JP2009086725A - 物品回収装置および物品回収システム - Google Patents
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Abstract
【課題】被回収物品の回収率を高める物品回収装置および物品回収システムを提供する。
【解決手段】被回収物品を回収する物品回収装置であって、物品回収装置を利用する利用者に関連した利用者情報を外部から読み取り(S6)、被回収物品の量に対応した点数を演算する(S7)。そして点数が閾値を超えた場合に利用者情報に応じた物品を選択し(S11)、物品を収納する物品収納手段から、選択された物品を搬出する(S11)。
【選択図】図5
【解決手段】被回収物品を回収する物品回収装置であって、物品回収装置を利用する利用者に関連した利用者情報を外部から読み取り(S6)、被回収物品の量に対応した点数を演算する(S7)。そして点数が閾値を超えた場合に利用者情報に応じた物品を選択し(S11)、物品を収納する物品収納手段から、選択された物品を搬出する(S11)。
【選択図】図5
Description
本発明は、空き容器等の被回収物品を回収する物品回収装置および物品回収システムに関する。
環境問題の高まりや資源の高騰により、リサイクル事業に関心が高まっており、空き缶等の被回収物品を回収する装置がいろいろと提案されている。
たとえば、非接触式のICカード式自動販売機(特許文献1)が開示されている。この自動販売機は、空き缶のバーコードに基づいて、空き缶の製造メーカ、製造日、販売店などの各種データが判別され、判別された各種データに応じた金額データが、非接触式の媒体に付加されるように構成されている。
また容器回収機(特許文献2)が開示されている。この容器回収機は、空容器と引き換えに、飲料メーカーが販促キャンペーンで発行しているポイントシールを提供する機構を設け、利用者に対しポイントシールを搬出するように構成されている。
また空容器回収システム(特許文献3)が開示されている。この空容器回収システムは、容器に充填された飲料を販売する自動販売機の近傍に設置された空容器減容回収機と、投入された空容器に応じて所定の点数が記録された磁気カードを発行する発券機と、空容器減容回収機で減容されて減容空容器回収箱に溜まった減容空容器を回収する回収業者と、複数の空容器減容回収機に投入された空容器のデータを全て記憶する中央記憶手段としての大容量記憶装置を備えた情報センターと、磁気カードに記録された点数に応じて現金または品物と交換する交換センターとを中心に構成されている。
特開2001−23011号公報
特開2005−258771号公報
特開2006−113957号公報
しかしながら、上述したような特許文献1および2の技術では、被回収物品を回収するところで還元されるものが金額データやポイントシールといった決まったものしか還元されない。また特許文献3の技術においては、品物を選べても、わざわざ交換所まで出向かなければならなく、利用者にとって不便である。こういったことから被回収物品の回収率が十分向上していない。
本発明は、以上の点に鑑みなされたものであり、その目的の一例は、被回収物品の回収率を高める物品回収装置および物品回収システムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、被回収物品を回収する物品回収装置であって、前記物品回収装置を利用する利用者に関連した利用者情報を外部から読み取る読取手段と、前記被回収物品の量に対応した点数を演算する点数演算手段と、物品を収納する物品収納手段と、前記点数が閾値を超えた場合に、前記利用者情報に応じた前記物品を選択する物品選択手段と、前記選択された物品を前記物品収納手段から搬出する物品搬出手段と、を備える。
よって、利用者は点数が増えるようにできるだけ多くの被回収物品を投入し、点数が閾値を超えた場合に、物品回収装置は、バリエーションがある物品の中から利用者情報に応じた物品を還元するため、利用者がわざわざ交換センターといった遠くに出向かなくても、物品回収装置から利用者が好むような物品を直接還元できる。
従って利用者に対して被回収物品を回収することへのインセンティブが高まり、被回収物品の回収率を高めることができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の物品回収装置において、前記点数演算手段は、前記被回収物品の個数または種類の少なくともいずれか一方に対応した点数を演算するように構成される。
よって、利用者は、被回収物品の個数や種類に対応した点数を貯めようと、できるだけ多くの被回収物品を集めたり、点数の高い種類の被回収物品を積極的に集めたりしとするため、被回収物品の回収率が高まる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の物品回収装置において、前記利用者情報が、前記利用者の年齢または性別に関する情報のうち少なくともいずれか1つを含むように構成される。
