JP2009088675A - 画像処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像データから抽出された画像部分の配置を考慮して新たに画像データを生成する。
【解決手段】 読取データ等の画像データの中から画像部分を抽出し、その抽出された画像部分を含む新たな画像データを生成する。これにより、画像データから抽出された画像部分の配置を考慮して新たに画像データを生成することができる。
【選択図】図16

Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理装置に組み込まれたコンピュータを機能させるプログラムに関するものである。
例えば、特許文献1に記載の発明では、空白箇所と空白でない箇所(画像部分)を分割して抽出し、空白箇所を削除して各ページのデータ量を減らしている。
特開平05−211581公報
しかし、特許文献1に記載の発明では、空白箇所と空白でない箇所(画像部分)を分割して抽出し、空白箇所を削除して各ページのデータ量を減らす術が開示されているにすぎず、画像部分をどのように配置し直して新たに画像データを生成するかまでは考慮されていない。
本発明は、画像データから抽出された画像部分の配置を考慮して新たに画像データを生成する術を提供するものである。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、画像データの中から画像部分を抽出する抽出手段と、画像データが印刷又は表示されたときの抽出手段にて抽出された画像部分の配置を決定する決定手段と、決定手段により決定された配置に基づいて、抽出手段にて抽出された画像部分を含む新たな画像データを生成する生成手段とを備えることを特徴とする。
これにより、請求項1に記載の発明では、画像データから抽出された画像部分の配置を考慮して新たに画像データを生成することができる。
請求項2に記載の発明では、抽出手段は、複数の画像データから画像部分を抽出することを特徴とする。
これにより、請求項2に記載の発明では、複数の画像データの画像部分の配置を考慮して新たに画像データを生成することができる。
請求項3に記載の発明では、決定手段は、生成手段により新たに生成される画像データが印刷又は表示された場合において、抽出手段により同一の画像データから抽出された画像部分が互いに隣接するように配置を決定することを特徴とする。
これにより、請求項3に記載の発明では、新たに生成された画像データを見たユーザは、複数の画像部分が同一の画像データから抽出されたものと想起し易くなる。
請求項4に記載の発明では、抽出手段の抽出対象となる第1画像データと第2画像データとが、第1画像データ、第2画像データの順に印刷又は表示される関係を有する場合において、決定手段は、生成手段により新たに生成される画像データが印刷又は表示され、かつ、第1画像データから抽出された第1画像部分及び第2画像データから抽出された第2画像部分が同一ページに印刷又は表示されるときに、第1画像部分と第2画像部分とが互いに隣接するように配置を決定することを特徴とする。
これにより、請求項4に記載の発明では、新たに生成された画像データを見たユーザは、複数の画像部分が印刷又は表示順に抽出されたものと想起し易くなる。
請求項5に記載の発明では、決定手段は、新たに生成される画像データが1ページ分として印刷又は表示される領域を等しい大きさに分割して複数の画像部分の配置を決定する分割手段を有し、生成手段は、分割手段により分割された領域の大きさに基づいて画像部分の大きさを変更する変更手段を有することを特徴とする。
これにより、請求項5に記載の発明では、新たに生成された画像データに含まれる画像部分を整然と配置させることが可能となる。
請求項6に記載の発明では、生成手段により新たに生成された画像データをファクシミリデータとして送信する第1送信手段を備え、生成手段は、第1送信手段にてファクシミリデータを送信する場合には、画像部分の大きさを変更することなく画像データを生成することを特徴とする。
これにより、請求項6に記載の発明では、画像データをファクシミリにて送信する際には、抽出された画像部分の大きさが変更されることなく送信される。
請求項7に記載の発明では、生成手段により新たな画像データを生成するか否かをユーザからの指示に基づいて選択する選択手段を備えることを特徴とする。
これにより、請求項7に記載の発明では、利便性を向上させることができる。
請求項8に記載の発明では、画像データを電子メールにて送信する第2送信手段と、電子メールにて送信される画像データの容量が所定容量以上であるときに、生成手段による画像データの生成を実行させる実行手段を備えることを特徴とする。
これにより、請求項8に記載の発明では、例えば画像データの容量が所定容量より小さい場合に電子メールにて送信可能であるとき、送信される画像データの容量が所定容量より大きいときであっても、生成手段によりその画像データの容量を小さくし、電子メールにて送信することが可能となり得る。
請求項9に記載の発明では、画像処理装置に組み込まれたコンピュータを、画像データの中から画像部分を抽出する抽出手段、画像データが印刷又は表示されたときの抽出手段にて抽出された画像部分の配置を決定する決定手段、及び決定手段により決定された配置に基づいて、抽出手段にて抽出された画像部分を含む新たな画像データを生成する生成手段として機能させることを特徴とする。
これにより、請求項9に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様に、画像データから抽出された画像部分の配置を考慮して新たに画像データを生成することができる。
