていた。
ケーブルを布設するための手段として、下記の特許文献1には、狭い天井内の電線送込み作業を容易にかつ確実に行い得るように、伸縮自在な竿本体と、竿本体の先端に付設されて電線を引掛ける先端具とを備えた配線棒において、竿本体の先端またはその近傍に所定間隔をもって取り付けられた第1および第2連結部材と、先端が第1連結部材に固着されるとともに基端が第2連結部材に取り付けられた倒立山型の弯曲部材とからなる乗越え具を備えた配線棒が開示されている。
また、下記の特許文献2には、通線場所の狭い空間にて小径に弯曲可能でありかつ真直復元性を有して遠い所にある目的箇所に真っ直ぐに送り込めることができて作業能率が向上するように、グラスファイバーにて外径dを4.0mm〜10.0mmで長さ寸法Lを1.0m〜3.0mの長さとして可撓性かつ真直復元性を有する中実棒材を成形し、中実棒材を複数本順次連結するとともに、先端に電線連繋部を取り付けて、天井裏または壁の中などの狭い空間部に通線可能に構成された通線用操作棒が開示されている。
なお、下記の特許文献3には、危険場所や高所配線などにおいて離れた位置から探査器を配線に着脱することができるように、伸縮自在の伸縮棒の先端に角度調節自在の自由雲台が設けられ、自由雲台に取り付けられた保持具に探査器が保持され、保持具が一対の可動アームを探査器のクランプ内に挿入して保持し、ロープを手元から引くことにより一対の可動アームの対向間が開くので、クランプを開くことができ、伸縮棒による長さ調節および自由雲台による角度調節によって離れた場所の配線に遠隔操作により探査器を着脱することができる探査器クランプ補助操作棒が開示されている。
特開平9−121419号公報 登録実用新案3032549号公報 特開2002−48834号公報
しかしながら、上記の特許文献1に開示された配線棒は、乗越え具を備えることにより天井裏面の野ぶちや受け材などの障害物を滑り上がって乗り越えるのには有効であるかもしれないが、布設ルートに接触するおそれのある物が存在する所でもケーブルなどを傷付けずにケーブルを布設するのには有効ではない。
また、上記の特許文献2に開示された通線用操作棒は、可撓性かつ真直復元性を有する中実棒材を使用することにより通線場所の狭い空間にて小径に弯曲可能でありかつ真直復元性を有して遠い所にある目的箇所に真っ直ぐに送り込むのには有効であるかもしれないが、布設ルートに接触するおそれのある物が存在する所でもケーブルなどを傷付けずにケーブルを布設するのには有効ではない。
さらに、上記の特許文献3に開示された探査器クランプ補助操作棒は、ロープを手元から引いてクランプを開き、伸縮棒によって長さ調節するとともに自由雲台によって角度調節することによって、離れた場所の配線に遠隔操作により探査器を着脱することができるようにしたものである。
本発明の目的は、布設ルートに接触するおそれのある物が存在する所でもケーブルを傷付けずに布設することができるケーブル布設方法を提供することにある。
本発明のケーブル布設方法は、中空の伸縮棒(11)を具備するケーブル布設具(10)を用いて、該伸縮棒内を貫通させたのちにケーブル(1)を該伸縮棒の先端部に固定し、該伸縮棒を第1の地点から第2の地点に向かって伸ばしていくことにより、該第1の地点から該第2の地点へ該ケーブルを布設することを特徴とする。
ここで、前記第2の地点に前記ケーブルが届くと、該第2の地点において前記伸縮棒を縮めたのち、該伸縮棒を該ケーブルに沿って該ケーブルの先端に向かって移動させることにより、該ケーブルの先端から前記ケーブル布設具を抜き取ってもよい。
前記ケーブル布設具が、前記伸縮棒の先端部に取り付けられたリング(12)をさらに具備し、先端にフック(22)が取り付けられたかつ末端に前記ケーブルが接続された牽引索(21)を前記伸縮棒の根元から先端に向けて貫通させたのち、該フックを前記リングに引っ掛け、該伸縮棒を伸ばしていくことにより、該牽引索および該ケーブルを該伸縮棒によって引っ張って送り出していってもよい。
