JP2009086900A - データ処理システム、データ処理装置、そのコンピュータプログラム、およびデータ処理方法 - Google Patents

データ処理システム、データ処理装置、そのコンピュータプログラム、およびデータ処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フリーロケーションスペースの複数のフリーユースエリアが任意のフリーアドレスユーザに如何に利用されるかを簡単に確認できるようにするデータ処理システムを提供する。
【解決手段】データ処理装置100は、複数のフリーユースエリアごとに開催される複数の会議ごとに会議データを記憶する会議記憶部110と、複数のフリーアドレスユーザごとにユーザ管理データを記憶するユーザ記憶部120と、複数のフリーユースエリアごとにフリーアドレスユーザを検出するユーザ検出部130と、フリーユースエリアで開催されている会議の会議データに、検出されたフリーアドレスユーザを会議の参加者として会議データに関連付けて記憶する更新部140と、会議の参加者の閲覧要求を受け付ける参加者提供部160と、閲覧要求に呼応して、当該会議の参加者の一覧を生成し、参加者の一覧を表示出力させる現状出力部150と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、フリーロケーションスペースに用意されている複数のフリーユースエリアの任意のフリーアドレスユーザによる使用状態をデータ管理するデータ処理システム、データ処理装置、そのコンピュータプログラム、およびデータ処理方法に関する。
現在、フリーアドレスオフィスなどと呼称されるフリーロケーションスペースが提案されている。このフリーアドレスオフィスでは、複数のフリーユースエリアとしてデスクや会議室などが設置されている。そして、フリーアドレスオフィスでは、その社員などのフリーアドレスユーザがフリーユースエリアを自由に利用する。
たとえば、フリーアドレスユーザが来社して所望のデスクに着席することで、その日は、そのデスクが、そのフリーアドレスユーザの座席となる。このようなフリーアドレスオフィスでは、フリーアドレスユーザの来社に対応してフリーアドレスオフィスを最大限に有効活用するようなことが可能となる。
一方、フリーアドレスオフィスでは、上述のようにフリーアドレスユーザの座席が不定である。このため、フリーアドレスユーザの来社の有無、来社しているフリーアドレスユーザの座席位置、等を検出する必要がある。
そこで、フリーアドレスオフィスの出入口にカードリーダを設置しておき、フリーアドレスユーザに個人ID(IDentity)を登録したIC(Integrated Circuit)カードなどを所持させ、フリーアドレスユーザの入室および退室を検出してデータ管理することが実施されている。
さらに、フリーアドレスオフィスの各所にRFID(Radio Frequency IDentification)リーダを設置しておき、フリーアドレスユーザにRFIDカードを所持させ、フリーアドレスオフィスでのフリーアドレスユーザの位置をリアルタイムに検出してデータ管理することも実施されている。
このようなリアルタイムの位置検出は、PHS(Personal Handy-phone System:登録商標)の基地局と構内端末、無線LAN(Local Area Network)の基地局とモバイルコンピュータ、赤外線を利用したID発行器とID検出器、などでも実施されている。
なお、上述のような技術は、上述したフリーアドレスオフィスでのフリーアドレスユーザの位置検出の他、セキュリティエリアでも利用されている。現在、上述のような技術として各種の提案がある(たとえば、特許文献1〜4参照)。
特開2007−142621号公報 特開2006−023129号公報 特開2006−309609号公報 特開2004−138513号公報
ところで、フリーロケーションスペースには会議室などがフリーユースエリアとして用意されているが、その利用については、事前に予約することもできるし、空き状況に応じて随時利用することも可能である。そのため、フリーユースエリアが如何に利用されているか、または利用されたか、利用される予定かなどを簡単に確認できないと不便である。
また、フリーユースエリアは任意のフリーアドレスユーザが利用可能なため、同じフリーユースエリアを現在利用中の他のフリーアドレスユーザが何者であるのか分からない場合も発生してしまい、不都合が生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、フリーロケーションスペースの複数のフリーユースエリアが任意のフリーアドレスユーザに如何に利用されるかを簡単に確認できるようにするデータ処理システム、データ処理装置、そのコンピュータプログラム、およびデータ処理方法を提供するものである。また本発明の別な目的は、フリーロケーションスペースの複数のフリーユースエリアに居る任意のフリーアドレスユーザが何者であるかを簡単に確認できるようにするデータ処理システム、データ処理装置、そのコンピュータプログラム、およびデータ処理方法を提供するものである。
本発明の第1のデータ処理装置は、フリーロケーションスペースに用意されている複数のフリーユースエリアで開催される会議の参加者を管理するデータ処理装置であって、
複数の前記フリーユースエリアごとに開催される複数の前記会議ごとに会議データを記憶する会議記憶手段と、
複数のフリーアドレスユーザごとにユーザ管理データを記憶するユーザ記憶手段と、
複数の前記フリーユースエリアごとに前記フリーアドレスユーザを検出する検出手段と、
前記フリーユースエリアで開催されている前記会議の前記会議データに、該フリーユースエリアで検出された前記フリーアドレスユーザを前記会議の参加者として前記会議データに関連付けて記憶する参加者記憶手段と、
前記フリーユースエリアで開催された前記会議の前記参加者の閲覧要求を受け付ける受付手段と、
前記受付手段が受け付けた前記閲覧要求に呼応して、前記会議記憶手段を参照し、前記閲覧要求された会議の前記会議データに基づき、当該会議の前記参加者の一覧を生成し、前記参加者の一覧を表示出力させる出力手段と、を備える。
本発明の第1のデータ処理システムは、本発明の第1のデータ処理装置と、
フリーアドレスユーザが携行するユーザ識別情報を発信する発信手段を含む携帯端末と、を備え、
前記データ処理装置の前記検出手段は、前記携帯端末の前記発信手段から発信された前記ユーザ識別情報を受信し、前記フリーアドレスユーザを検出する。
本発明の第1のコンピュータプログラムは、コンピュータにフリーロケーションスペースに用意されている複数のフリーユースエリアで開催される会議の参加者を管理するデータ処理装置を実現させるためのコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータは、
複数の前記フリーユースエリアごとに開催される複数の前記会議ごとに会議データを記憶する会議記憶装置と、
複数のフリーアドレスユーザごとにユーザ管理データを記憶するユーザ記憶装置と、を備え、
前記コンピュータに、
複数の前記フリーユースエリアごとに前記フリーアドレスユーザを検出する検出手順、
前記フリーユースエリアで開催されている前記会議の前記会議データに、該フリーユースエリアで検出された前記フリーアドレスユーザを前記会議の参加者として前記会議データに関連付けて記憶する参加者記憶手順、
前記フリーユースエリアで開催された前記会議の前記参加者の閲覧要求を受け付ける受付手順、
前記受付手順で受け付けた前記閲覧要求に呼応して、前記会議記憶装置を参照し、前記閲覧要求された会議の前記会議データに基づき、当該会議の前記参加者の一覧を生成し、前記参加者の一覧を表示出力させる出力手順、を実行させる。
本発明の第1のデータ処理方法は、フリーロケーションスペースに用意されている複数のフリーユースエリアで開催される会議の参加者を管理するデータ処理装置のデータ処理方法であって、
