JP2009084901A - 昇降作業台装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構成で低コストであり、外力による駆動部分を必要とすることなく移動が簡単でしかも重量物の支持を安全に行える昇降作業台装置を提供する。
【解決手段】 地上に縦に配置された縦フレームに沿って昇降移動するステージ枠を設ける。縦フレームにプーリと索条を介して吊支させた状態でバランスウエイトとステージ枠をバランスさせる。さらに、ステージ枠を自由柱に摺動自在に係合させ、必要な高さ位置で係止ロックさせる。作業時に荷重負担を自由柱にもっぱら負担させ、昇降移動時にはバランスウエイトとのバランスで無負荷状態で昇降移動させる。作業時に自由柱に全荷重負担させるので、安定し、安全に作業を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、地上より高位置での測定作業や機器の保守作業、材料の投入や回収作業等において作業者の足場確保などのための昇降作業台装置に関する。
半導体、食品、自動車、家電、精密機械、その他の製造工場では種々の機器について湯下面より高い位置での測定、保守、管理作業、材料投入、回収作業その他の高所位置での作業が必要な場合がある。この場合、作業者自身が作業位置となる高所位置に位置保持されるほか、作業スペースを足元に確保しさらに工具類や測定機器、電子機器、材料の投入、回収作業用の器具等を近くに配置させた状態で作業を行う必要がある場合が多い。また、作業高さ位置の異なる複数個所においてそのつど作業用の足場や台の確保が必要な場合が多い。従来、高所作業用の装置として特許文献1の装置が提案されている。
実用新案登録公報第2598057号
上記従来の、特許文献1のものは、高所作業者の作業台を示しており、それでは、リンクアームの組合せで昇降する昇降機構で作業台を昇降自在に取り付け、その作業台を左右に展開、格納自在に拡大させるようにした構造が示されている。しかしながら、この作業台は走行台車1上にリンクアーム式に伸縮する昇降機構を設置し、そのリンクアームの上端側に展開、格納する作業台を設けているので、走行台車にモータや減速機等を収容し、かつ昇降機構や作業台を支持するから装置全体が大型化、重量化し高コストとなるばかりでなく、リンクアーム機構やモータ、減速機等について大きな回転トルクを必要とし半導体工場や食品工場等の塵埃発生防止に大きな努力を払う適用場所では使用できないという問題があった。さらに、特許文献1の作業台では重心が高位置になるので架台上の荷重が重量化する場合には不安定となり、作業上での人身事故等の問題を生じるおそれがあった。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構成で低コストであり、外力による駆動部分を必要とすることなく塵埃等の発生を少なくし、同時に移動が簡単でしかも重量物の支持を安全に行える実用に優れた昇降作業台装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、地上に縦に配置された縦フレーム14と、縦フレームに沿って昇降移動するステージ枠12と、縦フレーム14に設けられステージ枠12に連係して該ステージ枠の荷重とバランスしステージ枠12の昇降移動を円滑に行わせるバランスウエイト16と、常時はステージ枠12の昇降移動時にステージ枠の荷重を受けることなくフリーの状態で該ステージ枠に摺動自在に係合し、予め設定された複数の係止位置においてステージ枠12に係止ロックし該係止ロック位置においてステージ枠の荷重を直接に受ける自由柱18と、を備えたことを特徴とする昇降作業台装置1から構成される。縦フレームは、プーリその他の転動体をある程度の高さ位置に支持し、その転動体に調帯した索条に、それぞれバランスウエイトと作業台等を含むステージ枠を吊支させてそれらを同等の荷重に設定することにより両者をバランスさせる構成とするための支持を行う構造体であるから、地上からある程度の高さを有するものとする。面状に閉鎖した構造や、外枠の骨組みのみを有する構造体であってもよい。縦フレームを有する構造であればよく、水平部材と縦フレームを直角状に一体連結させて構成しても良い。また、上記のように、縦フレームは、索条等を調帯する転動体ならびに索条により支持されるバランスウエイトとステージ枠を支持するものであるから、床面に固定的に立設される構造体としてもよい。キャスタ等の転動体を下面側に有して移動可能とするのが種々の適用場所について1台で機能させうる点で有利である。素材は大きな負荷が加わる部分以外はアルミニウムやその合金、その他の軽量金属等によることができる。バランスウエイトはその支持部に簡単に着脱可能な機構とするのがよい。ステージ枠の構成は任意に決めることができる。全体形状、サイズ、骨格その他の細部構成は自由に設定可能である。作業用の床面は板材、グレーチング材などを用いることができる。