本実施形態は、印刷機能、ファクシミリ機能及びスキャナ機能等が一体化されたプリンタ(以下、多機能装置という。)に本発明に係る画像処理装置及びプログラムを適用したものであり、以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
1.図面の説明
図1は本実施形態に係る多機能装置10の概要を示すブロック図であり、図2は画像読取設定画面の一例を示す図であり、図3は画像部分のサイズ設定画面の一例を示す図であり、図4は画像部分の再配置(再レイアウト)設定画面の一例を示す図であり、図5及び図6はスキャナ部14にて読み取られた画像データ(以下、読取データという。)を電子メールにて送信する場合に実行される制御を示すフローチャートである。
また、図7は画像領域抽出処理の詳細を示すフローチャートであり、図8〜10は送信用画像データ生成処理の詳細を示すフローチャートであり、図11及び図12は読取データをファクシミリにて送信する場合に実行される制御を示すフローチャートであり、図13は画像領域抽出処理の作動概念を示す概念図であり、図14〜図17は読取データから新たに生成される画像データ例を示す図である。
2.多機能装置の概要(図1参照)
多機能装置10は、図1に示すように、記録用紙等の記録媒体に画像を形成する記録部11、ユーザにより操作される操作パネル12、各種の情報を表示する表示部13、原稿から画像情報を読み取り、読み取った画像情報から画像データを生成するスキャナ部14、ファクシミリ回路15、NIC(Network Interface Card)16等のネットワーク接続用のインターフェース、記憶部17、外部記憶装置(図示せず。)が着脱可能に装着される接続端子18、並びに記録部11等を制御する制御部19を有して構成されている。
そして、制御部19は、CPU、ROM及びRAM等からなる周知のマイクロコンピュータにて構成されたものであり、図5〜図12に示す制御を実行するためのプログラム等は、ROMに記憶されている。
また、接続端子18として、本実施形態では、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格の接続端子(インターフェース)を採用しているが、本実施形態は、これに限定されるものではなく、他の規格の接続端子でもよい。
なお、外部記憶装置も、接続端子18に接続可能なインターフェースを有する記憶手段であれば何でもよく、具体的には、フラッシュメモリ等の不揮発性半導体記憶装置にて構成されたUSBメモリやSDメモリ(登録商標)、HDD等の磁気記憶装置、又は多機能装置10と直接接続して印刷するための通信規格であるPictBridgeに対応したデジタルカメラ等が外部記憶装置として考えられる。
3.本実施形態に係る多機能装置の特徴的作動(図2〜図5参照)
本実施形態に係る多機能装置10では、スキャナ部14で読み取られた読取データや、多機能装置10に接続された外部のコンピュータ等にて生成又は保管されていて多機能装置10に送信されてきた画像データの中から画像部分を抽出し、その抽出された1つ以上の画像部分を再配置(再レイアウト)した新たな画像データ(以下、この画像データを生成データという。)を生成する機能を有することを特徴としている。
以下、読取データから生成データを生成する場合を例に、その詳細を説明する。
本実施形態に係る多機能装置10では、スキャナ部14の作動モードとして、図2に示すように、ユーザは3つの作動モードのうちいずれか1つの作動モードを選択することができる。
なお、図2において、「通常読取」とは、読取データを多機能装置10に内蔵された記憶部17に記憶させたり、又は読取データをNIC16を介して外部コンピュータに出力したり、接続端子18を介して外部記憶装置に出力したりする作動モードである。
「電子メールにて送信」とは、読取データを添付ファイルとして電子メールシステムを用いて外部コンピュータに送信する作動モードである。
「ファクシミリにて送信」とは、読取データをファクシミリデータとしてファクシミリ回路15を介して外部のファクシミリ装置(図示せず。)に送信する作動モードである。
3.1.メール送信制御
「電子メールにて送信(図2参照)」がユーザにより選択された後、操作パネル12に設けられたスタートボタン(図示せず。)がユーザにより操作されると、図5及び図6に示すメール送信制御が起動される。そして、先ず、図5に示すように、スキャナ部14にて原稿が読み取られ、その読み取られた読取データが、一旦、記憶部17に保存される(S1)。
なお、以下の説明においては、図13(a)及び図13(b)に示す2枚の原稿が、図13(a)に示す原稿(以下、第1原稿という。)、図13(b)に示す原稿(以下、第2原稿という。)の順に読み取られた場合を例に説明する。
そして、本実施形態では、スキャナ部14にて読み取られた読取データが、例えば外部のファクシミリ装置に送信されてそのファクシミリ装置にて印刷されたとき、又は外部のコンピュータに送信されてそのコンピュータのディスプレイに表示されたときに、第1原稿が第1ページ、第2原稿が第2ページとして印刷又は表示され、印刷又は表示の順は、原稿の読取順と一致する。
次に、図5のS1にて読み取られた読取データのサイズが計測された後(S5)、その計測された読取データのサイズが所定サイズ以上であるか否かが判定され(S10)、読取データのサイズが所定サイズ以上であると判定された場合には(S10:YES)、後述する画像部分の抽出処理(S35)にて抽出された画像部分のサイズを固定するか否かを設定するための設定画面(図3参照)が表示部13に表示される(S15)。