前記データ処理装置は、複数の前記フリーユースエリアごとに開催される複数の前記会議ごとに会議データを記憶する会議記憶装置と、複数のフリーアドレスユーザごとにユーザ管理データを記憶するユーザ記憶手段と、を含み、
複数の前記フリーユースエリアごとに前記フリーアドレスユーザを検出し、
前記フリーユースエリアで開催されている前記会議の前記会議データに、該フリーユースエリアで検出された前記フリーアドレスユーザを前記会議の参加者として前記会議データに関連付けて記憶し、
前記フリーユースエリアで開催された前記会議の前記参加者の閲覧要求を受け付け、
受け付けた前記閲覧要求に呼応して、前記会議記憶装置を参照し、前記閲覧要求された会議の前記会議データに基づき、当該会議の前記参加者の一覧を生成し、前記参加者の一覧を表示出力させる。
本発明の第2のデータ処理装置は、複数のフリーアドレスユーザのユーザ端末に接続され、フリーロケーションスペースに用意されている複数のフリーユースエリアを使用しているフリーアドレスユーザを管理するデータ処理装置であって、
複数の前記フリーアドレスユーザごとにプロフィール情報を含むユーザ管理データを記憶するユーザ記憶手段と、
複数の前記フリーユースエリアごとに前記フリーアドレスユーザを検出する検出手段と、
前記フリーユースエリアごとに検出された前記フリーアドレスユーザの前記ユーザ管理データの少なくとも一部を一覧表示出力させる現状出力手段と、
前記一覧表示された前記フリーアドレスユーザ中から任意のフリーアドレスユーザの前記プロフィール情報の閲覧要求を前記ユーザ端末から受け付ける受付手段と、
前記受付手段が受け付けた前記閲覧要求に呼応して、前記ユーザ記憶手段を参照し、前記閲覧要求された前記フリーアドレスユーザの前記ユーザ管理データに基づき、当該フリーアドレスユーザの前記プロフィール情報を前記ユーザ端末に表示出力させるプロフィール出力手段と、を備える。
本発明の第2のデータ処理システムは、本発明の第2のデータ処理装置と、
フリーアドレスユーザが携行するユーザ識別情報を発信する発信手段を含む携帯端末と、を備え、
前記データ処理装置の前記検出手段は、前記携帯端末の前記発信手段から発信された前記ユーザ識別情報を受信し、前記フリーアドレスユーザを検出する。
本発明の第2のコンピュータプログラムは、複数のフリーアドレスユーザのユーザ端末に接続されるコンピュータに、フリーロケーションスペースに用意されている複数のフリーユースエリアを使用しているフリーアドレスユーザを管理するデータ処理装置を実現させるためのコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータは、複数の前記フリーアドレスユーザごとにプロフィール情報を含むユーザ管理データを記憶するユーザ記憶装置を備え、
前記コンピュータに、
複数の前記フリーユースエリアごとに前記フリーアドレスユーザを検出する検出手順、
前記フリーユースエリアごとに検出された前記フリーアドレスユーザの前記ユーザ管理データの少なくとも一部を一覧表示出力させる現状出力手順、
前記一覧表示された前記フリーアドレスユーザ中から任意のフリーアドレスユーザの前記プロフィール情報の閲覧要求を前記ユーザ端末から受け付ける受付手順、
前記受付手順で受け付けた前記閲覧要求に呼応して、前記ユーザ記憶装置を参照し、前記閲覧要求された前記フリーアドレスユーザの前記ユーザ管理データに基づき、当該フリーアドレスユーザの前記プロフィール情報を表示出力させるプロフィール出力手順、を実行させる。
本発明の第2のデータ処理方法は、複数のフリーアドレスユーザのユーザ端末に接続され、フリーロケーションスペースに用意されている複数のフリーユースエリアを使用しているフリーアドレスユーザを管理するデータ処理装置のデータ処理方法であって、
前記データ処理装置は、複数の前記フリーアドレスユーザごとにプロフィール情報を含むユーザ管理データを記憶するユーザ記憶装置を含み、
複数の前記フリーユースエリアごとに前記フリーアドレスユーザを検出し、
前記フリーユースエリアごとに検出された前記フリーアドレスユーザの前記ユーザ管理データの少なくとも一部を一覧表示出力させ、
前記一覧表示された前記フリーアドレスユーザ中から任意のフリーアドレスユーザの前記プロフィール情報の閲覧要求を前記ユーザ端末から受け付け、
受け付けた前記閲覧要求に呼応して、前記ユーザ記憶装置を参照し、前記閲覧要求された前記フリーアドレスユーザの前記ユーザ管理データに基づき、当該フリーアドレスユーザの前記プロフィール情報を表示出力させる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
また、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
また、本発明のデータ処理方法およびコンピュータプログラムには複数の手順を順番に記載してあるが、その記載の順番は複数の手順を実行する順番を限定するものではない。このため、本発明のデータ処理方法およびコンピュータプログラムを実施するときには、その複数の手順の順番は内容的に支障しない範囲で変更することができる。
さらに、本発明のデータ処理方法およびコンピュータプログラムの複数の手順は個々に相違するタイミングで実行されることに限定されない。このため、ある手順の実行中に他の手順が発生すること、ある手順の実行タイミングと他の手順の実行タイミングとの一部ないし全部が重複していること、等でもよい。
本発明によれば、フリーロケーションスペースの複数のフリーユースエリアが任意のフリーアドレスユーザに如何に利用されるかを簡単に確認できるようにするデータ処理システム、データ処理装置、そのコンピュータプログラム、およびデータ処理方法が提供される。さらに、本発明によれば、フリーロケーションスペースの複数のフリーユースエリアに居る任意のフリーアドレスユーザが何者であるかを簡単に確認できるようにするデータ処理システム、データ処理装置、そのコンピュータプログラム、およびデータ処理方法が提供される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係るデータ処理システム1000の構成を示すブロック図である。本実施形態のデータ処理システム1000は、データ処理装置100と、フリーアドレスユーザが携行するユーザ識別情報を発信する発信部(後述)を含むユーザ携帯端末200と、を備え、データ処理装置100の検出部(後述)は、ユーザ携帯端末200の発信部から発信されたユーザ識別情報を受信し、フリーアドレスユーザを検出する。なお、ユーザ携帯端末200およびユーザ検出デバイス300は、図1では1つずつ図示されているが、データ処理システム1000は、複数のユーザ携帯端末200と、複数のユーザ検出デバイス300と、を含むことができる。
本実施の形態のデータ処理装置100は、フリーロケーションスペースであるフリーアドレスオフィスに用意されている複数のフリーユースエリア、たとえば、会議室の任意のフリーアドレスユーザFAUによる使用状態をデータ管理する。
図2に示すように、フリーアドレスオフィスFAOは、前述のように複数のフリーユースエリアFUAにフリーアドレスユーザFAUが自由に位置するように設定されている。そのフリーアドレスユーザFAUは、たとえば、フリーアドレスオフィスFAOに勤務する社員を含むことができる。あるいは、フリーアドレスオフィスFAOに訪れたゲストを含むことができる。
フリーユースエリアFUAは、たとえば、フリーアドレスユーザFAUが自由に位置する座席や会議室である。フリーアドレスオフィスFAOに位置するフリーアドレスユーザFAUは、ユーザ携帯端末200を常時所持している。
このユーザ携帯端末200は、少なくともフリーユースエリアFUAごとにユーザ検出デバイス300でフリーアドレスユーザFAUを個別に検出させることができる各種デバイスを含む。