床部分の外縁部分には工具その他の物品の落下防止用に縁板を周囲に立設して覆うとよい。床部分より上面部分は枠部材で囲んで落下防止、保護を行うようにするのがよい。自由柱はアルミニウム材等の軽金属などで構成できる。ステージ枠の高さを決定する係止ロック機構により、できるだけ多くの高さ位置での係止ロックを可能とする機構であるのが有利である。例えば、そのための自由柱に設ける貫通孔の孔間ピッチは、小であるほどきめ細かな高さ位置設定ができる。自由柱の強度との関係で可能な限り密なピッチ幅で貫通孔を設けてもよい。自由柱の数は1個、2個、3個、4個あるいはそれ以上の個数を設けても良い。また、自由柱の構造は、荷重負荷に耐える構造であればよい。形状も断面丸形、三角、長方形、その他の多角形状でもよい。ステージ枠との係合構造については、面状スライド、ラックピニオン構成、リニアガイド構成その他の摺動係合構成とすることもできる。
また、その際、ステージ枠12が、自由柱18に案内されて昇降移動する案内補助機構(52)を具備するとよい。ステージ枠と自由柱との係合を維持しつつ同時に自由柱にステージ枠の昇降移動案内をする構造とすると、構造を簡素化し軽量化を図れる。例えば、ステージ枠に中空筒体を縦に付設固定し、その中空部に自由柱を二重管状に挿通する係合構造とし、自由柱が縦方向の移動時にステージ枠の昇降移動案内をする構成とするのが好適である。
また、片手でステージ枠12の一部とともに握り離す操作により、ステージ枠12全体を自由柱18に沿って自在に上下動させる状態と、所要高さでのバランスウエイト16を介したバランス支持位置保持を行う状態と、を切り替え可能とする片手昇降操作機構84を備えると、バランス支持状態での無負荷によるステージ枠の昇降移動可能状態を利用して片手のみの操作で昇降移動操作とバランス支持状態での位置の係止を行える。なお、実際の使用時に両手を用いて行えることはいうまでもない。
さらに、片手昇降操作機構84によるステージ枠12のバランス支持位置保持(62)と、自由柱18がステージ枠12の荷重を直接に受ける際の係止ロック(60)と、を行う機構を設けた共通基盤64を有するとなおよい。バランス支持状態での無負荷によるステージ枠の円滑な昇降移動操作時の自由柱に対するステージ枠の簡易な高さ位置の設定と、自由柱に全荷重を負担させて例えば複数の自由柱により安定したステージ枠の支持と、を行う際の機構を構造的に簡素化できる。特に、自由柱とステージ枠との係止位置決めを両者の壁を貫通する貫通孔へのロッド等の嵌挿によらしめる場合には、それぞれの係止あるいは係止ロック用の孔の離隔間隔に合わせて予め係止あるいは係止ロック位置を共通の基盤に設定できるので、係止あるいは係止ロック作動が確実で安定する。
また、縦フレーム14は、キャスタ24付き水平基枠20に下端を連結されたL形支持体10からなるとともに、ステージ枠12は、水平基枠上方で昇降移動する水平台状の作業用ステージフロア46を含み、さらに、自由柱18は、ステージ枠12と係止ロックされた状態でその下端の接地部を柱本体に対して上下に伸縮調整自在に縮退させる伸縮脚部57と、を有し、伸縮脚部57の縮退時にL形支持体10を移動させることによりステージ枠12を含む装置全体を移動可能とする構成であると良い。
さらに、ステージ枠12は、ステージフロア46上において開閉可能な側枠48を含む囲み枠49を備えるとよく、特に人やある程度の大きさの計器類の搬入、搬出、高所作業時の落下防止などを有効に行える。
本発明の昇降作業台装置によれば、地上に縦に配置された縦フレームと、縦フレームに沿って昇降移動するステージ枠と、縦フレームに設けられステージ枠に連係して該ステージ枠の荷重とバランスしステージ枠の昇降移動を円滑に行わせるバランスウエイトと、常時はステージ枠の昇降移動時にステージ枠の荷重を受けることなくフリーの状態で該ステージ枠に摺動自在に係合し、予め設定された複数の係止位置においてステージ枠に係止ロックし該係止ロック位置においてステージ枠の荷重を直接に受ける自由柱と、を備えた構成であるから、ステージ枠の昇降移動時には無負荷状態で労力を伴うことなく操作でき、作業時にはステージ枠を自由柱に係止ロックさせて自由柱により負荷全体を負担させることにより、作業現場に応じた所要の作業高さを設定し、かつ、安定した安全な足場で諸作業を行うことができる。また、ステージ枠を積載した縦フレームを転動輪等を設け手移動可能とすることにより、1つの装置により任意の作業現場に応じた所要の作業高さを設定し、安全に作業を遂行可能である。また、半導体、その他の電子機器等製造工場のクリーンルームにおいて、モータ等の機械駆動部分をもたないので塵埃発生を生じさせないから、有効に適用可能である。
また、ステージ枠が、自由柱に案内されて昇降移動する案内補助機構を具備した構成とすることによりステージ枠と自由柱との係合機構をステージ枠の自由柱による案内機構として利用でき、テージ枠と自由柱との係合及び案内構造を簡素化し製造時の低コスト化、軽量化を図れる。