よって、たとえば、大人・子供等の年齢別、および性別に応じた物品を還元できるため、被回収物品の回収率を高めることができる。また大人には金銭を還元しても子供には金銭を還元せず物品を還元させるように、利用者情報によって与えたくない物品を回避させることができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項に記載の物品回収装置において、前記利用者情報が、前記物品の種類のうちから前記利用者により選択された種類を示す嗜好物情報を含むように構成される。
よって、利用者が選択した物品の種類に応じた物品を還元できるので、より被回収物品回収へのインセンティブが高まり、被回収物品の回収率を高めることができる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項に記載の物品回収装置において、前記点数演算手段が、過去に積算された前記点数の残高を示す残高情報と前記演算された点数との加算を新たな点数とする点数加算手段を更に含むように構成される。
よって、利用者は点数を貯めようと、物品回収装置に足を運ぶため、被回収物品の回収率を高めることができる。
また上記の課題を解決するために、請求項6に記載の発明は、被回収物品を回収する物品回収装置と、前記物品回収装置の利用者に関連した利用者情報が記憶された記憶媒体と、を備える物品回収システムであって、前記物品回収装置が、前記記憶媒体から前記利用者情報を読み取る読取手段と、前記被回収物品の量に対応した点数を演算する点数演算手段と、物品を収納する物品収納手段と、前記点数が閾値を超えた場合に、前記利用者情報に応じた前記物品を選択する物品選択手段と、前記選択された物品を前記物品収納手段から搬出する物品搬出手段と、を有する。
よって、上述の効果に加えて、被回収物品を物品回収装置に投入する前に、予め利用者情報を記憶媒体に記憶しておくことができるので、被回収物品の回収と景品等の物品の還元がスムーズにでき、利用者の利便性が高まる。従って利用者に対して回収へのインセンティブが高まり、被回収物品の回収率を高めることができる。
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の物品回収システムにおいて、前記利用者情報を前記記憶媒体に記憶させるために用いられる記憶制御手段を更に備えるように構成される。
よって、利用者は記憶制御手段により利用者情報を変更または選択できるので、利用者の利便性が高まり、被回収物品の回収率を高めることができる。
また、請求項8に記載の発明は、請求項6または請求項7に記載の物品回収システムにおいて、前記記憶媒体が前記空き容器回収装置と通信可能でかつ携帯可能な通信装置に備えられているように構成される。
よって、たとえば前記通信装置一例として、常時携帯していることが多い携帯型無線電話機により物品回収装置に利用者情報を読み込ませることができるので、利用者の利便性が高まり、被回収物品の回収率を高めることができる。
本発明の物品回収装置は、物品回収装置を利用する利用者に関連した利用者情報を外部から読み取り、被回収物品の量に対応した点数を演算し、点数が閾値を超えた場合に利用者情報に応じた物品を選択し、選択された物品を物品収納手段から搬出することにより、利用者は点数が増えるようにできるだけ多くの空き容器等の被回収物品を集めて投入し、点数が閾値を超えた場合に、物品回収装置は、バリエーションがある物品の中から利用者情報に応じた物品を還元するため、わざわざ交換センターといった遠くに出向かなくても物品回収装置から利用者が好むような物品を直接還元できる。
従って利用者に対して被回収物品を回収することへのインセンティブが高まり、被回収物品の回収率を高めることができる。
以下、本発明の最良の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態にかかる物品回収システムの概要構成について図1を用いて説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態にかかる物品回収システムの概要構成について図1を用いて説明する。
図1は本発明にかかる物品回収システムの構成の概略を示す模式図である。図1に示すように本実施形態にかかる物品回収システム1は、被回収物品としての空き缶等の空き容器2を回収する物品回収装置10と、物品回収装置10の利用者3に関連した利用者情報が記憶された記憶媒体を有する携帯型無線電話機30と、を備えている。