ここで、画像部分とは、第1、第2原稿(読取データ)のうち、画像(文字も含む。)が描かれた領域を意味し、具体的には、図13(c)及び図13(d)の破線で囲まれた領域をいう。
なお、図13(c)及び図13(d)では、画像が内接するような矩形領域として画像部分が抽出されているが、画像部分は矩形状に限定されるものではない。
そして、図5に示すように、画像部分のサイズ設定がユーザにより指示されたか否かが判定され(S20)、画像部分のサイズ設定がユーザにより指示されていないと判定された場合には(S20:NO)、設定画面(図3参照)が表示部13に表示されたまま待機状態となる。
一方、画像部分のサイズ設定がユーザにより指示されたと判定された場合には(S20:YES)、設定画面(図3参照)が表示部13から削除された後、画像部分をどのように再配置(再レイアウト)するか設定するための設定画面(図4参照)が表示部13に表示される(S25)。
そして、再配置の方法がユーザにより指示されたか否かが判定され(S30)、再配置の方法がユーザにより指示されていないと判定された場合には(S30:NO)、設定画面(図4参照)が表示部13に表示されたまま待機状態となる。
一方、再配置の方法がユーザにより指示されたと判定された場合には(S30:YES)、ユーザにより指示された画像部分のサイズ設定と再配置の方法とに基づき、図6に示すように、画像抽出処理(S35)及び生成データの生成処理(S40)が実行された後、ユーザが目視にて生成データを確認することができるように、生成データが印刷される(S45)。なお、画像抽出処理(S35)及び生成データの生成処理(S40)の詳細は後述する。
そして、印刷処理(S45)が実行されると、S40にて生成された生成データをそのまま送信するか又は再び生成処理(再編集)を実行するかを、ユーザが選択するための選択画面(図示せず。)が表示された後(S50)、いずれかの指示がされたか否かが判定される(S55)。
このとき、ユーザにより生成データの送信又は生成データの再編集が指示されていないと判定された場合には(S55:NO)、そのまま待機状態となり、一方、ユーザにより指示されたと判定された場合には(S55:YES)、その指示が「そのまま送信する」旨の指示であるか否かが判定される(S60)。
そして、「そのまま送信する」旨の指示がユーザによりされたと判定された場合には(S60:YES)、S40にて生成された生成データが添付ファイルとして電子メールにて送信された後(S65)、本制御が終了する。因みに、電子メールは、NIC16を介して接続されたネットワーク回線を通じて送信される。
一方、「そのまま送信する」旨の指示がユーザによりされていない、つまり生成データを再編集する旨がユーザにより指示されたと判定された場合には(S60:NO)、S15が再び実行される。
なお、S10にて読取データのサイズが所定サイズ未満であると判定された場合には(S10:NO)、S1にて読み取られた読取データがそのまま添付ファイルとして電子メールにて送信された後(S65)、本制御が終了する。
3.2.画像抽出処理(図7参照)
画像抽出処理とは、読取データの中から画像部分を抽出する処理である。そして、画像抽出処理が起動されると、例えば特開2003−016016号公報に記載の発明と同様な手法で第1原稿に係る読取データから画像部分が切り出されるように、画像部分が抽出される(S100)。
このとき、画像部分の抽出にあたっては、先ず、原稿(読取データ)の左上端部を起点として、所定の上下幅にて右横に進みながら画像部分が抽出され、右端に到達すると、前記の上下幅分相当だけ下方側にずれた左端側から再び所定の上下幅にて右横に進みながら画像部分が抽出される。このように、左端側から右端側に進みながら画像部分を抽出する作業が、原稿(読取データ)の上端側から下端側に進むように順次実行される。
そして、読取データから切り出された画像部分は、一旦、記憶部17に保存されるとともに、その切り出された画像部分の個数を示すカウンタ値が制御部19のRAMや記憶部17に保存された後(S105)、読取データ中に未だ切り出されていない画像部分があるか否かが判定される(S110)。
このとき、読取データ中に未だ切り出されていない画像部分があると判定された場合には(S110:YES)、再び、S100が実行され、一方、読取データ中に未だ切り出されていない画像部分がないと判定された場合には(S110:NO)、次ページ(本実施形態では、第2原稿)に係る読取データがあるか否かが判定される(S115)。
そして、次ページに係る読取データがあると判定された場合には(S115:YES)、次ページ分(第2原稿)の読取データが、次の画像抽出対象データとして設定された後(S120)、再び、S100が実行される。一方、次ページに係る読取データがないと判定された場合には(S115:NO)、本制御が終了する。
3.3.生成処理(図8〜図10参照)
生成処理は、S15及びS25にてユーザにより設定された内容(図3及び図4参照)に従って、画像抽出処理(S35)によって抽出された画像部分を再配置(再レイアウト)して、送信用の画像データを新たに生成する処理である。
そして、生成処理が起動されと、図8に示すように、S25にてユーザにより設定された内容に基づいて、抽出された画像部分の再配置を自動的に実行するか、又は抽出された画像部分の全てを1ページに再配置するかが判定される(S150)。なお、1ページとは、生成データが印刷もしくは表示されたときに1ページとなる送信用の画像データ領域をいう。