このユーザ携帯端末200は、詳細には後述するが、図1に示すように、フリーアドレスユーザFAUごとのユーザIDが登録されている社員証であるIC(Integrated Circuit)カード210、フリーアドレスユーザFAUごとの端末IDや電話番号やメールアドレスなどが個々に設定されているユーザ携帯端末であるPHS端末220、およびフリーアドレスユーザFAUごとの端末IDやメールアドレスなどが個々に登録されているモバイルコンピュータ230等とすることができる。
また、ユーザ検出デバイス300は、上述のようなPHS端末220により少なくともフリーユースエリアFUAごとにフリーアドレスユーザFAUを個別に検出することができる各種デバイスを含むことができる。
このようなユーザ検出デバイス300は、詳細には後述するが、上述のICカード210からユーザIDを取得するカードリーダ310、PHS端末220と無線通信するPHS基地局320、およびモバイルコンピュータ230と無線LANでデータ通信するアクセスポイント330等を含むことができる。
図2に示すように、たとえば、カードリーダ310は、フリーアドレスオフィスFAOの入口側と出入側とに設置されている。また、PHS基地局320とアクセスポイント330とは、たとえば、フリーユースエリアFUAごとに天井などに設置されている。
また、フリーアドレスオフィスFAOは、いわゆる固定電話端末340がフリーユースエリアFUAごとに設置されている。
なお、本実施の形態のデータ処理システム1000では、フリーアドレスオフィスFAOの入口側にインターホンとして機能するタッチパネル240も設置されており、図1に示すように、このタッチパネル240もデータ処理装置100に接続されている。
このデータ処理装置100は、上述の各種のユーザ検出デバイス300が接続されているフリーアドレスオフィスFAOのデータベースサーバなどである。なお、以下の各図において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してある。
図3は、本実施形態のデータ処理装置100およびユーザ携帯端末200の構成を示す機能ブロック図である。
本実施形態のデータ処理装置100は、フリーロケーションスペースに用意されている複数のフリーユースエリアFUAで開催される会議の参加者(フリーアドレスユーザFAU)を管理するデータ処理装置100であって、複数のフリーユースエリアFUAごとに開催される複数の会議ごとに会議データを記憶する会議記憶部110と、複数のフリーアドレスユーザFAUごとにユーザ管理データを記憶するユーザ記憶部120と、複数のフリーユースエリアFUAごとにフリーアドレスユーザFAUを検出するユーザ検出部130と、フリーユースエリアFUAで開催されている会議の会議データに、該フリーユースエリアFUAで検出されたフリーアドレスユーザFAUを会議の参加者として会議データに関連付けて記憶する更新部140と、フリーユースエリアFUAで開催された会議の参加者の閲覧要求を受け付ける参加者提供部160、参加者提供部160が受け付けた閲覧要求に呼応して、会議記憶部110を参照し、閲覧要求された会議の会議データに基づき、当該会議の参加者の一覧を生成し、参加者の一覧を表示出力させる現状出力部150(および参加者提供部160)と、を備える。
また、データ処理装置100およびユーザ携帯端末200の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。以下説明する各図は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
より具体的には、データ処理装置100は、会議記憶部110と、ユーザ記憶部120と、ユーザ検出部130と、更新部140と、現状出力部150と、参加者提供部160と、を備えている。
データ処理装置100において、会議記憶部110は、たとえば、図4に示される会議情報410、会議参加者情報420、会議室情報430、およびスケジュール情報440を含むことができる。
会議情報410は、図4(a)に示すように、複数の会議ごとに、会議ID、会議の開催日時、会議室を識別する識別情報である会議室IDが関連付けられて記憶される。また、会議参加者情報420は、図4(b)に示すように、複数の会議ごとに、会議IDと、その会議に参加したフリーアドレスユーザFAUを識別する識別情報であるユーザIDが関連付けて記憶される。
会議室情報430は、図4(c)に示すように、複数のフリーユースエリアFUA、たとえば会議室ごとに、会議室IDと、会議室名とが対応付けて記憶される。会議室情報430には、たとえば、そのフリーユースエリアFUAに設定されている固定電話端末340の内線番号等を含んでもよい。
また、スケジュール情報440は、図4(d)に示すように、会議などのスケジュールであり、たとえば、複数のスケジュールごとに、スケジュールIDと、日時と、そのスケジュールが遂行されるフリーユースエリアFUA、たとえば会議室IDと、スケジュールの内容、たとえば、会議名と、スケジュールに関係する関係者の人数、たとえば、会議参加予定人数と、そのフリーアドレスユーザFAUの識別情報、たとえば、参加予定者ユーザIDと、が関連付けて記憶される。
本実施形態のデータ処理装置100において、複数のフリーアドレスユーザFAUごとにスケジュール管理データ(図4(d)のスケジュール情報440)を記憶するスケジュール記憶部(図3の会議記憶部110)と、複数の会議ごとの会議データのスケジュール管理データへの登録または更新を受け付けて登録するスケジュール登録部(不図示)と、スケジュール記憶部(図3の会議記憶部110)のスケジュール管理データ(図4(d)のスケジュール情報440)に会議データが登録または更新されたとき、会議記憶部110の会議データに反映させる会議登録部(不図示)と、を含むことができる。
これにより、スケジューラに連動させて会議データを登録することができ、かつスケジュールに登録された会議データから開催された会議の参加者を確認することができる。
図3に戻り、ユーザ記憶部120は、複数のフリーアドレスユーザFAUのユーザ管理データが記憶される。ユーザ管理データは、たとえば、フリーアドレスユーザFAUの識別情報(ユーザID)および氏名を含み、さらにPHS端末220の電話番号およびメールアドレス、モバイルコンピュータ230のメールアドレス等を含むことができる。
ユーザ検出部130は、複数のフリーユースエリアFUAごとにフリーアドレスユーザFAUを検出する。たとえば、ユーザ検出部130は、フリーアドレスユーザFAUが携帯するユーザ携帯端末200のID発信部202(後述)から発信されるユーザの識別情報を受信してフリーアドレスユーザFAUを検知する。
更新部140は、ユーザ検出部130が検出した検出結果に応じて、会議記憶部110の会議参加者情報420(図4(b))を更新する。現状出力部150は、会議が開催されているフリーユースエリアFUA、すなわち会議室ごとに、図5に示すような参加者一覧画面500を作成し、出力する。なお、現状出力部150にて作成された参加者一覧画面500は、一時的に図示されない記憶部に記憶することができる。また、本実施形態のデータ処理システム1000のメインメニュー画面をはじめとする各種画面は、図示されない記憶部に記憶されているものとする。後述する参加者提供部160によってこれらの各種画面はユーザ携帯端末200に提供される。
たとえば、各画面はHTML(HyperText Markup Language)で記述されたウェブページとすることができ、ユーザ携帯端末200において、ブラウザ機能を用いて所定のURL(Uniform Resource Locator)を指定することで各画面を閲覧することができる。