また、片手でステージ枠の一部とともに握り離す操作により、ステージ枠全体を自由柱に沿って自在に上下動させる状態と、所要高さでのバランスウエイトを介したバランス支持位置保持を行う状態と、を切り替え可能とする片手昇降操作機構を備えた構成とすることにより、バランス支持状態での無負荷によるステージ枠の昇降移動可能状態を利用して片手のみの操作で昇降移動操作とバランス支持状態での位置の係止を行える。その結果、ステージ枠の昇降移動操作時にあいたほうの手で突然人や物が移動時に事故に巻き込まれたりしたときの咄嗟の対応ができ、安全確保を万全に行える。
また、片手昇降操作機構によるステージ枠のバランス支持位置保持と、自由柱がステージ枠の荷重を直接に受ける際の係止ロックと、を行う機構を設けた共通基盤を有する構成とすると、バランス支持状態での無負荷によるステージ枠の円滑な昇降移動操作時の自由柱に対するステージ枠の簡易な高さ位置の設定と、自由柱に全荷重を負担させて例えば複数の自由柱により安定したステージ枠の支持と、を行う際の機構を構造的に簡素化できる。またステージ枠のバランス支持状態での自由柱への係止と係止ロックの作動が確実で安定する。
縦フレームは、キャスタ付き水平基枠に下端を連結されたL形支持体からなるとともに、ステージ枠は、水平基枠上方で昇降移動する水平台状の作業用ステージフロアを含み、さらに、自由柱は、ステージ枠と係止ロックされた状態でその下端の接地部を柱本体に対して上下に伸縮調整自在に縮退させる伸縮脚部と、を有し、伸縮脚部の縮退時にL形支持体を移動させることによりステージ枠を含む装置全体を移動可能とする構成とすることにより、ステージ枠の円滑な昇降操作、作業現場ごとでの任意の作業高さ調整、1つの装置による多種の作業現場対応、が可能となり、実用に優れた作業台装置を実現し得る。
また、ステージ枠は、ステージフロア上において開閉可能な側枠を含む囲み枠を備えた構成とすることにより、人や高価な機器の落下を防止し、安全性を確保できる。
以下、添付図面を参照しつつ本発明を実施するための最良の形態について説明する。本実施形態の装置は、モータ、エアシリンダ、油圧ジャッキその他の機械駆動部分なしで高さ設定可能であり、同時に簡易に移動できてしかも例えば1トン程度の作業台を含む荷重を受けても安定して安全に諸作業を行える昇降作業台装置である。
図は、本発明の実施形態を示しており、図1は、昇降作業台装置1の背面斜視説明図である。図1において昇降作業台装置1は、図2に示すL形支持体10と、図3に示すステージ枠12を組み付けて概略構成されている。昇降作業台装置1は、縦フレーム14と、ステージ枠12と、バランスウエイト16と、自由柱18と、を含む。
ステージ枠12を縦フレーム14に沿って昇降移動する構成が一つの構造上の基本となるが、本実施形態では、垂直枠と水平基枠20とからなるL形支持体10を設け、このL形支持体10の垂直枠部分を縦フレーム14として設定している。図2において、L形支持体10の縦フレーム14は縦長四角枠体からなるとともに水平基枠20は、縦フレーム14の短辺側を共通とするように直角状に水平方向に長い四角枠体からなり、縦フレーム14と水平基枠20とを一体連結させてL形支持体10を構成している。水平基枠の縦フレームとの結合側の一辺の枠両端からそれぞれ水平方向に直線枠21がスライド伸縮自在に突設され、それぞれの直線枠部分に図4,6に示すように下端に滑り止め部材付きの安定座を取付けた接地、非接地ジャッキ22、22が取付けられてL形支持体を固定的に設置して使用する際に接地して支持するようになっている。L形支持体10の構成部材は、例えば鋼製角形パイプ材から構成されている。水平基枠20の下部四隅にはそれぞれキャスタ24が取付けられてジャッキ22を縮退させるとL形支持体10全体が簡易に移動される。
水平基枠20の他の短辺側には縦フレーム14と平行に前部保護柱26が離隔して縦に2個立設されている。縦フレーム14と前部保護柱26とに挟まれた内側部分に後述するステージ枠12が配置され、昇降移動される。図1、図2、図5、図13に示すように、それぞれの前部保護柱26の内側には低位置係止機構の受片28、28が突設されている。受片28は前部保護柱26の内側に縦に併設固定されて作業用ステージフロア46側に取付けられた係止部材を上方から載置離脱自在に受着する上向きに開放する凹部29を有している。受片28は、自由柱に対するステージ枠12の係止位置を低位置に保持させた状態でL形支持体10上に積載し、その状態で全ての伸縮脚を縮退させて非接地とした状態で装置全体をキャスタにより移動させる際にステージ枠12に取付けた係止部材を低位置で受ける。
縦長四角枠体の縦フレーム14には、ステージ枠とバランスウエイトとの連係機構30並びにバランスウエイト16が設けられている。縦フレーム14は天部杆と左右の縦長杆と底杆とを溶接等により四角形状に一体固定したものであり、縦フレーム14の対向配置された両縦長杆141,142の対向面側にはそれぞれ杆の内側に凹設した摺動溝32が縦長方向に設けられている。そして摺動溝32に案内されながらウエイトユニット34が上下に摺動自在に設けられている。両縦長杆141,142により挟まれた縦長の枠材の厚みに対応する奥行きの空隙部分がバランスウエイトが上下動する経路である。摺動溝32はバランスウエイトの上下動案内機構である。