ここで、利用者情報とは、利用者3の年齢または性別に関する情報のうち少なくともいずれか1つを含むものや物品の種類のうちから利用者3により選択された嗜好物情報(第2実施形態で詳述)等である。たとえば年齢に関する情報として、小学生以下の子供であるか中学生を含む大人であるか否かの情報や男女別の情報や年齢および性別に応じた分類情報等である。また利用者3に還元する物品は、物品回収装置10に収納しやすい品物や金銭である。また利用者は空き容器2を投入する者に限らず、記憶媒体の所有者で他の人に空き容器2を投入してもらう者も含む。
次に、物品回収装置10の構成および機能について詳細に説明する。
図2は、物品回収装置10の構成を示すブロック図である。まず図1に示したように物品回収装置10は、携帯型無線電話機30から利用者情報を読み取る読取手段の一例としての記憶媒体入出力部11と、利用者3に空き容器2の投入数等の情報を表示するための表示部12と、表示部12の指示等に従い利用者3が操作をするキー入力部13と、利用者3が空き容器2を投入する空き容器投入口14と、利用者3が還元された物品4を取り出す物品取出口15とを備えている。その他、図2に示すように、物品回収装置10は、物品回収装置10を制御するCPU(Central Processing Unit)16、ROM(Read Only Memory)17およびRAM(Random Access Memory)18と、空き容器投入口14から投入された空き容器2の個数や種類を検出する空き容器検出部19と、投入された空き容器2を潰す空き容器処理部20と、物品4を収納する物品収納手段の一例としての物品収納部21とを備えている。
記憶媒体入出力部11や表示部12やキー入力部13は、利用者3が使用しやすいように、物品回収装置10の上面に配置されている。記憶媒体入出力部11は、無線または有線により携帯型無線電話機30と利用者情報等のデータの送受信を行う。
空き容器投入口14は、物品回収装置10の上面で、利用者3にとって手前に配置され、空き容器2が投入しやすいように構成されている。
物品取出口15は、物品回収装置10の下部に配置され、物品収納部21から搬出された物品4が取り出せるように構成されている。
CPU16、ROM17およびRAM18により構成される制御部は、記憶媒体入出力部11や表示部12等といったインターフェース部分、並びに、空き容器検出部19や空き容器処理部20を制御する他に、回収した空き容器2の個数や種類に対応した点数を演算したり、演算された点数が閾値を超えた場合に、利用者情報に応じた物品4を選択したり、選択された物品4を物品収納部21から搬出させたりする。
空き容器検出部19は、受光素子や磁気検出素子等を備え、空き容器2の投入の有無や、投入された空き容器2の個数や材質等を検出する。たとえば、空き缶の場合、アルミニウム製か鉄製かを検出する。
空き容器処理部20は、対向するローラを有し、投入された空き容器2の容積を低減するように空き容器2を回転するローラにより順次潰していく。
物品収納部21は、利用者情報に応じた物品4を還元できるように、物品4の種類毎に部屋が区切られ、各物品4を収納している。そして、物品収納部21は、CPU16により選択された物品4を物品収納部21の各部屋から搬出する搬出機構を備えている。たとえば、CPU16の指令により物品収納部21における特定の部屋の下部に設けられた蓋が開き、選択された物品4が物品取出口15まで落下する。
なお物品回収装置10は、コンビニエンスストアやスーパーマーケットや自動販売機の近傍や公共施設等といった利用者3が空き容器2を運びやすい場所に設置される。
次に図3は、携帯型無線電話機30を示す概略斜視図である。
図3に示すように、物品回収装置10と通信可能でかつ携帯可能な通信装置として携帯型無線電話機30は、物品回収装置10とデータの送受信を行うデータ入出力部31と、利用者情報を記憶媒体に記憶させるために必要な情報を表示する表示部32と、記憶媒体に利用者情報を記憶させるために用いるキー入力部33とを有する。
図4に示すように、携帯型無線電話機30は、データ入出力部31や表示部32等を制御して携帯型無線電話機30を統括するCPU34と、利用者情報を記憶する記憶媒体として機能し、IPL(Initial Program Loader)やBIOS(Basic Input/Output System)といったファームウエアが収められたROM35およびデータを一時的に記憶するRAM36とを備える。更にCPU34は利用者情報をROM35に記憶させるために用いられる記憶制御手段として機能する。ここで利用者情報は、後述する設定処理により設定情報としてROM35に記録される。
次に図5から図8に基づき物品回収システム1の動作について説明する。
まず物品回収装置10におけるメインの処理について図に基づいて詳細に説明する。図5は、物品回収装置10におけるメインの処理を示すフローチャートである。