また、本発明のケーブル布設方法は、中空の伸縮棒(31)を具備するケーブル布設具(30)を用いてケーブル(1)を第1の地点から第2の地点へ布設するケーブル布設方法であって、前記第2の地点において前記伸縮棒内を貫通させたのちに牽引索(34)を該伸縮棒の先端部に固定し、前記伸縮棒を前記第2の地点から前記第1の地点に向かって伸ばしていくことにより、前記牽引索を該第1の地点まで送り出し、前記第1の地点において前記牽引索に前記ケーブルを接続し、前記第2の地点において前記牽引索を巻き取ることにより、前記伸縮棒内を貫通させて前記ケーブルを前記第1の地点から該第2の地点へ布設することを特徴とする。
前記第2の地点に前記ケーブルが届くと、該第2の地点において前記伸縮棒を縮めたのち、該伸縮棒を該ケーブルに沿って該ケーブルの先端に向かって移動させることにより、該ケーブルの先端から前記ケーブル布設具を抜き取ってもよい。
前記ケーブル布設具が、前記伸縮棒の先端部に取り付けられたリング(32)と、該伸縮棒の末端部に取り付けられたリール(35)とをさらに具備し、先端にフック(33)が取り付けられた前記牽引索を前記伸縮棒の根元から先端に向けて貫通させたのち、該フックを前記リングに引っ掛け、該伸縮棒を伸ばしていくことにより、該牽引索を該伸縮棒によって引っ張って送り出していき、前記第1の地点において、前記ケーブルの先端に取り付けられた他のリングに前記フックを引っ掛け、前記第2の地点において、前記リールによって前記牽引索を巻き取ることにより、前記伸縮棒内を貫通させて前記ケーブルを前記第1の地点から該第2の地点へ布設してもよい。
本発明のケーブル布設方法は、以下に示す効果を奏する。
(1)ケーブル布設具の伸縮棒内を貫通させてケーブルを布設することができるので、布設ルートに接触するおそれのある物が存在する所でもケーブルを傷付けずに布設することができる。
(2)ケーブル布設具の伸縮棒内を貫通させたのちにケーブルを伸縮棒の先端部に固定し、伸縮棒を第1の地点から第2の地点に向かって伸ばしていくことによりケーブルを第1の地点から第2の地点へ布設することができるので、牽引索を第1の地点に向けて渡したのちに第2の地点において牽引索を引っ張ることによりケーブルを布設する従来のケーブル布設方法と比べて、作業性を向上させることができる。
上記目的を、中空の伸縮棒内を貫通させたのちにケーブルを伸縮棒の先端部に固定し、伸縮棒を第1の地点から第2の地点に向かって伸ばしていくことにより実現した。
以下、本発明のケーブル布設方法の実施例について、図面を参照して説明する。
まず、本発明の第1の実施例によるケーブル布設方法について、布設ルートに接触するおそれのある樹木が存在する場所で光ドロップケーブル1を電柱から家屋へ引き込む場合を例として説明する。
本実施例によるケーブル布設方法において使用されるケーブル布設具10は、図1に示すように、円筒状(中空)の伸縮棒11と、伸縮棒11の先端部の上面に取り付けられたリング12とを具備する。なお、リング12は、伸縮棒11の先端部の上面に取外しできないように取り付けられてもよいし取外しできるように取り付けられてもよい。
伸縮棒11は5段構成とされているが、光ドロップケーブル1の布設距離に応じて伸縮棒11の段数を決めればよい。また、伸縮棒11の根元側および先端側の開口面の径は、布設するケーブルの径に応じて決めればよい(たとえば、径が5mm程度の光ドロップケーブル1を布設する場合には、伸縮棒11の根元側および先端側の開口面の径はそれぞれ約35mmおよび約15mmとする。)。さらに、伸縮棒11の各段の長さは、伸縮棒11の段数および光ドロップケーブル1の布設距離に応じて決めればよい(たとえば、5段構成で布設距離が約7mである場合には、伸縮棒11の各段の長さは約1〜1.5mとする。)。
なお、以下では説明の簡単のために、伸縮棒11の先端側の段を「第1段」と称し、伸縮棒11の先端側から2番目の段を「第2段」と称し、伸縮棒11の先端側から3番目の段を「第3段」と称し、伸縮棒11の先端側から4番目の段を「第4段」と称し、伸縮棒11の根元側の段を「第5段」と称する。