このとき、抽出された画像部分の全てを1ページに再配置する設定(図4の「Nin1」)が選択されていると判定された場合には(S150:NO)、画像抽出処理(図7)のS105で計数されたカウンタ値が変数Nとして決定(代入)された後(S155)、送信用の画像データ領域として設定された1ページが、等しい大きさを有するN個の領域(以下、この領域を分割領域という。)に分割される(S160)。
次に、画像抽出処理にて抽出された画像部分のうち、いずれの分割領域にも配置されていない画像部分が存在するか否かが判定され(S165)、配置されていない画像部分が存在すると判定された場合には(S165:YES)、S25にてユーザにより設定された内容に基づいて、いずれの分割領域にも配置されていない画像部分の大きさを変更して再配置するか否か判定される(S170)。
このとき、画像部分の大きさを変更して再配置すると判定された場合、つまり図3の「いいえ」が選択されていると判定された場合には(S170:YES)、いずれの分割領域にも配置されていない画像部分のうち一番先に抽出された画像部分に対し、画像部分が分割領域に収まるように、画像部分が自動的に拡大又は縮小される(S175)。
なお、本実施形態では、画像部分として切り出した部分の外縁(図13(c)又は図13(d)破線部分)が、分割領域の外縁に一致するように、画像部分を自動的に拡大又は縮小しているが、抽出された画像部分が分割領域より小さい場合には、そのままの大きさであっても、抽出された画像部分を分割領域に収めることができる。したがって、S175では、分割領域より大きい画像部分に対してのみ縮小を実行してもよい。
次に、S175にて拡大若しくは縮小処理が施された画像部分、又は画像抽出処理(S35)にて抽出された画像部分が後述する再配置方法により各分割領域に再配置される(S180)。
そして、S180にて再配置された画像部分が分割領域に収まったか否かが判定され(S185)、分割領域に収まらなかった画像部分が存在すると判定された場合には(S185:NO)、その旨を示すフラグ(以下、生成エラーフラグという。)が設定された後(S190)、再び、S165が実行される。
なお、生成エラーフラグが設定されるのは、図3の「はい」が選択され、S170にて、画像部分の大きさを変更せずに再配置すると判定された場合(S170:NO)であって、かつ、抽出された画像部分の大きさが分割領域より大きいときであり、画像部分の大きさを変更して再配置すると判定された場合には(S170:YES)、生成エラーフラグが設定されることはない。
一方、S180にて再配置された画像部分が分割領域に収まったと判定された場合には(S185:YES)、生成エラーフラグが設定されることなく、再び、S165が実行され、S165にて、いずれの分割領域にも配置されていない画像部分が存在しないと判定された場合には(S165:NO)、全ての画像部分が各分割領域に再配置されたとみなされ、本制御が終了する。
なお、生成エラーフラグは、後述するように、「ファクシミリにて送信(図2参照)」がユーザにより選択されたときに利用される。
ここで、S175にて拡大若しくは縮小処理が施された画像部分、又は画像抽出処理(S35)にて抽出された画像部分を各分割領域に再配置していく方法を説明する。
図15において、横(水平)方向を「行」と呼び、縦(上下)方向を「列」と呼び、かつ、列番号を左から順に、1、2、3とし、行番号を上から順に1、2、3とするとともに、行番号と列番号との組み合わせ(行番号,列番号)で9個の分割領域それぞれを表記する場合において、各分割領域についての順序を、(1,1)、(1,2)、(1,3)、(2,1)、(2,2)、………、(3,3)の順としたとき、各画像部分は、画像抽出処理にて抽出された順と各分割領域についての順序とが一致するように各分割領域に再配置されていく。
つまり、第1番目に抽出された画像部分は分割領域(1,1)に再配置され、第2番目に抽出された画像部分は分割領域(1,2)に再配置され、第4番目に抽出された画像部分は分割領域(2,1)に再配置され、………、第9番目に抽出された画像部分は分割領域(3,3)に再配置される。
このとき、画像抽出処理では、上述したように、1枚の原稿においては、原稿の左上端側から右下端側に進むように画像部分が抽出され、かつ、複数枚の原稿がある場合には、スキャナ部14での読取順に画像部分が抽出されるので、各画像部分が、上記したように順に各分割領域に再配置されていくと、図15に示すように、同一の原稿(読取データ)から抽出された画像部分が互いに隣接するように再配置され、かつ、第1原稿から最後に抽出された画像部分(「ハート」の画像)と第2原稿から最初に抽出された画像部分(「正三角形」の画像)とが互いに隣接するように再配置される。
つまり、第1原稿から抽出された画像部分のうち、例えば「ニコニコマーク」の画像と「三日月」の画像とは、横方向に隣接して再配置され、「ニコニコマーク」の画像と「ハート」の画像とは、縦方向に隣接して再配置されている。また、第1原稿から最後に抽出された画像部分(「ハート」の画像)と第2原稿から最初に抽出された画像部分(「正三角形」の画像)とは、横方向に隣接して再配置されている。
ところで、仮に、第1原稿から最後に抽出された画像部分(「ハート」の画像)が右端(例えば(1,3))の分割領域に再配置された場合には、本実施形態では、第2原稿から最初に抽出された画像部分(「正三角形」の画像)を、その分割領域(1,3)に隣接する分割領域(2,3)に再配置することができず、分割領域(2,1)に再配置せざるを得ない。
しかし、上述したように、本実施形態では、各画像部分は、画像抽出処理にて抽出された順に、(1,1)、(1,2)、(1,3)、(2,1)、(2,2)、………の順に各分割領域に再配置されていくので、再配置される際の順序で見ると、分割領域(2,1)は、分割領域(1,3)に隣接する分割領域となる。
