JP2009089284A - パケット伝送システム、パケット伝送装置及びそれらに用いるタイミング同期経路冗長方法 - Google Patents

パケット伝送システム、パケット伝送装置及びそれらに用いるタイミング同期経路冗長方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 1+1経路冗長切換方法を用いた場合のタイミング同期復旧時間と同等時間で、予備経路の帯域を削減可能なパケット伝送システムを提供する。
【解決手段】 TDM信号を、現用経路100及び予備経路200からなるパケット網経由で伝送する際に、複数のTDM装置2−1〜2−N間におけるタイミング同期にTDM信号を用いるパケット伝送システムにおいて、TDM信号をパケットに変換する際に、現用経路100にTDM信号のパケットを、予備経路200にTDM信号のタイミング情報のパケットを送出し、パケットをTDM信号に変換する際に、現用経路100からのパケットが正常時に現用経路100にて受信したパケットからTDM信号を抽出して出力し、現用経路100の障害時に予備経路200にて受信したパケットのTDM信号のタイミング情報を基に当該タイミング情報を保持したTDM信号を出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明はパケット伝送システム、パケット伝送装置及びそれらに用いるタイミング同期経路冗長方法に関し、特にTDM(Time Division Multiplexing)信号をパケット網経由で伝送するシステムにおいて、接続される複数のTDM装置間がTDM信号を用いてタイミング同期を行うためのタイミング同期経路冗長方法に関する。
本発明に関連するパケット伝送システムとしては、送信側で、入力したTDM信号をパケット化してパケット網を伝送し、受信側で、受信パケットからTDM信号を抽出し、TDM信号に変換するシステムがある。
このシステムに接続される複数のTDM装置がペイロードの伝送とTDM装置間のタイミング同期とにTDM信号を用いている場合には、パケット網の障害時に、ペイロードの障害のみならず、TDM装置間のタイミング同期も障害となる。
タイミング同期障害となったTDM装置に、さらに他のTDM装置がタイミング同期している場合には、そのTDM装置にも影響を及ぼす。パケット網の経路冗長方式としては、スパニングツリー等の既知の方式があるが、復旧時間が数十秒と遅く、タイミング同期障害時間が長くなる。
復旧時間を短縮するために、パケット伝送における経路冗長切換の方法としては、送信側で、現用経路へ送出するパケットの複製を予備経路に送出し、受信側で、現用経路障害時に、予備経路のパケットを選択する1+1経路冗長切換方法がある(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2002−232462号公報 特開2006−067040号公報 特許第3000466号公報
上述したパケット伝送における経路冗長を用いた方法では、上記の特許文献1〜3に示すように、送信側が常に予備経路に現用経路と同じパケットの複製を送出しているため、予備経路には常に現用経路と同じ帯域を必要とするという問題がある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、1+1経路冗長切換方法を用いた場合のタイミング同期復旧時間と同等時間で、予備経路の帯域を削減することができるパケット伝送システム、パケット伝送装置及びそれらに用いるタイミング同期経路冗長方法を提供することにある。
本発明によるパケット伝送システムは、TDM(Time Division Multiplexing)信号を、現用経路及び予備経路からなるパケット網経由で伝送する際に、複数のTDM装置間におけるタイミング同期に前記TDM信号を用いるパケット伝送システムであって、
前記TDM信号をパケットに変換する際に、前記現用経路に前記TDM信号のパケットを、前記予備経路に前記TDM信号のタイミング情報のパケットを送出し、
前記パケットを前記TDM信号に変換する際に、前記現用経路からのパケットが正常時に前記現用経路にて受信したパケットから前記TDM信号を抽出して出力し、前記現用経路の障害時に前記予備経路にて受信したパケットのTDM信号のタイミング情報を基に当該タイミング情報を保持したTDM信号を出力することを特徴とする。
本発明による他のパケット伝送システムは、TDM(Time Division Multiplexing)信号を、現用経路及び予備経路からなるパケット網経由で伝送する際に、複数のTDM装置間におけるタイミング同期に前記TDM信号を用いるパケット伝送システムであって、
送信側のパケット伝送装置は、前記TDM信号をパケットに変換して前記現用経路に送信する第1の送信手段と、前記現用経路に送信するTDM信号のタイミング情報を抽出する抽出手段と、その抽出されたタイミング情報をパケットに変換して前記予備経路に送信する第2の送信手段とを有し、