ウエイトユニット34は、対向する摺動溝32にそれぞれ上下動自在に嵌め込まれたスライダ枠36、36と、両スライダ枠36,36に両端を連結したバランスウエイト16と、を含む。バランスウエイト16は、縦フレーム14に設けられステージ枠12に連係してステージ枠12の荷重とバランスしステージ枠12の昇降移動を円滑に行わせるカウンタウエイト手段である。本実施形態において、バランスウエイト16は、ベースウエイト38と、ベースウエイト38上に増減自在に積載される長板状の複数の調整用ウエイト40と、を含む。スライダ枠36内には図4、図5に示すように摺動溝に転動自在に係合する複数のローラ42が取付けられて摺動溝内を円滑に上下動し得るようにしている。ベースウエイト38にはステージ枠12の重量を考慮して基準となる重量のウエイトが予め組み込まれており、装置使用時に具体的に必要なウエイトに見合う調整用ウエイト40を追加、離脱させて手動操作による上下移動として最適のバランスが得られる状態で装置を使用するように調整される。ベースウエイト38には保持ピン42が立設されており、調整用ウエイト40の対応位置に設けたピン孔に通しながら、簡単に調整用ウエイト40の増減調整をするようになっている。ベースウエイト38はその上部に調整用ウエイト40を加減搭載する受台としても機能している。
ステージ枠12とバランスウエイト16との連係機構30は、プーリに調帯させた索条体の一端をバランスウエイトに、他端をステージ枠12側に固定してプーリを支持点として吊支させ、両者の荷重をバランスさせた状態で連係させるプーリ調帯バランス手段であり、本実施形態ではプーリをチェーンプーリ44、44とし、索条をチェーン45,45により構成している。すなわち、本実施形態において、図6に示すように、縦長杆141、142の対向面両上端部にはチェーンの鎖孔に着脱嵌入する鎖刃を有するチェーンプーリ44、44がフリー回転可能に取付けられてる。そして、チェーンプーリ44、44に調帯されてチェーン46が設けられており、その一端側はウエイトユニットのスライダ枠36に固定されるとともに、他端側は、ステージ枠12の最も荷重を受ける部分である作業用ステージフロアの一部Lに溶接等により固定されている。図10,11に示すように、チェーンプーリ44、44を介してバランスウエイト16とステージ枠12がシーソー状に移動できるように支持されており、その際に両者の荷重が同等程度となるようにバランスウエイトを調整しておくことにより、作業者は例えば片手で軽く上下動させるだけでステージ枠12側を昇降移動させることができる。なお、上昇時にはバランスウエイトをステージ枠荷重よりも大きくするように調整用ウエイト40のいくつかを追加し、下降時には逆に同ウエイト40のいくつかを取り外すようにそのつど調整しながら使用することもできる。
ステージ枠12は、縦フレーム14に沿って昇降移動する作業ステージ構造体であり、ステージ枠12の具体的な構造は任意に設定できる。本実施形態において、図1ないし図3に示すように、ステージ枠12は、四角形水平台状の作業用ステージフロア46と、その3つの辺に対応して上面側に立設された3つの側枠48A,48B,48Cを含む囲み枠49と、を含む枠構造体から構成されている。各側枠48A,48B,48Cは、長四角形の外枠を形成するように角パイプ部材を組み付けて構成されている。すなわち、側枠48A,48B,48Cは、それぞれ外形枠材のみで閉鎖壁等を形成しない打ち抜き枠となっている。それぞれの側枠の上下中間高さ位置には中間枠材482A、482B、482Cが同じ高さで横方向に渡設されて、各側枠の強度を保持している。これらのステージ枠12は、例えば作業者や計測機器、材料容器、機材、その他の積載物を載置させた状態で昇降移動し、所要の高さ位置で静止固定させて所要の作業が行われる。本実施形態において、図3に示すように、作業用ステージフロア46は水平面を形成するように鋼板からなる床部材で構成され、作業者が作業上に必要な工具やその他のメンテナンス部品、その他の物体、物品等を地上側に落下させないようになっている。側枠は天面と正面側を開放しており、正面側を作業対象側に向けて所望の作業が行われる。図1に示すように、フロア46の短辺側対向側枠48A、48Cは蝶番51(図4参照)を介して矢示hに示す方向に回動しうるようになっている。図1の側枠48A,48B,48Cをそれぞれ直角状に配置させた状態から側枠48A、48Cを側枠48Bに平行となるように折りたたんだ状態では、装置の側面側が開放された状態となるので、人の乗り込みや機器、物品等の積み込みが容易である。なお、側枠48A、48Cを側枠48Bに重ねるように折りたたんだ状態と、それから直角状に開いて図1に示すような状態とについてそれぞれ図示しないロック機構によりそれぞれの状態がロック保持される。また、フロア46の長辺側には図3に示すように、縦フレーム14の縦長杆141,142のそれぞれの外面に当接して縦フレーム14の位置決めを行う位置決め器体50が取付けられている。位置決め器体50は縦長直方体状の中空ケース体を有し、その内部側に縦フレーム14の縦長杆141,142のそれぞれの外面に当接する複数のガイドローラ50aが収容されている。