このため、第2原稿から最初に抽出された画像部分(「正三角形」の画像)は、第1原稿から最後に抽出された画像部分(「ハート」の画像)に隣接しないものの、第1原稿から抽出された他の画像部分とは縦方向に隣接した状態で再配置される。
つまり、第1原稿から抽出されたいずれかの画像部分と第2原稿から最初に抽出された画像部分(「正三角形」の画像)とは、互いに隣接するように再配置される。そこで、本実施形態では、生成データが印刷又は表示されたときに、画像部分が隣接する場合は勿論、再配置される際の順序において隣接する場合も含めて、「画像部分が隣接する」という。
また、S150にて抽出された画像部分の再配置を自動的に実行する(図4の「Auto」)が選択されていると判定された場合には(S150:YES)、図9に示すように、いずれの分割領域にも配置されていない画像部分が存在するか否かが判定され(S195)、いずれの分割領域にも配置されていない画像部分が存在しないと判定された場合には(S195:NO)、本制御が終了する。
一方、配置されていない画像部分が存在すると判定された場合には(S195:YES)、配置されていない画像部分が検索される(S200)。
なお、画像部分の検索は、画像抽出処理にて抽出された順に実行されるので、同一の原稿においては、原稿の左上端側から右下端側に進むように画像部分が検索され、複数枚の原稿がある場合には、スキャナ部14での読取順に検索される。つまり、画像部分の検索は、S180にて画像部分を再配置していく順番に等しくなる。
次に、検索された画像部分が、前回、再配置された画像部分と同一の原稿から抽出された画像部分であるか否かが判定される(S205)。なお、本実施形態では、読取対象となった原稿毎に記憶領域を相違させて画像部分が保存されているので、画像部分が記憶されている記憶領域に基づいて同一原稿から抽出された画像部分であるか否かが判定される。
このとき、検索された画像部分が同一の原稿から抽出された画像部分でないと判定された場合には(S205:NO)、S200にて検索された画像部分の左上が、送信用の画像データ領域として設定されているページのうち、画像部分が再配置されていない非画像部分の左上に一致するように再配置された後(S210)、再び、S195が実行される。
一方、検索された画像部分が同一の原稿から抽出された画像部分であると判定された場合には(S205:YES)、S200にて検索された画像部分の左上が、前回、再配置された画像部分の右側で隣接するように再配置されるとともに(S215)、その再配置された画像部分がページ内に収まっているか否かが判定される(S220)。
ここで、再配置された画像部分がページ内に収まっていると判定された場合には(S220:YES)、再び、S195が実行され、一方、再配置された画像部分がページ内に収まっていないと判定された場合には(S220:NO)、S25にてユーザにより設定された内容に基づいて、画像部分の大きさを変更して再配置するか否か判定される(S225)。
このとき、画像部分の大きさを変更して再配置すると判定された場合には(S225:YES)、S215にて再配置された画像部分を、S215にて再配置した領域に収めるために必要な縮小率が計算され(S230)、その計算された縮小率が所定の縮小率より小さいか否かが判定される(S235)。
そして、計算された縮小率が所定の縮小率以上であると判定された場合には(S235:NO)、その計算された縮小率にて画像部分が縮小された後(S240)、前回、再配置された画像部分の右側で隣接するように再配置され(S245)、その後、再び、S195が実行される。
一方、計算された縮小率が所定の縮小率より小さいと判定された場合(S235:YES)、又はS225にて画像部分の大きさを変更しないで再配置すると判定された場合には(S225:NO)、図10に示すように、S215にて再配置した画像部分がページから削除される(S250)。
次に、その削除された画像部分が、同一原稿から抽出された画像部分として既にページに再配置されている領域の下側左端部に再配置されるとともに(S255)、その再配置された画像部分がページ内に収まっているか否かが判定され(S260)、再配置された画像部分がページ内に収まっていると判定された場合には(S260:YES)、再び、S195が実行される。
一方、再配置された画像部分がページ内に収まっていないと判定された場合には(S260:NO)、S25にてユーザにより設定された内容に基づいて、画像部分の大きさを変更して再配置するか否か判定される(S265)。
このとき、画像部分の大きさを変更して再配置すると判定された場合には(S265:YES)、S255にて再配置された画像部部分を、S255にて再配置した領域に収めるために必要な縮小率が計算され(S270)、その計算された縮小率が所定の縮小率より小さいか否かが判定される(S275)。
そして、計算された縮小率が所定の縮小率以上であると判定された場合には(S275:NO)、その計算された縮小率にて画像部分が縮小された後(S280)、既にページに再配置されている領域の下側左端部に再配置され(S285)、その後、再び、S195が実行される。
一方、計算された縮小率が所定の縮小率より小さいと判定された場合(S275:YES)、又はS265にて画像部分の大きさを変更しないで再配置すると判定された場合には(S265:NO)、生成エラーフラグが設定された後(S290)、本制御が終了する。