受信側のパケット伝送装置は、前記現用経路からのパケットから前記TDM信号を抽出する第1の受信手段と、前記予備経路からのパケットから前記タイミング情報を抽出する第2の受信手段と、その抽出されたタイミング情報を基に当該タイミング情報を保持するTDM信号を生成する生成手段と、前記現用経路の正常時に前記第1の受信手段からのTDM信号を選択しかつ前記現用経路の障害時に前記生成手段で生成されたTDM信号を選択する自動選択手段及び手動操作によって前記第1の受信手段からのTDM信号と前記生成手段で生成されたTDM信号とのいずれかを選択する手動選択手段のうちの少なくとも一方の手段とを備えている。
本発明によるパケット伝送装置は、上記他のパケット伝送システムに記載の送信側及び受信側の手段を含むことを特徴とする。
本発明によるタイミング同期経路冗長方法は、TDM(Time Division Multiplexing)信号を、現用経路及び予備経路からなるパケット網経由で伝送する際に、複数のTDM装置間におけるタイミング同期に前記TDM信号を用いるパケット伝送システムに用いるタイミング同期経路冗長方法であって、
前記TDM信号をパケットに変換する際に、前記現用経路に前記TDM信号のパケットを、前記予備経路に前記TDM信号のタイミング情報のパケットを送出し、
前記パケットを前記TDM信号に変換する際に、前記現用経路からのパケットが正常時に前記現用経路にて受信したパケットから前記TDM信号を抽出して出力し、前記現用経路の障害時に前記予備経路にて受信したパケットのTDM信号のタイミング情報を基に当該タイミング情報を保持したTDM信号を出力している。
本発明による他のタイミング同期経路冗長方法は、TDM(Time Division Multiplexing)信号を、現用経路及び予備経路からなるパケット網経由で伝送する際に、複数のTDM装置間におけるタイミング同期に前記TDM信号を用いるパケット伝送システムに用いるタイミング同期経路冗長方法であって、
送信側において、前記TDM信号をパケットに変換して前記現用経路に送信する第1の送信処理と、前記現用経路に送信するTDM信号のタイミング情報を抽出する抽出処理と、その抽出されたタイミング情報をパケットに変換して前記予備経路に送信する第2の送信処理とを実行し、
受信側において、前記現用経路からのパケットから前記TDM信号を抽出する第1の受信処理と、前記予備経路からのパケットから前記タイミング情報を抽出する第2の受信処理と、その抽出されたタイミング情報を基に当該タイミング情報を保持するTDM信号を生成する生成処理と、前記現用経路の正常時に前記第1の受信処理にて抽出されたTDM信号を選択しかつ前記現用経路の障害時に前記生成処理にて生成されたTDM信号を選択する自動選択処理及び手動操作によって前記第1の受信処理にて抽出されたTDM信号と前記生成処理にて生成されたTDM信号とのいずれかを選択する手動選択処理のうちの少なくとも一方の処理とを実行している。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、1+1経路冗長切換方法を用いた場合のタイミング同期復旧時間と同等時間で、予備経路の帯域を削減することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態によるパケット伝送システムの構成例を示すブロック図である。図1においては、TDM(Time Division Multiplexing)信号をパケット化して伝送するシステムにおけるタイミング同期の経路冗長構成を示している。
図1において、本発明の第1の実施の形態によるパケット伝送システムは、マスタタイミング1に同期して動作するTDM装置(#1)2−1と、TDM装置2−1とパケット網を経由してTDM信号にて通信を行うとともに、TDM装置2−1のタイミングに同期するTDM装置(#2〜#N)2−2〜2−Nと、TDM信号のパケットへの変換とその逆の変換とを行うTDMパケット装置(#1〜#N)3−1〜3−Nと、現用経路100と、予備経路200とから構成されている。
本実施の形態では、上記の目的を達成するため、送信側(TDMパケット装置3−1)において、TDM信号のパケットを現用経路100に、現用経路100に送出するパケットのTDM信号から抽出したタイミング情報をパケット化して予備経路200にそれぞれ送出する。
受信側(TDMパケット装置3−2〜3−N)では、通常、現用経路100から受信したパケットからTDM信号を分離し、そのTDM信号から抽出したタイミングを装置(TDM装置2−2〜2−N)のタイミングとして利用し、現用経路100の障害時に、予備経路200から受信したパケットのタイミング情報を分離し、そのタイミング情報からタイミングを生成し、生成したタイミングを装置(TDM装置2−2〜2−N)のタイミングとして利用し、TDM装置2−1とTDM装置2−2〜2−Nとの間のタイミング同期を維持する。