次に、ケーブル布設具10を用いて電柱(第1の地点)から家屋(第2の地点)へ光ドロップケーブル1を引き込む際の作業手順について、図2乃至図4を参照して説明する。
電柱側の作業員は、図2(a)に示すように、伸縮棒11を最も縮めた状態で、かつ、伸縮棒11の先端を家屋側に向けて、ケーブル布設具10を保持する。このとき、この作業員が作業し易いように、伸縮棒11の第5段の上面に肩掛けベルトを取り付けて、この作業員が肩掛けベルトを肩に掛けてケーブル布設具10を保持するようにしてもよい。
続いて、電柱側の作業員は、図2(b)に示すように、先端にフック22が取り付けられたロープ21(牽引索)をケーブル布設具10の伸縮棒11の根元から先端に向けて伸縮棒11内を貫通させる。なお、ロープ21の末端には光ドロップケーブル1が接続されている(図3(a)参照)。その後、電柱側の作業員は、図2(c)に示すようにフック22をケーブル布設具10のリング12に引っ掛けて、ロープ21を伸縮棒11の先端部に固定する。
続いて、電柱側の作業員は、図3(a)〜(d)に示すように、伸縮棒11の先端が家屋側の作業員に届くまで伸縮棒11を第1段から第4段の順番で家屋に向かって伸ばしていく。これにより、ロープ21および光ドロップケーブル1は、伸縮棒11によって引っ張られて電柱から家屋に向かって送り出されていく。このとき、光ドロップケーブル1は伸縮棒11によって保護されているため途中に樹木があっても樹木と接触することはないので、光ドロップケーブル1が布設中に傷付くことはない。
伸縮棒11の先端が届くと、家屋側の作業員は、図4(a)に示すように、フック22をケーブル布設具10のリング12から取り外したのち、光ドロップケーブル1が図4(b)に示すように伸縮棒11の先端から出てくるまでロープ21を引っ張る。
続いて、家屋側の作業員は、図4(b)〜(d)に示すように、ケーブル布設具10の伸縮棒11の第5段が家屋側の作業員に届くまで伸縮棒11を第2段から第5段の順番で引き寄せていく(すなわち、伸縮棒11を縮めていく)。伸縮棒11の第5段が届くと、家屋側の作業員は、光ドロップケーブル1とロープ21とを切り離したのち、ケーブル布設具10を光ドロップケーブル1に沿って光ドロップケーブル1の先端に向かって移動させることにより、光ドロップケーブル1の先端からケーブル布設具10を抜き取る。
以上説明したように、本実施例によるケーブル布設方法では、光ドロップケーブル1を電柱から家屋に向かって送り出すことにより光ドロップケーブル1を布設することができるので、家屋側の作業員がロープ21を電柱側の作業員に向けて渡したのちに家屋側の作業員がロープ21を引っ張ることにより光ドロップケーブル1を引き込んでいる従来のケーブル布設方法と比べて、作業性を向上させることができる。
なお、ケーブル布設棒10の長さが足りなかったときには、円筒状(中空)の延長棒を用意しておき、この延長棒を伸縮棒11の第5段に接続するようにすればよい。
次に、本発明の第2の実施例によるケーブル布設方法について、布設ルートに接触するおそれのある樹木が存在する場所で光ドロップケーブル1を電柱から家屋へ引き込む場合を例として説明する。
本実施例によるケーブル布設方法において使用されるケーブル布設具30は、図5に示すように、円筒状(中空)の伸縮棒31と、伸縮棒31の先端部の上面に取り付けられたリング32と、先端にフック33が取り付けられたロープ34(牽引索)と、伸縮棒31の根元部の側面に取り付けられた、かつ、ロープ34を巻き取るためのリール35とを具備する。
なお、リング32は伸縮棒31の先端部の上面に取外しできないように取り付けられてもよいし取外しできるように取り付けられてもよい。
同様に、リール35は伸縮棒31の根元部の側面に取外しできないように取り付けられてもよいし取外しできるように取り付けられてもよい。なお、リール35は伸縮棒31の根元部の上面に取り付けられてもよい。
伸縮棒31は、図1に示した伸縮棒11と同様に構成されている。