まずCPU16がメインの処理を実行するためのプログラム変数の初期化を行う(ステップS1)。
次にCPU16が空き容器検出部19の情報により空き容器の投入があったか否かを判定する(ステップS2)。たとえば空き容器検出部19の受光素子の情報を読み取り判定する。このときCPU16は空き容器検出部19の情報に基づき投入された空き容器2の個数のカウントや種類の特定も行う。
そして利用者3が空き容器2を投入した場合(ステップS2:YES)、CPU16は、空き容器処理部20のローラを回転させ、投入された空き容器2を潰していく(ステップS3)。利用者3は持ち込んだ空き容器2を次々と投入していく。なお利用者3による空き容器2の投入がない場合(ステップS2:NO)、利用者3による空き容器2の投入があるまで、待ちの状態となる。
次に、すべて空き容器2を投入したらキー入力部13の特定のボタンを押すように確認を求める情報をCPU16が表示部12に表示させ、キー入力部13のボタンが押されたか否かを判定する(ステップS4)。利用者3は、持ち込んだ空き容器2をすべて投入したならば、キー入力部13のボタンを押す。投入終了のボタンが押されていない場合(ステップS4:NO)、ステップS2に戻り、空き容器2が投入された否かの判定を行う。
次に投入終了のボタンが押されている場合(ステップS4:YES)、CPU16は、表示部12に記録媒体読み込み操作の指示を表示させる(ステップS5)。たとえば「カードをかざしてください」等と表示する。利用者3は、所持している携帯型無線電話機30を記憶媒体入出力部11の近傍にかざし、利用者情報や点数(ポイント)の残高情報等の送受信を行う。そしてCPU16は、記憶媒体入出力部11を介して携帯型無線電話機30のROM35の利用者情報やポイントの残高情報を読み込み、読み込みの有無の判定を行う(ステップS6)。たとえば利用者情報として大人であるか子供であるかの情報と性別の情報とを読み込む。ここで例えば12歳以下は子供とする。なお読み込みが完了しない場合(ステップS6:NO)、読み込みがあるまで、待ちの状態となる。なおステップS5およびステップS6の利用者情報や残高情報の読み込みは、空き容器2の投入前に行ってもよい。
次に読み込みが完了している場合(ステップS6:YES)、CPU16は、回収した空き容器2の量に対応した点数を演算する点数演算手段として、ポイントを演算し、点数加算手段としてこのポイントと携帯型無線電話機30から取得した残高情報のポイントとを加算する(ステップS7)。なおポイントを演算する時点で空き容器2の種類を考慮してもよい。たとえばアルミ缶ならばスチール缶の1.5倍のポイントを与える。なお残高情報は過去に積算されたポイントの残高を示す。
次にCPU16は、ステップS7で加算したポイントが閾値に達したか否かを判定する(ステップS8)。たとえばポイントが100点に達したか否かを判定する。なお閾値として還元する物品4の価値に応じて閾値を変えてもよい。たとえば、さらに価値が上の物品4の還元を求めることができて空き缶回収のインセンティブが高まるように、還元する物品4を子供・男性のカテゴリーに対して価値の異なる2種類の物品4を用意し2段階の閾値にする。
次にポイントが閾値に達した場合(ステップS8:YES)、今回の閾値に相当する物品4を還元するか否かを問い、キー入力部13の対応したボタンを操作するように促す指示を表示部12に表示させる(ステップS9)。たとえば表示部12に「今回、物品に交換しますか?」「交換する場合は、○○ボタンを押してください」等と表示する。利用者3が、今回物品4を持ち帰りたくない場合や閾値が2段階あり、ランクが上の物品4の還元を望むときに対応できる。
次にCPU16は、今回物品4の還元がありか否かを、キー入力部13の対応したボタンが押されたか否かによって判定する(ステップS10)。
次にキー入力部13の対応したボタンが押されている場合(ステップS10:YES)、CPU16は物品還元処理のサブルーチン処理を行う(ステップS11)。キー入力部13の対応したボタンが押されていない場合(ステップS10:NO)、CPU16はステップS13の記憶媒体書き込み操作指示表示を行う。
ステップS11の物品還元処理の後、物品4を還元した分のポイントをステップS7で加算したポイントから減算しポイントの残高を求める(ステップS12)。
次にCPU16は、表示部12に記録媒体書き込み操作の指示を表示させる(ステップS13)。たとえば「カードをかざしてください」等と表示する。利用者3は、所持している携帯型無線電話機30を記憶媒体入出力部11の近傍にかざし、ポイントの残高情報等の送受信を行う。そしてCPU16は、記憶媒体入出力部11を介して携帯型無線電話機30のROM35にポイントの残高情報を書き込む。書き込みが完了したら、携帯型無線電話機30が記憶媒体入出力部11に書き込み完了の情報を送信し、CPU16は、書き込みの完了の有無を判定する(ステップS14)。なお書き込みが完了しない場合(ステップS14:NO)、書き込みがあるまで、入力待ちの状態となる。