参加者一覧画面500は、複数のフリーユースエリアFUAごとに、開催中の会議の情報および会議に参加しているフリーアドレスユーザFAUのユーザ管理データの少なくとも一部を表示する。図5の例では、たとえば、第一会議室の2007年9月1日10時〜12時に開催されている会議、「プロジェクトAミーティング」に出席している5名のフリーアドレスユーザFAUの氏名が表示される。フリーアドレスユーザFAUは、参加者マーク510で模式的に示されている。
参加者一覧画面500に表示される会議室名、会議開催日時、会議名は、図4(d)のスケジュール情報440から取得した情報であり、出席しているフリーアドレスユーザFAUは図4(b)の会議参加者情報420、そして、各フリーアドレスユーザFAUの氏名はユーザ記憶部120のユーザ管理データから取得した情報が表示される。
図3に戻り、参加者提供部160は、ユーザ携帯端末200に現状出力部150が出力した参加者一覧画面500などの画面を提供するとともに、ユーザ携帯端末200から各画面への操作を受け付け、画面の切り替えなどを行う。なお、参加者提供部160は、データ処理装置100の表示部(不図示)に参加者一覧画面500および各種画面を表示させることもできる。
ユーザ携帯端末200は、PHS端末220またはモバイルコンピュータ230の場合、ID発信部202と、操作部204と、表示部206と、インタフェース部208と、を備える。ID発信部202は、ユーザ携帯端末200を携帯しているフリーアドレスユーザFAUのユーザ識別情報をインタフェース部208を介して発信する。
操作部204は、ユーザ携帯端末200がPHS端末220の場合、操作キー、操作ボタン、ジョグダイヤル、タッチパッドなどであり、フリーアドレスユーザFAUの操作を受け付ける。操作部204が受け付けた操作は、インタフェース部208を介して、データ処理装置100に送信され、データ処理装置100では、上述した参加者提供部160が操作を受け付ける。たとえば、ユーザ携帯端末200の操作部204は、データ処理装置100に会議の参加者の閲覧を要求することができる。
表示部206は、ユーザ携帯端末200がPHS端末220の場合、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイなどであり、データ処理装置100から提供される各種画面をインタフェース部208を介して受信し、表示する。
たとえば、表示部206は、データ処理装置100から提供された会議の参加者の一覧をインタフェース部208を介して受信して表示することができる。
インタフェース部208は、たとえばモバイルコンピュータ230の場合、無線通信を図1のアクセスポイント330と行い、データ処理装置100が接続されるネットワークに接続し、データ処理装置100が提供する各種画面を受信するとともに、ユーザ携帯端末200の操作部204による操作指示をデータ処理装置100に伝達する。
なお、データ処理装置100の現状出力部150は、さらに、図6のスケジュール一覧画面550を作成し、出力する。
本実施形態のデータ処理装置100において、現状出力部150は、複数のフリーユースエリアFUAで開催された複数の会議の会議データの一覧を生成し、会議データの一覧を表示出力させ、参加者提供部160は、会議データの一覧から閲覧要求すべき会議を選択させて、受け付けることができる。
そして、参加者提供部160がこのスケジュール一覧画面550をユーザ携帯端末200に提供する。スケジュール一覧画面550は、図4(d)のスケジュール情報440に基づいて作成され、フリーユースエリアFUAごとのスケジュールを模式的に示す。これにより、ユーザ携帯端末200の表示部206にスケジュール一覧画面550が表示され、フリーアドレスユーザFAUは、スケジュール一覧画面550で各フリーユースエリアFUAのスケジュールを確認できる。
さらに、たとえば、スケジュール一覧画面550の各スケジュールのリンク552を操作部204で選択することで、そのフリーユースエリアFUAで開催されている、または開催された会議の参加者を示す図5の参加者一覧画面500をユーザ携帯端末200の表示部206に表示させることができる。
また、スケジュール一覧画面550から会議室および日時を選択して、スケジュールの登録を行えるようにしてもよい。
本実施の形態のデータ処理装置100は、前述のように実装されているコンピュータプログラムに対応して各種の処理動作を実行することにより、前述のような各種手段110〜160が各種機能として実現されている。
本実施形態のコンピュータプログラムは、コンピュータにフリーロケーションスペースに用意されている複数のフリーユースエリアFUAで開催される会議の参加者を管理するデータ処理装置100を実現させるためのコンピュータプログラムであって、コンピュータは、複数のフリーユースエリアFUAごとに開催される複数の会議ごとに会議データを記憶する会議記憶部110と、複数のフリーアドレスユーザFAUごとにユーザ管理データを記憶するユーザ記憶部120と、を備え、コンピュータに、複数のフリーユースエリアFUAごとにフリーアドレスユーザFAUを検出する検出手順、フリーユースエリアFUAで開催されている会議の会議データに、該フリーユースエリアFUAで検出されたフリーアドレスユーザFAUを会議の参加者として会議データに関連付けて記憶する参加者記憶手順、フリーユースエリアFUAで開催された会議の参加者の閲覧要求を受け付ける受付手順、受付手順で受け付けた閲覧要求に呼応して、会議記憶部110を参照し、閲覧要求された会議の会議データに基づき、当該会議の参加者の一覧を生成し、参加者の一覧を表示出力させる出力手順、を実行させるように記述されている。
上述のような構成において、本実施の形態のデータ処理装置100によるデータ処理方法を以下に説明する。図7は、本実施形態のデータ処理システム1000の動作の一例を示すフローチャートである。
本実施形態のデータ処理方法は、フリーロケーションスペースに用意されている複数のフリーユースエリアFUAで開催される会議の参加者を管理するデータ処理装置100のデータ処理方法であって、データ処理装置100は、複数のフリーユースエリアFUAごとに開催される複数の会議ごとに会議データを記憶する会議記憶部110と、複数のフリーアドレスユーザFAUごとにユーザ管理データを記憶するユーザ記憶部120と、を含み、複数のフリーユースエリアFUAごとにフリーアドレスユーザFAUを検出し(ステップS31のY)、フリーユースエリアFUAで開催されている会議の会議データに、該フリーユースエリアFUAで検出されたフリーアドレスユーザFAUを会議の参加者として会議データに関連付けて記憶し(ステップS33)、フリーユースエリアFUAで開催された会議の参加者の閲覧要求を受け付け(ステップS35のY)、受け付けた閲覧要求に呼応して、会議記憶部110を参照し、閲覧要求された会議の会議データに基づき、当該会議の参加者の一覧を生成し(ステップS37)、参加者の一覧を表示出力させる(ステップS39)。
具体的には、まず、本実施の形態のデータ処理システム1000は、前述のようにフリーアドレスオフィスFAOで利用される。
このフリーアドレスオフィスFAOは、たとえば、複数の在席が複数のフリーユースエリアFUAである会議室などとして区分されている。そして、社員であるフリーアドレスユーザFAUは、在席が固定されておらず、フリーユースエリアFUAを自由に利用する。
このため、フリーアドレスユーザFAUは、相互の位置を一意に認識することがない。しかし、本実施の形態のデータ処理システム1000では、上述のようなフリーアドレスユーザFAUの各々が、ICカード210、PHS端末220、モバイルコンピュータ230、等のユーザ携帯端末200を所持している。
このようなフリーアドレスユーザFAUがフリーアドレスオフィスFAOに入場するときは、所持しているICカード210をカードリーダ310に検出させる。これで入場が物理的に許可されるとともに、フリーアドレスユーザFAUがフリーアドレスオフィスFAOに入場したことがデータ処理装置100に認識される。