本実施の形態では、送信側(TDMパケット装置3−1)で、タイミング抽出回路が、現用経路100に送出するパケットのTDM信号からタイミング情報を抽出し、その抽出したタイミング情報を予備経路パケット送出回路によってパケット化して予備経路200に送出する。
受信側(TDMパケット装置3−2〜3−N)では、現用経路100のパケット受信回路によってTDM信号を分離し、タイミング抽出回路によってTDM信号のタイミングを抽出する。また、受信側(TDMパケット装置3−2〜3−N)では、予備経路パケット受信回路によってタイミング情報を分離し、そのタイミング情報からタイミング生成回路によってタイミングが生成される。
さらに、受信側(TDMパケット装置3−2〜3−N)では、タイミング選択回路によって、通常時にタイミング抽出回路からのタイミングが選ばれ、現用経路障害時に、または手動操作によってタイミング生成回路からのタイミングが選ばれる。
これによって、本実施の形態では、予備経路200にTDM信号そのものではく、TDM信号のタイミング情報のみを送出することで、予備経路200の帯域消費を削減することが可能であるため、パケット網を用いた装置間(TDM装置2−1とTDM装置2−2〜2−Nとの間)のタイミングの冗長構成時に、予備経路200の帯域消費が削減されるという効果を得ることができる。
図2は図1のTDMパケット装置3の構成例を示すブロック図である。図2において、TDMパケット装置3は入力TDM信号をパケットに変換するTDMパケット送信回路31と、受信パケットをTDM信号に変換して出力するTDMパケット受信回路32とから構成されている。尚、TDMパケット装置3−1〜3−Nは、図示していないが、このTDMパケット装置3と同様の構成となっている。
図3は図2のTDMパケット送信回路31及びTDMパケット受信回路32の構成例を示すブロック図である。図3において、TDMパケット送信回路31は、入力TDM信号をパケット化するためのバッファ311と、TDM信号にパケットヘッダを付加して現用経路100に出力する現用経路送信回路312と、バッファ311から読出されるTDMパケットデータからタイミング情報を抽出するタイミング情報抽出回路314と、タイミング情報をパケット化して予備経路200に送出する予備経路送信回路315とから構成されている。
TDMパケット受信回路32は、現用経路100からのパケットを受信し、TDM信号とパケットヘッダとを分離する現用経路受信回路321と、予備経路200からのパケットを受信してタイミング情報とパケットヘッダとを分離する予備経路受信回路322と、タイミング情報からタイミング情報を含んだTDM信号を生成するタイミング生成回路323と、現用経路受信回路321からのTDM信号とタイミング生成回路323からのTDM信号とのいずれかを選択する信号選択回路324と、信号選択回路324によって選択されたTDM信号を連続したTDM信号に変換するスムージングバッファ325とから構成されている。
図4は図3のタイミング情報抽出回路314の構成例を示すブロック図である。図4において、タイミング情報抽出回路314は、パケットTDMデータとパケットTDMクロックとからパケット長を計測してパケット長情報を出力するパケット長計測回路3143と、フレーム位置を検出してフレーム位置情報を出力するフレーム位置情報検出回路3142と、SSM(Synchronization Status Messaging:)を検出して出力するSSM検出回路3141とから構成されている。
図5は図3のタイミング生成回路323の構成例を示すブロック図である。図5において、タイミング生成回路323は、パケット長情報からクロックを生成するクロック生成回路3231と、フレーム位置情報からフレームを生成するフレーム生成回路3232と、SSM情報からSSMを挿入するSSM挿入回路3233と、ペイロードの保守信号パターンを挿入する保守信号挿入回路3234とから構成されている。
図6は図3のTDMパケット送信回路31の動作を示すタイミングチャートである。これら図3及び図6を参照してTDMパケット送信回路31の動作について説明する。
図6に示す入力TDMデータ及び入力TDMクロックは、TDMパケット送信回路31のバッファ311に入力される信号の例である。
現用経路送信回路312は、決められたバイトパケット長もしくは可変パケット長でTDMデータをパケット化するために、図6に示すパケットTDMクロックを用いて、バッファ311から図6に示すパケットTDMデータを読出す。読出されたパケットTDMデータには現用経路送信回路312によってパケットヘッダが付加され、図6に示す現用経路パケットとして現用経路100に出力される。
一方、パケットTDMデータ及びパケットTDMクロックはタイミング抽出回路314に入力される。タイミング抽出回路314ではパケット長情報、フレームの位置情報、SSM情報等が抽出される。抽出されたタイミング情報は予備経路送信回路315によって、図6に示す予備経路パケットとして予備経路200に出力される。