そして書き込みが完了している場合(ステップS14:YES)、CPU16は、ステップS1に戻る。
次に、ステップS11の物品還元処理についてのサブルーチンを、図6に基づいて詳細に説明する。
図6は、物品還元処理を示すフローチャートである。
まず、CPU16は、読み込まれた利用者情報に基づき、設定情報が大人であるか子供であるかを判定する(ステップS15)。そして大人である場合(ステップS15:YES)、金銭を物品取出口15に排出させ(ステップS16)、サブルーチンを終了する。
一方、子供である場合(ステップS15:NO)、CPU16は、設定情報が男性であるか否かを判定する(ステップS17)。そして男性である場合(ステップS17:YES)、男児用の物品4を物品取出口15に排出させ(ステップS18)、サブルーチンを終了する。たとえば男児用の物品4として男児が欲しがりそうな模型等である。
一方、女性である場合(ステップS17:NO)、女児用の物品4を物品取出口15に排出させ(ステップS19)、サブルーチンを終了する。たとえば女児用の物品4として女児が欲しがりそうな人形等である。
このようにCPU16は、ステップS8においてポイントが閾値を超えた場合に、ステップS15からステップS19において利用者情報に応じた物品4を選択する物品選択手段として機能する。
次に利用者情報を携帯型無線電話機30に記憶させる設定処理について図7に基づいて詳細に説明する。
図7は、利用者情報の設定処理を示すフローチャートである。
まずCPU34は、設定処理を実行するためのプログラム変数の初期化、および大人子供設定情報を大人、男性・女性設定情報を男性に初期設定する(ステップS20)。
次にCPU34は、携帯型無線電話機30の表示部32に大人子供設定をするための表示をさせる(ステップS21)。たとえば表示部32に「大人・子供のいずれかを選択してください」と表示をする。この指示に従い利用者が携帯型無線電話機30のキー入力部33を操作して、たとえば「子供」を選択する。
次に、CPU34は、キー入力部33により選択された情報に基づき、子供か否かを判定する(ステップS22)。
子供を選択した場合(ステップS22:YES)、CPU34は、大人・子供設定情報を子供に設定する(ステップS23)。一方、子供を選択しない場合(ステップS22:NO)、CPU34は、大人・子供設定情報を子供に設定せず、そのままステップS24の性別設定表示の処理を行う。
次にCPU34は、表示部32に性別を設定するための表示をさせる(ステップS24)。たとえば表示部32に「男性・女性のいずれかを選択してください」と表示をする。この指示に従い利用者が携帯型無線電話機30のキー入力部33を操作して、たとえば「女性」を選択する。
次に、CPU34は、キー入力部33により選択された情報に基づき、女性を選択したか否かを判定する(ステップS25)。
女性を選択した場合(ステップS25:YES)、CPU34は、男性・女性設定情報を女性に設定する(ステップS26)。一方、女性を選択しない場合(ステップS25:NO)、CPU34は、男性・女性設定情報を女性に設定せず、そのままステップS27の処理を行う。
次に、大人・子供設定情報や性別設定情報といった利用者情報をROM35に記憶し(ステップS27)、終了する。たとえば、図8に示すように、情報の種類に応じて設定値が設定される。
以上のように、本実施形態の物品回収装置10によれば、利用者3は点数が増えるようにできるだけ多くの空き容器2を投入し、点数が閾値を超えた場合に、物品回収装置10は、バリエーションがある物品4の中から利用者情報に応じた物品4を還元するため、利用者3がわざわざ交換センターといった遠くに出向かなくても、物品回収装置10から利用者が好むような物品4を直接還元できる。従って利用者3に対して空き容器2を回収することへのインセンティブが高まり、空き容器2の回収率を高めることができる。
また、回収した空き容器2の数に加えて、回収した空き容器2の種類に対応した点数を演算する場合、利用者3は、空き容器2の種類に対応した点数を貯めようと点数の高い種類の空き容器2を積極的に集めようとするため、空き容器2の回収率が高まる。
また、利用者情報が、利用者3の年齢および性別に関する情報をうち少なくとも1つを含む場合、たとえば、大人・子供等の年齢別、および性別に応じた物品4を還元できるため、空き容器2の回収率を高めることができる。また大人には金銭を還元しても子供には金銭を還元せず物品4を還元させるように、利用者情報によって与えたくない物品4を回避させることができる。