このような状態で、フリーアドレスユーザFAUがたとえば、会議が開催されるフリーユースエリアFUAに着席すると、たとえば、そのフリーアドレスユーザFAUのPHS端末220やモバイルコンピュータ230が、そのフリーユースエリアFUAのPHS基地局320やアクセスポイント330で検出される。
具体的には、フリーアドレスユーザFAUが形態するユーザ携帯端末200のID発信部202からフリーアドレスユーザFAUの識別情報が発信される(ステップS11)。そして、データ処理装置100では、ユーザ検出部130がユーザ携帯端末200から発信された識別情報を受信し、フリーアドレスユーザFAUを検出する(ステップS31のY)。このとき、データ処理装置100は、図1の上述のようにフリーユースエリアFUAのPHS基地局320やアクセスポイント330でフリーアドレスユーザFAUのPHS端末220やモバイルコンピュータ230が検出されるごとに、その現状の関係を会議記憶部110の会議参加者情報420(図4(b))に一時保持する(ステップS33)。
上述のような処理動作が常時実行されることにより、フリーアドレスオフィスFAOの各フリーユースエリアFUAに居る複数のフリーアドレスユーザFAUの現状がデータ処理装置100の会議記憶部110にリアルタイムに一時保持される。
このような状態で、たとえば、あるフリーアドレスユーザFAUが、あるフリーユースエリアFUAに居る、たとえば、ある会議に参加しているフリーアドレスユーザFAUを確認したいような場合には、PHS端末220やモバイルコンピュータ230の操作部204を操作して参加者一覧画面500の閲覧要求がデータ処理装置100にインタフェース部208を介して送信される(ステップS13)。
すると、この閲覧要求を受信すると(ステップS35のY)、現状出力部150が参加者一覧画面500を作成し(ステップS37)、参加者提供部160がユーザ携帯端末200に参加者一覧画面500を提供する(ステップS39)。
ユーザ携帯端末200では、参加者一覧画面500をインタフェース部208を介して受信し、表示部206に参加者一覧画面500が表示される(ステップS15)。
以上説明したように、本実施形態のデータ処理システム1000によれば、フリーユースエリアFUA、たとえば、会議室で開催される会議の参加者を検知し、会議データに関連付けて記憶し、提示することができる。
(第2の実施の形態)
図8は、本発明の実施の形態に係るデータ処理システム1100の構成を示す機能ブロック図である。本実施形態のデータ処理システム1100は、上記実施形態のデータ処理システム1000とは、データ処理装置100がプロフィール提供部170を備えている点で相違する。すなわち、本実施形態のデータ処理装置100は、たとえば、現在開催中の会議の参加者のプロフィールをユーザ携帯端末200に表示させることができる。
本実施形態のデータ処理装置100は、複数のフリーアドレスユーザFAUのユーザ携帯端末200に接続され、フリーロケーションスペースに用意されている複数のフリーユースエリアFUAを使用しているフリーアドレスユーザFAUを管理するデータ処理装置100であって、複数のフリーアドレスユーザFAUごとにプロフィール情報を含むユーザ管理データを記憶するユーザ記憶部120と、複数のフリーユースエリアFUAごとにフリーアドレスユーザFAUを検出するユーザ検出部130と、フリーユースエリアFUAごとに検出されたフリーアドレスユーザFAUのユーザ管理データの少なくとも一部を一覧表示出力させる現状出力部150(参加者提供部160)と、一覧表示されたフリーアドレスユーザFAU中から任意のフリーアドレスユーザのプロフィール情報の閲覧要求をユーザ携帯端末200から受け付ける参加者提供部160と、参加者提供部160が受け付けた閲覧要求に呼応して、ユーザ記憶部120を参照し、閲覧要求されたフリーアドレスユーザFAUのユーザ管理データに基づき、当該フリーアドレスユーザFAUのプロフィール情報をユーザ携帯端末200に表示出力させるプロフィール提供部170と、を備える。
さらに、本実施形態のデータ処理装置100は、複数のフリーユースエリアFUAごとに開催される複数の会議ごとに会議データを記憶する会議記憶部110を備え、ユーザ検出部130によってフリーユースエリアFUAで検出されたフリーアドレスユーザFAUをフリーユースエリアFUAで開催されている会議の参加者とし、プロフィール提供部170は、フリーユースエリアFUAで開催されている会議の参加者のプロフィール情報を表示出力させる。
なお、本実施形態において、フリーユースエリアFUAで開催されている会議の参加者を検出し、検出された参加者のプロフィール情報を表示出力する構成としたが、会議に限定されなくてもよく、フリーユースエリアFUAを利用しているフリーアドレスユーザFAUを検出し、フリーユースエリアFUAに居るフリーアドレスユーザFAUのプロフィール情報を表示出力できればよい。
本実施形態において、現状出力部150は、図10に示す参加者一覧画面520を生成する。参加者一覧画面520は、上記実施形態の参加者一覧画面500とは、参加者リンク512を含む点で相違する。図8の参加者提供部160は、ユーザ携帯端末200からの閲覧要求に応じて、参加者一覧画面520をユーザ携帯端末200に提供する。
ユーザ携帯端末200は、データ処理装置100に、任意のフリーアドレスユーザFAUのプロフィール情報の閲覧を要求する要求部(操作部204)と、データ処理装置100から提供されたフリーアドレスユーザFAUのプロフィール情報を受信して表示する表示部(表示部206)と、を含むことができる。
すなわち、ユーザ携帯端末200において、図10の参加者一覧画面520の参加者リンク512を操作部204を用いて操作することで、インタフェース部208を介してデータ処理装置100に選択された参加者のプロフィール情報を閲覧するための操作指示が送信される。データ処理装置100では、参加者提供部160が操作指示を受け付け、プロフィール提供部170に該当する参加者のプロフィール情報を表示する図11のプロフィール画面620のユーザ携帯端末200への提供を指示する。
プロフィール提供部170は、ユーザ記憶部120にアクセスし、閲覧要求されたフリーアドレスユーザFAUのプロフィール情報を取得し、プロフィール画面620を作成し、ユーザ携帯端末200に提供する。本実施形態において、図8のユーザ記憶部120は、図9のプロフィール情報610を記憶する。プロフィール情報610は、フリーアドレスユーザFAUごとに、ユーザID、氏名、顔写真、メールアドレス、会社名、部門名、職位分類、特技、業務歴などを関連付けて記憶する。顔写真は、顔写真データファイルと、そのファイル名および格納場所が関連付けられて記憶されてもよい。
図11に示すように、プロフィール画面620は、ユーザ記憶部120のユーザ管理データに含まれるフリーアドレスユーザFAUの各種情報(図9のプロフィール情報610)が表示される。プロフィール画面620は、各フリーアドレスユーザFAUの顔写真622、氏名、メールアドレス、会社名、部門名、職位分類、特技、および業務歴などを含むことができる。特に、本実施形態において、プロフィール画面620が顔写真622を含むことで、たとえば、会議に参加しているフリーアドレスユーザFAUと顔と写真を確認することができるので、面識のない参加者が居たとしても、そのフリーアドレスユーザFAUのプロフィールを閲覧することができることとなる。
本実施の形態のデータ処理装置100は、前述のように実装されているコンピュータプログラムに対応して各種の処理動作を実行することにより、前述のような各種手段110〜170が各種機能として実現されている。