図10に示すように、作業用ステージフロア46の四周の辺から下方に垂設された幕板47であって、L形支持体10の前部保護柱26と対向する部分には横方向を軸長とする枢支軸90により軸回りに揺動する揺動板92が取付けられている。そして、揺動板92には係止部材としての係止バー94が固定されている。係止バー94は、図11に示すように下端位置では幕板47に接した状態で保持され、矢示aの幕板の外側方向に枢支軸90周りに揺動する。そして、ステージ枠12全体を図11から下降させ、若干外側に係止バー94を揺動させて開いた状態でL形支持体10の前部保護柱26の内側に固定した受片28の凹部29に載置させると、図13のように、ステージ枠12全体がL形支持体10の低位置に安定的に係止保持される。この状態で全ての伸縮脚を縮退させて非接地とした状態で装置全体をキャスタにより移動させることにより、装置全体を低位置の安定した状態で安全に、かつ、簡易に移動させることができる。ここに、受片28と係止部材としての係止バー94とで低位置係止機構96が構成される。
このステージ枠12のフロア46の四隅には図1,3,12に示すように互いに平行に縦筒部材52が縦長方向に固定されている。縦筒部材52は、後述する自由柱18に案内されてステージ枠全体の昇降移動の案内補助を行う案内補助手段であり、縦長の自由柱18に係合しつつ常時は自由柱に拘束されることなく自由に上下移動する。案内補助手段は、自由柱18に常時係合しつつ自由柱に沿って上下移動する構成であればよく、レール、転動体、スライダその他の組合せを用いて自由柱に対して摺動自在とした構造であれば任意に設定してよい。本実施形態の縦筒部材52は、単に金属製角パイプ部材を用いており、このパイプ部材の内側に自由柱を貫通させて上下方向に相互にスライドするのみの構造としている。また、縦筒部材52は、例えば1m50cm程度に長い筒体でなくとも例えばその3分の1ないしは4分の1程度の長さでよく、自由柱18と係合する部分を有していれば良い。また、案内補助手段を案内補助体としてステージ枠全体の昇降案内補助を行うとともに、所要の高さ方向位置において、案内補助体の自由柱への固定補助を行わせることもできる。縦筒部材52には図8、図9に示すように、対向する筒壁を横方向に貫通する1個の貫通孔54が設けられている。後述するように、この縦筒部材の貫通孔と自由柱に設定された係止ロック位置決め孔との高さ位置を決めた状態でロック保持することにより所要の自由柱に設定した高さ位置でステージ枠を固定させることができる。
自由柱18は、ステージ枠の上下移動案内を行うとともに、ステージ枠の昇降移動時の負荷を負担するバランスウエイト16からステージ枠を所定位置に停止させてステージフロア上で諸作業を行う際にステージ枠の負荷を受け取って自由柱のみでステージ枠の負荷を全面的に支持するステージ枠の案内兼支持手段である。自由柱18は、4個の縦筒部材52に対応して4個設けられている。詳細には、自由柱18は縦筒部材52の外形輪郭よりやや小さいサイズの金属角パイプ部材から構成されて、各縦筒部材52の筒孔に挿入されて各縦筒部材に自在に上下スライド移動しうるようになっている。したがって、自由柱18は通常は、ステージ枠の荷重を受けることなく単にこの縦筒部材の52に対してフリーの状態で上下移動しうる。自由柱18の上端には図示しないキャップが嵌合されて取扱い時に怪我等をしないようにしている。一方、これらの自由柱18には一定離隔間隔で横方向に貫く貫通孔56が複数個設けてある。詳細には、各貫通孔は角パイプの対向壁を横方向に貫通する孔であるから、角パイプの対向する2つの壁を同心状に貫通する孔である。貫通孔56の位置はそれぞれ4個の自由柱について同じ高さ位置に形成されている。したがって、4個の自由柱の高さ位置を一致させた複数の4つの貫通孔が上下に離隔して複数段に形成されている。これらの複数の貫通孔56は、自由柱18とステージ枠12との係止ロック位置を設定する。これらの貫通孔56において、ステージ枠との係止状態をロックし、例えばフロア上で作業者らが作業を行ったり、器具や装置類をそれらの高位置に設定しておくこととなる。それぞれの自由柱18の下端には本体から進退自在に移動して高さ調整、固定可能な伸縮脚57が取付けられている。伸縮脚57の下端には滑り止めゴム部材付きの安定座が取付けられており、本装置の現場設置時には伸長させて着地させ、自由柱及びそれに加わる荷重を受けて接地している。なお、ジャッキ22の下端も滑り止めゴム部材付きの安定座が取付けられている。