図7は図3のTDMパケット受信回路32の動作を示すタイミングチャートである。これら図3と図5と図7とを参照してTDMパケット受信回路32の動作について説明する。
図7に示す現用経路入力パケットは、現用経路100から現用経路受信回路321に入力される信号の例である。図7に示す予備経路入力パケットは、予備経路200から予備経路受信回路322に入力される信号の例である。
現用経路受信回路321は、TDM信号とパケットヘッダ信号とを分離し、図7に示すようなパケットTDMデータとパケットTDMクロックとを出力する。予備経路受信回路322は、タイミング情報とパケットヘッダとを分離し、タイミング情報をタイミング生成回路323に入力する。
タイミング生成回路323は、図5に示すクロック生成回路3231において、パケット長情報から生成TDMクロックを生成し、図7に示す生成TDMクロックのようなクロックを出力し、フレーム生成回路3232において生成TDMデータのフレーム位置を生成し、SSM挿入回路3233において、生成TDMデータのSSMデータの挿入を行い、保守信号挿入回路3234において生成TDMデータに保守信号を挿入し、図7に示す生成TDMデータのようなTDMデータを出力する。
信号選択回路324は、現用経路100、予備経路200からの受信パケットのパケットロス情報、パケットエラー情報等を基に、信号の選択を行う。図7に示す選択制御は、現用経路100から受信したパケットのエラー等によって、選択信号が現用経路受信回路321の出力から、予備経路受信回路322に切替わった例である。
図7に示す選択回路出力データ、選択回路出力クロックは、上述した現用経路受信回路321の出力から、予備経路受信回路322に切替わった例における出力信号の例である。信号選択回路323の出力信号は、スムージングバッファ325によって平滑化され、図7に示す出力TDMクロック、出力TDMデータのような連続した信号で出力される。
このように、本実施の形態では、予備経路200にTDM信号そのものではく、TDM信号のタイミング情報のみを送出することで、予備経路200の帯域消費を削減することが可能であるため、パケット網を用いた装置間のタイミングの冗長構成時に、予備経路200の帯域消費を削減することができるという効果が得られる。
図8は本発明の第2の実施の形態によるタイミング情報抽出回路の構成例を示すブロック図である。図8において、タイミング情報抽出回路314aは、パケット長計測回路3143をなくした以外は、図4に示す本発明の第1の実施の形態によるタイミング情報抽出回路314と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。
図9は本発明の第2の実施の形態によるタイミング生成回路の構成例を示すブロック図である。図9において、タイミング生成回路323aは、クロック生成回路3231が固定のパケット長情報からクロックを生成するようにした以外は図4に示す本発明の第1の実施の形態によるタイミング生成回路323と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。
このように、本発明の第2の実施の形態では、現用経路100に送信するTDMパケットが固定長で、受信側が送信TDMパケットの長さを知っている場合であり、図8に示すように、予備経路100に送出するタイミング情報にはパケット長情報を含まず、図9に示すように、受信側のクロック生成回路3231は固定長のTDMパケットに相当するクロックを生成している。
したがって、本実施の形態では、上記の本発明の第1の実施の形態と同様に、予備経路200にTDM信号そのものではく、TDM信号のタイミング情報のみを送出することで、予備経路200の帯域消費を削減することが可能であるため、パケット網を用いた装置間のタイミングの冗長構成時に、予備経路200の帯域消費を削減することができるという効果が得られる。
図10は本発明の第3の実施の形態によるTDMパケット送信回路及びTDMパケット受信回路の構成例を示すブロック図である。図10において、本発明の第3の実施の形態によるTDMパケット受信回路32aは、信号選択回路324の前段にスムジングバッファ325,326を配置した以外は図4に示す本発明の第1の実施の形態によるTDMパケット送信回路31及びTDMパケット受信回路32と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。
本実施の形態では、現用経路受信回路321からのTDM信号がスムジングバッファ325で連続したTDM信号に変換された後に信号選択回路324に入力され、タイミング生成回路323で生成されたTDM信号がスムージングバッファ326で連続したTDM信号に変換された後に、信号選択回路324に入力される。