本実施形態のコンピュータプログラムは、複数のフリーアドレスユーザFAUのユーザ携帯端末200に接続されるコンピュータに、フリーロケーションスペースに用意されている複数のフリーユースエリアFUAを使用しているフリーアドレスユーザFAUを管理するデータ処理装置100を実現させるためのコンピュータプログラムであって、コンピュータは、複数のフリーアドレスユーザFAUごとにプロフィール情報を含むユーザ管理データを記憶するユーザ記憶部120を備え、コンピュータに、複数のフリーユースエリアFUAごとにフリーアドレスユーザFAUを検出する検出手順、フリーユースエリアFUAごとに検出されたフリーアドレスユーザFAUのユーザ管理データの少なくとも一部を一覧表示出力させる現状出力手順、一覧表示されたフリーアドレスユーザFAU中から任意のフリーアドレスユーザFAUのプロフィール情報の閲覧要求をユーザ携帯端末200から受け付ける受付手順、受付手順で受け付けた閲覧要求に呼応して、ユーザ記憶部120を参照し、閲覧要求されたフリーアドレスユーザFAUのユーザ管理データに基づき、当該フリーアドレスユーザFAUのプロフィール情報を表示出力させるプロフィール出力手順、を実行させるように記述されている。
上述のような構成において、本実施形態のデータ処理装置100によるデータ処理方法を以下に説明する。図12は、本実施形態のデータ処理システム1100の動作の一例を示すフローチャートである。
本実施形態のデータ処理方法は、複数のフリーアドレスユーザFAUのユーザ携帯端末200に接続され、フリーロケーションスペースに用意されている複数のフリーユースエリアFUAを使用しているフリーアドレスユーザFAUを管理するデータ処理装置100のデータ処理方法であって、データ処理装置100は、複数のフリーアドレスユーザFAUごとにプロフィール情報を含むユーザ管理データを記憶するユーザ記憶部120を含み、複数のフリーユースエリアFUAごとにフリーアドレスユーザFAUを検出し(ステップS31のY)、フリーユースエリアFUAごとに検出されたフリーアドレスユーザFAUのユーザ管理データの少なくとも一部を一覧表示出力させ(ステップS37、S39)、一覧表示されたフリーアドレスユーザFAU中から任意のフリーアドレスユーザFAUのプロフィール情報の閲覧要求をユーザ端末から受け付け(ステップS41のY)、受け付けた閲覧要求に呼応して、ユーザ記憶部120を参照し、閲覧要求されたフリーアドレスユーザFAUのユーザ管理データに基づき、当該フリーアドレスユーザFAUのプロフィール情報を表示出力させる(ステップS43、S45)。
なお、図12において、上記実施形態のステップS11〜S15、およびステップS31〜S39は同様であるので、説明は省略する。
具体的には、ユーザ携帯端末200に参加者一覧画面520(図10)が表示されている状態で、ユーザ携帯端末200において、参加者一覧画面520のあるフリーアドレスユーザFAUの参加者リンク512が操作されると、データ処理装置100に対して、操作された参加者リンク512に対応するフリーアドレスユーザFAUのプロフィール閲覧要求がデータ処理装置100にインタフェース部208を介して送信される(ステップS17)。
この閲覧要求を受信すると(ステップS41のY)、プロフィール提供部170がユーザ記憶部120から閲覧要求されたフリーアドレスユーザFAUのユーザ管理データからプロフィール画面620(図11)を生成し(ステップS43)、ユーザ携帯端末200にプロフィール画面620を提供する(ステップS45)。
ユーザ携帯端末200では、プロフィール画面620をインタフェース部208を介して受信し、表示部206にプロフィール画面620が表示される(ステップS19)。
以上説明したように、本実施形態のデータ処理システム1100によれば、フリーユースエリアFUAに居るフリーアドレスユーザFAUのユーザ管理データ、たとえばプロフィールなどをユーザ携帯端末200に提示することができるので、たとえば、フリーユースエリアFUAに居るフリーアドレスユーザFAUが他者のプロフィールなどをユーザ携帯端末200に表示させて閲覧することができる。これにより、面識のないフリーアドレスユーザFAUが同じフリーユースエリアFUAに居る場合に、他者が何者であるかを知ることが可能となり、利便性がよい。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
たとえば、上記何れかのデータ処理システムにおいて、他の実施形態のデータ処理装置100は、会議に関連する関連データ、たとえば、資料などの登録を行い、会議参加者が関連データを閲覧および取得できてもよい。
すなわち、データ処理装置100は、会議に関連する関連データの登録を受け付け、会議データと関連付けて登録する関連データ記憶部(不図示)と、会議の参加者として登録されたフリーアドレスユーザFAUから会議に関する関連データの閲覧要求を受け付け、会議記憶部110および関連データ記憶部を参照し、閲覧要求された会議の会議データに関連する関連データを提供する提供部(不図示)と、を備えることができる。
ここで、関連データとは、たとえば、会議の資料などであり、各種文書ファイル、表計算ファイル、プレゼンテーションソフトウェアで作成されたデータファイル、画像ファイル、PDF(Portable Document Format)ファイルなどを含む。
この構成によれば、会議で配布する予定の資料または配布された資料を会議に関連付けて登録でき、かつ、会議に参加したフリーアドレスユーザFAUは会議に関連する資料を取得および閲覧することができる。
また、上記実施形態のデータ処理装置100では、全てのフリーアドレスユーザFAU間で自由にプロフィール情報が閲覧可能な構成について説明したが、他の実施形態のデータ処理装置100において、閲覧制限を行ってもよい。
すなわち、データ処理装置100において、ユーザ記憶部120に記憶される複数のフリーアドレスユーザFAUのユーザ管理データは、フリーアドレスユーザFAUの属性情報を含むことができ、データ処理装置100は、ユーザ記憶部120を参照し、受け付けた閲覧要求を発信したユーザ携帯端末200のフリーアドレスユーザFAUの属性情報と、閲覧要求されたフリーアドレスユーザFAUの属性情報と、に基づいて、閲覧要求されたフリーアドレスユーザFAUのプロフィールの閲覧を制限する制限部(不図示)を含むことができる。
フリーアドレスユーザFAUの属性情報とは、たとえば、会社名、社内外の区分、所属部署、役職、取引先のランク、所定の閲覧順位などとすることができる。
この構成によれば、閲覧を要求しているユーザの属性と、閲覧対象のユーザの属性に応じて、プロフィール情報の閲覧を制限することができるので、たとえば、上司は部下のプロフィールを見られるが、部下は上司のプロフィールは見られない、顧客や業者などの部外者は、所内関係者のプロフィールは見られないなど制限をかけることができる。また全てのプロフィール情報の閲覧が制限される必要はなく、少なくとも一部のプロフィール情報の閲覧を制限することができる。また、閲覧制限するプロフィール情報を属性関係ごとに変えてもよい。
さらに、他の実施形態のデータ処理装置100において、プロフィール提供部170は、参加者のプロフィール情報とともに、スケジュール記憶部(会議記憶部110のスケジュール情報440)を参照し、参加予定の会議のスケジュール管理データ(スケジュール情報440)の少なくとも一部を表示出力させてもよい。
この構成によれば、会議の参加者の他の会議の会議データを閲覧することができる。たとえば、次回会議のスケジューリングの際に、各人の予定を把握することができて利便性がよい。
また、上記形態では複数のユーザ携帯端末200が、ICカード210とPHS端末220とモバイルコンピュータ230からなり、ユーザ検出デバイス300が、カードリーダ310とPHS基地局320とアクセスポイント330からなることを例示した。
しかし、ユーザ携帯端末200として、モバイルコンピュータ230に接続される赤外線受信器、ユーザ検出デバイス300として、個体ごとの個別IDやフリーユースエリアFUAごとのエリアIDなどを赤外線受信器に赤外線送信する赤外線発信器、等を利用することもできる(図示せず)。