なお、以下では説明の簡単のために、伸縮棒31の先端側の段を「第1段」と称し、伸縮棒31の先端側から2番目の段を「第2段」と称し、伸縮棒31の先端側から3番目の段を「第3段」と称し、伸縮棒31の先端側から4番目の段を「第4段」と称し、伸縮棒31の根元側の段を「第5段」と称する。
次に、ケーブル布設具30を用いて電柱(第1の地点)から家屋(第2の地点)へ光ドロップケーブル1を引き込む際の作業手順について、図6乃至図9を参照して説明する。
家屋側の作業員は、図6(a)に示すように、伸縮棒31を最も縮めた状態で、かつ、伸縮棒31の先端を電柱側に向けて、ケーブル布設具30を保持する。このとき、この作業員が作業し易いように、伸縮棒31の第5段の上面に肩掛けベルトを取り付けて、この作業員が肩掛けベルトを肩に掛けてケーブル布設具30を保持するようにしてもよい。
続いて、家屋側の作業員は、先端にフック33が取り付けられたロープ34をケーブル布設具30の伸縮棒31の根元から先端に向けて伸縮棒31内を貫通させたのち、図6(b)に示すようにフック33をケーブル布設具30のリング32に引っ掛けて、ロープ34を伸縮棒31の先端部に固定する。
続いて、家屋側の作業員は、図7(a)〜(d)に示すように、伸縮棒31の先端が電柱側の作業員に届くまで伸縮棒31を第1段から第4段の順番で電柱に向かって伸ばしていく。これにより、ロープ34は、伸縮棒31によって引っ張られて家屋から電柱に向かって送り出されていく。
伸縮棒31の先端が届くと、電柱側の作業員は、図8(a)に示すようにフック33をケーブル布設具30のリング32から取り外したのち、図8(b)に示すように光ドロップケーブル1の先端に取り付けられたリングにフック33を引っ掛ける。
続いて、家屋側の作業員は、図8(c)に示すように、ケーブル布設具30のリール35を回転させて、光ドロップケーブル1が図8(d)に示すように伸縮棒31の先端から出てくるまでロープ34を巻き取る。これにより、光ドロップケーブル1が電柱から家屋に向かって布設される。このとき、光ドロップケーブル1は伸縮棒31によって保護されているため途中に樹木があっても樹木と接触することはないので、光ドロップケーブル1が布設中に傷付くことはない。
続いて、家屋側の作業員は、光ドロップケーブル1の先端に取り付けられたリングからフック33を取り外したのち、図9(a)〜(d)に示すようにケーブル布設具30の伸縮棒31の第5段が家屋側の作業員に届くまで伸縮棒31を第4段から第1段の順番で家屋側に向かって引き寄せていく(すなわち、伸縮棒31を縮めていく)。
伸縮棒31の第1段が届くと、家屋側の作業員は、ケーブル布設具30を光ドロップケーブル1に沿って光ドロップケーブル1の先端に向かって移動させることにより、光ドロップケーブル1の先端からケーブル布設具30を抜き取る。
なお、ケーブル布設棒30の長さが足りなかったときには、円筒状(中空)の延長棒を用意しておき、この延長棒を伸縮棒31の第5段に接続するようにすればよい。
このとき、図10(a)に示すように延長棒41の側面にロープ34を通すことができる直線状の開口面42を形成しておくことにより、リール35を伸縮棒31の第5段から延長棒41に移動する作業を容易に行えるようにすることができる。
以上の説明では、光ドロップケーブル1を電柱から家屋へ引き込む場合を例として説明したが、本発明のケーブル布設方法は、光ドロップケーブルや細い電線のように被覆が破損し易いケーブルを布設するのに用いることができる。
本発明の第1の実施例によるケーブル布設方法において使用されるケーブル布設具10の構成を示す図である。 図1に示したケーブル布設具10を用いて電柱から家屋へ光ドロップケーブル1を引き込む際の作業手順について説明するための図である。 図1に示したケーブル布設具10を用いて電柱から家屋へ光ドロップケーブル1を引き込む際の作業手順について説明するための図である。 図1に示したケーブル布設具10を用いて電柱から家屋へ光ドロップケーブル1を引き込む際の作業手順について説明するための図である。 本発明の第2の実施例によるケーブル布設方法において使用されるケーブル布設具30の構成を示す図である。 