本実施形態において、自由柱18とステージ枠12とは、自由柱の貫通孔56に縦筒部材の貫通孔54を連通するように高さ位置合わせし、その状態で図9に示すようなインサート部材58を挿通させることで両者を係止ロックさせる。ここに、自由柱の貫通孔56と、縦筒部材の貫通孔54と、インサート部材58と、で係止ロック機構60を構成する。この状態ステージ枠のフロア46に荷重がかかると4本の自由柱でそれらの荷重支持を行うこととなる。
ところで、ステージ枠はバランスウエイトにバランスされて手動による昇降操作時には大きな負荷を受けないとしても、例えば地上1〜1.5メートル程度の高さまでフロア46部分を上昇させ、その位置で自由柱と縦筒部材の貫通孔を横連通するように位置合わせした状態を手動のみで保持するのは設定操作の安定性に欠ける。したがって、本実施形態では、さらに、手動により軽い操作で上下動させてバランス支持状態での高さ位置保持を行うバランス支持位置保持機構62を設けている。
図1、図7において、本実施形態では、ステージ枠12の短辺側となる縦筒部材52の外面側にバランス支持位置保持機構62が設けられている。さらに、このバランス支持位置保持機構62は、共通基盤64によりバランス支持による高さ位置と係止ロック位置とが同時に位置合わせされるようになっている。すなわち、図において、対向する2つの縦筒部材52を1対とした2対の縦筒部材52にはそれぞれ縦長の2枚の合わせ基板66−1,66−2が下端を縦筒部材52の下端よりも下方に延設させて配置されている。対向する1対の合わせ基板66どうしは略側枠48A、48Cの長さの横長の連結杆68により連結固定されて一体的に固定されている。それぞれ2枚の合わせ基板66は中間に狭い隙間Gを形成しており、これらの1対の合わせ基板66がそれぞれ共通基盤64を形成する。そして、合わせ基板66−1,66−2の下端部にはインサート部材58を横貫通状に挿脱案内する案内部70が形成され、この部分に係止ロック機構60の挿入案内部が設けられている。一方、合わせ基板66の上部にバランス支持位置保持機構62が設けられている。
図7、8において、バランス支持位置保持機構62は、縦筒部材52と自由柱18とのそれぞれの貫通孔54、56に嵌挿、離脱自在に設けられたレバー72を含む。図において、合わせ基板66−1,66−2の上部寄りで連結杆68よりも低位置には縦筒部材52と自由柱18とのそれぞれの貫通孔54、56に同時に嵌挿する状態と、少なくとも自由柱18の貫通孔56から離脱する状態とにその一部を変位させるレバー72が枢軸74を介して回動自在に設けられている。レバー72は対向する1対の合わせ基板66−1、66−2のそれぞれの対に対応してそれぞれの合わせ基板の中間の隙間部分Gに設けた枢軸74に枢支されて回転自在に取付けられている。レバー72は横長で貫通孔54,56への挿入端側を斜め切り落とし状に切欠76させて先端に尖り部78を形成させている。枢軸74はレバー72の横方向の中央よりやや縦筒部材52側寄りに設定されており、常時は図8上矢示右回りr方向へのモーメントが大となるように取り付けられている。さらに、図8に示すように、レバー72の右端側には、合わせ基板66−1と66−2とのそれぞれのレバー72どうしを両端に連結して連結杆68と平行に操作杆80が取り付けられている(図1、図7参照)。両レバー72と操作杆80とは一体固定されている。レバー72は、枢軸74の位置および操作杆80の重量とあいまって枢軸74回りr方向にモーメント力で付勢されて合わせ基板66に固定されたストッパ部材82により回動規制され、略水平位置で該レバー72が制止されるようになっている。そして、レバー72が図8のストッパ部材82による水平姿勢位置では該レバー72は縦筒部材52と自由柱18とのそれぞれの摺動し合う壁面の貫通孔54、56に同時に嵌挿しており、自由柱18とステージ枠12とがこの係合位置で保持される。一方、図1、図7の実線示状態から操作杆80を連結杆68とともに握り込むと、レバー72は図8のようにその先端が自由柱の貫通孔56から離脱し自由柱による支持を失ってレバー72を握り込まれた状態でステージ枠12はバランスウエイトとのバランス支持状態で自在に昇降移動可能となる。ここに、片手昇降操作機構84は、枢軸74と、レバー72と、操作杆80と、連結杆68と、を含む。さらに、図8、9に示すように、自由柱18に設けた複数の貫通孔56の孔と孔との間隙は同じピッチ間隔Sに設定されている。そして、合わせ基板66のレバー72の先端が回動して互いに摺動しあう壁面についての両貫通孔54、56を同時に嵌挿する状態で、さらに下方に設置したインサート部材58による自由柱の貫通孔56への横貫通が同時に行われる位置にレバー72の枢軸74並びにインサート部材58の案内路が設定されている。これによって、合わせ基板66が片手昇降操作機構によるステージ枠のバランス支持位置保持(62)と、自由柱がステージ枠の荷重を直接に受ける際の係止ロック(60)と、を行う機構を設けた共通基盤64として機能し、これらの機構を実現する構造を簡素化し、作動も確実に行える。