また、利用者情報が点数の残高情報を含み、点数の残高情報と演算された点数との加算を新たな点数とする場合、利用者3はポイントを貯めようと、物品回収装置10に足を運ぶため、空き容器2の回収率が高まる。
また、本実施形態の物品回収システム1によれば、上述の効果に加えて、空き容器2を物品回収装置10に投入する前に、予め利用者情報を携帯型無線電話機30に記憶しておくことができるので、空き容器2の回収と物品4の還元がスムーズにでき、利用者3の利便性が高まる。従って利用者3に対して回収へのインセンティブが高まり、空き容器2の回収率を高めることができる。
また、物品回収システム1に利用者情報を記憶媒体に記憶させるために用いられる記憶制御手段を更に備えた場合、具体的には、携帯型無線電話機30のキー入力部31等を用いて、ROM35に利用者情報を記憶させる場合、利用者3は記憶制御手段により利用者情報を変更または選択できるので、利用者の利便性が高まり、空き容器2の回収率を高めることができる。
また、利用者情報を記憶させる記憶媒体が物品回収装置10と通信可能でかつ携帯可能な通信装置としての携帯型無線電話機30に備えられている場合、常時携帯していることが多い携帯型無線電話機30により物品回収装置10に利用者情報を読み込ませることができるので、利用者3の利便性が高まり、空き容器の回収率を高めることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明にかかる第2実施形態について図に基づき説明する。
(第2実施形態)
次に、本発明にかかる第2実施形態について図に基づき説明する。
なお本実施形態は、利用者情報の内容と、第1実施形態のメイン処理における物品還元処理(ステップS11)の処理の仕方とが、前記第1実施形態と異なる。前記第1実施形態と同一または対応する部分には、同一の符号を用いて説明する。
まず本実施形態の利用者情報について、図9に基づき説明する。
図9は、携帯型無線電話機30に設定する嗜好物情報の一覧を示す説明図である。図9に示すように物品4の種類に応じてポイント数が異なっている。たとえば物品4の価値が高い腕時計にはポイントを「150」に、物品4の価値が低いポケットティシュにはポイントを「5」に予め決めておく。このポイント数に応じて、第1実施形態のメイン処理におけるステップS8の閾値が決定される。ここで、嗜好物情報は物品4の種類のうちから利用者3により選択される種類に関する情報である。
次に本実施形態の物品還元処理について図に基づき説明する。
図10は本実施形態の物品還元処理を示すフローチャートである。
まず図5に示したように、CPU16は、第1実施形態のステップS5からステップS6で、利用者情報を読み込む際、利用者情報として利用者3の嗜好物情報を、携帯型無線電話機30から読み込む。たとえば図11に示すように、利用者が予め設定した嗜好物情報が「ハンカチ」の場合、これに対応したID番号を嗜好物情報として読み込む。その後、CPU16は物品還元処理まで第1実施形態と同様に処理する。
図10に示したように、物品還元処理のサブルーチンのおいてCPU16は、前記読み込まれた嗜好物情報に基づき、選択された物品4を物品取出口15に排出させ(ステップS30)、サブルーチンを終了する。たとえば嗜好物情報が「ハンカチ」に設定されている場合、CPU16は、ハンカチが収納されている物品収納部21の部屋の蓋が開くように指令し、ハンカチを物品取出口15に排出させる。
次に利用者情報としての嗜好物情報を携帯型無線電話機30に記憶させる設定処理について図12に基づいて詳細に説明する。
図12は、嗜好物情報の設定処理を示すフローチャートである。
まずCPU34は、嗜好物情報を設定するための表示を携帯型無線電話機30の表示部32にさせる(ステップS31)。たとえば図13に示すように空き容器2に対する還元物(交換物)を選択させるための選択画面を表示部32に表示させる。表示部32には、物品4と還元するために必要なポイント数とを表示する。現在どの物品を指し示しているか判るようにをカーソル部分の白黒を反転させている。利用者3が欲しい物品4(たとえば「ハンカチ」)が表示されているところまでキー入力部33を操作して決定キーを押し、物品4を選択する。
次に、設定された嗜好物情報としての嗜好物設定情報をROM35に記憶し(ステップS32)、終了する。たとえば、図11に示すように、嗜好物設定情報がROM35に記憶される。
以上のように、利用者情報が、物品4の種類のうちから利用者3により選択された嗜好物情報を有する場合、利用者3が選択した物品4の種類に応じた物品4を還元できるので、より空き容器回収へのインセンティブが高まり、空き容器の回収率を高めることができる。
なお、第1実施形態および第2実施形態において、記憶媒体として携帯型無線電話機30に内蔵させる他に、図1に示したように利用者情報が記憶された利用者カード40でもよい。