信号選択回路324は現用経路100からのパケットが正常の場合、スムージングバッファ325からのTDM信号を出力し、現用経路100からのパケットが障害の場合に、スムージングバッファ326からのTDM信号を出力する。
このように、本実施の形態では、上記の本発明の第1の実施の形態と同様に、予備経路200にTDM信号そのものではく、TDM信号のタイミング情報のみを送出することで、予備経路200の帯域消費を削減することが可能であるため、パケット網を用いた装置間のタイミングの冗長構成時に、予備経路200の帯域消費を削減することができるという効果が得られる。
図11は本発明の第4の実施の形態によるタイミング情報抽出回路の構成例を示すブロック図である。図11において、タイミング情報抽出回路314bは、オーバヘッド情報検出回路3144を設けた以外は、図4に示す本発明の第1の実施の形態によるタイミング情報抽出回路314と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。
図12は本発明の第4の実施の形態によるタイミング生成回路の構成例を示すブロック図である。図12において、タイミング生成回路323bは、SSM挿入回路3233と保守信号挿入回路3234との間にオーバヘッド情報挿入回路3235を配置した以外は図4に示す本発明の第1の実施の形態によるタイミング生成回路323と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。
このように、本実施の形態では、図11に示すように、送信側において、予備経路200に送出するパケットに、現用経路100に送出するTDM信号のオーバヘッド情報を含め、図12のように、受信側において、予備系路200の受信パケットからオーバヘッド情報を抽出して送出TDM信号に挿入している。
したがって、本実施の形態では、上記の本発明の第1の実施の形態と同様に、予備経路200にTDM信号そのものではく、TDM信号のタイミング情報のみを送出することで、予備経路200の帯域消費を削減することが可能であるため、パケット網を用いた装置間のタイミングの冗長構成時に、予備経路200の帯域消費を削減することができるという効果が得られる。
上記のように、本発明は、上述した目的を達成するため、送信側において、TDM信号のパケットを現用経路100に、現用経路100に送出するパケットのTDM信号から抽出したタイミング情報をパケット化して予備経路200にそれぞれ送出する。受信側では、通常、現用経路100から受信したパケットからTDM信号を分離し、そのTDM信号から抽出したタイミングを装置のタイミングとして利用し、現用経路100の障害時に、予備経路200から受信したパケットのタイミング情報を分離し、そのタイミング情報からタイミングを生成し、生成タイミングを装置タイミングとして利用して装置間のタイミング同期を維持する。
つまり、本発明では、送信側において、タイミング情報抽出回路314が、現用経路100に送出するパケットのTDM信号からタイミング情報を抽出し、予備経路送信回路315によって抽出タイミング情報がパケット化されて予備経路200に送出される。
受信側においては、現用経路100の現用経路受信回路321によってTDM信号が分離され、タイミング抽出回路によってTDM信号のタイミングが抽出される。予備経路受信回路322によってタイミング情報が分離され、タイミング生成回路323によってタイミング情報からタイミングが生成される。その後に、受信側においては、信号選択回路324によって、通常時にタイミング抽出回路からのタイミングが選ばれ、現用経路100の障害時にタイミング生成回路323からのタイミングが選ばれる。
これによって、本発明では、予備経路200にTDM信号そのものではく、TDM信号のタイミング情報のみを送出することで、予備経路200の帯域消費を削減することが可能であるため、パケット網を用いた装置間のタイミングの冗長構成時に、予備経路200の帯域消費を削減することができるという効果が得られる。
本発明の第1の実施の形態によるパケット伝送システムの構成例を示すブロック図である。 図1のTDMパケット装置の構成例を示すブロック図である。 図2のTDMパケット送信回路及びTDMパケット受信回路の構成例を示すブロック図である。 図3のタイミング情報抽出回路の構成例を示すブロック図である。 図3のタイミング生成回路の構成例を示すブロック図である。 図3のTDMパケット送信回路の動作を示すタイミングチャートである。 図3のTDMパケット受信回路の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第2の実施の形態によるタイミング情報抽出回路の構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態によるタイミング生成回路の構成例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態によるTDMパケット送信回路及びTDMパケット受信回路の構成例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態によるタイミング情報抽出回路の構成例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態によるタイミング生成回路の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1 マスタタイミング