このような赤外線発信器は、例えば、フリーユースエリアFUAの天井の蛍光灯に装着されており、その発光を電力に変換することにより、登録されている個別IDやエリアIDを赤外線送信する。
すると、これを受信した赤外線受信器は、その個別IDやエリアIDをモバイルコンピュータ230からデータ処理装置100に無線LANなどで送信させる。このため、やはりフリーアドレスユーザFAUの位置をデータ処理装置100が認識することができる。
同様に、ユーザ携帯端末200として、無線LANに対応した無線IP(Internet Protocol)電話端末を利用することもできる。この場合、無線LANのアクセスポイント330で無線IP電話端末とモバイルコンピュータ230との両方を検出することができる。
また、上記形態ではデータ処理装置100が、上述のように相違する複数種類の手法でフリーアドレスユーザFAUを検出することのみ例示した。しかし、その複数種類の検出結果をフリーアドレスユーザFAUごとに一覧表示してもよい(図示せず)。
この場合、ICカード210の検出結果に基づいてフリーアドレスオフィスFAOへの出社または来訪の有無を表示出力し、モバイルコンピュータ230の検出結果に基づいて当日の座席位置を表示出力し、PHS端末220の検出結果に基づいてフリーアドレスユーザFAUのリアルタイムの現在位置を表示出力するようなことができる。
従って、フリーアドレスユーザFAUが、既に出社または来訪しているか否かを確認でき、単に会議への出席が遅れているのかなどの判断をすることができ、適切な通信手段を用いて会議への出席を催促することが可能となる。
本実施形態のデータ処理システムの構成を示すブロック図である。 フリーロケーションスペースであるフリーアドレスオフィスの構造を示す模式的な平面図である。 本実施形態のデータ処理装置およびユーザ携帯端末の構成を示す機能ブロック図である。 図3のデータ処理装置の会議記憶部に記憶される各種情報の構造の一例を示す図である。 本実施形態の参加者一覧画面の一例を示す図である。 本実施形態のスケジュール一覧画面の一例を示す図である。 本実施形態のデータ処理システムの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るデータ処理システムの構成を示す機能ブロック図である。 本実施形態のユーザ記憶部に記憶されるプロフィール情報の構造の一例を示す図である。 本実施形態の参加者一覧画面の一例を示す図である。 本実施形態のプロフィール画面の一例を示す図である。 本実施形態のデータ処理システムの動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
100 データ処理装置
110 会議記憶部
120 ユーザ記憶部
130 ユーザ検出部
140 更新部
150 現状出力部
160 参加者提供部
170 プロフィール提供部
200 ユーザ携帯端末
202 ID発信部
204 操作部
206 表示部
208 インタフェース部
210 ICカード
220 PHS端末
230 モバイルコンピュータ
240 タッチパネル
300 ユーザ検出デバイス
310 カードリーダ
320 PHS基地局
330 アクセスポイント
340 固定電話端末
410 会議情報
420 会議参加者情報
430 会議室情報
440 スケジュール情報
500 参加者一覧画面
510 参加者マーク
512 参加者リンク
520 参加者一覧画面
550 スケジュール一覧画面
552 リンク
610 プロフィール情報
620 プロフィール画面
622 顔写真
1000 データ処理システム
1100 データ処理システム
FAO フリーアドレスオフィス
FUA フリーユースエリア
FAU フリーアドレスユーザ

Claims (17)

  1. フリーロケーションスペースに用意されている複数のフリーユースエリアで開催される会議の参加者を管理するデータ処理装置であって、
    複数の前記フリーユースエリアごとに開催される複数の前記会議ごとに会議データを記憶する会議記憶手段と、
    複数のフリーアドレスユーザごとにユーザ管理データを記憶するユーザ記憶手段と、
    複数の前記フリーユースエリアごとに前記フリーアドレスユーザを検出する検出手段と、
    前記フリーユースエリアで開催されている前記会議の前記会議データに、該フリーユースエリアで検出された前記フリーアドレスユーザを前記会議の参加者として前記会議データに関連付けて記憶する参加者記憶手段と、
    前記フリーユースエリアで開催された前記会議の前記参加者の閲覧要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が受け付けた前記閲覧要求に呼応して、前記会議記憶手段を参照し、前記閲覧要求された会議の前記会議データに基づき、当該会議の前記参加者の一覧を生成し、前記参加者の一覧を表示出力させる出力手段と、を備えるデータ処理装置。
  2. 請求項1に記載のデータ処理装置において、
    複数の前記フリーアドレスユーザごとにスケジュール管理データを記憶するスケジュール記憶手段と、
    複数の前記会議ごとの前記会議データの前記スケジュール管理データへの登録または更新を受け付けて登録するスケジュール登録手段と、
    前記スケジュール記憶手段の前記スケジュール管理データに前記会議データが登録または更新されたとき、前記会議記憶手段の前記会議データに反映させる会議登録手段と、を備えるデータ処理装置。
  3. 請求項1または2に記載のデータ処理装置において、
    前記出力手段は、複数の前記フリーユースエリアで開催された複数の前記会議の前記会議データの一覧を生成し、前記会議データの一覧を表示出力させ、
    前記受付手段は、前記会議データの一覧から前記閲覧要求すべき前記会議を選択させて、受け付けるデータ処理装置。
  4. 請求項1乃至3いずれかに記載のデータ処理装置において、
    前記会議に関連する関連データの登録を受け付け、前記会議データと関連付けて登録する関連データ記憶手段と、
    前記会議の前記参加者として登録された前記フリーアドレスユーザから前記会議に関する前記関連データの閲覧要求を受け付け、前記会議記憶手段および前記関連データ記憶手段を参照し、前記閲覧要求された会議の前記会議データに関連する前記関連データを提供する提供手段と、を備えるデータ処理装置。
  5. 請求項1乃至4いずれかに記載のデータ処理装置と、
    フリーアドレスユーザが携行するユーザ識別情報を発信する発信手段を含む携帯端末と、を備え、
    前記データ処理装置の前記検出手段は、前記携帯端末の前記発信手段から発信された前記ユーザ識別情報を受信し、前記フリーアドレスユーザを検出するデータ処理システム。
  6. 請求項5に記載のデータ処理システムにおいて、
    前記携帯端末は、
    前記データ処理装置に、前記会議の前記参加者の閲覧を要求する要求手段と、
    前記データ処理装置から提供された前記会議の前記参加者の一覧を受信して表示する表示手段と、を含むデータ処理システム。
  7. コンピュータにフリーロケーションスペースに用意されている複数のフリーユースエリアで開催される会議の参加者を管理するデータ処理装置を実現させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータは、
    複数の前記フリーユースエリアごとに開催される複数の前記会議ごとに会議データを記憶する会議記憶装置と、
    複数のフリーアドレスユーザごとにユーザ管理データを記憶するユーザ記憶装置と、を備え、
    前記コンピュータに、
    複数の前記フリーユースエリアごとに前記フリーアドレスユーザを検出する検出手順、
    前記フリーユースエリアで開催されている前記会議の前記会議データに、該フリーユースエリアで検出された前記フリーアドレスユーザを前記会議の参加者として前記会議データに関連付けて記憶する参加者記憶手順、