次に、図1ないし図9に加え、図10ないし図13を参照しつつ本実施形態の作用について説明する。図1は、図示による本装置構造を分かりやすくするために設定した配置状態であり、本装置を使用するに際しては、通常は図10ないし図12のステージ枠12を上昇させた高位置にロック固定状態で諸作業を行うか、又は、図13のようにL形支持体10のキャスタ24のみを接地させた状態で移動させるか、あるいは、ステージ枠の高さ位置調整の自由柱とステージ枠12との拘束がない場合である。
バランスウエイトの重量をステージ枠12の重量に略等しく設定し、その状態で手動により軽い操作で所要の高さにステージ枠を上昇させ、目的の高さ位置で自由柱18にステージ枠12を係止ロックさせる。この状態では、図10、図11に示すように、バランスウエイト16は低位置あるいは最下限位置に位置する。そして、この状態では、図12に示すように、ステージ枠12並びにそれに乗架した人M、測定器P、部品Wを含む積載重量が4本の自由柱18により支持される。実験によれば、断面の1辺長さ4.5cm程度のアルミニウム製角パイプ構成であって、縦、横、高さサイズが1.6m×1.1m×1.5m程度であっても1トン程度の荷重を安定して支持可能であることが証明されている。
ステージ枠12を上昇する操作を行う際は、図1、図7、図8のように、レバー72が水平状態とされその先端が縦筒部材52と自由柱18との摺動対向する壁面のそれぞれの貫通孔54、56に同時に嵌挿する状態で、連結杆68と操作杆80とを同じ1つの手で握り込む。レバー72と操作杆80とは重力で枢軸74回りで回転するモーメントのみで水平保持されているので、この状態から片手のみで簡単に握り込める。すると、レバー72は図9のように、枢軸74を反時計方向回りに回動し、レバー72の先端の尖り部78が自由柱18の貫通孔56から離脱し、切欠76の斜め部分は縦筒部材52の貫通孔54側に退避する結果、自由柱と縦筒部材との連結は解除され、ステージ枠12は自由柱に沿って上下方向に自由に移動し得る状態となる。なお、移動の際は、係止ロック機構60のインサート部材58はバランス支持位置保持用の貫通孔の1つ下側の孔から抜いてフリーにさせておく。所望の高さ位置に上昇させて仮にその高さ位置でステージ枠を係止させる際には、握りこんだ操作杆80を予定の高さ近辺で離すと、重力によりレバー72の外部側、すなわち操作杆80を取り付けた側の端部72aがr方向に回動し図9のように水平位置に復帰する。すると尖り部78が自由柱側の貫通孔を嵌挿するから自由柱18と縦筒部材52の貫通孔を同時に嵌挿する状態となり、これによって、もともとほとんど負荷がかかっていないステージ枠はその係止力により軽いタッチで係止される。ステージ枠12を所望高さ位置に上昇操作し、レバー72を介してバランス支持位置保持を行った状態で、インサート部材58をインサートの案内部70から自由柱の貫通孔56に貫通させ、ロック部材88によりロックさせる。ステージ枠12を所望高さ位置でロック固定した後に、梯子等を用いて人がフロア46に乗架する。また、小物類や部品、工具、材料等も積み込む。この状態で、図12のように所望の高所作業を行うこととなる。このとき、ステージ枠とそれに乗架するすべての人や物の荷重は4個の自由柱18により支持されているので、作業者は安定した足場でしかも安全に種々の作業を行える。
自由状態となってステージ枠を下降させる場合には、連結杆68と操作杆80をたとえば片手で同時に握りこんで自由柱とステージ枠との拘束連結を解除させてそのまま下方に移動させれば、バランスウエイトによるバランスにより軽い操作で下降移動させることができる。低位置あるいは最下限位置の貫通孔付近で操作杆の握りを解除すると、レバー72は復帰して両貫通孔に同時嵌挿し、自由柱とステージ枠とを係止させる。このとき、図6のように、バランスウエイト16は縦フレームで高位置にある。
また、必要に応じて予め人や物をフロア46上に載せた状態のままでステージ枠12を上昇させることもできる。この場合にはフロアに加わる例えば一人の作業者の体重が60kgとすると、60kgを持ち上げる力でステージ枠を上昇操作することとなる。ただし、チェーンプーリ等の転動体への調帯索条連結構成としているので、直接に垂直状に持ち上げる操作に比較して極めて簡単かつ楽に操作できる。また、本実施形態のようにステージ枠の対向両辺側に2つの昇降操作機構を備える場合には、2人による操作が可能であり、分担負荷も小さい。なお、人、物を載せた状態で上昇操作する場合にはバランスウエイトの調整用ウエイト40を増加することによりその上昇操作負荷をより楽に行えるようにし得る。なお、ステージ枠12の作業用ステージフロア46上に人を乗せたり物を運び込むときには、たとえば図1のように短辺側側枠48A,48Cを側枠48B側に格納状態としステージ枠の正面側及び側面側を開放させて行える。なお、装置全体を移動させる場合には、ステージ枠12全体を図11から下降させ、若干外側に係止バー94を揺動させて開いた状態でL形支持体10の前部保護柱26の内側に固定した受片28の凹部29に載置させる。これにより、ステージ枠12全体をL形支持体10の低位置に係止させる。この状態でL形支持体及び自由柱のすべてのジャッキ22,57を本体側に縮退させて地上から浮かせた状態とし、L形支持体のキャスタ24のみを接地させた状態で簡単に移動させることができる。