2−1〜2−N TDM装置(#1〜#N)
3−1〜3−N TDMパケット装置(#1〜#N)
31 TDMパケット送信装置
32,32a TDMパケット受信装置
311 バッファ
312 現用経路送信回路
314,314a,
314b タイミング情報抽出回路
315 予備経路送信回路
321 現用経路受信回路
322 予備経路受信回路
323,323a,
323b タイミング生成回路
324 信号選択回路
325,326 スムージングバッファ
3141 SSM検出回路
3142 フレーム位置検出回路
3143 パケット長計測回路
3144 オーバヘッド情報検出回路
3231 クロック生成回路
3232 フレーム生成回路
3233 SSM挿入回路
3234 保守信号挿入回路
3235 オーバヘッド情報挿入回路
100 現用経路
200 予備経路

Claims (15)

  1. TDM(Time Division Multiplexing)信号を、現用経路及び予備経路からなるパケット網経由で伝送する際に、複数のTDM装置間におけるタイミング同期に前記TDM信号を用いるパケット伝送システムであって、
    前記TDM信号をパケットに変換する際に、前記現用経路に前記TDM信号のパケットを、前記予備経路に前記TDM信号のタイミング情報のパケットを送出し、
    前記パケットを前記TDM信号に変換する際に、前記現用経路からのパケットが正常時に前記現用経路にて受信したパケットから前記TDM信号を抽出して出力し、前記現用経路の障害時に前記予備経路にて受信したパケットのTDM信号のタイミング情報を基に当該タイミング情報を保持したTDM信号を出力することを特徴とするパケット伝送システム。
  2. TDM(Time Division Multiplexing)信号を、現用経路及び予備経路からなるパケット網経由で伝送する際に、複数のTDM装置間におけるタイミング同期に前記TDM信号を用いるパケット伝送システムであって、
    送信側のパケット伝送装置は、前記TDM信号をパケットに変換して前記現用経路に送信する第1の送信手段と、前記現用経路に送信するTDM信号のタイミング情報を抽出する抽出手段と、その抽出されたタイミング情報をパケットに変換して前記予備経路に送信する第2の送信手段とを有し、
    受信側のパケット伝送装置は、前記現用経路からのパケットから前記TDM信号を抽出する第1の受信手段と、前記予備経路からのパケットから前記タイミング情報を抽出する第2の受信手段と、その抽出されたタイミング情報を基に当該タイミング情報を保持するTDM信号を生成する生成手段と、前記現用経路の正常時に前記第1の受信手段からのTDM信号を選択しかつ前記現用経路の障害時に前記生成手段で生成されたTDM信号を選択する自動選択手段及び手動操作によって前記第1の受信手段からのTDM信号と前記生成手段で生成されたTDM信号とのいずれかを選択する手動選択手段のうちの少なくとも一方の手段とを有することを特徴とするパケット伝送システム。
  3. 前記抽出手段は、前記現用経路に送信するTDM信号のパケット長を計測する手段を含み、その計測したパケット長を含めて前記タイミング情報として出力し、
    前記生成手段は、前記パケット長を含むタイミング情報を基に当該タイミング情報を保持するTDM信号を生成することを特徴とする請求項2記載のパケット伝送システム。
  4. 前記送信側において、前記現用経路に送信するパケットを固定長とし、
    前記生成手段は、前記固定長のパケットに相当するクロックを生成し、当該クロックと前記タイミング情報とを基に当該タイミング情報を保持するTDM信号を生成することを特徴とする請求項2記載のパケット伝送システム。
  5. 前記受信側のパケット伝送装置は、前記選択手段によって選択されたTDM信号を連続したTDM信号に変換するスムージングバッファを含むことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか記載のパケット伝送システム。
  6. 前記受信側のパケット伝送装置は、前記第1の受信手段からのTDM信号を連続したTDM信号に変換する第1のスムージングバッファと、前記生成手段で生成されたTDM信号を連続したTDM信号に変換する第2のスムージングバッファとを含み、
    前記選択手段は、前記現用経路の正常時に前記第1のスムージングバッファからのTDM信号を選択しかつ前記現用経路の障害時に前記第2のスムージングバッファからのTDM信号を選択することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか記載のパケット伝送システム。