この場合、図14に示すように利用者カード40に利用者情報を書き込む際、専用のカード記憶設定装置41を使用する。すなわち利用者情報を利用者カード40に記憶させるために用いられる記憶制御手段としてカード記憶設定装置41を使用する。
このカード記憶設定装置41は、利用者カード40とデータの送受信を行うデータ入出力部42、利用者情報を利用者カード40に記憶させるために必要な情報を表示する表示部43、利用者カード40に利用者情報を記憶させるために用いるキー入力部44とを有する。図15に示すようにカード記憶設定装置41は、データ入出力部42や表示部43等を制御してカード記憶設定装置41を統括するCPU45と、ファームウエアが収められたROM46やキー入力部44からのデータを一時的に記憶しておくRAM47とを備える。カード記憶設定装置41は、コンビニエンスストアや物品回収装置10の近傍に設置されたり、物品回収装置10に組み込ませたりする。
なおまた、携帯型無線電話機30の代わりに利用者カード40の場合、利用者カード40は定期入れ等に収納できるため携帯の便宜が図れる。
さらになお、物品回収装置10の表示部12における表示の内容は、音声で行ってもよいし、音声とともにでもよい。
また、利用者は予め利用者情報を設定してもよいし、利用者情報を変更してもよい。利用者3が欲しい物品4が変わった場合に対応できる。
また子供・大人と大きく2つに分類するのではなく、年齢に応じてさらに細かく利用者層を3つ以上に分類してもよい。さらに男女別に年齢層の区分けを変えてもよい。このようにすることにより利用者の細かいニーズに対応でき、空き容器2の回収率をさらに向上させることができる。
また利用者情報には家族構成などの家族情報を含めてもよい。この場合、大人が物品回収装置10を利用して、子供のための物品を還元してもらうことができ、家族ぐるみでリサイクルに取り組むことができる。
また被回収物品は、空き缶、空き瓶、空きトレイといった空き容器の他に、使用済み電池など回収が必要な回収品や金属屑、電子部品等の回収の価値が物品でもよい。このような物品に対しても回収率の向上を図ることができる。
また被回収物品の量は、被回収物品の個数や種類の他に、被回収物品の重さでもよい。被回収物品の重さも評価に加えることにより、被回収物品の価値をよりよく把握でき、被回収物品の価値をより反映した点数を求めることができる。
本発明は、空き容器を回収する以外のリサイクルの分野にも利用することが可能である。たとえば、不要になった小物を回収してリサイクルする分野に適用すれば特に顕著な効果が得られる。
1…物品回収システム
2…空き容器
3…利用者
4…物品
10…物品回収装置
11…記憶媒体入出力部(読取手段)
21…物品収納部(物品収納手段)
16…CPU
30…携帯型無線電話機
35…ROM(記憶媒体)
40…利用者カード(記憶媒体)
41…カード記憶設定装置
2…空き容器
3…利用者
4…物品
10…物品回収装置
11…記憶媒体入出力部(読取手段)
21…物品収納部(物品収納手段)
16…CPU
30…携帯型無線電話機
35…ROM(記憶媒体)
40…利用者カード(記憶媒体)
41…カード記憶設定装置
Claims (8)
- 被回収物品を回収する物品回収装置であって、
前記物品回収装置を利用する利用者に関連した利用者情報を外部から読み取る読取手段と、
前記被回収物品の量に対応した点数を演算する点数演算手段と、
物品を収納する物品収納手段と、
前記点数が閾値を超えた場合に、前記利用者情報に応じた前記物品を選択する物品選択手段と、
前記選択された物品を前記物品収納手段から搬出する物品搬出手段と、
を備えることを特徴とする物品回収装置。 - 前記点数演算手段は、前記被回収物品の個数または種類の少なくともいずれか一方に対応した点数を演算することを特徴とする請求項1に記載の物品回収装置。
- 前記利用者情報が、前記利用者の年齢または性別に関する情報のうち少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の物品回収装置。
- 前記利用者情報が、前記物品の種類のうちから前記利用者により選択された種類を示す嗜好物情報を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の物品回収装置。
- 前記点数演算手段が、過去に積算された前記点数の残高を示す残高情報と前記演算された点数との加算を新たな点数とする点数加算手段を更に含むことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の物品回収装置。
- 被回収物品を回収する物品回収装置と、
前記物品回収装置の利用者に関連した利用者情報が記憶された記憶媒体と、