    前記フリーユースエリアで開催された前記会議の前記参加者の閲覧要求を受け付ける受付手順、
    前記受付手順で受け付けた前記閲覧要求に呼応して、前記会議記憶装置を参照し、前記閲覧要求された会議の前記会議データに基づき、当該会議の前記参加者の一覧を生成し、前記参加者の一覧を表示出力させる出力手順、を実行させるためのコンピュータプログラム。
  8. フリーロケーションスペースに用意されている複数のフリーユースエリアで開催される会議の参加者を管理するデータ処理装置のデータ処理方法であって、
    前記データ処理装置は、複数の前記フリーユースエリアごとに開催される複数の前記会議ごとに会議データを記憶する会議記憶装置と、複数のフリーアドレスユーザごとにユーザ管理データを記憶するユーザ記憶装置と、を含み、
    複数の前記フリーユースエリアごとに前記フリーアドレスユーザを検出し、
    前記フリーユースエリアで開催されている前記会議の前記会議データに、該フリーユースエリアで検出された前記フリーアドレスユーザを前記会議の参加者として前記会議データに関連付けて記憶し、
    前記フリーユースエリアで開催された前記会議の前記参加者の閲覧要求を受け付け、
    受け付けた前記閲覧要求に呼応して、前記会議記憶装置を参照し、前記閲覧要求された会議の前記会議データに基づき、当該会議の前記参加者の一覧を生成し、前記参加者の一覧を表示出力させるデータ処理方法。
  9. 複数のフリーアドレスユーザのユーザ端末に接続され、フリーロケーションスペースに用意されている複数のフリーユースエリアを使用しているフリーアドレスユーザを管理するデータ処理装置であって、
    複数の前記フリーアドレスユーザごとにプロフィール情報を含むユーザ管理データを記憶するユーザ記憶手段と、
    複数の前記フリーユースエリアごとに前記フリーアドレスユーザを検出する検出手段と、
    前記フリーユースエリアごとに検出された前記フリーアドレスユーザの前記ユーザ管理データの少なくとも一部を一覧表示出力させる現状出力手段と、
    前記一覧表示された前記フリーアドレスユーザ中から任意のフリーアドレスユーザの前記プロフィール情報の閲覧要求を前記ユーザ端末から受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が受け付けた前記閲覧要求に呼応して、前記ユーザ記憶手段を参照し、前記閲覧要求された前記フリーアドレスユーザの前記ユーザ管理データに基づき、当該フリーアドレスユーザの前記プロフィール情報を前記ユーザ端末に表示出力させるプロフィール出力手段と、を備えるデータ処理装置。
  10. 請求項9に記載のデータ処理装置において、
    前記ユーザ記憶手段に記憶される複数の前記フリーアドレスユーザの前記ユーザ管理データは、前記フリーアドレスユーザの属性情報を含み、
    前記ユーザ記憶手段を参照し、受け付けた前記閲覧要求を発信したユーザ端末の前記フリーアドレスユーザの前記属性情報と、前記閲覧要求された前記フリーアドレスユーザの前記属性情報と、に基づいて、前記閲覧要求された前記フリーアドレスユーザの前記プロフィール情報の閲覧を制限する制限手段を含むデータ処理装置。
  11. 請求項9または10に記載のデータ処理装置において、
    複数の前記フリーユースエリアごとに開催される複数の会議ごとに会議データを記憶する会議記憶手段を備え、
    前記検出手段によって前記フリーユースエリアで検出された前記フリーアドレスユーザを前記フリーユースエリアで開催されている前記会議の参加者とし、前記プロフィール出力手段は、前記フリーユースエリアで開催されている前記会議の前記参加者の前記プロフィール情報を表示出力させるデータ処理装置。
  12. 請求項11に記載のデータ処理装置において、
    前記会議に関連する関連データの登録を受け付け、前記会議データと関連付けて登録する関連データ記憶手段と、
    前記会議の前記参加者として登録された前記フリーアドレスユーザから前記会議に関する前記関連データの閲覧要求を受け付け、前記会議記憶手段および前記関連データ記憶手段を参照し、前記閲覧要求された会議の前記会議データに関連する前記関連データを提供する提供手段と、を備えるデータ処理装置。
  13. 請求項11または12に記載のデータ処理装置において、
    複数の前記フリーアドレスユーザごとに参加予定の会議のスケジュール管理データを記憶するスケジュール記憶手段を含み、
    前記プロフィール出力手段は、前記参加者の前記プロフィール情報とともに、前記スケジュール記憶手段を参照し、前記参加予定の前記会議の前記スケジュール管理データの少なくとも一部を表示出力させるデータ処理装置。
  14. 請求項9乃至13いずれかに記載のデータ処理装置と、
    フリーアドレスユーザが携行するユーザ識別情報を発信する発信手段を含む携帯端末と、を備え、
    前記データ処理装置の前記検出手段は、前記携帯端末の前記発信手段から発信された前記ユーザ識別情報を受信し、前記フリーアドレスユーザを検出するデータ処理システム。
  15. 請求項14に記載のデータ処理システムにおいて、
    前記携帯端末は、
    前記データ処理装置に、任意のフリーアドレスユーザの前記プロフィール情報の閲覧を要求する要求手段と、
    前記データ処理装置から提供された前記フリーアドレスユーザの前記プロフィール情報を受信して表示する表示手段と、を含むデータ処理システム。
  16. 複数のフリーアドレスユーザのユーザ端末に接続されるコンピュータに、フリーロケーションスペースに用意されている複数のフリーユースエリアを使用しているフリーアドレスユーザを管理するデータ処理装置を実現させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータは、複数の前記フリーアドレスユーザごとにプロフィール情報を含むユーザ管理データを記憶するユーザ記憶装置を備え、
    前記コンピュータに、
    複数の前記フリーユースエリアごとに前記フリーアドレスユーザを検出する検出手順、
    前記フリーユースエリアごとに検出された前記フリーアドレスユーザの前記ユーザ管理データの少なくとも一部を一覧表示出力させる現状出力手順、
    前記一覧表示された前記フリーアドレスユーザ中から任意のフリーアドレスユーザの前記プロフィール情報の閲覧要求を前記ユーザ端末から受け付ける受付手順、
    前記受付手順で受け付けた前記閲覧要求に呼応して、前記ユーザ記憶装置を参照し、前記閲覧要求された前記フリーアドレスユーザの前記ユーザ管理データに基づき、当該フリーアドレスユーザの前記プロフィール情報を表示出力させるプロフィール出力手順、を実行させるためのコンピュータプログラム。
  17. 複数のフリーアドレスユーザのユーザ端末に接続され、フリーロケーションスペースに用意されている複数のフリーユースエリアを使用しているフリーアドレスユーザを管理するデータ処理装置のデータ処理方法であって、
    前記データ処理装置は、複数の前記フリーアドレスユーザごとにプロフィール情報を含むユーザ管理データを記憶するユーザ記憶装置を含み、
    複数の前記フリーユースエリアごとに前記フリーアドレスユーザを検出し、
    前記フリーユースエリアごとに検出された前記フリーアドレスユーザの前記ユーザ管理データの少なくとも一部を一覧表示出力させ、
    前記一覧表示された前記フリーアドレスユーザ中から任意のフリーアドレスユーザの前記プロフィール情報の閲覧要求を前記ユーザ端末から受け付け、
    受け付けた前記閲覧要求に呼応して、前記ユーザ記憶装置を参照し、前記閲覧要求された前記フリーアドレスユーザの前記ユーザ管理データに基づき、当該フリーアドレスユーザの前記プロフィール情報を表示出力させるデータ処理方法。
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