  7. 前記送信側のパケット伝送装置は、前記予備経路に送出するパケットに、前記現用経路に送出するTDM信号のオーバヘッド情報を含め、
    前記受信側のパケット伝送装置は、前記予備系路の受信パケットからオーバヘッド情報を抽出して前記タイミング情報を保持するTDM信号に挿入することを特徴とする請求項2から請求項6のいずれか記載のパケット伝送システム。
  8. 請求項2から請求項7のいずれか記載の送信側及び受信側の手段を含むことを特徴とするパケット伝送装置。
  9. TDM(Time Division Multiplexing)信号を、現用経路及び予備経路からなるパケット網経由で伝送する際に、複数のTDM装置間におけるタイミング同期に前記TDM信号を用いるパケット伝送システムに用いるタイミング同期経路冗長方法であって、
    前記TDM信号をパケットに変換する際に、前記現用経路に前記TDM信号のパケットを、前記予備経路に前記TDM信号のタイミング情報のパケットを送出し、
    前記パケットを前記TDM信号に変換する際に、前記現用経路からのパケットが正常時に前記現用経路にて受信したパケットから前記TDM信号を抽出して出力し、前記現用経路の障害時に前記予備経路にて受信したパケットのTDM信号のタイミング情報を基に当該タイミング情報を保持したTDM信号を出力することを特徴とするタイミング同期経路冗長方法。
  10. TDM(Time Division Multiplexing)信号を、現用経路及び予備経路からなるパケット網経由で伝送する際に、複数のTDM装置間におけるタイミング同期に前記TDM信号を用いるパケット伝送システムに用いるタイミング同期経路冗長方法であって、
    送信側において、前記TDM信号をパケットに変換して前記現用経路に送信する第1の送信処理と、前記現用経路に送信するTDM信号のタイミング情報を抽出する抽出処理と、その抽出されたタイミング情報をパケットに変換して前記予備経路に送信する第2の送信処理とを実行し、
    受信側において、前記現用経路からのパケットから前記TDM信号を抽出する第1の受信処理と、前記予備経路からのパケットから前記タイミング情報を抽出する第2の受信処理と、その抽出されたタイミング情報を基に当該タイミング情報を保持するTDM信号を生成する生成処理と、前記現用経路の正常時に前記第1の受信処理にて抽出されたTDM信号を選択しかつ前記現用経路の障害時に前記生成処理にて生成されたTDM信号を選択する自動選択処理及び手動操作によって前記第1の受信処理にて抽出されたTDM信号と前記生成処理にて生成されたTDM信号とのいずれかを選択する手動選択処理のうちの少なくとも一方の処理とを実行することを特徴とするタイミング同期経路冗長方法。
  11. 前記抽出処理において、前記現用経路に送信するTDM信号のパケット長を計測し、その計測したパケット長を含めて前記タイミング情報として出力し、
    前記生成処理において、前記パケット長を含むタイミング情報を基に当該タイミング情報を保持するTDM信号を生成することを特徴とする請求項10記載のタイミング同期経路冗長方法。
  12. 前記送信側において、前記現用経路に送信するパケットを固定長とし、
    前記生成処理において、前記固定長のパケットに相当するクロックを生成し、当該クロックと前記タイミング情報とを基に当該タイミング情報を保持するTDM信号を生成することを特徴とする請求項10記載のタイミング同期経路冗長方法。
  13. 前記受信側において、前記選択処理にて選択されたTDM信号をスムージングバッファにて連続したTDM信号に変換することを特徴とする請求項10から請求項12のいずれか記載のタイミング同期経路冗長方法。
  14. 前記受信側において、前記第1の受信処理にて抽出されたTDM信号を第1のスムージングバッファにて連続したTDM信号に変換し、前記生成処理にて生成されたTDM信号を第2のスムージングバッファにて連続したTDM信号に変換し、
    前記選択処理において、前記現用経路の正常時に前記第1のスムージングバッファからのTDM信号を選択しかつ前記現用経路の障害時に前記第2のスムージングバッファからのTDM信号を選択することを特徴とする請求項10から請求項12のいずれか記載のタイミング同期経路冗長方法。
  15. 前記送信側において、前記予備経路に送出するパケットに、前記現用経路に送出するTDM信号のオーバヘッド情報を含め、
    前記受信側において、前記予備系路の受信パケットからオーバヘッド情報を抽出して前記タイミング情報を保持するTDM信号に挿入することを特徴とする請求項10から請求項14のいずれか記載のタイミング同期経路冗長方法。
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