を備える物品回収システムであって、
前記物品回収装置が、
前記記憶媒体から前記利用者情報を読み取る読取手段と、
前記被回収物品の量に対応した点数を演算する点数演算手段と、
物品を収納する物品収納手段と、
前記点数が閾値を超えた場合に、前記利用者情報に応じた前記物品を選択する物品選択手段と、
前記選択された物品を前記物品収納手段から搬出する物品搬出手段と、
を有することを特徴とする物品回収システム。 - 前記利用者情報を前記記憶媒体に記憶させるために用いられる記憶制御手段を更に備えたことを特徴とする請求項6に記載の物品回収システム。
- 前記記憶媒体が前記物品回収装置と通信可能でかつ携帯可能な通信装置に備えられていることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の物品回収システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007251933A JP2009086725A (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 物品回収装置および物品回収システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007251933A JP2009086725A (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 物品回収装置および物品回収システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009086725A true JP2009086725A (ja) | 2009-04-23 |
Family
ID=40660120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007251933A Withdrawn JP2009086725A (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | 物品回収装置および物品回収システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009086725A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011115857A3 (en) * | 2010-03-19 | 2012-01-19 | ecoATM, Inc. | Apparatus and method for recycling mobile phones |
US10401411B2 (en) | 2014-09-29 | 2019-09-03 | Ecoatm, Llc | Maintaining sets of cable components used for wired analysis, charging, or other interaction with portable electronic devices |
US10445708B2 (en) | 2014-10-03 | 2019-10-15 | Ecoatm, Llc | System for electrically testing mobile devices at a consumer-operated kiosk, and associated devices and methods |
JP2019177027A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | 株式会社X−Factor | ポイント交換装置 |
-
2007
- 2007-09-27 JP JP2007251933A patent/JP2009086725A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
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WO2011115857A3 (en) * | 2010-03-19 | 2012-01-19 | ecoATM, Inc. | Apparatus and method for recycling mobile phones |
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JP7133195B2 (ja) | 2018-03-30 | 2022-09-08 | 株式会社ウィンパテック | ポイント交換装置 |
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