なお、本制御のS195以降は、抽出された全ての画像部分を1ページに収めるための制御であるので、S290にて生成エラーフラグを設定して本制御が終了したが、抽出された全ての画像部分を複数ページに収める制御の場合には、S290にて生成エラーフラグを設定することなく、新たに次ページを設定し、その新たに設定された次ページに対してS195以降を、再び、実行させてもよい。
なお、図16は、画像部分の大きさを変更しないで自動的に再配置すると判定された場合の生成データの一例であり、図17は、画像部分の大きさを変更して自動的に再配置すると判定された場合の生成データの一例である。
そして、図16では画像部分の大きさを変更しないので、「星」の画像部分が「ニコニコマーク」の下側に隣接して配置されているのに対して、図17では画像部分の大きさを変更するので、「星」の画像部分は、「三日月」の画像部分の右側に隣接して配置されている。
3.4.ファクシミリ送信制御
「ファクシミリにて送信(図2参照)」がユーザにより選択された後、操作パネル12に設けられたスタートボタン(図示せず。)がユーザにより操作されると、図11及び図12に示すファクシミリ送信制御が起動され、先ず、図11に示すように、スキャナ部14にて原稿が読み取られ、その読み取られた読取データが、一旦、記憶部17に保存される(S300)。
次に、送信データ単ページモード又は通常送信モードのいずれでファクシミリ送信を行うか否かを設定するための画面(図示せず。)が表示部13に表示される(S305)。
なお、送信データ単ページモードとは、読取データに基づいて1ページの生成データを生成し、その生成データをファクシミリデータとして送信する送信モードであり、通常送信モードとは、読取データをそのままファクシミリデータとして送信する送信モードをいう。
そして、いずれかの送信モードがユーザにより選択されたか否かが判定され(S310)、いずれかの送信モードが選択されたと判定された場合には(S310:YES)、その選択された送信モードが送信データ単ページモードであるか否かが判定される(S315)。
このとき、送信データ単ページモードが選択されたと判定された場合には(S315:YES)、ファクシミリにて送信する原稿が複数枚であるか否かが判定され(S320)、送信用の原稿が複数枚であると判定された場合には(S320:YES)、画像部分のサイズ設定(図3参照)が固定に自動設定された後(S325)、画像部分をどのように再配置(再レイアウト)するか設定するための設定画面(図4参照)が表示部13に表示される(S330)。
そして、再配置の方法がユーザにより指示されたか否かが判定され(S335)、再配置の方法がユーザにより指示されていないと判定された場合には(S335:NO)、設定画面(図4参照)が表示部13に表示されたまま待機状態となる。
一方、再配置の方法がユーザにより指示されたと判定された場合には(S335:YES)、S325にて設定された画像部分のサイズを固定する設定と、再配置の方法とに基づき、上述の画像抽出処理(S35)及び生成データの生成処理(S40)と同様に、図12に示すように、画像抽出処理(S340)及び生成データの生成処理(S345)が実行された後、生成エラーフラグが設定(ON)されているか否かが判定される(S350)。
このとき、生成エラーフラグが設定されていないと判定された場合には(S350:NO)、生成データの印刷処理が開始された後(S355)、S345にて生成された生成データをそのまま送信するか又は再び生成処理(再編集)を実行するかを、ユーザが選択するための選択画面(図示せず。)が表示され(S360)、いずれかの指示がされたか否かが判定される(S365)。
このとき、ユーザにより指示されていないと判定された場合には(S365:NO)、そのまま待機状態となり、一方、ユーザにより指示されたと判定された場合には(S365:YES)、その指示が「そのまま送信する」旨の指示であるか否かが判定される(S370)。
そして、「そのまま送信する」旨の指示がユーザによりされたと判定された場合には(S370:YES)、S345にて生成された生成データがファクシミリデータとして送信された後(S375)、本制御が終了する。
一方、「そのまま送信する」旨の指示がユーザによりされていない、つまり生成データを再編集する旨がユーザにより指示されたと判定された場合には(S370:NO)、S325が再び実行される。
また、S350にて生成エラーフラグが設定されていると判定された場合には(S350:YES)、読取データがそのままファクシミリデータとして設定された後(S380)、ファクシミリ送信が実行された後(S375)、生成エラーフラグが消去されて本制御が終了する。
なお、S315にて送信データ単ページモードが選択されていないと判定された場合には(S315:NO)、又はS320にてファクシミリにて送信する原稿が複数枚でないと判定された場合には(S320:NO)、読取データがそのままファクシミリデータとして送信が実行された後(S375)、本制御が終了する。
4.本実施形態に係る多機能装置の特徴
本実施形態では、読取データ等の画像データの中から画像部分を抽出し、その抽出された画像部分を含む新たな画像データを生成するので、画像データから抽出された画像部分の配置を考慮して新たに画像データを生成することができる。
また、本実施形態では、複数の画像データ、つまり複数枚の原稿から読み取った読取データから画像部分を抽出するので、複数の画像データの画像部分の配置を考慮して新たに画像データを生成することができる。
また、本実施形態では、新たに生成される画像データが印刷又は表示された場合において、同一の画像データから抽出された画像部分が互いに隣接するように再配置されるので、新たに生成された画像データを見たユーザは、複数の画像部分が同一の画像データから抽出されたものと想起し易くなる。