上記した、本実施形態の昇降作業台装置は、ステージ枠の昇降移動操作時にほとんど無負荷状態で操作でき、所望の高さ位置にセットしてロック固定し、使用状態とするときにはステージ枠を含む人、物の全ての荷重を自由柱に負担させることにより安定した状態で安全に所望の作業を行える。さらに、種々の作業現場に応じた異なる高さ位置での位置決めロック固定が可能であり、1つの装置で複数の作業の種類等に対応した応用範囲の広い用い方をすることができる。
以上説明した本発明の物品積載回動枠の操作装置は、上記した実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の本質を逸脱しない範囲において、任意の改変を行ってもよい。
本発明の昇降作業台装置は、半導体製造、精密機械加工、食品製造・加工、薬品、薬剤試験、研究等の際に有効に適用し得る。
本発明の一実施形態に係る昇降作業台装置の背面斜視説明図である。 図1の装置のL形支持体の背面斜視説明図である。 図1の装置のステージ枠の背面斜視説明図である。 図1の装置の正面図である。 図1の装置の左側面図である。 図4のA−A線矢示図である。 図1の装置の片手操作機構を含む縦筒部材の要部拡大一部省略説明図である。 図5のバランス支持位置保持機構と係止ロック機構を示すB−B線拡大一部省略断面図である。 図8の機構の作用説明図である。 図1の装置の正面から見たステージ枠の上昇時の作用説明図である。 図1の装置のステージ枠の上昇時の断面説明図である。 図1の装置のステージ枠の上昇時の背面斜視概略説明図である。 図1の装置のL形支持体による全体移動時の作用説明図である。
符号の説明
1 昇降作業台装置
12 ステージ枠
14 縦フレーム
16 バランスウエイト
18 自由柱
30 連係機構
44 チェーンプーリ
45 チェーン
46 作業用ステージフロア
52 縦筒部材
54,56 貫通孔
60 係止ロック機構
62 バランス支持位置保持機構
64 共通基盤
72 レバー
74 枢軸
80 操作杆
84 片手昇降操作機構
88 ロック部材

Claims (6)

  1. 地上に縦に配置された縦フレームと、
    縦フレームに沿って昇降移動するステージ枠と、
    縦フレームに設けられステージ枠に連係して該ステージ枠の荷重とバランスしステージ枠の昇降移動を円滑に行わせるバランスウエイトと、
    常時はステージ枠の昇降移動時にステージ枠の荷重を受けることなくフリーの状態で該ステージ枠に摺動自在に係合し、予め設定された複数の係止位置においてステージ枠に係止ロックし該係止ロック位置においてステージ枠の荷重を直接に受ける自由柱と、を備えたことを特徴とする昇降作業台装置。
  2. ステージ枠が、自由柱に案内されて昇降移動する案内補助機構を具備していることを特徴とする請求項1記載の昇降作業台装置。
  3. 片手でステージ枠の一部とともに握り離す操作により、ステージ枠全体を自由柱に沿って自在に上下動させる状態と、所要高さでのバランスウエイトを介したバランス支持位置保持を行う状態と、を切り替え可能とする片手昇降操作機構を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の昇降作業台装置。
  4. 片手昇降操作機構によるステージ枠のバランス支持位置保持と、自由柱がステージ枠の荷重を直接に受ける際の係止ロックと、を行う機構を設けた共通基盤を有することを特徴とする請求項3記載の昇降作業台装置。
  5. 縦フレームは、キャスタ付き水平基枠に下端を連結されたL形支持体からなるとともに、
    ステージ枠は、水平基枠上方で昇降移動する水平台状の作業用ステージフロアを含み、
    さらに、自由柱は、ステージ枠と係止ロックされた状態でその下端の接地部を柱本体に対して上下に伸縮調整自在に縮退させる伸縮脚部と、を有し、
    伸縮脚部の縮退時にL形支持体を移動させることによりステージ枠を含む装置全体を移動可能とすることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の昇降作業台装置。
  6. ステージ枠は、ステージフロア上において開閉可能な側枠を含む囲み枠を備えた請求項1ないし5のいずれかに記載の昇降作業台装置。
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