図5に示したケーブル布設具30を用いて電柱から家屋へ光ドロップケーブル1を引き込む際の作業手順について説明するための図である。 図5に示したケーブル布設具30を用いて電柱から家屋へ光ドロップケーブル1を引き込む際の作業手順について説明するための図である。 図5に示したケーブル布設具30を用いて電柱から家屋へ光ドロップケーブル1を引き込む際の作業手順について説明するための図である。 図5に示したケーブル布設具30を用いて電柱から家屋へ光ドロップケーブル1を引き込む際の作業手順について説明するための図である。 図5に示したケーブル布設棒30の長さが足りなかったときに使用する延長棒41について説明するための図である。
符号の説明
1 光ドロップケーブル
10,30 ケーブル布設具
11,31 伸縮棒
12,32 リング
21,34 ロープ
22,33 フック
35 リール
41 延長棒
42 開口面

Claims (6)

  1. 中空の伸縮棒(11)を具備するケーブル布設具(10)を用いて、該伸縮棒内を貫通させたのちにケーブル(1)を該伸縮棒の先端部に固定し、該伸縮棒を第1の地点から第2の地点に向かって伸ばしていくことにより、該第1の地点から該第2の地点へ該ケーブルを布設することを特徴とする、ケーブル布設方法。
  2. 前記第2の地点に前記ケーブルが届くと、該第2の地点において前記伸縮棒を縮めたのち、該伸縮棒を該ケーブルに沿って該ケーブルの先端に向かって移動させることにより、該ケーブルの先端から前記ケーブル布設具を抜き取ることを特徴とする、請求項1記載のケーブル布設方法。
  3. 前記ケーブル布設具が、前記伸縮棒の先端部に取り付けられたリング(12)をさらに具備し、
    先端にフック(22)が取り付けられたかつ末端に前記ケーブルが接続された牽引索(21)を前記伸縮棒の根元から先端に向けて貫通させたのち、該フックを前記リングに引っ掛け、該伸縮棒を伸ばしていくことにより、該牽引索および該ケーブルを該伸縮棒によって引っ張って送り出していく、
    ことを特徴とする、請求項1または2記載のケーブル布設方法。
  4. 中空の伸縮棒(31)を具備するケーブル布設具(30)を用いてケーブル(1)を第1の地点から第2の地点へ布設するケーブル布設方法であって、
    前記第2の地点において前記伸縮棒内を貫通させたのちに牽引索(34)を該伸縮棒の先端部に固定し、
    前記伸縮棒を前記第2の地点から前記第1の地点に向かって伸ばしていくことにより、前記牽引索を該第1の地点まで送り出し、
    前記第1の地点において前記牽引索に前記ケーブルを接続し、
    前記第2の地点において前記牽引索を巻き取ることにより、前記伸縮棒内を貫通させて前記ケーブルを前記第1の地点から該第2の地点へ布設する、
    ことを特徴とする、ケーブル布設方法。
  5. 前記第2の地点に前記ケーブルが届くと、該第2の地点において前記伸縮棒を縮めたのち、該伸縮棒を該ケーブルに沿って該ケーブルの先端に向かって移動させることにより、該ケーブルの先端から前記ケーブル布設具を抜き取ることを特徴とする、請求項4記載のケーブル布設方法。
  6. 前記ケーブル布設具が、前記伸縮棒の先端部に取り付けられたリング(32)と、該伸縮棒の末端部に取り付けられたリール(35)とをさらに具備し、
    先端にフック(33)が取り付けられた前記牽引索を前記伸縮棒の根元から先端に向けて貫通させたのち、該フックを前記リングに引っ掛け、該伸縮棒を伸ばしていくことにより、該牽引索を該伸縮棒によって引っ張って送り出していき、
    前記第1の地点において、前記ケーブルの先端に取り付けられた他のリングに前記フックを引っ掛け、
    前記第2の地点において、前記リールによって前記牽引索を巻き取ることにより、前記伸縮棒内を貫通させて前記ケーブルを前記第1の地点から該第2の地点へ布設する、
    ことを特徴とする、請求項4または5記載のケーブル布設方法。
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