また、本実施形態では、第1原稿から抽出された画像部分と第2原稿から抽出された画像部分とが互いに隣接するように再配置されるので、新たに生成された画像データを見たユーザは、複数の画像部分が印刷又は表示順に抽出されたものと想起し易くなる。
本実施形態では、1ページ分の領域を等しい大きさに分割し、それら分割領域の大きさに基づいて画像部分の大きさを変更するので、新たに生成された画像データに含まれる画像部分を整然と配置させることが可能となる。
また、本実施形態では、新たに生成された画像データをファクシミリデータとして送信する場合には、画像部分の大きさを変更することなく新たに生成データを生成するので、画像データをファクシミリにて送信する際には、抽出された画像部分の大きさが変更されることなく送信される。
また、本実施形態では、新たな画像データを生成するか否かをユーザからの指示に基づいて選択されるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、電子メールにて送信すべき画像データの容量が所定容量以上であるときに、生成データを生成するので、画像データの容量が大きいときであっても、その画像データを電子メールにて送信することが可能となる。
また、本実施形態では、画像部分の大きさを自動的に変更し、かつ、再レイアウト時の配置を自動的に実行する処理において、画像部分を所定以上に縮小する必要があるときには、画像部分の縮小を行わず、他の部位に配置するので、画像部分が過度に縮小されてしまうことを防止できる。
5.発明特定事項と実施形態との対応関係
本実施形態では、画像抽出処理(図7)が特許請求の範囲に記載された抽出手段に相当し、生成処理(図8〜図10)が特許請求の範囲に記載された決定手段及び生成手段に相当し、ファクシミリ送信処理(図11及び図12)が特許請求の範囲に記載された第1送信手段に相当する。
また、ファクシミリ送信処理のS315が特許請求の範囲に記載された選択手段に相当し、メール送信制御(図5及び図6)が特許請求の範囲に記載された第2送信手段に相当し、メール送信制御のS10が特許請求の範囲に記載された実行手段に相当し、生成処理のS160が特許請求の範囲に記載された分割手段に相当し、生成処理のS175が特許請求の範囲に記載された変更手段に相当する。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、ファクシミリにて送信する場合にのみ、生成データを生成するか否かをユーザが選択できたが、本実施形態はこれに限定されるものではなく、電子メールにて送信する場合にも生成データを生成するか否かをユーザが選択できるようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、同一原稿から抽出された画像部分が互いに隣接するように再配置したが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、抽出対象となる第1原稿と第2原稿とが、第1原稿、第2原稿の順に印刷又は表示される関係を有する場合において、新たに生成される画像データが印刷又は表示され、かつ、第1原稿から抽出された第1画像部分及び第2原稿から抽出された第2画像部分が同一ページに印刷又は表示されるときに、第1画像部分と第2画像部分とが互いに隣接するように配置したが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、横方向又は縦方向に画像部分を隣接させたが、本発明はこれに限定されるものではなく、斜め方向に画像部分を隣接させてもよい。
また、本発明は、新たに生成される画像データが印刷又は表示される領域中に占める非画像部分の割合が最小となるように画像部分を再配置してもよい。
このようにすれば、例えば、印刷処理やデータ送信する場合には、これらの処理を速くすることが可能となる。また、複数の画像データから複数の画像部分を抽出する場合には、印刷又は表示する際のページ数を減らすことが可能となる。
なお、「印刷又は表示される領域中に占める画像部分の割合が最小となる」とは、厳格な意味での最小に限定されるものではなく、例えば、印刷又は表示された新たな画像データをユーザが目視したときに、印刷又は表示される領域中に占める画像部分が散在しておらず、例えば複数の画像部分が左上から順に配置されているように、画像部分の占める割合が小さくなるような処理を見て取れる程度も含む意味である。
また、上述の実施形態では、1ページ分の領域を等分割したが、本発明はこれに限定されるものではなく、新たに生成される画像データが1ページ分として印刷又は表示される領域を分割して複数の画像部分の配置を決定し、その分割された領域の大きさに基づいて画像部分の大きさを変更してもよい。
このようにすれば、分割された各領域に各画像部分を配置することができるとともに、画像部分が不必要に拡大又は縮小されてしまうことを防止でき得る。なお、この場合、分割領域の大きさを、抽出された画像部分の大きさに比例した比率とすることが望ましい。
また、生成データに再配置された画像部分に、元の原稿において配置されていた位置を示す情報を付加するとともに、抽出された全て画像部分のサムネイル画像からなるインデックスデータを生成してもよい。
また、本発明は、上述の実施形態に示された例に限定されるものではなく、例えば、左上端から右下端に向かうように蛇行するようにしながら画像部分を再配置してもよい。
また、上述の実施形態では、抽出した複数の画像部分を1ページに再配置する場合を例に本実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数ページに抽出した複数の画像部分を再配置してもよい。
また、上述の実施形態では、本発明を多機能装置に適用したが、本発明の適用はこれに限定されるものではない。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
本実施形態に係る多機能装置10の概要を示すブロック図である。 画像読取設定画面の一例を示す図である。 画像部分のサイズ設定画面の一例を示す図である。 画像部分の再配置(再イアウト)設定画面の一例を示す図である。 スキャナ部14にて読み取られた画像データを電子メールにて送信する場合に実行される制御を示すフローチャートである。 スキャナ部14にて読み取られた画像データを電子メールにて送信する場合に実行される制御を示すフローチャートである。 画像領域抽出処理の詳細を示すフローチャートである。 送信用画像データ生成処理の詳細を示すフローチャートである。 送信用画像データ生成処理の詳細を示すフローチャートである。 送信用画像データ生成処理の詳細を示すフローチャートである。 読取データをファクシミリにて送信する場合に実行される制御を示すフローチャートである。 読取データをファクシミリにて送信する場合に実行される制御を示すフローチャートである。 画像領域抽出処理の作動概念を示す概念図である。 読取データから新たに生成される画像データ例を示す図である。 読取データから新たに生成される画像データ例を示す図である。 読取データから新たに生成される画像データ例を示す図である。 読取データから新たに生成される画像データ例を示す図である。
符号の説明
10…多機能装置、11…記録部、12…操作パネル、13…及び図、13…表示部、
14…スキャナ部、15…ファクシミリ回路、17…記憶部、18…接続端子、
19…制御部。

Claims (9)

  1. 画像データの中から画像部分を抽出する抽出手段と、
    画像データが印刷又は表示されたときの前記抽出手段にて抽出された画像部分の配置を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された配置に基づいて、前記抽出手段にて抽出された画像部分を含む新たな画像データを生成する生成手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記抽出手段は、複数の画像データから画像部分を抽出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記決定手段は、
    前記生成手段により新たに生成される画像データが印刷又は表示された場合において、
    前記抽出手段により同一の画像データから抽出された画像部分が互いに隣接するように配置を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記抽出手段の抽出対象となる第1画像データと第2画像データとが、前記第1画像データ、前記第2画像データの順に印刷又は表示される関係を有する場合において、
    前記決定手段は、
    前記生成手段により新たに生成される画像データが印刷又は表示され、かつ、前記第1画像データから抽出された第1画像部分及び前記第2画像データから抽出された第2画像部分が同一ページに印刷又は表示されるときに、前記第1画像部分と前記第2画像部分とが互いに隣接するように配置を決定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  5. 前記決定手段は、新たに生成される画像データが1ページ分として印刷又は表示される領域を等しい大きさに分割して複数の画像部分の配置を決定する分割手段を有し、
    前記生成手段は、前記分割手段により分割された領域の大きさに基づいて画像部分の大きさを変更する変更手段を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  6. 前記生成手段により新たに生成された画像データをファクシミリデータとして送信する第1送信手段を備え、
    前記生成手段は、前記第1送信手段にて前記ファクシミリデータを送信する場合には、画像部分の大きさを変更することなく画像データを生成することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記生成手段により新たな画像データを生成するか否かをユーザからの指示に基づいて選択する選択手段を備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  8. 画像データを電子メールにて送信する第2送信手段と、
    電子メールにて送信される画像データの容量が所定容量以上であるときに、前記生成手段による画像データの生成を実行させる実行手段を備えることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載の画像処理装置。
  9. 画像処理装置に組み込まれたコンピュータを、
    画像データの中から画像部分を抽出する抽出手段、
    画像データが印刷又は表示されたときの前記抽出手段にて抽出された画像部分の配置を決定する決定手段、及び
    前記決定手段により決定された配置に基づいて、前記抽出手段にて抽出された画像部分を含む新たな画像データを生成する生成手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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